JPH039223Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH039223Y2
JPH039223Y2 JP1983111397U JP11139783U JPH039223Y2 JP H039223 Y2 JPH039223 Y2 JP H039223Y2 JP 1983111397 U JP1983111397 U JP 1983111397U JP 11139783 U JP11139783 U JP 11139783U JP H039223 Y2 JPH039223 Y2 JP H039223Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
fixed member
semi
rotor
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983111397U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6019967U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11139783U priority Critical patent/JPS6019967U/ja
Publication of JPS6019967U publication Critical patent/JPS6019967U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH039223Y2 publication Critical patent/JPH039223Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の方向指示灯の点滅を停止さ
せる為にステアリングホイールの回転方向を検出
するような回転方向の検出センサに関するもので
ある。
近時自動車に於ては、変向方向を指示するため
の方向指示灯をONして点滅させるためのスイツ
チが、ステアリングコラム以外の場所、例えばイ
ンパネに設けるようなことがあるが、このような
場合には変向が終つてステアリングホイールを戻
す時に、その回転方向を検知して方向指示灯を
OFFにするための回転方向検出装置が必要とな
る。
このような目的に使用される回転方向検出セン
サが、実開昭56−172766号公報で提案されてい
る。
この回転方向検出センサは、第1図〜第3図に
示すようなもので、今これを上記図面について説
明する。
1はステアリングホイール、2はステアリング
シヤフト、3はステアリングコラム側に取付けら
れその中央筒部3aにステアリングシヤフト2が
挿通された固定部材、4は中央筒部3a上に嵌合
して自由に回動できるAロータで、その鍔部4b
に突設した突起4cがステアリングホイール1の
孔1aに挿入されてステアリングホイール1の回
転によつてAロータ4も回転する。
5はAロータ4の筒部4a上に嵌合されてキー
とキー溝のような関係で、回転方向には連動する
が軸方向には摺動可能な筒部5aを有するBロー
タ、6はBロータ5と歯形の噛み合い等で回転方
向に連動するCロータ、7はCロータ6の段部6
a上に遊嵌され、の突起7aが固定部材3の溝3
e内に挿入されると共に、鍔部4bとBロータ5
間に架設したスプリング8で押圧されている突リ
ング5dと接触する半固定部材である。
ステアリングホイール1が回転されると、前記
の関係でBロータ5も回転し、突リング5dとC
ロータ6の段部6aとの魔擦で半固定部材7も回
転しようとするが、突部7aが溝3eの端に当つ
て一定角度だけ回転した後に停止される。
固定部材3には溝3eに対し左右に等角度で2
ケの接点3b,3cを、半固定部材7には前記一
定角度回転した時に、その回転方向により何れか
の接点3b又は3cと同一直線上に到達する接点
7bを、Bロータ5上には3b,3c及び接点7
bに接触すべく2股に分岐されたバネ接点5cが
設けられている。
従つて半固定部材7がステアリングホイール1
の回転で一定角度回転すれば、Bロータ5の回転
によつてバネ接点5cがその回転方向より接点3
bと7b又は3cと7bに接触してその間の回路
を閉成することになる。
しかしながら、この回転方向検出センサに於て
は、固定接点を有する固定部材の内周に半固定部
材を配置し、この半固定部材とBロータとそれぞ
れ接点を設けたので、接点だけで2レーン必要と
し、これに前記機構が加わるため直径方向の寸法
が大きくならざるを得なかつた。
このために、ロツドタイプのホーンコンタクト
の設置が不可能となり、又、現在一般的に使用さ
れている板バネタイプのホーンコンタクトでは、
コラムカバー等との干渉が問題となつて来る欠点
を有していた。
本考案は、同一円周上に総べての接点を設置可
能とすることにより直径方向の寸法の縮小を可能
とし、前述の従来の欠点を除去することを目的と
するものである。
以下本考案の実施例を第4図〜第8図について
説明する。
11は自動車のステアリングコラムに固定され
る固定部材で、その中心部11eは筒状に形成さ
れており、この中をステアリングシヤフト17が
挿通している。
12は、前記中心部11eに嵌合されて中心部
11e上を自由に回転できるAロータで、その鍔
部12b上には突起12aが突設され、ステアリ
ングホイール18の小孔18aに突起12aが嵌
入し、ステアリングホイール18の回転に伴つて
Aロータ12も回転する。
13はAロータ12上に嵌合されたBロータ
で、Aロータ12とは、例えばキーとキー溝等の
関係で回転方向には連動するが、軸方向には自由
に摺動できるようになつており、Aロータ12の
鍔部12bとの間に押バネ16が架設され、これ
によつてステアリングホイール18とは反対側に
付勢されている。
14はBロータ13と端面で係合してBロータ
13と共に回転するCロータである。
15はCロータ14上に回転自在に嵌合されて
いる半固定部材で、前記押バネ16の付勢によつ
てBロータ13の突状リング13bが圧接されて
おり、この摩擦力によつてBロータ13が回転す
れば半固定部材15も回転しようとするが、半固
定部材15は、その外周に設けた突起15dが、
固定部材11の溝11dの端に当つて係止される
ため一定角度以上の回転はしないものである。
半固定部材15には突起15dの反対側に、表
裏両面に貫通している主接点15aと、この主接
点15aの左右両側に、これと同半径で等角度
に、且つ表裏両面に貫通している副接点15b,
15cが設けらている。
固定部材11には、突起15dが溝11dの中
を移動して半固定部材15が一定角度回動しても
主接点15aに常に接触するバネ接点11aと、
第6図、第7図に示すように半固定部材15が一
定角度だけ回動した時に、突起15dが移動した
側に於てのみ副接点15b,15cとそれぞれ接
するバネ接点11b,11cが設けられている。
そしてロータ13には、半固定部材15の主接
点15aと副接点15b,15cを接続可能に両
端を接触片とした接続接点たるバネ接点13aが
設けられている。
ステアリングホイール18が回転されない時
は、半固定接点15の突起15dは固定部材11
の溝11dの中心に位置する中立位置にある。
今、ステアリングホイール18を右方向(時計
方向に回転すると、Aロータ12、Bロータ1
3、Cロータ14も右回転し、押しバネ16の押
圧力による突状リング13b及びCロータ14と
半固定部材15の魔擦によつて、半固定部材15
も同方向に回転しようとするが、その突起15d
が固定部材11の溝11dの左端に当り、それ以
上は回転できなくなるので、一定角度回転して停
止することになる。
この時、第6図に示すように、バネ接点11a
は半固定部材15の回転に拘らず、常に主接点1
5aに接しているが、副接点15bはバネ接点1
1bから遠ざかり、副接点15cはバネ接点11
cに接触することになる。
一方、Bロータ13は回転しているので、バネ
接点13aも回転し、一時的に主接点15aと副
接点15bを接続するが、その回転によつてこの
接続は解除され、次に主接点15aと副接点15
cが接触することになる。
従つて、ステアリングホイール18の右方向へ
の回転によつてバネ接点11aからバネ接点11
bに至る回路はバネ接点11bと副接点15bが
接していないから閉成されることはない。
同様にして、ステアリングホイール18を左回
転(反時計方向)に回転させると、第7図の状態
となり、前とは逆にバネ接点11aからバネ接点
11bに至る回路は一時的に閉成されるが、バネ
接点11aからバネ接点11cに至る回路は閉成
されることはない。
本考案は叙上のようにして、いづれの回路が閉
成されるかによつてステアリングホイール18の
回転方向を検知できるものである。
次に方向変換を終つてステアリングホイールを
戻すことにより、方向指示灯の点滅を解除する実
施例を第9図について説明する。
19R,19Lは左右方向指示スイツチ、20
R,20Lは上記方向指示スイツチ19R,19
Lを閉成するとセツトされ、内部のリレー20
R′,20L′に通電して接点を閉成するラツチ回
路、21は一定周期のパルス信号を送出するフラ
ツシヤユニツト、22R,22Lは上記リレー2
0R′,20L′の接点に接続された方向指示灯、2
3は手動によつてラツチ回路20R,20Lをダ
イオード24を介してリセツトするキヤンセルス
イツチである。
今、方向指示スイツチ19Rを閉じるとラツチ
回路20Rはセツトされ、のリレー20R′の接
点は閉成され、従つて右方向指示灯の22Rはフ
ラツシユユニツト21によつて点滅動作する。
ここで右方向指示灯22Rの点滅を中止したい
ときには、キヤンセルスイツチ23を閉成すると
ダイオード24を介してラツチ回路20Rのリセ
ツト端子がアース電位となるので、該ラツチ回路
20Rはリセツトされ、リレー20R′が不動作
状態となつて右方向指示灯22Rは消灯される。
一方、右方向指示スイツチ19Rを閉じ、方向
変換を行うべくステアリングホイールを右方向に
回転させると、半固定部材15が第6図のように
右に一定角度回転してバネ接点11aから11c
に至る回路が閉成されるが、この回路の閉成はラ
ツチ回路20Rに何の影響も与えない。
右方向変換が終り、左方向へステアリングホイ
ールを逆回転させると、半固定部材15が第7図
のように左に一定角度回転してバネ接点11aか
ら11bに至る回路が閉成され、ラツチ回路20
Rのリセツト端子がアース電位となつてリセツト
されるので、リレー20R′が不動作となつて右
方向指示灯22Rが消灯される。
左方向への方向変換に際しても、左方向指示灯
22Lは同様に点滅、及び消灯が行なわれるもの
である。
本考案は叙上のように、可動部材の回転によつ
て半固定部材も同方向に一定角度回転し、この一
定角度の回転によつて2ケの副接点の何れかに主
接点との間の回路が閉成されることになるから、
何れの副接点が閉成されたかで回転方向を検知で
きるものである。
そして主接点と副接点は同一円周上に設置する
ことが可能であるために、回転方向を検出するセ
ンサとしての直径を小さくすることができ、設置
容積が減少できるから機器の小型化に貢献すると
共に、構成が簡単になつて安価になるものであ
る。
更に、自動車の方向指示機のキヤンセルの回転
方向検出センサとして使用する時は、板バネタイ
プのホーンコンタクトの場合コラムのカバー等と
の干渉を起さず、又ロツドタイプのホーンコンタ
クトの設置も可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は従来の回転方向検出センサで、第
1図はその断面図、第2図はBロータの平面図、
第3図は固定部材、半固定部材の平面図、第4〜
8図は本考案の実施例で、第4図はその断面図、
第5図はその平面図、第6,7図はその動作状態
を示し、第8図はその接点部分の斜面図、第9図
は本考案を使用した方向指示回路を示す。 11……固定接点、11a,11b,11c…
…バネ接点、13……Bロータ、13a……バネ
接点、15……半固定部材、15a……主接点、
15b,15c……副接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転体と共に回転する可動部材と、該可動部材
    の回転に伴つて一定角度だけ回転される半固定部
    材と、前記回転体の回転に拘らず常に静止位置に
    ある固定部材とを備え、該固定部材には第1接
    点、第2接点及び第3接点を設け、前記半固定部
    材には前記固定部材の第2接点と常に接続関係に
    ある主接点及び前記半固定部材の回転された方向
    でのみ前記固定部材の第1接点又は第3接点と接
    続関係になる第1副接点、第2副接点を表裏に導
    通させて設け、前記可動部材には前記半固定部材
    の主接点と第1副接点又は第3副接点を接続する
    接続接点を設けたことを特徴とする回転方向検出
    センサ。
JP11139783U 1983-07-20 1983-07-20 回転方向検出センサ Granted JPS6019967U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11139783U JPS6019967U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 回転方向検出センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11139783U JPS6019967U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 回転方向検出センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6019967U JPS6019967U (ja) 1985-02-12
JPH039223Y2 true JPH039223Y2 (ja) 1991-03-07

Family

ID=30258676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11139783U Granted JPS6019967U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 回転方向検出センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6019967U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5922667Y2 (ja) * 1978-01-09 1984-07-06 アルプス電気株式会社 回転形スイツチ
JPS6321474Y2 (ja) * 1980-04-04 1988-06-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6019967U (ja) 1985-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4789342A (en) Neutral position indicator for electrically conductive cable in steering wheel
JPH0452907Y2 (ja)
US4880263A (en) Switching apparatus for vehicle locking device
US4123632A (en) Turn signal mechanism for use in motor vehicles
JPH039223Y2 (ja)
JP5952429B2 (ja) サイドスタンドの位置検出装置
US2276411A (en) Direction signal switch
US6515243B2 (en) Turn signal switch
US11772584B2 (en) Motor vehicle ignition switch and ignition device provided with this ignition switch
JP2001165607A (ja) ステアリングロールコネクタ及び舵中立位置検出装置
US4368393A (en) Rotational direction sensor
JPS6321474Y2 (ja)
JPH0449581Y2 (ja)
US3852543A (en) Direction indicator automatic return device
JP3934942B2 (ja) 二輪車の変速位置検出装置
US3254169A (en) Turn signal canceling cam
US3829638A (en) Direction indicator automatic return device for turn indicator switches
JP3535970B2 (ja) コラムスイッチ装置
JPS643188Y2 (ja)
US3368043A (en) Direction signaling apparatus having lane change positions
JPH0441335Y2 (ja)
JPS6321473Y2 (ja)
JPH0441334Y2 (ja)
JPS6245428Y2 (ja)
JPH0754060Y2 (ja) サイドスタンド回動位置検出スイッチ