JPH0392181A - マイクロ波プローブ装置 - Google Patents
マイクロ波プローブ装置Info
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- JPH0392181A JPH0392181A JP23013589A JP23013589A JPH0392181A JP H0392181 A JPH0392181 A JP H0392181A JP 23013589 A JP23013589 A JP 23013589A JP 23013589 A JP23013589 A JP 23013589A JP H0392181 A JPH0392181 A JP H0392181A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、マイクロ波を体腔内で放射するマイクロ波
プローブ装置に関する。
プローブ装置に関する。
(従来の技術)
一般に、マイクロ波により体腔内の患部組織を温熱治療
するマイクロ波治療装置においては、体腔内へ挿入され
るプローブの先端に拡張部たとえばバルーンを設け、そ
のバルーンの拡張による体腔内壁への接触によってプロ
ーブを固定し、マイクロ波を照射するようにしている。
するマイクロ波治療装置においては、体腔内へ挿入され
るプローブの先端に拡張部たとえばバルーンを設け、そ
のバルーンの拡張による体腔内壁への接触によってプロ
ーブを固定し、マイクロ波を照射するようにしている。
そして、たとえば特開昭59−57650号公報に示さ
れるものでは、バルーンの内側にマイクロ波の放射部を
配置している。また、特開昭63−2966.5号公報
に示されるものでは、マイクロ波の放射部がバルーンの
拡張に伴って体腔内壁の一方向に近付くようになってい
る。
れるものでは、バルーンの内側にマイクロ波の放射部を
配置している。また、特開昭63−2966.5号公報
に示されるものでは、マイクロ波の放射部がバルーンの
拡張に伴って体腔内壁の一方向に近付くようになってい
る。
なお、マイクロ波治療装置ではないが、特開昭63−1
47457号公報に示されるものでは、ブクーブの先端
に形状記憶合金を設け、その形状記憶合金の変形拡張に
よってプローブを固定するものがある。
47457号公報に示されるものでは、ブクーブの先端
に形状記憶合金を設け、その形状記憶合金の変形拡張に
よってプローブを固定するものがある。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記のようなマイクロ波治療装置では、マイ
クロ波の放射部が拡張部の拡張によって体腔内壁から離
れ、また近付いても一方向に片寄ってしまい、このため
大きなエネルギロスを生じ、たとえば全周性の癌の治療
などに際して効率の良い加温が困難である。
クロ波の放射部が拡張部の拡張によって体腔内壁から離
れ、また近付いても一方向に片寄ってしまい、このため
大きなエネルギロスを生じ、たとえば全周性の癌の治療
などに際して効率の良い加温が困難である。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、体腔内壁に対し効率の良い加
温を可能とするマイクロ波プローブ装置を提供すること
にある。
その目的とするところは、体腔内壁に対し効率の良い加
温を可能とするマイクロ波プローブ装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段)
この発明は、体腔内へ挿入されるプローブと、このプロ
ーブに設けられた拡張部と、この拡張部の外周または内
周に取付けられた複数のマイクロ波放射手段とを備える
。
ーブに設けられた拡張部と、この拡張部の外周または内
周に取付けられた複数のマイクロ波放射手段とを備える
。
(作用)
拡張部の拡張に伴い、複数のマイクロ波照射手段が体腔
内壁の全周にわたって接触または近付く。
内壁の全周にわたって接触または近付く。
(実施例)
以下、この発明の第1実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
第1図において、1はこの発明に関わるマイクロ波治療
装置で、そのマイクロ波治療装置1にプローブ10を主
体とするこの発明のマイクロ波プローブ装置が接続され
ている。
装置で、そのマイクロ波治療装置1にプローブ10を主
体とするこの発明のマイクロ波プローブ装置が接続され
ている。
まず、マイクロ波治療装置1について説明する。
2はマイクロ波発振器で、そのマイクロ波発振器2から
発せられるマイクロ波がマイクロ波コネクタ3を介して
上記プローブ10に供給される。
発せられるマイクロ波がマイクロ波コネクタ3を介して
上記プローブ10に供給される。
4は制御部で、その制御部4にマイクロ波発振器2、人
力部5、表示部6、および温度計7力《接続される。
力部5、表示部6、および温度計7力《接続される。
人力部21は、マイクロ波の出力レベルや出力時間を設
定するためのキーボード、およびマイクロ波出射用のフ
ットスイッチを備えている。
定するためのキーボード、およびマイクロ波出射用のフ
ットスイッチを備えている。
温度計7は、プローブ10側の温度センサ(後述する温
度センサ13)の出力により生体の温度を検出するもの
である。
度センサ13)の出力により生体の温度を検出するもの
である。
制御部4は、入力部21の操作および温度計7の検出温
度などに応じてマイクロ波発振器2を制御するものであ
る。
度などに応じてマイクロ波発振器2を制御するものであ
る。
一方、この発明のマイクロ波プローブ装置では、詳細を
第2図ないし第4図に示すように、プローブ10の先端
に拡張部として伸縮性のバルーン11が設けられ、その
バルーン11の外周面に密着して且つ等間隔で放射状に
複数のマイクロ波放射手段たとえばアンテナ12,12
,12.12が設けられている。
第2図ないし第4図に示すように、プローブ10の先端
に拡張部として伸縮性のバルーン11が設けられ、その
バルーン11の外周面に密着して且つ等間隔で放射状に
複数のマイクロ波放射手段たとえばアンテナ12,12
,12.12が設けられている。
アンテナ12としては、同軸型ギャップアンテナ、同軸
ダイボールアンテナ、マイクロストリップアンテナ、ヘ
リカルアンテナなど、いずれを用いてもよく、その具体
的な構或については後述する。
ダイボールアンテナ、マイクロストリップアンテナ、ヘ
リカルアンテナなど、いずれを用いてもよく、その具体
的な構或については後述する。
バルーン11の外周面において、各アンテナ12の間に
温度センサ13,13.13 13が取付けられ、そ
れら温度センサ13はプローブ10内を通るリード線を
介して上記マイクロ波治療装置1の温度計7に接続され
ている。
温度センサ13,13.13 13が取付けられ、そ
れら温度センサ13はプローブ10内を通るリード線を
介して上記マイクロ波治療装置1の温度計7に接続され
ている。
また、プローブ10の中途部にプローブ拡張ユニット1
4が接続されている。このプローブ拡張ユニット14は
、プローブ10の管路(図示しない)を介してバルーン
11に気体(または演体)を送り込むためのもので、ボ
ンベ,ポンプ,シリンジなど何れを用いてもよい。
4が接続されている。このプローブ拡張ユニット14は
、プローブ10の管路(図示しない)を介してバルーン
11に気体(または演体)を送り込むためのもので、ボ
ンベ,ポンプ,シリンジなど何れを用いてもよい。
つぎに、上記のような構或において作用を説明する。
まず、体腔内への挿入は、第2図のように、バルーン1
1を縮めておき、その状態でプローブ10を体腔15内
に挿入する。このとき、体腔15の内壁にひっかかりを
生じることなく、スムーズな押入を行なうことができる
。
1を縮めておき、その状態でプローブ10を体腔15内
に挿入する。このとき、体腔15の内壁にひっかかりを
生じることなく、スムーズな押入を行なうことができる
。
プローブ10の先端が目標の患部組織まで挿入されたら
、プローブ拡張ユニット14を動作させてバルーン11
に気体(または液体)を注入する。
、プローブ拡張ユニット14を動作させてバルーン11
に気体(または液体)を注入する。
すると、第3図のようにバルーン11が拡張し、そのバ
ルーン11の外周面が体腔15の内壁に接触し、プロー
ブ1oが固定される。このとき、アンテナ12,12,
12.12および温度センサ1B.1B,13.13が
それぞれ体腔15の内壁に接触する。
ルーン11の外周面が体腔15の内壁に接触し、プロー
ブ1oが固定される。このとき、アンテナ12,12,
12.12および温度センサ1B.1B,13.13が
それぞれ体腔15の内壁に接触する。
この状態で、人力部5で所望のマイクロ波出カを設定し
、かつフットスイッチを踏み込む。
、かつフットスイッチを踏み込む。
すると、制御部4がマイクロ波発振器2を動作させ、そ
のマイクロ波発振器2から発せられるマイクロ波がマイ
クロ波コネクタ3を介してプローブ10に供給される。
のマイクロ波発振器2から発せられるマイクロ波がマイ
クロ波コネクタ3を介してプローブ10に供給される。
プローブ10に供給されたマイクロ波は、アンテナ12
,12,12.12から体腔15の内壁に照射される。
,12,12.12から体腔15の内壁に照射される。
この場合、各アンテナ12が体腔15の内壁に接触して
いるので、マイクロ波のエネルギロス(域衰)はなく、
内壁の全周にわたってマイクロ波の効率の良い加温が可
能である。したがって、全周性の癌に対しても良好な治
療効果を得ることができる。
いるので、マイクロ波のエネルギロス(域衰)はなく、
内壁の全周にわたってマイクロ波の効率の良い加温が可
能である。したがって、全周性の癌に対しても良好な治
療効果を得ることができる。
また、体腔15の内壁の温度が温度センサ13,1B,
13.13で検知され、その検知出力が温度計7に供給
される。これにより、内壁の温度が温度計7で検出され
、その検出温度が制御部4(;供給される。この場合、
各温度センサ13が体腔15の内壁に接触しているので
、内壁の温度を的確に検出することができる。
13.13で検知され、その検知出力が温度計7に供給
される。これにより、内壁の温度が温度計7で検出され
、その検出温度が制御部4(;供給される。この場合、
各温度センサ13が体腔15の内壁に接触しているので
、内壁の温度を的確に検出することができる。
制御部4は、温度計7の検出温度が設定値一定となるよ
う、マイクロ波発振器2を制御し、マイクロ波出力を調
節する。なお、検出温度およびマイクロ波出力は表示部
6で表示される。
う、マイクロ波発振器2を制御し、マイクロ波出力を調
節する。なお、検出温度およびマイクロ波出力は表示部
6で表示される。
なお、治療の対象として単に体腔15を示したが、管腔
からの温熱治療(ハイパーサーミア)の具体例として食
道,総胆管周辺.前立線などの温熱治療があり、また前
立腺肥大治療がある。
からの温熱治療(ハイパーサーミア)の具体例として食
道,総胆管周辺.前立線などの温熱治療があり、また前
立腺肥大治療がある。
次に、この発明の第2実施例について説明.する。
ここでは、第5図および第6図に示すように、プローブ
10の先端におけるバルーン11の内周面に密着して且
つ等間隔で放射状にアンテナ12,12.12.12を
設けている。
10の先端におけるバルーン11の内周面に密着して且
つ等間隔で放射状にアンテナ12,12.12.12を
設けている。
さらに、バルーン11の外周面の所定箇所に温度センサ
13,13.13を取付け、それら温度センサ13をプ
ローブ10内を通るリード線を介してマイクロ波治療装
置1の温度計7に接続している。
13,13.13を取付け、それら温度センサ13をプ
ローブ10内を通るリード線を介してマイクロ波治療装
置1の温度計7に接続している。
他の構成については第1実施例と同じである。
作用を説明する。
体腔内への挿入は、第5図のように、バルーン11を縮
めておき、その状態でプローブ10を体腔15内に挿入
する。このとき、体腔15の内壁にひっかかりを生じる
ことなく、スムーズな挿入を行なうことができる。
めておき、その状態でプローブ10を体腔15内に挿入
する。このとき、体腔15の内壁にひっかかりを生じる
ことなく、スムーズな挿入を行なうことができる。
プローブ10の先端が目標の患部組織まで挿入されたら
、プローブ拡張ユニット14を動作させてバルーン11
に気体(または液体)を注入する。
、プローブ拡張ユニット14を動作させてバルーン11
に気体(または液体)を注入する。
すると、第6図のようにバルーン11が拡張し、そのバ
ルーン11の外周面が体腔15の内壁.に接触し、プロ
ーブ10が固定される。
ルーン11の外周面が体腔15の内壁.に接触し、プロ
ーブ10が固定される。
この状態で、入力部5で所望のマイクロ波出力を設定し
、かつフットスイッチを踏み込む。
、かつフットスイッチを踏み込む。
すると、制御部4がマイクロ波発振器2を動作させ、そ
のマイクロ波発振器2から発せられるマイクロ波がマイ
クロ波コネクタ3を介してプローブ10に供給される。
のマイクロ波発振器2から発せられるマイクロ波がマイ
クロ波コネクタ3を介してプローブ10に供給される。
プローブ10に供給されたマイクロ波は、アンテナ12
,12,12.12から体腔15の内壁に照躬される。
,12,12.12から体腔15の内壁に照躬される。
この場合、第1実施例に比べ、バルーン11の厚み分だ
けエネルギロス(減衰)が生じるものの、各アンテナ1
2が体腔15の内壁に近付くので、内壁の全周にわたっ
てマイクロ波の効率の良い加温が可能である。したがっ
て、全周性の癌に対しても良好な治療効果を得ることが
できる。
けエネルギロス(減衰)が生じるものの、各アンテナ1
2が体腔15の内壁に近付くので、内壁の全周にわたっ
てマイクロ波の効率の良い加温が可能である。したがっ
て、全周性の癌に対しても良好な治療効果を得ることが
できる。
また、体腔l5の内壁の温度が温度センサ13,13.
13で検知され、その検知出力が温度計7に供給される
。これにより、内壁の温度が温度計7で検出され、その
検出温度が制御部4に供給される。この場合、各温度セ
ンサ13が体腔15の内壁に接触しているので、内壁の
温度を的確に検出することができる。特に、各温度セン
サ13の配設箇所をアンテナ12に近い箇所と遠い箇所
とに振り分けることにより、全周的な加温分布を的確に
捕らえることができる。
13で検知され、その検知出力が温度計7に供給される
。これにより、内壁の温度が温度計7で検出され、その
検出温度が制御部4に供給される。この場合、各温度セ
ンサ13が体腔15の内壁に接触しているので、内壁の
温度を的確に検出することができる。特に、各温度セン
サ13の配設箇所をアンテナ12に近い箇所と遠い箇所
とに振り分けることにより、全周的な加温分布を的確に
捕らえることができる。
制御部4は、温度計7の検出温度が設定値一定となるよ
う、マイクロ波発振器2を制御し、マイクロ波出力を調
節する。なお、検出温度およびマイクロ波出力は表示部
6で表示される。
う、マイクロ波発振器2を制御し、マイクロ波出力を調
節する。なお、検出温度およびマイクロ波出力は表示部
6で表示される。
この発明の第3実施例について説明する。
ここでは、第1および第2実施例のプローブ10に代え
て、プローブ20を採用している。
て、プローブ20を採用している。
すなわち、第7図および第8図に示すように、プローブ
20の先端に拡張部として伸縮性のバルーン21が設け
られ、そのバルーン21の内周面に密着して且つ軸方向
に沿って複数のマイクロ波放射手段であるところの環状
ブレード24.24.24が設けられている。これら環
状ブレード24は、バルーン21と同様、伸縮性を有し
ている。
20の先端に拡張部として伸縮性のバルーン21が設け
られ、そのバルーン21の内周面に密着して且つ軸方向
に沿って複数のマイクロ波放射手段であるところの環状
ブレード24.24.24が設けられている。これら環
状ブレード24は、バルーン21と同様、伸縮性を有し
ている。
プローブ20は非伸縮性のチューブからなり、内部に同
軸ケーブル22を有している。この同軸ケーブル22は
、上記環状ブレード24,24.24の内側を通ってバ
ルーン21内に入り込む中心導体23を有しており、各
環状ブレード24と共にマイクロ波放射゜手段、具体的
には同軸ギャップ型アンテナの構成を成している。
軸ケーブル22を有している。この同軸ケーブル22は
、上記環状ブレード24,24.24の内側を通ってバ
ルーン21内に入り込む中心導体23を有しており、各
環状ブレード24と共にマイクロ波放射゜手段、具体的
には同軸ギャップ型アンテナの構成を成している。
そして、プローブ20内の空きスペースを用い、バルー
ン21内に絶縁性誘電流体25を流し込めるようにして
いる。これは、液体に限らず気体でもよく、要は誘電損
の小さいものであればよい。
ン21内に絶縁性誘電流体25を流し込めるようにして
いる。これは、液体に限らず気体でもよく、要は誘電損
の小さいものであればよい。
なお、図示していないが、他の構成については第1およ
び第2実施例と同じである。
び第2実施例と同じである。
作用を説明する。
体腔内への挿入は、第7図のように、バルーン21を縮
めておき、その状態でプローブ20を体腔内に挿入する
。このとき、体腔の内壁にひっかかりを生じることなく
、スムーズな挿入を行なうことができる。
めておき、その状態でプローブ20を体腔内に挿入する
。このとき、体腔の内壁にひっかかりを生じることなく
、スムーズな挿入を行なうことができる。
プローブ20の先端が目標の患部組織まで押入されたら
、プローブ拡張ユニット14を動作させてバルーン21
に絶縁性誘電流体25を注入する。
、プローブ拡張ユニット14を動作させてバルーン21
に絶縁性誘電流体25を注入する。
すると、第8図のようにバルーン21が拡張し、そのバ
ルーン21の外周面が体腔の内壁に接触し、プローブ2
0が固定される。
ルーン21の外周面が体腔の内壁に接触し、プローブ2
0が固定される。
この状態で、入力部5で所望のマイクロ波出力を設定し
、かつフットスイッチを踏み込む。
、かつフットスイッチを踏み込む。
すると、制御部4がマイクロ波発振器2を動作させ、そ
のマイクロ波発振器2から発せられるマイクロ波がマイ
クロ波コネクタ3を介してプローブ20に供給される。
のマイクロ波発振器2から発せられるマイクロ波がマイ
クロ波コネクタ3を介してプローブ20に供給される。
プローブ20に供給されたマイクロ波は、同軸ケーブル
22および環状ブレード24.24.24から体腔の内
壁に照射される。この場合、各環状ブレード24が体腔
の内壁に近付くので、内壁の全周にわたってマイクロ波
の効率の良い加温が可能である。したがって、全周性の
癌に対しても良好な治療効果を得ることができる。また
、各環状ブレード24がプローブ20の軸方向に沿って
いるので、プローブ20の細径化が可能である。
22および環状ブレード24.24.24から体腔の内
壁に照射される。この場合、各環状ブレード24が体腔
の内壁に近付くので、内壁の全周にわたってマイクロ波
の効率の良い加温が可能である。したがって、全周性の
癌に対しても良好な治療効果を得ることができる。また
、各環状ブレード24がプローブ20の軸方向に沿って
いるので、プローブ20の細径化が可能である。
第4実施例を第9図に示す。
この実施例は、第1実施例の変形的なものであり、バル
ーン11の外周面にアンテナ12,12,12.12,
12.12を設けるとともに、バルーン11内を貫いて
排出チャンネル30を設けている。
ーン11の外周面にアンテナ12,12,12.12,
12.12を設けるとともに、バルーン11内を貫いて
排出チャンネル30を設けている。
排出チャンネル30は、治療中に溜まる体液(尿など)
を排出するためのものである。これにより、患者の苦痛
を軽減することができる。
を排出するためのものである。これにより、患者の苦痛
を軽減することができる。
第5実施例を第lO図に示す。
この実施例も、第1実施例の変形的なものであり、バル
ーン11の外周面にアンテナ12,12,12.12お
よび排出チャンネル31、31を設けている。
ーン11の外周面にアンテナ12,12,12.12お
よび排出チャンネル31、31を設けている。
排出チャンネル31.31は治療中に溜まる体液(尿な
ど)を排出するためのもので、これにより患者の苦痛を
軽減することができる。
ど)を排出するためのもので、これにより患者の苦痛を
軽減することができる。
ところで、第1実施例、第2実施例、第4実施例、およ
び第5実施例でそれぞれ用いているアンテナ12として
は、第l1図に示す同軸型ギャップアンテナ40、第1
2図に示す同軸ダイポールアンテナ50、第l3図に示
すマイクロストリップアンテナ60、第14図に示すヘ
リカルアンテナ70など、いずれを用いてもよい。
び第5実施例でそれぞれ用いているアンテナ12として
は、第l1図に示す同軸型ギャップアンテナ40、第1
2図に示す同軸ダイポールアンテナ50、第l3図に示
すマイクロストリップアンテナ60、第14図に示すヘ
リカルアンテナ70など、いずれを用いてもよい。
同軸型ギャップアンテナ40は、外部導体41、中心導
体42、誘電体−(テフロン)43、およびモールド材
(シリコン)44からなる。
体42、誘電体−(テフロン)43、およびモールド材
(シリコン)44からなる。
同軸ダイポールアンテナ50は、外部導体51、中心導
体52、誘電体(テフロン)53、およびモールド材(
シリコン)54からなる。
体52、誘電体(テフロン)53、およびモールド材(
シリコン)54からなる。
マイクロストリップアンテナ60は、アンテナ素子61
およびGNDプレーン62からなる。ただし、このマイ
クロストリップアンテナ60は、矩形板状であるから、
適用については後述の第6実施例が最適である。
およびGNDプレーン62からなる。ただし、このマイ
クロストリップアンテナ60は、矩形板状であるから、
適用については後述の第6実施例が最適である。
ヘリカルアンテナ70は、外部導体71および中心導体
72からなる。
72からなる。
以下、この発明の第6実施例について説明する。
ここでは、第15図および第16図に示すように、第1
3図で示したマイクロストリップアンテナ60を四個用
意し、それらマイクロストリップアンテナ60のアンテ
ナ素子61をバルーン11の外周面の四箇所に設けてい
る。そして、バルーン11の内周面において、各マイク
ロストリップアンテナ60のGNDプレーン(ブレード
)62を外周面側の各アンテナ素子61と対応する位置
にそれぞれ設けている。つまり、バルーン11が各マイ
クロストリップアンテナ60の基板となっている。
3図で示したマイクロストリップアンテナ60を四個用
意し、それらマイクロストリップアンテナ60のアンテ
ナ素子61をバルーン11の外周面の四箇所に設けてい
る。そして、バルーン11の内周面において、各マイク
ロストリップアンテナ60のGNDプレーン(ブレード
)62を外周面側の各アンテナ素子61と対応する位置
にそれぞれ設けている。つまり、バルーン11が各マイ
クロストリップアンテナ60の基板となっている。
この場合、プローブ10内に四本の同軸ケーブル90を
設け、それら同軸ケーブル90の外部導体91を各マイ
クロストリップアンテナ60のGNDプレーン62にそ
れぞれ接続している。さらに、各同軸ケーブルの中心導
体92をプローブ10とバルーン11の間に形戊した複
数の挿通孔を通してプローブ10の外側に導出し、各マ
イクロストリップアンテナ60のアンテナ素子61にそ
れぞれ接続している。そして、各挿通孔を充填剤80で
閉塞している。
設け、それら同軸ケーブル90の外部導体91を各マイ
クロストリップアンテナ60のGNDプレーン62にそ
れぞれ接続している。さらに、各同軸ケーブルの中心導
体92をプローブ10とバルーン11の間に形戊した複
数の挿通孔を通してプローブ10の外側に導出し、各マ
イクロストリップアンテナ60のアンテナ素子61にそ
れぞれ接続している。そして、各挿通孔を充填剤80で
閉塞している。
すなわち、バルーン11の拡張によって各マイクロスト
リップアンテナ60が体腔の内壁に接触するので、マイ
クロ波のエネルギロス(減衰)はなく、内壁の全周にわ
たってマイクロ波の効率の良い加温が可能である。しか
も、アンテナ素子61の厚みが薄いので、プローブ10
を細径化できるという利点がある。
リップアンテナ60が体腔の内壁に接触するので、マイ
クロ波のエネルギロス(減衰)はなく、内壁の全周にわ
たってマイクロ波の効率の良い加温が可能である。しか
も、アンテナ素子61の厚みが薄いので、プローブ10
を細径化できるという利点がある。
なお、この第6実施例において、各マイクロストリップ
アンテナ60のGNDブレーン62を、第17図に示す
ようにバルーン11の内周面において共通化してもよい
。また、第18図に示すように、バルーン11の外周面
に、一つ一つが完全な形のマイクロストリップアンテナ
60を設けることも勿論可能である。
アンテナ60のGNDブレーン62を、第17図に示す
ようにバルーン11の内周面において共通化してもよい
。また、第18図に示すように、バルーン11の外周面
に、一つ一つが完全な形のマイクロストリップアンテナ
60を設けることも勿論可能である。
(発明の効果)
以上述べたようにこの発明によれば、体腔内へ挿入され
るプローブと、このプローブに設けられた拡張部と、こ
の拡張部の外周または内周に取付けられた複数のマイク
ロ波放射手段とを備えたので、体腔内壁に対し効率の良
い加温を可能とするマイクロ波プローブ装置を提供でき
る。
るプローブと、このプローブに設けられた拡張部と、こ
の拡張部の外周または内周に取付けられた複数のマイク
ロ波放射手段とを備えたので、体腔内壁に対し効率の良
い加温を可能とするマイクロ波プローブ装置を提供でき
る。
第1図はこの発明の第1実施例およびこの発明に関わる
マイクロ波治療装置の構成を示す図、第2図ないし第4
図はそれぞれ同実施例におけるプローブの先端部の構成
を示す図、第5図および第6図はそれぞれこの発明の第
2実施例におけるプローブの先端部の構戊を示す図、第
7図および第8図はそれぞれこの発明の第3実施例にお
けるプローブの先端部の構戊を示す図、第9図および第
lO図はそれぞれこの発明の第4実施例におけるプロー
ブの先端部の構或を示す図、第11図ないし第14図は
それぞれ上記各実施例におけるアンテナの具体例の構戊
を示す図、第15図および第IS図はそれぞれこの発明
の第6実施例の構戊を示す図、第17図および第18図
はそれぞれ同実施例の変形例の構戊を示す図である。 10・・・プローブ、11・・・バルーン、12・・・
アンテナ(マイクロ波放射手段)、13・・・温度セン
サ、1 5・・・体腔。 出顯人代理人
マイクロ波治療装置の構成を示す図、第2図ないし第4
図はそれぞれ同実施例におけるプローブの先端部の構成
を示す図、第5図および第6図はそれぞれこの発明の第
2実施例におけるプローブの先端部の構戊を示す図、第
7図および第8図はそれぞれこの発明の第3実施例にお
けるプローブの先端部の構戊を示す図、第9図および第
lO図はそれぞれこの発明の第4実施例におけるプロー
ブの先端部の構或を示す図、第11図ないし第14図は
それぞれ上記各実施例におけるアンテナの具体例の構戊
を示す図、第15図および第IS図はそれぞれこの発明
の第6実施例の構戊を示す図、第17図および第18図
はそれぞれ同実施例の変形例の構戊を示す図である。 10・・・プローブ、11・・・バルーン、12・・・
アンテナ(マイクロ波放射手段)、13・・・温度セン
サ、1 5・・・体腔。 出顯人代理人
Claims (1)
- 体腔内へ挿入されるプローブと、このプローブに設けら
れた拡張部と、この拡張部の外周または内周に取付けら
れた複数のマイクロ波放射手段とを具備したことを特徴
とするマイクロ波プローブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23013589A JPH0392181A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | マイクロ波プローブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23013589A JPH0392181A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | マイクロ波プローブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392181A true JPH0392181A (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=16903130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23013589A Pending JPH0392181A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | マイクロ波プローブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0392181A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194166A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Nippon Zeon Co Ltd | 結石除去用バルーンカテーテル |
-
1989
- 1989-09-05 JP JP23013589A patent/JPH0392181A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194166A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Nippon Zeon Co Ltd | 結石除去用バルーンカテーテル |
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