JPH0391802A - フィードバック制御装置 - Google Patents

フィードバック制御装置

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Publication number
JPH0391802A
JPH0391802A JP22951289A JP22951289A JPH0391802A JP H0391802 A JPH0391802 A JP H0391802A JP 22951289 A JP22951289 A JP 22951289A JP 22951289 A JP22951289 A JP 22951289A JP H0391802 A JPH0391802 A JP H0391802A
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JP
Japan
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compensator
variable
target value
deviation
feedback control
Prior art date
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Pending
Application number
JP22951289A
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English (en)
Inventor
Masaharu Ogawa
雅晴 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0391802A publication Critical patent/JPH0391802A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィードバソク制御装置に関し、更に詳述すれ
ば、特定の周波数成分において大きな振幅を有する目標
値、または外乱が印加されるような場合に有効なフィー
ドバック制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第10図は、サーボ制御に使用されるフィードバ・/ク
制御装置の基本的な構戊を示すブロック図である。
図中、■は制御対象,3は安定化補償器であり、それぞ
れの伝達特性はP (51及びC (3}である。
このようなフィードバック制御装置は、目標値rが与え
られると、被制御量yとの偏差eが安定化補償器3に入
力され、操作量Uが出力される。
この操作量Uは制御対象lに入力される。制御対象1に
はまた外乱dが入力されており、両者に基づいて被制御
量yが出力され、実際の制御が実行される。この被制御
量yは前述の如くフィードバソクされる。
このような従来のフィードバック制御装置では、目標値
rあるいは外乱dが周期的である場合には、その周波数
において制御偏差eが充分小さくならないという現象が
発生する。たとえば、光ディスク装置のフォーカシング
サーボあるいはトラッキングサーボにおいては、ディス
クの面振れあるいは偏心に起因するような周期的な外乱
が発生するが、上述の従来のフィードバック制御装置で
は特別な対処を施していない。
またたとえば、光メモリシンポジウム゛86の第133
乃至第138頁に「光データディスクにおける不連続サ
ーボと連続サーボ方式の誤サンプル」として掲載されて
いる論文において示されているフィードバック制御系で
は、2次系のアクアチュエー夕を使用してサーボ系を安
定化するために、次の位相進み補償器を制御対象に直列
に配置している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで光ディスク装置のように、目標値がディスクの
回転周波数成分ωrにおいて大きな振幅を有する場合、
回転周波数戒分ωrにて充分な開ループゲインを確保す
るにはフィードバック制御系のクロスオーバ周波数ωC
を高く設計する必要がある。しかし、実際には制御対象
となるアクアチェエー夕の機械共振等に制限されるので
、クロスオーバ周波数ωCを無制限に高く設計すること
は不可能である。従って、回転周波数戊分ωrにて充分
な開ルーブゲインを確保することが不可能な場合、被制
御量y(光ディスク装置では光スポソトの位置)が目標
値rに対して追従しきれず、回転周波数戒分ωrにて残
留偏差が大きくなるという問題点がある。
本発明は、上述のような従来のフィードバック制御系に
おける問題点に鑑み、特定の周波数成分において大きな
振幅を有する目標値,または外乱が印加されるフィード
バック制御系において、この特定の周波数において開ル
ープゲインを高くず.る補償器を制御系に挿入すること
により、クロスオーバ周波数を高くすることなく、制御
偏差を小さくしたフィードバック制御装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のフィードバック制御装置は、制御の目標値と被
制御量との差である制御偏差が、安定化補償器と2次?
I償器とを介して制御対象の操作量とされる。この操作
量が入力された制御対象被制御量が目標値に追従するよ
うに動作する。
〔作用〕
本発明のフィードバック制御装置では、2次の補償器が
その固有振動周波数においてフィードバック制御系の開
ループゲインを斉め、制御偏差に含まれる周波数戒分の
内の補償器の固有振動周波数威分を特に増幅して操作量
を生戊するので、フィードバソク制御系における周波数
戒分の目標値及び外乱に対する制御偏差が小さくなる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述す
る。
第F図は本発明に係るフィードバック制御装置の構或を
示すブロック図である。
図中、1は制御対象,2は2次補償器,3は安定化補償
器であり、それぞれの伝達特性はP(S),Cm (s
l ,  C (s)である。
この本発明のフィードバソク制御装置は、目標値rが与
えられると、被制御量yとの偏差eが安定化補償器3を
介して2次補償器2に入力され、操作量Uが出力される
。この操作量Uは制御対象1に入力される。制御対象1
にはまた外乱dが入力されており、両者に基づいて被制
御量yが出力され、実際の制御が行われる。この被制御
量yは前述の如くフィードバックされている。
ここで、2次補償器2の伝達特性Cm(slは、分母関
数の固有振動周波数をωd, 同ダンピング係数をζd
,分子関数の固有信号周波数をωn, 同ダンピング係
数をζnとすると下記式にて与えられる。
S2 +2ζd ωds +ωd2 ′但し、ωd=ωn ζd 〈ζn 第2図Fan. (blは2次補償器2の構戊を示すブ
ロソク図である。第2図talは一般形を、同(b)は
分子分母の固有振動周波数を等しく (ωd=ωn)L
た場合をそれぞれ示している。
第3図は第2図(1)〉に示されている2次補償器2を
オペアンプにより構戒した場合の回路図である。
第3図の参照符号1)〜15は第2図fb)の参照符号
1)〜l5と対応する部分を示している。
第4図は2次補償器2の伝達特性を示すグラフであり、
共に横軸に周波数ωを、縦軸に第4図(alはゲイン(
単位dB)を、同(′b)は位相(1)位゜)をそれぞ
れとっている。
第4図(a)においては、ダンピング係数比ζd/ζn
が小さい程ピーク周波数ωpにおけるゲインは高くなっ
ている。従って、ピーク周波数ωpを目標値rまたは外
乱dの振幅の大きい周波数と一致させておくことにより
、ピーク周波数ωρにおける制御偏差を小さくすること
が可能になることが判る。
第5図(a)及び(b)は本発明のフィードバック制御
装置の開ループ特性を示すグラフであり、共に横軸に周
波数ωを、縦軸に第5図(II)はゲインを、同ω)は
位相をそれぞれとっている。
第5図においては、制御対象1が2次系で表現されてお
り、ピーク周波数ωpにピークを有する2次補償器2(
Cm(S))により開ループゲインを部分的に高めるこ
とが可能であることが判る。
第6図は本発明の他の実施例を示しており、ピーク周波
数ωpi(i=1. 2・・・)においてピークを有す
る2次補償器2をi個(2L22・・・)直列にフィー
ドバック制御系に挿入した場合の構成例を示すブロック
図である。
第7図は、第6図に示した実施例の開ループ特性を示す
グラフであり、共に横軸に周波数ωを、縦軸に第7図(
a)はゲインを、同(blは位相をそれぞれとっている
第7図においては、目標値rと外乱dとの支配的な周波
数戒分が異なるような場合、あるいは回転周波数戒分ω
rに高調波戒分が含まれている場合に、それぞれの周波
数成分あるいは高調波戒分に対して複数の2次補償器2
1. 22・・・がそれぞれ有効に作用することが判る
第8図は本発明の更に他の実施例を示しており、2次補
償器2 (Cm(s))を位相進み補償器としてディジ
タルフィルタ(IIRフィルタ)にて構威した例のブロ
ック図である。
図中21は遅れ時間τを有する遅延素子(D),32〜
36は入力信号を一定のゲイン倍して出力する素子(a
++ a21 tlo+ b1+ b2)である。なお
、素子32〜36は現実にはCPU内部の乗算機能とし
て実現される。
2次補償器Cm(s)の入力信号が^/Dコンバータに
より既にディジタル化されていれば、双一次変換τ  
1 + 2  1 を利用すると、Ca+(s)はZの関数として以下のよ
うに表現することが可能である。
oo2τ2 4ζn ωn τ+4 ωn2r2 +4 ζn ωn τ +4 入力信号を時間τだけ遅延させて出方する遅延素子D=
Z−1を使用してC A (zlをディジタルフィルタ
(III?フィルタ)として第8図に示す如く実現する
ことが可能である。
なお、上記実施例では、光ディスク装置のトラソキング
サーボ系に本発明を通用しているが、フォー力シングサ
ーボ系に通用することも勿論可能であり、更に光ディス
ク装置以外の種々のフィードバック制御系にも適用可能
である。
また、安定化補償器3(C(sl)は必ずしも制御対象
1(P(31)に対して直列に配置される必要はなく、
たとえば第9図に示す如く、被制御量yの微分値y等の
状態量を安定化補償器30を介して制御対象lヘフィー
ドバックして制御系を安定化するようにしてもよい。
換言すれば、2次補償器21 + 22 ・= ((J
ll f3) + Cm2 (51・・・)が制御対象
1に対して直列に配置されていればよい。
〔発明の効果〕
以上に詳述した如く、本発明のフィードバ,ク制御装置
によれば、たとえば光ディスク装置に通用した場合には
、光ディスクの回転周波数と2次補償器C IIl(S
)のωd=ωnとを一致させておくことにより、換言す
れば振幅が大きい周波数においてゲインが最大にな′る
ように2次補償器の伝達特性を設定しているので、クロ
スオーバ周波数が低く設計されている場合でも光ディス
クの面振れあるいは偏心に起因する外乱に対する制御偏
差を小さくすることが可能になり、装置の性能を向上さ
せることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第F図は本発明に係るフィードバック制御装置の構戒を
示すブロック図、第2図(al及び中》はその2次補償
器の構戊を示すブロソク図、第3図は第2図山)の構戒
をオペアンプにより実現した場合の構戒を示す回路図、
第4図は本発明のフィードバック制御装置の2次補償器
の伝達特性を示すグラフ、第5図は本発明のフィードバ
ック制御装置の開ループ特性を示すグラフ、第6図は2
次補償器−を複数備えた本発明の他の実施例の構戒を示
すブロノク図、第7図はその開ループ特性を示すグラフ
、第8図は2次補償器をディジタルフィルタとして実現
した本発明の更に他の構戒を示すブロソク図、第9図は
第6図に示した実施例の他の構戒例を示すブロック図、
第10図は従来の基本的なフィードバック制御装置の構
戒を示すブロック図である。 1・・・制御対象  2 (21,22・・・〉・・・
2次補償器3 (30)・・・安定化補償器 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)目標値と被制御量との差である制御偏差を制御対
    象の操作量とするフィードバック制御装置において、 特定の周波数成分を有する目標値及び/又 は特定の周波数成分を有する外乱が入力される場合に、
    前記制御偏差を入力、前記操作量を出力とし、分子分母
    が周波数の2次関数にて表され、分子の周波数に関する
    1次の項の減衰係数が分母のそれより大きく、且つ分母
    の固有振動周波数と分子の固有振動周波数とを前記目標
    値に含まれる特定の周波数成分及び/又は前記外乱に含
    まれる特定の周波数成分に一致させた補償器を備えたこ
    とを特徴とするフィードバック制御装置。
JP22951289A 1989-09-05 1989-09-05 フィードバック制御装置 Pending JPH0391802A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4985476A (ja) * 1972-08-25 1974-08-16
JPS60236125A (ja) * 1984-05-09 1985-11-22 Sharp Corp 光集束位置制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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