JPH0391773A - 画像濃度制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機の画像濃度制御方法に関する。

［従来の技術］ 近年、コピーの画質向上に対するユーザの要求が強くな
り、それにより画像濃度制御もトナー濃度のみを制御す
る方式から、感光体のトナー付着量を制御（トナー濃度
にフィードバック）する方式に変わってきている。

この方式の代表的なものは、コンタクトガラス上の画像
領域外に黒バクーン部と白パターン部（白抜き部）から
なる検知パターンを形威し、このトナー像の濃度（トナ
ー付着量）を反射型のフォトセンサ（以下Ｐセンサと呼
ぶ）で検知する、いわゆるＰセンサ方弐と呼ばれるもの
であり、近年この方式が主流になりつつある。

一方、画質向上の要求に合わせ、感光体上の表面電位を
測定し制御するための表面電位計も複写機に搭載される
ようになっている。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、上記検知パターンは通常Ｐセンサの感度が高
いハーフトーン部を用い、トナー濃度制御の精度を上げ
ているが、このハーフトーンは低電流であり、通常の画
像の電位とは異なるものである。

したがって、電位制御の観点から見ると通常の画像部の
電位Ｍ御とは別にハーフトーン電位に対応した値により
、帯電，露光の制御を行わせなければならないというこ
とになり、制御が非常に難しく、また狙いからのずれが
生じる（通常は検知パターン部が犠牲になる）という不
具合があった．本発明の目的は、検知パターンによるト
ナー濃度制御の精度を電位制御に関係なく向上させるこ
とができる画像濃度制御方法を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、感光体上の帯電電位を表面電位計で検知す
ると共に感光体上の検知パターンのトナー付着量を反射
型のフォトセンサで検知して画像濃度を制御する画像濃
度制御方法において、検知パターンの表面電位を表面電
位計で検知し、このうち黒パターン部の電位に応じて、
検知パターンの現像ポテンシャルが一定になるように現
像バイアスを制御し、一方白パターン部の電位が制御さ
れた現像バイアスにより現像される範囲の電位であった
場合、フォトセンサの検知作動を中断すると共に、トナ
ーの補給を少量の定量補給に切り換えるようにすること
によって達威される。

〔作用〕

検知パターン部の制御を電位から現像バイアスに変換す
るようにする。つまりパターン電位は画像制御により影
響を受けても特にコントロールしないで電位の測定のみ
を行う。そしてその測定値に応じて現像バイアスを制御
することでパターン部の現像ポテンシャルを一定にして
しまい、常に一定の画像濃度に制御することが可能とな
る（現像は実譬的にこのポテンシャルでｊ〒われるため
）。

制御系としてはこのポテンシャルを基準として持ってい
れば良く、現像バイアスは応答も早く検知パターンは画
像部以外に作られることから画像への影響もない。した
がってコピー品質としては、画像の電位も一定に制御さ
れ、画像濃度の制御も安定することから常に安定した良
質のものが得られることになる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第３図は本発明が適用される複写機の構或図であって、
１はコンタクトガラス、２は照明ランプ、３は自動原稿
送り装置、４は原稿手差し送り装置、５は給紙部である
。また６は無端ベルト状の感光体であり、この周囲には
作像プロセス順に帯電器７、露光系８、表面電位計９、
イレーサ１０、現像器ｌ１、Ｐセンサｌ２、転写・分離
器１３、クリーニング器ｌ４が配置されている。１５は
定着器、１６は徘祇トレイである。

このような構戒において周知のプロセスによりコピー動
作がなされる。

第１図は本発明による画像濃度制御方法の一実施例を説
明するフローチャートであって、ステップ１１．１−２
を繰り返してＰセンサ１２のチェック時になった場合（
１−ｌでＹ；通常５〜１０枚の一定枚数間隔）、検知パ
ターンの静電潜像を作或し、その表面電位を表面電位計
９で測定する（１−３．　１−４）。

次に狙いの画像濃度レベルをチェックし（これはユーザ
の要望に合わせてサービスマンまたはユーザが設定）（
１−５〜１−７）、それぞれの狙いに合わせて印加する
ために必要な現像バイアス（補正バイアス）を計算する
（ｌ−８〜１−１０）なお、ステップ１−８〜１−１　
０において、Ｎはノーマルのポテンシャル、Ｌはライト
のポテンシャル、Ｄはダークのポテンシャルである。

また、上記の補正バイアス値（計算されたバイアス値）
を、検知パターンのうちの白パターン部の電位とを比較
し（１−１１）、この値Ａが現像開始電圧（ポテンシャ
ル）になった場合、言い換えると現像される範囲の電位
であった場合（ｌ１２でＹ）　、Ｐセンサｌ２による正
常のパターン濃度検出ができない訳であるから、トナー
を少量（通常の原稿のトナー消費量以下；通常２〜３％
の補給）の定量補給に切り換え（１−１３）、次回まで
Ｐセンサ１２による検知を行わないようにしてＰセンサ
１２の暴走を防止するようにしている。

上記値Ａが現像開始電圧に達しない場合（１−１２でＮ
）、補正バイアスを現像スリーブに印加し（１−１４）
、検知パターンのトナー像を作威して、そのパターン濃
度をＰセンサ１２で測定する（１−１５＞。その結果、
濃度が薄い場合は（１１６でＮ）、トナーを補給し（１
　−　１　７）、濃い場合は（１−１６でＹ）、トナー
補給を停止する（１−１　８）。そして所定枚数毎のＰ
センサチェックを終え（１−１９）、リターンする。

なお、測定間隔が長いか短いかによりこの補給量は適正
に決められている。これにより安定して良質の画像が得
られる。

第２図は制御ブロック図であって、ＣＰＵ２　０により
上記制御が実行される。なお２１はトナー補給モータ、
２２は現像バイアス電源である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、検知パターン部
の電位制御は行わず、測定電位に基づいて現像バイアス
を制御することにより、検知パタ一ン部の現像ポテンシ
ャルは常に任意の値に制御され、検知パターンの濃度制
御の精度が大幅に向上し目標の画像濃度を電位制御に関
係なく安定して行うことが可能な画像濃度制御方法を提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による画像濃度制御方法の一実施例のフ
ローチャート、第２図は第１図のフローチャートが実行
される制御ブロック図、第３図は本発明が適用される複
写機の構戒図である。 ９・・・表面電位計、１２・・・フォトセンサ、２０・
・・ｃｐｕ．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体上の帯電電位を表面電位計で検知すると共に感光
   体上の検知パターンのトナー付着量を反射型のフォトセ
   ンサで検知して画像濃度を制御する画像濃度制御方法に
   おいて、検知パターンの表面電位を表面電位計で検知し
   、このうち黒パターン部の電位に応じて、検知パターン
   の現像ポテンシャルが一定になるように現像バイアスを
   制御し、一方白パターン部の電位が制御された現像バイ
   アスにより現像される範囲の電位であつた場合、フォト
   センサの検知作動を中断すると共に、トナーの補給を少
   量の定量補給に切り換えるようにしたことを特徴とする
   画像濃度制御方法。