JPH0391581A - トップコートニス及びその印刷方法 - Google Patents

トップコートニス及びその印刷方法

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JPH0391581A
JPH0391581A JP22956689A JP22956689A JPH0391581A JP H0391581 A JPH0391581 A JP H0391581A JP 22956689 A JP22956689 A JP 22956689A JP 22956689 A JP22956689 A JP 22956689A JP H0391581 A JPH0391581 A JP H0391581A
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JP
Japan
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varnish
printed matter
top coat
emulsion
colloidal silica
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JP22956689A
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English (en)
Inventor
Seiji Yamaguchi
山口 誠次
Morio Nobori
昇 守男
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Osaka Printing Ink Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Osaka Printing Ink Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は印刷物の表面に塗布するニスに係り、耐滑性、
耐摩擦性、耐熱性、耐プロンキング性を有し、かつ光沢
の優れたトップコートニスに関する発明である。
(b)従来の技術 印刷物特に各種物品の梱包箱に用いるダンボール紙印刷
、紙器印刷には、各種印刷用のインキ及び印刷面へのト
ップコートニスの使用が行われているが、従来は以下に
述べるような欠点があった。
即ち、各種の物品を荷作りして輸送又は保管する際に、
例えば表面の滑りによる荷崩れにより内容物が破損する
特に近年精密で衝撃に弱い物品が多く荷崩れによる損失
は極めて大である。又オートメ−シラン化の進んだ作業
工程中等においては荷崩れの影響は甚大となる。
一方、輸送等においては印刷物の摩擦により耐摩擦の弱
い印刷物は汚れによる商品価値の低下の問題を生ずる。
更に、保管時等において、荷重、温度上昇等の原因によ
り印刷物相互間のブロッキングが発生し、作業効率の低
下及び商品価値低下の原因となる。
上記のような、滑り易さに基づく荷崩れ、耐摩擦性不足
による汚染、或いはインキの印刷面のプロフキング等に
ついての対応策としては、次項で述べるようにインキ自
体の検討、又はトップコートニスによる検討がなされて
きたが、これらの諸問題点を同時に解決する手段は未だ
提供されていない。
(C)発明が解決しようとする問題点 前記のような、従来の欠点を解決する為に例えば、印刷
物の耐摩擦性を向上させる為に、インキにシリコン、ポ
リエチレン、ポリアマイド等のワックスを混入すること
が行われるが、表面が滑り易くなり荷崩れし易くなる。
又、トップコートニスとしては、滑り防止の為粘着性の
ある酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A) 、アクリル等の樹脂を塗布することが行われるが
、これらは耐熱性、耐ブロッキング性に問題があり、又
、酸化珪素、硫酸バリウム、炭酸力ルシェーム等を塗布
することも行われるが、これら等は光沢、耐摩擦性に問
題があった。
本発明者等は、荷崩れ、耐摩擦、耐ブロンキング性、光
沢性の各問題点を同時に解決することの出来るトップコ
ートニスを提供することを目的として、研究の結果この
発明を完成したものである。
(d)問題点を解決するための手段 本発明に係る印刷物のトップコートニスは高分子量の無
水珪酸のコロイド溶液を、樹脂エマルシヨンに含有させ
たコロイダルシリカ複合粒子エマルジョン、例えば、ヘ
キスト合成■製モビニール8000、モビニール801
0、モビニール8020、モビニール8030、或いは
大日本インキ化学工業a’a製ボンコー)DV−759
、ボンコー1−DV−767、環上たる配合剤とするこ
とを特徴とするものであって、このトップコートニスを
印刷物上に塗布することによって、耐滑性、耐摩擦性、
耐熱性、耐ブロッキング性に優れ、然も光沢のある印刷
物を得ることが出来る。
樹脂エマルシヨンに用いる樹脂には、アクリル系、ウレ
タン系のもの等があるが、特に限定されるものではない
又、コロイダルシリカ複合粒子エマルジョンの主たる性
質を損なわない程度の溶剤、例えばメタノール、エタノ
ール、イソプロピルアルコール(lPA)、エチレング
リコール、ジエチレングリコール等ワックス、消泡剤、
界面活性剤等の混入を妨げるものではない。
尚、本発明に係るトップコートニスを平版印刷物に直接
塗布した場合に、平版インキによる、はじき現象が生じ
易く均一な塗布皮膜を得ることが出来ない場合があり、
均一な塗布皮膜を得る為に、予め平版インキ印刷の際か
若しくは、トップコートニス塗布前に水性ニスを塗布し
て置く印刷方法を行うことが有効である。
(e)作用 以上説明したように、本発明に係る、トップコートニス
を塗布した印刷物は、コロイダルシリカ複合粒子エマル
ジョンに基づく特有の作用によって耐滑性、耐摩擦性、
耐ブロッキング性、i+熱性を保有し、更に光沢にも優
れたものとなる。
又本発明に係るトップコートニスの塗布に先立って、予
め塗布する水性ニスもインキのはじき現象を防止する作
用を有する。
(f)実施例 以下に実施の例を挙げて、°本願発明の構成を具体的に
説明するが、本発明は該実施例に限定されるものではな
い。
尚、実施例中配合比は全て重量比とする。
以下に本発明に係る実施例(1)、(2)、(3)と従
来法比較例(4)を挙げるが、実施例は何れも該トップ
コートニス塗布前にロールコータ−により水性ニス(大
阪印刷インキ製造nMJワンサーコートVX)を塗布し
たものである。
又、実施例並びに比較例は、ニスを平版インキ具体的に
はカルトンエポックWA(大阪印刷インキ製造@1!!
りを印刷したコートボール紙(フジコート)にバーコー
タ#8にて塗布し後記の試験を行ったものである。
実施例−1 モビニール8020   (1)       80I
PA              20TSA    
770   (210,2100,2 実施例−2 モビニール801O 水 メタノール ジッンワックス26 5A770 (1)         T。
0 6 (3)4 (2 100,2 実施例−3 ボンコートDV759 ジッンクリル 74 ジッンワックス26 TSA    770 (4)         80 (5)         16 (3)4 (2 100,2 74(5)         60 61 (6)         24 2 (3)4 100.2 比較例−4 ジ5ンクリル ジッンクリル PA ジッンワックス26 TSA    770 イ■し実施例及び比較例の (1)    コロイダルシリカ複合粒子エマルジョン
ヘキスト合成社製 (2)    消泡シリコン  東芝シリコン社製(3
)    ワックス   ジッンソンポリマー社製(4
)    コロイダルシリカ複合粒子エマルジョン大日
本インキ化学工業社製 (51−・−・−・−・・・アクリルエマルジョンジッ
ンソンポリマー社製 (6)−・・−・−・・・水溶性アクリルスチレン樹脂
ジ曹ンソンポリマー社製 を示す。
上記実施例1.2.3及び比較例4について試験の結果
は次表の通りで、実施例は比較例に比し各項目において
格段の良結果が得られた。
表 印刷物は塗布量的6g/rtI、ベタ面塗布である。
スベリ角はTAPPIの規定による傾斜面法の角度を、
温度20℃、湿度60%の条件下で測定した。
耐摩擦は学振式耐摩擦試験機にて500gのlf!をか
けて500回試験し印刷表面の状態により判定した。
耐プロンキングは500g/cgiの荷重をかけて温度
50t1度80%の条件下で塗布面同士を合わせた状態
で24時間放置の状態で判定した。
耐熱性はヒートシーラーにて塗布面同士を、温度180
℃、圧力3kg/−にて圧着した状態で判定した。
(荀発明の効果 本発明に係るトンプコートニス及びその印刷法は、耐滑
性、耐ブロッキング性、耐熱性、耐摩擦性を著しく向上
し、而も光沢も優れた紙器等の印刷物を提供するもので
あり、荷崩れ防止による安全性の確保、内容物の破損防
止、作業効率の向上、或いは汚れ、ブロッキング防止に
より商品価値の保全、更に光沢の付与により商品価値の
向上に寄与するものであって、広〈産業界に貢献するも
のである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高分子量の無水珪酸のコロイド溶液を用いて乳化
    重合したコロイダルシリカ複合粒子エマルジョンを主た
    る配合剤とすることを特徴とする印刷物のトップコート
    ニス。
  2. (2)平版印刷物の上にコロイダルシリカ複合粒子エマ
    ルジョンを主たる配合剤とするトップコートニスを塗布
    するに当たり、予め平版インキに接着する水性ニスを塗
    布し置くことを特徴とする印刷物のトップコートニスの
    印刷方法。
JP22956689A 1989-09-05 1989-09-05 トップコートニス及びその印刷方法 Pending JPH0391581A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03118147A (ja) * 1989-09-30 1991-05-20 Toppan Printing Co Ltd 防滑性段ボールシート
JP2002103831A (ja) * 2000-09-29 2002-04-09 Toppan Printing Co Ltd 防滑性印刷物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0655464B2 (ja) * 1989-09-30 1994-07-27 凸版印刷株式会社 防滑性段ボールシート
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