JPH0391325A - 同一条件転送機能付測定器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 送信部と受信部の二筺体より構成され、送信部と受信部
間を汎用計測バスで接続可能な測定器の測定条件の設定
に関し、 送信部に設定した測定条件と同じ測定条件を、汎用計測
バスケーブルを通して受信部に転送することにより、送
信部、受信部の測定条件の設定を迅速かつ正確に行うこ
とができる同一条件転送機能付測定器を提供することを
目的とし、送信部に設定した測定条件と同し測定条件を
受信部へ転送する割り込み処理の実行を、測定条件設定
部を経由して制御手段へ通知する割り込み通知手段と、
割り込み通知手段により、割り込み処理の発生を認識し
たときに、送信部に設定した測定条件を認識し、受信部
の測定条件を同一条件に設定するための転送データを生
成するプログラムを格納しておく記憶手段と、送信部と
、受信部を接続する汎用計測バスケーブルを設け、受信
部の測定条件は、送信部から汎用計測バスケーブルを通
して送られてくる汎用計測バスデータにより自動的に設
定するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、送信部と受信部の二筺体より構成され、送信
部と受信部間を汎用計測バスで接続可能な測定器の測定
条件の設定に関する。

第４−Ａ図は、端局装置の遠端での測定を説明する図で
あり、第４−Ｂ図は、端局装置の近端での測定を説明す
る図である。

第４−Ａ図、第４−Ｂ図におけるＡ、、Ｂは被測定端局
装置であり、ＩＯは端局装置へ試験信号を送信する測定
器の送信部であり、２０は端局装置からの出力信号を受
信する受信部である。

このような測定で使用する各種測定器においては、従来
オプションであった汎用計測バス（Ｇｅｎｅｒａｌ　　
Ｐｕｒｐｏｓｅ　　Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ　　Ｂｕｓ　　
以下ＣＰＩＢと称する）が広く用いられるようになって
きつつある。

このＣ，ＰＩＢはケーブル、コネクタ等の機械的仕様、
信号の電圧、電流レベル等の電気的仕様、データ転送、
バス制御シーケンス等が詳細に規定されており、測定器
の制御に適したインタフェースである。

第１−Ａ図、第４−Ｂ図に示すような測定において、送
信部、受信部の二筺体から構成されている測定器の測定
条件を、汎用的なインタフェースを使用して簡単に設定
できる測定器が要望されている。

〔従来の技術〕

第５図は従来例を説明するブロック図、第６図は従来例
における測定条件の設定の例を説明する図である。

第５図に示す従来例は、 測定に関する各種制御を行うマイクロプロセッサ（以下
ＭＰＵと称する）ＩＩＡ。

測定条件を設定するスイッチ、その設定状況を表示する
表示部をもつ測定条件設定部１２、測定条件設定部で設
定された条件にしたがって各種測定を行う測定部１３、 送信部１０Ｂ内部の制御データの送受を行うデータバス
１６、制御バス１７、 従来例では使用されないＧＰＩＢアダプタ１８より構成
される送信部１０Ｂと、 送信部１０Ｂと同じ基本構成をもつ受信部２゜より構成
した例である。

測定条件の設定は、送信部１０Ｂの測定条件設定部１２
のスイッチを手操作により行い、ＭＰＵ１１Ａにより具
体的な測定条件に変換され、測定部１３を設定している
。

同様に、受信部２０に対しても、同じ測定条件を、測定
条件設定部２２のスイッチを操作して設定する必要があ
る。

第６図は、測定条件の設定の例であり、図に示すように
、例えばＢＩＴ　　ＲＡＴＥ（送信データのデータ速度
）の設定では、送信部１０は最大８回、受信部２０でも
最大８回、ＰＡＴＴＥＲＮ（擬似ランダムパターン）の
設定では、送信部１０は最大４１回、受信部２０でも最
大４１回のスイッチ操作が必要である。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述の従来例において、測定条件にしたがって測定器の
送信部、受信部の設定を、手動によりその都度行うこと
が必要である。

その設定は、送信部、受信部の指定のスイッチを、所要
の回数操作することにより行うが、操作回数が多いため
に、時間がかかり、また操作旦スの発生の可能性も大で
ある。

一 本発明は、送信部に設定した測定条件と同じ測定条件を
、汎用計測ハスケーブルを通して受信部に転送すること
により、送信部、受信部の測定条件の設定を迅速かつ正
確に行うことができる同一条件転送機能付測定器を提供
することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図を示す。

第１図に示す本発明の原理ブロック図中の１０は、制御
部１１、測定条件設定部１２、測定部１３を有する送信
部１０であり、制御部１１は、送信部１０の各種制御、
測定条件設定部１２は手動操作による測定条件の設定、
測定部１３は設定された条件による測定を行う。

１４は送信部１０に設けられる、測定条件の転送の割り
込み処理の実行を、測定条件設定部１２を経由して、制
御部１１に通知する割り込み通知手段であり、 １５は送信部１０に設けられる、割り込み処理の発生時
に、受信部２０に送る測定条件設定ブタを生成するプロ
グラムを書き込んである記憶手段であり、 ２０は、制御部２１、測定条件設定部２２、測定部２３
を有する受信部であり、 ４０は、送信部１０と受信部２０を接続する汎用計測バ
スケーブル４０であり、 受信部２０の測定条件の設定は送信部ＩＯからの測定条
件設定データにより設定する、かかる手段を具備するこ
とにより本課題を解決するための手段とする。

（作　用） 送信部ｌＯの測定条件設定部１２を操作し、測定条件を
設定する。

設定された条件にしたがって、ＭＰＵＩＩは測定部１３
の測定条件を設定する。

ついで、割り込み通知手段１４より、割り込み処理を指
示されると、制御部１１は割り込み処理の発生を認識し
、測定条件設定部１２の設定状態を認識し、その状態と
記憶手段１５に書き込んであるプログラムより、受信部
２０へ送る測定条件設定データを生成する。

生成された測定条件設定データを汎用計測バスケーブル
４０を通して、受信部２０に送信し、受信部２０の制御
部２１は、受信した測定条件設定データより、測定部２
３を設定し、送信部１０に設定した測定条件に対応する
測定条件に設定することが可能となる。

〔実施例〕

以下本発明の要旨を第２図〜第３図に示す実施例により
具体的に説明する。

第２図は本発明の詳細な説明するブロック図、第３図は
本発明の実施例による受信部設定のフローチャートを説
明する図をそれぞれ示す。なお、全図を通じて同一符号
は同一対象物を示す。

第２図に示す本発明の実施例中の送信部１０Ａの、ＭＰ
ＵＩＩＡ、測定条件設定部１２、測定部１３、データバ
ス１６、制御バス１７は第５図で説明した従来例と同じ
である。

１４Ａは、手動操作により、割り込み処理を実行させる
スイッチ、 １５Ａは、割り込み処理が発生したときに、受信部２０
に送る測定条件設定データを生成するプログラムを書き
込んであるＲＯＭであり、１８は、従来例においては使
用していなかった受信部２０を設定する測定条件設定デ
ータを送信するためのＣＰＩＢアダプタであり、 受信部２０は、第５図で説明した従来例と同じ槽底であ
る。

４０は、送信部１０Ａと受信部２０の間で、設定データ
の送受信を行うＣＰＩＢケーブルである。

上述の槽底における受信部２０の設定を第３図のフロー
チャートにより説明する。

ここでは、測定条件設定部１２より、測定条件は既に入
力されており、測定部１３は指定の条件に設定されてい
るものとする。

■　スイッチ１４Ａが、「オン」となり、割り０ 込み処理が、ＭＰＵＩＩＡに通知される。

■　ＭＰＵＩＩＡは、測定条件転送の割り込み処理であ
るか否か判定する。

■　測定条件転送以外の割り込み処理のときには、それ
ぞれに定められた処理をＭＰＵＩＩＡにて実行する。

■　測定条件転送の割り込み処理のときには、測定条件
設定部１２の設定状態を確認する。

■　受信部２０を設定する設定データを、■で確認した
設定状態と、ＲＯＭ１５Ａに書き込まれているプログラ
ムより生成する。

■　受信部２０をリモートモードに設定する。

■　■で生成した設定データをＧＰＩＢケーブル４０を
通して受信部２０へ転送する。

■　転送された設定データにしたがって、受信部２０の
測定条件を設定する。

■　設定完了ののち受信部２０をローカルモードに設定
する。

以上のように、送信部１０Ａに、設定した測定条件より
、受信部２０を設定する測定条件設定データを発生させ
るプログラムを書き込んだＲＯＭ１５Ａ、測定条件設定
データの割り込み処理を指示するスイッチ１４Ａ、ＧＰ
ＩＢケーブル４０を設けるのみで、受信部２０の改造は
不要であり、送信部１０Ａからの設定データで受信部２
０の測定条件の設定を簡単に、かつ正確に行うことがで
き、コスト的にも安価な測定器を提供することが可能と
なる。

〔発明の効果〕

以上のような本発明によれば、送信部に設定した測定条
件により、受信部を同一測定条件に設定することができ
る同一条件転送機能付測定器を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明するブロック図、第２図は
本発明の詳細な説明するブロック図、第３図は本発明の
実施例による受信部設定のフローチャートを説明する図
、 １１ 第４−Ａ図は端局装置の遠端での測定を説明する図、 第４−Ｂ図は端局装置の近端での測定を説明する図、 第５図は従来例を説明するブロック図、第６図は従来例
における測定条件の設定の例を説明する図、 図において、 １０、ＩＯＡ、ＩＯＢは送信部、 １１．２１は制御部、 １１ＡはＭＰＵ。 １２．２２は測定条件設定部、 １３．２３は測定部、 １４は割り込み通知手段、 １４Ａはスイッチ、 １５は記憶手段、 １５ＡはＲＯＭ。 １６はデータバス、 １７は制御バス、 １８．２８はＧＰＩＢアダプタ、 １３ ２ ２０は受信部、 ３０は測定器、 ４０は汎用計測バスケーブル、 Ａ、Ｂは端局装置、 をそれぞれ示す。 ４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 制御部（１１）、測定条件設定部（１２）および測定部
   （１３）を有する送信部（１０）と、制御部（２１）、
   測定条件設定部（２２）および測定部（２３）を有する
   受信部（２０）の二筺体で構成され、前記送信部（１０
   ）と前記受信部（２０）を汎用計測バスで接続可能な測
   定器（３０）において、 前記送信部（１０）に設定した測定条件と同じ測定条件
   を前記受信部（２０）へ転送する割り込み処理の実行を
   、前記測定条件設定部（１２）を経由して前記制御手段
   （１１）へ通知する割り込み通知手段（１４）と、 前記割り込み通知手段（１４）により、割り込み処理の
   発生を認識したときに、前記送信部（１０）に設定した
   測定条件を認識し、前記受信部（２０）の測定条件を同
   一条件に設定するための転送データを生成するプログラ
   ムを格納しておく記憶手段（１５）と、 前記送信部（１０）と、前記受信部（２０）を接続する
   汎用計測バスケーブル（４０）を設け、前記受信部（２
   ０）の測定条件は、前記送信部（１０）から前記汎用計
   測バスケーブル（４０）を通して送られてくる汎用計測
   バスデータにより自動的に設定することを特徴とする同
   一条件転送機能付測定器。