JPH0390580A - 霧化薄膜形成方法 - Google Patents

霧化薄膜形成方法

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JPH0390580A
JPH0390580A JP22498289A JP22498289A JPH0390580A JP H0390580 A JPH0390580 A JP H0390580A JP 22498289 A JP22498289 A JP 22498289A JP 22498289 A JP22498289 A JP 22498289A JP H0390580 A JPH0390580 A JP H0390580A
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今井 瑞穂
Mikio Sekiguchi
幹夫 関口
Nobuyasu Shiba
柴 信康
Hideyo Iida
英世 飯田
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分封コ 本発明は、霧化した原料溶液を、加熱された裁板と接触
させて薄膜を形成する方法に関する。
[従来の技術] 太陽電池、液晶表示装置、プラズマ表示装置等に用いら
れる透明導電膜は、酸化錫や酸化インジウム錫の薄膜に
より形成される。この透明導電膜は、霧化装置によって
生じた原料溶液の霧を、成膜用ノズルから加熱された基
板と接触させ、これを基板上で反応、成j漠させる。こ
の場合、原料溶液としでは、塩化錫等の金属塩化物水溶
液が用いられる。
この方法で透明導電膜を形成するのに用いられている従
来の霧化薄膜形成方法の一例を、第1図と第2図により
、これを実施するための装置nの構成と共に説明する。
霧化i5膜形成装置uでは、上記原料溶液を、霧化需1
の中に設けられた噴霧器2によって霧化し、これを成膜
用ノズル3の吐出口から放出させる。成膜用ノズル3の
吐出口の上方には、成膜室4が設けられ、そこに霧化さ
れた原料溶液が漂う。」二足基板6は、その表面が上記
成膜室4の天面を形成するよう保持されながら、成膜室
4の上を順次連らなって第1図において左から右へと搬
送される。この成膜室4で天面を形成する位置にある基
板6は、均熱板8を介して背後のヒーター9により所定
の温度に加熱される。
この装置では、成膜用ノズル3から成膜室4に放出され
た霧状の原料溶液は、排気ダクト5に向けて緩やかに流
れ、その間に基板6の表面に接触する。そして、基板6
の表面で、溶液中の原料が空気中の酸素、或いは原料溶
液中の水分と反応し、上記基板6の表面に酸化物の薄膜
が形成される。また、基板6の表面の成膜に寄与しなか
った霧は、排気ダクト5から排出される。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の方法において、基板6としてソーダライムガ
ラス基板を用い、その表面に酸化錫膜等の透明導電膜を
形成する場合、原料溶液中の塩素原子が成膜中の膜の中
に取り込まれると共に、基板6の中のナトリウム原子が
膜中に熱拡iB! L、これが上記塩素と反応して、塩
化ナトリウムの結晶ができる。この塩化ナトリウム結晶
の周囲には、金属酸化物の結晶が成長しないので、この
部分が微細な空孔となったポーラスな薄膜が形成され、
白く濁った透明度の低い薄膜が得られる。
こうした問題を解消するためには、基板6としてナトリ
ウム成分の無い石英ガラス基板、無アルカリガラス基板
を使用するか、或はソーダライムガラス基板の表面に予
め5iO21摸をコーティングする方法がとられている
。しかし、前者は基板6の材料費が高価となり、後者は
SiO2膜のコーティング工程が必要であるため、何れ
も製造原価が上昇するという欠点がある。
そこで本発明の目的は、上記課題を解消することのでき
る霧化薄膜形成方法を提供するql?こある。
[課題を解消するための手段] すなわち、上・足口的を達成するための本発明による手
段の要旨は、成膜用ノズル3と排気ダクト5との間にわ
たって形成されたトンネル状の成膜室4の中に、上記成
膜用ノズル3から霧状の原料溶液を放出し、これを排気
ダクト5から排気すると共に、成膜面が上記成膜室4の
天面となるよう保持された基板6を、加熱し゛た状態で
成膜室4の中で一方向に移動させて、開成膜室4の中で
原料溶液の霧を基板6の成膜面に接触させ、そこに薄膜
を形成する方法において、基板6を排気ダクト5側から
成膜用ノズル3側に向けて成膜室4の中で移動させる霧
化薄膜形成方法である。
[作   用] 成膜室4の中の原料溶液の霧は、成膜用ノズル3から成
膜室4の中に放出され、その後排気ダクト5から排気さ
れるまでの間、状態の変化をf′rうため、その間に基
板に形成される1摸の性質が違って(る。
すなわち、成膜用ノズル3から放出されI7I料溶液の
霧は、はぼ完全な霧、つまり液体の粒子の状態を維持し
ていることから、これが基板6の表面に接触して形成さ
れる薄IINは、結晶の配同軸が三吹元座標上の(20
0)面に配向しており、比較的平滑な表面を有する膜が
得られれるが、霧中に原料溶液の塩素や弗素等の不純物
が過剰含まれることから、ソーダライムガラスス(板の
」二に膜を形成すると、膜中に塩化ナトリウムが析出し
、ポーラスな膜となりやすい。
これに対し、排気ダクト5に寄った側では、原料溶液の
霧の多くが気化されているため、これが基板6に接触し
て形成される薄膜は、(200)面の他に様々な結晶面
が多く現れ、多軸配向の膜となり、表面が比較的粗い膜
となる。
また、不純物が少なく、ソーダライムガラス基板の上に
膜を形成しても、ポーラスな膜となりにくい。
本発明による方法では、基板6の上にまず後者の性質を
有する1模が形成され、その上に前者の性質を存する膜
が形成されるが、前者の膜の中に含まれる塩素原子は、
後者の性質の膜によってナトリウムとの接触、反応が阻
まれ、塩化ナトリウムが膜中に析出しない。このため、
全体として緻密な結晶を有する1摸が形成できる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例について、添付の図面を参照しな
がら説明する。
まず、この発明を実施するための薄膜形成装置nについ
て説明すると、第1図、第2図に示されたように、噴霧
器2により原料溶液を霧化する霧化器■を備え、この霧
化器1の上方に霧化された原料溶液を放出する成1模用
ノズル3が上に向けて設けられ、これが成1模室4の第
1図において左C(qζこ偏って開口している。さらに
、上記成膜室4の右ff1ll lこ偏って01ミ気ダ
クト5が設けられ、これ?こまって、上記霧化器1から
供給された霧状の原料溶液が、成膜用ノズル3から上記
成j摸室4に導かれ、同成膜室4内を通過し、排気ダク
ト5から排出される。
同図において、10は、上記成v4室4を基板搬出室1
2と仕切るための仕切部材、11は、成膜室4を基板導
入室13と仕uJると共に、成膜室4から排気ダクト5
へと霧の流れを案内するための排気ガイドである。
第2図の断面図にも示されるように、成膜室4は、炉床
7と側壁18.18とにより各々底面と両側面が閉じら
れた連続するトンネル状の通路となっている。さらに側
壁18.18の対向する側面には、基板6の両alq辺
を保持する顎状の保t、′?部が設けられ、これに保持
された基板6の下面が上記成膜室4の天面を形成する。
そして、この基板6は、−列に配列され、一定の速度で
移動される。上記基板6の上には、搬出室12、成膜室
4及び基板導入室13にわたって均熱板8を介してヒー
タ9が設けられ、上記基板6を所定の温度に加熱する。
本発明による薄膜形成方法では、上記基板6を、第1図
において右から左、すなわち、排気ダクト5の上を通過
した後、成1漠用ノズル3の」二を通過するよう搬送す
る。
これにより、既に述べた通り、成る程度原料溶液の気化
が進んだ状態で基板6の表面に薄膜が形成された後に、
液体の粒子、つまり霧の状態の原料溶液が基板6の表面
に接触して薄j摸が成膜される。
本件発明者の実験によれば、成膜用ノズル3から放出さ
れる霧が気化して、人に板6の上に塩素原子を含まない
膜が形成されるようになる条件は、例えば成膜温度が4
00〜500″C1成膜室4での霧の流速が20〜12
0cm/seCの場合、成膜用ノズル3の放出口から排
気ダクト5側に20cm以上離れた位置であることが分
かっている。従って、この条件で基板6に薄膜を成膜す
る場合、成膜室4の成膜用ノズル3の放出口から排気ノ
ズル11の排気ダクトjZの距離は20cm以上である
ことが必要である。
次に具体的な実施例について述べる。
(実施例1) 15%の5nCIa と200モル%のNH4Fと5%
のイソプロピルアルコールとの混合溶液を用い、これを
毎時12のW’1合で霧化し、毎分100Qの空気とj
(に成膜用ノズル3から成j摸室4に放出した。また基
板は、ソーダライムガラス基板を用いて、これを450
”Cの温度に加熱しながら、成膜室4を3分で通過する
よう搬送し、」二足基板の上に酸化錫膜を形成した。
この結果、基板6の上に成膜された酸化錫薄膜は、濁っ
ておらず透明度が良好であり、その扛(抗f直が200
Ω/口、1摸厚が1000オングストローム、比抵抗が
2X10−’Ωcmであった。
(実施例2) 上記実施例において、2ooそル%のNH4Fに代えて
2%の5bC14を混合した溶液を用い、他は同実施例
1と同様にしてソーダライムガラス基板の表面に酸化錫
膜を形成した。
この結果、基板6の上に成膜された酸化錫薄膜は、濁っ
ておらず透明度が良好であり、その+IE抗(Ifが2
70Ω/口、iffがl 100オン’/ストローム、
比抵抗が3×10司ΩCmであった。
[発明の効果コ 以上説明した通り、本発明によれば、ソーダライムガラ
ス基板の上に薄膜を形成しても、原料溶液中の塩素と基
板中のNaとの接触、反応が阻まれ、塩化ナトリウムが
膜中に析出しない。
このため、ポーラスな膜となりに<<、透明度の高い膜
が形成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す薄膜形成装置の縦断側
面図、第2図は第1図のA−A線断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  成膜用ノズル3と排気ダクト5との間にわたって形成
    されたトンネル状の成膜室4の中に、上記成膜用ノズル
    3から霧状の原料溶液を放出し、これを排気ダクト5か
    ら排気すると共に、成膜面が上記成膜室4の天面となる
    よう保持された基板6を、加熱した状態で成膜室4の中
    で一方向に移動させて、同成膜室4の中で原料溶液の霧
    を基板6の成膜面に接触させ、そこに薄膜を形成する方
    法において、基板6を排気ダクト5側から成膜用ノズル
    4側に向けて成膜室4の中で移動させることを特徴とす
    る霧化薄膜形成方法。
JP22498289A 1989-08-31 1989-08-31 霧化薄膜形成方法 Granted JPH0390580A (ja)

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WO2013061635A1 (ja) * 2011-10-28 2013-05-02 シャープ株式会社 成膜装置
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