JPH038899Y2 - - Google Patents

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JPH038899Y2
JPH038899Y2 JP1985162271U JP16227185U JPH038899Y2 JP H038899 Y2 JPH038899 Y2 JP H038899Y2 JP 1985162271 U JP1985162271 U JP 1985162271U JP 16227185 U JP16227185 U JP 16227185U JP H038899 Y2 JPH038899 Y2 JP H038899Y2
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JP
Japan
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heat exchange
exchange unit
unit
back plate
wall
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JP1985162271U
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JPS6269722U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は垂直壁に取り付けられた係止片に係合
される熱交換ユニツトの構造に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術 従来この種の熱交換ユニツトの構造例としては
実開昭59−67718号公報に示されたようなものが
開示されている。
この内容によれば、熱交換ユニツトの背板に外
方へ延びた突出部を形成し、この突出部には壁面
に取り付けられた裏板の係止片が挿入される係合
孔を設けていた。そして、この係合孔とつながる
熱交換ユニツトの背板の開口をこのユニツトの内
壁からシール材で塞いでいた。
このようにして熱交換ユニツト内の空気を背板
の内壁に沿つて流すようにして、ユニツト内の空
気がユニツト外へ漏れないようにしていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このような熱交換ユニツトにおいては、熱交換
ユニツトの内壁にシール材が装着されているた
め、通風抵抗が増えて熱交換ユニツトから吐出さ
れる風量が低下するおそれがあつた。
本考案は熱交換ユニツト内の通風抵抗を減らし
てこのユニツトから吐出される風量の低下を低く
抑えることを目的としたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この目的を解決するために本考案は、熱交換ユ
ニツトの背板に裏板の係止片が挿入される係合孔
を設けると共に、この係合孔を熱交換ユニツトの
内方から塞ぐシール材にはこのユニツトの内壁と
つながる風の案内面を有するようにしたものであ
る。
(ホ) 作用 本考案の熱交換ユニツトはシール材の風の案内
面と熱交換ユニツトの内壁とでこのユニツト内の
空気を案内してこのユニツトから吐出されるよう
にしたものである。
(ヘ) 実施例 図面において、１は分離型空気調和機の室内側
熱交換ユニツトで、室内の壁面に装着されるもの
である。このユニツト１の外装体はフレーム２
と、このフレームに嵌合される前面パネル３とか
ら構成されている。
４は室内の壁面（垂直壁）に固定された裏板
で、この裏板の上縁には係止片５が形成されてい
る。６はフレーム２の背板で、この背板の内壁の
上部７並びに下部８は滑らかな曲線形状として、
風の案内壁として作用させている。９は内壁の上
部７の一部を窪ませた凹所で、背板６を貫通して
係合孔１０が形成されており、この係合孔１０を
介して空気通風路１１と背板６の外部１２とが連
通されている。１３はこの凹所に嵌入されるシー
ル材で、発泡スチロール製である。このシール材
１３は貫通孔１５を凹所９のボス１４へ挿入させ
て、螺子１６で固定される。このシール材１３の
前面１７は、背板６の内壁の上部７の滑らかな曲
線形状と略同一の形状を有している。２１は背板
６の外壁に突出させた支持ピンで、このピンの先
端は裏板４に当つてフレーム１の位置が決められ
る。
１８はクロスフローフアンで、フレーム２の下
部に装着さている。１９は熱交換器で、フレーム
２の上部に装着されている。２０は吸込口で、前
面パネル３の上部に形成されており、フレーム２
に前面パネル３を嵌合させると、この吸込口２０
が熱交換器１９と対向する。
このような熱交換ユニツト１を運転させると吸
込口２０から吸込まれた室内空気は、熱交換器１
９で、熱交換される。その後背板６の内壁の上部
７並びにシール材１３の前面１７の滑らかな曲線
に沿つて下方へ導びかれこのユニツト１の吐出口
（図示せず）から吐出される。この時ユニツト１
の背板６の係合孔１０はシール材１３で塞がれて
おり熱交換された空気がこの係合孔１０を介して
熱交換ユニツト１の外部へ漏れることはない。
(ト) 考案の効果 以上述べたように本考案の熱交換ユニツトは、
このユニツトの背板に垂直壁に取り付けた係止片
の係合孔を設けると共に、この係合孔をユニツト
の内方から塞ぐシール材に、このユニツトの内壁
とつながる案内面を設けたものである。従つて熱
交換ユニツト内の空気はこのユニツトの内壁とシ
ール材の案内面とに沿つて流れ、このユニツト内
の通風抵抗を抑えて吐出される風量の低下を低く
抑えることができる。又係合孔はシール材で塞ぐ
ようにしたので、ユニツト内の空気がこのユニツ
トから漏れるおそれをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の熱交換ユニツトの一実施例を示
すもので、第１図は同ユニツトのフレームの斜視
図、第２図は同ユニツトの要部縦断面図である。 １……熱交換ユニツト、４……裏板、５……係
止片、６……背板、１０……係合孔、１３……シ
ール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直壁に取り付けられた係止片に係合される熱
    交換ユニツトにおいて、この熱交換ユニツトの背
    板に前記係止片が挿入される係合孔を設けると共
    に、この熱交換ユニツトの内方から前記係合孔を
    塞ぐシール材には前記熱交換ユニツトの内壁とつ
    ながる風の案内面を形成したことを特徴とする熱
    交換ユニツト。
JP1985162271U 1985-10-23 1985-10-23 Expired JPH038899Y2 (ja)

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JPS6269722U JPS6269722U (ja) 1987-05-01
JPH038899Y2 true JPH038899Y2 (ja) 1991-03-06

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ID=31089375

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656541A (en) * 1979-10-13 1981-05-18 Toshiba Corp Air conditioner

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019191Y2 (ja) * 1980-09-30 1985-06-10 永大産業株式会社 シンクの取付装置
JPS5967718U (ja) * 1982-10-26 1984-05-08 三洋電機株式会社 空気調和機の壁掛装置

Patent Citations (1)

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JPS5656541A (en) * 1979-10-13 1981-05-18 Toshiba Corp Air conditioner

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