JPH0388286A - 熱収縮性物品とその形成方法 - Google Patents

熱収縮性物品とその形成方法

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JPH0388286A
JPH0388286A JP2148435A JP14843590A JPH0388286A JP H0388286 A JPH0388286 A JP H0388286A JP 2148435 A JP2148435 A JP 2148435A JP 14843590 A JP14843590 A JP 14843590A JP H0388286 A JPH0388286 A JP H0388286A
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Nigel J Gregory
ナイジャル　ジェイムズ　グレゴリー
Michael J Stevens
マイクル　ジョン　スティーヴンス
Peter I Lee
ピーター　アイアン　リー
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Bowthorpe Hellerman Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｒ産業上の利用分野１ 本発明は、表面に導電性コーティングを右する管状の熱
収縮性物品と、これを形成するための方法に関する。
ｒ従来の技術１ 電気ケーブルとコネクタとの接合部において。
その接合部を取り囲み電気シールドとして機能する管状
の熱収縮性物品は、これと一体に設けられたコーティン
グが、十分な導電性を有している。
ｊ発明が解決しようとする課題１ 上述した熱収縮性物品の場合、これが収縮または回復す
るとき、熱収縮性物品と一体にライニング（コーティン
グ）を施すことが一つの技術的課題であり、特に、シー
ルド機能のために適当な厚さをもつ金属のコーティング
は、当該物品が回復するにつれて破壊されるのが常であ
った。
本発明はかかる技術的課題に鑑み、電気シールドのため
の導電性コーティングが、収縮または回復に際して破壊
することのない熱収縮性物品とその形成方法を提供しよ
うとするものである。
１課題を解決するための手段」 本発明の請求項１に係る熱収縮性物品は、所期の目的を
達成するため、熱収縮性を有する管状構造からなり、管
状構造の表面に導電性の連続したインジウムのコーティ
ングが設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項２に係る熱収縮性物品は、請求項１に記
載のものにおいて、管状構造の表面に下塗り層が設けら
れ、下塗り層の上にインジウムのコーティングが設けら
れ、下塗り層がインジウムのコーティングよりも薄いこ
とを特徴とする。
本発明の請求項３に係る熱収縮性物品は、請求項２に記
載のものにおいて、下塗り層がポリマ材、たとえば、ポ
リ酢酸ビニルからなることを特徴とする。
本発明の請求項４に係る熱収縮性物品は、請求項３に記
載のものにおいて、ポリマ材の下塗り層が５０μ−まで
の厚さを有することを特徴とする。
本発明の請求項５に係る熱収縮性物品は、請求項２に記
載のものにおいて、下塗り層が、ほぼ１％ｌＩの厚さま
での貴金属からなることを特徴とする。
本発明の請求項６に係る熱収縮性物品は、請求項１〜５
に記載のものにおいて、インジウムのコーティングが０
．２ｍｍ〜２ｍ−の範囲、望ましくは、　０．３ｉ＋ｎ
〜０．８關の範囲の厚さを有することを特徴とする。
本発明の請求項７に係る熱収縮性物品は、請求項１〜６
に記載のものにおいて、インジウムのコーティングが管
状構造の内側の表面に設けられていることを特徴とする
。
本発明の請求項８に係る熱収縮性物品の形成方法は、所
期の目的な達成するため、表面に導電性のインジウムの
コーティングが設けられている管状の熱収縮性物品を形
成するとき、膨張した熱収縮性の管状物品を用い、当該
物品の表面に、インジウムを塗布して連続したコーティ
ングを形成することを特徴とする。
本発明の請求項９に係る熱収縮性物品の形成力法は、請
求項８に記載の方法において、インジウムのコーティン
グを塗布する前、管状物品の表面に下塗り層を塗布する
工程を含んでいることを特徴とする。
本発明の請求項１０に係る熱収縮性物品の形成方法は、
請求項９に記載の方法において、下塗り層が、乳剤の態
様で塗布されて乾燥されるポリマ材か、または、スパッ
タコーティングにより！１１１Ｏされる貴金属からなる
ことを特徴とする。
１作用」 本発明によるとき、表面に導電性の連続したインジウム
（ほぼ純粋）のコーティングが設けられた熱収縮性物品
が提供される。
インジウムは、明確な融点（１５８℃）を墳しているが
、その融点よりも低い、ある温度において、きわめて延
性に富むことがわかっている。
さらに、インジウムは、その融点よりも高い、ある範囲
の温度においても、たやすく流れ出すことがない。
したがって、管状の熱収縮性物品は１回復のために１４
５〜１１１Ｇ　＠０の温度まで熱することができ、回復
に際して、インジウムのコーティングは割れることなく
変形し１回復後も、インジウムのコーティングは連続的
で当該物品の表面に付着したままである。
金属のコーティングは、高い値の導電性を得るために十
分に厚く（例：　０．２５１鵬）することができるが、
このような厚さでは、回復の温度において柔らかく変形
しやすいので、物品の収縮に十分耐えることができない
。
金属のコーティングは、公知の原理に基づく何らかの適
切な技術によって熱収縮性物品の表面に塗布することが
できる。
金属のコーティングを塗布する前に、物品の表面に下塗
りを施すことは、物品に対する金属コーティングの付着
を強めるが、この場合、下塗り層は金属のコーティング
よりも薄くする。
下塗り層に使用することのできる材料の一つとして、た
とえば、ポリ酢酸ビニルからなるポリマ材料がある。
この材料は、たとえば、水をペースにした乳剤の態様で
物品の表面に塗布し、その後、乾燥することにより、結
果として、３０ＩＬｍの厚さポリマ層として使用するこ
とができる。
他の例として、金属たとえば銀を下塗り層として使用す
ることができる。
このような金属の下塗り層は、たとえば、スパッタコー
ティング（真空蒸着）により、一般的には１μ朧の厚さ
まで塗布することができる。
変形しやすい金属のコーティングを塗布するための適当
な技術の一つは、吹きつけをすることである。
「実　施　例１ 本発明に係る熱収縮性物品とその形成方法について、図
示の実施例を参照して説明する。
第１ｇにおいて、ケーブル１０は、コネクタコンポーネ
ント１２により成端されている。
コネクタコンポーネント１２、ケーブル１０の導線につ
いて、その成端の詳細は示されていないが、これらは本
発明の一部をなすものではない。
これについて、ケーブル１０の絶縁層がある長さだけ切
除され、それによりケーブル１Ｇのスクリーン１１の一
部が露出していることを示せば、十分である。
第１図において、熱収縮性ブーツ１４は、ケーブル１Ｇ
およびコネクタコンポーネント１２を取りまいて回復し
た状態で示されている。
ブーツ１４は、通常、ボトル形状のごとき管状物品であ
り、その狭い方の端部は、ケーブル１０の絶縁層および
露出したケーブル１０のスクリーン１１の一部を取りま
いて回復しており、かつ、広い方の端部は、コネクタコ
ンポーネント１２の周辺または周囲を取りまいて回復し
ている。
図示例の場合、ブーツ１４の広い方の端部には、コネク
タコンポーネント１２の外周に形成された溝１３内で支
えられる、かつ、内側に折り曲げられたエツジないし７
ランジ１５が設けられている。
ブーツ１４には、その内側の表面に導電性のライニング
（後述するコーティング）１Ｂが備えられている。
このライニング１８１１、ブーツ１４の内側表面におい
て、広い方の端部に隣接した部位から直径の大きな部分
、直径が次第に変化する部分を含んで、直径の小さい部
分のごく一部にまで延びている。
ライニング１８は、ほぼ純粋なインジウムの連続したコ
ーティングからなる。
このコーティングは、ブーツ１４の回復に廉して割れる
ことなく変形するため、回復後も連続してブーツ１４の
内側表面に付着した状態に保たれる。
インジウムのコーティング１Ｂは約０．２ｍ−〜２ｍｍ
の範囲、望ましくは０．３Ｉｌ鵬〜０．８關の範囲の厚
さをもつように形成することができる。
通常、ブーツＬ（は０．５ｍｍ〜２．５關の範囲の壁厚
を有し、たとえば、　５．５ｃｉｔのブーツ長において
。
狭い方の端部を１３ｎ〜２軸■の直径に、広い方の端部
を３５關〜４５關の直径にそれぞれ設定することができ
る。
ブーツ１４の材料は、熱収縮性物品の酸形用として知ら
れている複数のプラスチックから選ぶことができ、ＩＪ
ｌｆｆｌに示す例では、その材料が架橋ポリオレフィン
からなる。
ブーツ１４は、成形された状態から、望ましくは膨張係
数−２〜２．５の範囲で直径が膨張するが、その膨張係
数は４まで取り得る。
第１図のブーツ１４は、内側の表面に下塗り層２１とし
てポリマ材の層を墳し、下塗り層２１の上にインジウム
のコーティング１８が塗布されている。
下塗り層２１はインジウムのコーティングＩＢよりも薄
く、その厚さは、約５０１Ｌｍにまで設定することがで
きる。
第１図に例示された物品を製造するとき、ブーツ１４が
成形され、成形後のブーツ！４は、公知の技術により熱
回復可能に膨張される。
その後、ブーツ１４の内側の表面は、膨張した状態で下
塗り層２１を受ける。
第１図に示す例の場合、下塗り層２！はポリ酢酸ビニル
からなり、これは、水をベースにした乳剤の態様で、た
とえば、ブラシにより塗布され、その後乾燥される。
その結果、下塗り層２１として、たとえば、厚さ３０μ
口のポリマ層ができる。
それから、インジウムのコーティング１８は、公知の原
理を用いて望ましい厚さになるまで、−層またはそれ以
上の層としてｌＩｉ布される。
この際の適当な一技術として、選択マスキングを使用し
たスプレー法をあげることができる。
第２図にも、ブーツ！４が示されているが、このブーツ
１４は、第１１！ｌに示すポリマの下塗り暦２１に代え
、金属の下塗り層２２が採用された点でのみ、第１図に
示されたブーツ１４と異なる。
この下塗り層２２は、望ましくは、貴金属（たとえば、
銀または金）からなり、これらは第１図で説明したよう
に、インジウムコーティングｌｕ４布前、スパッタコー
ティング（真空蒸着）によりブーツ１４の内側の表面に
、通常、　　１＃ＬＩＩの厚さに塗布することができる
。
第１図または第２図のブーツ１４を使用するとき、ブー
ツ１４は、その狭い方の端部をケーブル１０の周りに、
その広い方の端部をコネクタコンポーネント１２の周り
にそれぞれ配置する。
ブーツ！４を適用する直前、ユーザは導電性の接着剤、
たとえば、導電性のエポキシ樹脂系接着剤１７を、コネ
クタコンポーネント１２の隆起した部分１８上、および
、ケーブルｌＯのスクリーンｌｌ上にそれぞれ塗布する
ことができ、かつ、絶縁性接着剤、たとえば、ホットメ
ルトまたはエポキシ樹脂系接着剤１８を、コネクタコン
ポーネント１２の溝１８内、および、ケーブルｌＯのシ
ース上にそれぞれ塗布することができる。
−たん、ブーツ１４が所定部に装着されると、これが回
復または収縮するように、当該ブーツ１４に熱が加えら
れ、かくて、第１図、第２図に示すように、ブーツ１４
は、その狭い方の端部がケーブル１０の抱き締め、その
広い方の端部がコネクタコンポーネント１２を抱き締め
る。
ブーツ１４が回復する温度は、インジウムの融点（１５
８℃）以上または以下にすることができる。
本発明物品を１４５〜１ｕｌ１℃間で加熱する場合。
インジウムは溶けないが十分に延性があるので。
当該物品が回復するにつれて劃れることなく変形し、当
該物品を１５８℃以上たとえば１８０℃まで加熱する場
合、インジウムは溶けるものの流れ出さないので、当該
物品が回復するにつれて再び変形する。
上記いずれの場合も、インジウムのコーティング１８は
、ブーツ１４との一体性を保持し、かつ。
ブーツ１４の内側の表面に付着した連続状態の層にとど
まる。
塗布された接着剤１７は、ケーブルスクリーン１１およ
びコネクタコンポーネントと、コーティング１８との間
の電気的接触を高めるべく、これらを接着するのに役立
ち、ａｔされた接着剤１８は、ケーブル絶縁、ならびに
、コネクタコンポーネントとブーツとの間のシールとし
て役立つ。
「発明の効果１ 以上説明した通り、本発明に係る熱収縮性物品の場合、
導電性コーティングが収縮または回復に際して破壊する
ことがなく電気シールドとして十分に機能し、本発明に
係る熱収縮性物品の形成方法によるときは、上記優良な
物品を合理的に作製することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明に係る熱収縮性物品の一実施例を示した
縦断面図、第２図は本発明に係る熱収縮性物品の一実施
例を示した縦断面図である。 １０・・・・・・ケーブル １１・・・・・・ケーブルのスクリーン１２・・・・・
・コネクタコンポーネント１３・・・・・・コネクタコ
ンポーネントの溝１４・・・・・・ブーツ １５・・・・・・ブーツのフランジ １Ｂ・・・・・・コーティング（ライニング）１７・・
・・・・接着剤 １８・・・・・・接着剤 １３・・・・・・コネクタコンポーネントの一部２１・
・・・・・下塗り層 ２２・・・・・・下塗り層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）　熱収縮性を有する管状構造からなり、管状構造
    の表面に導電性の連続したインジウムのコーティングが
    設けられている熱収縮性物品。
  2. （２）　管状構造の表面に下塗り層が設けられ、下塗り
    層の上にインジウムのコーティングが設けられ、下塗り
    層がインジウムのコーティングよりも薄い請求項１記載
    の熱収縮性物品。
  3. （３）　下塗り層がポリマ材、たとえば、ポリ酢酸ビニ
    ルからなる請求項２記載の熱収縮性物品。
  4. （４）　ポリマ材の下塗り層が５０μｍまでの厚さを有
    する請求項３記載の熱収縮性物品。
  5. （５）　下塗り層が、ほぼ１μｍの厚さまでの貴金属か
    らなる請求項２記載の熱収縮性物品。
  6. （６）　インジウムのコーティングが０．２ｍｍ〜２ｍ
    ｍの範囲、望ましくは、０．３ｍｍ〜０．８ｍｍの範囲
    の厚さを有する請求項１〜５いずれかに記載の熱収縮性
    物品。
  7. （７）　インジウムのコーティングが管状構造の内側の
    表面に設けられている請求項１〜６いずれかに記載の熱
    収縮性物品。
  8. （８）　表面に導電性のインジウムのコーティングが設
    けられている管状の熱収縮性物品を形成する方法におい
    て、膨張した熱収縮性の管状物品を用い、当該物品の表
    面に、インジウムを塗布して連続したコーティングを形
    成する熱収縮性物品の形成方法。
  9. （９）　インジウムのコーティングを塗布する前、管状
    物品の表面に下塗り層を塗布する工程を含んでいる請求
    項８記載の熱収縮性物品の形成方法。
  10. （１０）　下塗り層が、乳剤の態様で塗布されて乾燥さ
    れるポリマ材か、または、スパッタコーテイングにより
    塗布される貴金属からなる請求項８記載の熱収縮性物品
    の形成方法。
JP2148435A 1989-06-06 1990-06-06 熱収縮性物品とその形成方法 Pending JPH0388286A (ja)

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