JPH0387922A - 音声翻訳装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はメディア変換装置であって１紙面上に表わされ
ている文字を音声に翻訳する音声翻訳装置に関する。

［従来の技術］ 従来、紙面情報の２値符号化を行なう装置９文字認識装
置、音声編集・合成装置等は、個々の装置として開発さ
れ、主にデータ処理装置のデータ入出力用マン・マシン
・インターフェースとして用いられている。

例えば、文字認識装置は紙面上の文字を読み取るための
文字読取り装置等に、音声編集・合成装置はロボット、
その他機械の発声装置等に用いられている。

［解決すべき課題］ しかしながら、従来では紙面上の文字を認識して音声で
出力する装置はまだ開発されておらず、リアルタイムで
文字を音声に変換することはできなかった。

このため、視力が極めて弱い人などは紙面に書かれた文
書の内容を把握する場合、他人の音読。

あるいは点字訳等に頼る方法しかなく、これらの方法で
は、多大な労力、費用がかかると共に、悪意等により文
書内容が改ざん、ねつ造された状態で伝達される恐れも
あるという問題があった。

本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、文書等の
文字をリアルタイムで音声に変換するとともに、他人の
労力なしに文書等を聴覚で聞くことができる音声翻訳装
置を得ることを目的とする。

［課題の解決手段］ 上記目的を達成するために、本発明に係る音声翻訳装置
は、文字が書かれている紙面の情報な２値符号化する紙
面情報入力部と、紙面情報により文字認識をするための
基準パターンを保持するパターン蓄積部と、このパター
ン蓄積部の基準パターンを用いて上記紙面情報入力部で
２値符号化された紙面情報から紙面上の文字を認識し、
認識した各文字に対応した２値符号を発生する文字認識
部と、２値符号により音声編集をするための２値音声パ
ターンを保持する音声蓄積部と、この音声蓄積部の２値
音声パターンを用いて上記文字認識部で得られた２値符
号から紙面上の２値音声パターン列を編集する音声編集
部と、この音声編集部で編集された２値音声パターン列
を音声化する音声複合化部と、上記各部間にデータ送受
を行うために接続されたバスとを有する構成としである
。

［作用］ 上記構成によれば、まず、紙面上の情報は２値符号に変
換され１文字認識の基準パターンと比較されて文字とし
て認識される。そして、この文字の２値符号は２値音声
パターンと比較され、意味をもった文字列となる２値音
声パターン列が形成されることになり、この２値音声パ
ターン列は複合化されて音声化されるので、最終的には
紙面上の文書等が音声として出力される。

上記動作は、各部間を接続したバスにより情報を出力す
ることにより行われ、リアルタイムで音声翻訳が達成さ
れる。

［実施例］ 以下１本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。

第１図には、第一実施例に係る音声翻訳装置の構成が示
されており１紙面情報入力部ｌは文字が印刷や手書きに
て書かれた紙面上の情報を入力し、この紙面情報を２値
符号化する。この紙面情報入力部１には、２値符号化さ
れた紙面情報により紙面、上の文字を認識する文字認識
部２か接続され、この文字認識部２は、文字認識のため
の基準パターンが格納蓄積されたパターン蓄積部３から
必要な基準パターンを取り出す。

また、上記文字認識部２には、各文字を示す２値符号に
対応した２値音声パターンを編集する音声編集部４が接
続され、この音声編集部４は、音声編集に使用する２値
音声パターンが格納された音声蓄積部５から必要な２値
音声パターンを取り出す。

さらに、上記音声編集部４には、編集された２値音声パ
ターンを音声化する音声複合化部６が接続される。

そして、上記各部１〜６の接続は、図示されるようにバ
ス７．８，９，１０．１１にて行われており、このバス
７〜１１にて各部間のデータ送受をしている。

第一実施例は以上の構成からなり、以下にその作用を説
明する。

まず、紙面入力部ｌでは、文字が印字又は手書きされた
紙面の濃淡情報が２値符号に変換され、この２値符号が
バス７を介して文字認識部２へ転送される。この文字認
識部２では、紙面入力部１から転送された２ｍ符号に基
づいて、紙面情報とパターン蓄積部３に蓄積されている
基準パターンとが比較される。そして、両者のマツチン
グにより文字が認識されると、認識文字に対応した２値
符号か作成され、この２値符号はバス９を介して音声編
集部４に転送される。

この音声編集部４では、上記文字認識部２から転送され
た文字対応の２値符号と音声蓄積部６に蓄積されている
２値音声パターンとが比較され、両者のマツチングによ
り得られた２値音声パターンが順次作成される。そして
、意味のある文字列としての２値音声パターン列が編集
され、この２値音声パターン列は音声複合化部６に転送
される。

この音声複合化ｉｌ！ｌ１６では、上記音声ｍ東部４か
た転送された２値音声パターン列が複合化され、音声と
して出力できるようにされる。

第２図には、本発明の第二実施例の構成が示されており
、第二実施例は紙面情報入力部ｌ９文字認識部２．音声
編集部４、音声複合化部６を一本の共通バスで接続する
。

この第二実施例によれば、第一実施例とその機能につい
ては同様であるが、バス構成が容易となり、データ送受
も簡略化される。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば１紙面情報入力部
９文字認識部、音声編集部、音声複合化部等を備え、こ
れらをバスにて接続し５紙面上の文字を音声に翻訳でき
るようにしたので、視力が極わめて弱い人等は他人の労
力に頼ることなく、紙面上の文字等を把握し、理解する
ことができ、また紙面上に書かれている内容を改ざん等
されることなく正確に読み取ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一実施例（係る音声翻訳装置の構成
を示す図、第２図は第二実施例の構成を示す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字が書かれている紙面の情報を２値符号化する紙面情
   報入力部と、紙面情報により文字認識をするための基準
   パターンを保持するパターン蓄積部と、このパターン蓄
   積部の基準パターンを用いて上記紙面情報入力部で２値
   符号化された紙面情報から紙面上の文字を認識し、認識
   した各文字に対応した２値符号を発生する文字認識部と
   、２値符号により音声編集をするための２値音声パター
   ンを保持する音声蓄積部と、この音声蓄積部の２値音声
   パターンを用いて上記文字認識部で得られた２値符号か
   ら紙面上の２値音声パターン列を編集する音声編集部と
   、この音声編集部で編集された２値音声パターン列を音
   声化する音声複合化部と、上記各部間にデータ送受を行
   うために接続されたバスとを有する音声翻訳装置。