JPH038738B2 - - Google Patents
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- JPH038738B2 JPH038738B2 JP63236182A JP23618288A JPH038738B2 JP H038738 B2 JPH038738 B2 JP H038738B2 JP 63236182 A JP63236182 A JP 63236182A JP 23618288 A JP23618288 A JP 23618288A JP H038738 B2 JPH038738 B2 JP H038738B2
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Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Description
本発明は家蓄、愛玩動物等の排泄物処理用乾燥
粒状物に関する。 すなわち大昔から、吸水性を有する砂又は粒状
の砂石等が家蓄用の排泄物処理材として使用され
ていた。庭つきの家であつてはこのように処理材
を自分の庭に捨てることができた。又は数十年前
は水汚染の環境基準はゆるやかだつたので、この
ような使用済処理材を近くの小川に捨てることが
できた。しかし水汚染の環境基準がきびしくなり
このような処理材を近くの小川に捨てることがむ
ずかくなりさらに住宅事情によつて、鉄筋アパー
ト、又は庭のない木造アパートに住む住民が多く
なつた。このような住民にとつて家蓄の排泄物を
含んでいるこのような処理材を捨てる場所がなく
なつた。 本発明の発明者は、水洗トイレに流すことので
きる動物の排泄物処理材として「パルプを粒状部
材に形成したことを特徴とする排泄物処理用材」
を発明し、昭和50年4月19日に実用新案登録出願
を行なつた(実開昭51−133685号公報参照)。し
かしながらパルプのみからなる粒状部材では、軽
すぎて、かつ静電気のため、猫が排尿後に、その
粒状物を足又は体につけて部屋中にその粒状物を
まき散らすという欠点があつた。そこで、本発明
者はパルプに何んらかの充填剤を添加することを
試みた。そこで本発明者は各種澱粉、小麦粉、表
皮、石膏、貝からの粉末、岩塩、硫酸バンド、無
機充填剤について長時間のテストを行ない、無機
充填剤が最適の充填剤であることを発見した。 本発明は、ケミカルパルプ、機械パルプ又はセ
ミケミカルパルプ及び無機充填剤を含む家蓄、愛
玩動物等の排泄物処理用乾燥粒状物に関する。 本発明の処理剤は水溶性又は水分散性であるの
で水洗トイレに流しても管を詰まらせることはな
い。たとえ本発明の処理材を水洗トイレに流して
もパルプ粒状物が凝集して大きな塊になることは
なく、一粒一粒ころがつて配管中を進み、やがて
水に解散してしまう。 本発明の処理剤は例えば次のようにして作るこ
とができる。 板状又は塊状のケミカルパルプ、機械パルプ又
はセミケミカルパルプに温水及び充填剤を加えて
撹拌し、次いで総重量に対しパルプ固形分15〜25
%を含む程度にまで脱水し、次いで塊状のパルプ
を大きさ5〜18mmの円形、又はその他の形状の穴
を多数有する金属板の上にのせ、そのパルプを金
属板の穴を通過させて粗粒状パルプの凝集物を形
成し、さらに第2回目の脱水を行なつた総重量に
対しパルプ固形分25〜45%にまで第2回目の脱水
を行ない、次いでその凝集物パルプを回転してい
る金属板の上に落下させて、そのパルプを粒状に
形成し、次いで、総重量に対し、固形分70%以上
にまで乾燥することによつて製造できる。 本発明の第1工程は板状又は塊状のパルプを温
水に加え、次いで長石、滑石、炭酸カルシウム等
の充填剤をパルプの重量に対して10〜30%加え
て、撹拌器で撹拌してパルプをほぐし、スラリー
を形成する。 次いでスラリーを例えば遠心分離器に入れて総
重量に対しパルプ固形分15〜25%にまで脱水す
る。 次いでその塊状のパルプを第1図〜第3図に示
すような細分化器により粗粒状パルプの凝集物を
形成する。その細分化器は金属板1に約5〜18mm
の円形又はその他の形状の穴が無数に穿設された
ものであり、その金属板の上に接触するように筒
状物4を設け、かつ中心に心棒3が直立し、その
金属板の心棒3がその筒状物の内壁に接触させる
ようになす。その細分化装置を運転する場合に、
金属板1又は筒状物4のどちらかをその心棒3が
その筒状物4の内壁に接触するように回転させて
なるものであり、5は筒状物の上縁に設けた周縁
部であり、塊状パルプからこぼれないように設け
たものであり、その細分化器が塊状パルプを細分
化する場合、その塊状パルプを筒状物4の中へ連
続的に入れ、その金属板1又はその筒状物4のど
ちらかをその心棒がその筒状物4の内壁に常に接
触するように回転させて、その間にそのパルプを
金属板1の穴を通過させて受皿(図示せず)に落
下させてパルプを細分化する。そのパルプは金属
板の穴を通過した直後に粒状となつている。しか
しそれが下に落下すると、その粒状物は相当量の
水分を保持しているので、幾つかの粒状物は凝集
して凝集物を形成する。次いでその凝集状パルプ
を、総重量に対しパルプ固形分25〜45%にまで、
例えば遠心分離等により第2回目の脱水を行な
い、そのパルプを回転している金属の上に落下さ
せる。パルプから水分が除去されると、凝集物は
個々の粒状パルプに分離し、2〜10mmの大きさに
粗粒化され、次いで熱乾燥して総重量に対し固形
分70%以上の乾燥した粒状パルプを得る。この場
合遠心分離によるパルプの脱水は、燃料節約の点
からも重要である。 本発明のパルプの乾燥は、電熱、ガス、超音波
等の任意の手段で行なうことができる。 本発明で得られた粒状パルプは犬、猫等のペツ
ト用の尿及び大便の処理に使用できる。この用途
に使用する場合、小型の箱の中に本発明で製造さ
れた粒状パルプを置き、その上で動物の排泄させ
る。この場合、その水分はその箱の中のパルプ全
体に行きわたることがない。そのため一回の排泄
が終つた時は、その汚れた部分のみを取除き、新
しい粒状パルプを加えて次の排泄に備える。 本発明において動物用排泄用処理材に無機充填
剤を加えるのは、その処理材がパルプのみから構
成されていると、軽いので、すなわちふわふわし
ているので、猫がひつかくと周囲に飛び散りやす
くなる。又パルプのみからなる処理材は静電気が
原因していると思われるが、その処理材が猫の体
に付きやすく、猫とともに座敷に運ばれる可能性
があるからである。パルプの中に充填剤を加える
と猫がひつかいてもとび散ることは少なく、又猫
の毛に付いた処理材が座敷に運ばれることがな
い。このような処理材に充填材を加える目的は、
製紙において充填剤を加える目的とまつたく異な
るであろう。 本発明の処理材は水溶性であるが、水分散性で
あるので、排泄の終つたパルプをそのまま水洗便
所に流すことができる。 又本発明の処理材は人間の室内トイレ用の処理
材としても使用できる。この場合腰かけ用便座の
中に収容されている汚物容器の底にその粒状パル
プを2〜3cm程度入れておく。この場合次の利点
がある。 (a) 使用に際し不快な悪臭がしない。 (b) 1度使用してもその上にその粒状パルプを少
量かけることにより、悪臭を断つことができ
る。 (c) 2〜3回の連続使用後まとめて捨てることが
でき、本発明で得られた粒状パルプが排泄物を
包んでしまうので、汚物容器を汚さず大変便利
である。 実施例 1 静電気のテスト (a) サンプルA ケミカルパルプのみからなるものを4cm×5cm
×0.65cmの大きさに形成した。 (b) サンプルB ケミカルパルプ60%及び炭酸カルシウム40%か
らなるものを4cm×5cm×0.65cmの大きさに形成
した。その二つのサンプルをシシド静電気株式会
社製のスタチツク オネストメータS−5109型で
静電気を発生させたその静電気の発生方法は次の
通りである。 印加電圧:直流+9KV 回転数:1550rpm 試料面から印加電極および検出器までの高さ:10
mm 試験室の温湿度条件:20±2℃、65±5%RH 半減期 サンプルA 1.2秒 サンプルB 0.5秒 実施例 2 ケミカルパルプを上記に説明した方法に従つて
粒状物を作成した。このパルプ粒状物をサンプル
Cという。 ケミカルパルプ60%及び炭酸カルシウム40%か
らなる組成物から同様の粒状物を作成した。この
粒状物をサンプルDという。 まず最初に30cm×40cm×12cmの大きさの箱に半
分程度サンプルCを入れ、長毛種ネコの排尿の模
様を観察した。ネコがその粒状物の上にのり、出
て来た際に箱の外にこぼれた粒状物の数を数え
た。そのテストを5回行なつた。 次に短毛種ネコについて同様のテストを行なつ
た。 上記の操作をサンプルDについても行なつた。 その結果は以下に示す。
粒状物に関する。 すなわち大昔から、吸水性を有する砂又は粒状
の砂石等が家蓄用の排泄物処理材として使用され
ていた。庭つきの家であつてはこのように処理材
を自分の庭に捨てることができた。又は数十年前
は水汚染の環境基準はゆるやかだつたので、この
ような使用済処理材を近くの小川に捨てることが
できた。しかし水汚染の環境基準がきびしくなり
このような処理材を近くの小川に捨てることがむ
ずかくなりさらに住宅事情によつて、鉄筋アパー
ト、又は庭のない木造アパートに住む住民が多く
なつた。このような住民にとつて家蓄の排泄物を
含んでいるこのような処理材を捨てる場所がなく
なつた。 本発明の発明者は、水洗トイレに流すことので
きる動物の排泄物処理材として「パルプを粒状部
材に形成したことを特徴とする排泄物処理用材」
を発明し、昭和50年4月19日に実用新案登録出願
を行なつた(実開昭51−133685号公報参照)。し
かしながらパルプのみからなる粒状部材では、軽
すぎて、かつ静電気のため、猫が排尿後に、その
粒状物を足又は体につけて部屋中にその粒状物を
まき散らすという欠点があつた。そこで、本発明
者はパルプに何んらかの充填剤を添加することを
試みた。そこで本発明者は各種澱粉、小麦粉、表
皮、石膏、貝からの粉末、岩塩、硫酸バンド、無
機充填剤について長時間のテストを行ない、無機
充填剤が最適の充填剤であることを発見した。 本発明は、ケミカルパルプ、機械パルプ又はセ
ミケミカルパルプ及び無機充填剤を含む家蓄、愛
玩動物等の排泄物処理用乾燥粒状物に関する。 本発明の処理剤は水溶性又は水分散性であるの
で水洗トイレに流しても管を詰まらせることはな
い。たとえ本発明の処理材を水洗トイレに流して
もパルプ粒状物が凝集して大きな塊になることは
なく、一粒一粒ころがつて配管中を進み、やがて
水に解散してしまう。 本発明の処理剤は例えば次のようにして作るこ
とができる。 板状又は塊状のケミカルパルプ、機械パルプ又
はセミケミカルパルプに温水及び充填剤を加えて
撹拌し、次いで総重量に対しパルプ固形分15〜25
%を含む程度にまで脱水し、次いで塊状のパルプ
を大きさ5〜18mmの円形、又はその他の形状の穴
を多数有する金属板の上にのせ、そのパルプを金
属板の穴を通過させて粗粒状パルプの凝集物を形
成し、さらに第2回目の脱水を行なつた総重量に
対しパルプ固形分25〜45%にまで第2回目の脱水
を行ない、次いでその凝集物パルプを回転してい
る金属板の上に落下させて、そのパルプを粒状に
形成し、次いで、総重量に対し、固形分70%以上
にまで乾燥することによつて製造できる。 本発明の第1工程は板状又は塊状のパルプを温
水に加え、次いで長石、滑石、炭酸カルシウム等
の充填剤をパルプの重量に対して10〜30%加え
て、撹拌器で撹拌してパルプをほぐし、スラリー
を形成する。 次いでスラリーを例えば遠心分離器に入れて総
重量に対しパルプ固形分15〜25%にまで脱水す
る。 次いでその塊状のパルプを第1図〜第3図に示
すような細分化器により粗粒状パルプの凝集物を
形成する。その細分化器は金属板1に約5〜18mm
の円形又はその他の形状の穴が無数に穿設された
ものであり、その金属板の上に接触するように筒
状物4を設け、かつ中心に心棒3が直立し、その
金属板の心棒3がその筒状物の内壁に接触させる
ようになす。その細分化装置を運転する場合に、
金属板1又は筒状物4のどちらかをその心棒3が
その筒状物4の内壁に接触するように回転させて
なるものであり、5は筒状物の上縁に設けた周縁
部であり、塊状パルプからこぼれないように設け
たものであり、その細分化器が塊状パルプを細分
化する場合、その塊状パルプを筒状物4の中へ連
続的に入れ、その金属板1又はその筒状物4のど
ちらかをその心棒がその筒状物4の内壁に常に接
触するように回転させて、その間にそのパルプを
金属板1の穴を通過させて受皿(図示せず)に落
下させてパルプを細分化する。そのパルプは金属
板の穴を通過した直後に粒状となつている。しか
しそれが下に落下すると、その粒状物は相当量の
水分を保持しているので、幾つかの粒状物は凝集
して凝集物を形成する。次いでその凝集状パルプ
を、総重量に対しパルプ固形分25〜45%にまで、
例えば遠心分離等により第2回目の脱水を行な
い、そのパルプを回転している金属の上に落下さ
せる。パルプから水分が除去されると、凝集物は
個々の粒状パルプに分離し、2〜10mmの大きさに
粗粒化され、次いで熱乾燥して総重量に対し固形
分70%以上の乾燥した粒状パルプを得る。この場
合遠心分離によるパルプの脱水は、燃料節約の点
からも重要である。 本発明のパルプの乾燥は、電熱、ガス、超音波
等の任意の手段で行なうことができる。 本発明で得られた粒状パルプは犬、猫等のペツ
ト用の尿及び大便の処理に使用できる。この用途
に使用する場合、小型の箱の中に本発明で製造さ
れた粒状パルプを置き、その上で動物の排泄させ
る。この場合、その水分はその箱の中のパルプ全
体に行きわたることがない。そのため一回の排泄
が終つた時は、その汚れた部分のみを取除き、新
しい粒状パルプを加えて次の排泄に備える。 本発明において動物用排泄用処理材に無機充填
剤を加えるのは、その処理材がパルプのみから構
成されていると、軽いので、すなわちふわふわし
ているので、猫がひつかくと周囲に飛び散りやす
くなる。又パルプのみからなる処理材は静電気が
原因していると思われるが、その処理材が猫の体
に付きやすく、猫とともに座敷に運ばれる可能性
があるからである。パルプの中に充填剤を加える
と猫がひつかいてもとび散ることは少なく、又猫
の毛に付いた処理材が座敷に運ばれることがな
い。このような処理材に充填材を加える目的は、
製紙において充填剤を加える目的とまつたく異な
るであろう。 本発明の処理材は水溶性であるが、水分散性で
あるので、排泄の終つたパルプをそのまま水洗便
所に流すことができる。 又本発明の処理材は人間の室内トイレ用の処理
材としても使用できる。この場合腰かけ用便座の
中に収容されている汚物容器の底にその粒状パル
プを2〜3cm程度入れておく。この場合次の利点
がある。 (a) 使用に際し不快な悪臭がしない。 (b) 1度使用してもその上にその粒状パルプを少
量かけることにより、悪臭を断つことができ
る。 (c) 2〜3回の連続使用後まとめて捨てることが
でき、本発明で得られた粒状パルプが排泄物を
包んでしまうので、汚物容器を汚さず大変便利
である。 実施例 1 静電気のテスト (a) サンプルA ケミカルパルプのみからなるものを4cm×5cm
×0.65cmの大きさに形成した。 (b) サンプルB ケミカルパルプ60%及び炭酸カルシウム40%か
らなるものを4cm×5cm×0.65cmの大きさに形成
した。その二つのサンプルをシシド静電気株式会
社製のスタチツク オネストメータS−5109型で
静電気を発生させたその静電気の発生方法は次の
通りである。 印加電圧:直流+9KV 回転数:1550rpm 試料面から印加電極および検出器までの高さ:10
mm 試験室の温湿度条件:20±2℃、65±5%RH 半減期 サンプルA 1.2秒 サンプルB 0.5秒 実施例 2 ケミカルパルプを上記に説明した方法に従つて
粒状物を作成した。このパルプ粒状物をサンプル
Cという。 ケミカルパルプ60%及び炭酸カルシウム40%か
らなる組成物から同様の粒状物を作成した。この
粒状物をサンプルDという。 まず最初に30cm×40cm×12cmの大きさの箱に半
分程度サンプルCを入れ、長毛種ネコの排尿の模
様を観察した。ネコがその粒状物の上にのり、出
て来た際に箱の外にこぼれた粒状物の数を数え
た。そのテストを5回行なつた。 次に短毛種ネコについて同様のテストを行なつ
た。 上記の操作をサンプルDについても行なつた。 その結果は以下に示す。
【表】
サンプルA及びCは実開昭51−133685号公報に
記載のパルプのみからなるサンプルであり、サン
プルB及びCは本発明のパルプと無機充填剤から
なるサンプルである。 実施例1及び2から明らかなごとく、本発明の
サンプルの方が、静電気の発生が少なく、そのた
めネコが排尿の際箱の外に粒状物がとびちる量が
少ない。
記載のパルプのみからなるサンプルであり、サン
プルB及びCは本発明のパルプと無機充填剤から
なるサンプルである。 実施例1及び2から明らかなごとく、本発明の
サンプルの方が、静電気の発生が少なく、そのた
めネコが排尿の際箱の外に粒状物がとびちる量が
少ない。
第1図は粗粒化器の金属板の斜視図、第2図は
粗粒化器の斜視図、第3図は、粗粒化器の平面図
である。 1……金属板、2……穴、3……心棒、4……
筒状物、5……周縁物。
粗粒化器の斜視図、第3図は、粗粒化器の平面図
である。 1……金属板、2……穴、3……心棒、4……
筒状物、5……周縁物。
Claims (1)
- 1 ケミカルパルプ、機械パルプ又はセミケミカ
ルパルプ及び無機充填剤を含む家蓄、愛玩動物等
の排泄物処理用乾燥粒状物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23618288A JPH01257418A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 家畜・愛玩動物等の排泄物処理用乾燥粒状物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23618288A JPH01257418A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 家畜・愛玩動物等の排泄物処理用乾燥粒状物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3955279A Division JPS55132753A (en) | 1979-04-02 | 1979-04-02 | Production of dried particulate pulp |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01257418A JPH01257418A (ja) | 1989-10-13 |
JPH038738B2 true JPH038738B2 (ja) | 1991-02-06 |
Family
ID=16996988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23618288A Granted JPH01257418A (ja) | 1988-09-20 | 1988-09-20 | 家畜・愛玩動物等の排泄物処理用乾燥粒状物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01257418A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014041633A1 (ja) * | 2012-09-12 | 2014-03-20 | 東海加工紙株式会社 | 排泄物処理材、排泄物処理材の製造方法及びその製造装置 |
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