JPH0387150A - 競走馬及び競争ラクダ用のパンクレアチン含有飼料又はプレミックス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、消化障害を回避し、さらに又一般の消化を促
進するために、草食動物に−特に味覚中和され、かつ／
又は芳香づけされた一動物性パンクレアチンを飼料とし
て与えることに関する。

［従来の技術］ イヌの消化障害は、人間用薬剤からの胃液抵抗パンクレ
アチン−錠剤で臨時に処置されるが、大抵は、これら錠
剤がかみ砕かれずに胃を通過するはずであるので、はと
んど効果がない。

草食動物の消化障害の処置のために、乳酸生産性細菌が
使用されることも公知である。これらは、まず下痢を強
めかつそこで初めてゆっくりと自然の陽内菌を再び製造
する。つまり動物は、まず付加的に弱められる。

草食動物の消化障害は、細心の注意においても繰りかえ
し起こることから推察すると、消化は動物においても精
神的に左右される。競走又は競技前の人込み（Ｈ６ｐｔ
ｉｋ）は、公知の様に非常に敏感な競走馬及び競走ラク
ダに伝播する。

このことは消化に悪い影響を及ぼす。高性能に安定化さ
れた動物は、こうした状態になると、あまり好適な体調
ではない。精神的影響と共に栄養管理はさらに重要であ
る。飼料替え、湿った草、飼料添加物としての油、脂肪
及び消化酵素の不十分な供給は、消化不良をもたらしう
る。母親から引き離されだての動物の子、例えば子馬、
子牛、小手における消化酵素の不十分な供給は、しばし
ば著しい体重減少を伴ってまず消化障害をもたらす。最
も重大なことは次のものであるニスポーツー及び飼育馬
所有者の動物をできるだけ性能を良くしようとする努力
が、通例動物に蛋白質及び脂肪の過剰供給をもたらす。

その結果、屡々消化障害（膨満、下痢、前癌）を生じ、
体重減少及び衰弱を伴うので、これを確実に避けなくて
はならない。障害のある陽内菌は、非生理学的細菌を過
剰に増加さぜ、かつ肝臓を害し、血液像に悪い影響を与
えかつむしろ浮腫形成をもたらしうる毒素を発生させる
従来慣例の薬物治療は、個々の症候を取り除くだけで、
全体像を変えない。従って、全ゆる後遺症を伴なう消化
障害を除き又はあらかしめ全く生じないようにする方法
の早急な必要が生じＩこ。

［発明が解決しようとかする課題］ 従って本発明は、草食動物殊にウマ、ラフダラシ、ヒツ
ジの消化障害の回避し及び除去する方法を、しかも乳酸
生産性細菌の前記の欠点なしに開発することを課題とし
た。

［課題を解決するだめの手段〕 本課題の解決は、草食動物、とりわけウマ、ラクダ、ウ
シ、ヒツジ殊にスポーツび飼育に使用されるウマ及びラ
クダ及び母親から引き離して１週間目の動物の子に、有
効量のパンクレアチンを飼料として与えることよりなる
。

実験は、通常の飼料にパンクレアチンを十分に添加する
と、前記障害の持続的回復及び除去がもたらされること
を示している。意外にも、基礎となる組成（酵素モデル
）が純粋な草食動物のそれとは異なるブタパンクレアチ
ンか、この際殊に有効であることが判明した。

１日の適用量は、各消化障害の重症度に応じて５−２０
０ｍｇ／体重ｋｇ、特に５−２０ｍｇ／体重ｋｇの範囲
で選択することができる。予防のための適用量は、つま
り一般の飼料添加としては、前記の範囲の下部にある。

パンクレアチンは、飼料に手又は機械で混合する。通例
、純粋な形ではなく、希釈剤（不活性物質）例えば鉱物
補充物質としても使用されている方解石粉末又は乾燥飼
料例えばトウモロコシ粉末、ダイズ粉末、糖又はあらび
き穀物と混合した０、１〜５０％の調合物（プレミック
ス（Ｐｒａｅｍｉｘ）　）として使用される。このこと
が、配量及び飼料との混合を簡単にする。消化障害に影
響を及ぼす他の添加物は、必要ない。

草食動物の消化管、殊に前胃の全く異なる挙動に基づき
、人間及び肉食動物に必要な胃酸前のパンクレアチンの
保護はここでは必要ない。

ブタパンクレアチンは、競走馬、子馬及び子牛の通常の
飼料添加物としての予防的使用又は馬のレース前２，３
日前におけると同様に急性の消化障害にも有効である。

ウマ及びウシでのこれらの経験は、ラクダ及びヒツジに
転用することができる。

飼料受容性を改良するためには、飼料調合の前又は後に
味覚中和及び／又は芳香づけによりパンクレアチンの味
も隠すことが有利である。

このことは別の生成物に自体公知の方法によりパンクレ
アチン又はパンクレアチン含有飼料調合物の粒子上へ物
質を混合又は塗布することにより行なわれる。これらの
物質は、不快な固有の味を有せず、パンクレアチンの活
性を損わすかつ精神的に無害であるべきである。塗布は
注意深い条件下、つまり高温（最大約５０’Ｃり湿気及
び高い剪断力の回避下に行なうべきである。好適な物質
は、例えばレシチン、セルロース、モノ−ジー　トリグ
リセリドである。好適な芳香化剤は、例えばペパーミン
ト、アーテイチョーク、グリーンアップル、ココア、バ
ニラの芳香成分である。塗布は、例えば流動層又は糖衣
化釜中での（例えばアルコール性）溶液又は融液の噴霧
により行なうことができる。

このパンクレアチンは、動物、特にブタ膵臓の凍結乾燥
及び脱脂によって得られる。プレミックスの濃度は、こ
うして得られたパンクレアチンに関係し、それぞれの酵
素含分には無関係である。−殊に欧州特許機構特許（Ｅ
　Ｐ　−Ｂ）第１１５０２３号明細書により得られたブ
タパンクレアチンが有効である。

［実施例］ 例１ ４才のトロツタ−牝馬（Ｔｒａｂｅｒｓｔｕｔｅ）予備
報告：獣医によりサルファ剤及び鎮痙剤を用いる前処理
により、下痢に抵抗。飼い葉飼料の摂取の部分的拒否、
全体として非常により好みする含銅状態、過剰のわら摂
取、非常に早い疲労、過剰な発汗を伴う劣悪な鍛練能力
。パンクレアチン（初日には強制的に適用しなくてはな
らない（口からの噴入により））１日当り２０ｇを適用
後に、与えて２日ですでに、明らかに改善された含銅状
態が確認でき、付与した強化飼料を完全に食べた。適用
開始後９日で下痢症状は消えた。適用の全期間は４週間
であり、再発は観察されなかった（処置終了後６力月ま
で）。

例２ ８才のトラケー不ン牝馬（Ｔｒａｋｅｈｎｅｒｓｔｕｔ
ｅ）１週間〜１４日間隔の慢性再発性便秘性腹痛１日当
りパンクレアチン８ｇを添加後、腹痛はもはや起こらな
かった。この馬は、４力月の観察期間中腹痛がなかった
。

例３ ４才の半血アラブ（Ｈａｌｂｂｌｕｅｔｅｒ）この馬は
９月の馬小屋に入れられ、１０月に下痢を煩った。やわ
らかく、臭い糞便堆積物と共に、極端な体重減少並びに
著しい性能低下が確認された。全部で４力月の疾病期間
、全ゆる処置は効果がなかった。飼料は干し草５ｋｇ及
びオートムギ５ｋｇから戒り、３食に分配する。１日当
りパンクレアチン６ｇの１週間の添加を開始後、３日で
下痢は止まった。この馬は体重が増え、さらに１カ月間
１日当りパンクレアチン４ｇを摂取しかつ臨床的に目立
つことはなかっｌこ。

例４ 育成馬（５ｃｈｕ　ｌｐｆ　ｅｒｄ） この馬は半年の間、段階的に異なった下痢を煩い、飼料
付与法を何度も変えたか全く効果か無かった。１日当り
パンクレアチン１０ｇの適周接に、２日以内に下痢症状
が消えた。パンクレアチン添加を１４日間継続した。

例５ ２才のハフリンガ−牝馬（Ｈａｌｆ　ｌｉｎｇｅｒｓｔ
ｕｆｅ）度々便秘腹痛：他の理由（飼料付与、歯等）の
除去後、パンクレアチンｌｏ　ｇを有する消化保護剤を
毎日、同−比で食事に割り当て：４４カの観察期間中、
腹痛はもはや現われなかった例６ ９才のハフリンガ−牝馬 短か〈２回引続く腹痛；１日当りパンクレアチンｌｏｇ
の添加後、６週間の観察期間中もはや腹痛症状は見とめ
られなかった。

例７ ８才のトロツタ−去勢馬（Ｔｒａｂｅｒｗａｌ　１ａｃ
ｈ）この馬は、その弱い神経状態に基づき、レクレーシ
ョン用馬として使用され、不服従の程度まで作業意欲が
減少している；慢性の形の悪い糞便、膨満、痩せ。飼料
の交換は何の効果も示さなかった。

毎日パンクレアチンｌｏｇにより： １４日後、明らかな改善の様子、体重増加、良好な糞便
形成、膨満が徐々に後退し、作業意欲を改良した。

例８ ８才のトロツタ−牡馬（Ｔｒａｂｅｒｈｅｎｇｓｔ）劣
悪な糞便形成、臭く形の悪い糞便及び盲腸鼓腸を伴う慢
性消化障害、悪い神経状態。

１日当りパンクレアチンｌｏｇにより二回復した全体的
印象：増大した活発さ、より良好な糞便形成、においの
一部の改良、放屁及び鼓腸の後退、向上した性能及び自
信：最初のレースでは意外にも２位。

例９ 約２０才の温血去勢馬（Ｗａｒｍｂｌｕｔｗａｌｌａｃ
ｈ）３週間周期の慢性の下痢。

毎日１０ｇのパンクレアチンは、比較的淡色の、良好に
形成された糞便をもたらした。

例１０ ４才のトロツタ−牡馬 劣悪なレース成績、高い物質損失、血清中のガンマ−Ｇ
Ｔ　（Ｇａｍｍａ−ＧＴ）及びビリルビンの上昇：レー
ス休場にもかかわらず改善なし：毎日ｌｏｇのパンクレ
アチンは、迅速な体重増加、規定範囲への肝臓値の回復
、回復した労働能力をもたらした。

例１１ ４才のトロツタ−牝馬 適度なレース成績、ラストでの僅かな闘争精神；牝馬は
活発に活動し、小さくて固い糞塊を有する：慢性的肝臓
値の抵抗増加（ガンマ−ＧＴ１ヒリルビン）。−肝臓保
護剤注入、ラクト酵素、ホメオバティ力（Ｈｏｍｏｅｐ
ａＬｈｉｋａ）は効果が無いことが判明した。

毎日バンクレアチンｌｏｇ　： 外観の回復、普通に塊まった糞塊、約３週間接トレーニ
ング及び発走（今や良くなった結果を伴って）にもかか
わらず、規定範囲へのビリルビンの回復、血清中のガン
マ−ＧＴの徐々な１す る低下。

１２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、草食動物の消化障害を回避する方法において、体重
   １ｋｇ当り１日につきパンクレアチン５−２００ｍｇを
   その飼料に添加することを特徴とする、草食動物の消化
   障害を回避する方法。