JPH0386978A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH0386978A
JPH0386978A JP15894590A JP15894590A JPH0386978A JP H0386978 A JPH0386978 A JP H0386978A JP 15894590 A JP15894590 A JP 15894590A JP 15894590 A JP15894590 A JP 15894590A JP H0386978 A JPH0386978 A JP H0386978A
Authority
JP
Japan
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pivot shaft
elastic member
arm
fixed
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP15894590A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ikeda
純一 池田
Koji Ogasawara
恒治 小笠原
Akiyuki Ogawa
小川 明之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks

Landscapes

  • Moving Of Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は磁気ディスク装置にかかり、特に、磁気ヘッド
を支持するアームの支持構造に関するものである。
【従来の技術および発明が解決すべき課題】第12図は
磁気ディスク装置の一従来例を示すものである。符号I
Oは箱状をなすベースである。 このベース10の内部にはスピンドルモータ(図示略)
か収容されている。このスピンドルモータは回転軸12
を有している。この回転軸12は第9の紙面と直交する
方向に向けられている。この回転軸12には複数枚のデ
ィスク14が重ねて取り付けられている。これらのディ
スク14は全体として円盤状をなし、少なくとも、その
表面が強磁性を持っている。また前記複数枚のディスク
14は、いずれも、その中心軸の周囲において前記回転
軸12に固定されている。前記ディスク14の表面およ
び裏面は、磁化部分と、非磁化部分とを設けることによ
って磁気情報を記録することができるようになっている
。 前記ディスク14への磁気情報の記録、および、記録さ
れた磁気情報の読み出しは磁気ヘッド16によって行わ
れる。この磁気ヘッド16は、各ディスク14のそれぞ
れについて、表面用および裏面用として2個ずつ設けら
れている。前記複数の磁気ヘッド16は、アーム18の
一端部に取り付けられている。このアーム18は、ピボ
ット軸20を中心として回転可能に支持されるとともに
、ボイスコイルモータ22によって前記ピボット軸20
を中心とする回転モーメントを与えることにより動作す
るようになっている。 前記ボイスコイルモータ20は、前記アーム18の他端
部に設けられたコイル24と、前記ケーシング】Oに固
定されたマグネット26とから構成されている。また前
記ボイスコイルモータ20は、前記コイル24とマグネ
ット26との間に作用する力により、前記磁気ヘッド1
6をディスク14の表面に沿って移動させるようになっ
ている。 上記磁気ディスク装置にあっては、通常、複数枚のディ
スク3の内の一つの一方の記録面(表面または裏面)が
サーボ面として利用されており、このサーボ面には、位
置データが書き込まれている。このように、前記サーボ
面に書き込まれた位置データに基づいて磁気ヘッド16
の位置を制御する方式は、サーボ面サーボ制御と呼ばれ
ている。 上記データ面に書き込まれた位置データを利用するサー
ボ制御は、サーボ面用に設けられた磁気ヘッド16と、
サーボ面以外のディスク面に設けられたデータ面用の磁
気ヘッド16とが、前記回転軸12の方向から見た場合
に一定の位置関係にあることを前提として実行されるも
のである。したがって、上記位置関係を維持するには、
アーム18とピボット軸20との回転中心軸か厳密に一
致することが必要とされる。 第13図は前記アーム18とピボット軸20との間の支
持構造の一従来例を示すものである。アーム18は、ピ
ボット軸20の上部および下部に設けられたベアリング
24によって、ピボット軸20に2カ所で支持されてい
る。 前記ベアリング24は、内輪26と、外輪28と、鋼球
30とから構成されている。前記内輪26はピボット軸
20に固定され、前記外輪28はアーム18に固定され
ている。前記鋼球30は、前記内輪26と外輪2日との
間に存在し、これら内輪26および外輪28が相対的に
回転するにともなって回転するようになっている。 前記アーム18の支持構造にあっては、円滑な回転のた
め、内輪26と外輪28と鋼球30との間に僅かなりリ
アランスが必要とされている。しかしながら、前記クリ
アランスの存在により、内輪26の中心軸と外輪28の
中心軸と僅かにずれることがある。このずれは、ピボッ
ト軸20の回転中心軸とアーム18の回転中心軸とのず
れの原因となり、このずれによってサーボ面用の磁気ヘ
ッドとデータ面用の磁気ヘッドとの位置関係が損なわれ
る。 上記支持構造におけるクリアランスの存在に起因するず
れの発生をなくすべく、従来より、下記のような配慮が
なされている。 ピボット軸5の外周に弾性体32を埋め込み、この弾性
体32によって内輪26に一つのラジアル方向に弾性力
を作用させて同方向に変形させる。 上下のベアリング24・24の外輪28・28の間にウ
ェーブワッシャ34(全体として波状に屈曲して、厚さ
方向へ弾性変形可能なワッシャ)を設ける。第13図に
示すように、前記弾性体32により、内輪26にラジア
ル方向の力Frが加わり、外輪28にスラスト方向の力
Faが加えられる。したがって、内輪26とボール3o
と外輪28とが4カ所で点接触する。 しかしながら上記支持構造には下記のような問題がある
。 ■ 内輪26とボール30との接点P1とボール30と
外輪28間の接点P2とがピボット軸20の中心軸の方
向にずれているため、回転時の摩擦抵抗が大きくならざ
るを得ない。 ■ ラジアル方向の力Fr、あるいはスラスト方向の力
Faと対抗する外力が加わると、前記接点P1あるいは
P2にずれが生じ、このずれに応じてアーム18が倒れ
ようとする。したがって、アーム18とピボット1II
12’0の中心軸にずれが生じる。特に、ヘッドの移動
速度を高めるために強力なボイスコイルモータを用いる
と、アーム20に大きな加速度が加わるため前記ずれが
大きくなる。 本発明は上記事情に鑑みて提案されたもので、回転時の
抵抗が小さく、かつ、ボールと内輪および外輪との接点
の位置ずれを確実に防止し得る磁気ディスク装置を提供
することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ディスク面
に沿って移動するアームの先端に、前記ディスクへの磁
気情報の書き込みあるいは読み出しを行なう磁気ヘッド
を設けてなる磁気ディスク装置において、前記ディスク
とほぼ平行に設けられたピボット軸と、該ピボット軸に
巻き付けられたベルト状の弾性g5材とから構成し、前
記弾性部材は、その両端を除く部分が前記ピボット軸の
外周に巻き付けられ、巻き付けられた範囲の一部でピボ
ット軸に固定され、両端部近傍が前記アームに固定され
た構成としてなるものである。
【作用】
上記構成であると、弾性部材は、ピボット、軸に巻き付
けられるとともに、一部が固定されているから、ピボッ
ト軸に巻き付けられ、あるいは巻き出されることにより
、巻回された範囲が移動することができる。また弾性部
材の両端がアームに固定されているから、前記巻回範囲
の移動とともにアームが回動動作することができる。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。なお、
図中従来例と共通の部分には同一符号を付し、説明を簡
略化する。 第1図ないし第5図は本発明の第1実施例を示すもので
ある。 まず、第3図および第4図により、磁気ディスク装置の
アームを支持する弾性部Hの構成を説明する。 この弾性部材40は、第4図に示すような平面形状を持
つもので、例えばステンレス鋼のようなばね性に富んだ
薄い金属板により形成されている。 前記弾性部材40は細幅部42と広幅部44とから構成
されている。前記細幅部42と広幅部44とは、中心を
同じくして配置されている。前記広幅部44jこは、l
FE幅部42の幅よりも僅かlこ幅寸性が大きな窓46
が設けられている。この窓46は、弾性部材40を第3
図に示すように屈曲させて細幅部42を広幅部44の一
方の面の側から他方の面の側へ通すために用いられる。 前記細幅部42、広幅部44のそれぞれの端部、および
弾性部材40のほぼ中央部分には、弾性部材40を他の
部材に固定するに際してボルトなどを挿通させるための
孔48・50・52がそれぞれ形成されている。弾性部
材40における両端の孔48・52が形成された個所の
周辺部分には、この範囲を補強するための補強板54・
56がそれぞれ張り付けられている。 以上のように構成された弾性部材40は、第1図に示す
ように、ベース10上に垂直に固定されたピボット軸5
8の周囲に巻き付けられている。 なおピボット軸58の固定は、ベース1oへ締まり嵌め
状態に打ち込むこと、あるいは圧入することにより行わ
れている。前記弾性部材4oに設けられた孔52にはボ
ルト6oが挿通され、さらに、このボルト60はピボッ
ト軸58へねじ込まれている。したがって、前記弾性部
材4oは、前記ボルト60によって長さ方向のほぼ中央
部の1カ所でピボット軸58に固定されることになり、
弾性部材40とピボット軸58との間にス1ノツプが生
じることがない。 前記細幅部42の先端は、窓46を通って弾性部材40
の反対側の面のmqにり1き出され、り1き出された先
端部は、バックプレート62に固定されている。前記バ
ックプレート62は平面形状(第2図に示す形状)がコ
字状にされていて、その裏面(ピボット軸58に接する
側と反対側の面)に固定されている。前記バックプレー
ト62の裏面には、係合部材64がボルト66によって
固定されている。この係合部材64の先端には、弾性変
形可能なばね部材67が設けられている。このばね部材
67は、前記細幅部42の孔48に挿通されて、該細幅
部42の端部に弾性変形状態で引っ掛けられている。一
方、広幅部44の端部はバックプレート62の表面にボ
ルト68によって固定されている。 以上のように構成された支持機構にあっては、ばね部材
66が弾性変形することによって弾性部材40へ張力T
が作用する。したがって、この張力Tにより、弾性部材
40がピボット軸58の周囲に巻き付けられる。このと
き、第5図に示すように、バックプレート62の表側の
面と張力Tの方向(細幅部40の方向)とのなす角度を
αとすれば、バックプレート62をピボット軸58に押
し付ける力Frは、 F r=TXs i na なる式によって与えられる。 また、前記弾性部材40によって支持される各部品、例
えば、アーム、磁気ヘッド、バックプレート、弾性部材
、ボストなどの質量の総和に作用する加速度(ボイスコ
イルモータの加速度、外部からの振動による加速度、重
力の加速度の総和)によって生じる力をFgとし、屈曲
状態の弾性部材40が発する復元力をFeとすれば、F
r>Fg+Fe が成立する限り、弾性部材40がピボット軸58に巻き
付けられた状態に維持される。したがって、バックプレ
ート62がピボット軸58を中心に旋回可能に支持され
る。 声た、第5図Feで示される張力Tの接線方向への分力
F、は、 Fz=TXcosα と表すことができる。この分力F、は、広幅部44を構
成する2本の部材70および72の幅寸性が等しいとす
れば(弾性部材40が均一な厚さであることを前提とし
て断面積が同じになるから)、両部材に等しく作用する
。 したがって両部材の張力T1およびT、は、T、=T、
=F。 を満足することとなる。 さらに、面内モーメント(バックプレート62がピボッ
ト軸58に接触する面内に生じるモーメント)Mを考慮
すると、 T r = 172 ・F s 十M / aT t=
 1 /2 ・F #  M/a(ただしaは第4図に
おける部材70〜72の中心開用H2aのI/2) が成立する。これらT、およびT、の内、いずれか小さ
な値となる方が正であれば、前記面内におけるバックプ
レート62の変位は、弾性部材40の延び、あるいは、
ピボット軸58のたわみなどの弾性変形によるもののみ
となる。したがって、第2図においてバックプレート6
2とピボット軸58との間の時計方向あるいは反時計方
向への相対的な変位は、弾性部材62の伸び、ピボット
軸58のたわみに起因する微小な値になる。 次いで、第6図は本発明の第2実施例を示すものである
。 この実施例に適用されるピボット軸80は、図示のよう
な断面形状を有している。すなわち、外周の一部が平面
部82、他の部分が、前記平面部82を直径とする円弧
よりも曲率半径の大きな曲面状をなす曲面部84とされ
ている。前記ピボット軸80の周囲には、前記第1実施
例と同様の構成とされた弾性部材40が巻回されている
。この弾性部材40は、図中符号86・88を付して示
す溶接部を介してピボット軸80の外周に固着されてい
る。なお前記溶接部86・88は、ピボット軸80の外
周面における、弾性部材40の巻き出し、あるいは巻き
、込みが行われる範囲外に設けられているっしたがって
、前記溶接部86・88の存在が巻き出しあるいは巻き
込みの障害となることはない。前記ピボット軸80とア
ーム18との間に弾性部材40を挟み、ボルト86を平
面82にねじ込むことにより、ピボット軸80がアーム
18に固定されている。したがって該アーム18はピボ
ット軸80と一体に回転することができる。さらにこの
実施例では、バックプレート62の平面形状を四辺形状
とするとともに、一方の面(ピボyト軸80が存在する
側と反対の面)に補強リブ92を固着することにより、
バンクブレートロ2の剛性が高められている。 上記構成とされた第2実施例においては、曲面84に弾
性部材40が巻き込まれ、あるいは巻き出されることに
よってピボット軸80とアーム18とが一体に回転する
ことができる。またピボット軸18が平面82を介して
アーム18に固定されているため、両者の連結を確実に
することができる。さらに、曲率半径が比較的大きな曲
面84に沿って弾性部材40が変形することとなるため
、弾性部材40に生じる曲げ応力が小さく、したがって
、弾性部材40の疲労破壊を防止することができるとと
もに、アーム18を動作させるために必要な力を小さく
することができる。 さらに、第7図および第8図は本発明の第3実施例を示
すものである。 この第3実施例のピボット軸100は、上下に大径部1
01・102がそれぞれ設けられている。 この大径部101・102はバックプレート62の上下
の辺103・104に沿って回転することがきる。前記
大径部101・102外周面は、いずれもピボット軸1
00の他の部分(大径部101・102の間の小径の部
分)の外周面よりも、弾性部材40の厚さよりも大きな
寸法だけ半径方向外方に突出している。したがって、前
記ピボット軸100の外周面とバックプレート62との
間に、弾性部材40が通過し得るに足る間隔が生じる。 このような構成とすることにより、弾性部材40がバッ
クプレート62とピボット軸lOOとの間に挟まれるこ
とがなくなり、したがって、弾性部材40が損傷を受け
ること、あるいは、疲労破壊することが防止され、その
寿命が延ばされる。 第9図ないし第11図は、磁気ヘッドを支持するアーム
へ上記支持構造をいかに適用するかの同である。 符号106は上記各実施例に適用されているバックプレ
ート62と同等の機能を持ったバックプレートである。 このバックプレート106は、例えばアルミダイキャス
ト製であって、その一端には、第9図に示すように、ヘ
ッド支持部材108が取り付けられている。このヘッド
支持に材1゜8の先端には、ジンバル110が取り付け
られ、さらに、このジンバル110の先端に磁気ヘッド
16が取り付けられている。またバックプレート106
とヘッド支持部材108との結合、および、ヘッド支持
部材IO8とジンバル110との結合には、ボルト11
2が使用されている。前記バンクプレート106の他端
には、ボイスコイルモータの一部であるコイル24がボ
ルト112によって取り付けられている。 前記バックプレート106は、第10図、あるいは、第
11図に示すような形状を持っている。 符号114は、ヘッド支持部材108の一部に重ねられ
る部分であって、前記ボルト112をねじ込むための雌
ねじ116が形成されている。符号118はコイル24
の一部に重ねられる部分であって、前記ボルト112を
ねじ込むための雌ねじ116が形成されている。 前記バックプレート106は、前記各実施例の場合と同
様に、弾性部材40によってピボット軸5日に取り付け
られるものである。したがって、弾性部材40の一端を
取り付けるためのボルト68がねじ込まれる雌ねじ12
0が設けられている。 また、係合部材64を取り付けるためのボルト66がね
じ込まれる雌ねじ122が設けられている。 このように構成された磁気ディスク装置にあっては、前
記ピボット軸40に弾性部$440が巻き付けられる範
囲の移動とともに、バックプレート106がピボット軸
40を中心として回転可能に支持されるつしたがって、
バックプレート106と一体のコイル24に磁力を作用
させることにより、バックプレート106にヘッド支持
1材108およびジンバル110を介して支持された磁
気ヘッド16を移動させることができる。 なお、弾性部材40の形状は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば下記ような要素を考慮することも有
効である。 すなわち広幅部の幅寸法は、弾性部材の弾性変形量を考
慮すれば、これを構成する部材の幅の相と細幅部の幅と
を一致させることが望ましいが、広幅部側の幅の和を細
幅部側の幅よりわずかに小さくすることにより、第5図
に示すように細幅部および広幅部の張力の方向の相異に
起因してピボット軸に生じる曲げモーメント(第5図参
照)をバランスさせるようにしてもよい。また、ピボッ
ト軸に巻回するに際して、固着箇所から一端側へ向かう
範囲と他端側へ向かう範囲とが重なり合わない非対称な
形状、例えば、広幅部を構成する二つの部材の一方を省
略した形状としてもベアリング代わってアームを支持す
るという基本的な機能を果し得るのはもちろんである。
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、ピボッ
ト軸に巻回されたベルト状の弾性部材をピボット軸から
巻き出し、あるいは、巻き込むことにより、弾性部材の
伸びに起因するもの以外のガタを全く生じさせることな
くピボット軸を回転可能に支持することができ、したが
って、このピボット軸にアームを支持させることにより
、ベアリングを用いた軸受の本質的な欠点、すなわち部
材間のガタに起因する微小な変位を排除して、磁気ディ
スク装置の磁気ヘッドを正確に位置決めすることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の第1実施例を示すもので
、第1図は第1実施例のピボット軸の軸線方向から児た
図、第2図は第1図のIT−U線に沿う矢視図、第3図
は第1図に用いられる弾性部材の巻回状態における斜視
図、第4図は第3図の弾性部材の展開状態における平面
図、第5図は第3図の弾性部材の張力と支持力との釣り
合いの説明図、第6図ないし第8図は本発明の第2実施
例を示すもので、第6図はピボット軸部分を軸線方向か
ら見た図、第7図は第2実施例を第2図と同一方向から
見た矢視図、第8図は第7図の■−■線に沿う矢視図、
第9図は本発明の支持構造が適用された磁気ディスク装
置のアームの全体の平面図、第10図は第9図のアーム
に用いられたバンクプレートの平面図、第11図は第1
0図のバンクプレートの側面図、第12図は従来の磁気
ディスク装置の平面図、第13図は第12図の磁気ディ
スク装置のピボット軸部の縦断面図、第14図は第13
図のピボット軸における軸受のずれ防止方式の説明図で
ある。 16・・・・・・磁気ヘッド、24・・・・・・コイル
、40・・・・・弾性部材、42・・・・・・細幅部、
44・・・・・・広幅部、46・・・・・・窓、54・
56・・・・・・補強板、58・・・・・・ピボット軸
、60・・・・・・ホルト、62・・・・・バックプレ
ー1・、64・・・・・・係合部材、66・・・・・・
ボルト、67・・・・・ばね部材、70・72・・・・
・・部材、80・・・・・・ピボット軸、82・・・・
・平面部、84・・・・・・曲面部、100・・・・・
・ピボット軸、101・102・・・・・・大径部、1
03・104・・・・・・辺、IO6・・・・・・バッ
クプレート、108・・・・・・ヘッド支持部材、11
0・・・・・・ジンバル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  ディスク面に沿って移動するアームの先端に、前記デ
    ィスクへの磁気情報の書き込みあるいは読み出しを行な
    う磁気ヘッドを設けてなる磁気ディスク装置において、 前記ディスクの軸線とほぼ平行にピボット軸を設けると
    ともに、 該ピボット軸にベルト状の弾性部材を巻き付けてなり、 該弾性部材は、その両端を除く部分が前記ピボット軸の
    外周に巻き付けられるとともに、巻き付けられた範囲の
    一部でピボット軸に固定され、両端部近傍が前記アーム
    に固定されたことを特徴とする磁気ディスク装置。
JP15894590A 1989-06-20 1990-06-18 磁気ディスク装置 Pending JPH0386978A (ja)

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JP15746089 1989-06-20
JP1-157460 1989-06-20

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GB (1) GB2235330A (ja)

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