JPH0386066A - 直流電源装置の故障予知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は直流電源装置の直流出力のリップル成分に基づ
き上記電源装置の故障を予知するようにした直流電源装
置の故障予知装置に関する。

［従来の技術］ コンピュータ等の電子装置に直流電力を供給する直流電
源装置としてスイッチングレギュレータが使用されてい
る。

第３図において１は交流電源、２は直流電源装置となる
直流スイッチングレギュレータで、たとえば、整流回路
２ａ、直流チョッパー２ｂおよび平滑回路３を備えて構
成される。

４は負荷である電子装置である。

直流スイッチングレギュレータ２はスイッチング素子で
ある直流チョッパー２ｂの駆動により。

安定化した電源電力を負荷４に供給するものである。

してがって、リップルがその直流出力に入ることが避け
られず、このリップルを、同図に示すように内部の出力
段に設けたコンデンサＣとコイル（インダクタ）Ｌがら
成る平滑回路３によって除去するようにしている。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、従来のものでは、平滑回路３中のコンデンサ
は直流出力の高周波の高調波成分により劣化しやすい。

この劣化により直流スイッチングレギュレータ２の出力
はリップルが大きくなる。

このため、上記コンデンサＣの保護と負荷である電子回
路４への悪影響を考えて１人手により直流スイッチング
レギュレータ２の出力をオシロスコープ等で計測し、−
室以上のリップルとなったところで、平滑回路４のコン
デンサＣを取り替えるようにしていた。

しかし１人手で計測する上記手段では操作員が測定器を
持って一々一定期間毎に測定しなければならず、しかも
通常は複数の直流スイッチングレギュレータ２を保守し
なければならないので、自動化が望まれていた。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、スイッチング素子を駆動して交流を直流に変
換する直流電源装置の出力側に設置され。

当該直流出力のリップル成分の検出手段と、このリップ
ル成分の検出値により上記直流電源装置の故障を予知す
る手段からなる直流電源装置の故障予知装置に関する。

この場合、上記直流出力のリップル成分の検出手段を電
流信号の形で検出する手段により構成することができる
。

また、直流電源装置の故障を予知する手段を基準電圧設
定回路、電流信号で検出された直流電源出力のリップル
成分を電圧信号に変換する手段比較器とを備え、上記基
準電圧設定回路の設定電圧と上記電圧信号に変換する手
段の出力電圧とを比較器で比較し、この比較出方により
故障予知の警報を出す手段とにより構成することができ
る。

［作用］ 本発明の直流電源装置の故障予知装置では、スイッチン
グ素子を駆動して交流を直流に変換する直流電源装置の
出力側に設置され、この直流出力のリップル成分の検出
手段と、このリップル成分の検出値によって上記直流電
源装置の故障を予知する手段から構成されるので１人手
によらず、自動的に直流電源装置を構成する直流スイッ
チングレギュレータのコンデンサの劣化を知り、その故
障を予知することができる。

［実施例］ 以下第１図、第２図に示す一実施例により本発明を具体
的に説明する。

各図において従来例と同等の構成については。

対応する構成に第３図と同一の符号を付して示した。

５は直流スイッチングレギュレータ２の故障予知装置で
、これは第２図に示すように６〜１２の素子により構成
される。

即ち、同図において、６は直流スイッチングレギュレー
タ２の直流出力から直流成分を除きリップル成分だけを
取り出すためのコンデンサである。

７は調整抵抗７ａ、固定抵抗７ｂがら成る基準電圧設定
回路、８は前記リップル成分を電圧の形で取り出すため
の抵抗器である。

９は比較器、１０は比較器９の出力帰還用の抵抗器、１
１は出力ホールド用の抵抗器である。

１２は比較器９の出力を受けて警報を出すための警報回
路で、たとえば、ランプ、ブザー等の構成が考えられる
。

上記構成で、直、流出力中のリップル成分と設定電圧が
比較され、上記リップル成分が一定以上になったとき、
比較器９の出力はオンにボールドされ、警報回路１２の
警報信号はオンのままとなり操作員が図示しないリセッ
ト回路でリセットするか、電源をリセットしないがぎり
、故障予知の警報は継続する。

［発明の効果］ 本発明の直流電源装置の故障予知装置は、上記のように
直流電源装置の直流出力のリップル成分に基づいて上記
電源装置を構成する直流スイッチングレギュレータの故
障を予知するようにしたものであり１次のような優れた
効果を有する。

■人手によらず、簡単な構成で直流スイッチングレギュ
レータの故障を自動的に予知できる。

■保守も人手で行う場合に比べて格段と楽である。

■予知の精度も人手の場合に比べ、向上した。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第２図は本発明の一実施例を示すもので、その
内、第１図は本発明の故障予知装置が適用される電源系
統との関係を示す系統図、第２図は故障予知装置の構成
例を示す接続図である。 また、第３図は従来例を示す接続図である・。 １　： ２： ５　： 交流電源 直流スイッチングレギュレ （直流電源装置） 故障予知装置 り ：コンデンサ 二基準電圧設定回路 ：抵抗器 ：比較器 ：警報回路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、スイッチング素子を駆動して交流を直流に変換する
   直流電源装置の出力側に設置され、当該直流出力のリッ
   プル成分の検出手段と、このリップル成分の検出値によ
   り上記直流電源装置の故障を予知する手段からなる直流
   電源装置の故障予知装置。 ２、直流出力のリップル成分の検出手段を電流信号の形
   で検出する手段により構成するようにした請求項１記載
   の直流電源装置の故障予知装置。 ３、直流電源装置の故障を予知する手段を基準電圧設定
   回路、電流信号で検出された直流電源出力のリップル成
   分を電圧信号に変換する手段、比較器とを備え、上記基
   準電圧設定回路の設定電圧と上記電圧信号に変換する手
   段の出力電圧とを比較器で比較し、この比較出力により
   故障予知の警報を出す手段とにより構成するようにした
   直流電源装置の故障予知装置。