JPH03845Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03845Y2 JPH03845Y2 JP17551384U JP17551384U JPH03845Y2 JP H03845 Y2 JPH03845 Y2 JP H03845Y2 JP 17551384 U JP17551384 U JP 17551384U JP 17551384 U JP17551384 U JP 17551384U JP H03845 Y2 JPH03845 Y2 JP H03845Y2
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- JP
- Japan
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- cable
- oil
- metal sheath
- terminal
- insulator
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 16
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 14
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 6
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
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- Processing Of Terminals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の技術分野]
本考案は、座鉛工時にケーブル絶縁体に加えら
れる熱を絶縁油流により低減するようにしたOF
ケーブル端末部に関する。
れる熱を絶縁油流により低減するようにしたOF
ケーブル端末部に関する。
[考案の技術的背景およびその問題点]
従来から、OFケーブル端末部としては、第2
図および第3図に示すような構造のものが知られ
ている。
図および第3図に示すような構造のものが知られ
ている。
すなわち、第2図に示すOFケーブル端末部は、
OFケーブル1の切断端の金属シース2とケーブ
ル絶縁体3間に、金属シース2の内径よりわずか
に小さい外径を有する端末キヤツプ4を嵌合し、
金属シース2と端末キヤツプ4間を鉛工5により
油密に固定したものであり、第3図に示すOFケ
ーブル端末部は、金属シース2の外径よりわずか
に大きい内径の端末キヤツプ4を金属シース2上
に被せ、金属シース2と端末キヤツプ4間を、鉛
工部5により油密に固定したものである。なおこ
られの図において、符号6は給油コネクタ、7は
ケーブル導体、8は座鉛工部である。
OFケーブル1の切断端の金属シース2とケーブ
ル絶縁体3間に、金属シース2の内径よりわずか
に小さい外径を有する端末キヤツプ4を嵌合し、
金属シース2と端末キヤツプ4間を鉛工5により
油密に固定したものであり、第3図に示すOFケ
ーブル端末部は、金属シース2の外径よりわずか
に大きい内径の端末キヤツプ4を金属シース2上
に被せ、金属シース2と端末キヤツプ4間を、鉛
工部5により油密に固定したものである。なおこ
られの図において、符号6は給油コネクタ、7は
ケーブル導体、8は座鉛工部である。
しかし、このようなOFケーブル端末部では、
金属シース2とケーブル絶縁体3間の油流抵抗
と、ケーブル導体7の油通路7a内の油流抵抗と
を比較した場合、ケーブル導体7の油通路7a内
の油流抵抗が小さいため、ケーブル接続部を形成
するために座鉛工部8を形成する際、絶縁油を流
しながら鉛工作業を行つてもその下側のケーブル
絶縁体3が熱劣化を起こすおそれがあつた。
金属シース2とケーブル絶縁体3間の油流抵抗
と、ケーブル導体7の油通路7a内の油流抵抗と
を比較した場合、ケーブル導体7の油通路7a内
の油流抵抗が小さいため、ケーブル接続部を形成
するために座鉛工部8を形成する際、絶縁油を流
しながら鉛工作業を行つてもその下側のケーブル
絶縁体3が熱劣化を起こすおそれがあつた。
[考案の目的]
本考案は、このような従来の難点に対処してな
されたもので、金属シースと絶縁体間の油圧をケ
ーブル導体の油通路のそれよりも高くして、絶縁
油の流量を増加させ、もつて座鉛工時のケーブル
絶縁体の熱劣化を防止したOFケーブル端末部を
提供しようとするものである。
されたもので、金属シースと絶縁体間の油圧をケ
ーブル導体の油通路のそれよりも高くして、絶縁
油の流量を増加させ、もつて座鉛工時のケーブル
絶縁体の熱劣化を防止したOFケーブル端末部を
提供しようとするものである。
[考案の概要]
すなわち、本考案のOFケーブル端末部は、OF
ケーブルの切断端の金属シース上に、給油コネク
タを有する端末キヤツプを被せ、の端末キヤツプ
を前記金属シースに油密に鉛工してなるOFケー
ブル端末部において、前記端末キヤツプの内面に
ケーブル絶縁体の端面に達する小円筒状の隔壁を
突設し、かつ前記隔壁をはさんで、少なくとも2
個の給油コネクタを設けてなることを特徴として
いる。
ケーブルの切断端の金属シース上に、給油コネク
タを有する端末キヤツプを被せ、の端末キヤツプ
を前記金属シースに油密に鉛工してなるOFケー
ブル端末部において、前記端末キヤツプの内面に
ケーブル絶縁体の端面に達する小円筒状の隔壁を
突設し、かつ前記隔壁をはさんで、少なくとも2
個の給油コネクタを設けてなることを特徴として
いる。
[考案の実施例]
第1図は本考案に係るOFケーブル端末部の一
実施例を示す縦断面図である。なお、第1図にお
いて第2図と共通する部分には同一符号を付して
重複する説明は省略する。
実施例を示す縦断面図である。なお、第1図にお
いて第2図と共通する部分には同一符号を付して
重複する説明は省略する。
この実施例に使用される端末キヤツプ9は、金
属シース2の外径よりやや大径の内径を有する大
円筒体9aと、この大円筒体9aの高さより低く
ケーブル絶縁体3の内、外径のほぼ中間程度の内
径を有する小円筒体9bとを同心的に配置し、こ
れらの一端を端板9cに固着させた構造となつて
いる。また端板9cには、小円筒体9bを挾んで
2個の給油コネクタ10a,10bが設けられて
いる。
属シース2の外径よりやや大径の内径を有する大
円筒体9aと、この大円筒体9aの高さより低く
ケーブル絶縁体3の内、外径のほぼ中間程度の内
径を有する小円筒体9bとを同心的に配置し、こ
れらの一端を端板9cに固着させた構造となつて
いる。また端板9cには、小円筒体9bを挾んで
2個の給油コネクタ10a,10bが設けられて
いる。
本考案のOFケーブル端末部は、この端末キヤ
ツプ9を、小円筒体9bの先端がケーブル絶縁体
3の切断端に当接するまで、大円筒体9aをOF
ケーブル1の金属シース2上に被せ、この大円筒
体9aと金属シース2とを鉛工5により油密に固
着させる。
ツプ9を、小円筒体9bの先端がケーブル絶縁体
3の切断端に当接するまで、大円筒体9aをOF
ケーブル1の金属シース2上に被せ、この大円筒
体9aと金属シース2とを鉛工5により油密に固
着させる。
このように構成された本考案のOFケーブル端
末部は、座鉛工部8を形成する場合には、両給油
コネクタ10a,10bと給油タンクとを給油管
により接続し、かつ外側の給油コネクタに高い油
圧が加えられるようにバルブを調節して送油しな
がら座鉛工部8を形成する。
末部は、座鉛工部8を形成する場合には、両給油
コネクタ10a,10bと給油タンクとを給油管
により接続し、かつ外側の給油コネクタに高い油
圧が加えられるようにバルブを調節して送油しな
がら座鉛工部8を形成する。
したがつて、金属シース2とケーブル絶縁体3
間には多量の絶縁油が流通し、座鉛工部8からの
熱によりケーブル絶縁体3が劣化することがなく
なる。
間には多量の絶縁油が流通し、座鉛工部8からの
熱によりケーブル絶縁体3が劣化することがなく
なる。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案のOFケーブル端
末部によれば、金属シースとケーブル絶縁体間に
ケーブル導体の油通路とは別に給油が可能にり、
したがつて、鉛工時の熱によるケーブル絶縁体の
劣化を防ぐことができる。
末部によれば、金属シースとケーブル絶縁体間に
ケーブル導体の油通路とは別に給油が可能にり、
したがつて、鉛工時の熱によるケーブル絶縁体の
劣化を防ぐことができる。
第1図は本考案のOFケーブル端末部の縦断面
図、第2図および第3図はそれぞれ従来のOFケ
ーブル端末部を示す縦断面図である。 1……OFケーブル、2……金属シース、3…
…ケーブル絶縁体、4……端末キヤツプ、5……
鉛工部、7……ケーブル導体、8……座鉛工部、
10a,10b……給油コネクタ。
図、第2図および第3図はそれぞれ従来のOFケ
ーブル端末部を示す縦断面図である。 1……OFケーブル、2……金属シース、3…
…ケーブル絶縁体、4……端末キヤツプ、5……
鉛工部、7……ケーブル導体、8……座鉛工部、
10a,10b……給油コネクタ。
Claims (1)
- OFケーブルの切断端の金属シース上に、給油
コネクタを有する端末キヤツプを被せ、この端末
キヤツプを前記金属シースに油密に鉛工してなる
OFケーブル端末部において、前記端末キヤツプ
の内面にケーブル絶縁体の端面に達する小円筒状
の隔壁を突設し、かつ前記隔壁をはさんで少なく
とも2個の給油コネクタを設けてなることを特徴
とするOFケーブル端末部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17551384U JPH03845Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17551384U JPH03845Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6192135U JPS6192135U (ja) | 1986-06-14 |
JPH03845Y2 true JPH03845Y2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=30733114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17551384U Expired JPH03845Y2 (ja) | 1984-11-19 | 1984-11-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03845Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0626034Y2 (ja) * | 1988-04-04 | 1994-07-06 | 昭和電線電纜株式会社 | Ofケーブル絶縁油交換装置 |
-
1984
- 1984-11-19 JP JP17551384U patent/JPH03845Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6192135U (ja) | 1986-06-14 |
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