JPH038442Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038442Y2 JPH038442Y2 JP1981105827U JP10582781U JPH038442Y2 JP H038442 Y2 JPH038442 Y2 JP H038442Y2 JP 1981105827 U JP1981105827 U JP 1981105827U JP 10582781 U JP10582781 U JP 10582781U JP H038442 Y2 JPH038442 Y2 JP H038442Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- ink tank
- rotation
- drive source
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 14
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 10
- 238000004898 kneading Methods 0.000 claims description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、小型輪転式印刷機のインキタンク
ロール２の駆動機構に関するものである。インキ
タンクロール２はインキタンク中のインキをイン
キ練り機構を経て、印刷機構に供給するために存
在し、そのため常に一定量のインキを供給し供給
量の調整が行われ易く、インキの組成に変化を来
すようなことのないことが必要である。従つてイ
ンキタンクロール２は回転速度が比較的低速であ
り、かつ駆動源の回転方向が変化即ち被印刷体の
送入方向が逆となり、ブランケツトロール７の回
転が逆となつても常に一定方向に回転しなければ
ならない。
ロール２の駆動機構に関するものである。インキ
タンクロール２はインキタンク中のインキをイン
キ練り機構を経て、印刷機構に供給するために存
在し、そのため常に一定量のインキを供給し供給
量の調整が行われ易く、インキの組成に変化を来
すようなことのないことが必要である。従つてイ
ンキタンクロール２は回転速度が比較的低速であ
り、かつ駆動源の回転方向が変化即ち被印刷体の
送入方向が逆となり、ブランケツトロール７の回
転が逆となつても常に一定方向に回転しなければ
ならない。
然しながら、従来、この種、小型輪転式印刷機
においては、インキタンクロール２の回転方向は
駆動源の回転方向に支配され、更に歯車による複
雑な減速方法が採用されている。即ち駆動源の回
転方向は被印刷体の送入方向により変換を要する
ので被印刷物の送入方向の変化等によつてインキ
タンクロールの回転も方向転換しなければならず
そのまゝではインキ供給が不能となる欠点があ
る。
においては、インキタンクロール２の回転方向は
駆動源の回転方向に支配され、更に歯車による複
雑な減速方法が採用されている。即ち駆動源の回
転方向は被印刷体の送入方向により変換を要する
ので被印刷物の送入方向の変化等によつてインキ
タンクロールの回転も方向転換しなければならず
そのまゝではインキ供給が不能となる欠点があ
る。
この考案は、各種機械部品、電気機器部品、電
子機器部品、各種日用品等の小型物体の印刷に用
いる小型輪転式印刷機において前記のような改良
点に着目し、被印刷体が逆方向に送給され、印刷
ロールが逆回転する必要が生じても回転方向が常
時一定で、減速度の大きいインキタンクロール２
の駆動機構を提供することを目的としてなされた
ものである。
子機器部品、各種日用品等の小型物体の印刷に用
いる小型輪転式印刷機において前記のような改良
点に着目し、被印刷体が逆方向に送給され、印刷
ロールが逆回転する必要が生じても回転方向が常
時一定で、減速度の大きいインキタンクロール２
の駆動機構を提供することを目的としてなされた
ものである。
以下この考案の構成を図面に示した実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
この考案は小物品印刷用の輪転式印刷機、例え
ば第１図に示すような、インキタンク１、インキ
タンクロール２、トランスフアーロール３、イン
キ練りロール４、インキグロール５よりなるイン
キ練り機構と、版胴ロール６、ブランケツトロー
ル（オフセツトロール）７よりなる印刷機構によ
り構成される小型印刷機においては、入力軸１０
−１の駆動源により各ロールが歯車伝動によつて
第１図ａ，ｂに示すように回転する。
ば第１図に示すような、インキタンク１、インキ
タンクロール２、トランスフアーロール３、イン
キ練りロール４、インキグロール５よりなるイン
キ練り機構と、版胴ロール６、ブランケツトロー
ル（オフセツトロール）７よりなる印刷機構によ
り構成される小型印刷機においては、入力軸１０
−１の駆動源により各ロールが歯車伝動によつて
第１図ａ，ｂに示すように回転する。
従つてインキタンクロール２においても、従来
法によれば駆動源の回転方向が変われば必然的に
変化する。
法によれば駆動源の回転方向が変われば必然的に
変化する。
この考案に係るインキタンクロールの単一方向
回転減速機構の実施例を第２図ａ，ｂに示す。例
えばインキ練りロール４の回転軸より歯車１９，
２０に伝えられた軸１８の回転は、軸１８に一体
的に直結する同心軸１６により偏心輪１７が回転
することによつて、揺動体１５往復運動として伝
えられ、揺動体１５にレバー１２により連結する
爪１４によつて、揺動体１５の往復運動は、イン
キタンクロール２のシヤフト１１に直結する爪車
１３に伝達され、軸１８の回転方向の如何に拘わ
ることなく、極めて減速された常時一定方向の回
転運動として、インキタンクロール２に伝えられ
る。
回転減速機構の実施例を第２図ａ，ｂに示す。例
えばインキ練りロール４の回転軸より歯車１９，
２０に伝えられた軸１８の回転は、軸１８に一体
的に直結する同心軸１６により偏心輪１７が回転
することによつて、揺動体１５往復運動として伝
えられ、揺動体１５にレバー１２により連結する
爪１４によつて、揺動体１５の往復運動は、イン
キタンクロール２のシヤフト１１に直結する爪車
１３に伝達され、軸１８の回転方向の如何に拘わ
ることなく、極めて減速された常時一定方向の回
転運動として、インキタンクロール２に伝えられ
る。
往復運動転換機構としては、クランク機構、偏
心カム機構等も利用できる。又爪車、爪に変えて
ローラークラツチ、ワンウエイクラツチ等も利用
できる。
心カム機構等も利用できる。又爪車、爪に変えて
ローラークラツチ、ワンウエイクラツチ等も利用
できる。
以上述べたように、この考案に係る小型印刷機
のインキタンクロール２の単一方向回転減速機構
は、駆動源より伝動歯車により伝えられた回転運
動を往復運動に変換し、その往復運動を減速した
回転運動に再変換して、インキタンクロール２を
回転させるものであるから、従つてインキタンク
ロール２の回転方向は駆動源の回転方向の如何に
拘らず、常に一定に保たれ、回転自在のトランス
フアーロール３を通じて常に安定したインキ供給
を可能としたものである。
のインキタンクロール２の単一方向回転減速機構
は、駆動源より伝動歯車により伝えられた回転運
動を往復運動に変換し、その往復運動を減速した
回転運動に再変換して、インキタンクロール２を
回転させるものであるから、従つてインキタンク
ロール２の回転方向は駆動源の回転方向の如何に
拘らず、常に一定に保たれ、回転自在のトランス
フアーロール３を通じて常に安定したインキ供給
を可能としたものである。
第１図は小型輪転式印刷機の一例についての各
ロール配置図を示しａ，ｂは被印刷物の送入方向
変換時の各ロールの回転方向を示す。第２図ａ，
ｂは本考案に係るインキタンクロールの単一方向
回転減速機構の実施例を示す。 図中、１……インキタンク、２……インキタン
クロール、３……トランスフアーロール（インキ
練りロールに接触時）、３′……トランスフアーロ
ール（インキタンクロール接触時）、４……イン
キ練りロール、５……インキングロール、６……
版胴ロール、７……ブランケツトロール、１０−
１……入力軸、１０−２……伝動歯車、１１……
インキタンクロールのシヤフト、１２……レバ
ー、１３……爪車、１４……爪、１５……揺動
体、１６……偏心輪の軸、１７……偏心輪、１８
……歯車１９の軸、１９，２０……歯車、Ａ……
被印刷物。
ロール配置図を示しａ，ｂは被印刷物の送入方向
変換時の各ロールの回転方向を示す。第２図ａ，
ｂは本考案に係るインキタンクロールの単一方向
回転減速機構の実施例を示す。 図中、１……インキタンク、２……インキタン
クロール、３……トランスフアーロール（インキ
練りロールに接触時）、３′……トランスフアーロ
ール（インキタンクロール接触時）、４……イン
キ練りロール、５……インキングロール、６……
版胴ロール、７……ブランケツトロール、１０−
１……入力軸、１０−２……伝動歯車、１１……
インキタンクロールのシヤフト、１２……レバ
ー、１３……爪車、１４……爪、１５……揺動
体、１６……偏心輪の軸、１７……偏心輪、１８
……歯車１９の軸、１９，２０……歯車、Ａ……
被印刷物。
Claims (1)
- 駆動源に連結し、該駆動源の回転方向を異にす
ることにより、被印刷物を異なる方向から送入す
る小型輪転印刷機において、該駆動源の回転方向
に規制されるインキ練り機構４，５及び印刷機構
６，７のロールの回転運動の何れかにより、偏心
輪１７を回動させ、該偏心輪の回動を、インキタ
ンクロール２の軸上に固設された爪車１３と係合
する爪１４を備えたレバー１２の端部に伝えて、
該レバーを揺動させ、該ロールの回転運動を減速
させ、かつ常に一定回転方向の回転運動としてイ
ンキタンクロール２に伝え、インキタンクロール
のみの回転方向を、該駆動源の回転方向に拘束さ
れず、常に一定方向に保つことを特徴とするイン
キタンクロールの単一方向回転減速機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10582781U JPS5812448U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 小型輪転印刷機のインキタンクロ−ルの単一方向回転減速機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10582781U JPS5812448U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 小型輪転印刷機のインキタンクロ−ルの単一方向回転減速機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5812448U JPS5812448U (ja) | 1983-01-26 |
| JPH038442Y2 true JPH038442Y2 (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=29900346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10582781U Granted JPS5812448U (ja) | 1981-07-15 | 1981-07-15 | 小型輪転印刷機のインキタンクロ−ルの単一方向回転減速機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812448U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6124988U (ja) * | 1984-07-19 | 1986-02-14 | 富士通株式会社 | 放熱用連結部材付ｉｃソケツト |
-
1981
- 1981-07-15 JP JP10582781U patent/JPS5812448U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5812448U (ja) | 1983-01-26 |
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