JPH0383973A - エポキシ体のスレオ選択的製造法 - Google Patents

エポキシ体のスレオ選択的製造法

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JPH0383973A
JPH0383973A JP1222454A JP22245489A JPH0383973A JP H0383973 A JPH0383973 A JP H0383973A JP 1222454 A JP1222454 A JP 1222454A JP 22245489 A JP22245489 A JP 22245489A JP H0383973 A JPH0383973 A JP H0383973A
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threo
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compound
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Naohito Ohashi
尚仁 大橋
Koji Fujimoto
幸司 藤本
Yoshihiro Tanaka
田中 好博
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Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
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    • C07D231/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、抗真菌剤として有用であることが知られてい
る一般式(IV) (式中、Arは置換または無置換のフェニル基を、Yは
トリアゾール基又はイミダゾール基を、R及びR1は各
々低級アルキル基を、nは0,1又は2を示す) で表される化合物(■)(特開昭61−85369号公
報)の合成中間体として有用な、下記スレオーエポキシ
体(III)の効率的な製造法に関す〔従来の技術・発
明が解決しようとするi!¥題化金化合物V)は、その
分子内に2個の不斉炭を待つことから、スレオ体及びエ
リスロ体の立異性体が存在し、スレオ体がより強い抗真
菌活を示すことが知られている。
これらの化合物(IV)の合成においては、例ば一般式
(V) (式中、Zはフッ素原子又はクロル原子を示すで表され
るケトン体(V)に、非水溶媒系でイ;ウメチリドを反
応させると一般式(Vl)(式中、Zは前記と同意義) で表されるエポキシ体(VI)を与え、この反応番よっ
てエリスロ体を立体選択的に合成することズできるが、
所望の立体配位であるスレオ体はエリスロ体と約1対l
の混合物で得られるに過ぎず、スレオ体選択的合成を行
うことは出来ないことが先行の刊行物に記載されている
(第8回メディシナルケミストリーシンポジウム(昭和
61年)講演要旨集、第9頁)。従って、当該方法によ
って製造されたエポキシ体(VI)によって、最終目的
物質である化合物(IV)のスレオ体を効率的に製造す
ることは困難である。
従って、化合物(Vl)のスレオ体を合成するには下記
の反応式Aで示される方法が取られているのが実情であ
る。
反息式A (反応式中、X、Yは前記と同意義) しかしながら、反応式Aによる方法においてはイオウ原
子の導入に数工程を必要とするため合成経路が長く、従
って経済的な製法とはいえず、工業的ではないという問
題点がある。
即ち、前述の如くイオウ原子が導入されている化合物(
V)を原料として用いれば工業的に有利な短い工程で最
終目的物を得ることができるが、スレオ体の選択性は低
く、合成効率が良くないという問題点を有する。一方、
反応式Aに示す方法はスレオ体を選択的に得ることはで
きるものの、長い合成工程を必要とするという問題点を
有する従って、本発明の目的は化合物(Vl)のスレオ
体を製造するための中間体を、短い工程にて効率よく製
造する方法を提供することである。
〔!I題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明者らは鋭意研究を重
ねた結果、本発明方法である立体選択的なエポキシ化方
法を見出した。即ち、下記一般式(1)で表わされるケ
トン体(1)をエポキシ化反応に付すと一般的には生成
物は2つの立体異性体が考えられ、その1つは一般式(
Ill)で表わされるラセく−スレオ体(III)であ
り、他の1つは一般式(■) (式はラセ兆−エリスロ体を表わし、Ar、R’R2は
前記と同し意味を有する) で表わされるラセミーエリスロ体(■)である。
この反応に際して、当該エポキシ化反応溶媒として含水
有機溶媒を用いることにより、得られるエポキシ体のス
レオ体(III) /エクス0体(W)の比が驚くこと
に4/1以上に向上し、スレオ選択的に反応を進行させ
ることができることを見出した。当該スレオ−エポキシ
体(III)にトリアゾールまたはイミダゾールを反応
させた後、必要に応じイオウ原子を酸化することにより
(第8回メディシナルケ毒ストリー・シンポジウム(昭
和61年)講演要旨集菌9頁)、スレオ体である一般式
即ち、 本発明は一般式 (式中、Arは置換または無置換のフェニル基を、R1
及びR8は各々低級アルキル基を示す)で表わされるケ
トン体(1)と一般式(If)(式中、Aは低級アルキ
ル基又は置換もしくは無置換のフェニル基を、Bは低級
アルキル基、置換もしくは無置換のフェニル基又はジ低
級アルキルアミノ基を示す、) で表わされるイオウメチリド(n)とを、含水有機溶媒
中で、反応させることを特徴とする一般式([[) (式はラセξ スレオ体を表わし、式中Ar、 1 及びRtは前記と同意義である) で表わされるスレオ−エポキシ体(I[I)の選択的製
造法である。
本明細書において、多基はそれぞれ次のことを意味する
置換フェニル基における置換基としては、好適にはフッ
素、塩素、臭素等のハロゲン原子、メチル、エチル、イ
ソプロピル等の炭素数1〜4の低級アルキル基、メトキ
シ、エトキシ等の炭素数1〜4の低級アルキルオキシ基
、メチレンジオキシ基、ニトロ基、ヒドロキシ基等を挙
げることができ、置換フェニル基の例としては2,4−
ジフルオロフェニル、2,4−ジクロロフェニル、p−
クロロフェニル、P−トリル、2−メシチル等を挙げる
ことができる。
低級アルキル基としては、例えばメチル、エチル、イソ
プロピル、n−プロピル、n−ブチル、L−ブチル、イ
ソブチル、S−ブチル等の炭素原子数1〜4のアルキル
基を挙げることができる。
X−はイオウカチオンに対するカウンターアニオンとな
りうる原子イオンまたは分子イオンであり、例えばCI
te、Br”、IG、BF40(lN04G、Hoe等
を具体例として挙げることができる。
本発明方法においてイオウメチリド(II)は、一般式
(■) (式中、X−はイオウカチオンに対するカウンターアニ
オンになりうる原子イオン又は分子イオンを示し、Aお
よびBは前記と同意義である。)で表わされるオキソス
ルホニウム塩(II)を塩基で処理することにより製造
することができる。
この場合に、オキソスルホニウム塩(■)を塩基で処理
してイオウメチリド(n)を予め製造し、これを用いて
ケトン体(1)と反応させることもできるが、ケトン体
(I)とオキソスルホニウム塩(■)とを、アルカリ領
域下に含水有機溶媒中で反応させることにより、イオウ
メチリド(II)を発生させると共にケトン体(I)と
反応させる方法が簡便であるのでより好適である。
ケトン体(1)の特に好適な例としては、2−メチルチ
オ−2°、4′−ジフルオロプロピオフェノン、2−メ
チルチオ−2゛、4° −ジクロロプロピオフェノンを
挙げることができる。
ケトン体(1)は、例えば上記メディシナルケミストリ
ー・シンポジウム講演要旨集に記載の方法により製造す
ることができる。
本発明におけるオキソスルホニウム塩(■)の好適な例
としてはトリメチルオキソスルホニウムアイオダイド、
トリメチルオキソスルホニウムブロマイド、トリメチル
オキソスルホニウムクロライド、(ジメチルアミノ)フ
ヱニルメチルオキソスルホニウムフルオロボレート、(
ジメチルア1))(p−トリル)メチルオキソスルホニ
ウムフルオロボレート、(ジメチルアミノ)ジメチルオ
キソスルホニウムフルオロボレート、(ジメチルアミノ
)(2−ジメチル)メチルオキソスルホニウムフルオロ
ボレートを挙げることができる。
このようなオキソスルホニウム塩(■)は、例えばB、
 M、 Trost著:サルファ−・イリス(1975
年、アカデミツク・プレス社発行)に記載の方法により
製造することができる。
本発明において、通常は前述したようにケトン体(1)
とオキソスルホニウム塩(■)とをアルカリ領域下に水
(特に、アルカリ水)と有i溶媒との混合溶媒に加え攪
拌下反応させることにより、スレオ体選択的にエポキシ
体(III)を生成させる。
上記反応においては、オキソスルホニウム塩(■)はイ
オウメチリド(U)になり、ケトン体(I)と反応する
本発明方法ではオキソスルホニウム塩(■)はケトン体
(1)に対し1倍モル以上を使用できるが、収率および
副生成物の点から1〜2倍モル使用することが好ましい
本発明はアルカリ領域下に行われ、そのpl+は、通常
10以上、好適には14以上である。
アルカリ領域とするためには、好適には無機塩基等のア
ルカリ試薬が使用される。無機塩基としては、例えばア
ルカリ金属およびアルカリ土類金属の水酸化物または炭
酸塩等の強アルカリを用いることが好適であり、特に経
済性、反応の進行しやすさの点から水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等が特に好ましい。アルカリ水における
アルカリの濃度は特に制限がないが反応をスムーズに進
行させるためには10%〜飽和までの濃度が好ましい。
無機塩基等のアルカリ試薬の量はオキソスルホニウム塩
(■)に対し等モル以上使用すればよいが、反応をスム
ーズに進行させ、かつスレオ体の選択率を向上させるた
めには5倍モル以上使用することが好ましい。
有機溶媒としてはエチレングリコール、イソプロパツー
ル、t−ブタノール、5ec−ブタノール等の低級アル
コール系溶媒、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン等のエーテル系溶媒、トルエン、キシレン
、ベンゼン、クロルベンゼン、ジクロロベンゼン等の芳
香族系溶媒、メチレンクロリド、l、2−ジクロロメタ
ン等のハロゲン化炭化水素系溶媒、n−ヘキサン、シク
ロヘキサン等の炭化水素系溶媒を挙げることができる。
これらの有機溶媒は単独で用いてもよく、また2種類以
上を任意の割合で用いた混合溶媒を有機溶媒として用い
てもよい。スレオ/エリスロ比の高い点からはメチレン
クロリド、ジクロルエタン等のハロゲン系有機溶媒が好
ましく、操作性の点からはトルエン、クロルベンゼン等
芳香族系有機溶媒およびこれらにL−ブタノール等の低
級アルコール系有機溶媒を加えた混合溶媒が好ましい。
有機溶媒の量はケトン体(1)に対し1〜100倍量使
用することができるが、操作性の観点から5〜50倍量
程度が好ましい。
反応は室温でも充分進行するが溶媒の沸点まで加温して
もよい。
本反応は、反応促進あるいはスレオ/エリスロ比向上を
目的として相間移動触媒を使用してもよい。相間移動触
媒としては、テトラn−ブチルアンモニウムアイオダイ
ド、テトラn−プチルアンモニウムサルフエイト、ヘキ
サデシルピリジニウムクロライド、ドデシルトリメチル
アンモニウムブロマイド、ベンジルトリメチルアンモニ
ウムブロマイド等の常用される化合物が挙げられる。
なお、本反応は、所望により窒素ガス、ヘリウムガス等
不活性ガス雰囲気下で行うことが好ましい。
また、ケトン体(1)と予め調製したイオウメチリド(
II)との反応を前記オキソスルホニウム塩(■)を使
用する反応と同様の反応条件で行うこともできる。
イオウメチリド(It)はオキソスルホニウム塩(■)
を非水溶媒中で塩基と処理することによって予め調製す
ることができる。反応は通常、O″C〜C〜室温れるが
、場合により加温して反応を促進してもよい、非水溶媒
としては、例えば前記のようなエーテル系溶媒、芳香族
系溶媒、炭化水素系溶媒などを、塩基としては例えばn
−ブチルリチウム、水素化ナトリウム、ナトリウムアル
コキシドなどを使うことができる。このようにして得ら
れるイオウメチリド(II)を反応液から分離すること
なく、水、強アルカリ水溶液、飽和食塩水等の存在下に
ケトン体(1)と反応させることによりエポキシ体(I
II)を製造することができる。
反応液からのエポキシ体(fir)の分離・f#製は常
套手段にて行えばよい。例えば有a溶媒が水と分離する
場合にはエポキシ体(III)を含む有機層を分液し、
この有機層からエポキシ体(I[[)を取り出すことが
でき、また、反応液中で有@ ?@媒が水と分離しない
かまたは分離が不充分である場合には水と混じり合わな
い低沸点の適当な有v11溶媒を用いてエポキシ体(@
)を抽出することによりエポキシ体(Ill)を分離す
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明方法を用いることにより立体選択的にスレオ配位
をもつエポキシ体(III)が得られ、これから−形式
(IV)で表わされる抗真菌活性化合物に経済的に有利
に導くことが可能となる。
〔実施例〕
以下に実施例を示し本発明方法を具体的に説明するが本
発明はこれらに何ら限定されるものではない。
実施例1 トリメチルオキソスルホニウムアイオダイド259、5
 gに、2−メチルチオ−2’、4’ −ジフルオロプ
ロピオフェノン165g、ジクロロエタン1702gを
加え、窒素気流下48%水酸化ナトリウム水溶液471
7gを加えた。内温を70°Cに昇温し、6時間保温攪
拌した。HPLCにて、2−メチルチオ−2’、4’ 
−ジフルオロプロピオフェノンの消失を確認した後、反
応液に水1700 gを加え、分液した0分液した水層
をジクロロエタン425gで抽出した。ジクロロエタン
層を合わせ、水1700gにて2回洗浄した後、濃縮乾
固し、スレオ−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−
2−(1−メチルチオエチル)オキシラン191.5g
を油状物として得た。HPLC分析を行うと、スレオ/
エリスリζ6/1であり、スレオ体の含量は61.9%
であった。
実施例2 2−メチルチオ−2゛、4°−ジフルオロプロビオフヱ
ノ740gに、トルエン206 g、、tert −ブ
タノール51.6g、トリメチルオキソスルホニウムア
イオダイド46.2 gと48%水酸化ナトリウム水溶
液397gを窒素気流下にて加え、内温80°Cまで昇
温し、3時間攪拌した。HPLCにて、2−メチルチオ
−2′、4°−ジフルオロプロピオフェノンの消失を確
認した後、内温60〜70°Cにて分液した0分液した
トルエン層を水400gにて2回洗浄した後、そのトル
エン層を濃縮乾固し、スレオ−2−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−2−(1−メチルチオエチル)オキシラ
ン47、1 gを油状物として得た。HPLC分析を行
うと、スレオ/エリスリξ5/Iでアリ、スレオ体の含
量は65,6%であった。
実施例3 2−メチルチオ−2°、4゛−ジフルオロプロピオフェ
ノン0.43 gにジクロロメタン4.5g、)リメチ
ルオキソスルホニウムクロライド0.38 gを窒素気
流下加え、50%水酸化ナトリウム水溶液8.0gを室
温下に加えた。2時間保温攪拌し、)IPLCにて、2
−メチルチオ−2゛、4°−ジフルオロフェニルプロピ
オフェノンの消失を確認した後、水50cc、ジクロロ
メタン50ccを反応液に加え、抽出を行った。水層を
ジクロロメタン30ccで抽出し、ジクロロメタンを合
わせ、水100ccにて2回洗浄した。ジクロロメタン
層を硫酸マグネシウムで脱水した後、i4縮乾固し、ス
レオ−2−(2,4−ジフルオロフェニル)=2−(1
−メチルチオエチル)オキシラン0.45gを油状物と
して得た。HPLC分析を行うと、スレオ/エリスリξ
6.5 / 1であった。
実施例4 2−メチルチオ−2’、4’ −ジフルオロプロピオフ
ェノン0.43 gに有機溶媒4.3gとトリメチルオ
キソスルホニウムアイオダイド0.66 gおよび48
%水酸化ナトリウム水溶液11.9gを加え、窒素ガス
気流下約70°Cで反応、下表の結果を得た。
(以下余白) 実施例5 2−メチルチオ−2°、4゛−ジフルオロプロピオフェ
ノン0.43 gにジクロロメタン4.5gとトリメチ
ルオキソスルホニウムアイオダイド0.66g1テトラ
ブチルアンモニウムアイオダイド0.37gを加え、窒
素気流下50%水酸化ナトリウム水溶液8.0gを加え
た。室温下にて、24時間攪拌後、そのスレオ−2−(
2,4−ジフルオロフェニル)−2−(1−メチルチオ
エチル)オキシラン含有反応液をHPLCにて分析する
とスレオ/エリスロξ6/1であった。
実施例6 2−メチルチオ−2°、4゛−ジフルオロプロピオフェ
ノン0.43 gに1.2−ジクロロエタン4.3g、
トリメチルオキソスルホニウムアイオダイド0.66 
gを加え、窒素気流下48%水酸化カリウム水溶液15
.0 gを加えた。内温を70°Cに昇温し4時間攪拌
後、そのスレオ−2−(2,4ジフルオロフエニル)−
2−(1−メチルチオエチル)オキシラン含有反応液を
HPLCにて分析するとスレオ/エリスロξ6/1であ
った。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Arは置換または無置換のフェニル基を、R^
    1及びR^2は各々低級アルキル基を示す)で表わされ
    るケトン体( I )と一般式(II)▲数式、化学式、表
    等があります▼(II) (式中、Aは低級アルキル基又は置換もしくは無置換の
    フェニル基を、Bは低級アルキル基、置換もしくは無置
    換のフェニル基又はジ低級アルキルアミノ基を示す) で表わされるイオウメチリド(II)とを、含水有機溶媒
    中で、反応させることを特徴とする一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式はラセミ−スレオ体を表わし、式中Ar、R^1及
    びR^2は前記と同意義である) で表わされるスレオ−エポキシ体(III)の選択的製造
    法。
JP1222454A 1989-08-28 1989-08-28 エポキシ体のスレオ選択的製造法 Pending JPH0383973A (ja)

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US07/572,122 US5159089A (en) 1989-08-28 1990-08-24 Selective production of threo-epoxy compounds
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