JPH038316Y2 - - Google Patents

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JPH038316Y2
JPH038316Y2 JP1983132483U JP13248383U JPH038316Y2 JP H038316 Y2 JPH038316 Y2 JP H038316Y2 JP 1983132483 U JP1983132483 U JP 1983132483U JP 13248383 U JP13248383 U JP 13248383U JP H038316 Y2 JPH038316 Y2 JP H038316Y2
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JP
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hinge
box
shaped member
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lid member
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JP1983132483U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は胸部を適宜の空間を形成したボツクス
形部材により構成し、該ボツクス形部材の開口部
の蓋部材に頭部を、上記ボツクス形部材の底部に
腰部を取付け、上記ボツクス形部材と蓋部材とを
ヒンジを介して開閉自在に連結したロボツト玩具
に関するものである。
(従来技術) 一般に、ロボツト玩具の中空の胸部を開閉自在
に構成しようとすると、蓋部材はロボツト頭部に
邪魔されて大きく開くことができないという欠点
があつた。
しかも、蓋部材は通常のヒンジを介して開閉す
る構造では、ヒンジが外部に露出するからデザイ
ン上好ましくないほか、胸部本体と蓋部材とがつ
かえてしまい、それ以上大きく開くことはできな
いという問題があつた。また、ヒンジ部材として
蝶番を用いると、蝶番はネジ止めしなければなら
ないので、組み立て作業が面倒であつた。
(考案の目的) 本考案は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、ロボツト玩具の胸部を適宜の空間を形成した
ボツクス形部材により構成し、該ボツクス形部材
の蓋部材にロボツト頭部を、ボツクス形部材の底
部に腰部材を取付け、さらにヒンジを特殊な構造
とすることにより、ヒンジが外部に露出せず、し
かも簡単な構造により蓋部材の開放範囲を拡大せ
しめることができ、さらに組み立て作業が非常に
楽なロボツト等の玩具を提案することを目的とす
る。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため本考案に係るロボツト
玩具は、以下の要件を備えることを特徴とする。
(イ) 上記ロボツト玩具の胸部は、適宜の空間を形
成したボツクス形部材によつて構成されている
こと。
(ロ) 上記ボツクス形部材の上部開口部にはロボツ
ト頭部を取付けた蓋部材がヒンジを介して開閉
自在に連結され、且つ上記ボツクス形部材の底
部にはロボツト腰部材の上端が着脱自在に取付
けられていること。
(ハ) 上記ヒンジはヒンジ部材とヒンジ受部とから
構成されていること。
(ニ) ボツクス形部材と蓋部材にはそれぞれヒンジ
受部が形成され、ボツクス形部材のヒンジ受部
はその中心が該ボツクス形部材の内壁面に開口
部を向くように設けられ、蓋部材のヒンジ受部
は蓋部材の裏面にボツクス形部材のヒンジ受部
の中心と直交する方向を向くように設けられて
いること。
(ホ) 上記ヒンジ部材には、上記ボツクス形部材の
ヒンジ受部に摺動自在に嵌挿される軸体と、上
記の蓋部材のヒンジ受部にスライドにより回動
自在に嵌挿される軸体とが設けられているこ
と。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
図において、符号Aはロボツト玩具を示すもの
で、このロボツト玩具Aは第1図に示すように胸
部1の上部に装設された頭部20と該胸部1の両
側に可動自在に取着された腕部30,30及び下
部に取着された足部40,40等で構成されてい
るものである。
上記胸部1は第2図に示すように、右側部材2
と左側部材3とを結合することによつて内部が中
空で上部が開口するボツクス形に形成されるとも
に、その各裏面には制御機器を模した部材4,4
を固定し、さらに図示しない操縦席を配置するこ
とによつてコクピツト状に形成されている。そし
て、その後部内壁面には等間隔を設けて一対のヒ
ンジ受部14,14が形成されている。このヒン
ジ受部14,14はその中心がボツクス形胸部1
の開口部に向くように形成されている。17は上
記胸部1の底部に設けた貫通孔を示すもので、該
貫通孔17はこの胸部1を構成する上記右側部材
2の底部に設けたU溝15と、左側部材3の底部
に設けたU溝16との結合により形成されるもの
で、該貫通孔17は前記足部40,40を支持す
る腰部材50に形成された嵌合凸部(図示せず)
に着脱自在に嵌合されるものである。
18は上記胸部1の上部に開閉自在に取着され
た蓋部材を示す。この蓋部材18の略中央には貫
通孔19が形成されるとともに、該貫通孔19の
表面の全周には前記頭部20を取着するための嵌
合部が設けられている。また、上記蓋部材18の
裏面の後端には等間隔を設けて一対のヒンジ受部
22,22が形成されている。これらヒンジ受部
22,22は取付け時に上記ヒンジ受部14,1
4の中心方向に対して直交する方向を向くように
設けられている。
23はヒンジ部材を示す。このヒンジ部材23
は基軸体24と、この基軸体24より直角に派生
させた一対の分岐軸体25,25により形成され
ているとともに、上記基軸体24の両端は前記蓋
部材18の裏面に設けたヒンジ受部22,22に
スライドにより回動自在に、分岐軸体25,25
は前記胸部1の後部内壁面に形成されたヒンジ受
部14,14に摺動自在にそれぞれ嵌挿されてい
る。
ロボツト玩具Aの胸部1は上述のように形成さ
れているので、まず、第3図aに示すように、ヒ
ンジ部は外部に全く露出しないので、デザインが
損なわれない。次に、その使用にあたり、蓋部材
18を開くときは、該蓋部材18の後端部18a
はすぐに胸部1の後部壁面の上端部1aにつかる
ため、従来の場合は少ししか開かないが、しかし
この蓋部材18の場合は、同図bのように、ヒン
ジ部材23の分岐軸体25,25がヒンジ受部1
4,14内を上方に摺動するので、蓋部材18は
上昇しながら大きく開くことができる。このよう
に、ヒンジ部材23の基軸体24によつて回動自
在に支持された蓋部材18は円滑にその動作が行
なわれるとともに、十分に広く開放することがで
きる。したがつて上記胸部1に各種の部品を着脱
自在に組込んで遊びを楽しむことができる。ま
た、胸部1に蓋部材18を閉じる場合にはこれと
反対の操作を行なえばよいのである。
(考案の効果) 以上詳しく説明したように、本考案に係るロボ
ツト玩具は、胸部を適宜の空間を形成したボツク
ス形部材によつて構成し、該ボツクス形部材の上
部開口部にはロボツト頭部を取付けた蓋部材をヒ
ンジを介して開閉自在に連結し、且つ上記ボツク
ス形部材の底部にはロボツト腰部材の上端を着脱
自在に取付けるとともに、上記ヒンジはヒンジ部
材とヒンジ受部とから構成され、ボツクス形部材
と蓋部材にはそれぞれヒンジ受部が形成され、ボ
ツクス形部材のヒンジ受部はその中心が該ボツク
ス形部材の内壁面に開口部を向くように設けら
れ、蓋部材のヒンジ受部は蓋部材の裏面にボツク
ス形部材のヒンジ受部の中心と直交する方向を向
くように設けられ、さらに、上記ヒンジ部材には
上記のボツクス形部材のヒンジ受部に摺動自在に
嵌挿される軸体と、上記の蓋部材のヒンジ受部に
スライドにより回動自在に嵌挿される軸体とが設
けられているものである。
したがつて、ボツクス形部材と蓋部材とを連結
するときは、それぞれのヒンジ受部にヒンジ部材
の軸体を嵌挿すればよいので、組み立て作業は非
常に簡単である。また、ヒンジ部は外部に露出し
ないので、ロボツトの胸部のデザインが損なわれ
るおそれがない。次に、蓋部材を開くときは、ヒ
ンジ部材の軸体をボツクス形部材のヒンジ受部内
を摺動さながら回動することができ、しかも蓋部
材にはロボツト頭部が取付けられ、ロボツト頭部
が蓋部材の開閉の邪魔になることがないから、蓋
部材の回動範囲を大きくとることができ、ロボツ
ト胸部内にいろいろな部品を組み込んだり、収納
したりすることができる。さらに、ヒンジ部材は
軸体の嵌挿という簡単な作業によつて取付けるこ
とができ、ネジ止め作業を必要としないので、作
業能率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るロボツト玩具の斜視図、
第2図は第1図の胸部の分解斜視図、第3図a,
bは蓋部材の開閉状態図である。 符号、A……ロボツト玩具、1……胸部、2…
…右側部材、3……左側部材、14,22……ヒ
ンジ受部、17,19……貫通孔、18……蓋部
材、23……ヒンジ部材、24……基軸体、25
……分岐軸体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 以下の要件を備えることを特徴とするロボツト
    玩具。 (イ) 上記ロボツト玩具の胸部は、適宜の空間を形
    成したボツクス形部材によつて構成されている
    こと。 (ロ) 上記ボツクス形部材の上部開口部にはロボツ
    ト頭部を取付けた蓋部材がヒンジを介して開閉
    自在に連結され、且つ上記ボツクス形部材の底
    部にはロボツト腰部材の上端が着脱自在に取付
    けられていること。 (ハ) 上記ヒンジはヒンジ部材とヒンジ受部とから
    構成されていること。 (ニ) ボツクス形部材と蓋部材にはそれぞれヒンジ
    受部が形成され、ボツクス形部材のヒンジ受部
    はその中心が該ボツクス形部材の内壁面に開口
    部を向くように設けられ、蓋部材のヒンジ受部
    は蓋部材の裏面にボツクス形部材のヒンジ受部
    の中心と直交する方向を向くように設けられて
    いること。 (ホ) 上記ヒンジ部材には、上記ボツクス形部材の
    ヒンジ受部に摺動自在に嵌挿される軸体と、上
    記の蓋部材のヒンジ受部にスライドにより回動
    自在に嵌挿される軸体とが設けられているこ
    と。
JP13248383U 1983-08-26 1983-08-26 ロボツト玩具 Granted JPS6043281U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13248383U JPS6043281U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 ロボツト玩具

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JP13248383U JPS6043281U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 ロボツト玩具

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Publication Number Publication Date
JPS6043281U JPS6043281U (ja) 1985-03-27
JPH038316Y2 true JPH038316Y2 (ja) 1991-02-28

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ID=30299161

Family Applications (1)

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JP13248383U Granted JPS6043281U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 ロボツト玩具

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JP (1) JPS6043281U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427279B2 (ja) * 1975-02-07 1979-09-08
JPS56159481A (en) * 1980-05-15 1981-12-08 Matsushita Electric Works Ltd Hinge

Family Cites Families (2)

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JPS4922361U (ja) * 1972-06-03 1974-02-25
JPS5755491Y2 (ja) * 1977-07-27 1982-11-30

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427279B2 (ja) * 1975-02-07 1979-09-08
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JPS6043281U (ja) 1985-03-27

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