JPH038277A - 多心同軸ケーブル用電気コネクタおよびその結線方法 - Google Patents

多心同軸ケーブル用電気コネクタおよびその結線方法

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JPH038277A
JPH038277A JP1139518A JP13951889A JPH038277A JP H038277 A JPH038277 A JP H038277A JP 1139518 A JP1139518 A JP 1139518A JP 13951889 A JP13951889 A JP 13951889A JP H038277 A JPH038277 A JP H038277A
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充男 中村
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水口 俊二
Mitsuo Takamoto
高本 光男
Tomoaki Nishiyama
西山 倫明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多心同軸ケーブルを高密度にプリント基板等
に着脱可能に接続するのに使用される多心同軸ケーブル
用電気コネクタおよびその結線方法に関するものである
従来の技術 従来、このような多心同軸ケーブル用電気コネクタとし
ては、実公昭58−11023号公報に開示されたもの
が知られている。この電気コネクタは、結線すべき同軸
リボンケーブルの端部の露出分離された外部導体を配置
するガイドブロー7り部と、該ガイドブロック部に対し
て結合して前記同軸リボンケーブルをクランプするため
のケーブルクランプ部と、グランド用接触子および信号
用接触子を配列したハウジング部とを備えており、前記
グランド用接触子は、前記信号用接触子に代えて配設さ
れつるグランド端子、を少なくとも備えており、前記グ
ランド端子は、前記ガイドブロック部に配置された前記
同軸リボンケーブルの端部の外部導体に接触し外部導体
の周辺を通って上方に突き出しつる外部導体接触片を有
しており、結線に際して、前記グランド端子の外部導体
接触片の前記突出し部分を通して外部導体上に配置した
ハンダを加熱することによってグランド端子と外部導体
とをハンダ付けした後、前記ケーブルクランプ部を結合
して前記同軸リボンケーブルのクランプが行われるよう
にしたものである。
発明が解決しようとする課頚 近年、コンピュータ回路系等において、ますます高密度
化あるいは伝搬速度の高速化に伴って、細径なる同軸ケ
ーブルを多心化した多心同軸ケーブル用電気コネクタの
要求が多くなってきた。しかしながら、前述したような
従来のコネクタでは、次のような問題点があり、このよ
うな要求には充分に応えられなかった。
(1)  同軸ケーブルの引出し口側は、ケーブルが1
列であるのに対し、相手コネクタと嵌合する嵌合面の信
号用接触子配列は2列であるため、まだ完全には小型化
、高密度化の要求には応えられない。
(2)  ハウジングの接触子受入開口は、信号用接触
子とグランド接触子と共用となっており、信号接続を多
くすると、グランド接続が少なくなり、グランド接続を
多くすると、信号接続が少なくなってしまう。すなわち
、信号接続を増加しようとすれば、クロストークが多く
なり、雑音が入り易くなり、グランド接続を多くしてク
ロストーク等を少なくしようとすれば、信号接続を少な
くしなければならないという不都合のあるものであった
。また、グランド接続を多くし、且つ信号接続をも多く
すると、コネクタが大型化してしまうという欠点もあっ
た。
(3)  ガイドブロックに端末処理した同軸ケーブル
を巻き付けるようにして組み立てたものは、そのままの
状態で放置すると、ケーブルの巻き付けがガイドブロッ
クより外れる恐れがあるので、即ハウジングに組み込み
コネクタとして完成させなければならないので、組み込
みのための流れ作業等が不可能とされていた。従って、
1人の作業者が始めの工程から最終工程まで作業しなけ
ればならず、熟練が必要で生産効率が悪く高価なものと
なっていた。
本発明の目的は、このような従来の間頚点を解消しつる
ような多心同軸ケーブル用電気コネクタおよびその結線
方法を提供することである。
課題を解決するだめの手段 本発明によれば、信号導体とシールド導体とを有する同
軸ケーブルを接続するための多心同軸ケーブル用電気コ
ネクタにおいて、一端に相手コネクタの接触子と接触す
る接触部を有し他端に圧接結線部を有した複数の接触子
と、一端に相手コネクタのグランド端子と接触する接触
部を有した複数のグランド端子と、シールド部材と、一
端に相手コネクタと嵌合する嵌合部を有し且つ前記複数
の接触子の前記接触部と前記複数のグランド端子の接触
部とが互いに近接した状態にて前記嵌合部に臨むように
して前記接触子およびグランド端子を配設する接触子配
設部材と、前記同軸ケーブルの端部を露出してシールド
導体と分離した同軸ケーブル線を配設する複数のケーブ
ル受入溝および前記接触子の圧接結線部の先端を受け入
れる複数の圧接結線部受入溝を設けてなる圧接受面を一
端に有し且つ前記接触子配設部材の他端に結合されるケ
ーブル配線部材とを備え、前記各同軸ケーブル線の信号
導体は、前記接触子配設部材の他端および前記ケーブル
配線部材の前記圧接受面において、前記各接触子の圧接
結線部にて各接触子に電気的に接続し、前記シールド部
材は、前記分離した同軸ケーブル線にそって延びていて
前記露出されたシールド導体と前記各グランド端子の他
端との間を電気的に接続している。
また、本発明によれば、前述したような構成の多心同軸
ケーブル用電気コネクタへ同軸ケーブルを結線するため
の結線方法において、前記同軸ケーブルの端末部を露出
して同軸ケーブル線とシールド導体とを分離し、該露出
された同軸ケーブル線を前記ケーブル配線部材の前記各
ケーブル受入溝に配設し、分離したシールド線を前記シ
ールド部材に電気的に接続する第1工程と、この第1工
程にて同軸ケーブル線とシールド部材とを組み付けた前
記ケーブル配線部材の前記圧接受面を、前記接触子を配
設した前記接触子配設部材の前記他端へ結合させること
により、前記各同軸ケーブル線の信号導体を前記各接触
子の圧接結線部にて各接触子に圧接結線する第2工程と
を含むことを特徴とする。
さらにまた、本発明によれば、前述したような構成の多
心同軸ケーブル用電気コネクタに使用するシールド部材
であって、前記分離したシールド導体に対して半田付け
される半田付は部と、該半田付は部の先端から櫛歯状に
延長して且つ交互に形成され、前記グランド端子の他端
に接触するシールド接触部および前記接触子の圧接結線
部に接触する接続導体部とを有しており、前記接続導体
部は、その基部にて任意に切断除去しつるようにしたシ
ールド部材も提供される。
実施例 次に、添付図面に基づいて本発明の実施例について本発
明をより詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例としての多心同軸ケーブル
用電気コネクタの結線状態を示す一部破断斜視図であり
、第2図は、第1図の多心同軸ケーブル用電気コネクタ
の拡大断面図である。第1図および第2図に示されるよ
うに、この実施例の電気コネクタは、例えば、プラスチ
ック材料で一体成形された接触子配設部材10と、同じ
く例えばプラスチック材料で一体成形された接触子配線
部材20と、さらに同じく例えばプラスチック材料で一
体成形されたシールド接触部保護部材30と、例えばバ
ネ性のある導電性材料にて打抜き折り曲げ下降された複
数個の信号用又はグランド用の接触子40と、例えば、
導電性材料にて打抜き形成され複数個が連結されたグラ
ンド端子50と、シールド部材60と、例えば、プラス
チック材料で一体成形され複数の同軸ケーブルを配列す
るための1対とされたケーブル配線部材70Aおよび7
0Bと、1対のケーブルクランプ80とを備えている。
参照番号90は、この電気コネクタに結線された同軸ケ
ーブルを示している。
以下、順に各部材の構造について説明する。
先ず、第3図(A)は、接触子配設部材10に、接触子
配列部材20と、接触子40と、グランド端子50とを
組み込んだ状態を示す平面図、第3図<8)は、その正
面図、第3図(C)は、その底面図であり、第4図は、
第3図(A>のA−A線拡大断面図である。これらの図
に示されるように、接触子配設部材10は、相手コネク
タとの嵌合側に矩形状とされた嵌合凹部11が設けられ
、該凹部11の両側壁の各々には、接触子収容孔12を
有しており、これら収容孔12の上部は、接触子410
の圧接結線部43が千鳥配列可能に中心軸方向に延長さ
れて開口されている。嵌合凹部11の底面の中央には、
1列とされたグランド端子収容孔13が複数個設けられ
ている。接触子配設部材10の上部には、後述する接触
子配列部材20を受け入れて配設する凹部14が設けら
れている。
さらに、接触子配設部材10の左右両側(第3図(^)
または(B)において)には、後端面より突出した4個
所の係止部15が設けられている。この各係止部15に
は、内方に突出した突起部15′が設けられている。
第5図(A)は、接触子配列部材20の平面図、第5図
(8)は、その正面図、第5図(C)は、その底面図で
あ、す、第6図は、第5図(A)のB−B線拡大断面図
である。この接触子配列部材20のほぼ中央には、上部
を開口した開口部21が設けられ、この開口部21の底
壁には、下方にテーパー22′を有するグランド端子挿
入孔22が1列設けられている。開口部21の両側壁に
は、接触子40の中間部を受け入れて配設するための接
触子配設孔23が下方にテーパー23′を設けて各々の
側壁に2列形成されている。参照番号24は、接触子配
役部材10の接触子収容孔12の上部に挿入されてガタ
止めするものであり、且つ接触子40の中間部44の折
り曲げ部を保持するための突起である。
第7図(^)は、シールド接触部保護部材30の平面図
、第7図(B)は、その正面図、第7図(C)は、その
底面図であり、第8図は、第7図(^)のC−C線拡大
断面図である。この保護部材には、その下面でその中央
にグランド端子50を受け入れるためのグランド端子収
容孔31がテーパー31′を有して1列設けられており
、その両側には、グランド端子収容孔と連通ずるシール
ド接触部収容孔32が上部にテーパー32′を有して設
けられている。
第9図(A)は、接触子40の左側面図、第9図(B)
は、正面図である。この接触子40は、接触子配設部材
10の接触子収容孔12のいずれか任意のものに挿入配
設されるもので信号およびアース兼用とされるものであ
る。この接触子40は、下方にくの字形状とされた接触
部41を有し、上部には、ケーブルの信号導体あるいは
シールド部材60の接続導体部62を受け入れて接続す
るためのスリット42を有する圧接結線部43が設けら
れている。接触子40の中間部44には、接触子配設部
材10の接触子収容孔12の上端部に係止させて下方へ
の脱落を防止するための段部45と、接触子収容孔12
に圧入してガタ止めとするだめの圧入突起46が設けら
れている。第9図に示した接触子40は、中間部がスト
レートのものであるが、接触子40には、中間部を折り
曲げたもの(第2図において点線で示した接触子)があ
り、各列の接触子収容孔12には、交互にストレートの
ものと折り曲げたものとを配設し、圧接結線部42が千
鳥配列となるようにしている。
第1O図(A)は、グランド端子50の正面図、第10
図(B)は、その右側面図である。このグランド端子5
0は、その中間部の連結部5Iにて複数連結されており
、その連結部51の上方には、シールド部材60のシー
ルド接触部61と接触するためのシールド接触部52を
有し、連結部51の直ぐ下方には、接触子配設部材10
のグランド端子収容孔13に圧入挿入して保持するため
の圧入突起53が設けられている。さらに、突起53の
下方には、細長く延長されて、相手コネクタのグランド
端子(図示せず)と接、触するだめの接触部54が設け
られている。
第11図(^)は、シールド部材60の正面図、第11
図(B)は、その底面図、第11図(C)は、その右側
面図である。このシールド部材60は、その先端に櫛歯
状に延長したシールド接触部61と接続導体部62とが
交互に設けられている。ただし、第11図の例は、アー
スパターンに従って一つおきの接続導体部62が、その
基部よりカットしである。シールド接触部61には、グ
ランド端子50と接触するためのばね舌片63が手前(
第11図(C)において左側)にカンチレバーにて突出
して設けられている。接続導体部62には、接触子40
の圧接結線部43に設けられたスリット42に圧接接続
されるための圧接片64が90度方向に折り曲げられて
後方(第11図([)において右側)に突出されて設け
られている。各シールド接続部61と接続導体部62の
後部には、後述するように、同軸ケーブルのシールド線
を半田付けするための半田付は部65が設けられている
第12図(A)は、第1ケーブル配線邪材70Aの背面
図、第12国(B)は、その正面図、第12図(C)は
、その右側面図であり、第13図は、第12又(B)の
D−D線断面図である。この第1ケーブル配線部材7O
Aは、ケーブル引出部71A1接着固定溝72A1開口
部72、へ′、クランプ面部73Δ、ケーブルクランプ
圧入突部74A1半田付は受面75A1同軸ケーブル受
入溝76A、圧接受面? ? A、圧接結線部受入溝7
8A、係止突部79Aおよび係止受部79Δ′が設けら
れている。
第14図(A)は、第2ケーブル配線邪材70Bの背面
図、第14図CB)は、その正面図、第14図(C)は
、その右側面図であり、第15図は、第14図(B)の
E−E線断面図である。この第2ケーブル配線部材70
Bは、ケーブル引出邪71B、接着固定溝72B、開口
部72B’ 、クランプ面部73B、ケーブルクランプ
圧入突部74B、半田付は受面75B、同軸ケーブル受
入溝76B、圧接受面77B1圧接結線部受入溝78B
、係止突部受人段部79Bおよび係止受部79B′が設
けられている。これら第1ケーブル配線邪材70Aと第
2ケーブル配線部材70Bとは、後述するように同軸ケ
ーブル90を配線し、シールド部材60を組み付けた後
、互いに組み合わせられ、このとき、第1ケーブル配線
部材?OAの係止突部79Aは、第2ケーブル配線部材
70Bの係止突部受人段部79Bに係合して、第1ケー
ブル配線部材7OAと第2ケーブル配線邪材70Bとの
組合せ状態を保持する働きをする。
第16図(A>は、ケーブルクランプ80の平面図、第
16図(8)は、その正面図である。このケーブルクラ
ンプ80は、同軸ケーブルを受け入れるケーブル受溝8
1と、第1および第2ケーブル配線部材70Δ、70B
に設けられたケーブルクランプ圧入突部74A、74B
を受け入れるための圧入孔82が設けられている。
このような構成の本発明の多心同軸ケーブル用電気コネ
クタに多心同軸ケーブルを結線するた杓の手順の例につ
いて、以下説明する。
(1)  先ず、第3図および第4図に示すように、接
触子配設部材IOのグランド端子収容孔13内にグラン
ド端子50を組み込み、さらに、多数の接触子40を組
み込んだ接触子配列部材20を接触子配設部材10の凹
部の挿入して組み込んでおく。
(2)  次に、第17図(^)に概略的に示すように
、第1ケーブル配線部材70Aを固定台110の溝11
1内に設置し、信号導体を中心に含む同軸ケーブル線9
1とシールド導体92とに分離するように端末処理した
各同軸ケーブル90を第1ケーブル配線部材?OAの上
側に配置し、同軸ケーブル90を固定具112により固
定する。
(3)次に、第17図(B)に略示するように、同軸ケ
ーブル90を第1ケーブル配線部材?OAに固定するた
めのケーブルクランプ80を同軸ケーブル90を挟着す
るようにして、同軸ケーブル90の上部に設置し、押し
工具113にてケーブルクランプ80を下方に挿し込む
と同時に、外被およびシールド導体92を剥離した同軸
ケーブル線91を第1ケーブル配線部材?OAのケーブ
ル受入溝76A内に挿入し、ホーミング加工する。
(4〕  次に、第17図(C)に略示するように、第
1ケーブル配線部材70Aを、前方(図において左側)
が開口した別の固定台110′の溝111′内に固定し
、同軸ケーブル90および第1ケーブル配線部材70A
を上部より押え具114により固定し且つその前方で同
軸ケーブル線91が突出した上部にその同軸ケーブル線
91を折曲げ具115により90度下方に回転するよう
に折り曲げて、さらにその後、第17図([])に略示
するように、前方(図において左側)より同軸ケーブル
線形成具116により同軸ケーブル線91の端部をC字
状にホーミング加工してケーブル受入溝76内に完全に
挿入する。このとき、同軸ケーブル線91の先端の余長
部分は、同軸ケーブル線形成具116と固定台110′
 とのエツジ刃の協働作用によりカットされ、余長部分
91′ として廃棄される。
(5)  次に、第17図(E)に略示するように、再
び、固定台110の溝111内に第1ケーブル配線邪材
?OAを戻して別の固定具112′にて固定すると共に
、その第1ケーブル配線部材70Aの上面にシールド部
材60を動かないように固定具117にて押さえておく
。そして、第17図(F)に略示するように、シールド
部材60の半田付は部65の上面に半田板部材118を
乗せ、さらに同軸ケーブル90の分離したシールド導体
92を被せて、その上部よりヒータ120を内在する加
熱具119により加熱させて半田板部材118を溶融し
て、シールド導体92をシールド部材60に一体的に接
続する。そして、第17図(G)に略示するように、再
び、第1ケーブル配線部材70Aを、別の固定具112
′に戻し、押え具122にて押さえながら、あらかじめ
定めたアースパターンに従ったシールド部材60の接続
導体部62を折曲げ具121によって下方にほぼ90度
折り曲げ加工すると同時に、不要の接続導体部62をそ
の基部にて切断して第1ケーブル配線部材70Aに対す
る同軸ケーブル90の組み付は配線を完了させる。
(6)  次に、前記(2)項から(5)項に説明した
手順と同様の手順にて、第2ケーブル配線部材70Bに
対する同軸ケーブル90の組み付は配線を行う。
(7)  以上のようにして組み立てられた第1および
第2ケーブル配線部材70A、70Bを、係止突部79
Aと、係止突部受人段部79Bとが係合するようにして
、互いに合体させる。そして、上部の同軸ケーブル引き
出・し口及び両サイドの開口、l72A’ より接着剤
またはコンパウンド(第1図および第2図において参照
番号85にて示している)等を流し入れて、同軸ケーブ
ル90を第1および第2ケーブル配線邪材?OA、70
Bに完全に固着する。この状態を、第18図に示してお
り、第18図(A)は、その正面図、第18図(B)は
、その側面図、第18図(C)は、その底面図である。
また、接触部61にシールド接触部保護部材30を挿入
して保護しておく(第2図参照)。
(8)  最後に、前記(7)項の手順にて合体した第
1および第2ケーブル配線部材70Δ、70Bを、前記
(11項にて接触子40、グランド端子50を組み込ん
だ接触子配設部材10の上部より圧入工具(図示せず)
により圧入組み立てする。これにより、第1および第2
ケーブル配線部材70A、70Bと接触子配設部材10
とを結合し一体化して電気コネクタへの同軸ケーブルの
結線を完了する。このとき、接触子配設部材10の係止
部15の突起部15′が第1および第2ケーブル配線部
材7QA、70Bの係止受1179A’ 、79B’ 
に係合することにより、接触子配設部材10と第1およ
び第2ケーブル配線部材?OA、70Bとの結合が保持
される。
また、第2図によく示されるように、各接触子40の圧
接結線部43のスリット42には、各同軸ケーブル線9
2が圧入されて、各信号導体とその接触子40との電気
的な接続がなされるとともに、シールド部材60のアー
スパターンに対応する位置にある接続導体部62の圧接
片64が圧入される。さらにまた、第2図によく示され
るように、グランド端子50の各シールド接触部52は
、各対応するシールド部材のシールド接触部61のばね
舌片63に接触する。
第19図(A)は、本発明の電気コネクタに使用するシ
ールド部材の別の実施例を示す正面図であり、第19図
(B)は、その側面図である。これら図に示されるよう
に、この実施例のシールド部材60 Aは、第10図に
示したグランド端子と第11図に示したシールド部材と
を一体化したようなもので、半田付は部65Aの先端に
櫛歯状に延長したグランド端子接続部61Aと接続導体
部62Aとが交互に設けられている。ただし、第19図
の例は、アースパターンに従って一つおきの接続導体部
62Aが、その基部よりカットしである。グランド端子
接続部61Aの先端は、連結部51Aにて連結されてお
り、連結部51Aの直ぐ下方には、細長く延長されて、
相手コネクタのグランド端子(図示せず)と接触するた
めの接触部54Δが設けられている。接続導体162A
には、接触子40の圧接結線部43に設けられたスリッ
ト42に圧接接続されるための圧接片64Aが90度方
向に折り曲げられて後方に突出されて設けられている。
このようなシールド部(財)60Aとすることにより、
部品点数を減少させることができる。
第20図は、本発明の他の実施例としての電気コネクタ
の断面図である。この実施例の電気コネクタは、接触子
配線部材20’ およびシールド接触部保護部材30′
を用いて下方に超多心の接触子40′およびグランド端
子50′を配設した接触子配設部材10′を設けておき
、また、シールド部材60′およびケーブルクランプ8
0’ を用いて一列毎の同軸ケーブル90’ を配線し
たケーブル配線部材70′の複数個を用意し、−列毎の
接触子上に1ブロツク化したケーブル配線部材を組み込
んでいくことにより、超多心のコネクタを完成させるこ
とができるようにしたものである。
発明の効果 前述したような本発明の多心同軸ケーブル用電気コネク
タおよびその結線方法によれば、次のような効果が得ら
れる。
(1)  同軸ケーブルの引出し口側は、ケーブルが1
列に対して、嵌合面の信号用接触子の配列も1列が可能
となっているので、従来と比べて小型化、高密度化され
た電気コネクタとなる。
(2)接触子配役部材は、信号用接触子の配列と、グラ
ンド接触子の配列とを完全に区分することができ、また
、アースパターンは、各種のパターンが可能となるので
、クロストークがより完全となり、信号接続もグランド
接続も従来よりも増加させることができる。
(3)  ケーブル配線部材は、単独であっても1対と
したものであっても、ケーブルおよびシールド部材を組
み込んだ後には、そのままでブロック化することができ
るので、各組み込み結線の工程は細分化が可能となり、
熟練をそれ程必要とせず作業ができるので、流れ作業が
可能で大量生産ができ、生産効率が向上するので安価な
ものとなる。
(4)  同軸ケーブルのシールド部材に接続され、さ
らに、シールド部材はグランド端子に接続されるが、こ
の各部材は、同軸ケーブルの信号線あるいは信号接触子
に近接して配設することが可能上なるので、クロストー
クの減少に大きく役立っている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例としての多心同軸ケーブル
用電気コネクタの結線状態を示す一部破断斜視図、第2
図は、第1図の多心同軸ケーブル用電気コネクタの拡大
断面図、第3図(A)は、接触子配設部材に、接触子配
列部材と、接触子と、グランド端子とを組み込んだ状態
を示す平面図、第3図(B)は、その正面図、第3図(
C)は、その底面図、第4図は、第3図(^)のA−A
線拡大断面図、第5図(^)は、接触子配列部材の平面
図、第5図(B)は、その正面図、第5図(C)は、そ
の底面図、第6図は、第5図(^)のB−B線拡大断面
図、第7図(A)は、シールド接触部保護部材の平面図
、第7図(B)は、その正面図、第7図(C)は、その
底面図、第8図は、第7図(A)のC−C線拡大断面図
、第9図(^)は、接触子の左側面図、第9図(B)は
、その正面図、第10図(A>は、グランド端子の正面
図、第10図(B)は、その右側面図、第11図(A)
は、シールド部材の正面図、第11図(B)は、その底
面図、第11図(C)は、その右側面図、第12図(A
)は、第1ケーブル配線部材の背面図、第12図(8)
は、その正面図、第12図(C)は、その右側面図、第
13図は、第12図(B)のD−D線断面図、第14図
(A)は、第2ケーブル配線部材の背面図、第14図(
B)は、その正面図、第14図(C)は、その右側面図
であり、第15図は、第14図(B)のE−E線断面図
、第16図(A)は、ケーブルクランプの平面図、第1
6図CB)は、その正面図、第17図(A)から(G)
よ、第1図および第2図に示した本発明の多心同軸ケー
ブル用電気コネクタに多心同軸ケーブルを結線するため
の手j頃を説明するための概略図、第18叉(A)は、
ケーブル配線部材に同軸ケーブルを組み付けた状態を示
す正面図、第18図(B)は、その側面図、第18図(
C)は、その底面図、第19図(A)は、本発明の電気
コネクタに使用するシールド部材の別の実施例を示す正
面図、第19図(B)は、その側面図、第20図は、本
発明の他の実施例としての電気コネクタの断面図である
。 10・・・・・・接触子配設部材、 20・・・・・・接触子配線部材、 30・・・・・・シールド接触部保護部材、40・・・
・・・接触子、41・・・・・・接触部、43・・・・
・・圧接結線部、50・・・・・・グランド端子、51
・・・・・・連結部、52・・・・・・シールド接触部
、54・・・・・・接触部、60・・・・・・シールド
部材、61・・・・・・シールド接触部、62・・・・
・・接続導体部、63・・・・・・ばね舌片、641・
・・・・・圧接片、65・・・・・・半田付は部、 ?OA・・・・・・第1ケーブル配線部材、70B・・
・・・・第2ケーブル配線部材、80・・・・・・ケー
ブルクランプ、 90・・・・・・同軸ケーブル、91・・・・・・同軸
ケーブル線、92・・・・・・シールド導体。 部 2 図 436 第 4 図 第 6 図 第 3 図 茅 5 図 第 10 図 (A) 第 図 (A) (B) (A) ’79B’ 440− 第 図 (B) (C)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)信号導体とシールド導体とを有する同軸ケーブル
    を接続するための多心同軸ケーブル用電気コネクタにお
    いて、一端に相手コネクタの接触子と接触する接触部を
    有し他端に圧接結線部を有した複数の接触子と、一端に
    相手コネクタのグランド端子と接触する接触部を有した
    複数のグランド端子と、シールド部材と、一端に相手コ
    ネクタと嵌合する嵌合部を有し且つ前記複数の接触子の
    前記接触部と前記複数のグランド端子の接触部とが互い
    に近接した状態にて前記嵌合部に臨むようにして前記接
    触子およびグランド端子を配設する接触子配設部材と、
    前記同軸ケーブルの端部を露出してシールド導体と分離
    した同軸ケーブル線を配設する複数のケーブル受入溝お
    よび前記接触子の圧接結線部の先端を受け入れる複数の
    圧接結線部受入溝を設けてなる圧接受面を一端に有し且
    つ前記接触子配設部材の他端に結合されるケーブル配線
    部材とを備えており、前記各同軸ケーブル線の信号導体
    は、前記接触子配設部材の他端および前記ケーブル配線
    部材の前記圧接受面において、前記各接触子の圧接結線
    部にて各接触子に電気的に接続されており、前記シール
    ド部材は、前記分離した同軸ケーブル線にそって延びて
    いて前記露出されたシールド導体と前記各グランド端子
    の他端との間を電気的に接続していることを特徴とする
    多心同軸ケーブル用電気コネクタ。
  2. (2)請求項(1)記載の多心同軸ケーブル用電気コネ
    クタへ同軸ケーブルを結線するための結線方法において
    、前記同軸ケーブルの端末部を露出して同軸ケーブル線
    とシールド導体とを分離し、該露出された同軸ケーブル
    線を前記ケーブル配線部材の前記各ケーブル受入溝に配
    設し、分離したシールド線を前記シールド部材に電気的
    に接続する第1工程と、この第1工程にて同軸ケーブル
    線とシールド部材とを組み付けた前記ケーブル配線部材
    の前記圧接受面を、前記接触子を配設した前記接触子配
    設部材の前記他端へ結合させることにより、前記各同軸
    ケーブル線の信号導体を前記各接触子の圧接結線部にて
    各接触子に圧接結線する第2工程とを含むことを特徴と
    する多心同軸ケーブル用電気コネクタの結線方法。
  3. (3)請求項(1)記載の多心同軸ケーブル用電気コネ
    クタに使用するシールド部材において、前記分離したシ
    ールド導体に対して半田付けされる半田付け部と、該半
    田付け部の先端から櫛歯状に延長して且つ交互に形成さ
    れ、前記グランド端子の他端に接触するシールド接触部
    および前記接触子の圧接結線部に接触する接続導体部と
    を有しており、前記接続導体部は、その基部にて任意に
    切断除去しうることを特徴とするシールド部材。
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