JPH0382611A - ラリー用空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
ラリー用空気入りラジアルタイヤInfo
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- JPH0382611A JPH0382611A JP1221009A JP22100989A JPH0382611A JP H0382611 A JPH0382611 A JP H0382611A JP 1221009 A JP1221009 A JP 1221009A JP 22100989 A JP22100989 A JP 22100989A JP H0382611 A JPH0382611 A JP H0382611A
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- carcass
- protector
- side protector
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- 230000001012 protector Effects 0.000 claims abstract description 45
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 15
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 6
- 239000004753 textile Substances 0.000 claims description 21
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 2
- 241001274660 Modulus Species 0.000 abstract 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 3
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ラリ−等のモータースポーツ用の車両に装着
されるラリ−用空気入りラジアルタイヤに関する。
されるラリ−用空気入りラジアルタイヤに関する。
不整地を走行するラリ−用空気入りラジアルタイヤは、
岩石などの障害物に当たることにより、サイドウオール
部に亀裂が生じ、その亀裂が成長しカットバーストに到
ることが多い。従来このようなサイドウオールの亀裂及
びその成長を防止・抑制するラリ−用空気入りラジアル
タイヤとしては、第3図に示されるように、サイドゲー
ジ確保のために、滑らかな平面をもつ広幅プロテクター
50の採用、耐亀裂成長性のよりサイドゴム質の採用及
びビード部よりタイヤ半径方向外側にテキスタイルコー
ドからなるインサート部材52を挿入してきたが、耐カ
ット性も不十分で、フレックスゾーン内にインサート部
材52の端末があるため、インサート部材52の端末か
らのセパレーションの危険性がありその効果は不十分で
あった。
岩石などの障害物に当たることにより、サイドウオール
部に亀裂が生じ、その亀裂が成長しカットバーストに到
ることが多い。従来このようなサイドウオールの亀裂及
びその成長を防止・抑制するラリ−用空気入りラジアル
タイヤとしては、第3図に示されるように、サイドゲー
ジ確保のために、滑らかな平面をもつ広幅プロテクター
50の採用、耐亀裂成長性のよりサイドゴム質の採用及
びビード部よりタイヤ半径方向外側にテキスタイルコー
ドからなるインサート部材52を挿入してきたが、耐カ
ット性も不十分で、フレックスゾーン内にインサート部
材52の端末があるため、インサート部材52の端末か
らのセパレーションの危険性がありその効果は不十分で
あった。
本発明は上記事実を考慮し、サイドウオールの耐カット
性を大幅に向上させることができるラリ−用空気入りラ
ジアルタイヤを得ることが目的である。
性を大幅に向上させることができるラリ−用空気入りラ
ジアルタイヤを得ることが目的である。
請求項(1〉記載の本発明は、タイヤのサイドウオール
外表面に配置されショアA硬度50以上及び300%伸
展モジュラス値55kg/cut以上のゴム材により構
成されたサイドプロテクターと、このサイドプロテクタ
ーの外表面にタイヤ周方向に沿って形成され形成領域の
タイヤ半径方向中央部においてその高さが最も高くタイ
ヤ半径方向両端部に向かって高さが漸減する複数本の環
状リブと、ビードコアのタイヤ幅方向内側から外側へ折
り返された折り返し端部が前記サイドプロテクターのタ
イヤ半径方向外側のベルト下部まで延設亨れかつ各コー
ドがタイヤ周方向に対して78゜〜86°で互いに交差
する少なくとも2層のカーカスと、を有することを特徴
としている。
外表面に配置されショアA硬度50以上及び300%伸
展モジュラス値55kg/cut以上のゴム材により構
成されたサイドプロテクターと、このサイドプロテクタ
ーの外表面にタイヤ周方向に沿って形成され形成領域の
タイヤ半径方向中央部においてその高さが最も高くタイ
ヤ半径方向両端部に向かって高さが漸減する複数本の環
状リブと、ビードコアのタイヤ幅方向内側から外側へ折
り返された折り返し端部が前記サイドプロテクターのタ
イヤ半径方向外側のベルト下部まで延設亨れかつ各コー
ドがタイヤ周方向に対して78゜〜86°で互いに交差
する少なくとも2層のカーカスと、を有することを特徴
としている。
また、請求項(2)記載の本発明は、タイヤの周方向に
対する角度が70゜〜85°でかつ前記少なくとも2層
のカーカスの各コードの角度より小さい角度とされ前記
少なくとも2層のカーカスの折り返し部の軸方向最外側
のカーカスのコードと交差するテキスタイルコードによ
り構成されるとともに前記サイドプロテクターと前記カ
ーカスとの間に前記カーカスと離間しかつ前記サイドプ
ロテクターをカバーする範囲のタイヤ幅方向内側に配置
された少なくとも1枚以上の互いに交差するテキスタイ
ルコード層を有することを特徴としている。
対する角度が70゜〜85°でかつ前記少なくとも2層
のカーカスの各コードの角度より小さい角度とされ前記
少なくとも2層のカーカスの折り返し部の軸方向最外側
のカーカスのコードと交差するテキスタイルコードによ
り構成されるとともに前記サイドプロテクターと前記カ
ーカスとの間に前記カーカスと離間しかつ前記サイドプ
ロテクターをカバーする範囲のタイヤ幅方向内側に配置
された少なくとも1枚以上の互いに交差するテキスタイ
ルコード層を有することを特徴としている。
また、請求項(3)記載の本発明は、前記テキスタイル
コード層と前記カーカスとの間に配置され前記サイドプ
ロテクターのショアA硬度及び300%伸展モジュラス
値と同等以下のショアA硬度及び300%伸展モジュラ
ス値を有するゴム材を有することを特徴としている。
コード層と前記カーカスとの間に配置され前記サイドプ
ロテクターのショアA硬度及び300%伸展モジュラス
値と同等以下のショアA硬度及び300%伸展モジュラ
ス値を有するゴム材を有することを特徴としている。
本発明のラリ−用空気入りラジアルタイヤのサイドウオ
ールが岩石等に当った場合には、サイドプロテクターを
300%伸展モジュラス値を55kg / cd以上と
したため、サイドプロテクターに形成されたリブが弾性
変形することによってサイドウオールからの人力を負担
する。このため、入力を緩和できる。また、サイドプロ
テクターに亀裂が発生した場合には、リブにより亀裂が
成長することを防止できる。さらにサイドプロテクター
のタイヤ半径方向中央部のリブの高さが高く、サイドプ
ロテクターのタイヤ半径方向両端部のリブの高さが低く
なっており、かつリブが柔軟性を持っている。このため
、岩石等が斜め上下方向からサイドウオールに当接した
場合にも、複数のリブが岩石等に当接し外力を負担でき
る。従って、外力が分散され亀裂が発生しにくい。
ールが岩石等に当った場合には、サイドプロテクターを
300%伸展モジュラス値を55kg / cd以上と
したため、サイドプロテクターに形成されたリブが弾性
変形することによってサイドウオールからの人力を負担
する。このため、入力を緩和できる。また、サイドプロ
テクターに亀裂が発生した場合には、リブにより亀裂が
成長することを防止できる。さらにサイドプロテクター
のタイヤ半径方向中央部のリブの高さが高く、サイドプ
ロテクターのタイヤ半径方向両端部のリブの高さが低く
なっており、かつリブが柔軟性を持っている。このため
、岩石等が斜め上下方向からサイドウオールに当接した
場合にも、複数のリブが岩石等に当接し外力を負担でき
る。従って、外力が分散され亀裂が発生しにくい。
また、カーカスがタイヤ馬方向に78゜〜86゜の角度
を持って交差しているため、外力が効果的に分散できる
。またカーカスの折り返し端がタイヤ半径方向外側ベル
ト下部まで延設されているため、サイドウオールのタイ
ヤ半径方向外側部のカーカスが4層構造となり、サイド
ウオールのタイヤ半径方向外側部の亀裂の耐貫通性が向
上できる。
を持って交差しているため、外力が効果的に分散できる
。またカーカスの折り返し端がタイヤ半径方向外側ベル
ト下部まで延設されているため、サイドウオールのタイ
ヤ半径方向外側部のカーカスが4層構造となり、サイド
ウオールのタイヤ半径方向外側部の亀裂の耐貫通性が向
上できる。
また、プロテクターを構成するゴム材のショアA硬度を
50以上としたため、外力に対する耐カット性を向上で
きる。
50以上としたため、外力に対する耐カット性を向上で
きる。
また、タイヤの周方向に対する角度が70゜〜85°で
かつカーカスのコードの角度より小さい角度とされ、外
側のカーカスのコードと交差するテキスタルコード層図
り構成されたテキスタルコード層を、サイドプロテクタ
ーとカーカスとの間にカーカスと離間し、かつサイドプ
ロテクターをカバーする範囲のタイヤ幅方向内側に少な
くとも1枚以上を配置した場合には、サイドウオールの
リブ部分のゴム層は内圧充填時においても、テキスタイ
ルコード層により、無張力又は圧縮状態とされるため、
耐カット性がさらに向上する。またサイドウオールの湾
曲部分にテキスタイルコード層の端部がないため、端部
に発生するセパレーションの発生を防止できる。
かつカーカスのコードの角度より小さい角度とされ、外
側のカーカスのコードと交差するテキスタルコード層図
り構成されたテキスタルコード層を、サイドプロテクタ
ーとカーカスとの間にカーカスと離間し、かつサイドプ
ロテクターをカバーする範囲のタイヤ幅方向内側に少な
くとも1枚以上を配置した場合には、サイドウオールの
リブ部分のゴム層は内圧充填時においても、テキスタイ
ルコード層により、無張力又は圧縮状態とされるため、
耐カット性がさらに向上する。またサイドウオールの湾
曲部分にテキスタイルコード層の端部がないため、端部
に発生するセパレーションの発生を防止できる。
またテキスタイルコード層とカーカス層との間にプロテ
クターと同等以下のショアA硬度及び300%伸展モジ
ュラス値を有するゴム材を挿入した場合には、亀裂の耐
貫通性が向上する。
クターと同等以下のショアA硬度及び300%伸展モジ
ュラス値を有するゴム材を挿入した場合には、亀裂の耐
貫通性が向上する。
従って、本発明においては上記効果の相乗により、従来
技術と比較して大幅に耐カット性が向上する。
技術と比較して大幅に耐カット性が向上する。
以下本発明の第1実施例を第1図に従って説明する。
第1図に示される如く、ラリ−用空気入りラジアルタイ
ヤIOのカーカス12のタイヤ幅方向両端部は、タイヤ
半径方向内周部にリング状に配置されたビードコア14
の回りにそれぞれタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外
側へ向けて折り返されており、それぞれ折返し端部12
Aとされている。またカーカス12のコードのタイヤ周
方向に対する角度は78゜〜86°とされている。
ヤIOのカーカス12のタイヤ幅方向両端部は、タイヤ
半径方向内周部にリング状に配置されたビードコア14
の回りにそれぞれタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外
側へ向けて折り返されており、それぞれ折返し端部12
Aとされている。またカーカス12のコードのタイヤ周
方向に対する角度は78゜〜86°とされている。
また、ラリ−用空気入りラジアルタイヤ10のタイヤ半
径方向最外側部には、トップトレッド15が配置されて
いる。
径方向最外側部には、トップトレッド15が配置されて
いる。
カーカス12のトップトレッド15側(第1図上側〉に
は、カーカス16が配置されている。カーカス16のタ
イヤ幅方向両端部は、カーカス12に沿ってビードコア
14の回りにそれぞれタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方
向外側へ向けて折り返されており、それぞれ折返し端部
16Aとされている。またカーカス16のコードのタイ
ヤ周方向に対する角度は、78゜〜86°とされており
、カーカス12のコードと交差する方向とされている。
は、カーカス16が配置されている。カーカス16のタ
イヤ幅方向両端部は、カーカス12に沿ってビードコア
14の回りにそれぞれタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方
向外側へ向けて折り返されており、それぞれ折返し端部
16Aとされている。またカーカス16のコードのタイ
ヤ周方向に対する角度は、78゜〜86°とされており
、カーカス12のコードと交差する方向とされている。
このカーカス16のトップトレッド15側(第1図上側
)には、ベルト層18.20が順次配置されている。
)には、ベルト層18.20が順次配置されている。
また、カーカス12の折返し端部12A及びカーカス1
6の折返し端部16Aは、それぞれタイヤ半径方向外側
ベルト下部まで延設されており、カーカス12のタイヤ
半径方向外側端12B及びカーカス16のタイヤ半径方
向外側端16Bは、それぞれベルト層18のタイヤ幅方
向両端部18Aとカーカス16との間に挿入されている
。
6の折返し端部16Aは、それぞれタイヤ半径方向外側
ベルト下部まで延設されており、カーカス12のタイヤ
半径方向外側端12B及びカーカス16のタイヤ半径方
向外側端16Bは、それぞれベルト層18のタイヤ幅方
向両端部18Aとカーカス16との間に挿入されている
。
ラリ−用空気入りラジアルタイヤ10のサイドウオール
IOAのタイヤ半径方向外側部はサイドプロテクター2
2とされている。このサイドプロテクター22を構成す
るゴム材のショアA硬度は50以上及び300%伸展モ
ジュラス値は55kg/ c!以上とされている。また
サイドプロテクター22の外表面には、タイヤ周方向に
沿って環状リブ24が懲戒されており、この環状リブ2
4はタイヤ半径方向中央部においてその高さHが最も高
くタイヤ半径方向両端部に向かってその高さが漸減され
ている。
IOAのタイヤ半径方向外側部はサイドプロテクター2
2とされている。このサイドプロテクター22を構成す
るゴム材のショアA硬度は50以上及び300%伸展モ
ジュラス値は55kg/ c!以上とされている。また
サイドプロテクター22の外表面には、タイヤ周方向に
沿って環状リブ24が懲戒されており、この環状リブ2
4はタイヤ半径方向中央部においてその高さHが最も高
くタイヤ半径方向両端部に向かってその高さが漸減され
ている。
次に、本実施例の作用に付いて説明する。
本発明のラリ−用空気入りタイヤlOのサイドプロテク
ター22のリブ24の頂部24Aが岩石等に当った場合
には、リブ24が弾性変形し岩石等による入力を負担す
るため、入力を緩和できる。
ター22のリブ24の頂部24Aが岩石等に当った場合
には、リブ24が弾性変形し岩石等による入力を負担す
るため、入力を緩和できる。
また、サイドプロテクター22に亀裂が発生した場合に
は、リブ24により亀裂が成長することが防止できる。
は、リブ24により亀裂が成長することが防止できる。
さらにリブ24の高さHがタイヤ半径方向中央部が高く
両端部が低くなっており、かつリブ24が柔軟性を持っ
ているため、プロテクター22に岩石等が斜め上下方向
から当接した場合にも、複数のリブ24が岩石等に当接
して外力を負担する。従って、外力が分散されプロテク
ター22に亀裂が発生しにくい。
両端部が低くなっており、かつリブ24が柔軟性を持っ
ているため、プロテクター22に岩石等が斜め上下方向
から当接した場合にも、複数のリブ24が岩石等に当接
して外力を負担する。従って、外力が分散されプロテク
ター22に亀裂が発生しにくい。
また、カーカス12.16がタイヤ周方向に78゛〜8
6°の角度を持って互いに交差しているため、外力が効
果的に分散でき、かつカーカス12.16の各折り返し
端12A、16Aがタイヤ半径方向外側のベルト18の
タイヤ幅方向両端部18Aまで延設されているため、ラ
リ−用空気入りタイヤIOのサイドウオールIOAのタ
イヤ半径方向外側部においてカーカスが4層構造となっ
ている。このため、サイドウオールIOAの亀裂の耐貫
通性が向上できる。
6°の角度を持って互いに交差しているため、外力が効
果的に分散でき、かつカーカス12.16の各折り返し
端12A、16Aがタイヤ半径方向外側のベルト18の
タイヤ幅方向両端部18Aまで延設されているため、ラ
リ−用空気入りタイヤIOのサイドウオールIOAのタ
イヤ半径方向外側部においてカーカスが4層構造となっ
ている。このため、サイドウオールIOAの亀裂の耐貫
通性が向上できる。
また、プロテクター22をショアA硬度は50以上とし
たため、外力に対する耐カット性を向上できる。
たため、外力に対する耐カット性を向上できる。
次に、本発明の第2実施例に付いて第2図に従って説明
する。
する。
なお、第■実施例と同一部材に付いては、同一符号を付
して説明を省略する。
して説明を省略する。
第2図に示される如く、ラリ−用空気入りラジ°アルタ
イヤ10のサイドプロテクター22のリブ24とカーカ
ス12の折り返し端部12Aとの間には、テキスタイル
コード層26がカーカス12の折り返し端部12Aと離
間して配置されている。このテキスタイルコード層26
を構成するテキスタイルコードのタイヤ周方向に対する
角度は、70゜〜85°でカーカス12のコードと交差
する方向とされており、かつカーカス12のコードの角
度より小さい角度とされている。
イヤ10のサイドプロテクター22のリブ24とカーカ
ス12の折り返し端部12Aとの間には、テキスタイル
コード層26がカーカス12の折り返し端部12Aと離
間して配置されている。このテキスタイルコード層26
を構成するテキスタイルコードのタイヤ周方向に対する
角度は、70゜〜85°でカーカス12のコードと交差
する方向とされており、かつカーカス12のコードの角
度より小さい角度とされている。
また、テキスタイルコード層26のタイヤ半径方向外側
端26Aは、サイドプロテクター22のタイヤ半径方向
外側端22Aの下部の近傍まで延設されており、テキス
タイルコード層26のタイヤ半径方向内側端26Bは、
サイドプロテクター22のタイヤ半径方向内側端22B
のタイヤ半径方向内側まで延設されている。
端26Aは、サイドプロテクター22のタイヤ半径方向
外側端22Aの下部の近傍まで延設されており、テキス
タイルコード層26のタイヤ半径方向内側端26Bは、
サイドプロテクター22のタイヤ半径方向内側端22B
のタイヤ半径方向内側まで延設されている。
またテキスタイルコード層22とカーカス12の折り返
し端部12Aとの間にサイドプロテクター22を構成す
るゴム材と同等のショアA硬度及び300%伸展モジュ
ラス値を有するサイドゴム28が配置されている。
し端部12Aとの間にサイドプロテクター22を構成す
るゴム材と同等のショアA硬度及び300%伸展モジュ
ラス値を有するサイドゴム28が配置されている。
従って、サイドウオールIOAに亀裂が発生した場合に
、テキスタイルコード層26により、亀裂がカーカス1
2.16を貫通することを阻止できるとともに、サイド
プロテクター22は内圧充填時においても、テキスタイ
ルコード層26により、無張力又は圧縮状態となるため
、耐カット性がさらに向上する。また負荷転勤時の湾曲
領域にテキスタイルコード層26の端部26A、26B
がないため、セパレーションの発生を防止できる。
、テキスタイルコード層26により、亀裂がカーカス1
2.16を貫通することを阻止できるとともに、サイド
プロテクター22は内圧充填時においても、テキスタイ
ルコード層26により、無張力又は圧縮状態となるため
、耐カット性がさらに向上する。また負荷転勤時の湾曲
領域にテキスタイルコード層26の端部26A、26B
がないため、セパレーションの発生を防止できる。
なお、上記第2実施例においては、サイドプロテクター
22とカーカス12の折り返し端部12Aとの間にサイ
ドプロテクター22を構成するゴム材と同等のショアA
硬度及び300%伸展モジュラス値を有するサイドゴム
28を配置したが、これに代えてサイドゴム28の材質
をサイドプロテクター22を構成するゴム材より低いシ
ョアA硬度及び300%伸展モジュラス値としてもよい
。
22とカーカス12の折り返し端部12Aとの間にサイ
ドプロテクター22を構成するゴム材と同等のショアA
硬度及び300%伸展モジュラス値を有するサイドゴム
28を配置したが、これに代えてサイドゴム28の材質
をサイドプロテクター22を構成するゴム材より低いシ
ョアA硬度及び300%伸展モジュラス値としてもよい
。
(実験例1〉
第1表に実施例1〜4及び従来例の各タイヤの仕様をを
示す。
示す。
タイヤサイズ: 195/65R15リムサイズ :
6JJ−15 正規荷重 :505kg 正規内圧 : 2. Okg/c++1各タイヤ
は、カーカス角度と折り返し高さ、環状サイドプロテク
ターの有無、テキスタイルコード層の有無とサイドウオ
ール部ゴム質を除いて全て寸法、構造は同一である。
6JJ−15 正規荷重 :505kg 正規内圧 : 2. Okg/c++1各タイヤ
は、カーカス角度と折り返し高さ、環状サイドプロテク
ターの有無、テキスタイルコード層の有無とサイドウオ
ール部ゴム質を除いて全て寸法、構造は同一である。
各側につき、亀裂成長性、サイドプランジャー試験、低
内圧ロングラン試験、実地走行試験を実施している。
内圧ロングラン試験、実地走行試験を実施している。
表
第2表に示される、これらの試験結果によって、上記説
明した本発明のラリ−用空気入りラジアルタイヤが特に
優れたものであることが明らかになっている。
明した本発明のラリ−用空気入りラジアルタイヤが特に
優れたものであることが明らかになっている。
*1:内圧1. 0kg/ct荷重505聴、速度50
km/hでサイドウオールの半径方向に深さ3fflの
カットを入れてドラム走行させたときのカット成長、数
値小の方が良好。
km/hでサイドウオールの半径方向に深さ3fflの
カットを入れてドラム走行させたときのカット成長、数
値小の方が良好。
*2ニブランジャーの先端はφ6の球状で貫入に至るま
でのエネルギーで数値大の方が良好。
でのエネルギーで数値大の方が良好。
*3:内圧1.0kg/ct荷重505kg、速度15
0km/hでドラム試験。
0km/hでドラム試験。
故障に至るまでの距離で、数値は大の方が良好。
*4:悪路、非舗装路500b走行でのカットバースト
発生率。
発生率。
本発明は上記の構成としたのでタイヤサイド部の耐カッ
ト性を充分に向上させることができる優れた効果を有す
る。
ト性を充分に向上させることができる優れた効果を有す
る。
第1図は本発明の第1実施例のラリ−用空気入りラジア
ルタイヤを示すタイヤ幅方向に沿って切断した左上半分
の断面図、第2図は本発明の第2実施例のラリ−用空気
入りラジアルタイヤを示すタイヤ幅方向に沿って切断し
た左上半分の断面図、第3図は従来のラリ−用空気入り
ラジアルタイヤを示すタイヤ幅方向に沿って切断した右
上半分の断面図である。 10・・・ラリ−用空気入りラジアルタイヤ、12.1
6・・・カーカス、 14・・ ・ビードコア、 15・・・トップトレッド、 22・・・プロテクター 24・ ・ ・リブ、 26・・・テキスタイルコード層、 28 ・ ・サイドゴム。
ルタイヤを示すタイヤ幅方向に沿って切断した左上半分
の断面図、第2図は本発明の第2実施例のラリ−用空気
入りラジアルタイヤを示すタイヤ幅方向に沿って切断し
た左上半分の断面図、第3図は従来のラリ−用空気入り
ラジアルタイヤを示すタイヤ幅方向に沿って切断した右
上半分の断面図である。 10・・・ラリ−用空気入りラジアルタイヤ、12.1
6・・・カーカス、 14・・ ・ビードコア、 15・・・トップトレッド、 22・・・プロテクター 24・ ・ ・リブ、 26・・・テキスタイルコード層、 28 ・ ・サイドゴム。
Claims (3)
- (1)タイヤのサイドウォール外表面に配置されシヨア
A硬度50以上及び300%伸展モジユラス値55kg
/cm^2以上のゴム材により構成されたサイドプロテ
クターと、このサイドプロテクターの外表面にタイヤ周
方向に沿って形成され形成領域のタイヤ半径方向中央部
においてその高さが最も高くタイヤ半径方向両端部に向
かって高さが漸減する複数本の環状リブと、ビードコア
のタイヤ幅方向内側から外側へ折り返された折り返し端
部が前記サイドプロテクターのタイヤ半径方向外側のベ
ルト下部まで延設されかつ各コードがタイヤ周方向に対
して78゜〜86゜で互いに交差する少なくとも2層の
カーカスと、を有することを特徴とするラリー用空気入
りラジアルタイヤ。 - (2)タイヤの周方向に対する角度が70゜〜85゜で
かつ前記少なくとも2層のカーカスの各コードの角度よ
り小さい角度とされ前記少なくとも2層のカーカスの折
り返し部軸方向最外側のカーカスのコードと交差するテ
キスタイルコードにより構成されるとともに前記サイド
プロテクターと前記カーカスとの間に前記カーカスと離
間しかつ前記サイドプロテクターをカバーする範囲のタ
イヤ幅方向内側に配置された少なくとも1枚以上の互い
に交差するテキスタイルコード層を有することを特徴と
する請求項(1)記載のラリー用空気入りラジアルタイ
ヤ。 - (3)前記テキスタイルコード層と前記カーカスとの間
に配置され前記サイドプロテクターのシヨアA硬度及び
300%伸展モジユラス値と同等以下のシヨアA硬度及
び300%伸展モジユラス値を有するゴム材を有するこ
とを特徴とする請求項(2)記載のラリー用空気入りラ
ジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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- 1989-08-28 JP JP1221009A patent/JP2816195B2/ja not_active Expired - Lifetime
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