JPH0382509A - 熱硬化性樹脂発泡体の連続製造方法及び該方法の実施に用いる塗布装置 - Google Patents

熱硬化性樹脂発泡体の連続製造方法及び該方法の実施に用いる塗布装置

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JPH0382509A
JPH0382509A JP1218466A JP21846689A JPH0382509A JP H0382509 A JPH0382509 A JP H0382509A JP 1218466 A JP1218466 A JP 1218466A JP 21846689 A JP21846689 A JP 21846689A JP H0382509 A JPH0382509 A JP H0382509A
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修司 奥村
Shigetoshi Awano
粟野 滋敏
Masahiro Kinoshita
木下 全弘
Kazuo Tamemoto
為本 和雄
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    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/20Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of indefinite length
    • B29C44/32Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. linings, inserts or reinforcements
    • B29C44/326Joining the preformed parts, e.g. to make flat or profiled sandwich laminates

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱硬化性樹脂発泡体の連続製造方法と、該方法
の実施に使用する塗布装置及び圧着装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、熱硬化性樹脂発泡体の代表的な連続製造法として
は、上下二段に設けられたエンドレスコンベアによって
搬送される上下面材の少なくとも一方の対向面上に、高
速混合機により調製されたフェノール系、フェノール・
ウレタン系、メラミン系、ユリア系、エボシキ系、ポリ
ウレタン系及びポリイソシアヌレート系等の熱硬化性樹
脂発泡原液(以下単に発泡原液と称する)を吐出ノズル
より連続的に吐出して塗布すると共に両面材を接合して
積層体(発泡前駆体)を形威し、次いでこの積層体を発
泡・硬化させて発泡体を得、しかる後これをサイドカッ
ター及びクロスカッターで切断して所定寸法の発泡体と
する製造法が知られている(特公昭62−1825号公
報参照)。
そして、上記発泡原液の塗布方法としては、固定型若し
くはトラバース型吐出ノズルより吐出された発泡原液の
自己流動性(拡がり性)を利用して塗布する方法、又こ
の吐出された発泡原液を面材上から複数個又は上下複数
対のレギュレーターローラを用いて強制的に押し拡げて
塗布する方法、あるいは、スプレーガン(スプレーノズ
ル)により面材上に発泡原液を散布して塗布する方法が
一般的に採用されている。
ところが、発泡原液は常温においても硬化反応の進行に
伴って急速に増粘する性質を有するため時間の経過と共
に自己流動性が低下するという欠点を有する。そのため
、従来の塗布手段にあっては、均一な塗布、特に塗布幅
の制御が極めてむづかしく、また、自己流動又は強制流
動の際にエアーの抱き込みや残留応力の生成を伴い易く
、しかも流動しながら泡化が進行することや発泡初期に
激しくもまれたり押圧されたりすることから横長や縦長
の気泡が混成され易い傾向が認められるなど、以前より
これらの性状に基づく幾つかの問題点が指摘されてきて
おり、それらを整理すると以下の通りである。
その1つは、発泡原液の塗布幅制御が極めて困難である
ため、一般に発泡体製品は規定サイズより大きめのもの
を製造しこれを所定サイズに裁断する方法により生産さ
れている。そのため、歩留りが低くなり又裁断屑の処理
には多くの費用を要するなどの問題がある。
その2つは、発泡原液の塗布時にエアーを抱き込み易い
ため、得られる発泡体はエアーボイドを含むものが多く
品質上の信頼性に問題がある。
その3つは、密度のバラツキ(特に発泡体幅方向)、気
泡の異方性、残留応力の生成などを伴い易いため、得ら
れた発泡体は強度のバラツキが大きく、しかも経時後の
収縮・ソリ等に基づく寸法変化や亀裂など実用上好まし
くない問題を発生し易いことなどである。
そこで、本発明者らは上記熱硬化性樹脂発泡体、特に多
くの問題点を有するフェノール系樹脂発泡体の製造方法
について研究した結果、一定の速度で搬送される面材上
にドクター式塗布装置を用いて非クリーム状の発泡性フ
ェノール系樹脂組成物を塗布することを特徴とするフェ
ノール樹脂発泡体の製造方法及びこれに用いる塗布装置
を提案した(特願昭63−178878号)。しかしな
がら、この先願技術には以下に示すような問題点があっ
た。
第1は、シート状面材が塗布液によってさざ波現象(幅
方向の凹凸変形)を生じたり、又はコンベアベルトが長
手方向に瞬時的なうねりを生じた場合、塗布面材と相手
方面材との接合不良に基づく面材の剥がれやヘコミ、シ
ワ等の外観不良などを生じ易いことである。
第2は、長時間の生産を実施した場合、塗布装置のドク
ターブレード接液部に、発泡原液のゲル薄膜や局部ゲル
化物が発生して塗布ムラを引き起こし易く、その結果、
発泡体の欠肉やヘコミ、シワ等の外観不良を伴った不良
品が発生し、その修復作業のために生産性が著しく阻害
されることである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、このような先願技術の新なる問題点を克服す
べくなされたものであって、その目的は発泡体の欠肉、
面材の剥がれ及びヘコミ、シワ等の外観不良を解決する
と共にエアーボイドを含まない品質的に優れた熱硬化性
樹脂発泡体を効率的かつ経済的にしかも長時間安定して
製造できる方法と、該方法を有効に実施するための好適
な塗布装置及び圧着装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記目的に対し鋭意研究を行った結果、
本発明の熱硬化性樹脂発泡体の連続製造法、及び該製造
法を好都合に実施出来る装置を完成するに至った。
すなわち、本発明は、一定の速度で走行する表面に離型
性処理の施されたコンベアベルトから成る面材、又はコ
ンベアベルト上に載置されたシート状物等の面材上に、
熱硬化性樹脂発泡原液を吐出ノズルを用いてスプレ一方
式や流下方式等によって供給すると共に非クリーム状態
で塗布する工程と、該塗布面材に対応するように相手方
面材を配置すると共に、該面材間の塗布液がゲルタイム
状態に至るまでの適宜な時期に、塗布液が平面方向流動
を生じないように、ソフトローラによる面材に対する自
重押圧を行って均斉に圧着された積層形態を形成する工
程と、該積層形態で塗布液を発泡硬化させる工程を有す
る熱硬化性樹脂発泡体の連続製造法を採用し、より効果
的には、前記塗布装置として円弧状若しくはナイフ状エ
ツジを有するドクターブレード又は任意の逃げ角度を設
けた円弧状若しくはナイフ状エツジを有するドクターブ
レードのいずれか1種と、該ドクターブレードの接液部
に定期的に作用する清掃手段とを具備する塗布装置を用
い、更に塗布装置の下流の積層上面材を供給する位置で
、走行する上面材上にソフトローラを、その自重によっ
て押圧し、且つ移動摩擦に依存して回転するように載置
した圧着装置を用いて、塗布液を面方向に極端に拡散す
ることなく、発泡前の積層形態を好適に圧着することに
よって達成される。
以下、本発明を、熱硬化性樹脂としてフェノール系樹脂
発泡原液を用いた際の発泡体の連続製造方法と、それに
用いる塗布装置及び圧着装置に基づいて説明する。
第1図はフェノール系樹脂発泡体の製造に供する装置の
一例を示す説明図であり、1及び2は矢印方向に一定の
速度で回転する長短のエンドレスコンベア(以下単にコ
ンベアという)であり、般に金属製またはゴム製のベル
ト式あるいはスラット弐タイプのものが用いられる。又
この一対のコンベアは、下段コンベア1とその下流(面
材の進行方向)に位置し、且つ下段コンベアに対して間
隔Wの調整が可能に所定の間隔を置いて対向して配置さ
れた上段コンベア2とでダブルコンベア部を構成してい
る。
そして、このコンベア装置は、面材供給ロール3.4か
らそれぞれガイドローラ5,6を経て供給される上下面
材7,8を下流に搬送し、又ダブルコンベア部は連続的
に搬入される泡化状態の積層形態を図示しない加熱機構
により発泡硬化を完結させると共に最終的な製品厚みに
調整する役割をなしている。上記ガイドローラ5,6は
、面材供給ロール3.4より繰り出される上下面材にテ
ンションを掛けて緊張且つ拡布して平滑性を付与すると
共に、面材同志が互いに対応するよう案内する機能を有
するものであって、通常1個ないし複数個より構成され
ている。又上記面材としては、ポリスチレン、ポリエチ
レン、テフロン等のプラスチックフィルム、クラフト紙
、アルミクラフト紙、アスファルト紙、アスベスト紙、
水酸化アルミニウム祇、炭酸カルシウム紙等のペーパー
、鉄・アルミニウム・銅等の金属箔若しくは金属薄板、
ガラス繊維、フェルト等の不織布若しくは織布などのシ
ート状面材又は合板、パーティクルボード、木毛セメン
ト板、ロックウール板等の繊維質板、石膏板、パーライ
ト板、ケイ酸カルシウム板、セメントモルタル板等の無
機質板、プラスチックボードなどのボード状面材とシー
ト状面材との組合せが適当である。
なお、必要に応じて前記ポリエチレン、テフロン等の離
型性フィルムに代えてベルト式コンベアの表面にテフロ
ン等による離型性処理を施して、該コンベア面を面材と
して使用することも可能である。
符号9は、下段コンベア1の始端部上方に設置された高
速混合機10(例えばミキシングヘッドなど)で調製さ
れた発泡原液11を下面材7上に連続的に投入する吐出
ノズルであり、下面材7の移動によって下流に位置する
ドクターブレード15へ発泡原液11を供給する役割を
なしている。なお、粘性の低い熱硬化性樹脂発泡原液を
採用する場合は、吐出ノズルとしてスプレー式(スプレ
ーガン)を採用することも可能である。フェノール系樹
脂発泡原液としては、液状フェノール樹脂自体又は液状
フェノール樹脂とポリイソシアネートの2戒分系のいず
れかを基体樹脂とし、これに整泡剤、発泡剤、触媒及び
必要に応じその他の添加物を混合して成る発泡体形成用
組成物が用いられる。これらの構成成分を具体的に例示
すると、液状フェノール樹脂としては、レゾール型若し
くはベンジルエーテル型液状フェノール樹脂又はこれら
の混合樹脂若しくはこれらの変性樹脂などがある。ポリ
イソシアネートとしては、トリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート、トリフェニルメタ
ントリイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソ
シアネート(通称クルードMDI)、キシリレンジイソ
シアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート又はそれらのプレポリマー形変性
物、ヌレート形変性物などがある。発泡剤としては、塩
化メチレン、トリクロルエタン、テトラクロロメタン、
ジクロロモノフルオロメタン、ジクロロモノフルオロエ
タン、ジクロロトリフルオロエタン、ジクロロテトラフ
ルオロエタン、トリクロロモノフルオロメタン、トリク
ロロトリフルオロエタン、ブタン、ペンタン、ヘキサン
、ジイソプロピルエーテル、水、炭酸水素ナトリウムな
どがある。整泡剤としては、シロキサン・オキシアルキ
レン共重合体、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、アルキル
フェノールエチレンオキサイド付加物、テトラアルキル
アンモニウム塩、アルキルフェノールスルホン酸塩など
がある。触媒としては、クロル酢酸、トルエンスルホン
酸、キシレンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、フェノ
ールスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸、ルイス酸、
リン酸、塩酸、硫酸、モルホリン、フェニルプロピルピ
リジン、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテ
ート、スタナスオクトエート、酢酸カリウム、ヘキサヒ
ドロトリアジンなどがある。添加物には亜鉛粉末、アル
ミナ等の中和剤、硼酸系、リン酸系、ハロゲン系等の難
燃剤、水酸化アルミニウム、タルク等の充填剤などがあ
る。
そして、かかる発泡原液は、後述する塗布装置による安
定な塗布作業性を維持するため、体積増加を伴わない非
クリーム状態に維持されていなければならない。例えば
、発泡原液が僅かな粘度上昇や泡化現象を伴って体積増
加をはじめるクリームタイム状態にある場合には、幅方
向への流動性及び塗布液の液切れ性が不十分となり、塗
布装置による連続的且つ均一な塗布操作が困難となる。
塗布装置12は、高速混合[10に接続された吐出ノズ
ル9と清掃手段17を具えた原液拡布用のドクターブレ
ード15とから戒り、ドクターブレード15は、第3図
に示す如く、ブレード15の取付用支軸15′を、架台
19内に昇降可能に嵌入された支柱1B’に固定し、ク
リアランス調節機構18によってブレード15と下面材
7とのクリアランスG、即ち原液塗布厚の調節が可能と
なっている。
なお、好ましくは塗布作業の簡素化(例えば塗布幅の制
御容易化)のため、例えばドクターブレードの先端形状
に応じた摺接部を有し且つ幅方向への移動を可能とする
一対の側板を有するコ字型発泡原液受器(図示なし)が
付設される。
そして、この塗布装置12は、ドクターブレード15と
下面材7とのクリアランスGを一定に維持する必要があ
るため、通常はコンベアベルトのうねり現象の発生がな
く恒常的に平滑性が保てる下段コンベアの始端部(案内
輪上)若しくはその近傍に設置される。又上記クリアラ
ンスGは、発泡原液の性状、発泡体の製造条件及び発泡
体の要求特性等に応じて異なるため一概に限定されない
が、一般的にはo、 i〜5鴫、好ましくは0.3〜4
mm、更に好ましくは0.311II11〜2IrI[
lとされる。
このようなドクターブレードとしては、第4図a、bに
例示するような円弧状若しくはナイフ状エツジを有する
ドクターブレード、又は第5図ab、c、dに例示する
ような任意の逃げ角度α、。
α2.α3.α4を有する円弧状若しくはナイフ状工ン
ジを有するドクターブレードなどが好適であるが、中で
も特に後者が液切れ性の点から好ましく用いられる。
更に、好ましくはドクターブレード内に、例えば冷水の
ような冷却媒体を通すことによって、接液部における発
泡原液の反応を抑制し、塗布作業をより円滑にすること
ができる。
また、ドクターブレード15のための清掃手段17とし
ては、エアーシリンダー16が両端の取付片16’をブ
レード支軸15′に固定することによりブレード15に
平行に配置してあり、エアーシリンダー16に嵌入され
た移動子20がバイブ25からの圧搾空気によってシリ
ンダー内を往復飛走するようになっており、第6図に示
す如く、移動子2oには水平方向腕20′と垂直方向腕
20″とが延出してあり、水平方向腕20’の先端に係
止した螺旋スプリング21の下端と、垂直方向腕20″
の下端係止部22との間に、フィラメント23がドクタ
ーブレードの接液部Sに当接して張架されている。
該清掃手段17はエアシリンダーに対する圧搾空気の制
御作動によりドクターブレードの長手方向に、フィラメ
ントから成るかき取り部材23を定期的に塗布幅にわた
って、即ち少くとも塗布幅全長をカバーするように往復
移動して、接液部Sにおける発泡原液のゲル薄膜や局部
ゲル化物の生成を抑制し、発泡体の欠肉やヘコミ、シワ
′等の外観不良の発生を防止する役割をなしている。上
記かきとり部材23の材質及び形状については、発泡原
液に対する耐性を有する材質で且つドクターブレードを
損傷し難い形状であれば特に制限はない。具体的にはテ
フロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリアミド等の合成樹脂系、アルミニウム、ステンレ
ス、銅等の金属系又はこれらの表面被覆加工系(例えば
樹脂加工、メツキなど)のフィラメント、リボン状フィ
ルム又は成型加工体などが例示されるが、特にコスト、
取替作業性、機能性の点からフィラメントが好適である
符号13は、上記工程で塗布処理された下面材7と上面
材8とを、設定された塗布幅寸法をほぼ維持しながら押
圧して面材間に接着不良のない積層形態を形成する役割
をなすソフトローラであって、該ソフトローラ13は、
ガイドローラー6の近傍下流に載置状態で設置され、且
つ上面材8との移動摩擦によって回転可能とすると共に
、コンベアベルトの瞬間的なうねりに即応可能に上下に
浮き沈みするように、両側の垂直軸受溝内にソフトロー
ラ13の両端の軸が嵌入されている。又ソフトローラ1
3による押圧時期は、塗布された発泡原液11がゲルタ
イム状態(糸引き可能な粘着性を示す発泡状態であって
、面材との接着性と除圧後の復元性が可能な状態をいう
)に至るまでの時期、好ましくはクリームタイム状態(
発泡原液が僅かな粘度上昇や泡化現象を伴って体積増加
し始める状態)に至るまでの時期、より好ましくは非ク
リーム状態のときである。
このようなソフトローラとしては、第7図a。
bに例示するように、例えば、強靭性を有する合成樹脂
(例えばポリエチレン)製の毛状、針状、リボン状のカ
ットパイルやループ状バイルPを表面に設けたゴム、布
、合成樹脂等の柔軟性基材B、又は弾力性を有するスボ
ンヂ状若しくは平滑状の軟質系発泡体シート(例えばポ
リウレタン)Eなどの表皮材を例えば、金属、プラスチ
ック、木等のローラー芯材Rの外周面に接着手段により
接着したものが好適である。中でも前者のタイプは、表
皮材のパイルPが下面材の変形状態に応じて回度形部に
対しては点、凸変形部に対しては線の形で上面材を押圧
できる利点を有するため特に好ましい。
上記表皮材の厚みは特に制限されないが、通常は1〜5
0M、好ましくは10〜30mmであり、又押圧による
塗布幅の拡がりを抑止できるローラ芯材Rの重量は、表
皮材の形状及び材質によってもたらされる緩衝機能が異
なるため、−概に限定されないが一般的にはローラ芯材
1mあたり2〜10kgの範囲から選ばれる。
また、該ローラ芯材は好ましくは中空体とされる。これ
によってソフトローラの回転容易性、任意のローラ径選
択による押圧距離の調整、又は軽量化による補修作業の
軽減化などが可能となる。
なお、上記ソフトローラは、単体の発泡体、例えば離型
可能な上下面材をエンドレス的に回動させながらスキン
層を有する発泡体を製造する場合、スキン層の形成促進
若しくは補強のため、面材表面上に塗布された消泡剤、
硬化剤、熱硬化性樹脂等の液状処理物を塗布層に均一に
転移せしめ、より均一なスキン層の形成を可能とする。
又塗布層と上面材とを塗布層の拡がりを抑制しつつ密着
せしめるため、一種のクローズド状態のような発泡を可
能とし、その結果品質的に優れたスキン層を有する発泡
体を形成することができる。
かくして得られる積層体は、塗布層の泡化膨張を伴いな
がら又はほぼ発泡が終了した状態で加熱機構付きダブル
コンベア部へ案内され、目標厚みWに調整された硬化発
泡体(14)として連続的に搬出され、しかる後にこれ
を図示しないサイドカッター及びクロスカッターで切断
して所定寸法の発泡体製品とされる。
〔作 用〕
本発明に係る塗布装置において、非クリーム状の発泡原
液11は自体の良好な流動性とドクターブレード15の
ダム的貯留作用によって面材幅方向へ容易に流動し、又
面材7の移動によってドクターブレード開口部(流出口
)には非常に大きな液圧(押出し作用)が負荷されるこ
とになり、発泡原液11は流出口より面材と共に速やか
に排出される。
そのため、発泡原液の貯留時間は非常に短くなり粘度の
上昇も抑えられるのでドクターブレードによる液切りが
容易となる。従って、発泡原液の性状(粘度、硬化特性
)及びその供給量、面材の走行速度、ドクターブレード
と面材とのクリアランスなどの製造条件を設定すれば−
様な幅と厚みを有する塗布層を連続的に形成することが
可能となり、従来法のような塗布幅のバラツキ、エアー
の抱き込み、横長や縦長の混成気泡又は残留応力の発生
を防止することができる。
加えて、ドクターブレードの接液部Sには、定期的に作
用する清掃手段17が付設されたことによって接液部S
での発泡原液11のゲル薄膜や局部ゲル化物の生成が抑
制されるため、長時間の生産においても安定な塗工が可
能となり塗布ムラによる発泡体の欠肉等の問題が解消さ
れる。
また、上記塗布面材と相手方面材の押圧処理は、該塗布
液がゲルタイム状態に至るまでの時期、好ましくは非ク
リーム状ないしクリーム状態の時にソフトローラ表面の
緩衝作用を利用して塗布幅の拡がりを極端に伴わない程
度の圧力で実施されるためにエアーの抱き込み、気泡の
異方性及び残留応力の生成などを伴うことがない。加え
て、ソフトローラ13は、柔軟な表面材の圧接作用と、
圧接面材の変化に応じて自由に上下動出来る支承形態の
ため、シート状面材で発生し易いさざ波現象(塗布液に
よる面材幅方向の凹凸変形)やコンベアベルトの瞬時的
なうねり現象に対しても十分に追従出来て、ローラ13
の圧接力は極端な原液の流動を生ずることなく、塗布面
材と相手方面材とをより確実に接合積層させることがで
きる。その結果、面材の剥がれやヘコミ、シワ等の外観
不良を解決すると共にエアーボイドのない品質的に優れ
た発泡体を効率的かつ経済的にしかも長時間安定して製
造できる。
最終製品としては、上下面材として接着能を有するもの
を適用した場合は、三層形態の発泡積層体が得られ、同
様に上下面材のいずれかに離型性面材を選択し、又は上
下コンベアベルトのいずれか一面に離型性付与処理を施
すことによって面材と発泡体との二層形態製品が得られ
る。また、離型性を有する上下面材をエンドレス的に回
動し又は後工程で剥離し、又は離型性付与処理を施した
上下コンベアベルトを用いることによって発泡体のみか
ら成る製品を得ることができる。
なお、本発明における塗布装置は熱硬化性樹脂発泡原液
の塗布のみならず、防水布、SMC等の製造など他の分
野での塗布装置として適していることは当業者にとって
自明である。
また、下側のコンベアベルトを表面に離型性付与処理を
施して下面材として用いた場合は、より合理的に上面材
と発泡体との2層形態製品が得られる。
〔実施例〕
次に、フェノール系樹脂発泡体の実施例により本発明を
さらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に
よってなんら限定されるものではない。
〔実施例1〕 〔製造装置及び発泡原液の調整〕 第1図に示す製造装置において、先ず、下段スチールコ
ンベア1と上段スチールコンベア2上に、下面材7、上
面材8として幅100cmのクラフト紙をガイドローラ
5.6を介してそれぞれ張設した。
次に、ドクターブレード15として、冷水による冷却機
構(図示せず)を設けた第5図に示すdタイプの逃げ角
度α4を設けた円弧状エツジを有するドクターブレード
を使用し、又該ドクターブレードと下面材とのクリアラ
ンスGは1鴫とした。また、清掃手段17は、第6図に
示すように、かきとり部材23としては直径330 t
nsのモノフィラメントを使用し、又エアーシリンダー
16による清掃頻度は5分間当たり1往復とした。更に
、ソフトローラ13としては、直径5Qmm、重さ6k
gの中空ステンレス芯材の外周面にパイル長20mIn
のポリエチレン軟質人工芝を接着したものをガイドロー
ラ6の下流約30cmの位置に2個併設した。最後に、
ダブルコンベア部の入口温度/出口温度は60’C/8
0〜90°C1又発泡体製品厚みに相当する間隔Wは2
51II11に調整した。
一方、非クリーム状の発泡原液11は、20°Cに温調
された各配合成分、即ち整泡剤を含むレゾール型フェノ
ール樹脂液(A液)、63重量%フェノールスルホン酸
水溶液(B液)及びトリクロロトリフルオロエタン(C
液)をA液:B液:C液=100 : 13 : 19
の重量割合でξキシフグヘッド10によって高速混合し
て連続的に調製し、吐出ノズル9より所定量供給するよ
うにした。なお、発泡原液の反応性はクリームタイム2
5秒、ゲルタイム100秒であった。(この発泡特性は
吐出ノズルより500ccの紙コツプに採集した発泡原
液約1008を25°Cの雰囲気下で測定した値である
。)〔発泡体の製造〕 一定の速度で搬送されるクラフト机下面材7上に、吐出
ノズル9から前記非クリーム状発泡原液11を一定の割
合で供給しつつドクターブレードによって連続的に塗布
層(幅約98cm)を形成した後、クラフト紙上面材8
を対向に配置すると共にソフトローラ13で押圧(塗布
層は非クリーム状態)して積層形態を形威し、これをダ
ブルコンベア部に搬入して発泡、硬化をさせて面材付発
泡体14を得、引続き、この発泡体をカッターで切断し
て幅97cm×長さ180cn+X厚み25帥のフェノ
ール発泡体製品を得た。発泡体の生産は5時間実施した
が特にトラブルの発生もなく、得られた発泡体も面材の
剥がれやヘコミ、シワ等の外観不良も観られず優れたも
のであった。また、この間に生産された発泡体の幅寸法
変動は約98〜99cmであった。得られた発泡体の物
性は、室温に48時間放置後に測定した。
その結果を表−1に示す。
〔実施例2〕 実施例1において、ソフトローラの表面材としてパイル
長3IIII11のポリエチレン軟質人工芝とする以外
は実施例1と同様にしてフェノール発泡体を生産したが
特にトラブルはなく、面材の剥がれ、ヘコミ、シワ等の
外観不良なども認められず、又幅寸法の変動は約98〜
99cmであった。得られた発泡体の物性は実施例1に
準じて測定した。その結果を表=1に示す。
〔実施例3〕 実施例1において、ソフトローラの表皮材として厚み5
[[nの軟質ウレタンフオームシートを用いる以外は実
施例1と同様にしてフェノール発泡体を生産したが特に
トラブルの発生はなく、面材の剥がれ、ヘコミ、シワ等
の外観不良なども認められず、又幅寸法の変動は約98
〜100cmであった。
得られた発泡体の物性は実施例1に準じて測定した。そ
の結果を表−1に示す。
〔実施例4〕 実施例1において、発泡原液の配合割合をA液:B液:
C液= 100:13:17 (クリームタイム30秒
、ゲルタイム100秒)、流−17172倍量、クリア
ランス:2nnとする以外は実施例1と同様にしてフェ
ノール発泡体を生産したが特にトラブルの発生はなく、
面材の剥がれ、ヘコミ、シワ等の外観不良も認められず
、又幅寸法の変動は約98〜99cmであった。得られ
た発泡体の物性は実施例1に準じて測定した。その結果
を表−1に示す。
〔実施例5〕 実施例1において、清掃手段を付設していない塗布装置
を用いる以外は実施例1と同様にしてフェノール発泡体
の生産を行ったところ2時間後に発泡体の両端部に欠肉
現象が発生したので製造を中止した。しかし、得られた
発泡体には面材の剥がれやヘコミ、シワ等の外観不良な
どは認められず、又幅寸法の変動は約98〜99cmで
あった。得られた発泡体の物性は実施例1に準じて測定
した。
その結果を表−1に示す。
〔実施例6〕 実施例1において、発泡原液の流量ニア0容量%量、ク
リアランス:0.7mm、ダブルコンベア部の間隙: 
15mmとする以外は実施例1同様にしてフェノール発
泡体を生産したが特にトラブルの発生はなく、面材の剥
がれ、ヘコミ、シワ等の外観不良も認められず、又幅寸
法の変動は約98〜99cmであった。得られた発泡体
の物性は実施例1に準じて測定した。その結果を表−1
に示す。
〔比較例1〕 実施例Iにおいて、塗布装置として清掃手段を付設して
いない塗布装置、ソフトローラに代わる押圧手段として
、塗布液の発泡状態に応じて、積層体表面が軽く接触す
るように段階的に間隔調整され、かつ入ロ側/出ロ側の
温度は60°C/80〜90°Cに制御された上下複数
対のフリーローラ群よりなるレギュレーターゾーン(図
示しない)を用いる以外は実施例1と同様にしてフェノ
ール発泡体の生産を実施したところ2時間後には発泡体
の両端部に欠肉現象が発生したので製造を中止した。
得られた発泡体には面材の剥がれやヘコミ、シワ等の外
観不良などが認められた。なお、発泡体幅寸法の変動は
約98〜99C11であった。得られた発泡体の物性は
実施例1に準じて測定した。その結果を表−1に示す。
〔比較例2〕 実施例1において、ソフトローラに代わる押圧手段とし
て、塗布液の発泡状態に応じて、積層体表面が軽く接触
するように段階的に間隔調整され、かつ入ロ側/出ロ側
の温度と60″C/80〜90°Cに制御された上下複
数対のフリーローラ群よりなるレギュレーターゾーン(
図示しない)を用いる以外は実施例1と同様にしてフェ
ノール発泡体を生産したが、特にトラブルの発生もなく
、又幅寸法の変動も約98〜9901であった。しかし
、得られた発泡体には面材の剥がれやヘコく、シワ等の
外観不良が認められた。なお、発泡体の物性は実施例1
に準じて測定した。その結果を表−lに示す。
〔比較例3〕 比較例2において、塗布及び押圧手段として従来のレギ
ューレータ一方式を用いる以外は比較例2と同様にして
フェノール発泡体を生産したが特にトラブルは認められ
なかった。しかし、得られた発泡体には面材の剥がれは
ないものの、小さなボイドやヘコミ、シワ等の外観不良
が認められ、又幅寸法の変動は約66〜70cmであっ
た。なお、発泡体の物性は実施例1に準じて測定した。
その結果を表−1に示す。
〔比較例4〕 比較例3において、発泡原液として発泡剤の増量(A液
:B液:C液= 100 : 16 : 25)及び液
温アップ(30°C)により流動性を高めたものを用い
る以外は比較例3と同様にしてフェノール発泡体を生産
したが特にトラブルなどは認められなかった。しかし、
得られた発泡体には大小多数のボイド、面材の剥がれ、
ヘコミ、シワ等の外観不良などが認められ、又幅寸法の
変動は約91〜96c+nであった。なお、発泡体の物
性は実施例1に準じて測定した。その結果は表−1に示
す。
〔比較例5〕 実施例1において、ソフトローラに代えて直径50mm
、重さ6kgの中空ステンレスローラ芯材を用いる以外
は実施例1と同様にしてフェノール発泡体を生産したが
特にトラブルは認められなかった。
しかし、得られた発泡体は面材の剥がれはないものの、
ヘコミ、シワ等の外観不良を有し、幅寸法の変動も99
〜105cmであった。なお、発泡体の物性は実施例1
に準じて測定した。その結果を表−1に示す。
〔比較例6〕 比較例4において、ダブルコンベア部の間隙を15皿と
する以外は比較例4と同様にしてフェノール発泡体を生
産したが特にトラブルなどは認められなかった。しかし
、得られた発泡体は密度が高く、しかも大小多数のボイ
ド、面材の剥がれ、ヘコミ、シワ等の外観不良などが認
められ、又幅寸法の変動は約97〜100cmであった
。なお、発泡体の物性は実施例1に準じて測定した。そ
の結果を表−1に示す。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明は以下に示すような効果を
提供し得る工業的利用価値の極めて高いものである。
1、 塗布装置がドクターブレードを定期的に清掃する
かき取り部材を備えているため、接液部表面における熱
硬化性樹脂発泡原液のゲル薄膜や局部ゲル化物の生成が
抑制され、性状が経時変化する原液の塗布に有効である
。従って本願の製造方法に適用した場合には、発泡体の
欠肉や外観不良(ヘコミ、シワなど)のない発泡体を長
時間に亘り生産することができる。
2、 ソフトローラによる押圧は自重であって、その表
面の緩衝作用を利用して塗布幅の拡がりを極端に伴わな
い程度の圧力で実施されるため、実質的にエアーの抱き
込み、気泡の異方性、残留応力の生成などを伴うことが
なく、本来の特徴(カットロスの減少による発泡体コス
トの低減、エアーボイド、密度のバラツキ、強度等の物
性、発泡体幅の制御など実用上の問題に対する改善効果
)を損なうことがない。また、特にソフトローラは、さ
ざ波現象を生じ易いシート状面材やコンベアベルトの瞬
時的なうねり現象に対して有効に作用する構造を有する
ため、塗布液層と相手方面材とをより確実に接合させる
ことが可能となり、面材の剥がれやヘコξ、シワ等の外
観不良を改善することができる。
3、 そのほか次のような効果を奏する。
イ、従来、発泡原液の拡がり性を高めるため多量に用い
ていた発泡剤の量を低減できる。
口、低密度の発泡体を低厚みで製造することができる。
ハ、ラインスピードを高め得ることが可能であり、発泡
体の生産効率を向上させることができる。
二、独立気泡率および吸水量を大幅に改善することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の一例を示す要部側
面図、第2図は第1図の平面図、第3図は塗布装置の要
部正面図、第4図は円弧状もしくはナイフ状エーツヂを
有する代表的なドクターブレードの要部側面図、第5図
は任意の逃げ角度を設けた円弧状もしくはナイフ状エッ
ヂを有する代表的なドクターブレードの要部側面図、第
6図は清・掃手段の要部側面図、及び第7図はソフトロ
ーラ要部側面図である。 1.2・・・エンドレスベルトコンベア、3.4・・・
面材供給ロール、 5.6・・・ガイドローラ、7,8・・・面材、9・・
・吐出ノズル、   10・・・高速混合機、11・・
・発泡原液、    12・・・塗布装置、13・・・
ソフトローラ、  14・・・硬化発泡体、15・・・
ドクターブレード、16・・・エアーシリンダー17・
・・清掃手段、 18・・・クリアランス調節機構、 19・・・架台、      20・・・移動子、21
・・・螺旋バネ、    22・・・係止部、23・・
・かきとり部材。 第 月 1 第2 因 14・・・硬化!l!旭俸 第 図 第 図 冥 目 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一定速度で走行する面材上に、熱硬化性樹脂発泡原
    液を非クリーム状態で塗布し、該塗布面上に他の面材を
    配置すると共に、両面材間の塗布液がゲルタイム状態に
    到るまでに、ソフトローラによる押圧によって積層形態
    を形成し、次いで該積層形態を発泡硬化させることを特
    徴とする熱硬化性樹脂発泡体の連続製造方法。 2、円弧状若しくはナイフ状エッジを有するドクターブ
    レード、又は任意の逃げ角度を設けた円弧状若しくはナ
    イフ状エッジを有するドクターブレードを具え、且つド
    クターブレードの接液部に定期的に作用する清掃手段を
    具えた塗布装置によって熱硬化性樹脂発泡原液を塗布す
    る請求項1に記載の製造方法。 3、走行するコンベアベルト上に横断方向にドクターブ
    レード(15)を配設し、ドクターブレードの上流側に
    吐出ノズル(9)を配置すると共に、ドクターブレード
    の接液部(S)に当接するかき取り部材(23)をドク
    ターブレードに沿って塗布幅にわたって往復摺動させる
    ようにした塗布装置。 4、走行する面材上にソフトローラ(13)を、その自
    重によって押圧し、且つ移動摩擦に依存して回転するよ
    うに載置して、面材を下面の塗布原液層に圧着するよう
    にした走行面材圧着装置。
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