JPH0381652A - ワークの染色探傷装置 - Google Patents

ワークの染色探傷装置

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JPH0381652A
JPH0381652A JP21615689A JP21615689A JPH0381652A JP H0381652 A JPH0381652 A JP H0381652A JP 21615689 A JP21615689 A JP 21615689A JP 21615689 A JP21615689 A JP 21615689A JP H0381652 A JPH0381652 A JP H0381652A
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JP
Japan
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penetrant
workpiece
chamber
cleaning
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP21615689A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sensai
泉妻 宏
Ryokichi Takahashi
高橋 良吉
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Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Valve Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Valve Co Ltd filed Critical Fuji Valve Co Ltd
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Publication of JPH0381652A publication Critical patent/JPH0381652A/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たとえばエンジンバルブ等のワークの製造中
に発生したクラックやピンホール等を、自動的に探傷す
る染色探傷装置に係り、特に探傷工程を一部自動化して
省力化が図れるようにした装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図は、エンジンバルブの製造中に発生したクラック
等を染色探傷する、従来の手段を略示するものである。
次のような順序によって実施される。
まず、多数のエンジンバルブ(1)を収容した収納かご
(2)を、前洗浄槽(3)に満たしたイソプロピルアル
コール(4)中に所定時間浸漬して、付着している塵埃
や油脂分等を除去する。
隣接する第1載置台(5)に、収納かと(2)を移載し
て、エンジンバルブ(1)を自然乾燥させる。
隣接する染色浸透液(6)を満たした浸透槽(7)に、
収納かご(2)とともに所定時間浸漬する。
隣接する第2載置台(8)上に、エンジンバルブ(1)
を入れた収納かご(2)を移載して、所定時間(例えば
15分間)放置し、浸透液(6)をクラック等欠陥内部
に十分に浸透させる。
隣接するイソプロピルアルコール(4)等の有機溶剤を
満たした第1洗浄槽(9)と、第I洗浄槽(9)に隣接
する第2洗浄槽(10)に、収納かと(2)とともに順
次浸漬して、エンジンバルブ(1〉の表面に付着してい
る余剰浸透液(6)を除去する。
隣接する第3載置台(11)上に、収納かご(2)を移
載し、人手により収納かご(2)内よりエンジンバルブ
(1)を個別に取り出して、エンジンバルブ(1)の表
面に僅かに付着している浸透液(6)を、布切(12)
をもって、イソプロピルアルコール(4)とともに拭い
取った後、隣接する第4載置台(13)上の回転板(1
4)上に、軸部を上方に向けて直立させて載置する。
回転板(14)を減速モータ(15)により、緩速で回
転させつつ、スプレー缶(16)より現像剤(17)を
、エンジンバルブ(1)に均一に吹付け、その表面に白
色現像膜を作る。
隣接する検査台(18)の上面に設けたローラーコンベ
ヤ(19)上に、回転板(14)を移載し、現像剤(1
7)の乾燥したエンジンバルブ(1)の表面に照明灯(
20)を照射して、クラック等より浸出した赤色の傷痕
の有無を、目視により検査して、不良品を除去する。
隣接する第5載置台(21)上の空かと(2)内に、エ
ンジンバルブ(1)の良品のみを収容する。
最後に、隣接する洗油(22)を満たした第3洗浄槽(
23)に、エンジンバルブ(1)の入っている収納かご
(2)を浸漬して、表面に付着している現像剤を除去す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の従来の手段では、全ての工程を手作業で行ってい
るため、大量のワークを単品検査するには、多くの時間
と人員を要するとともに、作業者に大きな負担がかかる
また、有機溶剤をオープンタンクに入れて洗浄している
ので、環境並びに衛生面上好ましくない。
染色探傷法においては、クラック等の欠陥内部に浸透し
ている油脂分を完全に除去して、欠陥内部に染色浸透液
を十分に浸透させるとともに、その後の洗浄工程におい
て、浸透した染色浸透液だけを残して、余剰の浸透液を
洗浄することが肝要である。
しかし、上記した従来手段のように、前洗浄、染色浸透
液への浸漬、余剰浸透液の洗浄等を人為的に行なうと、
洗浄時間や浸透液への浸漬時間等が必ずしも一定とはな
らず、洗浄不足や過剰洗浄等によって、浸透液が欠陥内
部に十分に浸透しなかったり、あるいは、せっかく浸透
した浸透液までも除去してしまう恐れがあり、検査にバ
ラツキが生じて欠陥を見落す可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、探傷工程
の一部を自動化することにより省力化が図れ、かつ欠陥
の有無を、確実かつ安定的に検出しうるようにした染色
探傷装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、ワークの表面に染
色浸透液を吹付け、ワークにおける欠陥の内部に浸透し
た染色浸透液だけを残して、余剰浸透液を除去したのち
、現像剤を吹付けて、ワークの表面に白色現像膜を懲戒
させ、赤色となって現れる欠陥部を、目視検査する染色
探傷法に用いる装置であって、ワークを、加熱気化させ
た洗浄液により蒸気洗浄する前洗浄槽と、前記洗浄後の
ワークに染色浸透液を吹付ける浸透液吹付室と、ワーク
表面の余剰浸透液を水洗いする洗浄室と、該洗浄後のワ
ークに付着した水滴を除去する水滴除去手段と、前記水
滴が除去されたワークの表面に防錆液を吹付ける防錆室
と、ワーク表面に付着した防錆液を除去する防錆液除去
手段と、乾燥手段を備える乾燥室とを、始端を前記前洗
浄槽に臨ませたコンベヤラインの進行方向に沿って、配
設したことを特徴としている。
〔作 用〕
本発明によると、従来手作業で行なっていたワークの前
洗浄から乾燥までの工程が自動化されるため、省力化が
図られ、かつ作業者の労力が軽減される。
前洗浄、染色浸透液の吹付け、余剰浸透液の洗浄等を、
予め定められた時間により最適な状態で行ないうるので
、ワークに生じた欠陥の有無を確実に検査することがで
きる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例を示すもので、(31)は
、収納かと(2)に収容された多数のエンジンバルブ(
1)を蒸気洗浄するための前洗浄槽で、その内側下部に
貯留されているトリクロールエタン(クロロセン)(3
2)は、底面に沿って設けたヒータ(33)により、は
ぼ70℃〜80℃まで加熱されている。これにより、ト
リクロールエタン(32)は、気化して上昇し、内周面
上部に設けた冷却管(34)により急冷されて流下し、
トリクロールエタン(32〉の蒸気は、前洗浄槽(31
)内を矢印のように循環する。
収納かと(2)に収容されている多数のエンジンバルブ
(1)を、エレベータ(35)により、前洗浄槽(31
)の中央部まで下降させ、所定時間(たとえば1分間)
保持して引き上げると、循環するトリクロールエタン(
32)の蒸気により、エンジンバルブ(1)の表面及び
クラック等欠陥内部の油脂分等が除去され、かつエンジ
ンバルブ(1)は、はぼ70℃に加熱される。
なお、図示を省略したが、これらの操作は、エレベータ
(35)を昇降させるエアーシリンダをタイマで制御す
ることにより、スイッチの開閉操作のみで、半自動的に
制御することができる。
前洗浄の終了したエンジンバルブ(1)は、収納かと(
2)とともに、隣接する緩速(たとえば0.3m/ll
1in)のローラーコンベヤ(36)の始端の冷却部(
36a)に乗せられ、進行する間に、下方に設けたファ
ン(37)により、約40℃に冷却される。
(38)は、冷却部(36a)前方のローラーコンベヤ
(36)上に設けられた浸透液吹付室で、冷却されたエ
ンジンバルブ(1)が、浸透液吹付室(38)を通過す
る間に、スプレー(39)より水溶性の染色浸透液(4
0)がシャワー状に吹付けられる。
浸透液吹付室(38)の前方のローラーコンベヤ(36
)上には、粗水洗用の第1洗浄室(41)と、仕上水洗
用の第2洗浄室(42)とが並設されている。
染色浸透液(40)の吹付けが終了し、かつローラーコ
ンベヤ(36)の第工液切部(36b)を進行する間に
、表面に付着している過剰の浸透液(40)が流下され
たエンジンバルブ(1)は、第1洗浄室(41)と、そ
れに続く第2洗浄室(42)を通過する間に、上下のス
プレー(43) (43)により、粗水法と仕上水洗と
の2段階水洗がなされ、余剰浸透液が除去される。
なお、仕上水洗には、清浄な温水が使用される。
上記浸透液吹付室(38)と第1洗浄室(41)間のコ
ンベヤ(36)の長さは、吹付けられた浸透液(40)
が、エンジンバルブ(1)に生じたクラック等の内部に
没み込むまでの時間を考慮して設定されている。
本実施例においては、エンジンバルブ(1)がほぼ40
℃に予熱され、かつ吹付けられた染色浸透液(40)が
昇温しでその粘度は低下しているので、浸透性がよく、
第1洗浄室(41)に到達するまでの所要時間は、例え
ば5分程度で十分である。
(44)は、ローラーコンベヤ(36)の水切部(36
c)に設けられた。水滴除去手段としてのエアノズルで
、水切部(36c)を通過する間に、前工程の水洗によ
り付着した水滴を除去したのち、エンジンバルブ(1)
は、エアノズル(44)の前方に設けた防錆室(45)
に送り込まれる。
防錆室(45)を通過する間に、スプレー(46)によ
りエンジンバルブ(1)の表面に防錆液(47)が吹付
けられる。
(48)は、防錆室(45)の前方に設けられた、防錆
液除去手段としてのエアノズルで、ローラーコンベヤ(
36)の第2液切部(36d)を進行する間に、上方の
エアノズル(48)より、エンジンバルブ(1)に圧縮
空気が吹付けられ、表面に付着している防錆液(47)
が除去される。
(49)は、エアノズル(4M)前方のコンベヤ上に設
けられたトンネル状の乾燥室で、エンジンバルブ(1)
は、該乾燥室(49)を通過する間に熱風により乾燥さ
れて、ローラーコンベヤ(36)の終端に排出される。
(50)は、熱風を供給する送風ファンである。
乾燥後のエンジンバルブ(1)は、上述の従来と同様に
、回転板(14)に乗せ換えたのち、現像剤(17)を
均一に吹付け、検査台(18)上において、クラック等
の欠陥内部に残留している染色浸透液(40)が、白色
現像膜上に浮き出しているか否かを、目視により検査す
る。その後、第3洗浄槽(23)又は自動洗浄装置にお
いて、現像剤(17)を水洗により除去する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ワークの前洗浄から乾燥までの工程を
自動化したので、作業者の労力及び工数が大幅に削減さ
れて、省力化が図れるとともに、検査能力を高めうる。
前洗浄、染色浸透液の吹付は及び浸透時間、余剰浸透液
の洗浄等を、予め制御された一定の時間内で行ないうる
ので、検出感度が高まり、欠陥の有無を確実かつ安定的
に検査することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例を備える工程図、第2図は
、従来の手段を示す工程図である。 (1)エンジンバルブ (3)前洗浄槽 (5)第I載置台 (7)浸透槽 (9)第1洗浄槽 (11)第3載置台 (13)第4載置台 (15)減速モータ (17)現像剤 (19)ローラーコンベヤ (21)第5載置台 (23)第3洗浄槽 (32) トリクロールエタン (34)冷却管 (2)収納かご (4)イソプロピルアルコール (6)染色浸透液 (8)第2載置台 (10)第2洗浄槽 (12)布切 (14)回転板 (16)スプレー缶 (18)検査台 (20)照明灯 (22)洗油 (31)前洗浄槽 (33)ヒータ (35)エレベータ (36〉ローラーコンベヤ   (36a)冷却部(3
6b)第1液切部     (36c)水切部(36d
)第2液切部     (37)ファン(38)浸透液
吹付室     (39)スプレー(40)染色浸透液
      (41)第1洗浄室(42)第2洗浄室 
     (43)スプレー(44)エアーノズル(水
滴除去手段)(45)防錆室        (46)
スプレー(47)防錆液

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワークの表面に染色浸透液を吹付け、ワークにお
    ける欠陥の内部に浸透した染色浸透液だけを残して、余
    剰浸透液を除去したのち、現像剤を吹付けて、ワークの
    表面に白色現像膜を形成させ、赤色となって現れる欠陥
    部を、目視検査する染色探傷法に用いる装置であって、 ワークを、加熱気化させた洗浄液により蒸気洗浄する前
    洗浄槽と、前記洗浄後のワークに染色浸透液を吹付ける
    浸透液吹付室と、ワーク表面の余剰浸透液を水洗いする
    洗浄室と、該洗浄後のワークに付着した水滴を除去する
    水滴除去手段と、前記水滴が除去されたワークの表面に
    防錆液を吹付ける防錆室と、ワーク表面に付着した防錆
    液を除去する防錆液除去手段と、乾燥手段を備える乾燥
    室とを、始端を前記前洗浄槽に臨ませたコンベヤライン
    の進行方向に沿って、配設したことを特徴とするワーク
    の染色探傷装置。
  2. (2)洗浄室が、粗水洗を行う第1洗浄室と、仕上水洗
    を行う第2洗浄室とからなっている請求項(1)記載の
    ワークの染色探傷装置。
JP21615689A 1989-08-24 1989-08-24 ワークの染色探傷装置 Pending JPH0381652A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0763703A (ja) * 1993-08-26 1995-03-10 Dowa Mining Co Ltd 画像処理による表面きず、打痕の検出方法
JP2007121305A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Turbomeca 浸出によって部品の表面の表面欠陥を検出する据付装置のパラメータを診断または判定すること
JP4582959B2 (ja) * 2001-06-01 2010-11-17 株式会社東芝 蛍光探傷検査における蛍光分の除去方法および蛍光分除去装置
CN104165893A (zh) * 2014-08-18 2014-11-26 天津戴卡轮毂制造有限公司 荧光渗透检测系统及检测方法

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