JPH0381272B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0381272B2 JPH0381272B2 JP59256630A JP25663084A JPH0381272B2 JP H0381272 B2 JPH0381272 B2 JP H0381272B2 JP 59256630 A JP59256630 A JP 59256630A JP 25663084 A JP25663084 A JP 25663084A JP H0381272 B2 JPH0381272 B2 JP H0381272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- wire
- walls
- housing
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般に電気コネクターに関し、そし
て、より特定的には、絶縁体排除の方法によつ
て、電気ケーブルあるいはワイヤを端末化する能
力を有するコネクターに関する。
て、より特定的には、絶縁体排除の方法によつ
て、電気ケーブルあるいはワイヤを端末化する能
力を有するコネクターに関する。
電気コネクターは、電気的に作動される製品お
よび装置の回路部分を相互に接続するための好ま
しい装置として広く受入れられるようになつた。
そのような応用の場合、コネクターの使用によつ
て、ケーブルあるいはワイヤの容易な接続および
取外しを提供することは、組立および保守の便利
さ、また、設計上の融通性を与える。
よび装置の回路部分を相互に接続するための好ま
しい装置として広く受入れられるようになつた。
そのような応用の場合、コネクターの使用によつ
て、ケーブルあるいはワイヤの容易な接続および
取外しを提供することは、組立および保守の便利
さ、また、設計上の融通性を与える。
現在使用されているコネクターには各種の構造
のものがある。しかしながら、共通した構成とし
ては、絶縁された多導体ケーブルまたはワイヤが
電気的に接続される、複数個の打抜きされたか、
または、成形された導電端子が組込まれている誘
電体のハウジングを備えている。また、応用の特
定な要求に適している多くの端子形態がある。多
くの応用における好ましい端子は、導体の絶縁被
覆を排除することにより、ケーブルの導体と電気
接触を確立し、かくして、絶縁被覆を除去する別
な工程を遂行する必要性を回避する端子である。
のものがある。しかしながら、共通した構成とし
ては、絶縁された多導体ケーブルまたはワイヤが
電気的に接続される、複数個の打抜きされたか、
または、成形された導電端子が組込まれている誘
電体のハウジングを備えている。また、応用の特
定な要求に適している多くの端子形態がある。多
くの応用における好ましい端子は、導体の絶縁被
覆を排除することにより、ケーブルの導体と電気
接触を確立し、かくして、絶縁被覆を除去する別
な工程を遂行する必要性を回避する端子である。
当該技術においては、広汎な種類にわたる絶縁
排除端子が知られている。たとえば、Carreへの
米国特許第4217022号は現在広く使用されている
代表的端子形式である絶縁排除端子を開示してい
る。一般に、これらの端子は、絶縁被覆されたワ
イヤを受入れ、処理中ワイヤの絶縁被覆を切断
し、自動的に、端子とワイヤの中心コア間で電気
接続をもたらす狭いスロツトを備えている。これ
は、端子がワイヤに対してクリンチされるすなわ
ち、固定される際、絶縁体を貫通し、金属性のコ
アに入り込む歯の形態をした部分を通常有する自
己貫通形式の端子とは対照的である。
排除端子が知られている。たとえば、Carreへの
米国特許第4217022号は現在広く使用されている
代表的端子形式である絶縁排除端子を開示してい
る。一般に、これらの端子は、絶縁被覆されたワ
イヤを受入れ、処理中ワイヤの絶縁被覆を切断
し、自動的に、端子とワイヤの中心コア間で電気
接続をもたらす狭いスロツトを備えている。これ
は、端子がワイヤに対してクリンチされるすなわ
ち、固定される際、絶縁体を貫通し、金属性のコ
アに入り込む歯の形態をした部分を通常有する自
己貫通形式の端子とは対照的である。
当該技術における既知の自己貫通式および絶縁
体排除式端子の両者共、いくつかの欠点を有して
いる。第1に両技術共、特定の端子に使用でき
る、受入可能なワイヤ寸法に制限がある。さら
に、現在知られている端子は一般に、電気接続を
確立するために、横方向の使用力を適用する必要
がある。すなわち、ワイヤの長手に対して、横方
向に力を適用しなければならず、かくして、ワイ
ヤは端子において、横方向に適用される力を受入
れることができなければならない。ワイヤの端末
化される前に、端子がコネクターハウジング中に
予め組込まれる場合には、横方向から端子に到達
することができなければならないという必要性
は、複数個の接続の密接した配列を妨げる。この
状態は、複数列の回路接続が望まれる場合には、
特に制限を与えるものである。
体排除式端子の両者共、いくつかの欠点を有して
いる。第1に両技術共、特定の端子に使用でき
る、受入可能なワイヤ寸法に制限がある。さら
に、現在知られている端子は一般に、電気接続を
確立するために、横方向の使用力を適用する必要
がある。すなわち、ワイヤの長手に対して、横方
向に力を適用しなければならず、かくして、ワイ
ヤは端子において、横方向に適用される力を受入
れることができなければならない。ワイヤの端末
化される前に、端子がコネクターハウジング中に
予め組込まれる場合には、横方向から端子に到達
することができなければならないという必要性
は、複数個の接続の密接した配列を妨げる。この
状態は、複数列の回路接続が望まれる場合には、
特に制限を与えるものである。
従来のワイヤ端末化技術は、接続を確立するた
め、ワイヤをコネクター中に挿入する工程と、そ
の後、端子をクリンプする、すなわち、作動させ
る工程とよりなる、2つあるいはそれ以上の作業
を屡々必要とすることが知られている。これらの
別々の作業は、代表的には組立時間および工具投
資の重要な費用を含んでいる。一工程のみが必要
な場合、たとえば、絶縁体排除端子中へ横方向か
らワイヤを強制する場合は、ワイヤの横方向に対
する可撓性の故に、作業は通常やりにくいもので
ある。その結果、ワイヤまたはケーブルのコネク
ターへの適確な端末化を保証するために、かなり
の注意を払う必要がある。
め、ワイヤをコネクター中に挿入する工程と、そ
の後、端子をクリンプする、すなわち、作動させ
る工程とよりなる、2つあるいはそれ以上の作業
を屡々必要とすることが知られている。これらの
別々の作業は、代表的には組立時間および工具投
資の重要な費用を含んでいる。一工程のみが必要
な場合、たとえば、絶縁体排除端子中へ横方向か
らワイヤを強制する場合は、ワイヤの横方向に対
する可撓性の故に、作業は通常やりにくいもので
ある。その結果、ワイヤまたはケーブルのコネク
ターへの適確な端末化を保証するために、かなり
の注意を払う必要がある。
従来技術のさらにもう1つの限界は、従来のコ
ネクターハウジング内に内蔵されている電気接続
の環境による劣化に対抗して、従来技術のコネク
ターハウジングをシールすることに関する困難性
にある。この限界は、前記したように、ワイヤの
最終端末化工程中、端子の区域で、横方向から到
達可能であることを必要とする、従来の絶縁体排
除コネクターの場合、特に存在する。
ネクターハウジング内に内蔵されている電気接続
の環境による劣化に対抗して、従来技術のコネク
ターハウジングをシールすることに関する困難性
にある。この限界は、前記したように、ワイヤの
最終端末化工程中、端子の区域で、横方向から到
達可能であることを必要とする、従来の絶縁体排
除コネクターの場合、特に存在する。
したがつて、本発明の主要な目的は、ワイヤの
長手方向軸線にほぼ平行に向けられた軸線方向の
力の適用により、ワイヤと電気接続を確立するの
を可能とする端子を提供することである。
長手方向軸線にほぼ平行に向けられた軸線方向の
力の適用により、ワイヤと電気接続を確立するの
を可能とする端子を提供することである。
本発明のまた別な目的は、複数個の端子がコネ
クターハウジング内で密接した配列で位置するの
を可能にする電気端子を提供することである。
クターハウジング内で密接した配列で位置するの
を可能にする電気端子を提供することである。
本発明のさらにまた別な目的は、広汎な種類に
わたる直径を有するワイヤに使用することができ
る絶縁体排除端子を提供することである。
わたる直径を有するワイヤに使用することができ
る絶縁体排除端子を提供することである。
さらに別な目的は、悪い環境条件に対抗して、
端子を低廉に、かつ、便利に、シールするための
装置を備えた絶縁体排除端子を提供することであ
る。
端子を低廉に、かつ、便利に、シールするための
装置を備えた絶縁体排除端子を提供することであ
る。
現在意図している本発明の1つの形態において
は、絶縁体排除端子は、絶縁被覆されたワイヤの
まわりに位置できる金属ハウジングを備えてい
る。該ハウジングは絶縁体切断縁部部分を備えて
いる。また、ワイヤの長手に対してほぼ平行にハ
ウジングに適用された作用力に応じて、ワイヤの
長手に対してほぼ横方向に、切断縁部部分をワイ
ヤの絶縁被覆中に移動させるための装置を備えて
いる。
は、絶縁体排除端子は、絶縁被覆されたワイヤの
まわりに位置できる金属ハウジングを備えてい
る。該ハウジングは絶縁体切断縁部部分を備えて
いる。また、ワイヤの長手に対してほぼ平行にハ
ウジングに適用された作用力に応じて、ワイヤの
長手に対してほぼ横方向に、切断縁部部分をワイ
ヤの絶縁被覆中に移動させるための装置を備えて
いる。
さて、図面を参照すると、第1図は一般に参照
数字10によつて指定される箱状の端子を示し、
折り曲げられた板金素材から形成される(図示せ
ず)。端子10は、単純な、矩形状のハウジング
の第1の端部部分11と、折りたたまれる中間の
部分12と、そして、2つの対向する側壁の各々
から打抜かれた一対の片持ちにされた弾力のある
接触梁14を有するハウジングの第2の端部部分
13とを備えている。梁14はその間に導入され
たおすの接触ピン(図示せず)にはまるように適
用されためす端子を形成する。
数字10によつて指定される箱状の端子を示し、
折り曲げられた板金素材から形成される(図示せ
ず)。端子10は、単純な、矩形状のハウジング
の第1の端部部分11と、折りたたまれる中間の
部分12と、そして、2つの対向する側壁の各々
から打抜かれた一対の片持ちにされた弾力のある
接触梁14を有するハウジングの第2の端部部分
13とを備えている。梁14はその間に導入され
たおすの接触ピン(図示せず)にはまるように適
用されためす端子を形成する。
折りたたまれる中間の部分、すなわちワイヤ係
合部分12は、減少された幅の端部16の線に沿
つて端部部分11と13とに各々一体に形成され
た一対の対向する接触部分、すなわち壁15を備
え、かくして接触部分15は、内方へ向けて浅い
V字状に曲げられるであろう。各接触部分15は
一対のほぼV字状の補強リブ17と、リブ17間
の中間に位置した一対の縁部ノツチ18とによつ
て形成されている。各接触部分15のノツチ18
とリブ17とは組合わさつて、接触部分15がそ
のまわりで曲げられる軸線、すなわち折りたたみ
線19を形成する。各接触部分15中に、曲げの
軸線19に関して非対称形状で多角形の開口20
が形成されている。端子10の打抜作業におい
て、開口20の縁部、すなわち周辺部のエツジ
は、電気ケーブルあるいはワイヤの典型的絶縁被
覆に対して比較的ナイフ状の鋭利さを有するよう
に、適切に面取りされる。
合部分12は、減少された幅の端部16の線に沿
つて端部部分11と13とに各々一体に形成され
た一対の対向する接触部分、すなわち壁15を備
え、かくして接触部分15は、内方へ向けて浅い
V字状に曲げられるであろう。各接触部分15は
一対のほぼV字状の補強リブ17と、リブ17間
の中間に位置した一対の縁部ノツチ18とによつ
て形成されている。各接触部分15のノツチ18
とリブ17とは組合わさつて、接触部分15がそ
のまわりで曲げられる軸線、すなわち折りたたみ
線19を形成する。各接触部分15中に、曲げの
軸線19に関して非対称形状で多角形の開口20
が形成されている。端子10の打抜作業におい
て、開口20の縁部、すなわち周辺部のエツジ
は、電気ケーブルあるいはワイヤの典型的絶縁被
覆に対して比較的ナイフ状の鋭利さを有するよう
に、適切に面取りされる。
端部部分13の縁部から歯21が突出し、端子
をコネクターハウジング中で所定位置に取付ける
働きをする。端部部分13はまた、端子の端部部
分11の中へ挿入された導線の端部に対してスト
ツパーを形成するように、内方へ突出するワイヤ
ストツパー22(その中の1つのみが示されてい
る)を備えている。突起23が端部部分13の側
壁から外方へプレス成形され、以下でより詳細に
記載する方法で、端部部分13がコネクターハウ
ジングの腔部内で滑動するのを容易にする。さら
にタブ手段に含まれる耳24(その中の1つのみ
が示されている)が、ハウジングの端部部分13
の側壁から、中間の部分12へ延びており、各々
は、以下で記載する目的のために、一対のピボツ
トポイント(タブ手段)25を形成している。
をコネクターハウジング中で所定位置に取付ける
働きをする。端部部分13はまた、端子の端部部
分11の中へ挿入された導線の端部に対してスト
ツパーを形成するように、内方へ突出するワイヤ
ストツパー22(その中の1つのみが示されてい
る)を備えている。突起23が端部部分13の側
壁から外方へプレス成形され、以下でより詳細に
記載する方法で、端部部分13がコネクターハウ
ジングの腔部内で滑動するのを容易にする。さら
にタブ手段に含まれる耳24(その中の1つのみ
が示されている)が、ハウジングの端部部分13
の側壁から、中間の部分12へ延びており、各々
は、以下で記載する目的のために、一対のピボツ
トポイント(タブ手段)25を形成している。
さて第2図を参照すると、第1図の折りたたま
れる端子10を利用するのに適している、一般に
参照数字30で指定されているコネクター組立体
の一例が示されている。コネクター組立体30
は、一体のハウジング31と、ガスケツト32
と、そして、ガスケツトリテイナー33とにより
なつている。ハウジング31の内部には、コネク
ターが端末化する(terminating)ことのできる
回路の数に相当する数の、一般に参照数字34で
指定した複数個の腔部を備えている。各腔部34
は端子10を滑動的に受入れるように適切な寸法
とされている。
れる端子10を利用するのに適している、一般に
参照数字30で指定されているコネクター組立体
の一例が示されている。コネクター組立体30
は、一体のハウジング31と、ガスケツト32
と、そして、ガスケツトリテイナー33とにより
なつている。ハウジング31の内部には、コネク
ターが端末化する(terminating)ことのできる
回路の数に相当する数の、一般に参照数字34で
指定した複数個の腔部を備えている。各腔部34
は端子10を滑動的に受入れるように適切な寸法
とされている。
ハウジング31はさらに、ガスケツト32とリ
テイナー33を適切に位置させるための直立する
リム部35を備えている。一体的に形成された留
め腕36は、コネクターハウジングが環境に対し
てシールされることを望まれる場合、ガスケツト
32を圧縮して、リテイナー33を取付ける働き
をする。第2図で分かるように、端末にされるワ
イヤ39の端部を受入れるために、腔部34をそ
れらの上端部で包囲して、各腔部34の垂直中心
線と整合されている開口38を有するハウジング
壁37が設けられている。対応する開口40と4
1とが同様にガスケツト32とリテイナー33
に、それぞれ形成されている。ワイヤ39は絶縁
被覆43中に包囲された電導コア42を有する個
別の単一導線として示されているが、たとえば、
リボンケーブルのような他の種類のワイヤも、当
該業者によつて、本コネクター組立体30に使用
することができる。
テイナー33を適切に位置させるための直立する
リム部35を備えている。一体的に形成された留
め腕36は、コネクターハウジングが環境に対し
てシールされることを望まれる場合、ガスケツト
32を圧縮して、リテイナー33を取付ける働き
をする。第2図で分かるように、端末にされるワ
イヤ39の端部を受入れるために、腔部34をそ
れらの上端部で包囲して、各腔部34の垂直中心
線と整合されている開口38を有するハウジング
壁37が設けられている。対応する開口40と4
1とが同様にガスケツト32とリテイナー33
に、それぞれ形成されている。ワイヤ39は絶縁
被覆43中に包囲された電導コア42を有する個
別の単一導線として示されているが、たとえば、
リボンケーブルのような他の種類のワイヤも、当
該業者によつて、本コネクター組立体30に使用
することができる。
さて、第3および4図を参照すると、コネクタ
ー組立体30の内部構造は、それぞれ作用された
および作用されていない端子10aおよび10b
の両者をあらわして示されており、作用された端
子10aは各図の下方部分にある。作用中、端子
10に適切な支持を与えるため、各腔部34は作
用されていない端子10bの長さにほぼ等しい公
称深さを有することが好ましい。したがつて、第
3および4図の実施例においては、端子10b
は、ハウジング31の上方壁に衝合し、その下端
部はハウジング31の下方表面とほぼ同一平面で
示されている。各腔部34の壁中に凹部44が設
けられ、端子10が作用された際における端子の
端部部分13の所望移動距離にほぼ等しい深さ
で、腔部34のまわりに連続したたな45を形成
している。
ー組立体30の内部構造は、それぞれ作用された
および作用されていない端子10aおよび10b
の両者をあらわして示されており、作用された端
子10aは各図の下方部分にある。作用中、端子
10に適切な支持を与えるため、各腔部34は作
用されていない端子10bの長さにほぼ等しい公
称深さを有することが好ましい。したがつて、第
3および4図の実施例においては、端子10b
は、ハウジング31の上方壁に衝合し、その下端
部はハウジング31の下方表面とほぼ同一平面で
示されている。各腔部34の壁中に凹部44が設
けられ、端子10が作用された際における端子の
端部部分13の所望移動距離にほぼ等しい深さ
で、腔部34のまわりに連続したたな45を形成
している。
第3図で最もよく分かるように、上方のハウジ
ング壁37は、一般に参照数字46によつて指定
されている、複数個の一体的に形成された凹部を
有する歪除去タブを備え、対向する対で腔部34
中へ内方に延びている。各タブ46はワイヤ39
がコネクター30へ端末にされた際、ワイヤを把
持するのに適している肩部分47を備えている。
ング壁37は、一般に参照数字46によつて指定
されている、複数個の一体的に形成された凹部を
有する歪除去タブを備え、対向する対で腔部34
中へ内方に延びている。各タブ46はワイヤ39
がコネクター30へ端末にされた際、ワイヤを把
持するのに適している肩部分47を備えている。
組立後コネクター30をシールするために、上
方のハウジング壁37は、ハウジングの各開口3
8の周囲で上方に延びている一体的なうね48で
形成されている。同様にガスケツトリテイナー3
3はリテイナー33の開口41を取囲んでいる下
方に延びているうね49を備えている。さらに、
ガスケツト32は、端末にされたワイヤ39をシ
ール関係で把持するため、適切な寸法とされた、
各ガスケツト開口40において、コネクターハウ
ジング31の内方に延びている弾力的に変形でき
るカラー50を備えている。
方のハウジング壁37は、ハウジングの各開口3
8の周囲で上方に延びている一体的なうね48で
形成されている。同様にガスケツトリテイナー3
3はリテイナー33の開口41を取囲んでいる下
方に延びているうね49を備えている。さらに、
ガスケツト32は、端末にされたワイヤ39をシ
ール関係で把持するため、適切な寸法とされた、
各ガスケツト開口40において、コネクターハウ
ジング31の内方に延びている弾力的に変形でき
るカラー50を備えている。
さらに第3図および4図を参照すると、端子1
0を利用する1つの方法は、コネクターハウジン
グ31を、固定している表面(図示せず)に対し
て支持することを必要とする。ワイヤ39はガス
ケツトリテイナー33の適切な開口41を通つて
軸線方向に移動され、ついで対応するガスケツト
開口を通り、最後に整合されたハウジング開口3
8を通り、そこで端子10中に入り、そして、端
子10の端部部分13から打抜かれたストツパー
22に衝合するように強制される。端子部分13
は、適切な挿入工具(図示せず)によつて、端子
10上に課される軸線方向の力の適用により、ハ
ウジング腔部34の内方へ軸線方向に移動され
る。挿入工具は腔部34の凹部44内に滑動的に
受入れられるような寸法とされている。
0を利用する1つの方法は、コネクターハウジン
グ31を、固定している表面(図示せず)に対し
て支持することを必要とする。ワイヤ39はガス
ケツトリテイナー33の適切な開口41を通つて
軸線方向に移動され、ついで対応するガスケツト
開口を通り、最後に整合されたハウジング開口3
8を通り、そこで端子10中に入り、そして、端
子10の端部部分13から打抜かれたストツパー
22に衝合するように強制される。端子部分13
は、適切な挿入工具(図示せず)によつて、端子
10上に課される軸線方向の力の適用により、ハ
ウジング腔部34の内方へ軸線方向に移動され
る。挿入工具は腔部34の凹部44内に滑動的に
受入れられるような寸法とされている。
端子部分13の引続く挿入は、端子の中間の部
分12を圧縮し、接触部分15をワイヤ39の内
方へ折りたたませる(撓ませる)。各接触部分1
5の折りたたみ(撓み)作用は、ノツチ18によ
つて定められる軸線19に沿う、端子材料の制御
された降伏によつて達成される。引続き折りたた
まれる(撓む)につれ、開口20の面取りされた
縁部、すなわち周辺部のエツジは、ワイヤ39の
絶縁被覆43と接触する。最初は、ワイヤ39上
への開口20の整合と、その結果をもたらされる
開口20によるワイヤ39の密接した支持とのた
め、被覆中に切断は起らない。しかしながら、端
子10の引続く圧縮は、開口20の縁部が、ワイ
ヤ39の被覆43を切断し、かつ、排除するよう
にさせはじめる。この内方への圧縮および切断作
用に応じて、第3および4図の51に示すよう
に、絶縁被覆43は外方へふくらむ。
分12を圧縮し、接触部分15をワイヤ39の内
方へ折りたたませる(撓ませる)。各接触部分1
5の折りたたみ(撓み)作用は、ノツチ18によ
つて定められる軸線19に沿う、端子材料の制御
された降伏によつて達成される。引続き折りたた
まれる(撓む)につれ、開口20の面取りされた
縁部、すなわち周辺部のエツジは、ワイヤ39の
絶縁被覆43と接触する。最初は、ワイヤ39上
への開口20の整合と、その結果をもたらされる
開口20によるワイヤ39の密接した支持とのた
め、被覆中に切断は起らない。しかしながら、端
子10の引続く圧縮は、開口20の縁部が、ワイ
ヤ39の被覆43を切断し、かつ、排除するよう
にさせはじめる。この内方への圧縮および切断作
用に応じて、第3および4図の51に示すよう
に、絶縁被覆43は外方へふくらむ。
開口20の密接した支持作用(cradling
action)は、第5および6図で最もよく分かるよ
うに、この切断作業中、所定位置にワイヤ39を
維持する。開口20は曲げの軸線19に対して非
対称に形成されているため、各接触部分15の一
方の側は、他方の側より多く絶縁被覆43に入り
込む。この方法で、端子10をワイヤ導体42へ
接触させるための、端子10を折りたたむのに要
する力はより小さくなる。第5図に示すように、
開口20の切断縁部がワイヤ39の金属コア42
と接触すると、はるかに大きな抵抗に直面し、そ
して端子10の圧縮は停止されるであろう。
action)は、第5および6図で最もよく分かるよ
うに、この切断作業中、所定位置にワイヤ39を
維持する。開口20は曲げの軸線19に対して非
対称に形成されているため、各接触部分15の一
方の側は、他方の側より多く絶縁被覆43に入り
込む。この方法で、端子10をワイヤ導体42へ
接触させるための、端子10を折りたたむのに要
する力はより小さくなる。第5図に示すように、
開口20の切断縁部がワイヤ39の金属コア42
と接触すると、はるかに大きな抵抗に直面し、そ
して端子10の圧縮は停止されるであろう。
端子の端部部分13はさらにもつと強制され、
かくして、ハウジング部分13の耳24は、接触
部分15の中点でそれらと係合し、耳24に形成
されたピボツトポイントのまわりに各部分15を
若干弓形に曲げさせる。第3図で最もよく分かる
ように、接触部分15の弓形の曲りは、ワイヤ導
体42の表面に垂直であり、かつ、端子材料の潜
在弾力のために、端子10の折りたたみ後もその
まま残存する力に近づく、力の接触線の僅かの再
配向を促進する。この負荷をかけられた状態で、
接触部分15は、たとえば、振動のような過渡状
態の悪影響に対しても、端末にされたワイヤ39
の導体42への良好な電気的接触面を維持する。
かくして、ハウジング部分13の耳24は、接触
部分15の中点でそれらと係合し、耳24に形成
されたピボツトポイントのまわりに各部分15を
若干弓形に曲げさせる。第3図で最もよく分かる
ように、接触部分15の弓形の曲りは、ワイヤ導
体42の表面に垂直であり、かつ、端子材料の潜
在弾力のために、端子10の折りたたみ後もその
まま残存する力に近づく、力の接触線の僅かの再
配向を促進する。この負荷をかけられた状態で、
接触部分15は、たとえば、振動のような過渡状
態の悪影響に対しても、端末にされたワイヤ39
の導体42への良好な電気的接触面を維持する。
理想的には、接触部分15の弓形に曲つた状態
は、挿入工具(図示せず)が、腔部34内に形成
されたたな上に底をつけると同時に発生し、かく
して、端子10の過度の応力を防止する。その
後、端子の端部部分の歯21は、腔部34の壁中
に着座し、コネクターハウジング31内で端子1
0を完全に折りたたみ、そして負荷をかけた状態
に維持する。
は、挿入工具(図示せず)が、腔部34内に形成
されたたな上に底をつけると同時に発生し、かく
して、端子10の過度の応力を防止する。その
後、端子の端部部分の歯21は、腔部34の壁中
に着座し、コネクターハウジング31内で端子1
0を完全に折りたたみ、そして負荷をかけた状態
に維持する。
ワイヤ39の歪除去はコネクタ30へのワイヤ
39の電気的端末化と同時に発生する。第3図で
最もよく分かるように、凹部を有する歪除去タブ
46は、腔部34中に充分な長く延び、かくし
て、接触部分15が内方へ向けての折りたたみに
際して曲がるにつれ、それらはタブ46に支持さ
れ、肩部分47をワイヤ39の絶縁体43中に埋
め込むようにする。かくして、ワイヤ39はコネ
クター組立体の使用中発生するかもしれない遂行
する力に対抗して、ハウジング31中に確実に保
持される。
39の電気的端末化と同時に発生する。第3図で
最もよく分かるように、凹部を有する歪除去タブ
46は、腔部34中に充分な長く延び、かくし
て、接触部分15が内方へ向けての折りたたみに
際して曲がるにつれ、それらはタブ46に支持さ
れ、肩部分47をワイヤ39の絶縁体43中に埋
め込むようにする。かくして、ワイヤ39はコネ
クター組立体の使用中発生するかもしれない遂行
する力に対抗して、ハウジング31中に確実に保
持される。
コネクター組立体30が異なつたゲージのワイ
ヤあるいはケーブルを端末にする能力を有するこ
とが望まれる場合は、第7a,7bおよび7cに
示す端子60よりなる本発明の別な実施例が利用
されるかもしれない。第7a図で最もよく分かる
ように、端子60は、その形成前の平坦な板金素
材60aとして示す場合、端子60は、ハウジン
グの第1の端部部分61と、折りたたまれる中間
の部分、すなわちワイヤ係合部分62と、その両
端の幅の減少された端部16と、そしてハウジン
グの第2の端部部分63とを備えている。
ヤあるいはケーブルを端末にする能力を有するこ
とが望まれる場合は、第7a,7bおよび7cに
示す端子60よりなる本発明の別な実施例が利用
されるかもしれない。第7a図で最もよく分かる
ように、端子60は、その形成前の平坦な板金素
材60aとして示す場合、端子60は、ハウジン
グの第1の端部部分61と、折りたたまれる中間
の部分、すなわちワイヤ係合部分62と、その両
端の幅の減少された端部16と、そしてハウジン
グの第2の端部部分63とを備えている。
折りたたまれる中間の部分62は、各々一対の
ほぼV字状の補強リブ66と、一対の縁部ノツチ
67とを備えている一対の折りたたみできる接触
部分、すなわち壁65よりなつている。リブ66
とノツチ67は一緒になつて軸線、すなわち折り
たたみ線68を限定し、そのまわりを部分65が
曲げられるであろう。曲げの軸線68のまわりに
非対称的に形成された、多角形の開口69が、各
部分65中に設けられている。以下より詳細に記
載する方法で、異なつたゲージのワイヤあるいは
ケーブルを収容するため、接触部分65は、端子
素材60aが箱状のハウジングに形成された後、
第7bおよび7c図に示す端子形態をもたらすよ
うに、互いに軸線方向にずらされて形成されてい
る。
ほぼV字状の補強リブ66と、一対の縁部ノツチ
67とを備えている一対の折りたたみできる接触
部分、すなわち壁65よりなつている。リブ66
とノツチ67は一緒になつて軸線、すなわち折り
たたみ線68を限定し、そのまわりを部分65が
曲げられるであろう。曲げの軸線68のまわりに
非対称的に形成された、多角形の開口69が、各
部分65中に設けられている。以下より詳細に記
載する方法で、異なつたゲージのワイヤあるいは
ケーブルを収容するため、接触部分65は、端子
素材60aが箱状のハウジングに形成された後、
第7bおよび7c図に示す端子形態をもたらすよ
うに、互いに軸線方向にずらされて形成されてい
る。
変形端子60の作動は、第7bと7c図に示さ
れ、そこでは端子60は、ハウジング70に挿入
されており、第7b図においては、比較的小さい
ワイヤゲージ71に接触するように折りたたま
れ、第7c図においては、比較的大きいワイヤゲ
ージ72に接触するように折りたたまれて示され
ている。各端子60の長手に沿う接触部分の相対
的変位は、もし、接触部分65が端子60の長手
に沿つて互いに整合しているとしたら、小さな直
径のワイヤの端末化に際して起こるであろう。曲
げの軸線68における接触部材の対の間に起きる
窮極的な衝合なしに、それぞれの端末化されるワ
イヤの直径に適応した折りたたみの程度を接触部
分65に与えるようにする。
れ、そこでは端子60は、ハウジング70に挿入
されており、第7b図においては、比較的小さい
ワイヤゲージ71に接触するように折りたたま
れ、第7c図においては、比較的大きいワイヤゲ
ージ72に接触するように折りたたまれて示され
ている。各端子60の長手に沿う接触部分の相対
的変位は、もし、接触部分65が端子60の長手
に沿つて互いに整合しているとしたら、小さな直
径のワイヤの端末化に際して起こるであろう。曲
げの軸線68における接触部材の対の間に起きる
窮極的な衝合なしに、それぞれの端末化されるワ
イヤの直径に適応した折りたたみの程度を接触部
分65に与えるようにする。
端末化されるワイヤ71,72に対して歪除去
を与えるため、ハウジング30は適切な凹のある
歪除去タブ73を備えているであろう。第7bと
7c図で分かるように、上方タブ73は、下方タ
ブ73より僅か長く、かくして、両方のタブは、
端子60の長手方向軸線に対する接触部分62の
相対的移動に拘わらず、それぞれの接触部分65
により、同時に作用される。
を与えるため、ハウジング30は適切な凹のある
歪除去タブ73を備えているであろう。第7bと
7c図で分かるように、上方タブ73は、下方タ
ブ73より僅か長く、かくして、両方のタブは、
端子60の長手方向軸線に対する接触部分62の
相対的移動に拘わらず、それぞれの接触部分65
により、同時に作用される。
さて第8および9図を参照すると、本発明のさ
らにまた別な実施例が示されており、そこでは一
般に参照数字80で指定されている折りたたみ端
子は、遮蔽ケーブル81を端末化するように適用
されている。ケーブル81は一般に同軸線に設け
られた絶縁体83で被覆された導体コア82と金
属遮蔽層84と、そして絶縁体の表面被覆85と
よりなつている。端子80は、第1の端部部分8
6と、折りたたみできる中間の部分87と、そし
て第2の端部部分88を有する板金素材からU字
状形態に形成される。ノツチ89が中間の部分8
7と端部部分86,88との接合部に形成され、
そのような接合部で曲げのための端子を弱くして
ある。
らにまた別な実施例が示されており、そこでは一
般に参照数字80で指定されている折りたたみ端
子は、遮蔽ケーブル81を端末化するように適用
されている。ケーブル81は一般に同軸線に設け
られた絶縁体83で被覆された導体コア82と金
属遮蔽層84と、そして絶縁体の表面被覆85と
よりなつている。端子80は、第1の端部部分8
6と、折りたたみできる中間の部分87と、そし
て第2の端部部分88を有する板金素材からU字
状形態に形成される。ノツチ89が中間の部分8
7と端部部分86,88との接合部に形成され、
そのような接合部で曲げのための端子を弱くして
ある。
中間の部分87は一対の対向する接触部分を備
え、それらの各々は中間絶部ノツチ92の両側に
適切に位置した補強リブ91および、これらリブ
の両側に減少された幅の端部16が設けられ、縁
部ノツチ92と共に、各接触部分、すなわち壁9
0の中心を横方向に通る弱い線、すなわち折りた
たみ線93を限定する。接触部分90はさらに開
口94を備え、それらの各々はその中で中心に延
びる歯95が形成されている。接触部分90は接
続してストラツプ96が対向離隔関係で設けてあ
る。ガセツト97が端部部分86と88中に押圧
され、端子の完全形態で、端子に剛性を付与して
いる。挿入されたケーブル81を整合させ、か
つ、支持するために、端部部分86に、一対の内
方に向かうカラータング(tang)98が設けら
れ、そして、ハウジングの壁と係合するため、一
対の外方に向けられた歯99が設けられている。
反対の端部部分88から、接地タング(tang)
100が外方へ延びている。
え、それらの各々は中間絶部ノツチ92の両側に
適切に位置した補強リブ91および、これらリブ
の両側に減少された幅の端部16が設けられ、縁
部ノツチ92と共に、各接触部分、すなわち壁9
0の中心を横方向に通る弱い線、すなわち折りた
たみ線93を限定する。接触部分90はさらに開
口94を備え、それらの各々はその中で中心に延
びる歯95が形成されている。接触部分90は接
続してストラツプ96が対向離隔関係で設けてあ
る。ガセツト97が端部部分86と88中に押圧
され、端子の完全形態で、端子に剛性を付与して
いる。挿入されたケーブル81を整合させ、か
つ、支持するために、端部部分86に、一対の内
方に向かうカラータング(tang)98が設けら
れ、そして、ハウジングの壁と係合するため、一
対の外方に向けられた歯99が設けられている。
反対の端部部分88から、接地タング(tang)
100が外方へ延びている。
さて第9図を参照すると、印刷回路板102あ
るいは同様のものに接続するため、端子80は、
誘電体ハウジング101中に完全に挿入されて示
されている。ハウジングは腔部104への到達を
提供する開口端部103を備え、腔部104は端
子80を滑動的に受入れる。開口端部103の反
対側には、丸いピン端子107を通過させるため
の、開口106を有する底部壁105がある。
るいは同様のものに接続するため、端子80は、
誘電体ハウジング101中に完全に挿入されて示
されている。ハウジングは腔部104への到達を
提供する開口端部103を備え、腔部104は端
子80を滑動的に受入れる。開口端部103の反
対側には、丸いピン端子107を通過させるため
の、開口106を有する底部壁105がある。
ピン端子107は肩部分108で形成され、肩
部分108は、ハウジング101の底部壁105
中に形成された相補凹部109中に受入れられ
る。ピン107と一体的に形成されたスパイク1
10は、挿入されたケーブル81の導体コア82
と電気的に係合するため、肩部分108の上方
へ、そして、ハウジング腔部104中に延びてい
る。底部壁105と一体的に形成されたタブ11
1は、腔104中に上方へ延びており、歯95を
ケーブル81の絶縁被覆85に貫通させ、遮蔽8
4と電気的接触を確立させるのに適した方向に、
各接触部分90を折りたたませるための支点を提
供する。
部分108は、ハウジング101の底部壁105
中に形成された相補凹部109中に受入れられ
る。ピン107と一体的に形成されたスパイク1
10は、挿入されたケーブル81の導体コア82
と電気的に係合するため、肩部分108の上方
へ、そして、ハウジング腔部104中に延びてい
る。底部壁105と一体的に形成されたタブ11
1は、腔104中に上方へ延びており、歯95を
ケーブル81の絶縁被覆85に貫通させ、遮蔽8
4と電気的接触を確立させるのに適した方向に、
各接触部分90を折りたたませるための支点を提
供する。
記載した各実施例の比較から、本発明にしたが
つて構成された端子を折りたたむのに必要な作用
力は、各種の方法で端子に伝達されることが理解
されよう。たとえば、第3および4図の端子10
は、前記したように、ハウジング31を固定表面
に対して支持することによつて作用されるであろ
う。代わりに、端子の端部部分13を、適切に設
計した取付具(図示せず)に対し支持し、一方、
ハウジング31を端子10の軸線方向に移動す
る。
つて構成された端子を折りたたむのに必要な作用
力は、各種の方法で端子に伝達されることが理解
されよう。たとえば、第3および4図の端子10
は、前記したように、ハウジング31を固定表面
に対して支持することによつて作用されるであろ
う。代わりに、端子の端部部分13を、適切に設
計した取付具(図示せず)に対し支持し、一方、
ハウジング31を端子10の軸線方向に移動す
る。
第8および9図に示すように、ワイヤ挿入の方
向と一致して、端子80の端部部分86に適用す
る作用力も、第3および4図の反対の構成とは対
照的に、同様に可能であり、たとえば1つの運動
で、ワイヤの挿入と端子の折りたたみの能力を有
する適切な取付具の使用により、単一の工程で端
末化することもできる。端子に対して軸線方向に
合力を適用し、そして、端子がそのような力に応
じて自由に折りたたむ限り、ハウジングの形態に
関する広汎な各種の設計および本発明の折りたた
み端子の使用が可能である。
向と一致して、端子80の端部部分86に適用す
る作用力も、第3および4図の反対の構成とは対
照的に、同様に可能であり、たとえば1つの運動
で、ワイヤの挿入と端子の折りたたみの能力を有
する適切な取付具の使用により、単一の工程で端
末化することもできる。端子に対して軸線方向に
合力を適用し、そして、端子がそのような力に応
じて自由に折りたたむ限り、ハウジングの形態に
関する広汎な各種の設計および本発明の折りたた
み端子の使用が可能である。
また、第1図の開口20と第8図の開口94と
の比較によつて証明されるように、開口の形態に
対して、多くの変形がある。設計上の主要な制限
は、端末化中、適切な絶縁体切断手段とワイヤに
対する適切な密接した支持(cradling)を提供す
ることに存する。
の比較によつて証明されるように、開口の形態に
対して、多くの変形がある。設計上の主要な制限
は、端末化中、適切な絶縁体切断手段とワイヤに
対する適切な密接した支持(cradling)を提供す
ることに存する。
上記で説明した実施例の観点から、本発明の折
りたたみ端子は、その軸線方向における作用能力
の故に、スペース上の限界が、多数の回路端末が
密接して配列されることを必要とする、高密度電
気コネクターの使用に対して特に適切である。こ
れは既知の絶縁体排除コネクターから離脱するも
のであつて、既知の絶縁体排除コネクターは、ケ
ーブルあるいはワイヤの軸線に対して横方向に向
けられた作用力に対して、端子において、ワイヤ
あるいはケーブルを使用しなければならないとい
う必要性のために、典型的には、二列のコネクタ
ー端子のみに対して、ワイヤの端末化の能力を有
している。さらに、本発明の原理による、軸線方
向による端子作用は、第2図で最もよく示されて
いるように、便利な、低廉な手段で、コネクター
ハウジングを環境に対して完全にシールすること
を許容する。
りたたみ端子は、その軸線方向における作用能力
の故に、スペース上の限界が、多数の回路端末が
密接して配列されることを必要とする、高密度電
気コネクターの使用に対して特に適切である。こ
れは既知の絶縁体排除コネクターから離脱するも
のであつて、既知の絶縁体排除コネクターは、ケ
ーブルあるいはワイヤの軸線に対して横方向に向
けられた作用力に対して、端子において、ワイヤ
あるいはケーブルを使用しなければならないとい
う必要性のために、典型的には、二列のコネクタ
ー端子のみに対して、ワイヤの端末化の能力を有
している。さらに、本発明の原理による、軸線方
向による端子作用は、第2図で最もよく示されて
いるように、便利な、低廉な手段で、コネクター
ハウジングを環境に対して完全にシールすること
を許容する。
第1図は本発明の原理にしたがつて構成された
絶縁体排除端子の斜視図;第2図は本発明の原理
による、環境に対してシールされたコネクターの
一実施例の一部断面による、展開斜視図で;第3
図は、第1図に示す端子の作用を示す、第2図の
コネクターの部分側断面図で;第4図は第3図の
線4−4にほぼ沿う部分断面図で;第5図は第4
図の線5−5にほぼ沿う部分断面図で;第6図は
第4図の線6−6にほぼ沿う部分断面図で;第7
a,7bおよび7c図は異なつたワイヤゲージに
対する使用のために適用された、変形端子よりな
る本発明の第2の実施例を示し;第8図は遮蔽ケ
ーブルに対する使用のために適用された端子を示
す、本発明の第3の実施例の斜視図で;そして第
9図は第8図の端子を使用している、遮蔽ケーブ
ルコネクターの断面図である。 10……端子、11……第1の端部部分、12
……中間の部分、(ワイヤ係合部分)、13……第
2の端部部分、14……接触梁、15……接触部
分(壁)、16……減少された幅の端部、17…
…リブ、18……ノツチ、19……軸線(折りた
たみ線)、20……開口、21……歯、22……
ストツパー、23……突起、24……耳(タブ手
段)、25……ピボツトポイント、30……コネ
クター組立体、31……ハウジング、32……ガ
スケツト、33……リテイナー、34……腔部、
36……留め腕、37……ハウジング壁、38…
…開口、39……ワイヤ、40……開口、42…
…導電コア(導体)、43……絶縁被覆、44…
…凹部、45……たな、46……タブ、50……
カラー、60……端子、61……第1の端部部
分、62……中間の部分(ワイヤ係合部分)、6
3……第2の端部部分、65……接触部分(壁)、
66……補強リブ、67……ノツチ、71,72
……ワイヤ、80……端子、81……ケーブル、
82……導体コア、83……絶縁体、84……金
属遮蔽層(シールド)、85……絶縁体、86,
88……端部分、87……中間の部分、89……
ノツチ、90……接触部分(壁)、95……歯、
98……カラータング、102……印刷回路板、
105……底部壁、106……開口、107……
丸いピン端子、109……相補凹部、110……
スパイク、111……タブ。
絶縁体排除端子の斜視図;第2図は本発明の原理
による、環境に対してシールされたコネクターの
一実施例の一部断面による、展開斜視図で;第3
図は、第1図に示す端子の作用を示す、第2図の
コネクターの部分側断面図で;第4図は第3図の
線4−4にほぼ沿う部分断面図で;第5図は第4
図の線5−5にほぼ沿う部分断面図で;第6図は
第4図の線6−6にほぼ沿う部分断面図で;第7
a,7bおよび7c図は異なつたワイヤゲージに
対する使用のために適用された、変形端子よりな
る本発明の第2の実施例を示し;第8図は遮蔽ケ
ーブルに対する使用のために適用された端子を示
す、本発明の第3の実施例の斜視図で;そして第
9図は第8図の端子を使用している、遮蔽ケーブ
ルコネクターの断面図である。 10……端子、11……第1の端部部分、12
……中間の部分、(ワイヤ係合部分)、13……第
2の端部部分、14……接触梁、15……接触部
分(壁)、16……減少された幅の端部、17…
…リブ、18……ノツチ、19……軸線(折りた
たみ線)、20……開口、21……歯、22……
ストツパー、23……突起、24……耳(タブ手
段)、25……ピボツトポイント、30……コネ
クター組立体、31……ハウジング、32……ガ
スケツト、33……リテイナー、34……腔部、
36……留め腕、37……ハウジング壁、38…
…開口、39……ワイヤ、40……開口、42…
…導電コア(導体)、43……絶縁被覆、44…
…凹部、45……たな、46……タブ、50……
カラー、60……端子、61……第1の端部部
分、62……中間の部分(ワイヤ係合部分)、6
3……第2の端部部分、65……接触部分(壁)、
66……補強リブ、67……ノツチ、71,72
……ワイヤ、80……端子、81……ケーブル、
82……導体コア、83……絶縁体、84……金
属遮蔽層(シールド)、85……絶縁体、86,
88……端部分、87……中間の部分、89……
ノツチ、90……接触部分(壁)、95……歯、
98……カラータング、102……印刷回路板、
105……底部壁、106……開口、107……
丸いピン端子、109……相補凹部、110……
スパイク、111……タブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 他の一回路要素と適合する第2の端部部分1
3,63,88と接合し、且つ該第2の端部部分
から延び出るワイヤ係合部分12,62,87を
含む、単一体の細長い金属製の絶縁体排除端子
で、前記ワイヤ係合部分12,62,87は、1
対の間隔をあけて配置された壁15,15,6
5,65,90,90を有しており、該壁の間に
絶縁されたワイヤ導体が配置されるようになつて
おり、各壁15,65,90は2つの端部16,
16を含み、一端部は、前記第2の端部部分1
3,63,88と接合しており、そして前記壁が
偏位した場合に、周辺部のエツジを有する開口2
0,69,94内に前記ワイヤ導体が受け入れら
れると、ワイヤ導体42,82と電気的に係合す
るために、前記絶縁されたワイヤ導体42,82
の絶縁体43,83,85を貫いて切り込むよう
になつている、前記周辺部のエツジを有する開口
20,69,94を含む、単一体の細長い金属製
の絶縁体排除端子において、前記ワイヤ係合部分
12,62,87は: 各壁15,65,90の端部16,16間に形
成される折りたたみ線19,68,93を含み;
そして 前記開口20,69,94が、各壁15,6
5,90の前記端部16,16間で、前記折りた
たみ線19,68,93に隣接して形成されてお
り; 前記ワイヤ係合部分12,62,87が軸線方
向に圧縮された場合に、前記開口20,69,9
4を相互に向かつて動かすように、前記壁15,
65,90はそのそれぞれの折りたたみ線19,
68,93において相互に内側へ向かつて偏位可
能であり、それにより、前記開口20,69,9
4は、前記折りたたみ線19,68,93を形成
する壁の間に配置されている絶縁されたワイヤ導
体42,82と電気的に係合するようになつてい
る; ことを特徴とする絶縁体排除端子。 2 前記ワイヤ係合部分12,62,87は更に
タブ手段24,73,111を含み、該タブ手段
は壁15,65,90と係合し、且つ前記軸線方
向への圧縮中に前記壁が相互に向かつて動くと同
時に、壁が湾曲するように形成し、それにより前
記導体に対する絶縁体排除エツジの侵入角を変え
る特許請求の範囲第1項記載の端子。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8221411 | 1982-07-23 | ||
GB8221411 | 1982-07-23 | ||
GB8222891 | 1982-08-09 | ||
GB8318283 | 1983-07-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60143577A JPS60143577A (ja) | 1985-07-29 |
JPH0381272B2 true JPH0381272B2 (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=10531875
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58132994A Expired JPS6019111B2 (ja) | 1982-07-23 | 1983-07-22 | コネクタ−組立体 |
JP59256630A Granted JPS60143577A (ja) | 1982-07-23 | 1984-12-06 | 絶縁体排除端子 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58132994A Expired JPS6019111B2 (ja) | 1982-07-23 | 1983-07-22 | コネクタ−組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPS6019111B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2689051B2 (ja) * | 1992-06-17 | 1997-12-10 | 河口 株式会社 | 衣類等のギャザーテープ取付方法 |
-
1983
- 1983-07-22 JP JP58132994A patent/JPS6019111B2/ja not_active Expired
-
1984
- 1984-12-06 JP JP59256630A patent/JPS60143577A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5935375A (ja) | 1984-02-27 |
JPS60143577A (ja) | 1985-07-29 |
JPS6019111B2 (ja) | 1985-05-14 |
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