JPH0380492B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0380492B2 JPH0380492B2 JP58088808A JP8880883A JPH0380492B2 JP H0380492 B2 JPH0380492 B2 JP H0380492B2 JP 58088808 A JP58088808 A JP 58088808A JP 8880883 A JP8880883 A JP 8880883A JP H0380492 B2 JPH0380492 B2 JP H0380492B2
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- JP
- Japan
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- flange
- valve
- operation button
- elastic member
- endoscope
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Links
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は釦体などの操作部材を指示する部分の
着脱構造を改良した内視鏡における操作釦装置に
関する。
着脱構造を改良した内視鏡における操作釦装置に
関する。
一般に、内視鏡には送気・送水、送ガスまたは
吸引をするために用いる各管路が組み込まれてい
る。そして、内視鏡の操作部には上記管路を開閉
する弁を操作する操作釦装置が設けられている。
この種の装置としては種々のものがあるが、たと
えばゴム製の弾性部材からなる釦体を内視鏡操作
部側のフランジに対し嵌着するようにしたものが
提案されている(特願昭57−160368号出願)。こ
れは釦体の装置をねじ込み装着する従前の方式に
比べてその構造が簡単になるだけでなく、その着
脱操作性に優れ、しかも洗浄しやすくて衛生的で
ある。
吸引をするために用いる各管路が組み込まれてい
る。そして、内視鏡の操作部には上記管路を開閉
する弁を操作する操作釦装置が設けられている。
この種の装置としては種々のものがあるが、たと
えばゴム製の弾性部材からなる釦体を内視鏡操作
部側のフランジに対し嵌着するようにしたものが
提案されている(特願昭57−160368号出願)。こ
れは釦体の装置をねじ込み装着する従前の方式に
比べてその構造が簡単になるだけでなく、その着
脱操作性に優れ、しかも洗浄しやすくて衛生的で
ある。
しかしながら、上記釦体とフランジの結合は釦
体に形成した嵌合用溝に対して上記フランジを密
に嵌着させる構造であるため、単に釦体を押し込
んだだけでは正しく取り付かず、その後の釦体を
指でつまんで押したりまわしたりすることにより
形を整える必要があつた。
体に形成した嵌合用溝に対して上記フランジを密
に嵌着させる構造であるため、単に釦体を押し込
んだだけでは正しく取り付かず、その後の釦体を
指でつまんで押したりまわしたりすることにより
形を整える必要があつた。
また、このような事情はたとえば特願昭57−
160366号出願において示されるようにピストンを
保持するリングを弾性体で形成し、これをフラン
ジに対して着脱自在としたものでも同様であつ
た。
160366号出願において示されるようにピストンを
保持するリングを弾性体で形成し、これをフラン
ジに対して着脱自在としたものでも同様であつ
た。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするとろは操作部材保持用の弾性部材
を容易かつ正確にワンタツチで装着できる内視鏡
における操作釦装置を提供することにある。
その目的とするとろは操作部材保持用の弾性部材
を容易かつ正確にワンタツチで装着できる内視鏡
における操作釦装置を提供することにある。
以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。第1図ないし第3図はその前提構造を示
し、第4図はその特徴部分の構造を示す。
する。第1図ないし第3図はその前提構造を示
し、第4図はその特徴部分の構造を示す。
第1図は内視鏡1の全体を示すものである。こ
の内視鏡1は操作部2、挿入部3およびライトガ
イドコード4とからなり、この内視鏡1の内部に
は送気送水・送ガスまたは吸引をするための各管
路(図示しない。)が組み込まれている。そして、
これらの管路は操作部2に設けた送気送水用切換
え弁5、吸引用切換弁6および送ガス用切換え弁
7によつて開閉切換え操作を受けて所要の動作を
行なうようになつている。
の内視鏡1は操作部2、挿入部3およびライトガ
イドコード4とからなり、この内視鏡1の内部に
は送気送水・送ガスまたは吸引をするための各管
路(図示しない。)が組み込まれている。そして、
これらの管路は操作部2に設けた送気送水用切換
え弁5、吸引用切換弁6および送ガス用切換え弁
7によつて開閉切換え操作を受けて所要の動作を
行なうようになつている。
たとえば上記送ガス用換え弁7は第2図および
第3図で示すように構成されている。すなわち、
操作部2の壁体9に対し取付孔31を穿接してこ
の取付孔31には円筒状の弁座取付け部材32が
密に嵌め込まれる。この弁座取付け部材32の内
方側外周には上記壁対9の内面に当るつば33が
形成されており、また、弁座取付け部材32の外
方側部分は上記壁体9から外へ突き出している。
この突出した部分の外周にはおねじ34が形成さ
れていて、このおねじ34には後述する弾性部材
を嵌着するための取付け係止体としての取付け環
35がねじ込み装着されている。そして、この取
付け環35と上記つば33との間で壁体9を挟み
込むことにより上記弁座取付け部材32および取
付け環35は壁体9に対し取付け固定されてい
る。なお、取付孔31と弁座取付け部材32との
間にはリング状の弾性パツキング36が介挿され
ている。
第3図で示すように構成されている。すなわち、
操作部2の壁体9に対し取付孔31を穿接してこ
の取付孔31には円筒状の弁座取付け部材32が
密に嵌め込まれる。この弁座取付け部材32の内
方側外周には上記壁対9の内面に当るつば33が
形成されており、また、弁座取付け部材32の外
方側部分は上記壁体9から外へ突き出している。
この突出した部分の外周にはおねじ34が形成さ
れていて、このおねじ34には後述する弾性部材
を嵌着するための取付け係止体としての取付け環
35がねじ込み装着されている。そして、この取
付け環35と上記つば33との間で壁体9を挟み
込むことにより上記弁座取付け部材32および取
付け環35は壁体9に対し取付け固定されてい
る。なお、取付孔31と弁座取付け部材32との
間にはリング状の弾性パツキング36が介挿され
ている。
上記弁座取付け部材32の内部には有底筒状の
弁座部材37が配設されている。この弁座部材3
7はその底壁部38を上記弁座取付け部材32の
内方側端に対し気密的に取付け固定してなり、底
壁部38以外の部分は、弁座取付け部材32の内
径よりも小さな外径に形成されていて、その両周
面間に通路39を形成するようになつている。ま
た、弁座部材37の開口端には環状の部材からな
る弁座41がねじ込み装着されている。つまり、
この弁座41は弁座部材37の内壁より内側へ突
き出すとともにその突き出した部分で上記底壁部
38側の一方端は後述する弁体42を当てる弁座
面43としてある。そして、この筒状の弁座部材
37内を弁室44とするものである。
弁座部材37が配設されている。この弁座部材3
7はその底壁部38を上記弁座取付け部材32の
内方側端に対し気密的に取付け固定してなり、底
壁部38以外の部分は、弁座取付け部材32の内
径よりも小さな外径に形成されていて、その両周
面間に通路39を形成するようになつている。ま
た、弁座部材37の開口端には環状の部材からな
る弁座41がねじ込み装着されている。つまり、
この弁座41は弁座部材37の内壁より内側へ突
き出すとともにその突き出した部分で上記底壁部
38側の一方端は後述する弁体42を当てる弁座
面43としてある。そして、この筒状の弁座部材
37内を弁室44とするものである。
さらに、上記弁室44内には弁体42が配設さ
れる。すなわち、弁体42はその弁室44を形成
する弁座部材37内に同心的に配置される弁軸4
5を有し、この弁軸45の内方端には弾性材料か
らなる弁部46が取付け固定したものである。そ
して、上記弾性を有する弁部46は待機時におい
て第2図で示すように弁座面43に当り弁室44
と通路39との間を遮断するようになつている。
このため、上記弁軸45の外方突出端には円板状
のフランジ47を有するばね受49がねじ込み取
着されている。ばね受け49の外面中央には突部
50が一体に形成されている。上記フランジ47
と弁座部材37との間には上記通路39内に配置
され、かつ弁座部材37の周囲において巻装状態
にある弁体付勢手段としてのコイルばね48が介
挿されている。そして、このコイルばね48によ
り上記弁体42は付勢され、弁部46が弁座面4
3に当り密接して待機する。
れる。すなわち、弁体42はその弁室44を形成
する弁座部材37内に同心的に配置される弁軸4
5を有し、この弁軸45の内方端には弾性材料か
らなる弁部46が取付け固定したものである。そ
して、上記弾性を有する弁部46は待機時におい
て第2図で示すように弁座面43に当り弁室44
と通路39との間を遮断するようになつている。
このため、上記弁軸45の外方突出端には円板状
のフランジ47を有するばね受49がねじ込み取
着されている。ばね受け49の外面中央には突部
50が一体に形成されている。上記フランジ47
と弁座部材37との間には上記通路39内に配置
され、かつ弁座部材37の周囲において巻装状態
にある弁体付勢手段としてのコイルばね48が介
挿されている。そして、このコイルばね48によ
り上記弁体42は付勢され、弁部46が弁座面4
3に当り密接して待機する。
なお、上記フランジ47は弁座取付け部材32
の内周面を案内として上下に移動するため、弁体
42はふらつくことなく移動できるようになつて
いる。
の内周面を案内として上下に移動するため、弁体
42はふらつくことなく移動できるようになつて
いる。
上記フランジ47には内外を連通するための連
通用孔51が形成されている。また、弁体42を
押し込んだとき上記フランジ47が当る弁座41
の上端部には通路39と弁室44側を連通するた
めの連通用切欠孔52が形成されている。
通用孔51が形成されている。また、弁体42を
押し込んだとき上記フランジ47が当る弁座41
の上端部には通路39と弁室44側を連通するた
めの連通用切欠孔52が形成されている。
上記弁座部材37の底壁部38には送ガス用通
路の上流側を形成する第1のチユーブ54と、送
ガス用通路の下流側を形成する第2のチユーブ5
5が接続されている。そして、第1のチユーブ5
4は上記弁室44の底部に対して連通するように
接続され、また第2のチユーブ55は通路39に
連通するように接続されている。
路の上流側を形成する第1のチユーブ54と、送
ガス用通路の下流側を形成する第2のチユーブ5
5が接続されている。そして、第1のチユーブ5
4は上記弁室44の底部に対して連通するように
接続され、また第2のチユーブ55は通路39に
連通するように接続されている。
また、上記送ガス用通路の上流側はユニバーサ
ルコード4内を通じてコネクタに導びかれ、これ
より不燃性ガスを貯蔵した図示しないガスボンベ
に接続されるようになつている。
ルコード4内を通じてコネクタに導びかれ、これ
より不燃性ガスを貯蔵した図示しないガスボンベ
に接続されるようになつている。
一方、上記送ガス用切換弁7において弁座取付
け部材32には前記弾性部材として上記弁体42
を操作する操作釦57が着脱自在に取り付けられ
ている。この操作釦57は指当て部本体58の周
縁に、この指当て部本体58を外方へ向けて付勢
するための筒状壁体からなる付勢部材59を一体
に形成したものである。これらはゴムなどの弾性
を示す材料により全体が一体となるように形成さ
れている。さらに、上記付勢部材59の開放開口
端内周面部には上記取付け環35に嵌合して係着
する係合突部61が形成されている。つまり、係
合突部61は取付環35の外周側面部にその周方
向に沿つて形成した嵌着用環状溝63に対して弾
性的に密に嵌り込む。また、上記取付け環35の
突出外端周縁にはその径外方に突出する環状のフ
ランジ64が一体に形成されている。このフラン
ジ64は上記嵌着用環状溝63の外方側立上り壁
を形成する。また、操作釦57の係合突部61の
前端縁には開口側を大径としたテーパ部67が形
成されていて、この付勢部材59を弁座取付け部
材32に嵌め込むとき係合突部61が上記フラン
ジ64を容易に乗り越えさせ得るようになつてい
る。テーパ内面部67の最大径は上記フランジ6
4の外径より大きくしてある。また、このように
取付け環35の嵌着用環状溝63に対して付勢部
材59の係合突部61が密に嵌着することにより
その密着面により気密的にシールされている。し
かし、比較的高圧に内圧が高まるとリークさせる
ことも可能である。
け部材32には前記弾性部材として上記弁体42
を操作する操作釦57が着脱自在に取り付けられ
ている。この操作釦57は指当て部本体58の周
縁に、この指当て部本体58を外方へ向けて付勢
するための筒状壁体からなる付勢部材59を一体
に形成したものである。これらはゴムなどの弾性
を示す材料により全体が一体となるように形成さ
れている。さらに、上記付勢部材59の開放開口
端内周面部には上記取付け環35に嵌合して係着
する係合突部61が形成されている。つまり、係
合突部61は取付環35の外周側面部にその周方
向に沿つて形成した嵌着用環状溝63に対して弾
性的に密に嵌り込む。また、上記取付け環35の
突出外端周縁にはその径外方に突出する環状のフ
ランジ64が一体に形成されている。このフラン
ジ64は上記嵌着用環状溝63の外方側立上り壁
を形成する。また、操作釦57の係合突部61の
前端縁には開口側を大径としたテーパ部67が形
成されていて、この付勢部材59を弁座取付け部
材32に嵌め込むとき係合突部61が上記フラン
ジ64を容易に乗り越えさせ得るようになつてい
る。テーパ内面部67の最大径は上記フランジ6
4の外径より大きくしてある。また、このように
取付け環35の嵌着用環状溝63に対して付勢部
材59の係合突部61が密に嵌着することにより
その密着面により気密的にシールされている。し
かし、比較的高圧に内圧が高まるとリークさせる
ことも可能である。
上記操作釦57の指当て部本体58の内面には
弁体42のフランジ47に対向する台部68が形
成されており、待機時においてこの台部68と上
記フランジ47との間には一定の距離が介在する
ように構成されている。また、台部68の直径は
ばね受49の突部50の直径より大きい。
弁体42のフランジ47に対向する台部68が形
成されており、待機時においてこの台部68と上
記フランジ47との間には一定の距離が介在する
ように構成されている。また、台部68の直径は
ばね受49の突部50の直径より大きい。
一方、上記操作釦57の内周面部において、上
記フランジ64に対応する内面部分69はそのフ
ランジ64から逃げるように周方向に沿う環状に
切欠溝70として形成されている。すなわち、こ
の内面部分69は上記フランジ64から逃げるよ
うに形成されている。したがつて、内面部分69
の内径はフランジ64の外径よりも大きく形成さ
れる。
記フランジ64に対応する内面部分69はそのフ
ランジ64から逃げるように周方向に沿う環状に
切欠溝70として形成されている。すなわち、こ
の内面部分69は上記フランジ64から逃げるよ
うに形成されている。したがつて、内面部分69
の内径はフランジ64の外径よりも大きく形成さ
れる。
次に、上記構成による送ガス用切換弁7の作用
について説明する。まず、第2図で示す待機時に
おいてはコイルばね48の付勢力によつて弁体4
2は押し上げられ、弁部46が弁座41の弁座面
43に当り閉塞状態にある。弁室44と通路39
との間は遮断されているため、送ガス用通路を通
じての送ガスは行なわれない。
について説明する。まず、第2図で示す待機時に
おいてはコイルばね48の付勢力によつて弁体4
2は押し上げられ、弁部46が弁座41の弁座面
43に当り閉塞状態にある。弁室44と通路39
との間は遮断されているため、送ガス用通路を通
じての送ガスは行なわれない。
つぎに、体腔内へ不燃性ガスを供給したい場合
には上記送ガス用通路にガスボンベを接続し、そ
れまで前述したような待機状態にあつた送ガス用
切換弁9の操作釦57を押し込み、第3図で示す
ように付勢部材59を折り曲げて押込み力量が高
まつたところで台部68が弁体42のフランジ4
7に当り、さらに押し込むことによりその弁体4
2をコイルばね48の付勢力に抗して押し下げ
る。これによつて、これまで接合していた弁座4
1と弁部46が離れ、通路39と弁室44を連通
させる。これにより送ガス用通路は通じてノズル
側へ不燃性ガスを供給する。また、操作釦57へ
の押込みをゆるめれば、その操作釦57は付勢部
材59の付勢力によつて元の位置に戻り弁体42
から離れる(第2図)。
には上記送ガス用通路にガスボンベを接続し、そ
れまで前述したような待機状態にあつた送ガス用
切換弁9の操作釦57を押し込み、第3図で示す
ように付勢部材59を折り曲げて押込み力量が高
まつたところで台部68が弁体42のフランジ4
7に当り、さらに押し込むことによりその弁体4
2をコイルばね48の付勢力に抗して押し下げ
る。これによつて、これまで接合していた弁座4
1と弁部46が離れ、通路39と弁室44を連通
させる。これにより送ガス用通路は通じてノズル
側へ不燃性ガスを供給する。また、操作釦57へ
の押込みをゆるめれば、その操作釦57は付勢部
材59の付勢力によつて元の位置に戻り弁体42
から離れる(第2図)。
ところで、上記送気操作時において誤つて体腔
内へ空気を過剰に供給し体腔内の圧力が異常また
は必要以上に高まつた場合には次のような作業が
遂行される。すなわち、体腔内の圧力は第2のチ
ユーブ55を通じて送ガス用切換弁7の通路39
に達し、さらに弁体42の弁部46に加わつてい
る。そして、上記状況により一定以上の高圧が加
わると、コイルばね48の付勢力および弁部46
の弾性に抗して弁体42を押し開き、その間から
余分な空気等を放出する。このため体腔内の圧力
は一定以上の圧力にはならず危険を防止できる。
そして、このリリーフ圧は弁部46の受圧面積と
弁体42の組立体の重量とからコイルばね48の
力量を計算して適当な値に設定できる。また、上
記圧力以上に高圧になつたとき、たとえば上記送
ガス用通路にガスボンベを接続したままでこの通
路を通じてリークしないようなときは取付け環3
5と付勢部材59との間を押し拡げて直接に外部
ヘリークする。
内へ空気を過剰に供給し体腔内の圧力が異常また
は必要以上に高まつた場合には次のような作業が
遂行される。すなわち、体腔内の圧力は第2のチ
ユーブ55を通じて送ガス用切換弁7の通路39
に達し、さらに弁体42の弁部46に加わつてい
る。そして、上記状況により一定以上の高圧が加
わると、コイルばね48の付勢力および弁部46
の弾性に抗して弁体42を押し開き、その間から
余分な空気等を放出する。このため体腔内の圧力
は一定以上の圧力にはならず危険を防止できる。
そして、このリリーフ圧は弁部46の受圧面積と
弁体42の組立体の重量とからコイルばね48の
力量を計算して適当な値に設定できる。また、上
記圧力以上に高圧になつたとき、たとえば上記送
ガス用通路にガスボンベを接続したままでこの通
路を通じてリークしないようなときは取付け環3
5と付勢部材59との間を押し拡げて直接に外部
ヘリークする。
ところで、上記構成の操作釦57を取付け環3
5に装着する場合はその開口部分を取付け環35
に被せて直線的に押し込む。これによりテーパ部
67がフランジ64に当り、係合突部61がその
フランジ64を円滑に乗り越え、嵌着用環状溝6
3に嵌り込む。このとき、特に嵌着完了時にその
フランジ64に対向する内面部分69が前述した
ようにフランジ64から逃げているので、途中で
係合突部61以外の内面が引つ掛ることなく、ま
た、切欠溝70の作用により係合突部61が容易
に拡がつてフランジ64を容易に乗り越える。し
たがつて、第2図で示すように所定の装着位置ま
でワンタツチで正しく装着される。
5に装着する場合はその開口部分を取付け環35
に被せて直線的に押し込む。これによりテーパ部
67がフランジ64に当り、係合突部61がその
フランジ64を円滑に乗り越え、嵌着用環状溝6
3に嵌り込む。このとき、特に嵌着完了時にその
フランジ64に対向する内面部分69が前述した
ようにフランジ64から逃げているので、途中で
係合突部61以外の内面が引つ掛ることなく、ま
た、切欠溝70の作用により係合突部61が容易
に拡がつてフランジ64を容易に乗り越える。し
たがつて、第2図で示すように所定の装着位置ま
でワンタツチで正しく装着される。
また、操作釦57の台部68はこれで押す弁体
42側の突部50より広く形成してあるので、操
作釦57を押し込んだとき弁体42をあおること
なく、真直ぐに押し込み、戻すときその弁部46
が弁座面43に対して平行に突き当る。したがつ
て、閉塞作用が円滑かつ確実に行なわれ、閉塞信
頼性が向上できる。
42側の突部50より広く形成してあるので、操
作釦57を押し込んだとき弁体42をあおること
なく、真直ぐに押し込み、戻すときその弁部46
が弁座面43に対して平行に突き当る。したがつ
て、閉塞作用が円滑かつ確実に行なわれ、閉塞信
頼性が向上できる。
また、弁座41と弁軸45との間には全周的に
クリアランス71があり、それを流体が流れるよ
うになつている。このため、弁体42がその範囲
で偏心する。しかし、このクリアランス71の幅
(片側)よりも弁座面43と弁部46との重合幅
(片側の径方向干渉長さ)を大きく、たとえば2
倍以上としたので、上記偏心によつても漏れが生
じることがない。少なくとも上記2倍とすれば最
小重合幅がクリアランスと同じぐらいであれば閉
塞可能であるからである。
クリアランス71があり、それを流体が流れるよ
うになつている。このため、弁体42がその範囲
で偏心する。しかし、このクリアランス71の幅
(片側)よりも弁座面43と弁部46との重合幅
(片側の径方向干渉長さ)を大きく、たとえば2
倍以上としたので、上記偏心によつても漏れが生
じることがない。少なくとも上記2倍とすれば最
小重合幅がクリアランスと同じぐらいであれば閉
塞可能であるからである。
また、操作釦57の付勢部材59としての側周
壁部の肉厚を比較的厚く形成してあるので、折れ
曲りにくく、このためその操作釦57を装着しよ
うとして上から押し込んだときその力が上記係合
突部61に確実に伝達され、確実に装着できるよ
うになる。
壁部の肉厚を比較的厚く形成してあるので、折れ
曲りにくく、このためその操作釦57を装着しよ
うとして上から押し込んだときその力が上記係合
突部61に確実に伝達され、確実に装着できるよ
うになる。
さらに、操作釦57の内周面57aの内径はフ
ランジ64の外径より大きいか、同じか、またわ
ずかに小さいようにすれば、操作釦57を押し込
み装着したとき上記フランジ64の外端に強く当
つてしまつてそれ以上の押込み力が係合突部61
に伝わらなくなるといつた不都合(フランジ64
を完全に乗り越えられなくなる。)が回避される。
ランジ64の外径より大きいか、同じか、またわ
ずかに小さいようにすれば、操作釦57を押し込
み装着したとき上記フランジ64の外端に強く当
つてしまつてそれ以上の押込み力が係合突部61
に伝わらなくなるといつた不都合(フランジ64
を完全に乗り越えられなくなる。)が回避される。
また、第2図および第3図で明らかなように係
合突部61の軸方向の幅が嵌着用環状溝63の幅
より短かくしたので、その係合突部61がフラン
ジ64を完全に乗り越える前に端が操作部2側に
当つてしまうことがない。
合突部61の軸方向の幅が嵌着用環状溝63の幅
より短かくしたので、その係合突部61がフラン
ジ64を完全に乗り越える前に端が操作部2側に
当つてしまうことがない。
そして、本発明は、特に、第4図で示すように
操作部57の側周壁部に補強部材81を、たとえ
ばインサート成形により設けたものである。この
ようにすれば、押込み力をより確実に係合突部6
1に伝達できる。
操作部57の側周壁部に補強部材81を、たとえ
ばインサート成形により設けたものである。この
ようにすれば、押込み力をより確実に係合突部6
1に伝達できる。
また同じく第4図て示すようにフランジ64の
弾性部材嵌入側外端縁にテーパ部82を形成すれ
ば、係合突部61が拡がりやすくなり、装着性が
向上する。
弾性部材嵌入側外端縁にテーパ部82を形成すれ
ば、係合突部61が拡がりやすくなり、装着性が
向上する。
また、ばね受49の突部50を形成するのに、
第5図や第6図で示すようにしてもよい。
第5図や第6図で示すようにしてもよい。
さらに、本発明にあつては弾性部材が操作釦そ
れ自体となる場合に限らず、操作釦から分離さ
れ、操作釦付ピストンなどの操作部材を保持する
ものであつてもよい。つまり、装着することを目
的として使われ、その他の弁機構が別部品で設け
てある場合でもよい。
れ自体となる場合に限らず、操作釦から分離さ
れ、操作釦付ピストンなどの操作部材を保持する
ものであつてもよい。つまり、装着することを目
的として使われ、その他の弁機構が別部品で設け
てある場合でもよい。
また、送ガス用切換え弁7の場合に限らず、た
とえば送気送水用切換え弁5や吸引用切換え弁6
などの操作釦装置にも適用できる。
とえば送気送水用切換え弁5や吸引用切換え弁6
などの操作釦装置にも適用できる。
以上説明したように本発明は取付け係止体に対
し着脱自在に嵌着する弾性部材の側周壁に補強部
材を設けたから、押込み力をより確実に伝達でき
る。したがつて、取付け係止体に対してその弾性
部材を所定の装置位置まで容易かつ確実にワンタ
ツチで装着できる。つまり、弾性部材の装着性が
良好なものとなる。
し着脱自在に嵌着する弾性部材の側周壁に補強部
材を設けたから、押込み力をより確実に伝達でき
る。したがつて、取付け係止体に対してその弾性
部材を所定の装置位置まで容易かつ確実にワンタ
ツチで装着できる。つまり、弾性部材の装着性が
良好なものとなる。
第1図は本発明の一実施例を示す内視鏡の斜視
図、第2図は同じくその送ガス用切換え弁の待機
時の側断面図、第3図は同じくその切換え弁の押
込み操作時の側断面図、第4図は本発明の実施例
の要部を示す側断面図、第5図および第6図は他
の変形例を示すばね受の断面図である。 35……取付け環、57……操作釦、61……
係合突部、63……嵌着用環状溝、64……フラ
ンジ、69……内面部分、70……切欠溝、81
……補強部材。
図、第2図は同じくその送ガス用切換え弁の待機
時の側断面図、第3図は同じくその切換え弁の押
込み操作時の側断面図、第4図は本発明の実施例
の要部を示す側断面図、第5図および第6図は他
の変形例を示すばね受の断面図である。 35……取付け環、57……操作釦、61……
係合突部、63……嵌着用環状溝、64……フラ
ンジ、69……内面部分、70……切欠溝、81
……補強部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内視鏡本体側に設けたフランジを有した取付
け係止体に対して着脱自在に嵌着され、上部外方
が指当て部に、上記指当て部の周縁が筒状壁体
に、上記筒状壁体の開放開口端内周面部が上記係
止体に係合する係合突部に形成された操作部材保
持用の弾性部材から成る内視鏡における操作釦装
置において、上記弾性部材の係合突部上方の筒状
壁体に補強部材を設けると共に、上記取付け係止
体に上記弾性部材を嵌着したとき、上記フランジ
に対応する上記弾性部材の内面部分の内径を上記
フランジの外径より大きくしたことを特徴とする
内視鏡における操作釦装置。 2 上記弾性部材の嵌着用開口部における開口端
縁に、開口側を大径とするとともにその最大径を
上記フランジの外径より大きくしたテーパ内面を
形成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の内視鏡における操作釦装置。 3 上記フランジの弾性部材嵌入側外端縁にテー
パ部を形成したことを特徴とする特許請求の範囲
第1項に記載の内視鏡における操作釦装置。 4 上記弾性部材の開口部内周面に設けた上記係
合突部の軸方向の幅を上記取付け係止体の嵌着用
環状溝の幅より短くしたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の内視鏡における操作釦装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58088808A JPS59214424A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 内視鏡における操作釦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58088808A JPS59214424A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 内視鏡における操作釦装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59214424A JPS59214424A (ja) | 1984-12-04 |
JPH0380492B2 true JPH0380492B2 (ja) | 1991-12-25 |
Family
ID=13953181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58088808A Granted JPS59214424A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 内視鏡における操作釦装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59214424A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5508335B2 (ja) * | 2011-05-10 | 2014-05-28 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡の操作部 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5810028A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-20 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用切換操作装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6243526Y2 (ja) * | 1981-05-28 | 1987-11-12 |
-
1983
- 1983-05-20 JP JP58088808A patent/JPS59214424A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5810028A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-20 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用切換操作装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59214424A (ja) | 1984-12-04 |
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