JPH038027Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038027Y2 JPH038027Y2 JP1983062298U JP6229883U JPH038027Y2 JP H038027 Y2 JPH038027 Y2 JP H038027Y2 JP 1983062298 U JP1983062298 U JP 1983062298U JP 6229883 U JP6229883 U JP 6229883U JP H038027 Y2 JPH038027 Y2 JP H038027Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- insulator
- insulator tube
- metal fitting
- gas
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 25
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 13
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 6
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- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Cable Accessories (AREA)
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、導体を内包した碍管内部に圧力絶縁
ガスを封入した管路気中ケーブル等のガス絶縁機
器、特にその気中終端部の内圧補強筒に関する。
ガスを封入した管路気中ケーブル等のガス絶縁機
器、特にその気中終端部の内圧補強筒に関する。
従来技術とその問題点
金属シースの内部に絶縁スペーサを介して導体
を同心状に保持し、金属シース内にSF6等の絶縁
ガスを封入した管路気中にケーブル等のガス絶縁
機器に用いる終端部としては、従来では、第１図
に示すようなガスブツシング型の気中終端部が本
出願人により出願されている。
を同心状に保持し、金属シース内にSF6等の絶縁
ガスを封入した管路気中にケーブル等のガス絶縁
機器に用いる終端部としては、従来では、第１図
に示すようなガスブツシング型の気中終端部が本
出願人により出願されている。
第１図において、１は導体、２は金属シース、
３は絶縁スペーサ、４は碍管、６は上部金具、７
は下部金具であり、上部金具６と絶縁スペーサ３
により密閉された碍管４の内部にはSF6等の絶縁
ガス５が３〜７Kg／cm2の圧力で封入されている。
なお図面において、８は頭部シールド、９は内部
シールド、１０は外部下部シールドを示してい
る。このような終端部では碍管４の内部には上述
のように高圧の絶縁ガス５が封入さされているた
め、碍管４が破損すると、その内圧により碍管４
の破片が周囲に飛散し、周辺の構築物に被害を及
ぼすおそれがある。
３は絶縁スペーサ、４は碍管、６は上部金具、７
は下部金具であり、上部金具６と絶縁スペーサ３
により密閉された碍管４の内部にはSF6等の絶縁
ガス５が３〜７Kg／cm2の圧力で封入されている。
なお図面において、８は頭部シールド、９は内部
シールド、１０は外部下部シールドを示してい
る。このような終端部では碍管４の内部には上述
のように高圧の絶縁ガス５が封入さされているた
め、碍管４が破損すると、その内圧により碍管４
の破片が周囲に飛散し、周辺の構築物に被害を及
ぼすおそれがある。
その為、従来では、第１図の終端部の内部に
FRP等の絶縁体で構成された補強筒１１が取付
金具１２により下部金具７に固定され碍管４の内
周面にほぼ並行に設けられている。絶縁補強筒１
１は碍管４内の絶縁ガス５を区分し、碍管４と補
強筒１１間の絶縁ガス容積が極力小さくなるよ
う、いいかえると補強筒１１の外径が最大となる
よう寸法をきめる。
FRP等の絶縁体で構成された補強筒１１が取付
金具１２により下部金具７に固定され碍管４の内
周面にほぼ並行に設けられている。絶縁補強筒１
１は碍管４内の絶縁ガス５を区分し、碍管４と補
強筒１１間の絶縁ガス容積が極力小さくなるよ
う、いいかえると補強筒１１の外径が最大となる
よう寸法をきめる。
また、補強筒１１の上端と上部金具６との間
は、平パツキン１３によりシールされるととも
に、補強筒１１の側壁には、ガス流通孔１４が形
成されている。
は、平パツキン１３によりシールされるととも
に、補強筒１１の側壁には、ガス流通孔１４が形
成されている。
上記のような従来の気中終端部では、碍管４と
補強筒１１間の絶縁ガスの容積が小さく、かつ補
強筒１１に設けたガス流通路１４は瞬時のガス放
出に対して流体抵抗が大きく碍管４破損時には瞬
時の絶縁ガスの大量放出を遮断するため破片の飛
散を防止することができるとともに補強筒１１の
内外は流通路１４により絶縁ガスが流通されてい
て常時の内圧が加わらないため補強筒１１の内圧
強度は比較的小さくとれる。
補強筒１１間の絶縁ガスの容積が小さく、かつ補
強筒１１に設けたガス流通路１４は瞬時のガス放
出に対して流体抵抗が大きく碍管４破損時には瞬
時の絶縁ガスの大量放出を遮断するため破片の飛
散を防止することができるとともに補強筒１１の
内外は流通路１４により絶縁ガスが流通されてい
て常時の内圧が加わらないため補強筒１１の内圧
強度は比較的小さくとれる。
しかしながら、上述の出願に係る気中終端部に
用いられる上記の絶縁補強筒は、碍管のテーパ形
状に合わせて直径が一様に大きくなるテーパを有
する円筒状の管体を用いており、このようなテー
パ形状の管体の製造は特別の芯型が必要であり、
製造コストが高くなるという欠点を有している。
また、碍管内の内径寸法は一般に比較的精度が低
いために、碍管と補強筒とを合わせることが困難
であつた。
用いられる上記の絶縁補強筒は、碍管のテーパ形
状に合わせて直径が一様に大きくなるテーパを有
する円筒状の管体を用いており、このようなテー
パ形状の管体の製造は特別の芯型が必要であり、
製造コストが高くなるという欠点を有している。
また、碍管内の内径寸法は一般に比較的精度が低
いために、碍管と補強筒とを合わせることが困難
であつた。
本考案の目的は、従来のガス絶縁器気中終端部
が有する上述の欠点を除去して、低コストでかつ
碍管との位置合わせも容易な気中終端部を提供す
ることにある。
が有する上述の欠点を除去して、低コストでかつ
碍管との位置合わせも容易な気中終端部を提供す
ることにある。
以下に、本考案の構成について、第２図および
３図に示した一実施例とともに説明する。
３図に示した一実施例とともに説明する。
第２図において、補強筒１１は、それぞれ直径
の異なる直円筒形の複数のパイプ１５−１ないし
１５−４を、碍管４のテーパ形状にほぼ沿うよう
に直径が大きくなる順で、同軸上に多段に連結し
て形成される。
の異なる直円筒形の複数のパイプ１５−１ないし
１５−４を、碍管４のテーパ形状にほぼ沿うよう
に直径が大きくなる順で、同軸上に多段に連結し
て形成される。
各パイプ１５−１ないし１５−４は、第３図の
ように補強筒１１として碍管４内に収納した時に
補強筒１１の外周と碍管４の内周との間隔ができ
るだけ小さくなるように、適宜な長さに切断され
たのち、上記のように互いに接続される。各パイ
プ１５−１ないし１５−４の接続は、たとえば各
パイプの連結部１６−１，１６−２，１６−３の
周囲に、エポキシ含浸ガラステープ等を巻いて、
このテープが硬化して各パイプ１５−１ないし１
５−４に接着されることによつて、各連結部１６
−１ないし１６−３を、一体化するものであつて
もよいし、他の方法によつて一体的に連結するも
のであつてもよい。
ように補強筒１１として碍管４内に収納した時に
補強筒１１の外周と碍管４の内周との間隔ができ
るだけ小さくなるように、適宜な長さに切断され
たのち、上記のように互いに接続される。各パイ
プ１５−１ないし１５−４の接続は、たとえば各
パイプの連結部１６−１，１６−２，１６−３の
周囲に、エポキシ含浸ガラステープ等を巻いて、
このテープが硬化して各パイプ１５−１ないし１
５−４に接着されることによつて、各連結部１６
−１ないし１６−３を、一体化するものであつて
もよいし、他の方法によつて一体的に連結するも
のであつてもよい。
こうして、形成された補強筒１１の側壁には、
ガス流通孔１４が設けられて、補強筒１１は、第
１図の従来の補強筒１１と同様に、第３図に示す
ように、碍管４の内側へ設置される。
ガス流通孔１４が設けられて、補強筒１１は、第
１図の従来の補強筒１１と同様に、第３図に示す
ように、碍管４の内側へ設置される。
なお、本実施例では、補強筒１１はパイプを四
段に連結して形成したが、碍管４の形状および寸
法にあわせて随意の段数にてパイプを連結してよ
い。また、本考案に使用されるパイプの材料は、
FRPに限定されず他の絶縁部材であつてもよい。
段に連結して形成したが、碍管４の形状および寸
法にあわせて随意の段数にてパイプを連結してよ
い。また、本考案に使用されるパイプの材料は、
FRPに限定されず他の絶縁部材であつてもよい。
以上に詳述したように、本考案によれば、直円
筒状のパイプを複数段連結して補強筒を構成した
ので、補強筒用の芯型は汎用のものが使用でき製
造コストが安価になるとともに、パイプの長さ、
直径、連結段数を適宜に選定することにより、補
強筒を碍管のテーパ形状に容易に合わせることが
できる。
筒状のパイプを複数段連結して補強筒を構成した
ので、補強筒用の芯型は汎用のものが使用でき製
造コストが安価になるとともに、パイプの長さ、
直径、連結段数を適宜に選定することにより、補
強筒を碍管のテーパ形状に容易に合わせることが
できる。
第１図は従来の管路気中ケーブルの気中終端部
を示す断面図、第２図は本考案の一実施例に使用
される補強筒を示す断面図、第３図は同実施例を
示す断面図である。 １……導体、４……碍管、５……絶縁ガス、１
１……補強筒、１５−１，１５−２，１５−３，
１５−４……パイプ。
を示す断面図、第２図は本考案の一実施例に使用
される補強筒を示す断面図、第３図は同実施例を
示す断面図である。 １……導体、４……碍管、５……絶縁ガス、１
１……補強筒、１５−１，１５−２，１５−３，
１５−４……パイプ。
Claims (1)
- テーパ状の碍管内の中心部に導体を設けかつ圧
力ガスを封入するとともに、碍管内側で碍管と同
心状にかつ碍管の軸方向の２つの位置に設けた上
部金具と下部金具の間に亘つて上記テーパ形状の
碍管に概略沿うように内圧補強筒を設け、内圧補
強筒の端はそれぞれ上記上部金具と下部金具とで
閉塞しているガス絶縁機器中終端部であつて、上
記内圧補強筒は、直径の異なる絶縁体製の複数の
直円筒を互いに連結してなることを特徴とするガ
ス絶縁機器気中終端部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229883U JPS59167434U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | ガス絶縁機器気中終端部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6229883U JPS59167434U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | ガス絶縁機器気中終端部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59167434U JPS59167434U (ja) | 1984-11-09 |
| JPH038027Y2 true JPH038027Y2 (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=30192497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6229883U Granted JPS59167434U (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | ガス絶縁機器気中終端部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59167434U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6031386Y2 (ja) * | 1981-12-17 | 1985-09-19 | 古河電気工業株式会社 | ガス絶縁終端箱 |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP6229883U patent/JPS59167434U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59167434U (ja) | 1984-11-09 |
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