JPH0378941B2 - - Google Patents
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- JPH0378941B2 JPH0378941B2 JP59262222A JP26222284A JPH0378941B2 JP H0378941 B2 JPH0378941 B2 JP H0378941B2 JP 59262222 A JP59262222 A JP 59262222A JP 26222284 A JP26222284 A JP 26222284A JP H0378941 B2 JPH0378941 B2 JP H0378941B2
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- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 4
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 7
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 238000009527 percussion Methods 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N25/00—Investigating or analyzing materials by the use of thermal means
- G01N25/72—Investigating presence of flaws
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は壁面の輻射熱の分布からその剥離箇所
を検査する建造物の壁面剥離部検査方法に関す
る。
を検査する建造物の壁面剥離部検査方法に関す
る。
[発明の技術的背景とその問題点]
一般に、第1図に示すように、モルタル1を介
してタイル2を張付けた壁面は、長期にわたる浸
水や熱サイクルにより表面のモルタル1がコンク
リート面3から剥離して内部に空隙Aを生じるよ
うになつてくる。
してタイル2を張付けた壁面は、長期にわたる浸
水や熱サイクルにより表面のモルタル1がコンク
リート面3から剥離して内部に空隙Aを生じるよ
うになつてくる。
このような壁面の剥離箇所を放置するときは、
地震や強風等の際モルタルやタイルが落下する危
険があるため、剥離箇所の有無を予め検査し、例
えばエポキシ樹脂等により補強する必要がある。
地震や強風等の際モルタルやタイルが落下する危
険があるため、剥離箇所の有無を予め検査し、例
えばエポキシ樹脂等により補強する必要がある。
この種の壁面剥離部検査方法としては、従来か
ら打診等による直接検査法が行なわれてきたが近
時赤外画像カメラを用いた壁面剥離部検査方法が
提案されている。この方法は壁面の剥離箇所のタ
イル等がコンクリート面から遊離して空気の断熱
層を形成するため、温度上昇あるいは温度降下の
際温度分布を生じ輻射スペクトルが相違してくる
のを利用して、赤外画像カメラによる熱画像のパ
ターンから剥離箇所を推定するようにしたもので
ある。
ら打診等による直接検査法が行なわれてきたが近
時赤外画像カメラを用いた壁面剥離部検査方法が
提案されている。この方法は壁面の剥離箇所のタ
イル等がコンクリート面から遊離して空気の断熱
層を形成するため、温度上昇あるいは温度降下の
際温度分布を生じ輻射スペクトルが相違してくる
のを利用して、赤外画像カメラによる熱画像のパ
ターンから剥離箇所を推定するようにしたもので
ある。
しかしながら、このような従来の壁面剥離部検
査方法では、気象条件、例えば太陽の直達日射の
有無、太陽の位置、気温の変化、風(風の温度、
相対湿度、速度)等の変化に伴い外壁の健全部と
故障部の壁面の温度の分布は時々刻々変化して、
健全部と故障部の温度が同じになつたり、逆に健
全部より高かつた故障部の温度が健全部より低く
なつたりするため、故障部として設定した診断温
度基準温度領域が健全部にまで及ぶ広い温度範囲
として赤外画像に表示されたり、逆に実際の故障
温度範囲より狭い温度範囲として表示されたりし
てしまうという問題があつた。
査方法では、気象条件、例えば太陽の直達日射の
有無、太陽の位置、気温の変化、風(風の温度、
相対湿度、速度)等の変化に伴い外壁の健全部と
故障部の壁面の温度の分布は時々刻々変化して、
健全部と故障部の温度が同じになつたり、逆に健
全部より高かつた故障部の温度が健全部より低く
なつたりするため、故障部として設定した診断温
度基準温度領域が健全部にまで及ぶ広い温度範囲
として赤外画像に表示されたり、逆に実際の故障
温度範囲より狭い温度範囲として表示されたりし
てしまうという問題があつた。
また赤外線映像装置による外壁調査の際、診断
基準温度設定のために、地上等において打音法に
より剥離箇所であることを確認することは行われ
ていたが、このような方法では、リアルタイムで
作られる赤外画像が現実の外壁タイル剥離部やモ
ルタル浮き部の範囲とどの程度一致しているか、
その精度を数値的に確認したり、観測を開始した
時点と壁面の輻射熱の分布がどのように変化した
か測定精度を確認することができないという問題
があつた。
基準温度設定のために、地上等において打音法に
より剥離箇所であることを確認することは行われ
ていたが、このような方法では、リアルタイムで
作られる赤外画像が現実の外壁タイル剥離部やモ
ルタル浮き部の範囲とどの程度一致しているか、
その精度を数値的に確認したり、観測を開始した
時点と壁面の輻射熱の分布がどのように変化した
か測定精度を確認することができないという問題
があつた。
このため従来はリアルタイムに作られる赤外画
像の中から診断赤外画像を抽出する際の観測者の
構造物に対する総合的知識や経験により診断映像
を抽出することが行われていたが、このような方
法には熟練者を必要とし標準化が困難なうえに、
リアルタイムに作られる赤外線画像の中から診断
赤外画像を抽出する際の精度に関する根拠がない
ため、客観性のある診断結果を得にくいという問
題があつた。
像の中から診断赤外画像を抽出する際の観測者の
構造物に対する総合的知識や経験により診断映像
を抽出することが行われていたが、このような方
法には熟練者を必要とし標準化が困難なうえに、
リアルタイムに作られる赤外線画像の中から診断
赤外画像を抽出する際の精度に関する根拠がない
ため、客観性のある診断結果を得にくいという問
題があつた。
[発明の目的]
本発明はこのような従来の難点を解消すべくな
されたもので、可視画像カメラによる可視画像
と、赤外画像カメラによる熱画像とを同一画像表
示装置に表示するとともに、可視画像カメラによ
る基準マークで囲まれた部分とこの基準マークて
囲まれた部分に近接する赤外画像カメラの所定の
温度のレベル以上のパターンで表わされる部分と
を比較することにより、熟練者でなくともリアル
タイムで作られる赤外画像が現実の外壁タイル剥
離部やモルタル浮き部の範囲とどの程度一致して
いるか、また観測を開始した時点と壁面の輻射熱
の分布がどのように変化したかの測定精度を確認
可能とし、標準化を可能として、客観性のある診
断結果が得られるようにした建造物の壁面剥離部
検査方法を提供することを目的とする。
されたもので、可視画像カメラによる可視画像
と、赤外画像カメラによる熱画像とを同一画像表
示装置に表示するとともに、可視画像カメラによ
る基準マークで囲まれた部分とこの基準マークて
囲まれた部分に近接する赤外画像カメラの所定の
温度のレベル以上のパターンで表わされる部分と
を比較することにより、熟練者でなくともリアル
タイムで作られる赤外画像が現実の外壁タイル剥
離部やモルタル浮き部の範囲とどの程度一致して
いるか、また観測を開始した時点と壁面の輻射熱
の分布がどのように変化したかの測定精度を確認
可能とし、標準化を可能として、客観性のある診
断結果が得られるようにした建造物の壁面剥離部
検査方法を提供することを目的とする。
[発明の概要]
すなわち本発明の建造物の壁面剥離部検査方法
は、 検査すべき壁面の任意の剥離箇所を直接診断し
剥離箇所の輪郭に沿つて壁面へ基準マークを付す
るステツプと、 前記基準マークの付された壁面を可視画像カメ
ラと赤外画像メラによつて撮像してそれぞれの画
像パターンを2値のデータに変換するステツプ
と、 可視画像カメラによる可視画像データと赤外画
像カメラによる熱画像データとを用いてデータ処
理により可視画像と温度レベルに応じてパターン
化された熱画像と同一画像表示装置に同一縮尺で
表示するステツプと 前記可視画像カメラにより撮像された前記壁面
上の基準マークにより囲まれた部分と前記赤外画
像カメラにより撮像された、前記基準マークで囲
まれた部分に近接した所定の温度レベル以上のパ
ターンで表わされた部分とを比較して補正量を求
めるステツプとからなることを特徴としている。
は、 検査すべき壁面の任意の剥離箇所を直接診断し
剥離箇所の輪郭に沿つて壁面へ基準マークを付す
るステツプと、 前記基準マークの付された壁面を可視画像カメ
ラと赤外画像メラによつて撮像してそれぞれの画
像パターンを2値のデータに変換するステツプ
と、 可視画像カメラによる可視画像データと赤外画
像カメラによる熱画像データとを用いてデータ処
理により可視画像と温度レベルに応じてパターン
化された熱画像と同一画像表示装置に同一縮尺で
表示するステツプと 前記可視画像カメラにより撮像された前記壁面
上の基準マークにより囲まれた部分と前記赤外画
像カメラにより撮像された、前記基準マークで囲
まれた部分に近接した所定の温度レベル以上のパ
ターンで表わされた部分とを比較して補正量を求
めるステツプとからなることを特徴としている。
[発明の実施例]
以下本発明の実施例について説明する。
本発明においては、画像パターンを、電気信号
に変換し、2値のデータに変換可能な、公知の赤
外画像カメラ、可視画像カメラ、ブラウン管を用
いた画像表示装置、ならびに可視画像データおよ
び熱画像データのデータ処理を行なう演算装置が
使用される。
に変換し、2値のデータに変換可能な、公知の赤
外画像カメラ、可視画像カメラ、ブラウン管を用
いた画像表示装置、ならびに可視画像データおよ
び熱画像データのデータ処理を行なう演算装置が
使用される。
本発明においては、先ず第2図に示すように、
検査すべきビルデイング4の壁面の剥離箇所を、
例えば打診法等により直接検査を行ない剥離箇所
を囲んで基準マークMを表示する。この基準マー
クMは連続した閉鎖曲線とすることが、後述する
画像処理上望ましい。
検査すべきビルデイング4の壁面の剥離箇所を、
例えば打診法等により直接検査を行ない剥離箇所
を囲んで基準マークMを表示する。この基準マー
クMは連続した閉鎖曲線とすることが、後述する
画像処理上望ましい。
次にこの剥離箇所を含む壁面を、可視画像カメ
ラと赤外画像カメラとを用いて撮像し、同時にそ
の構成画像を同一画像装置上に同一縮尺で表示さ
せる。
ラと赤外画像カメラとを用いて撮像し、同時にそ
の構成画像を同一画像装置上に同一縮尺で表示さ
せる。
第3図はビルデイング4壁面の赤外画像パター
ン5を示す図、第4図は可視画像と赤外画像との
合成画像パターンである。
ン5を示す図、第4図は可視画像と赤外画像との
合成画像パターンである。
この画像の合成には、公知の可視像ミキシング
装置が用いられる。
装置が用いられる。
このように同一画像表示装置上に可視画像と熱
画像を同一縮尺で表示することにより、剥離箇所
を示す基準マークが熱画像パターンのどの温度レ
ベル領域に属し、かつまたその温度レベル領域が
剥離箇所の外側に広がつているか、あるいは内側
に広がつているかを推定することができる。
画像を同一縮尺で表示することにより、剥離箇所
を示す基準マークが熱画像パターンのどの温度レ
ベル領域に属し、かつまたその温度レベル領域が
剥離箇所の外側に広がつているか、あるいは内側
に広がつているかを推定することができる。
また同一色彩で表示された任意の温度レベルの
領域が直接法により測定した基準マークで囲まれ
た部分との一致の程度よりその気象条件あるいは
時間帯において有効な剥離箇所の検査が行なえる
かどうかを推定することができる。
領域が直接法により測定した基準マークで囲まれ
た部分との一致の程度よりその気象条件あるいは
時間帯において有効な剥離箇所の検査が行なえる
かどうかを推定することができる。
これと同時に可視画像カメラによる基準マーク
で囲まれた可視画像領域の面積と、赤外画像カメ
ラによる赤外画像パターンの前記基準マークで囲
まれた領域と近接する所定の温度レベル以上のパ
ターンの面積との比が演算装置を用いた公知の処
理手段により求められ、その結果が、例えば公知
のプリンターにより出力される。
で囲まれた可視画像領域の面積と、赤外画像カメ
ラによる赤外画像パターンの前記基準マークで囲
まれた領域と近接する所定の温度レベル以上のパ
ターンの面積との比が演算装置を用いた公知の処
理手段により求められ、その結果が、例えば公知
のプリンターにより出力される。
以上の方法によれば、例えば所定の時間間隔で
検査を行ない、このデータをフロツピーデイスク
のような記憶装置に記憶させておき、直接検査で
測定された基準マークで囲まれた剥離箇所が最も
赤外画像カメラで撮像された熱画像と良い対応す
る時刻を求め、その時刻における他の箇所の対応
する同一温度レベルのパターンを剥離箇所と推定
することができる。
検査を行ない、このデータをフロツピーデイスク
のような記憶装置に記憶させておき、直接検査で
測定された基準マークで囲まれた剥離箇所が最も
赤外画像カメラで撮像された熱画像と良い対応す
る時刻を求め、その時刻における他の箇所の対応
する同一温度レベルのパターンを剥離箇所と推定
することができる。
なお以上の実施例では、本発明を壁面剥離部検
査方法における精度の確認に用いた例について説
明したが、本発明はかかる実施例に限定されるべ
きものではなく、例えば建造物の機能から想定さ
れる故障発生箇所範囲を閉鎖曲線で囲んで所定の
温度条件を設定しておき、この仮定した故障発生
箇所に設定された温度条件を越える変化が現われ
た際、瞬時に、かつ自動的にこの温度変化を映像
としてフロツピーデイスク装置のような記録装置
に記録させるような用途にも使用することが可能
である。
査方法における精度の確認に用いた例について説
明したが、本発明はかかる実施例に限定されるべ
きものではなく、例えば建造物の機能から想定さ
れる故障発生箇所範囲を閉鎖曲線で囲んで所定の
温度条件を設定しておき、この仮定した故障発生
箇所に設定された温度条件を越える変化が現われ
た際、瞬時に、かつ自動的にこの温度変化を映像
としてフロツピーデイスク装置のような記録装置
に記録させるような用途にも使用することが可能
である。
[発明の効果]
以上説明したように本発明においては、可視画
像カメラによる基準マークで囲まれた部分とこの
基準マークで囲まれた部分に近接する赤外画像カ
メラの所定の温度のレベル以上のパターンで表わ
される部分とを比較観察して、リアルタイムで作
られる赤外画像と現実の外壁タイル剥離部やモル
タル浮き部の範囲とどの程度一致しているか確認
することができ、これによつて同一輻射熱や同一
熱伝導度の部分の精度を確認したり、補正をする
ことができる。またリアルタイムで作られる赤外
画像のパターンの中から最も現実の外壁故障部に
近い診断赤外線画像を抽出することができ、さら
に現実の外壁観測を開始した時点と壁面の輻射熱
の分布がどのように変化したかの測定精度を確認
することができる。
像カメラによる基準マークで囲まれた部分とこの
基準マークで囲まれた部分に近接する赤外画像カ
メラの所定の温度のレベル以上のパターンで表わ
される部分とを比較観察して、リアルタイムで作
られる赤外画像と現実の外壁タイル剥離部やモル
タル浮き部の範囲とどの程度一致しているか確認
することができ、これによつて同一輻射熱や同一
熱伝導度の部分の精度を確認したり、補正をする
ことができる。またリアルタイムで作られる赤外
画像のパターンの中から最も現実の外壁故障部に
近い診断赤外線画像を抽出することができ、さら
に現実の外壁観測を開始した時点と壁面の輻射熱
の分布がどのように変化したかの測定精度を確認
することができる。
さらにまた熟練者でなくとも測定が可能である
ので、標準化を可能として、客観性のある診断結
果を得ることができる。
ので、標準化を可能として、客観性のある診断結
果を得ることができる。
第1図は壁面の剥離状況を示す断面図、第2図
は壁面に付した基準マークを示す正面図、第3図
はその壁面の赤外画像パターンを示す図、第4図
は可視画像と赤外画像との合成画像である。 1……モルタル、2……タイル、3……コンク
リート面、4……空隙、5……赤外画像パター
ン、A……空隙、M……基準マーク。
は壁面に付した基準マークを示す正面図、第3図
はその壁面の赤外画像パターンを示す図、第4図
は可視画像と赤外画像との合成画像である。 1……モルタル、2……タイル、3……コンク
リート面、4……空隙、5……赤外画像パター
ン、A……空隙、M……基準マーク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 検査すべき壁面の任意の剥離箇所を直接診断
し剥離箇所の輪郭に沿つて壁面へ基準マークを付
すステツプと、 前記基準マークの付された壁面を可視画像カメ
ラと赤外線カメラとによつて撮像してそれぞれの
画像パターンを2値のデータに変換するステツプ
と、 可視画像カメラによる可視画像データと赤外画
像データとを用いてデータ処理により可視画像と
温度レベルに応じてパターン化された熱画像とを
同一画像表示装置に同一縮尺で表示するステツプ
と、 前記可視画像カメラにより撮像された前記壁面
上の基準マークにより囲まれた部分と前記赤外画
像カメラにより撮像された、前記基準マークで囲
まれた部分に近接した所定の温度レベル以上のパ
ターンで表された部分とを比較して補正量を求め
るステツプと からなることを特徴とする建造物の壁面剥離部検
査方法。 2 可視画像カメラにより撮像された壁面上の基
準マークにより囲まれた部分と、赤外画像カメラ
により撮像された基準マークで囲まれた部分に近
接した所定の温度レベル以上のパターンで表され
た部分とを比較して補正量を求めるステツプが、
前記可視画像カメラにより撮像された前記壁面上
の基準マークにより囲まれた部分の面積と前記赤
外画像カメラにより撮像された、基準マークで囲
まれた部分に近接した所定の温度レベル以上のパ
ターンで表された部分の面積との面積比を、デー
タ処理により求めるステツプからなることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の建造物の壁面
剥離部検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26222284A JPS61139751A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 建造物の壁面剥離部検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26222284A JPS61139751A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 建造物の壁面剥離部検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61139751A JPS61139751A (ja) | 1986-06-27 |
JPH0378941B2 true JPH0378941B2 (ja) | 1991-12-17 |
Family
ID=17372771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26222284A Granted JPS61139751A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 建造物の壁面剥離部検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61139751A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003050220A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Nec San-Ei Instruments Ltd | 光ビーム照射装置及びその照射方法 |
US7015473B2 (en) * | 2003-09-30 | 2006-03-21 | General Electric Company | Method and apparatus for internal feature reconstruction |
JP5795850B2 (ja) * | 2010-11-02 | 2015-10-14 | 清水建設株式会社 | 画像データ処理システム |
JP2022001824A (ja) * | 2018-09-27 | 2022-01-06 | 株式会社トライアンドイー | 赤外線熱画像の補正表示方法及びこれを用いた判定方法 |
JP7191244B2 (ja) * | 2019-10-07 | 2022-12-16 | 三菱電機株式会社 | 空気調和システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129431A (en) * | 1974-09-02 | 1976-03-12 | Kuraray Co | Ritsutaikiseisareta fuaruneshirusakusan mataha sonoesuterurui no seizoho |
JPS5371889A (en) * | 1976-12-09 | 1978-06-26 | Nippon Oil Co Ltd | Detecting method of defective part in heat insulation urethan tank |
JPS55151249A (en) * | 1979-05-15 | 1980-11-25 | Idemitsu Kosan Co Ltd | Detecting method for corrosion point of tank bottom plate |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5214545Y2 (ja) * | 1973-06-11 | 1977-04-01 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP26222284A patent/JPS61139751A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5129431A (en) * | 1974-09-02 | 1976-03-12 | Kuraray Co | Ritsutaikiseisareta fuaruneshirusakusan mataha sonoesuterurui no seizoho |
JPS5371889A (en) * | 1976-12-09 | 1978-06-26 | Nippon Oil Co Ltd | Detecting method of defective part in heat insulation urethan tank |
JPS55151249A (en) * | 1979-05-15 | 1980-11-25 | Idemitsu Kosan Co Ltd | Detecting method for corrosion point of tank bottom plate |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61139751A (ja) | 1986-06-27 |
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