JPH0378716B2 - - Google Patents
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- JPH0378716B2 JPH0378716B2 JP60211130A JP21113085A JPH0378716B2 JP H0378716 B2 JPH0378716 B2 JP H0378716B2 JP 60211130 A JP60211130 A JP 60211130A JP 21113085 A JP21113085 A JP 21113085A JP H0378716 B2 JPH0378716 B2 JP H0378716B2
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- common line
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- source
- sense amplifier
- gate
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Links
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- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 4
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Landscapes
- Static Random-Access Memory (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、半導体集積記憶装置に係り、特に読
み出し動作の高速化を図つたGaAsスタテイツ
ク・メモリ(以下SRAMと略す)に関する。
み出し動作の高速化を図つたGaAsスタテイツ
ク・メモリ(以下SRAMと略す)に関する。
近年、Siよりも数倍電子の移動度が大きい
GsAsを基板として用いる高速SRAMの試作が行
なわれている。従来、このようなメモリの回路に
ついては、「ガリヒ素 アイシー シンポジウム
(GaAs IC Symp.)1983 p.86〜89」における
「ア 256×4ビツト ガリヒ素 スタテイツクラ
ム(A 256×4Bit GaAs STATIC RAM)」と
題する文献において論じられている。第1図は、
このSRAMの一部を示す。図において、MC1で
示された部分がメモリ・セルであり、T3〜T6は
ノーマリー・オフ型電界効果トランジスタ(以下
EFETと略す。また、電界効果トランジスタを
FETと略す。)、T1,T2はノーマリ・オン型電界
効果トランジスタ(以下DFETと略す。)である。
MC2もMC1と同様な構成のメモリセルである。
また、Wx1はメモリセルMC1をWx2はメモリセ
ルMC2を選択するワード線である。d1,1は読み
出し時、書き込み時に、それぞれ信号が伝えられ
るデータ線、Ay1は、データ線を選択するカラム
選択線、T9,10は選択されたデータ線の読み出し
信号をコモン線に伝えるトランスフア用EFET,
Cd1,1は、選択されたトランスフア用FETか
ら読み出された信号をセンスアンプSA1に伝える
コモン線である。SA1は、読み出し時にコモン線
の信号を検出、増幅するためのセンスアンプであ
る。また、T8,T7は、データ線の負荷となる
DFETであり、それぞれd1,d1と電源VDD間に接
続されている。C1は、データ線1に、C2は、デ
ータ線d1につく総容量(以下、データ線容量と呼
ぶ)である。C3は、コモン線1に、C4は、コモ
ン線1につく総容量(以下、コモン総容量と呼
ぶ)である。以下、第1図を用いて読み出し動作
について説明する。なお、書き込み動作について
は、本発明には関係しないのでここでは、説明を
省略する。
GsAsを基板として用いる高速SRAMの試作が行
なわれている。従来、このようなメモリの回路に
ついては、「ガリヒ素 アイシー シンポジウム
(GaAs IC Symp.)1983 p.86〜89」における
「ア 256×4ビツト ガリヒ素 スタテイツクラ
ム(A 256×4Bit GaAs STATIC RAM)」と
題する文献において論じられている。第1図は、
このSRAMの一部を示す。図において、MC1で
示された部分がメモリ・セルであり、T3〜T6は
ノーマリー・オフ型電界効果トランジスタ(以下
EFETと略す。また、電界効果トランジスタを
FETと略す。)、T1,T2はノーマリ・オン型電界
効果トランジスタ(以下DFETと略す。)である。
MC2もMC1と同様な構成のメモリセルである。
また、Wx1はメモリセルMC1をWx2はメモリセ
ルMC2を選択するワード線である。d1,1は読み
出し時、書き込み時に、それぞれ信号が伝えられ
るデータ線、Ay1は、データ線を選択するカラム
選択線、T9,10は選択されたデータ線の読み出し
信号をコモン線に伝えるトランスフア用EFET,
Cd1,1は、選択されたトランスフア用FETか
ら読み出された信号をセンスアンプSA1に伝える
コモン線である。SA1は、読み出し時にコモン線
の信号を検出、増幅するためのセンスアンプであ
る。また、T8,T7は、データ線の負荷となる
DFETであり、それぞれd1,d1と電源VDD間に接
続されている。C1は、データ線1に、C2は、デ
ータ線d1につく総容量(以下、データ線容量と呼
ぶ)である。C3は、コモン線1に、C4は、コモ
ン線1につく総容量(以下、コモン総容量と呼
ぶ)である。以下、第1図を用いて読み出し動作
について説明する。なお、書き込み動作について
は、本発明には関係しないのでここでは、説明を
省略する。
説明のため初期状態が第1図において、T3が
オン、T4がオフで、ノードN1がローレベル、N2
がハイレベルにあるとする。この状態を2値情報
の“1”に対応させる。さらに、メモリセル
MC2の情報が“0”で、ワード線Wx2が選択さ
れ、メモリセルMC2の情報が読み出されている
ものとする。この状態で、ワード線Wx1が選択さ
れ、ハイレベルになるとT5,T6のゲートがハイ
レベルになる。T5のソース、N1はローレベル、
T6のソース、N2はハイレベルであるので、T5は
オンし、T6はオフし、メモリセルMC1が選択さ
れる。一方、ワード線Wx2は、非選択となり、ロ
ーレベルになり、メモリセルMC2は、非選択と
なる。この結果、直流的には、VDD→T7→T5→
T3の経路で読み出し電流IRが流れ、データ線負荷
T7のインピーダンスによる電圧降下ΔV(IR)の
ためデータ線1の電位はVDD−ΔVに低下する。
また、d1の電位は、T8によつてVDDまで上昇す
る。一方、カラム選択線Ay1が選択されている状
態では、T9,T10のゲートにハイレベルが加わつ
ているから、T9,T10がオンしている。したがつ
て、コモン線Cd1の電位は、T10を通じて、デー
タ線d1の電位、VDDまで上昇する。1の電位は、
T9を通じて、1の電位、VDD−ΔVまで下がる。
これによつてセンスアンプSA1には、ΔVだけの
信号電圧が与えられ、これを増幅することで読み
出しが行なわれる。この時、読み出し電流IRは、
過渡的に、データ線負荷T7を流れるとともに、
d1につくデータ線容量に蓄積された電荷と1に
つくコモン線容量に蓄積された電荷を放電する。
また、d1,Cd1につくデータ線容量C2、コモン線
容量C4は、T8,T10を流れる電流によつて電荷が
充電される。したがつて、データ線、コモン線に
おける遅延時間は、読み出し電流IRとT8,T10の
インピーダンスおよびデータ線容量C1,C2、コ
モン線容量C3,C4によつて決まる。データ線、
コモン線での遅延時間を短縮するためには、読み
出し電流IRを増やすことやT8,T10のインピーダ
ンスを下げること、あるいはデータ線、コモン線
容量の低減を図る必要がある。一方、T10のイン
ピーダンスを下げることは、T10のサイズを大き
くすることであり、データ線、コモン線容量の増
大につながり、コモン線で遅延時間の短縮にあま
り効果がない。読み出し電流IRを大きくし、かつ
T8のインピーダンスを下げるには、メモリセル
を構成するT3,T4,T5,T6さらに、T7,T8の
サイズを大きくしなければならない。ところが、
メモリの集積度を上げようとする場合、メモリセ
ルを構成するEFETのサイズを小さくすることが
不可欠で読み出し電流IRを大きくとれなくなる。
また、データ線、コモン線に並列接続されるメモ
リセル数、トランスフア用EFET数が増大し、デ
ータ線容量、コモン線容量も増大してしまう。高
集積化に従いデータ線容量、コモン線容量の増大
と読み出し電流の減少により、データ線、コモン
線での遅延時間が増大してしまい、高速な
SRAMを実現することが困難となつてくる。
オン、T4がオフで、ノードN1がローレベル、N2
がハイレベルにあるとする。この状態を2値情報
の“1”に対応させる。さらに、メモリセル
MC2の情報が“0”で、ワード線Wx2が選択さ
れ、メモリセルMC2の情報が読み出されている
ものとする。この状態で、ワード線Wx1が選択さ
れ、ハイレベルになるとT5,T6のゲートがハイ
レベルになる。T5のソース、N1はローレベル、
T6のソース、N2はハイレベルであるので、T5は
オンし、T6はオフし、メモリセルMC1が選択さ
れる。一方、ワード線Wx2は、非選択となり、ロ
ーレベルになり、メモリセルMC2は、非選択と
なる。この結果、直流的には、VDD→T7→T5→
T3の経路で読み出し電流IRが流れ、データ線負荷
T7のインピーダンスによる電圧降下ΔV(IR)の
ためデータ線1の電位はVDD−ΔVに低下する。
また、d1の電位は、T8によつてVDDまで上昇す
る。一方、カラム選択線Ay1が選択されている状
態では、T9,T10のゲートにハイレベルが加わつ
ているから、T9,T10がオンしている。したがつ
て、コモン線Cd1の電位は、T10を通じて、デー
タ線d1の電位、VDDまで上昇する。1の電位は、
T9を通じて、1の電位、VDD−ΔVまで下がる。
これによつてセンスアンプSA1には、ΔVだけの
信号電圧が与えられ、これを増幅することで読み
出しが行なわれる。この時、読み出し電流IRは、
過渡的に、データ線負荷T7を流れるとともに、
d1につくデータ線容量に蓄積された電荷と1に
つくコモン線容量に蓄積された電荷を放電する。
また、d1,Cd1につくデータ線容量C2、コモン線
容量C4は、T8,T10を流れる電流によつて電荷が
充電される。したがつて、データ線、コモン線に
おける遅延時間は、読み出し電流IRとT8,T10の
インピーダンスおよびデータ線容量C1,C2、コ
モン線容量C3,C4によつて決まる。データ線、
コモン線での遅延時間を短縮するためには、読み
出し電流IRを増やすことやT8,T10のインピーダ
ンスを下げること、あるいはデータ線、コモン線
容量の低減を図る必要がある。一方、T10のイン
ピーダンスを下げることは、T10のサイズを大き
くすることであり、データ線、コモン線容量の増
大につながり、コモン線で遅延時間の短縮にあま
り効果がない。読み出し電流IRを大きくし、かつ
T8のインピーダンスを下げるには、メモリセル
を構成するT3,T4,T5,T6さらに、T7,T8の
サイズを大きくしなければならない。ところが、
メモリの集積度を上げようとする場合、メモリセ
ルを構成するEFETのサイズを小さくすることが
不可欠で読み出し電流IRを大きくとれなくなる。
また、データ線、コモン線に並列接続されるメモ
リセル数、トランスフア用EFET数が増大し、デ
ータ線容量、コモン線容量も増大してしまう。高
集積化に従いデータ線容量、コモン線容量の増大
と読み出し電流の減少により、データ線、コモン
線での遅延時間が増大してしまい、高速な
SRAMを実現することが困難となつてくる。
本発明の目的は、データ線、コモン線における
信号波形の立上り特性を改善することにより、デ
ータ線、コモン線、さらにセンスアンプでの遅延
時間を短縮し、高速な半導体集積記憶装置を提供
することにある。
信号波形の立上り特性を改善することにより、デ
ータ線、コモン線、さらにセンスアンプでの遅延
時間を短縮し、高速な半導体集積記憶装置を提供
することにある。
上記目的を達成するため、本発明は1対のコモ
ン線にセンスアンプが接続されたSRAMにおい
て、ドレインが電源に、ソースがコモン線に接続
されたEFETと、該EFETのソースとゲート間に
接続された抵抗と、該EFETのソースに接続され
たコモン線の信号と同相なセンスアンプの出力端
子と該EFETのゲートとの間に接続された容量に
よつて構成される正帰還型コモン線駆動回路を設
け、センスアンプの出力信号をコモン線に正帰還
することを特徴としている。
ン線にセンスアンプが接続されたSRAMにおい
て、ドレインが電源に、ソースがコモン線に接続
されたEFETと、該EFETのソースとゲート間に
接続された抵抗と、該EFETのソースに接続され
たコモン線の信号と同相なセンスアンプの出力端
子と該EFETのゲートとの間に接続された容量に
よつて構成される正帰還型コモン線駆動回路を設
け、センスアンプの出力信号をコモン線に正帰還
することを特徴としている。
第2図に本発明による一実施例を示す。FCは、
本発明による正帰還型コモン線駆動回路の部分で
ある。d2,2はデータ線、Cd2,2はコモン線、
SA2はセンスアンプ、So2,2は、センスアンプ
SA2の差動出力端子である。T13,T14は、カラム
スイツチ用EFETである。Ay2はカラムスイツチ
用FETを選択するカラム選択線である。なお、
C4は、ノードN11につく総容量、C5は、ノード
N12につく総容量である。Cd2とSo2,2と2は
同相信号が伝わる。FCは、ソースにコモン線Cd2
が、トレインに電源Vpがゲートに抵抗R1を介し
てコモン線Cd2が、さらに帰還用容量C6を介して
センスアンプSA2の出力線So2が接続された
EFET、T11と、ソースにコモン線2が、ドレ
インに電源Vpが、ゲートに抵抗R2を介してコモ
ン線2が、さらに帰還用容量C7を介してセンス
アンプSA2の出力線2が接続されたEFET、T12
によつて構成される。なお、抵抗R1,R2は、イ
オン打込み層抵抗等を用いることができる。容量
としては、層間絶縁膜の上層と下層として形成さ
れた金属間の平行平板容量等を用いることができ
る。
本発明による正帰還型コモン線駆動回路の部分で
ある。d2,2はデータ線、Cd2,2はコモン線、
SA2はセンスアンプ、So2,2は、センスアンプ
SA2の差動出力端子である。T13,T14は、カラム
スイツチ用EFETである。Ay2はカラムスイツチ
用FETを選択するカラム選択線である。なお、
C4は、ノードN11につく総容量、C5は、ノード
N12につく総容量である。Cd2とSo2,2と2は
同相信号が伝わる。FCは、ソースにコモン線Cd2
が、トレインに電源Vpがゲートに抵抗R1を介し
てコモン線Cd2が、さらに帰還用容量C6を介して
センスアンプSA2の出力線So2が接続された
EFET、T11と、ソースにコモン線2が、ドレ
インに電源Vpが、ゲートに抵抗R2を介してコモ
ン線2が、さらに帰還用容量C7を介してセンス
アンプSA2の出力線2が接続されたEFET、T12
によつて構成される。なお、抵抗R1,R2は、イ
オン打込み層抵抗等を用いることができる。容量
としては、層間絶縁膜の上層と下層として形成さ
れた金属間の平行平板容量等を用いることができ
る。
次に、本発明で用いられる正帰還型コモン線駆
動回路の動作と効果を第2図と第3図を並用して
説明する。第3図は、同一データ線に接続された
メモリセルの内情報“0”のメモリセルを読み出
した状態から、情報“1”のメモリセルを読み出
す状態に遷移した場合について、第2図の各ノー
ドの信号波形を示す。第3図aのVd,Vは、
データ線d2,2の信号波形を示す。第3図bの
VCd,VCdは、コモン線Cd2,2の信号波形を示
す。第3図cのVo11,Vo12は、ノードN11,N12
の信号波形を示す。第3図dのVsp,Vspは、セ
ンスアンプSA2の出力線Sp2,p2の信号波形を示
す。第3図aのV′、第3図bのVcd′、第3図
dVsp′,Vsp′は、それぞれ正帰還型コモン線駆動
回路FCがない場合のデータ線2、コモン線Cd2、
センスアンプSA2の出力線Sp2,p2の信号波形に
対応する。この時、カラム選択線Ay2が選択さ
れ、T13,T14のゲートにハイレベルが印加され
T13,T14がオンしているものとする。データ線
d2,2の読み出し信号は、T13,T14を介してコ
モン線Cd2,2に伝わり、この信号を受けてセ
ンスアンプSA2が動作しSp2,p2に差動出力Vsp,
Vspが表われる。このセンスアンプSA2の出力信
号Vsp,Vspは、容量C6,C7によりT11,12に伝達
される。この時、ノードN11,N12には、第3図
bに示すようにセンスアツプSA2の出力信号がR1
とC4とC6あるいは、R2とC3とC7によつて微分さ
れた信号が表われる。なお、ノードN11,N12に
伝わる微分信号電圧ΔVFは、C4とC6の比あるい
は、C5とC7の比に比例する。この微分信号電圧
ΔVFがEFET、T11,T12のしきい値電圧VTE以上
になるとT11,T12はオンする。この場合、ノー
ドN12には、正側の微分信号が印加されるので、
T12はオンし、過渡的にコモン線2、さらには
T13を介してデータ線2がVpに上昇する。一方、
ノードN11には負側の微分信号が印加されるの
で、T11はオフしたままである。すなわちコモン
線信号の立上り時のみに、かつ過渡的のみにセン
スアンプSA2の出力信号がコモン線、データ線に
正帰還される。これによつて、第3図a,bから
もわかるようにデータ線2の信号波形Vdならび
にコモン線d2の信号波形VCdの立上り特性が改
善される。さらに、第3図a,cに示すように本
発明による正帰還型コモン線駆動回路がない場合
に比べ、データ線での遅延時間をΔtd、コモン線
での遅延時間をΔtCd、センスアンプの遅延時間を
ΔtSAだけ短縮することができる。
動回路の動作と効果を第2図と第3図を並用して
説明する。第3図は、同一データ線に接続された
メモリセルの内情報“0”のメモリセルを読み出
した状態から、情報“1”のメモリセルを読み出
す状態に遷移した場合について、第2図の各ノー
ドの信号波形を示す。第3図aのVd,Vは、
データ線d2,2の信号波形を示す。第3図bの
VCd,VCdは、コモン線Cd2,2の信号波形を示
す。第3図cのVo11,Vo12は、ノードN11,N12
の信号波形を示す。第3図dのVsp,Vspは、セ
ンスアンプSA2の出力線Sp2,p2の信号波形を示
す。第3図aのV′、第3図bのVcd′、第3図
dVsp′,Vsp′は、それぞれ正帰還型コモン線駆動
回路FCがない場合のデータ線2、コモン線Cd2、
センスアンプSA2の出力線Sp2,p2の信号波形に
対応する。この時、カラム選択線Ay2が選択さ
れ、T13,T14のゲートにハイレベルが印加され
T13,T14がオンしているものとする。データ線
d2,2の読み出し信号は、T13,T14を介してコ
モン線Cd2,2に伝わり、この信号を受けてセ
ンスアンプSA2が動作しSp2,p2に差動出力Vsp,
Vspが表われる。このセンスアンプSA2の出力信
号Vsp,Vspは、容量C6,C7によりT11,12に伝達
される。この時、ノードN11,N12には、第3図
bに示すようにセンスアツプSA2の出力信号がR1
とC4とC6あるいは、R2とC3とC7によつて微分さ
れた信号が表われる。なお、ノードN11,N12に
伝わる微分信号電圧ΔVFは、C4とC6の比あるい
は、C5とC7の比に比例する。この微分信号電圧
ΔVFがEFET、T11,T12のしきい値電圧VTE以上
になるとT11,T12はオンする。この場合、ノー
ドN12には、正側の微分信号が印加されるので、
T12はオンし、過渡的にコモン線2、さらには
T13を介してデータ線2がVpに上昇する。一方、
ノードN11には負側の微分信号が印加されるの
で、T11はオフしたままである。すなわちコモン
線信号の立上り時のみに、かつ過渡的のみにセン
スアンプSA2の出力信号がコモン線、データ線に
正帰還される。これによつて、第3図a,bから
もわかるようにデータ線2の信号波形Vdならび
にコモン線d2の信号波形VCdの立上り特性が改
善される。さらに、第3図a,cに示すように本
発明による正帰還型コモン線駆動回路がない場合
に比べ、データ線での遅延時間をΔtd、コモン線
での遅延時間をΔtCd、センスアンプの遅延時間を
ΔtSAだけ短縮することができる。
第4図は本発明の実施例を示し、第2図の抵抗
R1,R2をソースとゲートが接続されたDFEF、
T15,T16に置き換えた構成である。DFET、
T15,T16は、第2図の抵抗R1,Rと同様な働き
をする。
R1,R2をソースとゲートが接続されたDFEF、
T15,T16に置き換えた構成である。DFET、
T15,T16は、第2図の抵抗R1,Rと同様な働き
をする。
以上に述べたように、本発明によれば、データ
線、コモン線、さらにセンスアンプの遅延時間を
短縮でき、高速な半導体記憶装置を実現すること
ができる。
線、コモン線、さらにセンスアンプの遅延時間を
短縮でき、高速な半導体記憶装置を実現すること
ができる。
第1図は、従来のGaAs、スタテイツク・ラン
ダム・アクセス・メモリの一部を示す図、第2図
は、本発明による実施例を示す図、第3図は、本
発明による正帰還型コモン線駆動回路を含んだメ
モリの動作と効果を示す図、第4図は本発明の他
の実施例を示す図である。 FC……本発明による正帰還型コモン線駆動回
路、SA……センスアンプ、C6,C7……帰還用容
量、T11,T12……コモン線駆動用ノーマリオフ
型FET。
ダム・アクセス・メモリの一部を示す図、第2図
は、本発明による実施例を示す図、第3図は、本
発明による正帰還型コモン線駆動回路を含んだメ
モリの動作と効果を示す図、第4図は本発明の他
の実施例を示す図である。 FC……本発明による正帰還型コモン線駆動回
路、SA……センスアンプ、C6,C7……帰還用容
量、T11,T12……コモン線駆動用ノーマリオフ
型FET。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 メモリ・セルが複数個並列に接続された1対
のデータ線が複数個配置され、かつ該データ線対
とコモン線対を選択信号により電気的に接続する
カラムスイツチと、前記コモン線対に接続された
差動出力を有するセンスアンプからなるスタテイ
ツク型の半導体集積記憶装置において、ドレイン
が電源に、ソースがコモン線に接続されたノーマ
リオフ型FETと、前記ノーマリオフ型FETのソ
ースとゲートの間に接続された抵抗と、前記ノー
マリオフ型FETのソースが接続された前記コモ
ン線と同相な信号が出力される前記センスアンプ
の出力端子と前記ノーマリオフ型FETのゲート
との間に接続された容量によつて構成される正帰
還型コモン線駆動回路を設け、前記センスアンプ
の出力信号を前記コモン線対に正帰還することを
特徴とする半導体集積記憶装置。 2 上記ノーマリオフ型FETのゲートとソース
の間に接続された上記抵抗を、ドレインが前記ノ
ーマリオフ型FETのゲートにゲートとソースが
接続され、かつ前記ノーマリオフ型FETのソー
スに接続されたノーマリオン型FETに置き換え
たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
半導体集積記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60211130A JPS6273486A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | 半導体集積記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60211130A JPS6273486A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | 半導体集積記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6273486A JPS6273486A (ja) | 1987-04-04 |
JPH0378716B2 true JPH0378716B2 (ja) | 1991-12-16 |
Family
ID=16600880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60211130A Granted JPS6273486A (ja) | 1985-09-26 | 1985-09-26 | 半導体集積記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6273486A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5758294A (en) * | 1980-09-22 | 1982-04-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Sense amplifier circuit |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56115798U (ja) * | 1980-02-05 | 1981-09-04 |
-
1985
- 1985-09-26 JP JP60211130A patent/JPS6273486A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5758294A (en) * | 1980-09-22 | 1982-04-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Sense amplifier circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6273486A (ja) | 1987-04-04 |
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