JPH0377911A - 光シャッタアレイ及びその製造方法 - Google Patents

光シャッタアレイ及びその製造方法

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JPH0377911A
JPH0377911A JP21306589A JP21306589A JPH0377911A JP H0377911 A JPH0377911 A JP H0377911A JP 21306589 A JP21306589 A JP 21306589A JP 21306589 A JP21306589 A JP 21306589A JP H0377911 A JPH0377911 A JP H0377911A
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JP
Japan
Prior art keywords
substrate
electrode
electro
shutter array
electrode parts
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Application number
JP21306589A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kobayashi
一雄 小林
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 2 (産業上の利用分野) 本発明は、光シャッタアレイ及びその製造方法に関する
。更に詳述すると、本発明は電気光学効果を利用した光
シャッタアレイとその製法に関する。
(従来の技術) 電気光学効果として、印加電界に対して媒質の複屈折が
変化する現象が知られている。この現象を利用し、印加
する電界を制御することによって媒質に光の透光・遮光
動作を行なわせるようにした光シャッタアレイが従来提
案されている。この光シャッタアレイは、板状の電気光
学効果を有する物質例えばPLZTに薄型電極をくし歯
状に配置し、個々の電極にかかる電圧を制御してPLZ
Tに所定の電界を印加するようにしたものである。
電極101は、従来、アルミ蒸着とエツチング処理によ
ってPLZT102の表面に形成されている。
例えば、第3図(A)に示すようにPLZT、102の
一方の面に取付けたり、第3図(B)に示ずようにPL
ZT102の両面に取付けたり(特開昭62−4212
0号)、第3図(C)に示すよ’4 G、: P L 
Z TlO2に溝加工を施してPLZ’l”102・の
深さ方向に電極101を一部埋め込むようにして取付け
られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、電極101が電気光学効果を有する物質
102の表面に形成されている場合、物質内部で均一に
電気光学効果が起こり難い、このため、駆動電圧を高く
しなくてはならない、また、電極101の一部を物質1
02内に埋め込む場合、狭隘な涌103を加工すること
が困難であるし、この溝加工のなめ機械的強度が劣ると
いう問題がある。更に、上述の従来のシャッタアレイは
、電気光学効果を有する物質102上に電極101のリ
ード部分104も形成しているため、実際のシャッタ部
分よりも広い面積のものが必要となり、コスト高となる
本発明は、安価でかつ低い駆動電圧によって確実に作動
するシャッタアレイを提供することを目的とする。また
、本発明はそのような構造のシャッタアレイを簡単に製
造できる製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) かかる目的を達成するため、本発明の光シャッタアレイ
は、電気光学効果を有する基板と、該基板の対向する2
つの而に設けられた電極部と、上記基板の上記電極部を
設けた面を囲む樹脂支持部と、該樹脂支持部に設けられ
上記電極部と接続されている外部接続用電極部とから構
成されている。
また、本発明の光シャッタアレイは、電気光学効果を有
する基板の対向する2つの面に電極部を設け、上記基板
の上記電極部を設けな面を囲むように上記基板の周囲を
樹脂でモールドし、上記基板と上記電極部を露出させ、
上記電極部に接続される外部接続用電極部を上記モール
ドされた樹脂支持部表面に形成するようにして製造され
ている。
(作用) したがって、電気光学効果素子の光の透過方向に平行な
面に形成された電極の間で電界が印加され、電気光学効
果が厚み方向に均一に現れる。
また、電気光学効果素子とその両面に設けられた各電極
はその周囲を樹脂支持部材によって完全に囲繞され一体
化される。
(実施例) 以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図(A)及び(B)に本発明の光シャッタアレイの
一実施例を示す、このシャッタアレイ1は、電気光学効
果を有する物質から成る基板2と。
前記基板2の一方の面に設けられた複数の個別電極3.
・・・、3と、前記基板2の他方の面に設けられた共通
電極4と、前記基板2及び両$極3,4を前記基板2と
の間で挾み画電極3,4を含む面内においてこれらの周
囲を完全に囲繞する樹脂支持部材5と、前記支持部材5
上に設けられて各個別$4f13.・・・、3及び共通
電極4に個々に接続されている外部接続用電極部6.7
とから構成されている。
前記個別Wjh極3.・・・、3には対応する外部接続
用電極部6.・・・、6が夫々樹脂支持部材5上に形成
されて接続され、各個別電極を個々に制御し得るように
設けられている。尚、電極3.4としてはアルミニウム
、金、銅等の電極材を真空蒸着、スパッタリング、めっ
き等の薄膜形成技術を用いて所望の形状及び厚みに形成
されている。また、共通型!!#4は図示の如く基板2
の全面を覆う1つの電極とせず、個別電極3.・・・、
3に対応する複数の電極として形成しても良い。
電気光学効果を有する基板2は、印加電界に対して複屈
折が変化する現象を呈する蝋質であり、例えばPLZT
の使用が好適である。PLZTは(Pb、La)(Zr
、TI)03の化学式で表わされるセラミックスである
。このP L Z Tは透過率が高く大きな電気光学係
数を存し、応答速度が速く可動部がない等の高速光シャ
ッタとして有利な条件を備えている4 また、樹脂支持部材5としては工d?キシ樹脂、フェノ
ール樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられ、特にエポキシ
樹脂の使用が好ましい。
以上のように構成されたシャッタアレイによれば、次の
ように光シャッタとして作動する。
任意の個別電極3.・・・、3と共通な極4との間に所
定の電界を印加すれば、それらの間めP[、ZT・基板
2が複屈折を起し、その前後に偏光板で偏光子、検光子
を構成すると、シャッタとして動作する。即ち電界が印
加された部分のPLZT・基板2にのみ光を通過させ、
・その他の部分では遮光する。
次に上述の構成の光シャッタアレイの製造方法について
説明する。
まず、P L Z ’f’の基板2の一方の全面にアル
ミニウム、金、銅等の#4極材を真空蒸着、スパッタリ
ング、めっき等の薄膜形成技術を用いて固着させ、一定
厚さの薄膜を形成する。その電極薄膜にフォトリソグラ
フィ等のパターン形成手法を用いて所定電極パターン例
えばストライプ状の個別電極3.・・・、3を形成する
。フォトリソグラフィは、例えばポジ型フォトレジスト
を電極材mM4の上に塗布し、を極材を必要としない箇
所だけに光が照射されるようにフォトマスクを通して紫
外線を照射し、現像液により感光剤1を取り除き、残っ
た感光剤を保護膜にしてエツチングにより電極材を部分
的に取除く、その後、感光剤は除去される。また、PL
ZT−基板2の他方の面(裏面)にAI等の電極材を真
空蒸着等によって固着し、共通電極4を全面に形成する
[第2図(A)]。
次いで、両面にti3.4を付けたP L、ZT・基板
2を金型(図示省略)に入れ、基板2の周囲を全てエポ
キシ樹脂などで覆うように樹脂支持部材5でモールドし
、全体を1つのブロック状に固める[第2図(B)]。
次いで、このブロック10をPLZT・基板2の厚み方
向即ち電極3,4及び基板2と直交する面で所望の厚さ
にスライスする[第2図(C)]。
スライスされたブロックチップ11は表面が荒れている
ので、機械研摩、化学研摩などの手法を用いて外部接続
電極が作製できるように表面が研磨される[第2図(D
)]。
そして、そのブロックチップ11の片面にアルミニウム
等の電極材を真空蒸着等によって薄膜状に被膜し、フォ
トリソグラフィによって所望の外部接続用電極部6.・
・・、6を支持部材5上に、また共通電極41IIの樹
脂支持部材5上に外部接続用電極部7を形成する[第2
図(E)]、外部接続用電極部6.・・・、6は対応す
る個別電極3.・・・3と夫々接続され、外部接続用電
極部7は共通な極4と接続されている。
尚、上述の実施例は本考案の好適な実施の一例ではある
がこれに限定されるものではなく本考案の要旨を逸脱し
ない範囲において種々変形実施可能である0例えば、シ
ャッタアレイ1を2組用意し、これらを各共通電極4.
4が向い合うように背中合せに組合せて低融点ガラス等
の接着剤で接合し、これを樹脂でモールドして1つのブ
ロックを構成するように固めスライスすることもある。
この場合、一方の樹脂支持部材5.5上に形成されてい
る個別電極3.・・・、3は、他方の個別電極3、・・
・130間に位置するように千鳥状に配置する。二とが
望ましい。
(発明の効果) 以上の説明より明らかなように、本発明の光シャッタア
レイは、電気光学効果を有する基板と、該基板の対向す
る2つの面に設けられた電極部と、前記基板の上記電極
部を設けた面を囲む樹脂支持部と、該樹脂支持部に設け
られ上記電極部と接続されている外部接続用電極部とか
ら構成されているので、電気光字効果素子の光の透過方
向に平行な面に形成された個別電極と共通電極との間で
電界が印加され、電気光学効果が厚み方向に均一に現れ
るため、低電圧で駆動できる。また、シャッタ部分にだ
け電気光学効果を存する物質例えばPしZTを使用し、
外部接続用電極部を配線する部分には比穀的安価な樹脂
材料を使用するため、PLZTの使用量を最低限に抑え
ることができ、低コスト化が可能である。
しかも、P L Z ’1”一基板と電極の周囲を樹脂
で完全に囲繞しているので、P L Z Tと外部接続
電極を形成した支持部材とが剥離することがなく、一体
物として取扱いが容易である。
また、PLZT・基板と樹脂だけの接合性を考慮するれ
ば足りるので、熱膨張係数の違い等による影響が少なく
、材料の選択が容易になる。
また、本発明の光シャッタアレイは、電気光学効果を有
する基板の対向する2つの面に電極部を設け、上記基板
の上記電極部を設けた面を囲むように基板の周囲を樹脂
でモールドし、上記基板と上記電極部を露出させ、上記
電極部に接続される外部接続用電極部を上記モールドさ
れた樹脂支持部表面に形成してなる製造するようにした
ので、ガラスボンディング(接着)工程を必要としない
し、研1ツ工程も基板の剥離の虞がなく容易となり、量
産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光シャッタアレイの一実施例を示す図
で、(A)は平面図、(B)はI−I線断面図である。 第2図(A)〜(E)は本発明に係る光シャッタアレイ
の製造プロセスの一例を示す加工工程図である。第3図
(A)、(B)(C)は従来の光シャッタアレイの電極
の配置の仕方を説明する断面正面図である。 3・・・個別電極、4・・・共通′c4Ii、5・・・
樹脂支持部材、 6.7・・・外部接続用電極部、 10・・・樹脂モールドされたシャッタアレイブロック
、 11・・・ブロックからスライスされたシャッタアレイ
チップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気光学効果を有する基板と、該基板の対向する
    2つの面に設けられた電極部と、上記基板の上記電極部
    を設けた面を囲む樹脂支持部と、該樹脂支持部に設けら
    れ上記電極部と接続されている外部接続用電極部とから
    成ることを特徴とする光シャッタアレイ。
  2. (2)電気光学効果を有する基板の対向する2つの面に
    電極部を設け、上記基板の上記電極部を設けた面を囲む
    ように上記基板の周囲を樹脂でモールドし、上記基板と
    上記電極部を露出させ、上記電極部に接続される外部接
    続用電極部を上記モールドされた樹脂支持部表面に形成
    してなることを特徴とする光シャッタアレイの製造方法
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