JPH0377732A - 周圧結合法 - Google Patents
周圧結合法Info
- Publication number
- JPH0377732A JPH0377732A JP21298389A JP21298389A JPH0377732A JP H0377732 A JPH0377732 A JP H0377732A JP 21298389 A JP21298389 A JP 21298389A JP 21298389 A JP21298389 A JP 21298389A JP H0377732 A JPH0377732 A JP H0377732A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bonding
- bonded
- plastic flow
- force
- bonding material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 27
- 238000003825 pressing Methods 0.000 title description 20
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 135
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 15
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 10
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 10
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 10
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 241000723353 Chrysanthemum Species 0.000 description 1
- 235000007516 Chrysanthemum Nutrition 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は主として金属材料の結合方法に関し、特に被結
合材に対し結合材を加圧し両材料の結合部位において結
合材に金属の塑性流動を起こさせて強固な結合をはかる
方法に関する。
合材に対し結合材を加圧し両材料の結合部位において結
合材に金属の塑性流動を起こさせて強固な結合をはかる
方法に関する。
塑性流動結合法(メタルフロー)は、金属材料の塑性理
論を応用した結合方法であり、自動車部品等の量産部品
の高強度、省エネルギー、省資源を伴う優れた結合方法
である。
論を応用した結合方法であり、自動車部品等の量産部品
の高強度、省エネルギー、省資源を伴う優れた結合方法
である。
第2図に従来の塑性流動結合法による結合工程を示す、
略円形断面を有する軸材が被結合材10として中央にセ
ットされ、この軸材の外周に略環状の金属製の結合材1
2を配置する。軸材の外周面には結合溝14が予め形成
されている。このようにして軸材である被結合材10と
、略環状の結合材12を固定した状態で、軸材の軸方向
と平行方向に結合材12を加圧力Fにより加圧する。こ
の加圧により軸に直角な方向へ結合材の金属の塑性流動
fを起こし、結合溝12へ嵌合させ、強固な結合を行な
う。
略円形断面を有する軸材が被結合材10として中央にセ
ットされ、この軸材の外周に略環状の金属製の結合材1
2を配置する。軸材の外周面には結合溝14が予め形成
されている。このようにして軸材である被結合材10と
、略環状の結合材12を固定した状態で、軸材の軸方向
と平行方向に結合材12を加圧力Fにより加圧する。こ
の加圧により軸に直角な方向へ結合材の金属の塑性流動
fを起こし、結合溝12へ嵌合させ、強固な結合を行な
う。
しかしながら前記従来技術においては、結合材の加圧が
行なわれる部分が薄肉化し、強度が弱くなってしまう、
また加圧力Fが軸材の中心軸に平行であるにも拘らず、
主な塑性流動fの方向が軸に直角な方向であり、いわば
間接接合となっているため、必要な加圧力Fが大きなも
のとなっていた。また間接接合のため結合材の肉厚が薄
い場合は十分な塑性流動fを得にくく、結合溝が大きな
もの、例えば結合溝が矩形断面を有するようなインバー
ス形の溝では、結合が確実に行なわれにくいことがあっ
た。
行なわれる部分が薄肉化し、強度が弱くなってしまう、
また加圧力Fが軸材の中心軸に平行であるにも拘らず、
主な塑性流動fの方向が軸に直角な方向であり、いわば
間接接合となっているため、必要な加圧力Fが大きなも
のとなっていた。また間接接合のため結合材の肉厚が薄
い場合は十分な塑性流動fを得にくく、結合溝が大きな
もの、例えば結合溝が矩形断面を有するようなインバー
ス形の溝では、結合が確実に行なわれにくいことがあっ
た。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたもので
、結合材の薄肉化を防ぎ、間接接合に伴う結合力の低下
を防ぎ、小さな加圧力で済み、インバース形の溝につい
ても確実に結合することのできる結合法を提供すること
を目的とする。
、結合材の薄肉化を防ぎ、間接接合に伴う結合力の低下
を防ぎ、小さな加圧力で済み、インバース形の溝につい
ても確実に結合することのできる結合法を提供すること
を目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る周圧結合方
法においては、軸材又は筒材からなる被結合材に対し、
略環状の金属製の結合材を結合させる方法において、前
記被結合材の中心軸に直角な方向から直接に加圧し縮径
又は拡径させ、前記略環状の内周囲又は外周囲の結合端
へ金属の塑性流動を起こして結合させるようにしたもの
である。
法においては、軸材又は筒材からなる被結合材に対し、
略環状の金属製の結合材を結合させる方法において、前
記被結合材の中心軸に直角な方向から直接に加圧し縮径
又は拡径させ、前記略環状の内周囲又は外周囲の結合端
へ金属の塑性流動を起こして結合させるようにしたもの
である。
本発明により加圧方向Fと塑性流動fの方向が一致する
様子を、第3図を例にして説明する。即ち、軸材からな
る被結合材10の軸に直角な方向から、結合材12を加
圧し縮径させる。この縮径により、結合材の全域で半径
方向中心に向かう塑性流動fが生じる。略環状の結合材
12の内周囲は、前記被結合材10の外周面に押しつけ
られ、塑性流動fによる結合が生じる結合端となる。塑
性流動fは前記被結合材10の軸に直角な方向に主に生
じるので、大きな塑性流動fを得やすい。
様子を、第3図を例にして説明する。即ち、軸材からな
る被結合材10の軸に直角な方向から、結合材12を加
圧し縮径させる。この縮径により、結合材の全域で半径
方向中心に向かう塑性流動fが生じる。略環状の結合材
12の内周囲は、前記被結合材10の外周面に押しつけ
られ、塑性流動fによる結合が生じる結合端となる。塑
性流動fは前記被結合材10の軸に直角な方向に主に生
じるので、大きな塑性流動fを得やすい。
このように加圧力Fを直接に、被結合材10の軸に直角
な方向から加えることにより、いわば直接接合を行なう
ことができ、従来の間接接合によって生じていた問題点
を解決することができる。即ち、加圧力Fの方向と塑性
流動fが起きる方向とが一致するので、大きな塑性流動
fを得ることができ、結合強度のバラツキのない結合状
態を得ることができる。また従来に比べ小さな加圧力F
で済むことになる。また大きな塑性流動fのため、断面
の大きな結合溝に対してなされるインバース形の結合も
容易になる。さらに加圧された結合材の肉厚はむしろ厚
くなるので強度を弱める゛ことがない。
な方向から加えることにより、いわば直接接合を行なう
ことができ、従来の間接接合によって生じていた問題点
を解決することができる。即ち、加圧力Fの方向と塑性
流動fが起きる方向とが一致するので、大きな塑性流動
fを得ることができ、結合強度のバラツキのない結合状
態を得ることができる。また従来に比べ小さな加圧力F
で済むことになる。また大きな塑性流動fのため、断面
の大きな結合溝に対してなされるインバース形の結合も
容易になる。さらに加圧された結合材の肉厚はむしろ厚
くなるので強度を弱める゛ことがない。
次に、本発明の一実施例を第1図(A)〜(C)及び第
4図に基づいて説明する。第1図(A)。
4図に基づいて説明する。第1図(A)。
(B)Lt本発明方法を実施するための装置の動きを説
明する断面図で、第1図(A)は結合材と被結合材間の
結合が行なわれる前の状態を示す図。
明する断面図で、第1図(A)は結合材と被結合材間の
結合が行なわれる前の状態を示す図。
第1図(B)は結合が行なわれた状態を示す図、第1図
(C)は結合前後の被結合材と結合材の関係を比較して
示す図、第4図は結合材に塑性流動が生じて被結合材に
結合される様子を説明する説明図である。
(C)は結合前後の被結合材と結合材の関係を比較して
示す図、第4図は結合材に塑性流動が生じて被結合材に
結合される様子を説明する説明図である。
これらの図において、円柱形状の軸材の外周に矩形イン
バース形の結合溝14が予め周設された被結合材10は
、補強リング15に支持されたダイ16の中央部におい
て、プレッシャービン17上の仮押え19に挿入載置さ
れており、一方、円環状の結合材12は前記被結合材1
0の外周に配置された状態で載置されるにの状態で結合
材12の円環状の内周囲は、前記被結合材10の結合溝
工4に面している。ダイ16は内部がテーパー面18に
なっている。このテーパーは傾斜角度が小さく、いわゆ
る深い、テーパ一部となっている。
バース形の結合溝14が予め周設された被結合材10は
、補強リング15に支持されたダイ16の中央部におい
て、プレッシャービン17上の仮押え19に挿入載置さ
れており、一方、円環状の結合材12は前記被結合材1
0の外周に配置された状態で載置されるにの状態で結合
材12の円環状の内周囲は、前記被結合材10の結合溝
工4に面している。ダイ16は内部がテーパー面18に
なっている。このテーパーは傾斜角度が小さく、いわゆ
る深い、テーパ一部となっている。
画材10,12は上方からパンチ20によって押し下げ
られるようになっている。
られるようになっている。
次ぎに本実施例の結合工程について説明する。
パンチ20の押し下げにより、結合材12は外周囲をテ
ーパー面18に摺動させながら下降する。
ーパー面18に摺動させながら下降する。
この時パンチ20はメイン加圧力P。により、前記摺動
や仮押え19の抵抗を受けつつ下降できる。
や仮押え19の抵抗を受けつつ下降できる。
仮押え19の力P□は結合材12の板厚増加を許容しつ
つ座屈を防止するために与えられる。そして前記メイン
加圧力P0が、テーパ面18の働きにより分力され、中
心方向への加圧力Fを生じる。
つ座屈を防止するために与えられる。そして前記メイン
加圧力P0が、テーパ面18の働きにより分力され、中
心方向への加圧力Fを生じる。
即ち、この加圧力Fは、前記被結合材10の軸に直角な
方向で軸に向かう力である。この加圧力Fにより結合材
12の全体が縮径し、塑性流動を生じる。そして結合材
12の内周囲が被結合材10の結合溝14内周面に押し
当てられる。さらに深くパンチ20が押し下げを行なう
と、結合材12の内周間の結合端において、金属の塑性
流動fによる結合が生じる。この塑性流動fは、第4図
に示すように、主に前記加圧力Fの方向と同じ方向とな
り、一部はさらにこの加圧力Fと垂直で溝山方向に向か
う分力となって、結合部において強固な結合がなされる
。尚、縮径により結合材12の径は小さくなるが、必要
な製品寸法に対し縮径分を予め見込めば問題はない。
方向で軸に向かう力である。この加圧力Fにより結合材
12の全体が縮径し、塑性流動を生じる。そして結合材
12の内周囲が被結合材10の結合溝14内周面に押し
当てられる。さらに深くパンチ20が押し下げを行なう
と、結合材12の内周間の結合端において、金属の塑性
流動fによる結合が生じる。この塑性流動fは、第4図
に示すように、主に前記加圧力Fの方向と同じ方向とな
り、一部はさらにこの加圧力Fと垂直で溝山方向に向か
う分力となって、結合部において強固な結合がなされる
。尚、縮径により結合材12の径は小さくなるが、必要
な製品寸法に対し縮径分を予め見込めば問題はない。
本実施例においては、前記ダイ16が深いテーパー面1
8を有することにより、このテーパー面18によって生
じる加圧力Fはパンチ20の押し下げる力に対し大きな
割合を有する分力となって生じる。この加圧力Fが結合
材12に加えられる部位は、結合材12の外RNであり
、従来のように結合材12の板厚を薄くしてしまうとい
うことがない、また加圧力Fと塑性流動fの方向が略−
致するので、いわば直接結合となり、大きな塑性流動f
が生ずるため、強固な結合状態が得られる。
8を有することにより、このテーパー面18によって生
じる加圧力Fはパンチ20の押し下げる力に対し大きな
割合を有する分力となって生じる。この加圧力Fが結合
材12に加えられる部位は、結合材12の外RNであり
、従来のように結合材12の板厚を薄くしてしまうとい
うことがない、また加圧力Fと塑性流動fの方向が略−
致するので、いわば直接結合となり、大きな塑性流動f
が生ずるため、強固な結合状態が得られる。
また金型によって加えられる力の大部分が塑性流動fに
用いられるので1作用させる力P。は従来に比べ小さな
力ですむ。また塑性流動fが大きいことから、本実施例
のようなインバース形の溝における結合も容易に行うこ
とができる。
用いられるので1作用させる力P。は従来に比べ小さな
力ですむ。また塑性流動fが大きいことから、本実施例
のようなインバース形の溝における結合も容易に行うこ
とができる。
尚、第4図(A)に示されるように、結合材12の材質
は塑性流動を生じる金属全般に採用できるが、塑性流動
の基となる展延性の乏しいもの、即ち、硬化処理を行な
った金属は硬化処理の程度にもよるが、−殻内に望まし
くない。一方、被結合材10の材質は原則として問われ
ず、加圧を受けても割れにくいものであればすべて採用
できる。
は塑性流動を生じる金属全般に採用できるが、塑性流動
の基となる展延性の乏しいもの、即ち、硬化処理を行な
った金属は硬化処理の程度にもよるが、−殻内に望まし
くない。一方、被結合材10の材質は原則として問われ
ず、加圧を受けても割れにくいものであればすべて採用
できる。
また結合材12より軟らかいもの或いは硬いものであっ
ても採用できる。
ても採用できる。
以上の実施例は、第4図に示すような結合溝14の断面
が矩形であるインバース形の結合であったが、他の実施
例においては第5図のように溝断面が三角である結合溝
14を用いてもよく、第6図のように結合FR14が溝
巾方向に広がった形状を有するものとしてもよい。この
場合には加圧力Fに対し直角な方向に生じる塑性流動f
により、金属が結合溝14の奥まで多量に流れ込んで強
い結合を得ることができる。また、第7図のように、結
合溝を全くもたない被結合材10に対する結合も行い得
る。なおこの場合、特に被結合材10が結合材12より
軟質であれば、符号14aに示されるように、被係合材
がくびれ変形を起こして特に効果的である。さらに第8
図に示すように、遊びを有した結合とすることもでき、
この場合は被結合部材10と結合材12とが軸回りに相
対回動できる構造となる。
が矩形であるインバース形の結合であったが、他の実施
例においては第5図のように溝断面が三角である結合溝
14を用いてもよく、第6図のように結合FR14が溝
巾方向に広がった形状を有するものとしてもよい。この
場合には加圧力Fに対し直角な方向に生じる塑性流動f
により、金属が結合溝14の奥まで多量に流れ込んで強
い結合を得ることができる。また、第7図のように、結
合溝を全くもたない被結合材10に対する結合も行い得
る。なおこの場合、特に被結合材10が結合材12より
軟質であれば、符号14aに示されるように、被係合材
がくびれ変形を起こして特に効果的である。さらに第8
図に示すように、遊びを有した結合とすることもでき、
この場合は被結合部材10と結合材12とが軸回りに相
対回動できる構造となる。
また以上の結合溝14は底部が平面によって構成される
ものであったが、第9図〜第1■図に示すように底部が
曲面となっている結合溝14であってもかまわない、さ
らに図示しないが、底部が例えば周方向に凹凸の形成さ
れたものでもよい。
ものであったが、第9図〜第1■図に示すように底部が
曲面となっている結合溝14であってもかまわない、さ
らに図示しないが、底部が例えば周方向に凹凸の形成さ
れたものでもよい。
さらに、第↓2図(A)〜(C)に示すように、加圧に
伴う塑性流動fのみでなく、かしめをも併用して、結合
を行うことができる。即ち、第12図(A)のように画
材10,12を配置して、第12図(B)のように加圧
力Fを加えて塑性流動fを起こし、さらに第12図(C
)符号12aのように被結合材10の結合溝14の上方
をつぶしてかしめを行い、結合をより確かなものとする
ことができる。
伴う塑性流動fのみでなく、かしめをも併用して、結合
を行うことができる。即ち、第12図(A)のように画
材10,12を配置して、第12図(B)のように加圧
力Fを加えて塑性流動fを起こし、さらに第12図(C
)符号12aのように被結合材10の結合溝14の上方
をつぶしてかしめを行い、結合をより確かなものとする
ことができる。
さらに、第13図(A)〜(C)に示すように、塑性流
動と圧入を併用して、結合を行うこともできる。即ち第
13図(A)のように被結合材10に結合溝の代わりに
セレーション22を形成し、このセレーション22形成
領域に略円環状の結合材12を第13図(B)のように
圧入して予備的な結合をしておく。そしてさらに第13
図(C)ように加圧力Fを加えて塑性流動fを起こし、
最終的にしっかりとした結合を行うことも可能である。
動と圧入を併用して、結合を行うこともできる。即ち第
13図(A)のように被結合材10に結合溝の代わりに
セレーション22を形成し、このセレーション22形成
領域に略円環状の結合材12を第13図(B)のように
圧入して予備的な結合をしておく。そしてさらに第13
図(C)ように加圧力Fを加えて塑性流動fを起こし、
最終的にしっかりとした結合を行うことも可能である。
尚、セレーション22のかわりに凹凸のローレットを形
成してもよい。
成してもよい。
また第4図に示す塑性流動による結合を行った後、第1
4図に示すように、別の金型等を利用して結合材12の
外周囲の部分に精密打ち抜き加工を加えることにより、
例えば小さな軸付の歯車を作ることもできる6符号12
bは打ち抜かれた歯部を示す。
4図に示すように、別の金型等を利用して結合材12の
外周囲の部分に精密打ち抜き加工を加えることにより、
例えば小さな軸付の歯車を作ることもできる6符号12
bは打ち抜かれた歯部を示す。
さらに第15図に示すように、塑性流動による結合を行
なうための金型を利用して、結合材12の外周囲に曲げ
加工を行ない、結合材12を容器状に加工することも可
能である。さらに第16図に示すように、容器状に加工
した結合材12の内側に歯形24を成形することも可能
である。この歯形の成形及び容器状の加工は、塑性流動
による結合と同時に行なうようにすれば効率的である。
なうための金型を利用して、結合材12の外周囲に曲げ
加工を行ない、結合材12を容器状に加工することも可
能である。さらに第16図に示すように、容器状に加工
した結合材12の内側に歯形24を成形することも可能
である。この歯形の成形及び容器状の加工は、塑性流動
による結合と同時に行なうようにすれば効率的である。
以上の第4図〜第14図に示す実施例においては、被結
合材10は円柱形状の軸材であったが、第15図又は第
16図のように円筒材でもよく、他の実施例においては
異形断面、−即ち多角形あるいは楕円形断面等の軸材に
対しても本発明の結合法は有効である。
合材10は円柱形状の軸材であったが、第15図又は第
16図のように円筒材でもよく、他の実施例においては
異形断面、−即ち多角形あるいは楕円形断面等の軸材に
対しても本発明の結合法は有効である。
さらに、被結合材10は中心に配置される軸材ではなく
、外周に配置される筒材とすることもできる。即ち第1
7図に示す円筒形状の被結合材10の内側に円環状の結
合溝12を配置しておき、結合材12を拡径させること
により結合溝14に結合させるようにしてもよい。
、外周に配置される筒材とすることもできる。即ち第1
7図に示す円筒形状の被結合材10の内側に円環状の結
合溝12を配置しておき、結合材12を拡径させること
により結合溝14に結合させるようにしてもよい。
第18図(A)は、第17図に示す結合構造を形成する
ための装置で、円筒形状のダイ16内には筒状の上側仮
押え19と、筒状の下側仮押え23とが上下に対向配置
されている。ダイ16内には円筒形状の被結合材10が
ちょうど緩挿配置されるようになっている。また結合材
12は、ダイ16内に緩挿された被結合材10内におい
て上下の仮押え19.23によって上下方向所定の圧力
でクランプ支持されるようになっている。この下側仮押
え23は、ノックアウトピン21によって下端部を支持
されており、結合された構造体をノックアウトする際の
ノックアウト補助部材としても作用する。上側仮押え1
9内には、先端部外周にテーパ面18が形成された昇降
動作可能なパンチ20が配設されている。なお符号25
は仮押え23に結合材12をクランプする力P工を作用
させるプレッシャーピンである。
ための装置で、円筒形状のダイ16内には筒状の上側仮
押え19と、筒状の下側仮押え23とが上下に対向配置
されている。ダイ16内には円筒形状の被結合材10が
ちょうど緩挿配置されるようになっている。また結合材
12は、ダイ16内に緩挿された被結合材10内におい
て上下の仮押え19.23によって上下方向所定の圧力
でクランプ支持されるようになっている。この下側仮押
え23は、ノックアウトピン21によって下端部を支持
されており、結合された構造体をノックアウトする際の
ノックアウト補助部材としても作用する。上側仮押え1
9内には、先端部外周にテーパ面18が形成された昇降
動作可能なパンチ20が配設されている。なお符号25
は仮押え23に結合材12をクランプする力P工を作用
させるプレッシャーピンである。
そして第I8図(A)に示す装置を使って第17図に示
す結合構造を得るためには、ダイ16内に被結合材10
を収容し、被結合材10内において結合材12を仮押え
19.23によってクランプ支持する6次ぎに第18図
(B)に示されるように、パンチ20を所定圧で下降さ
せて、パンチ20の先端テーパ面18が結合材12を半
径方向外側に拡径させ、結合材12に塑性流動fを起こ
させ、結合溝14において結合させる。結合端における
金属の塑性流動fの挙動は、前記実施例と酩同様である
のでその説明は省略する。
す結合構造を得るためには、ダイ16内に被結合材10
を収容し、被結合材10内において結合材12を仮押え
19.23によってクランプ支持する6次ぎに第18図
(B)に示されるように、パンチ20を所定圧で下降さ
せて、パンチ20の先端テーパ面18が結合材12を半
径方向外側に拡径させ、結合材12に塑性流動fを起こ
させ、結合溝14において結合させる。結合端における
金属の塑性流動fの挙動は、前記実施例と酩同様である
のでその説明は省略する。
また第17図に示される結合体構造の被結合材10とし
ては、第19図に示されるように、円筒材の外周面に歯
形24が形成されているものであってもよい、さらに第
20図に示されるように、結合材12は、円環状ではな
く先端に結合端となる外フランジ26の周設された略り
字断面を有する円筒状のものであってもよい。
ては、第19図に示されるように、円筒材の外周面に歯
形24が形成されているものであってもよい、さらに第
20図に示されるように、結合材12は、円環状ではな
く先端に結合端となる外フランジ26の周設された略り
字断面を有する円筒状のものであってもよい。
以上の実施例(第1図、第18図参照)では、結合材1
2に塑性流動を生ぜしめるための加圧力Fはパンチ20
のメイン加圧力P0の分力として生じるものであったが
、他の実施例においては第21図及び第22図に示すよ
うに、半径方向内方に加圧力を作用させる複数個の油圧
シリンダ機構等によるメイン加圧手段30と、結合材1
2を上下方向にクランプ支持する油圧シリンダ機構等に
よるサブ加圧手段28とを備えた装置によって、メイン
加圧力Fと塑性流動fの方向とを一致させるようにして
もよい、即ち、図に示すように、結合材12の外周には
6個のメイン加圧手段30が配置され、各々から6個の
メインパンチ32が突設され、結合材12の外周囲を中
心方向に向かって押圧するようになっている。このよう
にすれば各々のメイン加圧手段30を別々に働かせるこ
とにより、任意の部位だけを結合させることもできる。
2に塑性流動を生ぜしめるための加圧力Fはパンチ20
のメイン加圧力P0の分力として生じるものであったが
、他の実施例においては第21図及び第22図に示すよ
うに、半径方向内方に加圧力を作用させる複数個の油圧
シリンダ機構等によるメイン加圧手段30と、結合材1
2を上下方向にクランプ支持する油圧シリンダ機構等に
よるサブ加圧手段28とを備えた装置によって、メイン
加圧力Fと塑性流動fの方向とを一致させるようにして
もよい、即ち、図に示すように、結合材12の外周には
6個のメイン加圧手段30が配置され、各々から6個の
メインパンチ32が突設され、結合材12の外周囲を中
心方向に向かって押圧するようになっている。このよう
にすれば各々のメイン加圧手段30を別々に働かせるこ
とにより、任意の部位だけを結合させることもできる。
尚、メイン加圧手段30の数は6個とは限らない。
以上、説明したように1本発明の周圧結合法によれば、
結合材の結合端において肉厚が増肉傾向となり、従来の
ような薄肉化を防ぎ結合材の強度が弱くなることを防止
できる。また加圧の方向と塑性流動の方向が一致し、い
わば直接接合とすることで、結合のための力を低減でき
、塑性流動が大きくなることにより結合溝の断面の大き
なインバース形の強固な結合を容易に行なうことができ
る。
結合材の結合端において肉厚が増肉傾向となり、従来の
ような薄肉化を防ぎ結合材の強度が弱くなることを防止
できる。また加圧の方向と塑性流動の方向が一致し、い
わば直接接合とすることで、結合のための力を低減でき
、塑性流動が大きくなることにより結合溝の断面の大き
なインバース形の強固な結合を容易に行なうことができ
る。
第工図(A)、(B)は本発明の周圧結合法を実施する
ための装置の一実施例の断面図で、第1図(A)は結合
材と被結合材の結合前の状態の同装置を示す図、第1図
(B)は結合材と被結合材の結合された状態の同装置を
示す図、第工図(C)は結合材と被結合材の結合の前後
の様子を説明する比較説明図、第2図は従来の塑性流動
結合法を示す断面図である。第3図は第2図に対し本発
明の詳細な説明する説明図、第4図は結合材と被結合材
の結合の様子を示す部分拡大図、第4図(A)は結合材
と被結合材の素材組合せ例を示す図、第5図〜第11図
はそれぞれ他の実施例における結合材と被結合材の結合
部分を示す断面図、第12図(A)〜(C)は本実施例
方法と従来のかしめ方法を併用した結合方法を示す断面
図、第13図は本実施例方法と従来の圧入方法を併用し
た結合方法を示す断面図、第14図〜第16図は結合材
に対し他の加工が施された状態を示す断面図である。第
17図は筒状の被結合材の内側に結合材が結合された他
の実施例の断面図、第18図は第17図に示す結合構造
を形成する装置の断面図であって、第18図(A)は被
結合材に結合材を結合する前の同装置の断面図、第I8
図(B)は被結合材に結合材を結合させた後の同装置の
断面図である。第19図は第17図に示す被結合材に他
の加工が行なわれた状態を示す断面図である。第20図
は第17図の円環状の結合材にかえて外フランジの形成
されている円筒状の結合材が使用された結合構造の断面
図である。第21図は結合材に塑性流動を起こさせる加
圧力Fを周方向に複数台設けられた加圧手段によって与
える装置の実施例を示すもので、第21図(A)は同装
置の水平断面図、第21図(B)に示す同装置のの縦断
面図である。第22図は第21図(A)、(B)に示す
同装置の動作を説明する断面図であり、第22図(A)
は同装置の水平断面図、第22図(B)は同装置の縦断
面図である。 銅う 図 (A) ろ O・・・被結合材。 2・・・結合材、 4・・・結合溝。 6・・・ダイ。 8・・・テーパー面、 O・・・パンチ。 弔 2 萬 3 。 弔 ― 9う 図 宋 凶 第 図 第 0 図 第 図 第 2 図 菊 3 メ (A) (B) (C) 第 図(A) 第 4 図 2 第 8 図 (A) (B) 第 9 図 z20図 4 第 21 図 某22 層 (A) (B)
ための装置の一実施例の断面図で、第1図(A)は結合
材と被結合材の結合前の状態の同装置を示す図、第1図
(B)は結合材と被結合材の結合された状態の同装置を
示す図、第工図(C)は結合材と被結合材の結合の前後
の様子を説明する比較説明図、第2図は従来の塑性流動
結合法を示す断面図である。第3図は第2図に対し本発
明の詳細な説明する説明図、第4図は結合材と被結合材
の結合の様子を示す部分拡大図、第4図(A)は結合材
と被結合材の素材組合せ例を示す図、第5図〜第11図
はそれぞれ他の実施例における結合材と被結合材の結合
部分を示す断面図、第12図(A)〜(C)は本実施例
方法と従来のかしめ方法を併用した結合方法を示す断面
図、第13図は本実施例方法と従来の圧入方法を併用し
た結合方法を示す断面図、第14図〜第16図は結合材
に対し他の加工が施された状態を示す断面図である。第
17図は筒状の被結合材の内側に結合材が結合された他
の実施例の断面図、第18図は第17図に示す結合構造
を形成する装置の断面図であって、第18図(A)は被
結合材に結合材を結合する前の同装置の断面図、第I8
図(B)は被結合材に結合材を結合させた後の同装置の
断面図である。第19図は第17図に示す被結合材に他
の加工が行なわれた状態を示す断面図である。第20図
は第17図の円環状の結合材にかえて外フランジの形成
されている円筒状の結合材が使用された結合構造の断面
図である。第21図は結合材に塑性流動を起こさせる加
圧力Fを周方向に複数台設けられた加圧手段によって与
える装置の実施例を示すもので、第21図(A)は同装
置の水平断面図、第21図(B)に示す同装置のの縦断
面図である。第22図は第21図(A)、(B)に示す
同装置の動作を説明する断面図であり、第22図(A)
は同装置の水平断面図、第22図(B)は同装置の縦断
面図である。 銅う 図 (A) ろ O・・・被結合材。 2・・・結合材、 4・・・結合溝。 6・・・ダイ。 8・・・テーパー面、 O・・・パンチ。 弔 2 萬 3 。 弔 ― 9う 図 宋 凶 第 図 第 0 図 第 図 第 2 図 菊 3 メ (A) (B) (C) 第 図(A) 第 4 図 2 第 8 図 (A) (B) 第 9 図 z20図 4 第 21 図 某22 層 (A) (B)
Claims (1)
- (1)軸材又は筒材からなる被結合材に対し、略環状の
金属製の結合材を結合させる方法において、前記被結合
材の中心軸に直角な方向から直接に前記結合材を加圧し
縮径又は拡径させ、前記略環状の内周囲又は外周囲の結
合端へ金属の塑性流動を起こさせて結合させることを特
徴とする周圧結合法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21298389A JPH0377732A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 周圧結合法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21298389A JPH0377732A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 周圧結合法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0377732A true JPH0377732A (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=16631527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21298389A Pending JPH0377732A (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 周圧結合法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0377732A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193103A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Sugihara Press Kenkyusho:Kk | 筒壁フランジの形成方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5755494A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | House on-line control system |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP21298389A patent/JPH0377732A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5755494A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | House on-line control system |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013193103A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Sugihara Press Kenkyusho:Kk | 筒壁フランジの形成方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2971120B2 (ja) | リベッティングファスナ | |
US4732518A (en) | Fatigue-resistant flared fastener | |
EP2656940B1 (en) | Method for producing tooth profile component | |
JP5722325B2 (ja) | 打ち抜きリベット、打ち抜きリベット接続部を生成する方法、及び加工物の構成 | |
US6205640B1 (en) | Method for joining together two or several overlaying sheet formed members, and apparatus for carrying out said method and a joint resulting from said method | |
RU2477816C2 (ru) | Единое цельное радиально сминаемое обжимное кольцо и способ его изготовления | |
JPS6251694B2 (ja) | ||
US6260401B1 (en) | Method of molding high expansion pipe and the high expansion pipe | |
JPH07233808A (ja) | 盲リベットとその製造方法 | |
KR20170105440A (ko) | 기능적 요소를 시트 금속 부재에 부착하는 방법 | |
US5075175A (en) | Composite bar structures of interlocked multiple members | |
KR20140061427A (ko) | 블라인드 리벳 및 공작물 배열 | |
JP5056084B2 (ja) | 金属製板状体と柱状体とのカシメ組付品およびその製造方法、並びに製造装置。 | |
JP2017074614A (ja) | フランジの成形方法 | |
JP2010046697A (ja) | パイプと被接合部材との接合方法 | |
WO2004041458A1 (ja) | 液圧バルジ加工用異形素管、並びにこれを用いる液圧バルジ加工装置、液圧バルジ加工方法、および液圧バルジ加工品 | |
JPH0377732A (ja) | 周圧結合法 | |
JPH10175028A (ja) | ハイドロフォーム法による金属管の高加工度成形法 | |
JPH06198358A (ja) | 管状の金属構造物に管状の強化インサートを固着する方法及びその装置 | |
JP4492296B2 (ja) | カップ状部品の成形方法及び成形装置 | |
US4466566A (en) | Method of forming a thin walled annular channel | |
WO2020031868A1 (ja) | 管部材のかしめ接合方法 | |
JPH11239834A (ja) | 板状金属材の接合構造 | |
JP3430785B2 (ja) | 管材のフランジ成形方法 | |
JP3440540B2 (ja) | 成形金型 |