JPH0377599A

JPH0377599A - アイロン台

Info

Publication number: JPH0377599A
Application number: JP21335989A
Authority: JP
Inventors: Ryoji Kumamoto; 熊本　良二; Kenichi Iwami; 岩見　憲一; Susumu Mori; 森　奨
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-08-18
Filing date: 1989-08-18
Publication date: 1991-04-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うアイロン台に関する
ものである。

従来の技術従来、この種のアイロン台は、第７図に示すように、作
業台１の一側面にスタンド２を支持棒３によって固定し
たものが一般的であり、収納時に小型化すべくスタンド
が作業台の下方に収納できるようにしたものも考えられ
ている。

発明が解決しようとする課題しかし、このような構造のものでは、スタンドが作業台
に近接して取付けられているため、作業台の全域が有効
に使用できないことから、必然的に作業台を大きくしな
ければならなくなって、持ち運びや収納性が悪くなるの
に加えて、重量も重くなり不便なものになるという問題
があった。

すなわち、アイロンかけ作業は衣類の形を整えながら行
われるものであり、このときは、高温に加熱されている
アイロンをスタンドに載置している。したがって、衣類
の形を整える作業は誤ってアイロンに触れて火傷をしな
いように、スタンドに載置しているアイロンから離れた
所で行われる。つまり、作業台のスタンド近傍では殆ど
アイロンがけが行われないことによる。

そこで本発明は、上記問題点を解消して、作業時に作業
台全面が広く使えるとともに、収納時にコンパクトにな
る使い勝手のよいアイロン台を得ることを第１の目的と
している。

第２の目的は、アイロンかけ中の衣類の作業台上での移
動を容易にすることである。

さらに、第３の目的はスタンドのスライド操作による作
業台との間隔を、任意の位置で容易に設定し固定できる
ようにすることである。

課題を解決するための手段そして、上記第１の目的を達成するために本発明は、ス
タンドを作業台の下方に出没自在に構成し、かつ、前記
作業台の一側面とスタンドとの間隔を可変自在にしたも
のである。

また、第２の目的を達成するために本発明は、スタンド
の両端を支持したアームの間隔を作業台の前後幅に近い
範囲に設定し、作業台とスタンドおよびアーム間に十分
な空間を形成したものである。

さらに、第３の目的を達成するために本発明は、作業台
の下方に出没自在に構成したスタンドを、任意の位置で
固定する固定装置を設けたものである。

作用本発明のアイロン台は、上記構成により、アイロンがけ
する衣類の大きさに応じて、作業台とスタンドの間隔を
任意に調節することができるようになる。

すなわち、アイロンがけする衣類が例えばシーツなど大
きい場合は、作業台とスタンドの間隔を大きくすること
によって、アイロンに近づくことなく作業台の全面が使
用できるようになり能率よく、しかも安全に作業が行え
る。逆に、ハンカチ等の小さなもののときは、スタンド
を作業台に近づけることによって、アイロンを近くに載
置できて使い易くなるのである。

また、スタンドの両端を支持したアームの間隔を作業台
の前後幅に近い範囲に設定することによす、作業台とス
タンドの間にアイロンかけした衣類を移動させるときに
、十分な幅が確保されることになってしわがつきにくく
なるのである。

さらに、スタンドを任意の位置で固定する固定装置を設
けることによって、使用中だけでなく収納時における不
用意なスタンドの移動が防止できるようになるとともに
、安全に持ち運びできるようになるのである。

実施例以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図〜第５図において、４は上面に置いたマット
５をカバー６で包囲して取付けた作業台で、天板７とこ
の天板７の周囲を囲んだフレーム８および上記天板７を
下方より支持する補強板９などで構成している。１０は
補強板９に取付けた支持体、１１はこの支持体１０に回
動自在に取付けて作業台４の下面側に折たたみ自在に構
成した脚。１２は前記支持体１０に設けた穴１０ａと、
固定装置１３の穴１３ａを貫通して作業台４の下面側に
摺動自在に取付けたアームで、作業台４の前後幅に近い
両端近傍に位置して設けられており、その一端には凹部
または穴などで形成した受は部１４が所定の間隔で複数
設けている。そして、このアーム１２を保持する固定装
置１３には上記受は部１４側に付勢する係止部１５が嵌
合し、アーム１２を任意の位置に固定できるようになっ
ている。１６はアーム１２に取付けたスタンドで、作業
台４との間に任意の間隔が可変自在に形成できるように
なっており、作業台４の下面側に収納できるようになっ
ている。

次に、この一実施例の構成における作用を説明する。ま
ず、使用時にはスタンド１６を作業台４の下方から外方
に引っ張ると、係止部１５の付勢力に抗して受は部１４
と係止部１５の嵌合位置が移動し、所定の位置に設定し
固定することができ番。

そして、このスタンド１６はアイロンがけする衣類の大
きさに応じて、作業台とスタンドの間隔を任意に調節す
ることができるものであり、例えばシーツなど大きい場
合は、作業台とスタンドの間隔を大きくすることによっ
て、作業台の全面が使用できるようになり能率よく作業
が行える。逆に、ハンカチ等の小さなもののときは、ス
タンドを作業台に近づけることによって、アイロンを近
くに載置できて使い易くなるのである。

また、スタンドの両端を支持したアームの間隔を作業台
の前後幅に近い範囲に設定しているので作業台とスタン
ドの間にアイロンかけした衣類を移動させるときに、十
分な幅が確保されるようになっている。

さらに、スタンドを任意の位置で固定する固定装置によ
って収納時における不用意なスタンドの移動が防止でき
るようになっている。

なお、第６図は脚１１を折たたんだ状態で使用する場合
について示したものであり、支持体１０に形成した支持
部１０ｂによって作業台４を支持することができる。そ
して、このとき、スタンド１６がアイロン（図示せず）
を載置したときの下方への変位を防止するために、アー
ム１２に支え部１２ａが床面と接するように設けられて
いる。

発明の効果以上のように本発明は、スタンドを作業台の下方に出没
自在に構成するとともに、この作業台の一側面とスタン
ドとの間隔を可変自在にしたことにより、作業台とスタ
ンドの間隔を任意に調節することができる。したがって
、アイロンがけする衣類が大きい場合は、作業台とスタ
ンドの間隔を大きくして作業台の全面が使用できるよう
になり能率よく作業が行えるとともに、小さなもののと
きは、スタンドを作業台に近づけることによって、アイ
ロンを近くに載置できて使いやすいものにできる。

また、スタンドの両端を支持したアームの間隔を作業台
の前後幅に近い範囲に設定したことにより、アイロンか
けした衣類を作業台とスタンドの間に移動させたときに
、しわがつくのを防止することができる。

さらに、スタンドを任意の位置で固定する固定装置によ
り、使用中だけでなく収納時や運搬時の不用意なスタン
ドの移動が防止でき、安全に持ち運びができるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第　１　図イー春ｉＩ＃図、第４図は同要部の斜視図、第５図はスタンドの斜視
図、第６図は脚を折たたんで使用したときの側面図、第
７図は従来のアイロン台の側面図である。４・・・作業台、１０・・・支持体、１２・・・アーム
、１３・・・固定装置、１６・・・スタンド。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）作業台と、この作業台の下面に取付けた支持体と
、この支持体に摺動自在に取付けたスタンドを備え、上
記スタンドを作業台の下方に出没自在に構成し、かつ、
前記作業台の一側面とスタンドとの間隔を可変自在にし
たアイロン台。
（２）スタンドの両端をアームにより支持して、前記作
業台の下方に同スタンドを出没自在に構成するとともに
、このアームの間隔を作業台の前後幅に近い範囲に設定
し、作業台とスタンドおよびアーム間に空間を形成した
請求項１記載のアイロン台。
（３）作業台の下方にスタンドを出没自在に構成すると
ともに、上記スタンドを任意の位置で固定する固定装置
を設けた請求項１または２記載のアイロン台。