JPH0377534A - 圧脈波検出装置 - Google Patents

圧脈波検出装置

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JPH0377534A
JPH0377534A JP1215400A JP21540089A JPH0377534A JP H0377534 A JPH0377534 A JP H0377534A JP 1215400 A JP1215400 A JP 1215400A JP 21540089 A JP21540089 A JP 21540089A JP H0377534 A JPH0377534 A JP H0377534A
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peak
pulse wave
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upper peak
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KOORIN DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は心拍同期波検出装置に間し、特に、心拍同期波
のピークの誤認を防止する技術に関するものである。
従来の技術 生体の表面に取り付けられてその生体から発生する心拍
同期波を表す心拍同期波信号を逐次出力するプローブを
備えた心拍同期波検出装置が知られている。脈波検出装
置等がそれである。
発明が解決しようとする課題 ところで、斯かる心拍同期波検出装置においては、心拍
同期波の上ピークおよび下ピークを決定することが行わ
れているが、その心拍同期波には、通常、第1番目の大
きな上ピークに続いて第2番目の小さな上ピークが現出
するため、その第2番目の上ピークを第1番目の上ピー
クとして誤認したり雨上ピーク間のノツチを下ピークと
して誤認したりする虞があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであって
、その目的とするところは、心拍同期波の上ピークおよ
び下ピークの誤認を防止し得る心拍同期波検出装置を提
供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、生体から発生す
る心拍同期波を表す心拍同期波信号を逐次出力するプロ
ーブを備え、そのプローブから逐次出力される心拍同期
波信号に基づいて心拍同期波の下ピークを決定した後に
上ピークを決定する形式の心拍同期波検出装置であって
、第1図のクレーム対応図に示すように、(a)前記プ
ローブから採取された心拍同期波信号の大きさと所定時
間前に採取された心拍同期波信号の大きさとの差を逐次
算出する差算出手段と、(b)前記下ピークが決定され
てから前記上ピークが決定されるまでの間に前記差算出
手段により算出された差に基づいて、その上ピークが前
記心拍同期波の第1番目の上ピークであるか否かを判断
する第1上ピーク判断手段とを含むことを特徴とする。
作用および発明の効果 斯かる構成の心拍同期波検出装置においては、プローブ
から採取された心拍同期波信号の大きさと所定時間前に
採取された心拍同期波信号の大きさとの差が差算出手段
により逐次算出されるとともに、第1上ピーク算出手段
により、下ピークが決定されてから上ピークが決定され
るまでの間に算出された差に基づいてその上ピークが第
1番目の上ピークであるか否かが判断されるので、第2
番目の上ピークを第1番目の上ピークとして誤認するの
を防止し得るとともに、その第2番目の上ピークに先立
って決定されたノツチによる下ピークを心拍同期波の下
ピークとして誤認するのを防止し得る。
上記第1上ピーク判断手段は、好適には、下ピークが決
定されてから上ピークが決定されるまでの間に算出され
た差の最大値が予め定められた値より大きいか否かに基
づいて、その上ピークが第1番目の上ピークであるか否
かを判断するように構成される。前記予め定められた値
としては、たとえば、第1番目の上ピークが前回決定さ
れる際に算出された差の最大値に基づいて求められた値
や、下ピークの検出が開始されてからその下ピークが決
定されるまでの間に算出された差の絶対値の最大値が用
いられる。
実施例 以下、本発明の一実施例を示す図面に基づいて詳細に説
明する。
第2図は本発明の心拍同期波検出装置の一例である脈波
検出装置を用いて血圧値をモニタする血圧モニタ装置の
構成を示す図であって、10は、たとえば人体の上腕部
12などに巻回されてそれを圧迫するゴム袋状のカフで
ある。カフ10には、圧力センサ14.切換弁16.電
動ポンプ18が配管20を介してそれぞれ接続されてい
る。!動ポンプ18は、カフ10内に空気等の流体を供
給してそれを昇圧する。圧力センサ14は、カフlO内
の圧力(カフ圧)を検出してそのカフ圧を表すカフ圧信
号SKをA/D変換器22を介してCPU24へ出力す
る。
CPU24は、データバスラインを介してROM26.
RAM28.出力インタフェース30と連結されており
、ROM26に予め記憶されたプログラムに従ってRA
M2Bの記憶機能を利用しつつ信号処理を実行し、図示
しない駆動回路をそれぞれ介して電動ポンプ18を制御
し且つ切換弁16の切換状態を制御することにより前記
カフ圧を調節するとともに、カフ10内の律速降圧過程
で検出されるカフ圧の変動成分の大きさの変化に基づい
て所謂オシロメトリック方式によりたとえば最高血圧値
および最低血圧値を決定する。
一方、手首32には、第3図および第4図に示すように
、脈波検出装置用のプローブ33が装着されている。こ
のプローブ33は、有底円筒形状を威し、開口端が手首
32の体表面36に対向する状態でバンド38により手
首32に着脱可能に取り着けられるハウジング34と、
そのハウジング34の内部においてハウジング34にダ
イヤフラム40を介して相対移動可能に且つハウジング
34の開口端からの突出し可能に設けられた脈波センサ
42とを備えて構成されており、これらハウジング34
とダイヤフラム40とによって圧力室44が形式されて
いる。この圧力室44内には、第2図および第3図に示
すように、前記電動ポンプ18から切換弁46を経て圧
力流体が供給されるようになっており、これにより、脈
波センサ42は圧力室44内の圧力Pに応じた押圧力で
前記体表面36に押圧される。切換弁46は、比較的緩
やかな速度で圧力室44内への圧力の供給を許容する圧
力供給状態、圧力室44内の圧力を維持する圧力維持状
態、および圧力室44内を押圧する押圧状態の3つの状
態に切り換えられるようになっている。切換弁46とプ
ローブ33の圧力室44との間には圧力センサ47が設
けちれており、この圧力センサ47は圧力室44内の圧
力Pを検出してその圧力Pを表す圧力信号SPをA/D
変換器49を介してCPU24へ出力する。
ハウジング34の開口端近傍の内壁であって且つバンド
3日の両取付部とそれぞれ対応する位置には、円弧状を
威す一対のゴム袋48.50が脈波センサ42との間に
おいて挟まれた状態でそれぞれ固着されている。これら
ゴム袋48.50内には、前記電動ポンプ18から切換
弁52を経て圧力流体が供給されるようになっており、
切換弁52を適宜切り換えてゴム袋48.50内へ択一
的に圧力を供給することによって脈波センサ42が撓骨
動脈(以下、単に動脈という)54と略直交する方向に
おいて移動させられるようになっている。
脈波センサ42は、たとえば単結晶シリコン等の半導体
チップ56の押圧面58に感圧ダイオード等の多数の感
圧素子60が互違いに2列で配列されて成るものであっ
て、それら感圧素子60の配列方向が動脈54と略直交
するように手首32の体表面36に押圧されることによ
り、動脈54から発生して体表面36に伝達される圧力
振動波すなわち脈波を検出し、その脈波を表す脈波信号
SMをA/D変換器62を介してCPU24へ出力する
。この脈波信号SMが本実施例の心拍同期波信号に相当
する。なお、各感圧素子60の配列方向における間隔は
動脈54の直上部に複数の感圧素子60を位置させ得る
ように充分小さく決定されているとともに、配列方向に
おいて両端に位置する感圧素子60間の距離は動脈54
の押圧時の最大外径よりも充分大きくなるように決定さ
れている。また、前記多数の感圧素子60ば、たとえば
第4図に示すように、その配列方向の一方の側から順に
第1グループ、第2グループ、および第3グループの3
つのグループに予め区分されている。
CPU24は、ROM26に予め記憶されたプログラム
に従ってRAM2Bの記憶機能を利用しつつ信号処理を
実行し、図示しない駆動回路を介して切換弁46を制御
することにより圧力室44内の圧力Pを!PI!Iff
するとともに、その圧力室44の所定圧で各感圧素子6
0により採取される脈波信号SMに基づいて最適感圧素
子60aを決定し且つ圧力室44の昇圧過程でその最適
感圧素子60aにより採取される脈波信号SMに基づい
て脈波センサ42の最適押圧力に対応する圧力室44内
の圧力P1を決定する一方、カフlOにより測定された
血圧値と最適感圧素子60aにより採取された脈波信号
SMの大きさとの関係を求め、その関係から、最適感圧
素子60aにより検出された実際の脈波の上ピーク値(
最高値)および下ピーク値(最低値)に基づいて最高血
圧値および最低血圧値を逐次決定し、それら血圧値を血
圧表示器64に逐次表示させる。また、CPU24は、
ROM26に予め記憶されたプログラムに従って、各感
圧素子60から採取された脈波信号SMをRAM28内
の予め定められた所定の記憶領域に並列的に順次記憶さ
せて所定の脈拍数に相当する脈波信号SMを保持させる
とともに、最適押圧力を決定するために圧力室44内を
昇圧している際や血圧モニタ中において最適感圧素子6
0aにより異常の脈波が検出されたときには、その異常
の脈波を表す脈波信号SMと同時にRAM2Bに各感圧
素子60毎に記憶された脈波信号SMが表す脈波の振幅
が最も大きい感圧素子60を新たな最適感圧素子60a
として決定する。
次に、以上のように構成された血圧モニタ装置の作動を
第5図(a)および第5図(ロ)に示すフローチャート
に従って説明する。
まず、カフ10が被検者の上腕部12に、プローブ33
がその被検者の手首32にそれぞれ装着された後図示し
ない電源スィッチが投入されると、初期処理が実行され
て後述のフラグおよびカウンタ等がクリアされるととも
に、ステップS1が実行されることにより、カフ10を
用いて最高血圧値(a+Hg)および最低血圧41!、
 (wag)が測定される0次に、ステップS2が実行
されることにより、圧力室44内が所定圧まで昇圧され
てその圧力で各感圧素子60から採取された脈波の振幅
が求められるとともに、それら振幅のうちの最大振幅の
脈波が採取された感圧素子60が最適感圧素子60aと
して決定される。続くステップS3においては、ステッ
プS2にて決定された最適感圧素子60aが配列方向の
略中央に位置するか否かが判断される。この判断が肯定
された場合にはステップS5が実行されるが、否定され
た場合にはステップS4が実行されることにより、圧力
室44内が排圧されるとともに予め定められたアルゴリ
ズムに従って最適感圧素子60aが配列方向の略中央に
位置するように脈波センサ42が動脈54と略直交する
方向において駆動された後、ステップ32以下が再び実
行される。
上記ステップS5においては、圧力室44内が一旦排圧
された後その圧力室44内の一定速度での昇圧が開始さ
れる。次に、ステップS6が実行されて、圧力室44内
が昇圧中であることを示すためにフラグF+の内容が「
1」とされるとともに、ステップS7が実行されること
により、斯かる昇圧中において各感圧素子60から脈波
信号SMが採取されてRAM28の予め定められた記憶
領域に並列的にそれぞれ記憶される。続くステップS8
においては、ステップS7にて今回採取された脈波信号
SMの大きさが前記3つのグループ毎に合計されて、脈
波信号SMの各グループ毎の合計値とステップS7にて
前回採取された脈波信号SMの各グループ毎の合計値と
の差diffが各グループ毎に算出されるとともに、今
回の脈波信号SMの各グループ毎の合計値と所定の複数
回数(たとえば8回)前にステップS7にて採取された
脈波信号SMの各グループ毎の合計値との差5lope
が各グループ毎に算出される。なお、上記脈波信号SM
のサンプリングは、予め定められた一定時間(たとえば
51N3)毎に行われるようになっている。
次いで、ステップS9が実行されて、フラグF2の内容
が「1」であるか否かが判断される。このフラグF、は
各グループ毎の脈波信号SMの合計値による脈波の下ピ
ークが決定されたか否かを表すものであって、その内容
が「1」であるときに下ピークが決定されたことを示す
、下ピークが未だ決定されていない場合にはステップS
10が実行されることにより、下ピークの検出を開始し
てもよい状態であるか否かが判断される。この判断は、
たとえば、ステップS8にて算出された差5lapeが
連続して8回以上負であるか否かに基づいて行われる。
ステップS10の判断が否定された場合にはステップ3
7以下が繰り返し実行されるが、ステップSlOの判断
が肯定された場合にはステップ311の下ピーク決定ル
ーチンが実行される。なお、上記ステップSIOは、そ
の判断が一旦肯定されると下ピークが決定されるまでの
間肯定されるように構成されている。
この下ピーク決定ルーチンにおいては、たとえば第6図
に示すように、まず、ステップSAIが実行されて前記
差difLが正であるか否かが判断される。差diff
が未だ負であってステップSAIの判断が否定された場
合には、前記ステップ37以下が繰り返し実行されるが
、ステップSAIの判断が肯定された場合には続くステ
ップSA2が実行されて、カウンタC7の計数内容が「
0」であるか否かが判断される。このカウンタC7はス
テップSA1において差diffが正であると判断され
た回数を計数するためのものである。ステップSA1の
判断が初めて肯定されたときにはカウンタC8の計数内
容は「0」であるためステップSA2の判断は肯定され
て続くステップSA3が実行されることにより、差di
ffが負から正になったときの前回のサイクルでサンプ
リングされた脈波信号SM(各グループ毎の合計値)が
前記脈波の下ピークの候補として決定される。次に、ス
テップSA4が実行されてカウンタCIの計数内容に「
1」が加えられた後、ステップSA5が実行されてカウ
ンタC8の計数内容がたとえば「5」に達したか否か、
すなわち差diffが連続して5回以上正となったか否
かが判断される。ステップSA5の判断が否定された場
合には前記ステップ57以下が繰り返し実行されるが、
肯定された場合には、ステップSA6が実行されてステ
ップSλ3にて決定された下ピーク候補が下ピークとし
て確定される0次いで、ステップSATが実行されるこ
とにより、下ピークの検出を開始できる状態になってか
ら実際の下ピークまでの間に求められた前記差5lop
e  (負の値)の最小値の絶対値がm1nslope
として決定されるとともに、ステップSA8が実行され
てカウンタC3がクリアされる。なお、カウンタC1の
計数が開始された後においては、ステップSA2の判断
は肯定されるためステップSA2に続いてステップSA
4が実行されることとなる。
上記下ピーク決定ルーチンが終了すると、続くステップ
312が実行されて前記フラグF+の内容が「1」とさ
れた後、前記ステップ57以下が実行される。このとき
にはステップS9の判断は肯定されるため、ステップ3
13が実行されてフラグF、の内容がrlJであるか否
かが判断される。このフラグF、は前記脈波の上ピーク
の候補が決定されたか否かを表すものであって、その内
容がrl、であるときに上ピーク候補が決定されたこと
を示す、上ピーク候補が未だ決定されていない場合には
続くステップ314の上ピーク候補決定ルーチンが実行
される。
この上ピーク候補決定ルーチンにおいては、たとえば第
7図に示すように、まず、ステップSBlが実行されて
前記差diffが正から負になったか否かが判断される
。差diffが未だ正である場合には前記ステップS7
以下が繰り返し実行されるが、差diffが負になった
場合には続くステップSB2が実行されることにより、
差diffが正から負になったときの前回のサイクルで
サンプリングされた脈波信号SM(各グループの合計値
)が前記脈波の上ピークの候補として決定される。この
上ピーク候補の値をmaxvとする。次に、ステップS
B3が実行されることにより、下ピークが検出されてか
ら上ピーク候補が決定されるまでの間に求められた前記
差5lope  (正の値)の最大値がa+axslo
peとして決定されるとともに、ステップSB4が実行
されることにより、1つの前記脈波の検出が開始されて
から上ピーク候補が決定されるまでの時間t、下ピーク
の検出が開始されてから上ピーク候補が決定されるまで
の時間L’、下ピークから上ピーク候補決定までの時間
datがそれぞれ求められる。これら時間t、t、、d
atの一例を第9図に示す。
次いで、ステップSB5が実行されることにより、ステ
ップSB4にて今回求められた時間tが予め定められた
時間tw!□より大きいか否かが判断される。この時間
t。t、14は、たとえば、後述のステップ515で前
回上ピークが確定されたときの前記時間t、に415を
乗じた値とされ且つ初期値はOとされる。ステップSB
5の判断が肯定された場合にはステップSB6が実行さ
れるが、否定された場合にはステップSB7が実行され
る。
ステップSB6においては、ステップSB3にて今回決
定されたvIlaxsIopeが予め定められた時間(
mい/2)より大きいか否かが判断され、ステップSB
7においては、maxslopeが予め定められた時間
mthより大きいか否かが判断される。この時間mいは
、たとえば、前回上ピークが確定されたときのmaxs
lopeに7/10を乗じた値とされ且つ初期値は0と
される。ステップSB6.ステップSB7の判断が肯定
された場合には、ステップSB8がそれぞれ実行される
。このステップSB8においては、ステップSB3にて
今回決定されたmaxslopeが前記下ピーク決定ル
ーチンのステップSATにて今回決定されたs+1ns
lopeよりも大きいか否かが判断される。ステップS
B8の判断が肯定された場合にはステップSB9が実行
されることにより、ステップSB4にて今回求められた
時間datが予め定められた一定時間(たとえば30躯
)より大きく且つ予め定められた時間mdsより小さい
か否かが判断される。この時間oddsは、たとえば、
前回上ピークが確定されたときの前記時間t、に1/2
を乗じた値であって500〜2001sの時間とされ且
つ初期値は500m5とされる。
ステップSB9の判断が肯定された場合にはステップ5
BIOが実行されて、ステップSB4にて今回求められ
た時間t、が予め定められた一定時間(たとえば200
+ms)より大きく且つ時間datがその時間t、の1
/2より小さいか否かが判断される。このようにしてス
テップSB6あるいはステップSB7、およびステップ
SB8乃至ステップ5BIOの判断が全て肯定されると
、ステップ5BIIが実行されて上ピーク候補が決定さ
れたことを示すために前記フラグF3の内容が「1」と
された後、前記ステップ37以下が実行される。このと
きには前記ステップ313の判断は肯定されるため、ス
テップS15の上ピーク確定ルーチンが実行される。
上記ステップSB6乃至ステップ5BIOの何れか一つ
の判断が否定され大場合には、第9図に示すように、前
記ステップSB2にて今回決定された上ピーク候補は脈
波の第2番目の上ピーク(以下、第2上ピークという)
であり且つその第2上ピークに先立って前記ステップS
11にて今回決定された下ピークはノツチであることを
示すので、ステップ5B12が実行されて前記フラグF
2がクリアされた後前記ステップS7以下が実行される
ことにより、下ピークの検出からやり直されることとな
る。すなわち、上記ステップSB5乃至ステップ5BI
Oは、脈波のノツチを下ピークとして第2上ピークを第
1番目の上ピーク(以下、第1上ピークという)として
それぞれ誤認するのを防止するために設けられたもので
ある。ここで、上記ステップSB6乃至ステップSB8
は前記差5lopeの最大値a+axslopeに基づ
いて判断されているため、ステップSB5乃至ステップ
SB8が本実施例の第1上ピーク判断手段に対応し且つ
差5lopeが本実施例の差に相当する。そして、この
差5lopeを算出するために設けられた前記ステップ
S8が本実施例の差算出手段に対応する。
上記上ピーク確定ルーチンにおいては、たとえば第8図
に示すように、まずステップSCIが実行されて前記差
diffが負または零であるか否かが判断される。この
判断が肯定された場合にはステップSC2が実行されて
今回サンプリングされた脈波信号SMの値newvが前
記上ピーク候補の値maXνより小さいか否かが判断さ
れる。ステップSC2の判断が肯定された場合にはステ
ップSC3が実行されてカウンタC1の計数内容に「1
」が加えられる。このカウンタC1はステップSCIお
よびステップSC2が共に肯定された連続回数を計数す
るものである。次に、ステップSC4が実行されてカウ
ンタC1の計数内容が「5」に達したか否かが判断され
、未だ達しない場合には前記ステップ37以下が繰り返
し実行される。このとき、ステップSCIおよびステッ
プSC2の何れかの判断が否定された場合にはステップ
SC5が実行されて前記フラグF、およびカウンタC3
がそれぞれクリアされた後ステップ37以下が実行され
ることにより、上ピーク候補が再決定される。
上記ステップSC4の判断が肯定された場合にはステッ
プSC6が実行されることにより、下ピークの検出が開
始されてからこの時点までの間において、感圧素子60
の全グループについて前記差5lopeが正または零の
サンプリング回数upcが負のサンプリング回数dwc
より少ないか否かが判断される。この判断が肯定された
場合には、各グループにおける脈波の位相が全グループ
共に反転していないことを示しているため、ステップS
C7が実行されることにより、前記上ピーク候補決定ル
ーチンで決定された上ピーク候補が上ピークとして確定
される。次に、ステップSC8が実行されてカウンタC
sがクリアされるとともに、ステップSC9が実行され
て次の脈波検出時において用いられるパラメータとして
の前記時間L wind+mtb、 adsがそれぞれ
設定された後ステップ316が実行される。
一方、ステップSC6の判断が否定された場合には、ス
テップ5CIOが実行されることにより、感圧素子60
の全グループについて前記サンプリング回数upcが前
記サンプリング回数dhcより多いか否かが判断される
。この判断が否定された場合には、3グループのうちの
何れか1つ又は2つのグループについては、前記サンプ
リング回数upCが前記サンプリング回数dwcより少
なく脈波の位相が反転していないため、ステップ5C1
1が実行されることにより、その位相が反転していない
脈波に基づいて前記時間t。inn、 mい、 ads
がそれぞれ設定されるが、ステップ5CIOの判断が肯
定された場合には、全グループについて脈波の位相が反
転しており異常脈波と判定されてステップ5C12が実
行されることにより、それら時間Lwa□+ mth、
 ldsがそれぞれ初期化される。
そして、上記のように位相が反転した脈波が検出された
ということは、被検者の体動等により脈波センサ42お
よび動脈54の相対位置が動脈54と交差する方向にお
いて比較的大きくずれて脈波センサ42の感圧素子60
配列方向における一端部が図示しない撓骨や股等の直上
部に位置させられたことを表すと推定されるため、ステ
ップ5C11、ステップ5C12に続いてステップ5C
I3が実行されてフラグFt、F、がそれぞれクリアさ
れた後、脈波センサ42を位置決めするところから再起
動すべく前記ステップS4以下が実行される。
ステップS15の上ピーク確定ルーチンが終了すると、
続くステップS16が実行されることにより、ステップ
311およびステップS15でそれぞれ確定された下ピ
ークおよび上ピークの検出時点をタイミングとして、最
適感圧素子60aにより検出された脈波の下ピーク値お
よび上ピーク値が決定され且つ両ピーク値から振幅が算
出される。なお、圧力室44内の昇圧中においては、そ
れら上ピーク値、下ピーク値、および振幅はその時の圧
力室44内の圧力Pを表す圧力信号SPと共にRAM2
8に記憶されるようになっている。
次に、ステップ317が実行されて、最適感圧素子60
aにより検出された脈波が異常であるか否かが判断され
る。この判断は、たとえば、ステップ、316にて決定
された振幅が、被検者および圧力室44内の圧力Pに応
じて予め定められた値より大きいか否かに基づいて行わ
れる。最適感圧素子60aにより検出された脈波が異常
でない場合には、ステップ31Bが実行されてフラグF
1の内容が「1」であるか否か、すなわち圧力室44の
昇圧中であるか否かが判断される。昇圧中である場合に
は、ステップS19が実行されて、圧力室44内の圧力
Pが予め定められた一定圧Paに達したか否かが判断さ
れる。未だ一定圧Paに達しない場合には、ステップS
20が実行されてフラグFz、Fiがそれぞれクリアさ
れた後ステップ37以下が繰り返し実行されるが、一定
圧Paに達した場合には、ステップS21が実行される
ことにより、たとえば、圧力室44の昇圧過程で最適感
圧素子60aにより逐次検出された脈波の下ピーク値お
よび振幅の圧力Pの変化に伴う変化に基づいて脈波セン
サ42の最適押圧力に対応する圧力室44の圧力P0が
決定され、かつその最適押圧力にホールドされる。次に
、ステップS22が実行されることにより、カフ10に
より測定された最高血圧値および最低血圧値と前記最適
押圧力において最適感圧素子60aにより検出された脈
波の上ピーク値および下ピーク値とに基づいて、血圧値
と脈波信号SMの大きさとの関係が決定されるとともに
、ステップS23.t5よびステップ520においてフ
ラグF+ 、Fz 、Fsがそれぞれクリアされた後、
前記ステップ37以下が実行される。このときにはステ
ップS18の判断は否定されるため、ステップ324が
実行されることにより、ステップ316にて今回決定さ
れた最適感圧素子60aによる脈波の上ピーク値および
下ピーク値に基づいて、ステップS22にて決定された
関係から最高血圧値および最低血圧値がそれぞれ決定さ
れるとともに、その決定された血圧値が車圧表示器64
に表示される0次いで、前記ステップ320が実行され
た後前記ステップ37以下が繰り返し実行されることに
より血圧値が逐次モニタされることとなる。
一方、前記最適押圧力を決定するために圧力室44を昇
圧している際あるいは血圧モニタ中において、前記ステ
ップS17にて最適感圧素子60aにより検出された脈
波が異常であると判断された場合には、ステップS25
が実行されることにより、その異常の脈波が検出された
ときの感圧素子60の各グループ毎の脈波信号SMの合
計値による脈波の振幅がそれぞれ求められて、その最大
振幅を有する脈波が採取されたグループが決定される0
次に、ステップ326が実行されることにより、ステッ
プS25にて決定された最大振幅グループに属する各感
圧素子60により採取された脈波の上ピーク値および下
ピーク値が前記のタイミングでそれぞれ決定されてそれ
らピーク値から振幅が求められるとともに、ステップ3
27が実行されることにより、ステップS26にて求め
られた振幅のうち最大の振幅を有する脈波が採取された
感圧素子60が新たな最適感圧素子60aとして決定さ
れる0次のステップ328においては、フラグF、の内
容がrlJであるか否か、すなわち圧力室44内の昇圧
中であるか否かが判断される。圧力室44内が昇圧中で
なく前記圧力P0にホールドされて血圧モニタ中である
場合には、ステップ329が実行されることにより、前
記新たな最適感圧素子60aにより検出された脈波の上
ピーク値および下ピーク値と前記カフ10により測定さ
れた最高血圧値および最低血圧値とに基づいて、ステッ
プ322にて決定された関係が更新されるとともに、前
記ステップS20が実行された後前記ステップ37以下
が実行される。一方、圧力室44内が昇圧中である場合
には、ステップ330が実行されることにより、ステッ
プ316で今回決定されて記憶された上ピーク値、下ピ
ーク値、および振幅がステップ326にて決定された新
たな最適感圧素子60aによる上ピーク値。
下ピーク値、および*eiにそれぞれ置換されるととも
に、ステップS20が実行された後ステップ37以下が
実行される。
このように本実施例によれば、上ピーク候補決定ルーチ
ンのステップSB5乃至ステップ5BIOにおいて、下
ピーク決定ルーチンにて確定された下ピークおよび上ピ
ーク候補決定ルーチンにて決定された上ピーク候補が脈
波の検出すべき下ピークおよび上ピークであるか否か、
すなわち下ピークがノツチによるものでなく且つ上ピー
クが第1上ピークであるか否かが判断され、確定された
下ピークがノツチであり且つ決定された上ピーク候補が
そのノツチに続く第2上ピークである場合にはそれらノ
ツチおよび第2上ピークを脈波の検出すべき下ピークお
よび上ピークとして採用することなく、下ピークの決定
からやり直されるので、脈波の第2上ピークを第1上ピ
ークとして誤認したりノツチを下ピークとして誤認した
りするのを好適に防止することができる。この場合にお
いて、通常はステップSB6乃至ステップSB8にてノ
ツチおよび第2上ピークを殆ど排除し得る一方、所謂パ
ルサルパテスト等の影響で脈波の第2上ピークが大きく
なった場合には、前記時間datが通常増大するため、
たとえステップSB6乃至ステップSB8でノツチおよ
び第2上ピークを排除できなくてもステップSB9ある
いはステップ5B10において好適に排除し得る。これ
により、感圧素子60の各グループ毎の脈波信号SMの
合計値による脈波の上ピークおよび下ピークを正確に決
定することができ、ひいては、最適感圧素子60aによ
り検出された脈波の上ピークおよび下ピークを正確に決
定し得るため、最適押圧力の決定および血圧モニタを一
層精度良く為し得る。
また、本実施例によれば、血圧モニタ中において最適感
圧素子60aから検出された脈波が異常であると判定さ
れた場合には、その異常の脈波が表す脈波信号SMと同
時にRAM28に各感圧素子60毎に記憶された脈波信
号SMが表す脈波のうち最大振幅の脈波が採取された感
圧素子60が新たな最適感圧素子60aとして決定され
るので、最適感圧素子60aから異常の脈波が検出され
た後に各感圧素子60から採取された脈波信号SMが表
す脈波の振幅に基づいて最適感圧素子60aを切り換え
る場合に比べて、最適感圧素子60aを一層迅速に切り
換えることができて血圧モニタが一層迅速に再開される
こととなる。
また、本実施例によれば、最適押圧力を決定するための
圧力室44内の昇圧中においても、最適感圧素子60a
から検出された脈波が異常であると判定された場合には
、血圧モニタ中の場合と同様にその異常の脈波データと
同時にRAM28に各感圧素子60毎に記憶された脈波
データに基づいて最適感圧素子60aが迅速に切り換え
られるとともに、その異常の脈波データと同時にRAM
28に記憶された前記新たな最適感圧素子60aによる
脈波データが前記異常の脈波データに替えて使用される
ため、最適感圧素子60aの切換え時に圧力室44内の
昇圧を停止させなくても圧力室44内の連続した昇圧中
において全脈波を好適に採取することができる。これに
より、圧力室44内の昇圧中における最適感圧素子60
aの切換えによって最適押圧力の決定に要する時間が増
大させられるのを防止することができる。
また、本実施例によれば、異常の脈波が検出されたとき
には、各グループ毎の脈波信号SMの合計値による脈波
の振幅が最大のグループが求められた後そのグループ内
の個々の感圧素子60による脈波の振幅が求められてそ
の振幅の最大のものが最適感圧素子60aとして決定さ
れるように構成されているため、全感圧素子60につい
て脈波の振幅を一々求める場合に比べて、新たな最適感
圧素子60aを一層迅速に決定し得る。
また、本実施例によれば、上ピーク確定ルーチンにおい
て脈波の位相が反転しているときには脈波センサ42を
位置決めするところから再起動させられるので、その上
ピーク確定ルーチンの終了後に実行されるステップ31
7の最適感圧素子60aによる脈波の異常の有無の判断
時においては、最適感圧素子60aは配列方向の略中央
に位置していることとなる。これにより、最適感圧素子
60aにより異常の脈波が検出されて新たな最適感圧素
子60aに切り換えられた場合には、通常、その新たな
最適感圧素子60aも配列方向の略中央に位置するため
、新たな最適感圧素子60aにより好適な脈波を検出す
ることができる。
また、各感圧素子60から脈波信号SMを並列的に採り
込んで記憶し且つ最適感圧素子60aから検出された脈
波信号SMだけについて前記ステップS8乃至ステップ
315を実行して最適感圧素子60aによる脈波自身で
その上ピークおよび下ピークを決定するように構成した
場合において、最適感圧素子60aによる異常の脈波の
振幅が略零であって上ピークおよび下ピークを決定し得
ない場合には、新たな最適感圧素子60aを決定するに
際して各感圧素子60による脈波の上ピークおよび下ピ
ークを決定するためのタイミングが決まらず最適感圧素
子60aを切り換えることができなくなるが、本実施例
によれば、各感圧素子60からの脈波信号SMの各グル
ープ毎の合計値による脈波についてそれぞれ決定された
上ピークおよび下ピークの検出時点をタイミングとして
、最適感圧素子60aにより検出された脈波の上ピーク
および下ピークが決定され且つ最適感圧素子60aを切
り換える際の各感圧素子60による脈波の上ピークおよ
び下ピークが決定されるので、異常の脈波の振幅が略零
であっても最適感圧素子60aを確実に切り換えること
ができる。
また、本実施例によれば、今回サンプリングされた脈波
信号SMの大きさ(各グループ毎の合計111)と前回
サンプリングされた脈波信号SMの大きさとの差dif
fの符号が変わったことに基づいて脈波の上ピークおよ
び下ピークが決定されるので、その脈波に低周波のノイ
ズが混入してもその影響を受は難い利点がある。
なお、前述の実施例では、上ピーク候補決定ルーチンの
ステップSB6乃至ステップSB8においては、下ピー
クが検出されてから上ピーク候補が決定されるまでの間
に求められた差5lopeの最大値s+axslope
が予め定められた値より大きいか否かに基づいて上ピー
クが第1上ピークであるか否かが判断されているが、必
ずしもその必要はなく、たとえば、前記差5lopeの
各データの平均値が予め定められた値より大きいか否か
に基づいて判断することも可能である。
また、前述の実施例では、前記ステップSB6乃至ステ
ップSB8においては、今回サンプリングされた脈波信
号SMの大きさとたとえば8回前(たとえば40w前)
にサンプリングされた脈波信号SMの大きさとの差5l
opeの最大値maxslopeが予め定められた値よ
り大きいか否かに基づいて上ピークが第1上ピークであ
るか否かが判断されているが、たとえばサンプリング周
期が比較的長い場合には、今回サンプリングされた脈波
信号SMの大きさと前回サンプリングされた脈波信号S
Mの大きさとの前記差diffに基づいて判断すること
も可能である。
また、前述の実施例の上ピーク候補決定ルーチンにおい
て、ステップSB9およびステップ5BlOが設けられ
ていなくても、ステップSB5乃至ステップSB7とス
テップSB8との少なくとも一方が設けられておれば本
発明の一応の効果を得ることが可能である。
また、前述の実施例では、多数の感圧素子60が3つの
グループに区分されており、その3つのグループ毎の脈
波信号SMの合計値による脈波について上ピークおよび
下ピークがそれぞれ決定されているが、必ずしもその必
要はなく、たとえば、3つ以外のグループに区分しても
よいし、グループに区分することなく全感圧素子60に
ついて上ピークおよび下ピークをそれぞれ決定するよう
にしてもよく、さらには、感圧素子60が1個だけであ
る場合においても本発明を適用し得る。
また、前述の実施例において、最適感圧素子60aによ
り異常の脈波が検出されたときには、その最適感圧素子
60a自身についての故障等が考えられるため、新たな
最適感圧素子60aに切り換えるのに加えてプローブ3
3を検査する必要があること等を知らせるために所定の
表示をしたり或いは音を出力するようにしてもよい。
また、前述の実施例では、各グループ毎の脈波の位相が
少なくとも一つのグループにおいて反転しているときに
脈波センサ42を位置決めするところから再起動させら
れるように構成されているとともに、それら脈波の位相
の反転が無く且つ最適感圧素子60aによる脈波が異常
であるときに最適感圧素子60aが切り換えられるよう
に構成されているが、必ずしもそのように構成する必要
てなく、たとえば、最適感圧素子60aによる脈波が異
常であるときに新たに決定された最適感圧素子60aが
配列方向の略中夫に位置しない場合に脈波センサ42を
位置決めすべく再起動させるようにしてもよい。
また、前述の実施例では、本発明の心拍同期波検出装置
の一例である脈波検出装置を備えた血圧モニタ装置につ
いて説明したが、脈波検出装置により検出した脈波に基
づいて心臓の活動状態を検査するように構成された装置
であってもよいし、光電脈波計等の心拍同期波検出装置
においても本発明を適用し得る。
その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種
々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図である。第2図は本発明の脈波
検出装置を備えた血圧モニタ装置の構成を示す図である
。第3図は第2図の血圧モニタ装置の脈波検出装置用プ
ローブの装着状態を示す図であって、一部を切り欠いて
示す図である。第4図は第3図の脈波検出装置用プロー
ブを手首側から見た図である。第5図(a)および第5
図(b)は第2図の血圧モニタ装置の作動を説明するた
めのフローチャートである。第6図は第5図(a)の下
ピーク決定ルーチンを示すフローチャートである。第7
図は第5図(a)の上ピーク候補決定ルーチンを示すフ
ローチャートである。第8図は第5図(a)の上ピーク
確定ルーチンを示すフローチャートである。 第9図は感圧素子の各グループ毎の脈波信号の合計値に
よる脈波の一例を示す図である。 33ニブローブ SM:脈波信号(心拍同期波信号) ステップS8; (差算出手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 生体から発生する心拍同期波を表す心拍同期波信号を逐
    次出力するプローブを備え、該プローブから逐次出力さ
    れる心拍同期波信号に基づいて該心拍同期波の下ピーク
    を決定した後に上ピークを決定する形式の心拍同期波検
    出装置であって、前記プローブから採取された心拍同期
    波信号の大きさと所定時間前に採取された心拍同期波信
    号の大きさとの差を逐次算出する差算出手段と、前記下
    ピークが決定されてから前記上ピークが決定されるまで
    の間に前記差算出手段により算出された差に基づいて、
    該上ピークが前記心拍同期波の第1番目の上ピークであ
    るか否かを判断する第1上ピーク判断手段と を含むことを特徴とする心拍同期波検出装置。
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