JPH037732A - ポリベンゾオキサゾール,ポリベンゾチアゾールおよびポリベンゾイミダゾール成分を含む熱可塑性組成物ならびに造形品製造法 - Google Patents

ポリベンゾオキサゾール,ポリベンゾチアゾールおよびポリベンゾイミダゾール成分を含む熱可塑性組成物ならびに造形品製造法

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JPH037732A
JPH037732A JP2069919A JP6991990A JPH037732A JP H037732 A JPH037732 A JP H037732A JP 2069919 A JP2069919 A JP 2069919A JP 6991990 A JP6991990 A JP 6991990A JP H037732 A JPH037732 A JP H037732A
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pbz
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polymer
block
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William J Harris
ジェイ.ハリス ウィリアム
Zenon Lysenko
ゼノン リセンコ
Wen-Fang Hwang
ウェン―ファン ホワン
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    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/22Polybenzoxazoles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G75/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen, or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G75/32Polythiazoles; Polythiadiazoles

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はPBXポリマーとしても知られるPBZポリマ
ー(下記の定義参照)およびそれらポリマーのブロック
を含むポリマー組成物に関する。
〔従来の技術〕
PBZポリマー、すなわちポリベンゾオキサゾール、ポ
リベンゾチアゾールおよびポリベンゾイミダゾール並び
にこれらの合成法は次のような参考文献に詳しく記載さ
れている。5ybertら、(1988年9月20日)
  HWolfeら、Li uid Cr 5tal−
1ine  Pol  mer  Com ositi
ons  Process  and  Pr。
ducts、米国特許4,703,103 (1987
年10月27日);Wolfeら、Li uid Cr
 5talline Pol mer 以l凹lヒti
ons  Process and Products
、米国特許4,533,692(1985年8月6日)
  HWolfeら、Li uid Cr 5tal−
1ine Pol  (2+  6−Benzothi
azol)Com ositions。
Process and Products、米国特許
4,533,724(1985年8月6日)  j  
Wolfeら、Li uid Cr 5tal−1in
e  Pol  mer  Com  osition
s  Process  and  Products
米国特許4,533,693 (1985年8月6日)
 ; Evers。
米国特許4,359,567 (1982年11月16
日)HTsaiら、Method  for  Mak
in  Heteroc  clic  Block 
 Co  olmar、米国特許4,578,432 
(1986年4月25日)および11 Ency、Po
1y、Sci、& Eng+ Pol benzoth
iazolesand  ol  benzoxazo
les+  601(J、Wiley & 5ons 
 1988)“′硬質ロッド°’ PBZポリマーは、
強い引張り強さ、高い引張弾性率および高い熱安定性を
特徴とする。硬質ロッドPBZポリマーは、本質的な硬
質ロッドあるいは分節した硬質ロッドのいずれかである
。本質的な硬質ロッドはポリマー分子が本質的に直線で
あり、分節した硬質ロッドは少数(9) (10) の非線状モノマー単位により結合した2つかそれ以上の
本質的線状ポリマー成分を含んでなる。
硬質ロッドPBZポリマーを有用な製品に加工すること
は難かしい。このポリマーにはこれらが安定な温度では
ガラス転移温度が存在しない。このポリマーは通常鉱酸
に溶解し、液晶組成物を形成する。次いで液晶組成物は
、ファイバーを形成するように紡糸されるかあるいはフ
ィルムを形成するように加工される。ファイバーはエポ
キシ樹脂のように熱硬化性母材内で強化剤として作用し
、強く軽い製品を形成することができる。
加工性を改良するために、硬質ロッドPBZポリマーを
以下の文献に開示されているようにして、柔軟なポリマ
ーを含む分子複合材料に混入することができる。 Fl
wangら、”5olution Processin
gand Properties of Mo1ecu
lar Composite Fibersand F
ilms、” 23 Pol mer En 、 & 
Sci、784(1983);Hwangら、”Pha
se Re1ationships of R4gid
 RodPolymer/Flexible Co11
 Polymer/5olventTernary S
ystems+” 23 Pol mer En 、 
& Sci。
789(1983)  iおよびHwangら、“Co
mpositions ona Mo1ecular 
Level : phase Re1ationshi
ps+Processing and Propert
ies、″ B22 J、Macromol。
ジ土ユ釉ヱ叙231 (1983)。
PBZポリマーは、熱可塑性ポリマーや柔軟なポリマー
との適合性が低いため、特に熱可塑性ポリマーのガラス
転移点以上に熱したような場合には、このような組成物
はしばしば相間分離を起こし、強さ、透明度あるいは他
の望ましい特性を失う。PBZポリマーの適合性を改良
するため、以下の文献に開示されているようにして、P
BZポリマーの非熱可塑性である柔軟なコイルの変化物
であるAB−PBO,−PBTもしくは−PBIポリマ
ーとともにブロックコポリマーに形成した。Tsai、
 Methodfor Makin Heteroc 
clic Block Co ol mer、米国特許
4,544.713 (1985年10月1日)  H
Gordonら、”5ynthesis ancl C
haracterization of Segmen
tedBlock Copolybenzimidaz
oles Containing RigidRod 
and Flexible Co11 Segment
s、” 28(2) Po上Lmer Pre rin
ts 308(1987) ; Gordonら”Tt
+ermally(11) (12) Stable Block Copolymers+”
 26(1) 爲壮μ咀しヱre−月1徂但146(1
985) ; Tsaiら“旧gh Strength
 Modulus^BA Block Copolym
ers、” 26(1)Pol  mer Pre r
ints144(1985)  HKrauseら”M
orphology and MechanicalP
roperties  of  a  Phase−s
eparated  and a Molecular
Composite 30% BET/70% ^BP
BI Triblock Cop。
lymer、” 29 b刀l虹195(198B) 
; Evers、  ’GraftCopolymer
s of Rodlike Po1y(p−pheny
lene−benz。
bisimidazole)、”  29(1)Pol
  aver Pre rints  244(198
8) iおよびGordonら、”Thermally
 5tableBlock Copolymers、”
  27(1)  Pol  mer Pre rin
ts3101986)。しかしながら、硬質ロッドPB
Zポリマーをふくむ熱可塑性組成物を相間分離を起こさ
ずに、そのガラス転移温度まで熱することができたとい
う報告はまだみられない。
〔発明が解決しようとする課題〕
熱可塑性であり、たとえ加熱し、それらのガラス転移温
度まで加熱しおよび成形した後でさえも実質的な相間分
離を起こさない、硬質ロッドPBZ成分を含む新しい合
成物を提供することが望まれている。
〔課題を解決するための手段] 本発明の第一の態様は、以下のものを含む、実質的に相
間分離を起こさないブロックコポリマーである。
(1)モノマー単位を少なくとも10個含む硬質ロッド
PBZブロック;および (2)モノマー単位を多数含む熱可塑性PBZブロック
この実質的に相間分離を起こさないブロックコポリマー
は、ガラス転移温度がその分解温度より低く、実質的な
相間分離を起こさずそのガラス転移温度まで熱すること
ができる。
本発明の第2の態様は、以下のものを含むドープ組成物
である。
(1)鉱酸;および (2)以下のものを含むブロックコポリマー=(a)モ
ノマー単位を少なくとも10個含む硬質(13) (14) ロッドPBZブロック;および (b)モノマー単位を多数含む熱可塑性PBZブロック
、 このドープ組成物は光学的に等方性の相に存在する。
本発明の第3の態様は、本発明のブロックコポリマーを
含む、実質的に相間不分離である、ポリマー組成物であ
る。
本発明の第4の態様は、以下のような工程を含む、造形
品を形成する方法である。
(1)本発明のブロックコポリマーあるいはポリマー組
成物を、それらが可塑性である温度に加熱すること;お
よび (2)前記のブロックコポリマーもしくは組成物をそれ
が可塑性である温度にある間に造形品へ形成すること。
本発明の第5の態様は、本発明のブロックコポリマーあ
るいはポリマー組成物を含む、造形品である。ここで造
形菌中のポリマーは実質的に相間分離を起こしていない
本発明のドープは、ポリマー非溶剤を用いた鉱酸での希
釈および/あるいは加水分解により凝固し、好ましくは
ファイバーやフィルムのような造形品の形態に、本発明
のブロックコポリマーおよびポリマー組成物を形成する
。本発明のブロックコポリマーおよびポリマー組成物を
含むファイバ、フィルムおよびパウダーは、本発明の方
法により造形され、実質的な相間分離を起こしていない
ラミネートのような造形品を形成する。ファイバー、フ
ィルムおよび他の造形品は、強い引張り強さと高い引張
弾性率を有する。ファイバーを、母材複合材料中で強化
剤として用いてもよい。
定−1 以下の用語は、この願書にくり返し用いられるが、他に
明記しない限りは下記に述べるような意味および好まし
い具体例を有する。
1査族囮金、11(Ar)−芳香族環あるいは環状組織
。大きさは、芳香族基が混入した成分との反応を防げる
ほど大きくない限り、問題ではない。各々の芳香族基は
、独立して好ましくは炭素原子を(15) (16) 約18個以下、より好ましくは炭素原子を約12個以下
、最も好ましくは炭素原子を約6個以下含んでなる。各
々は、複素環式化合物であってもよいが、カルボ環式で
あるのが好ましく、ヒドロカルビルであるのがより好ま
しい。芳香族基が複素環式である場合には、ヘテロ原子
は窒素であるのが好ましい。
他に特記しない限り、各々の芳香族基は単一の芳香族環
、縮合環もしくは非縮合環を含んでよい。
これらは、結合によりあるいは重合の条件下でPBZ重
合化試薬に対し不活性である二価の成分により結合した
、芳香族成分を2つかそれ以上含んでいる。適した二価
の成分には、後に述べる二価結合成分(X)と同一のも
のを含む。各々の芳香族基は、単一6員環であることが
好ましい。
各々の芳香族基は、鉱酸中で安定でありPBZモノマー
の重合化を妨害しない置換基を含んでよい。ハロゲン、
アルコキシ成分、了り−ルオキシ成分あるいはアルキル
基が好ましい置換基の例である。置換基が6以下の炭素
原子をもつアルキル基あるいはハ1コゲンのいずれかで
あるのがより好ましい。下記に示すように特別に名称し
た置換基のみを含む各々の芳香族基であることが最も好
ましい。
ヱ[−オキサゾール、チアゾールもしくはイミダゾール
環。窒素原子および酸素、硫黄あるいはもう1つの窒素
原子の両方と結合した炭素原子は、式1に示すように2
位の炭素である。
上式中、Zは一〇−、−5−1もしくは−Nl?−であ
り、Rは、水素、芳香族基あるいは脂肪族基であり、水
素もしくはアルキル基が好ましく、最も好ましいのは水
素である。Rは炭素原子が約6個以下含んでなるのが好
ましく、炭素原子が約4個(17) (18) 以下含んでなるのがより好ましい。炭素原子が約1個以
下含んでなるのが最も好ましい。各々のアゾール環は、
独立してオキサゾールあるいはチアゾールであるのが好
ましく、より好ましいのはオキサゾールである。PBZ
ポリマーにおいて、各々のアゾール環の4位および5位
の炭素は芳香族基と縮合している。
ヱゾニルゑ底底分−「0−アミノ塩基性成分」もしくは
「電子不足炭素基」。これらの用語は後に定義する。
0−アミノ     −以下のものからなる、芳香族基
に結合した成分。
(1)芳香族基に結合した第一級アミン基および (2)前記の第一級アミン基のオルト位にある芳香族基
に結合した第1級もしくは第2級アミン基、ヒドロキシ
ル基またチオール。ヒドロキシル基、チオールもしくは
第1級アミン成分を含んでなるのが好ましく、ヒドロキ
シル基もしくはチオール成分を含んでなるのがより好ま
しく、ヒドロキシル基成分を含んでなるのが最も好まし
い。第2級アミン基は芳香族基あるいは脂肪族基を含ん
でなり、アルキル基を含んでなるのが好ましい。
第2級アミン基は炭素原子を約6個以下含んでなるのが
好ましく、炭素原子を約4個以下含んでなるのがより好
ましい。炭素原子を約1個以下含んでなるのが最も好ま
しい。
1王不足炭素基(Q)−0−アミノ塩基性成分と鉱酸中
で反応し、アゾール環を形成することができる炭素原子
を含む、米国特許4,533,693.24段59行か
ら66行に示されているような基。カルボン酸、酸ハロ
ゲン化物、金属カルボン酸塩、シアノ基およびトリハロ
メチル基が好ましい電子不足炭素基である。電子不足炭
素基中のハロゲンはフッ素、塩素あるいは、臭素である
のが好ましく、塩素であるのがより好ましい。
蓋−醒一硫酸、メタンスルボン酸、トリフルオロメタン
スルホン酸、ポリリン酸およびそれらの混合物のような
、PBZポリマーを溶解することができる非酸化性の液
体酸。これは、その中で溶(19) (20) 解するAB−およびBB−PBZモノマーを実質的に酸
化しないよう十分に非酸化性でなければならない。
鉱酸は、ポリリン酸もしくはメタンスルホン酸と五酸化
リンの混合物のような脱水する酸が好ましい。ポリリン
酸は好ましくは少なくとも70約重量%、より好ましく
は少なくとも75約重量%のP2O。
含量を有する。そして好ましくは多くとも約90重量%
、より好ましくは多くとも約86重量%のPzOs含量
を有する。これら化合物の混合物中のメタンスルホン酸
と五酸化リンの比は、重量比で約20:1以下であり約
5:1以上であることが好ましい。
PBZポリマー−ポリベンゾオキサゾールとポリベンゾ
ビスオキサゾール(PBO) 、ポリベンゾチアゾール
とポリベンゾビスチアゾール(PBT) 、およびポリ
ベンゾイミダゾールとポリベンゾビスイミダゾール(P
BI)の群からのポリマー。ここで適用するために、[
ポリベンゾオキサゾール(PBO) Jなる語は、広く
各々の単位が芳香族基(必ずしもベンゼン環である必要
はない)と結合したオキサゾール環を含むポリマーを意
味する。「ポリベンゾオキサゾール(PBO) Jなる
語は、広くポリ(フェニレン−ベンゾ−ビス−オキサゾ
ール)、および各々の単位が芳香族基と縮合した多数の
オキサゾール環を含んでなる他のポリマーも意味する。
ポリベンゾチアゾール(PBT)とポリヘンシイミダゾ
ール(PBI)の用語についても同様に適用する。
ロッドPBZポ1マー−「木質的な」あるいは「分節し
た」硬質ロッドPBZポリマー。
[本質的な(intrinsic) jと「分節した(
articulated) Jなる語は、以下の文献で
定義づけがなされている。Hwang+ “Proce
ssing+ 5tructure andPrope
rties of Liquid Crystalli
ne PBT PolymerKansai Comm
1ttee of the 5ociety of F
iberScience and Technolog
y、 Japan、 Po5t Symposiumo
n Formation、 5tructure an
d Properties ofH4gh Modul
us and High Tenacity Fibe
rs 23−26(1985年8月26日)  HEv
ersら、”Articulated八1l−Para
  へolymers  with  2+  6−B
enzobisoxazole2+6−Benzobi
sthiazole、 and 2+ 6−Benzo
bisimidazole Units in the
 Backbone、” 14 Macromolec
ules(21) (22) 925(1981)  i Evers、  ”The
rmooxidatively 5tableArti
culated  Benzobisoxazole 
 and  Benzobisthiazole Po
lymers、” 24 J、Po1y、Sci、Pa
rt A 1863(1986)およびEversら、
、 Articulated Para4 、229 
、566 (1980年10月21日)。
本質的な硬質ロッドポリマーは、本質的に直線であり、
輪郭の長さに匹敵する永続的長さを有する。分節した硬
質ロッドポリマーは、比較的少数の非直線成分により結
合した、多数の本質的な直線成分を含む。本発明で用い
た硬質ロッドPBZポリマーは、本質的な硬質ロッドポ
リマーであることが好ましい。分節している場合では、
平均して各々9個の本質的な直線モノマー単位に対し約
1個以下の非直線モノマー単位を含んでなるのが好まし
い。
口・・ドPBZポリマー 本研究のブロックコポリマーは、硬質ロッドPBZポリ
マー(既に定義した)のブロックを含む。PBZポリマ
ーの化学構造および合成法は、次の文献に詳しく述べら
れている。
米国特許4,772.678 i  4,703,10
3 ; 4,533.692 ;4.533,724;
 4,533.693; 4,359,567、および
4.578,432゜ より好ましい合成法は米国特許4,533,693に記
載されている。
各々の硬質ロッドPBZブロックは、数平均して少なく
とも約10個の本質的に直線であるモノマー単位を含む
。各々の直線モノマー単位は次のものを含んでなるのが
好ましい。
(1)第1の芳香族基(Ar ’ )。これは単一環あ
るいは縮合環である。
(2)第1のアゾール環。これは第一の芳香族基と縮合
している。
(3)第2のアゾール環。これは第1の芳香族基と次の
ように縮合している。第2のアゾール環と第1の芳香族
基に共有された各々の炭素原子が、第1のアゾール環と
第1の芳香族に共有された炭素原子のパラ位にある。す
なわち、第1のアゾ−(23) (24) ル環が単一環において1位と2位で縮合し、第2のアゾ
ール環が4位と5位で縮合している、もしくは第1のア
ゾール環が2つの縮合環系において2位と3位で縮合し
、第2のアゾール環が6位と7位で縮合している。など
。;そして (4)第2のアゾール環の2位の炭素に単結合で結合し
た第2の芳香族基(Ar2)。
モノマー単位は、ひとつのモノマー単位の第2の芳香族
基(Ar Z )から、近接したモノマー単位の第1の
アゾール環の2位の炭素に単結合で結合しているのが好
ましい。第2の芳香族基への2つの結合は、互いにパラ
位に位置しなければならない。
第2の芳香族基(Ar”)は、既に述べたように、2価
の成分により結合した、2つの非縮合環を含まなくても
よい。
既に特記した姿のを除いて、第1と第2の芳香族には定
義があり、芳香族基は既に与えた具体例が好ましい。第
1の芳香族基(Ar’)は、1.2゜4.5−フェニレ
ン成分であることが最も好ましい。第2の芳香族基(A
r”)は、1.4−フェニレン族もしくは4.4′−ビ
フェニレン族であることが非常に好ましく、1.4−フ
ェニレン族であることが最も好ましい。
硬質ロソドブI:)ツク中のモノマー単位は、次式を有
するのが好ましい。
上式中: (1) Ar’ は、既に述べたような第1の芳香族で
ある; (2)Ar2は、既に述べたような第2の芳香族である
:そして (3)各々のZは、独立にアゾール環の記述のところで
既に示した意味を有する。
(ここで窒素原子とzHば、式6のように特に指定され
ていない位置で芳香族基と結合しているように表されて
いるが、これは次のように解釈する(25) (2G) ものとする: (1)アゾール環中の窒素原子およびZ基は、互いにオ
ルト位において第1の芳香族中の炭素原子に結合してい
る;そして (2)異なるアゾール環の窒素原子とZ基は、互いにシ
ス位あるいはトランス位に存在してもよい。シス(ci
s−)およびトランス(trans−)という用語は1
1 Ency、Po1y Sci、 & Eng、、 
拙…、 602に定義しである。
PBZポリマー製法で用いたモノマーの0−アミノ塩基
性成分中のアミン基およびZ基についても同様に解釈す
るものとする。) 第一の芳香族環(Ar’)は、式3(a)〜(g)のひ
とつあるいはそれについての置換体、もしくは複素環式
の変化物と一致するのが好ましい。より好ましくは式3
(a)、(f)、もしくは(g)と一致し、最も好まし
いのは式3(a)と−敗することである。
第2の芳香族(計2)は、式4(a)〜(C)のひとつ
あるいはピリジニルやピリミジニル成分のようなそれら
の複素環式の変化物もしくは置換体と一致するのが好ま
しい。第二の芳香族(計2)は、式4(a)あるいは(
b)のひとつと−敗するのがより好ましく、式4 (a
)と一致するのが最も(27) (28) 好ましい。
1 硬質ロッド中のモノマー単位は、式5(a)〜(d)の
ひとつと−敗するのが最も好ましい。
「本質的な硬質1コ】ラドJl)BZブロック(既に定
義した言葉であるが)は、既に述べたように完全に本質
的な直線のモノマー単位から成っている。
[分節した硬質1゛IシトJ P13Zブ「!ツクは、
「非直線Jモノマー単位を少数含んでもよい。
ごごで: (1)第1の芳香族話は、ただ1つのアゾール(29) (30) 環(AB−PBZ)を縮合している;もしくは(2)第
1と第2のアゾール環は互いに第1の芳香環とパラ位以
外の位置、すなわち、6員環中1.2位および3.4位
で縮合している;もしくは、 (3)第1の芳香族基は、別の6員環と縮合したアゾー
ル環を有する縮合していない系である;もしくは (4)第2の芳香族基への結合は、互いにパラ位以外の
位置にある。すなわち、第2の芳香族基が1,3−フェ
ニレン基である;もしくは(5)第2の芳香族基は、結
合によりあるいはo−、−s−、−co−もしくは−S
O,−のような二価の成分により結合した2つかそれ以
上の芳香族成分を含んでなる非縮合芳香族基である。
分節した硬質ロッドPBZブロックにおいて、非直線モ
ノマー単位は、ブロック中のモノマー単位の約10%以
下であるべきであり、約3%以下が好ましい。最も好ま
しくは、硬質ロッドブロックが本質的な硬質ロッドであ
ることである。
硬質ロッドPBZブロックは、数平均して少なくとも約
10個のモノマー単位を含む。少なくとも約20個のモ
ノマー単位を含むのが好ましく、少なくとも約25個の
モノマー単位を含むのがより好ましい。硬質ロッドPB
Zブロックは、数平均して多くとも100個のモノマー
単位を含むのが好ましく、多くとも50個のモノマー単
位を含むのがより好ましい。メタンスルホン酸中でブロ
ックコポリマーに、混入する前のホモポリマーとしての
硬質ロッドPBZブロックの内部粘度は25°Cおよび
0.05dL/gの濃度において、少なくとも約3 d
L/gであるのが好ましく、少なくとも約5 dL/ 
gであるのがより好ましく、少なくとも約6 dL/ 
gであるのが最も好ましい。本質的な粘度は、多くとも
約17dL/gであるのが好ましく、多くとも約10d
L/gであるのがより好ましく、多くとも約7dL/g
であるのが最も好ましい。
硬質ロッドPBZブロックは、硬質ロッドPBZポリマ
ーあるいはオリゴマーとして最初に合成されるのが好ま
しい。硬質ロッドPBZポリマー(31) (32) を合成するために、モノマーが反応してAA/BB−P
BZポリマーを形成するような条件下で、AA−モノマ
ーをBB−モノマーと接触させる。(AA−モノマーと
BB−モノマーという用語は、次の文献に記載されてい
る。11 Ency、Po1y、Sci、 & Eng
、、 肋l劉。
608〜610)。
BB−モノマーは次のものを含む。
(1)第1の芳香族基(Ar’)。これは、単一環もし
くは縮合環系である;および (2)第2の0−アミノ塩基性成分中の基に対し、第1
の0−アミノ塩基性成分中の基がそれぞれパラ位にある
ような位置で前記の第1の芳香族基に結合している2つ
のO−アミノ塩基性成分。
第1の芳香族(Ar’)には制限があり、硬質ロッドP
BZモノマー単位の第1の芳香族基に対し既に述べたよ
うな具体例が好ましい。BB−モノマーは式6を有する
のが好ましい。
上式中: Ar’ は、既に述べたように第1の芳香族基である;
そして 各々のZは、ひとつの第1級アミン基のオルト位にあり
、Z成分について既に記述したものと一致する。
11B−モノマーば、式7(a)もしくは(b)に図示
したもの、あるいはそれらの塩であることが非常に好ま
しい。
4.6−ジアミルソルシノール、2.5−ジアミノバイ
トロートノンもしくはそれらの塩であることが最も望ま
しい。
もちろん、4,6−ジアミルソルシノールおよび1.3
−ジチオ−4,6−ジアミノベンゼンのようなり11−
“[ツマ−の混合物を、ランダJ1コポリマーを調製す
るのに用いてもよい。1B−モノマ(33) (371) −は空気酸化に敏感であり、典型的にはそれらの塩化水
素塩として保存される。モノマーは、当業者に周知であ
る脱ハロゲン化水素工程によりその場で再生される。
静−モノマーは以下のものを含むのが好ましい。
(1)硬質ロッドPBZモノマー単位の記述の際に既に
定義したようにな第2の芳香族基(Ar2);そして (2)第1と第2の電子不足炭素基(この用語は既に定
義し、電子不足炭素基は、互いにパラ位の位置で第2の
芳香族成分と結合している)。
第2の芳香族基には制限があり、既に述べた具体例が好
ましい。AA−モノマーは式8を有するのが好ましい。
8Q−Ar”−Q 上式中、Qは既に定義したような電子不足炭素基であり
、Ar2は、既に定義したような第2の芳香族成分であ
る。AA−モノマーはテレフタル酸もしくはテレフタロ
イルクロリドであることが最も好ましい。
ある種のAA−およびBB−モノマーは、市販入手可能
である。他はこの分野で知られている明らかな変法によ
って合成できる。BB−モノマーは、硬質ロッドPBZ
を形成するのに適しており、これらの合成法および供給
者は次の文献に記載されている。
米国特許4,533,693. Columns 19
−21表1、in特許4,766.244 (8月23
日、1988)およびInbase21日、1989)
 。
AA−モノマーは硬質ロッドPBZを形成するのに適し
ており、これらの合成法および供給者は次の文献に記載
されている。米国特許4,533,693゜25−29
段、表4(2e〜2hを除いてすべて示されている)そ
して表5(2aaおよびbb) 。
分節した硬質ロッドブロックが所望であれば、非直線モ
ノマー単位を形成するために通したBB−モ(35) (36) ツマ−およびこれらの合成法が次の文献に記載されてい
る。米国特許4,533,693表2および3の21〜
22段と23〜24段、そして適するAA−モノマーと
これらの合成法は次の文献記載されている。米国特許4
,533,693の表4の26段と29〜32段(2e
〜2h)、表5(2aaとbbを除く)および表6゜硬
質ロッドPBZブロックあるいはポリマーを形成する反
応条件は、詳細に以下の文献に検討されている。米国特
許4,772,678 、 4,703.103 ;4
.533,724i  4,533,692;  4,
533,693および4.578.432そして11 
Ency、Po1y、Sci、 & Eng。
朋且鄭1611〜21゜反応は、生成するポリマーおよ
びオリゴマーを溶解することができる非酸化性の鉱酸中
で起こる。鉱酸は、ポリリン酸が好ましい。とても希薄
な溶液において、ポリリン酸中のP2O,含量は、約8
5%と同じくらい高くてもよい。
脱ハロゲン化水素工程および反応は、その溶液中で行っ
てよい。より濃度が高い溶液では、次の文献に記載され
ているように、ポリリン酸のP2O5含量が反応開始時
において約76%であるのが好ましく、脱ハロゲン化水
素後反応が起こっている間、P2O5をその量に増すよ
うに加えるのが好ましい。
米国特許4,533.69342段61行から45段6
2行。
反応は不活性雰囲気下で行う。例えば窒素、アルゴン、
ヘリウム存在下である。反応の圧力は、酸溶媒が液体の
状態であり、試薬が昇華しない限り、問題ではない。反
応は、モノマーからポリマーへ望む転化なるために必要
な長さの時間、続けてもよい。
反応は低い温度で起ってよいが、約40″C以下の温度
では非常にゆるやかに起こる。他方、テレフタロイルク
ロリドのようない(つかのモノマーは、高温で昇華し、
他は高温でやや不安定となるかもしれない。重合化の開
始温度は、約70°C以下が比較的好ましく、約65°
C以下がより好ましく、最も好ましいのは約55°C以
下である。約40°C以上であるのが好ましく、45°
C以上であるのがより好ましい。オリゴマーおよび/も
しくは低分子量ポリマーを形成するのに十分な長さの時
間、その温度に保つのが好ましい。その後温度は反応過
程を通しく37) (38) て徐々に上げるのが好ましい。反応中に達する最高温度
は少なくとも約70°Cであるのが好ましく、少なくと
も約95°Cであるのがより好ましく、少なくとも約1
50’Cであるのが非常に好ましい。少なくとも約19
0″Cであるのが最も好ましい。反応の最高温度は、ポ
リマーおよび溶媒が安定である点まで上げることができ
る。最高温度は約240℃以下であるのが好ましく、約
225°C以下であるのがより好ましく、最も好ましい
のは約210℃以下である。
反応時間は、当業者に周知なように、用いた試薬および
温度に大きく依存して異なる。反応は約190°C〜2
10°Cの間で少なくとも約30分間道めることが好ま
しい。
過剰のBB−モノマーは、当業者に周知のように、ポリ
マー鎖を短かくする。どのモノマーも約10モル%より
過剰でないことが好ましく、約5モル%より過剰でない
ことがより好ましい。最も好ましいのは約2モル%より
過剰でないことである。ごく微量過剰のBB−モノマー
を用いるのが好ましく、少なくとも約1モル%過剰の、
BB−モノマーを用いるのがより好ましい。
溶媒中のモノマーの濃度は、少なくとも約0.5重量%
であるのが好ましく、少なくとも約3重量%であるのが
より好ましく、最も好ましいのは少なくとも約6重量%
であることである。テレフタル酸や4.4′−ビス(安
息香酸)のようなたくさんのモノマーおよび生成したポ
リマーは、鉱酸中でごくわずかしか溶解しないので、反
応中、激しく撹はんする必要がある。
既に記した合成法で調製された硬質ロッドPBZブロッ
クは、本来アゾール形成サイトが各々の末端にきている
。少なくとも1つのアゾール形成成分が0−アミノ塩基
性成分であることが好ましく、両方がO−アミノ塩基性
成分であることがより好ましい。O−アミノ塩基性成分
が末端にきているPBZポリマーは、当業者に周知なよ
うに微量に過剰のBB−モノマーを加えることにより合
成することができる。O−アミノ塩基性成分が末端にき
ているPBZポリマーは、式9に図示したよ(39) (40) うな方法で合成するのが好ましい。
上式中、aは平均して少なくとも10であるくり返し単
位の数である。他のすべての記号には制限があり、既に
示した具体例が好ましい。
可  PBZポリマー ある非硬質ロッドPBZポリマーは、熱可塑性樹脂であ
る。K、−υ、 B11hler、弁髪I山山狙圏83
8−866(^kademic−Verlag 197
8)の文献には、844〜854頁の表158にたくさ
んのPBZポリマーの構造と合成法を報告しており、こ
のポリマーのガラス転移温度も報告している。本発明の
ブロックコポリマーは、熱可塑性PBZポリマーのブロ
ックを含む。熱可塑性PBZポリマーブロックを、2種
のうちの1つもしくは両方からとるのが好ましい。
熱可塑性PBZポリマーの第一種、(以後結合したPB
Zと呼ぶ)は、多くのモノマー単位を含み、次の各々を
含む。
(1)芳香族基(Ar’)を有する第1のAB−PBZ
成分および前記の芳香族基と縮合した単一のアゾール環
を有する第1のAB−PBZ成分;(2)第1のAB−
PBZ成分と同様の特徴を独立に有する第20AB−P
BZ成分; (3)第1と第2のへB−PBZ成分の各々の芳香族(
41) (42) 基に結合した、結合、あるいはPBZ重合化の条件下で
PBZモノマーおよび重合化試薬に対して不活性である
第1の2価結合成分(X);および(4)第2のAB−
PBZ成分のアゾール環中の2位の炭素および近接した
モノマー単位の第1のAB−PBZ成分のアゾール環中
の2位の炭素に結合した非直線基(L)(ここで、非直
線基は本質的に直線でなく、PBZ重合化の条件下でP
BZモノマーと重合化試薬に対し不活性である)。
非直線基(L)はそれぞれ、m−フェニレン成分、m−
ビフェニレン成分、3.4′−ビフェニレン成分、4,
3′−ビフェニレン成分、3.3′−ビフェニレン成分
もしくは2,6−ナフタレン成分のようなメタ芳香族基
(Arll)を含んでなる。
あるいは非直線基(L)はそれぞれ、アゾール環が脂肪
族成分中の同じ炭素原子もしくは近接した炭素原子に結
合している脂肪族成分を含んでもよい。あるいは、およ
び好ましくは、非直線基(L)はそれぞれ、第2の二価
の結合成分(X′)により結合した2つの芳香族基(A
r)を含んでなる。
芳香族基は、既に芳香族基についてした定義および好ま
しい具体例と一致する。
第1と第2の二価の結合成分(XとX′)は独立してス
ルホニル成分、酸素成分、硫黄原子あるいは脂肪族成分
を含んでなることが好ましく、スルホニル成分もしくは
酸素成分のいずれかを含むのがより好ましい。非常に好
ましいのは、第1の二価の結合成分(X)がスルホニル
成分を含み、第2の二価の結合成分(X′)が酸素原子
を含むことである。第1の2価の結合成分が、スルホニ
ル成分であり、第2の2価の結合成分が酸素原子である
ことが最も好ましい。芳香族基により結合する2価の結
合成分のいずれかもしくは両方が2つの酸素原子、硫黄
原子、スルホニル成分もしくは脂肪族成分を含むことが
本発明の範囲内である。
非直線基(L)が、脂肪族基を含む場合、約12個以下
の炭素原子を含むことが好ましい。脂肪族基は環状ある
いは枝分かれしたものでもよい。アルキル基あるいはハ
ロゲン化アルキル基が好ましい。適した脂肪族基の例は
、1.2−シクロヘキ(43) (44) シル成分およびペルフルオロイソプロピリデン成分を含
む。既に記したように、結合したPBZにおいて、脂肪
族成分への結合が同じ炭素原子もしくは近接した炭素原
子に向うことが好ましい。非直線基が脂肪族であり、ア
ゾール環からの結合が、同じか近接した炭素原子に向う
ものでない、熱可塑性PBZポリマーは、本発明の範囲
外ではないが、「脂肪族PBZポリマー」 (熱可塑性
PBZの第二種)として考えるのがより適している。
結合したPBZポリマーのガラス転移温度が高いため、
結合したPBZポリマー中の脂肪族成分は、温度安定性
を高めるためにペルフルオロイソプロピリデンのように
ペルフルオロ化するのが好ましい。ペルフルオロ化した
脂肪族基を含むPBZポリマーの合成は、次の文献に記
載されている。
Maruyamaら、、 ”5ynthesis an
d Properties ofFluorine−C
ontaining Aromatic Polybe
nzoxazolesfrom  Bis(0−ami
nophenols)  and  Aromatic
  DiacidChlorides by the 
5ilylation Method、” 2H8)M
acromolecules 2305(1988)。
熱可塑性PBZブロック中のA 11−1’ [I Z
成分は、式10(a)を有するのが好ましい。
式10(b)もしく番;1:10 (C)を有するのが
より好ましい。
0 (b) (c) 結合したPBZポリマーのモノマー単位は、式11を有
するのが好ましい。
(45) (46) 上式中: Xは既に定義したように結合もしくは第一の2価の結合
成分である; Ar3ばそれぞれ既に定義したように芳香族基である; Lは既に定義したように非直線基である;そして 他のすべての記号は既に示した意味を有する。
Lがm−芳香族基(Ar″)を含む場合には、例えば式
12.(a)〜(d)に示した基の1つであってよい。
2 (47) Yはそれぞれスルボニル成分もしくは酸素原子であるの
が好ましい。
結合したPBZ中のモノマー単位は、式15(a)を有
するのがより好ましい。
+5(a) そして式15(b)もしくはこれらの変化物を有するの
が最も好ましい。
15(b) ここでスルボニル基は、Z基に対しメタ位および窒素原
子に対しパラ位にある^n−pnz成分に結合している
(49) (c) (cl) あるいはm−ピリミジニル成分のようなそれらの置換体
もしくは複素yU変化物であってよい。
Lが第2の2価の結合成分により結合した2つの芳香族
基を含む場合、それは式13に一致するのが好ましい。
13     −^r’  −X’  −へr4上式中
、X′は第二の2価の結合成分である。各々のAr’へ
の結合は、互いにメタ位かパラ位にあるのが好ましく、
パラ位にあるのがより好ましい。
XとX′は、独立して式14(a)もしくは(b)に一
致することが好ましい。
1ぺ (a)  −Y −(b)  −Y−Ar −Y上式中
、Yはそれぞれ独立に、スルホニル成分、酸素原子、硫
黄原子もしくは脂肪族成分である。
(48) 結合したPBZブロックは米国特許4.772.678
と4,533,693に記したような既知の条件下で適
切なモノマーの反応により合成するのが好ましい。
合成は熱可塑性PBZポリマーが形成される条件下およ
び比の鉱酸中で以下のものを有するBB−モノマーとA
A−モノマーの接触工程を含んでなる。
BB−モノマーは以下のものを有する。
(a)第1の芳香族基と第2の芳香族基;(b)前記の
第1と第2の芳香族と結合した、既に述べたような結合
もしくは第1の2価の結合成分(X);そして (c)第1の芳香族基と結合した第1の0−アミノ塩基
性成分および第2の芳香族基と結合した第2のO−アミ
ノ塩基性成分、 そしてAA−モノマーは次のものを有する。
(a)既に述べた非直線基(L);および(b)非直線
芳香族基に結合した第1と第2の電子不足炭素基。
BB−モノマーは、式16に一致するのが好ましい。
(50) 上式中のすべての記載についてはすでに定義を与えてい
る。適した旧1−モノマーの例と合成の工程は次の文献
に記載されている。米国特許4 、533 、693、
表■の23段、21行から24段、30行のモノマー1
qからlx、、AA−モノマーは弐17(a) 〜(e
)までの1つに一敗するのが好ましい。
7 (51) (Q) (d) Q−Δr−Y−Ar−Y−八r−Q (e) 上式へ、Qは既に定義した1[量不足炭素基であり、他
のすべての記号の意味は既にりえたものである。
適したAA−モノマーの例は次の文献に示したものとそ
の明らかな誘導体である。米国特許/1,533.69
3表■の30段、40行から32段、20行までの2に
1(から2uu、本発明の実行に有用である第2のモノ
マーの他の例は、オキソ−ビス−(ベンゾイルクロリド
)、スルボニルビス−(ベンゾイルクロリド)、スルボ
ニルビス−(安息香酸)、イソフタロイルクロリドおよ
び4.3’−ビス=(安息香酸)もしくは4,3′−ビ
ス−(ペンゾイルク1コリド)である。
(52) 結合したPBZポリマー合成の工程の条件と好ましい条
件は、硬質ロッドPBZポリマー合成法と同様である。
溶媒は鉱酸が好ましく、ポリリン酸もしくはメタンスル
ホン酸がより好ましい。好ましい温度条件は硬質ロッド
PBZポリマーを合成するのにすでに述べた条件である
。合成は不活性雰囲気下で行うのが好ましい。モノマー
は、約等モルの比で反応するのが好ましい。等モルから
の実質的なずれにより、ポリマー縮合化学の当業者に周
知であるように短い鎖を有するポリマーとなる。
結合したPBZブロック合成におけるモノマーの濃度は
、硬質ロッドPBZブロックを合成するのに用いた濃度
よりいくらか低い方が好ましい。
さもなければ反応混合物の粘度は重合化の間にとても高
くなるからである。モノマーの濃度は約15重量%以下
であるのが好ましく、約8重量%以下であるのがより好
ましい。
熱可塑性PBZポリマーの第二種、(以後「脂肪族PB
Z、と呼ぶ)は、多くのモノマー単位を含む。モノマー
単位の各々は次のものを含んでなる。
(1)すでに定義した芳香族基(Ar”)  ;(2)
前記の芳香族基と縮合した第1のアゾール環;および (3)前記の第1のアゾール環の2位の炭素に結合した
炭素原子を少なくとも3つ有する脂肪族基(R1) モノマー単位は、それぞれさらに以下のものを含むのが
好ましい。
(4)前記の芳香族基(Ar”)と縮合した第2のアゾ
ール環。
1のアゾール環(脂肪族AB−PBZ)のみを含むモノ
マー単位は、1のモノマー単位の脂肪族基(R1)から
近接したモノマー単位の芳香族基(Ar’″)への結合
により連なっている。2つのアゾール環(脂肪族AA/
BB−PBZ)を含むモノマー単位は、1のモノマー単
位の脂肪族基(R1)から、近接したモノマー単位の第
2のアゾール環の2位の炭素への結合によりつながって
いる。脂肪族基(R1)中(53) (54) で、芳香族基および/もしくはアゾール環は、同じ炭素
原子もしくは近接した炭素原子に結合すべきではない。
ずなわち、1のモノマー単位の第1のアゾール環が近接
したモノマー単位の芳香族基もしくは第2のアゾール環
に対し少なくともY位にある脂肪族基に結合すべきであ
る。
脂肪族P B Zポリマー中のモノマー単位は、式1B
(a)および(1))の1を有するのが好ましい。
8 上式中、^r″は既に記したような芳香族基であり、R
’ は既に記したような脂肪族基である。他のすべての
記号は既に示した意味を有する。
芳香族基(Ar”)は、芳香族基に対して既に与えたよ
うな意味であり、その具体例が好ましい。
2価の結合成分(X)(この言葉は既に定義したが)に
より連なった2つの芳香族基を所望により含んでよい。
脂肪族基(R’)の大きさは、基が少なくとも3個の炭
素原子を含み、合成し反応できるほど十分に小さい限り
は問題ではない。脂肪族基は炭素原子を約12個以下含
んでなるのが好ましく、炭素原子を約10個以下含んで
なるのがより好ましい。最も好ましいのは炭素原子を約
8個以下含んでなることである。これは環状もしくは技
分かれしていてもよい。変化体は問題でない。技分かれ
していないモノマーは、たやすく入手可能であるので、
好ましい。脂肪族基は熱安定性がよくなるようにフッ素
化してもよい。脂肪族基はアルキル基、もしくはペルフ
ルオロアルキル基が非常に好ましい。
脂肪族AB−PBZポリマーブロックは次に示すような
既知の方法で合成できる。(1)トリフェニルフォスフ
イン、ヘキサクロロエタンおよびビリジ(55) (56) ンの系中での対応するアミンの形成、そして(2)次に
示す文献に記載されたようなアミドの熱環化。
Mathiasら、7wp−5top 5ynthes
is of Alkyl−andAlkenyl−be
nzoxazole Polymers、”18 Ma
cromole−cules 616(1985)。
脂肪族へへ/BB−PBZポリマーブロックは次のよう
な既知の方法で合成される。2つの0−アミノ塩基性成
分に結合した芳香族基を含むBB−モノマーと、3個の
炭素原子を有し、2個の電子不足炭素基に結合した脂肪
族基を含むAA−モノマーとの反応である。適したBB
−モノマーは当業者に周知であり、次の文献に記載して
いる。米国特許4,533.69319段、53行〜2
4段、48行まで。この文献は引例として組み込まれる
。適したAA−モノマーは米国特許4,533,693
の26段、10行〜35行(モノマー2e〜2h)と3
2段、30行〜48行(モノマー2u11〜2 zz)
に示しである。この文献も引例として組込まれる。例え
ば適したへへ−モツマ−は、グルりJし酸、アジピン酸
、ピメリン酸、セバシン酸、スバリン酸、それらの酸ハ
ロゲン化物もしくはゲルタロニトリルであってもよい。
反応条件および第1と第2のモノマーの比は、硬質ロッ
ドPBZポリマーと結合したPBZポリマーの合成にお
いて既に与えた条件と同様である。
熱可塑性PBZブロックは、多くのモノマー単位を含ん
でなる。各々は数平均して少なくとも約5個のモノマー
単位を含んでなるのが好ましく、少なくとも約10個の
モノマー単位を含んでなるのがより好ましく、少なくと
も約25個のモノマー単位を含んでなるのが最も好まし
い。ブロックコポリマー中に混入する前にホモポリマー
として合成した場合、熱可塑性AA/BB−PBZブロ
ックは、電子不足炭素基もしくは0−アミノ塩基性基の
いずれかの同じ基で両端を停止していることが好ましい
のブロックコポリマー 硬質ロッドPBZブロックおよび熱可塑性PBZブロッ
クは、ブロックコポリマー中でジブロック、トリブロッ
ク、およびマルチブロックコポリマー組成物のように共
に連なっている。ブロックコポリマー、ジブロック、ト
リブロックおよびマ(57) (58) ルチブロツタなる語は、ポリマー化学の分野で周知であ
り、次の文献に定義づけがなされている。
2 Ency、Po1y、Sci、 & Eng+ B
lock Co ol mers+324−26(Jo
hn Wiley & 5ons 1987)ブロック
コポリマーは次のものを含む。
(1)少なくとも約10個のモノマー単位を含む硬質ロ
ッドPBZブロック (2)前記の硬質ロッドブロックと結合し、少なくとも
複数のモノマー単位を含む熱可塑性PBZブロック 硬質ロッドおよび熱可塑性PBZブロックは、既に与え
た記載があり、既に与えた具体例が好ましい。本発明の
ブロックコポリマーは、本質的に直線であり、グラフト
コポリマーと対立するものであると理論づけられる。
ブロックコポリマー中の硬質ロッドPBZブロックと熱
可塑性PBZブロックの重量比は、硬質ロッドPBZが
約99%から熱可塑性PBZが約99%まで変えること
ができる。硬質ロッドブロックの比率が低くなるほど同
様の条件下で加工したブロックコポリマーの物理的特性
は、硬質ロッドポモポリマーの物理的特性がより少なく
なり、熱可塑性ホモポリマーの物理的特性がより増して
くる。
これはブロックコポリマーの化学の分野における当業者
に周知のことである。
各々のブロックの最適な重量比は、ポリマーの所望の強
さのレベルと加工性により異なる。しかしながらほとん
どの場合では、硬質ロッドブロックの総和と熱可塑性P
BZブロックの総和は各々平均して少な(ともブロック
コポリマー分子の重量の約5%であるのが好ましく、少
なくとも約10%であるのがより好ましく、少な(とも
約20%であるのが非常に好ましい。そして少なくとも
約30%であるのが最も好ましい。
ブロックコポリマーの物理的特性は、次のような他の多
くのファクターにも依存する。硬質ロッドと熱可塑性ブ
ロックの化学構造、ブロックコポリマーと同時に混合し
たホモポリマーの量、ブロックコポリマーと同時に混合
した添加剤、硬質ロッドおよび熱可塑性ブロックの長さ
そしてプロン(59) (60) クコポリマーを加工した条件である。好ましいブロック
の長さと化学構造は、既に硬質ロッドおよび熱可塑性ポ
リマーの記述のところで示している。
硬質ロッドブロックが長すぎると、ブロックコポリマー
は相間分離の傾向が強くなるであろう。
本発明のブロックコポリマーは、式19を有する成分を
含んでなるのが好ましい。
上式中、 かっこで示した(硬質ロッド)は既に記し、図示したよ
うな硬質ロッドPBZポリマーを表す;かっこで示した
(熱可塑性)は既に記し、図示したような熱可塑性PB
Zポリマーを表す;そして Cは1以上の単位の数である。
硬質ロッドPBZブロックは、例えば、式2あるいは5
に図示したモノマー単位を10個かそれ以上含んでよい
。熱可塑性ブロックは、例えば式11゜15あるいは1
8に図示したモノマー単位を多数含んでよい。ブロック
コポリマーは、式20(a)もしくは(b)もしくは(
c)に一致する成分を含んでなるのがより好ましい。
0 (a) (b) (61) (62) そして式21を有する成分を含んでなるのが最も好まし
い。
1 上式中、aは硬質ロッドモノマー単位のくり返し単位の
数であり、bは熱可塑性モノマー単位のくり返し単位の
数である。Cば少なくとも1に等しい数であり、他のす
べての記号は既に示したような意味であり、その具体例
が好ましい。そし°ζ式28のスルホニル基は、窒素原
子もしくはZ成分のどちらかに対しパラ位にあ乙^13
−11BZ成分のそれぞ(63) 次のいずれかにより、ブロックコポリマーが形成される
条件で鉱酸中合成されるのが好ましい。
(1)第1のアゾール形成基が末端にきている硬質ロッ
ドPBZポリマーを第1のアゾール形成基と反応できる
第2のアゾール形成基が末端にきている熱可塑性PBZ
ポリマーと接触させること;もしくは (2)アゾール形成基が末端にきている硬質ロッドPB
Zポリマーを熱可塑性PBZポリマーを形成するのに適
切であるモノマーと接触させること;もしくは (3)アゾール形成基が末端にきている熱可塑性PBZ
ポリマーを硬質ロッドPBZポリマーを形成するのに適
切なモノマーと接触させること。
反応に用いた硬質ロッドPBZポリマーおよび熱可塑性
PBZポリマーは、既にブロックコポリマー中の硬質ロ
ッドおよび熱可塑性ブロックで既に述べた記述と一致し
、その具体例が好ましい。反応に用いたポリマーは、そ
れぞれアゾール形成基がそれぞれの末端にきているのが
好ましい。
(65) れに結合している。
本発明のブロックコポリマーは、当業者に明らかな変化
物を含んでもよい。例えば、硬質ロッドブロックあるい
は熱可塑性ブロックのいずれかが少なくとも2つのPB
O,PBIおよび/もしくはPBTのモノマー単位を含
むランダムコポリマーを含んでいてもよい。同様に、同
じブロックコポリマー中の異なる硬質ロッドもしくは熱
可塑性ブロックは、次のような異なる化学組成を有して
いてもよい。すなわち、1のPBOの硬質ロッドと他の
PBTを有するもの、もしくは1の結合したPBZの熱
可塑性ブロックと他の脂肪族PBZを有するものである
。熱可塑性ブロックは、AA/BB−PBZモノマー単
位およびAB−PBZモノマー単位の両方を含んでいて
もよい。たとえブロックコポリマーが熱可塑性樹脂でな
くなるほど結合したPBZ中のAB−PBZのレベルが
高くなくてもよい。熱可塑性ブロックは、結合したPB
Zおよび脂肪族PBZのランダムコポリマーを含んでい
てもよい。
ブロックコポリマーは、鉱酸を含むドープ中で(64) 反応は、他のポリマーを形成するのに適したモノマーと
ポリマーの間でおこるのが好ましい。熱可塑性PBZポ
リマーを形成するのに適したモノマーと硬質ロッドPB
Zポリマーの間で起こるのがより好ましい。ポリマーと
ポリマーの反応は次の文献に記載している。米国特許4
,533,693.67から80段および142から1
65段。
ポリマーとポリマーあるいはポリマーとモノマーの反応
は、熱可塑性PBZポリマーの合成で既に述べた同様の
条件下で進む。ポリマーとポリマーあるいはポリマーと
モノマーの重量比には同じ制限があり、既に述べたよう
なブロックコポリマー中の硬質ロッドブロックと熱可塑
性ブロックの重量比の具体例が好ましい。ブロックコポ
リマーを短かくしたりもしくはその分子量を調節したい
場合には安息香酸およびO−アミノフェノールのような
末端キャップ分子を反応混合物中に加えるとよい。これ
らは次の文献に記載されている。米国特許4,703,
103.41段25行から47段15行まで。
鉱酸中の試薬の濃度は、生ずるドープが光学的に(66
) 等方性の(本質的に非液体結晶)相にあるように十分低
いことが好ましい。
ポリマー/ポリマー反応において、硬質ロッドPBZポ
リマーと熱可塑性PBZポリマーのモル比は、はぼ等し
いことが好ましい。たとえ片方のポリマーが過剰で当業
者に周知なように、トリブロックコポリマーを形成する
ように用いられてもよい。さらに、片方のポリマーが1
モル過剰であった場合、もしくは硬質ロッドおよび熱可
塑性ポリマーが各々同一のアゾール形成基により停止し
た場合、ポリマー上のアゾール形成基と反応できる2つ
のアゾール形成基を含んでなるモノマーを化学量論に適
合するように加えてよい。例えばOアミノ塩基性基が末
端にきている硬質ロッドおよび熱可塑性ポリマーは、既
に記したようなA^モノマーの存在下で結合することが
できる。ブロックの重量およびモル比は、ポリマー/ポ
リマー反応においてさまざまなポリマーの分子量を当業
者に容易な手段を用いて調節することにより、適合する
ことができる。
合成の各々の方法による生成物は、鉱酸と本発明のブロ
ックコポリマーを含んでなるドープである。組成物中の
ブロックコポリマーは通常、ジブロック、トリブロック
および/もしくはマルチブロックコポリマーの混合物で
あると理論づけられている。これらの平均分子量および
特性は、用いた試薬とそれらの相対比により変化する。
ドープは通常さらに次のような熱可塑性PBZホモポリ
マーおよび/もしくは硬質ロッドPBZホモポリマーを
含むことが理論づけられている。
熱可塑性PBZホモポリマーは、硬質ロッドブロックに
結合していないものであり、硬質ロッドPBZホモポリ
マーは熱可塑性ブロックに結合していないものである。
通常、ブロックコポリマーの一部でない硬質ロッドPB
Zポリマーの比率をできるだけ少なくするのが好ましく
、ブロックコポリマーの一部でない熱可塑性PBZホモ
ポリマーの比率もできるだけ少なくするのがより好まし
い。しかしながら、ある使用においてはホモポリマーを
高い割合で含むドープを形成することが望(67) (68) ましいであろう。これは末端キャッピング試薬を使用す
るような容易な手段、もしくは反応完了後ドープ中ヘホ
モボリマーを加えることによりできる。さらに次の文献
に記載された添加剤を1種もしくはそれ以上をドープ中
に着色剤、充填剤、酸化防止剤などとして加えてよい。
本発明のポリマー組成物は、鉱酸からの沈殿物上にブロ
ックコポリマーとホモポリマーおよび/もしくは添加剤
の混合物で形成される。
ドープ中のブロックコポリマーとホモポリマーおよび/
もしくは添加剤は、鉱酸溶媒での稀釈および/もしくは
加水分解、および/もしくはポリマーからそれを例えば
水で溶解し分離することにより凝固する。ブロックコポ
リマーは、好都合なポリマーをある量含むドープ中で合
成できるけれども、光学的に等方性の(本質的に非液体
結晶)相中のドープから凝固するべきである。光学的に
異方性なドープから沈殿したブロックコポリマーが相間
分離ポリマーを形成するので、相は重要である。沈殿し
たポリマー中の相間分離は、ポリマーを再溶解し光学的
に等方性の溶液から沈殿する以外では、相間分離が起こ
らないようにはできない。
ドープの光学的等方性および異方性は次の文献に記載さ
れたような当業者に周知の多くのテストにより決定でき
る。Hwangら、’Compositions on
a Mo1ecular Level : Phase
 Re1ationships。
Processing+ and Propertie
s、”B22(2)J、Macromol。
Sci、−Phys、231.234−35(1983
) 、直交偏波のもとで顕微鏡を用い検査したときに、
溶液が複屈折を示すかどうかを見るのが簡単な方法であ
る。光学的に等方性の溶液中でさえも、硬質ロッドブロ
ックの会合は、分子スケールで必然的に起こる。しかし
ながら、光学的に等方性の相から沈殿したポリマー中で
は、相間分離のレベルは本質的に分子複合材料であるブ
ロックコポリマーもしくはポリマー組成物を供給するた
めには、十分小さい。
ドープを与えるポイントは、光学的に等方性から異方性
の相まで変化し、逆転は次のようなたくさんのファクタ
ーの機能により変化する。すなわ(69) (70) ち、ポリマーの濃度、溶媒、ドープ中のポリマーの硬質
ロッドブロックの大きさと濃度、ドープの温度および他
のファクターである。最も簡単に調節できるパラメータ
ーは、ブロックポリマーとホブロックコポリマーの合成
をするのが好都合である。異方性のドープが形成された
場合には、光学的に等方性の状態に達するまで鉱酸で稀
釈してよい。
本発明の光学的に等方性であるドープ中のポリマーの好
ましい濃度は、硬質ロッドであるポリマーの構成部分に
より変化する。ドープ中のポリマーが、硬質ロッドを約
5重量%かそれより少なくしか含んでいない場合では、
ドープ中のポリマーの濃度は、最大約15重量%のよう
に鉱酸が溶解できるだけ、高くしてよい。ポリマーが約
30重量%の硬質ロッドをふくんでいる場合では、ドー
プは約12重量%以下のポリマーを含むことが好ましく
、約10%以下がより好ましい。ポリマーが約50重量
%の硬質ロッドを含んでいる場合では、ドープは約8重
量%以下のポリマーを含むことが好ましく、約7重量%
以下を含むことがより好ましい。ポリマーが約70重量
%の硬質ロッドを含む場合では、ドープは約6重量%以
下のポリマーを含むことが好ましく約4重量%以下のポ
リマーを含むことがより好ましい。
ドープを後に述べるように、押出し造形物を形成する場
合、加工できるすなわち、所望の生成物を確実に形成す
るに十分のポリマーを含んでいなければならない。ドー
プは少なくとも約0.05重量%のポリマーを含むのが
好ましく、少なくとも約1%含むのがより好ましく、少
なくとも約2%含むのが非常に好ましく、少なくとも約
3%含むのが最も好ましい。
光学的に等方性のドープから沈殿したブロックコポリマ
ーおよびポリマー組成物は、本質的に相間不分離である
。ドープのときのように、分子レベルでの微量の相間分
離はやむを得ない。しかしながら、本発明のポリマー組
成物におけるポリマ(71) (72) −の相間分離の範囲は、平均して約1000オングスト
ローム(100nm)より大きくてはならない。約50
0オングストローム(50nm)より大きくないのが好
ましく、約200オングストローム(20nm)より大
きくないのがより好ましい。約100オングストローム
(10nm)より大きくないのが非常に好ましく、約5
0オングストローム(5nm)より大きくないのが最も
好ましい。
本発明の相間不分離ポリマーおよび組成物は、不透明度
、小角X線散乱、もしくは小角光学散乱のような相間分
離系の物理的特性の挙動を示さないのが好ましい。系の
相間分離を測定する方法は次の文献で検討している。H
wangら、”Composi−tions on a
 Mo1ecular Level : Phase 
Re1ationship、 Processing、
 and Properties、”B22(2)J。
Macromol、Sci、−Phys、231.23
4−35(19B3)。これは、引例として組み込まれ
る。
法で有効にファイバーおよびフィルムを製造するように
凝固することができる。ドープは最初に、約80°Cお
よび水銀柱で約0.4のような高温および/または減圧
下でガス抜きするのが好ましい。
次の文献に示すように当業者に周知の手段によりファイ
バーは紡糸され、フィルムは押出される。
Cheneveyら、、 Process for P
re arin  Sha edArticles  
of  Ri  id  Rod  Heteroc 
 clic  Li  uidCr 5talline
 Pal mers、米国特許4,606,875(1
986年8月19日)  ; Tan+ Proces
s for Produc−in  Hi  h−St
ren  th  Ultralow  Denier
  Pol  benzimidazole(PBI)
Filaments、米国特許4;263,245(1
981年8月21日);米国特許4,533.6938
2−84段i 11 Ency、Po1y、Sci &
 Eng、、」w+ 625−630 ;Flwang
ら、、 ”5olution Processing 
and Propertiesof Mo1ecula
r Composite Fibers and Fi
lms、” 23Poly、Eng、 & Sci、7
84.785(1984) ;およびIIwaBら、+
 ”Composites on a Mo1ecul
ar Level : PhaseRelations
hips、 Processingt and Pro
perties、”B22(2)J、Macromol
、Sci、−Phys、231.234−35(198
3)。
(73) (74) ファイバーはドライジェットウェット紡糸法により形成
される。この方法でドープは、紡糸口金を通り抜けて押
出され、エアギャップを通り抜けて落ち、ドープ中の酸
を稀釈し、ファイバー糸を凝固する槽に入る。フィルム
はドープをフラットダイを通り抜けて回転ドラムに押出
されることにより形成される。回転ドラムは酸を稀釈お
よび/もしくは加水分解し、フィルムに凝固する槽を通
過したフィルムを回転させる。各々の場合、凝固槽は水
が好ましい。ファイバーは凝固の後、ただちに伸ばすこ
とが好ましく、既知の方法を用い張力装置で熱処理する
ことができる。凝固したブロックポリマーとポリマー組
成物は、トラップされた鉱酸を完全にとり去るようにで
きるだけ洗い流さねばならない。フィルムは、ドープを
吹込成形し、それから凝固槽でそれを接触させることに
より形成することもできる。異なるドープは異なった最
適の加工バラメーターで成形する。最適の加工バラメー
ターは、個々のドープの実験により容易に確かめること
ができる。
本発明のファイバーおよびフィルムの物理的特性は、含
まれるポリマーの分子量および化学組成そしてこれらの
製品が加工される条件により変化する。通常、硬質ロッ
ドを多く含む製品は、同様の加工条件で、同じ位の分子
量のポリマーであっても硬質ロッドをあまり含まない製
品よりも強い引張強さと高い引張弾性率を有する。
本発明のポリマー組成物およびブロックコポリマーそし
てそれらから形成した製品は、熱可塑性である。たとえ
ガラス転移温度が実質的にブロックコポリマーおよびポ
リマー組成物の化学組成および重量比により実質的に変
化してもよい。結合したPBZブロックを含むブロック
コポリマーおよび組成物は300°C1325°C,3
50°Cもしくは400°C以上のガラス転移温度を有
する。ガラス転移温度は約500°Cより高くないこと
が好ましく、約450°Cより高くないことがより好ま
しい。
脂肪族PBZブロックを含んでなるブロックコポリマー
および組成物は、結合したP’BZを含むブロックコポ
リマーよりもガラス転移温度が実質(75) (76) 的に低い。ガラス転移温度は、ブロックコポリマーある
いはポリマー組成物の分解温度よりも低くなくてはなら
ない。約250°C以下であることが好ましく、約20
0°C以下であることがより好ましく、約175°C以
下であることが最も好ましい。
光学的に等方性の相におけるドープから押出した場合、
ブロックコポリマー、ポリマー組成物おびそれらから作
った製品は実質的に相間分離していなく、たとえガラス
転移温度まで昇温しでも相間分離を起こさない。これら
はガラス転移温度よりも少なくとも約25°C以上加熱
しても実質的に相間分離を起こさないことがより好まし
い。しかしながら、ファイバーおよびフィルム、特に熱
処理したファイバーは、伸張せずにガラス転移温度以上
で長時間加熱すると、引張強さおよび引張弾性率の欠損
をうけることがある。
フィルムは、成形品をフィルム中のブロックコポリマー
あるいはポリマー組成物のガラス転移温度以上で圧縮す
ることにより、ラミネートに二次加工することができる
。ラミネートは、フィルムのガラス転移温度以上の温度
で成形品を圧縮するよ・)な既知の手段で目的物を作る
のに用いることができる。さらに、ポリマー組成物のパ
ウダーは、ポリマーのガラス転移温度以上の温度で、既
知の技術により、圧縮成形し、有用な製品を作ることが
できる。パウダーはブレングー中でポリマードープを沈
殿させ、残存している酸を洗い落し、生成物を乾燥させ
、そしてグラインダー中で生じた生成物を粉砕すること
により作ることができる。
ファイバーは次の文献に記載されているように熱可塑性
母体組成中に合体することができる。11Ency、P
o1y、Sci、 & Eng、、 求旦堕、 630
−31〔実施例] 以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定さ
れるものでない。特に述べない限り、部分およびパーセ
ントは全て重量基準である。
(77) (78) ポ1マー 第1ゴマ−の  人 】L施11A5−ポリリン酸中でのシス−ポリベンゾオ
キサゾールを含むドープの合成(本発 明の例ではない) 下記の表1に示した量において、4.6−ジアミルソル
シノールジヒドロクロリド(DAHB)およびテレフタ
ロイルクロリド(Tc)を窒素雰囲気下のもとで約76
重量%の五酸化リンを含むポリリン酸(PPA)中で混
合した。混合物を激しく撹はんし、45℃で16時間加
熱した。95℃まで温度を昇温し、さらに五酸化リンを
表1に示すように加えた。反応を95°Cで8時間、1
50°Cで16時間そして190°Cで24時間撹はん
しながら続けた。生じたドープは必要なときまで窒素雰
囲気下で密封し貯蔵した。
合成したポリマーは、式14(a)に図示したようにく
り返し単位を含む。式16で図示したように07ミノ塩
基性成分が末端にきているのが優勢である。ここでZは
酸素原子である。
内部粘度(η)を測定するために、少量のポリマーを以
下の操作により単離した。水中でポリマーの一部を凝固
させ、ポリマーを乾燥し、それを細かいパウダーに粉砕
し、水で不純物を摘出し、そして約170°Cの温度お
よび約3mmHgの圧力で乾の生成した溶液の内部粘度
は、Ubelhobde管を用い、5chott−Ge
rate CT 150槽において測定した。
(79) (80) 表 100.00 50.00 100.00 50.00 80.00 50.00 50.00 469.4 234.7 469.4 234.7 375.5 234.7 234.7 90.52 46.57 90.52 45.26 72.42 43.37 46.57 445.9 229.4 445.9 222.9 356.7 213.6 229.4 414.4 201.5 411.0 206.0 326.9 200.0 204.3 244.2 124.8 247.6 116.8 189.6 117.7 122’、0 5.08 9.53 6.25 5.27 5.60 3.58 10.50 (81) m且−熱可塑性PBOドープの合成(本発明の例ではな
い) 下記の表2に示した量において、3.3′−ジアミノ−
4,4′−ジヒドロキシ−ジフェニルスルホン(DAD
H5)およびオキシ−ビス−(ベンゾイルクロリド)(
OBBC)を窒素雰囲気下において約76重量%の五酸
化リンを含むポリリン酸(PP八)中で混合した。この
混合物を激しく撹はんし、45“Cで16時間加熱した
。95°Cまで温度が上昇し、さらに五酸化リンを表1
に示すように加えた。反応を95°Cで8時間、150
°Cで16時間そして190°Cで24時間撹はんしな
がら続けた。生じたドープは必要なときまで窒素雰囲気
下で密封し貯蔵した。合成したポリマーは、式27(b
)に例示されたようにくり返し単位からなる。ここでZ
は酸素原子であり、ベンゾイルクロリド成分もしくはO
−アミノフェノール成分が末端にきているのが優勢であ
る。
内部粘度(η)を測定するために、ポリマーを以下の操
作で単離した。水中でポリマーの一部を凝固させ、ポリ
マーを乾燥し、それを細かいバラグーに粉砕し、水で不
純物を摘出し、そして約100°Cの温度および約3m
m11gの圧力で乾燥する。
単離したポリマーは、約0.05 g /dLの濃度で
濃硫酸中において、室温で溶解する。25゛Cでの生成
した溶液の内部粘度はUbelhobde管を用い、5
chottGerate CT 150槽において測定
した。
(82) (83) 6.00    16.20     4.89   
 16.60     48.06.00    16
.20     4.65    15.80    
 46.86.00    16.20     5.
01    17.00    4B、36.00  
  16.20     5.01    17.00
     48.324.52    66.05  
  19.00    64.38    190.0
11.32    30.50     8.00  
  27.10     53.49.43    2
5.40     6.98    23.70   
  56.89.43    25.40    6.
9B     23.70     56.5サンプル
3および4を合成するために異なるOBBC種を用いた
39.0 38.1 39.9 39.9 157.2 44.8 45.7 45.9 2.76 0.65 1.55+ 2.32± 1.41 0.322 0.495 0.45 (84) 窒素雰囲気下において、3.72g (10,0mmo
+)の3,3′−ジアミノ−4,4′−ジヒドロキシジ
フェニルスルホンジヒドロクロリド1水和物および3.
08 g (10,4mmol)の4,4′−オキシビ
ス(ベンゾイルクロリド)をP2O,を約76.2重量
%含む83.1gのポリリン酸に加えた。窒素雰囲気下
で撹はんし続は反応を行った。混合物は45°Cで16
時間加熱した。36gのP2O,を加え、温度を8時間
95°Cに昇温した。例A(1)からのドープ14.2
9gを加え、95°Cで16時間反応を続けた。温度を
150℃に昇温し、28.3 gのP2O,を加えた。
反応は150°Cで24時間、190°Cで24時間続
けた。はとんど撹はんできない透明な緑色のゴム状ドー
プが生成した。
ドープのごく一部を水で凝固させ、水酸化ナトリウム水
溶液で中和し、水で含浸および洗浄し、乾燥し、粉砕し
、水での再含浸を行い、一定の重量に乾燥した。パウダ
ーはメタンスルホン酸(1,5重量%溶液)中に溶解し
、透明な薄いフィルムに注型した。このフィルムは、折
りたたむ間に加熱されたときに共に結合するが、その純
度および強さを失わない。沈殿したポリマーはメタンス
ルホン酸中室温で一中夜で溶解した。そして粘度は、2
5°Cおよび0.5g/dLの濃度でUbelhobd
e管を用い、5chott−Gerate CT 15
0において測定した。ポリマーの内部粘度は23.7d
L/ gであった。
窒素雰囲気下のもとで、2.55g (12,0mmo
l)の4.6−ジアミルソルシノールジヒドロクロリド
および2.5:fg (12,4mmol)のテレフタ
ロイルクロリドをP2O5を約76.7重量%含む91
.7 gのポリリン酸に加えた。窒素雰囲気下で撹はん
し続け、反応を行った。混合物は45°Cで16時間加
熱した。
温度を95°Cに昇温した。63.6gのP2O,を加
え、それから例B(7)から得たドープを28.0g加
えた。
反応を95°Cで8時間続けた。150°Cで16時間
そしく85) (86) て190°Cで24時間、反応を続けた。ゴム状のレモ
ン色のドープが生成した。ポリマーのサンプルは例1で
述べたように水で沈殿させ、単離した。ポリマーの内部
粘度は例1で述べたように測定した結果、約15.8d
L/ gであった。
窒素雰囲気下のもとで、2.30g (10,8mmo
l)の4.6−ジアミルソルシノールジヒドロクロリド
および2.26メg (11,1mmol)のテレフタ
ロイルクロリドをP2O5を約76.6重量%含む82
.2gのポリリン酸に加えた。窒素雰囲気下で撹はんし
続け、反応を行った。混合物は45°Cで16時間加熱
した。
温度を95°Cに昇温し、57.7gのP2O3を加え
た。95°Cで4時間反応を続け、それから例B(7)
から得たドープを25.20g加えた。反応を95℃で
20時間続けた。150℃で24時間そして190”C
で24時間、反応を続けた。ポリマーのサンプルを例1
で述べたように水で沈殿させ、単離した。ポリマーの内
部粘度は例1で述べたように測定した結果、約16.3
dL/ gであった。
窒素雰囲気下において、サンプルA(3)から得たシス
ーPBOドープ7.84gおよびサンプルB(6)から
得たドープ20.9gを、メタンスルホン酸とP2O5
を重量で10:1含む溶液59.0gに混合した。窒素
雰囲気下で撹はんし続け、反応を行った。混合物は90
°Cで16時間加熱した。70°Cに温度を下げ、0.
26gの4.4′−オキシビス(ベンゾイルクロリド)
を5.3gの他のメタンスルホン酸溶液とともに加えた
。反応を70°Cで4時間、90’Cで48時間続けた
。ポリマーのサンプルを例1で述べたように水で沈殿さ
せ、単離した。ポリマーの内部粘度は例1で述べたよう
に測定した結果、6.16dL/gであった。
(87) (88) 窒素雰囲気下のもとで、3.89g (10,5mmo
+)の3.31−ジアミノ−4,4′−ジヒドロキシジ
フェニルスルホンジヒドロクロリドモノヒドレイトおよ
び1.80g (10,8朋o1)のイソフタル酸をP
zOsを約76.7重量%含む97.0gのポリリン酸
に加えた。窒素雰囲気下で撹はんし続け、反応を行った
。混合物は45℃で16時間加熱した。温度を95°C
に昇温した。72.8gのp、o、を加え、95°Cで
8時間反応を続けた。例A(3)から得たドープを12
.20g加え、反応を95°Cで16時間続けた。15
0°Cで8時間そして190°Cで16時間、反応を続
けた。ブロックコポリマーを含む組成物のサンプルを例
1で述べたように水で沈殿させた。ポリマーの内部粘度
は例1で述べたように測定した結果、約7.OdL/g
であった。
窒素雰囲気下のもとで、2.10g (5,65mmo
l)の3.3′−ジアミノ−4,47−シヒドロキシジ
フエニルスルホンジヒドロクロリドモノヒドレイトおよ
び1.85g (6,27mmol)の4,4′−オキ
シビス−(ベンゾイルクロリド)をP2O,を約76.
6重量%含む94.4gのポリリン酸に加えた。窒素雰
囲気下で撹はんし続け、反応を行った。混合物は45°
Cで16時間加熱した。温度を95°Cに昇温し、34
.5 gのP、0.を加えた。95°Cで8時間反応を
続け、それから例A(4)からのドープを20.0g加
えた。
反応を95°Cで16時間続けた。混合物を150°C
で加熱し、34.5gのP2O5を加えた。150°C
で24時間そして190°Cで24時間、反応を続けた
。ポリマーのサンプルを例1で述べたように水で沈殿さ
せ、単離した。ポリマーの内部粘度は例1で述べたよう
に測定した結果、約21.1dL/ gであった。
(89) (90) 窒素雰囲気下のもとで、7.96g (21,4mmo
+)の3.32−ジアミノ−4,4′−ジヒドロキシジ
フェニルスルホンジヒドロクロリドモノヒドレイトおよ
び6.97 g (23,6mmo+)の4.4′−オ
キシビス−(ベンゾイルクロリド)をp、o、を約76
.8重量%含む347.2 gのポリリン酸に加えた。
窒素雰囲気下もしくは真空下で撹はんし続け、反応を行
った。混合物を45°Cで16時間加熱した。温度を9
5°Cに昇温し、246.4 gのP2O,を加えた。
115°Cまでの昇温発熱を伴う反応を1時間続けた。
150°Cで3時間反応を続け、それから混合物は約5
mmHgで172時間ガス抜きした。混合物を発生した
92.86重量%のトランスファーを含む第2の反応管
に移した。150°Cで例A(5)から得たドープを6
9.7g加えた。150°Cで2時間そして190°C
で16時間、反応を続けた。生成したドープを約82重
量%のP2O5を含むポリリン酸596g加えて稀釈し
、4時間混合した。ポリマーのサンプルを例1で述べた
ように水で沈殿させ、単離した。ポリマーの内部粘度は
例1で述べたように測定した結果、約19.3dL/g
であった。
窒素雰囲気下のもとで、1.40g (3,76mmo
l)の3.3′−ジアミノ−4,4′−ジヒドロオキシ
ジフェニルスルホンジハイドロクロリドモノヒドレイト
および1.36 g (4,62mmol)の4.4′
−オキシビス−(ベンゾイルクロリド)をP2O,を約
77.1重量%含む103.7 gのポリリン酸に加え
た。
窒素雰囲気下で撹はんし続け、反応を行った。混合物を
45°Cで16時間加熱した。温度を95°Cに昇温し
、26.6gのP2O,を加えた。反応を95°Cで6
時間続り、それから例A(4)から得たドープを28.
0g加えた。反応を95°Cで16時間続けた。混合物
は150°Cに熱し、26.6gのP2O,を加えた。
150°Cで8時間そして190°Cで16時間、反応
を続けた。ポ(91) (92) リマーのサンプルを例1で述べたように水で沈殿させ、
単離した。ポリマーの内部粘度は例1で述べたように測
定した結果、約25.0dL/ gであった。
窒素雰囲気下のもとで、1.51g (4,07+mo
l)の3.3′−ジアミノ−4,4′−ジヒドロキシジ
フェニルスルホンジヒドロクロリドモノヒドレイトおよ
び1.43 g (4,83mmol)の4.4′−オ
キシビス=(ベンゾイルクロリド)をptosを約76
.7重量%含む114.3 gのポリリン酸に加えた。
窒素雰囲気下で撹はんし続け、反応を行った。混合物は
45℃で16時間加熱した。温度を95°Cに昇温し、
60.0gのP2O5を加えた。95°Cで6時間反応
を続け、それから例A(6)から得たドープを13.6
 g加えた。反応を95℃で16時間続けた。150°
Cで8時間そして190°Cで24時間、反応を続けた
。ポリマーのサンプルを例1で述べたように水で沈殿さ
せ、単離した。ポリマーの内部粘度は例1で述べたよう
に測定した結果、約11.5dL/ gであった。
窒素雰囲気下のもとで、2.21 g (10,4mm
ol)の4.6−ジアミルソルシノールジヒtドロクロ
リドおよび2.12g (10,5mmol)のセバシ
ン酸をP2O,を約77.1重量%含む60.4gのポ
リリン酸に加えた。窒素雰囲気下で激しく撹はんし続け
、反応を行った。混合物を45℃で16時間加熱した。
温度を95°Cに昇温した。27.5gのP、0.を加
え、95℃で4時間反応を続けた。例A(2)からのシ
スPBOドープを8.57g加えた。反応を95°Cで
20時間続けた。150℃で24時間、反応を続けた。
微量のブロックコポリマーを含む生成組成物をILの水
に5.92gのリン酸二水素カリウム塩および21.6
gのリン酸水素二ナトリウム塩を含む水溶液で凝固毒さ
せた。ポリマーを単離し、例1で述べたように内部粘度
を測定した。そのポリマーの内部粘度は25.0dL/
 gであった。40gのドープを51.4 gのメタン
スルホン酸と混合し、フィルムに加工するドープを形成
した。
300 gのメタンスルホン酸と加工前のP2O,の水
溶液で稀釈した。
窒素雰囲気下のもとで、6.63 g (31,1mm
ol)の4.6−ジアミルソルシノールジニ槍ドロクロ
リドおよび6.36g (31,4+u+ol)のセバ
シン酸をPJsを約77.1重量%含む181.2 g
のポリリン酸に加えた。窒素雰囲気下で激しく撹はんし
続け、反応を行った。混合物は45°Cで16時間加熱
した。温度を95°Cに昇温した。82.5gの1ho
sを加え、95°Cで4時間反応を続けた。例A(2)
から得たシスーPBOドープを25.7 g加えた。 
150″Cで24時間、反応を続けた。微量のブロック
コポリマーを含む生成組成物をILの水に5.92gの
リン酸二水素カリウム塩および21.6gのリン酸水素
二す1−リウム塩を含む水溶液で凝固させた。ポリマー
を単離し、例で述べたように内部粘度を測定した。その
ポリマーの内部粘度は23.2dL/ gであった。ド
ープを窒素雰囲気下のもとで、3.31g (15,5
mmol)の4.6−ジアミルソルシノールジヒ差ドロ
クロリドおよび3.18g (15,7+nmol)の
セバシン酸をPtOsを約76.4重量%含む150.
8 gのポリリン酸に加えた。窒素雰囲気下で激しく撹
はんし続け、反応を行った。混合物は45°Cで16時
間加熱した。温度を95℃に昇温した。71.0gのh
asを加え、95°Cで1時間反応を続けた。例A(2
)から得たシスPBOドープを12.85 g加え、反
応を95°Cで23時間続けた。150°Cで24時間
、反応を続けた。少なくとも30分間、反応混合物を窒
素ブリードレギュレーターを用い80mmHgでガス抜
きした。微量のブロックコポリマーを含む生成組成物を
、リン酸で緩衝した水溶液中で凝固させた。例1で述べ
たようにポリマーを単離し、内部粘度を測定した。
(95) (96) そのポリマーの内部粘度は0.0458 g 、;’ 
dLの濃度において31.1dL/ gであった。
g /dLの濃度において27.4dL/ gであった
窒素雰囲気下のもとで、1.58g (7,40mmo
l)の46−ジアミルソルシノールジヒ士ドロクロリド
および1.54g (7,59mmol)のセバシン酸
をP2O,を約76.4重量%含む172.4 gのポ
リリン酸に加えた。窒素雰囲気下で激しく撹はんし続け
、反応を行った。混合物は45°Cで16時間加熱した
。温度を95°Cに昇温した。71.0 gのP2O,
を加え、95°Cで4時間反応を続けた。例A(7)か
らの得たシスーPBOドープを14.3 g加え、反応
を95°Cで24時間続けた。150°Cで48時間、
反応を続けた。反応混合物を反応容器からとりだす前に
80mmHgでガス抜きした。微量のブロックコポリマ
ーを含む生成組成物を、リン酸で緩衡した水溶液で凝固
させた。例1で述べたようにポリマーを単離し、内部粘
度を測定した。そのポリマーの内部粘度は0.045窒
素雰囲気下のもとで、0.28 g (1,29mmo
 1)の4.6−ジアミルソルシノールシヒ辻ドロクロ
リドおよび0.28g (1,37mmol)のセバシ
ン酸をP2O,を約76.2重量%含む76.4gのポ
リリン酸に加えた。窒素雰囲気下で激しく撹はんし続け
、反応を行った。混合物は45°Cで16時間加熱した
。温度を95°Cに昇温した。34.6gのP2O5を
加え、95°Cで5時間反応を続けた。例A(2)から
得たシスーPBOドープを5.86g加えた。95°C
で16時間そして、150°Cで24時間、反応を続け
た。微量のブロックコポリマーを含む生成組成物を、リ
ン酸で緩衡した水溶液中で凝固させた。例1で述べたよ
うにポリマーを単離し、内部粘度を測定した。ポリマー
の内部粘度は0.0468 g / dLの濃度におい
て、15.5dL/ gであった。
(97) (98) lLlfilM−ファイバー合成およびテストファイバ
ーを次の表3に示す条件および次のような手順によりド
ープから紡糸した。例で示した生成したドープをTef
lon−1ined (商標)押出容器に配置し、水銀
柱で0.4の圧力(1,4kPa)および約80°Cの
条件のもとに約18時間ガス抜きした。押出容器には、
Teflon (商標)ピストンおよび運転機、そして
底には5〜10ミル(12,7xlO−”から25.4
X10−2mm)の開口部をもつ紡糸口金を適合してい
る。全集成装置は、下記表3に示すような紡糸口金と浴
槽の間のエアギャップ(AC)を変化させて、水浴上に
設置した。水温は20°C〜26°C1水の深さは7〜
8イン(178−203mm)に保った。押出容器およ
び紡糸口金の温度は表■に示すように調節した。
紡糸口金を通してドープを押し出すために、圧力(P)
を表■に示すように用いた。ドープは浴槽中へエアギャ
ップ(AC)を横切り落下し、ファイバーとして凝固し
た。このファイバーを、ナイロンスプールに移し、表■
に示すように紡糸延伸により最大に延伸した。延伸した
ファイバーは少なくとも48時間洗浄し、4時間空気乾
燥し、そして100°Cで4時間真空乾燥した。
結果は表■に示している。ここで: サンプルは、ドープ合成のところで既に説明したサンプ
ルである; ACは、紡糸口金と水浴の間のエアギャップであり、単
位はインチ(薗)である: 温度は、グイと押出容器の温度であり、単位は°Cであ
る; Pは、押出圧であり、単位はps i (kPa)であ
る;そして SDRは紡糸延伸率であり、紡糸延伸後のファイバーの
長さと紡糸延伸前のファイバーの長さの比である。
(99) (100) 表   ■ 紡績ファイバーおよび特性 サンプル UL A G LJL a      3    3.0    160b  
    3    3.0    160c    6
  2−1/8  40−806   2−1/8 7   1−1/2 B    2−1/8 8   2−1/8 8   2−1/8 12    2.0 13   2−1/8 14     * 記録されなかった ニー0乃σ 5DR 560(3860)  3.33 300(2070)  6.96 20−100     * (13B−690) 20(138)   1.24 200(1380)  1.39 200(1380)   * 220(1517)  1.33 220(1517)   * 120(827)   1.40 60(414)   1.52 80(552)    * 表■のある種のファイバーは、窒素雰囲気下その温度に
おいて、18インチ(458mm)の管状のオーブンを
通して伸張することにより延伸し、熱処理を行った。滞
留時間は、表■に示したものである。
さらに紡糸延伸率を表■に与えた。各々のファイバーの
サンプルは設置し、ペーパータブおよびエポキシ装置法
を用いたASTM D3379−75により測定し、テ
ストを行った。各々のサンプルのダイマーは、N1ko
n−Optiphot (商標)顕微鏡を用い3回測定
され、レンズで検量され、平均ダイマーを得た。
引張強さおよび引張弾性率は、In5tron 420
1 (商標)張力テスターを用い、22°C〜24°C
および52%〜55%の湿度でテストした。得られたカ
ーブは分析し、引張強さ、引張弾性率および破断までの
伸び率をASTM D3379−75を用い、概算した
。下表■に結果を示す。ここで: サンプルは、表■のサンプルと同一のものであり、処理
し、テストされている; Tは、°C単位で示したオーブンの温度と一致する; Res 、 T、は、分単位で示したオーブン中のファ
イバーの滞留時間と一致する; SDRは、熱処理したファイバーの紡糸延伸率と一致し
、表■の熱処理したファイバーの長さと熱処理していな
いファイバーの比で表している。
Diam、は、熱処理したファイバーの直径である;T
、M、は、m5i(GPa) (1msi =1+00
0.000 psi)の単位で表したファイバーの引張
弾性率である;T、S、はKsi(MPa) (I K
si =1,000psi)の単位で表したファイバー
の引張強さである;および、Elong、はこれが破壊
する前のファイバーの伸び率である。そして 他のすべての欄は、既に示した通りの意味を有する。
(103) 熱処理ファイバーおよび特性 サンプル 00 Res、t    5DR 2,881,09 00 1,97 1,13 00 3,02 1,13 00 0,5 1,06 00 2X0.5 1.12 00 0.5 1.12 00 1.8 1.40 00 2.35 1.094 00 1.67 1.29 50 2.4 1.2 50 1.0 1.085 に 00 2.0 1.10 (104) W−フィルム注型および特性 ドープ溶液は、例12に記したように押出容器に入れ、
ガス抜きし、ピストンに設置した。ギャップの調節が可
能である11/2イン(38mm )ダイは、ステンレ
ススチールラインにより押出容器につないだ。押出容器
、ライン、およびダイは、約80°Cに保った。ダイは
6−4n (152+n+u)のステンレススチールド
ラムローラー上に設置した。このステンレススチールド
ラムローラーは、部分的に約24°Cの温度の水が入っ
た3−ft(914mm)の水トラフに浸している。ド
ープに圧力を加え、それをダイの外に押出し、ドラムの
上に出した。このドラムは、押出されたドープを水と接
するように運び、回転している。沈殿したドープは、3
個の水中遊びローラーを通り、水中巻取スプールにいく
。集めたフィルムは少なくとも48時間水中で洗い、4
−ft(1,2m)の長さに切断した。これはガラスチ
ューブ上につつまれる。チューブは24時間空中で乾燥
し、開放するために水中に浸した。それからチューブは
、適当な温度で真空乾燥した。
乾燥したフィルムは、ストリップに切断し、その引張特
性は例12で記した装置と条件を用い、ASTM 08
82−83によりテストした。下記の表■に結果を示す
。ここで サンプルはドープを調製した例のところで述べている; Pはps i (kPa)の単位で表したドープを押出
すために用いた圧力を述べている; ダイギャップは、ミル(薗)の単位で表した押出したダ
イにおけるギャップの巾を述べている;および他のすべ
ての欄は、例12で示した通りの意味を有する。
(105) (106) 表   ■ フィルム押出および特性 c    10    80    13    21
.76   .769(552)   (0,33) 
  (150)   (5,3)フィルム16(b)お
よび16(d)のガラス転移温度は、動的熱分析計を用
い、tan δの最大値をみつけることにより分析した
。フィルム16(b)のガラス転移温度は約415°C
であり、フィルム16(d)のガラス転移温度は約16
5℃であった。
(107)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、凝固した、実質的に相間不分離であるブロックコポ
    リマーであって、 (1)少なくとも10個のモノマー単位を含む硬質ロッ
    ドPBZブロック、および (2)多数のモノマー単位を含む熱可塑性PBZブロッ
    ク、を含み、 その分解温度よりも低いガラス転移温度を有し、実質的
    な相間分離を起こさずにガラス転移温度まで加熱するこ
    とができる、 実質的に相間不分離のブロックコポリマー。 2、ブロックコポリマー中の芳香族基がそれぞれ独立に
    カルボ環もしくは窒素複素環であり、独立に約18個以
    下の炭素原子を有し、硬質ロッドブロックおよび熱可塑
    性ブロックがそれぞれ独立にポリベンゾオキサゾールま
    たはポリベンゾチアゾールを含む、 請求項1に記載のブロックコポリマー。 3、前記の脂肪族PBZのモノマー単位が次式、(a)
    ▲数式、化学式、表等があります▼もしくは (b)▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中、Ar^aは、芳香族基であり、Zは、水素原
    子または有機置換基に結合した酸素原子、硫黄原子また
    は窒素原子であり、R^1は、少なくとも3個の炭素原
    子を有する脂肪族成分であり、R^1への結合は、同じ
    炭素原子または近接した炭素原子への結合ではない〕 で表わされる、請求項2に記載のブロックコポリマー。 4、硬質ロッドブロックが、平均して少なくとも5重量
    %のブロックコポリマーを組成し、熱可塑性ブロックが
    少なくとも約5重量%のブロックコポリマーを組成する
    、請求項1に記載のブロックコポリマー。 5、前記の熱可塑性ブロックのモノマー単位が次式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中、Xは、結合、または反応条件のもとですべて
    の試薬に対して不活性である第1の二価の結合成分であ
    り、第1および第2のAB−PBZ成分のそれぞれの芳
    香族基に結合しており、 Ar^3はそれぞれ、芳香族基であり、Lは、第2のA
    B−PBZ成分のアゾール環における二位の炭素、およ
    び近接したモノマー単位の第一のAB−PBZ成分のア
    ゾール環における二位の炭素に結合した、非直線基であ
    り、 (a)メタ−芳香族基、もしくは、 (b)第2の二価の結合成分により結合した2個の芳香
    族基、もしくは、 (c)アゾール環からの結合が、同じ炭素原子、もしく
    は近接した炭素原子に向っている、脂肪族成分、 を含み、 Zは、それぞれ独立して水素原子または有機置換体に結
    合した酸素原子、硫黄原子あるいは窒素原子である〕 で表わされる、請求項2に記載のブロックコポリマー。 6、熱可塑性ブロックにおけるモノマー単位が次式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中、Zは、それぞれ独立に酸素原子もしくは硫黄
    原子、またはそれらの変化物であり、スルホニル基は、
    Z基に対しメタ位で窒素原子に対しパラ位にあるAB−
    PBZ成分に結合している〕で表わされる、 請求項2に記載のブロックコポリマー。 7、次式、 (a)▲数式、化学式、表等があります▼ (b)▲数式、化学式、表等があります▼ (c)▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中、Ar^1、Ar^2、各々のAr^3および
    各々のAr^4は、約12個以下の炭素原子を有する芳
    香族基であり;Zはそれぞれ独立に、酸素原子または硫
    黄原子であり;Xはそれぞれ独立に酸素原子、スルホニ
    ル成分、硫黄原子または脂肪族基を含む二価の結合成分
    であり;R^1は3個から12個の炭素原子を有する脂
    肪族基であり、ここで図示された結合は同じ炭素原子ま
    たは近接した炭素原子に向うものではなく;Lは、それ
    ぞれ独立に第2のAB−PBZ成分のアゾール環におけ
    る2位の炭素原子および近接したモノマー単位の第1の
    AB−PBZ成分のアゾール環おける2位の炭素原子に
    結合した、非直線基であり、 (a)メタ−芳香族基、または (b)第2の二価の結合成分により結合した2個の芳香
    族基、もしくは (c)同じもしくは近接した炭素原子に結合した非直線
    基への結合を有する脂肪族成分、を含み、aおよびbは
    、それぞれ独立に、少なくとも平均して10である繰り
    返し単位の数であり、cは少なくとも1に等しい、単位
    の数である〕で表わされる成分を含む、請求項2に記載
    のブロックコポリマー。 8、次式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上式中、Zはそれぞれ酸素原子または硫黄原子であり
    、スルホニル基は窒素原子またはZ基のいずれかに対し
    パラ位にあるAB−PBZ基のそれぞれに結合している
    〕 で表わされる成分を含む、請求項2に記載のブロックコ
    ポリマー。 9、(1)鉱酸、ならびに (2)(a)少なくとも10個のモノマー単位を含む硬
    質ロッドPBZブロック、および(b)多数のモノマー
    単位を含む熱可塑性PBZブロック、 を含むブロックコポリマー を含み、光学的に等方性の相中に存在するドープ。 10、請求項1〜8のいずれかに記載のブロックコポリ
    マーを含み、実質的に相間不分離である、ポリマー。 11、造形品の形成方法であって、以下の工程、(1)
    請求項1〜8のいずれかに記載のブロツクコポリマーも
    しくは請求項1〜8のいずれかに記載のブロックコポリ
    マーを含むポリマー組成物を、前記のブロックコポリマ
    ーもしくは組成物が可塑性である温度で加熱すること、
    および (2)前記のブロックコポリマーもしくは組成物の、そ
    れが可塑性である温度の間での造形品への形成をするこ
    と、を含んでなる造形品の形成方法。 12、請求項1〜8のいずれかに記載のブロックコポリ
    マーまたは請求項1〜8のいずれかに記載のブロックコ
    ポリマーを含むポリマー組成物を含み、この中のポリマ
    ーが実質的に相間分離を起こさない、造形品。
JP2069919A 1989-03-23 1990-03-22 ポリベンゾオキサゾール,ポリベンゾチアゾールおよびポリベンゾイミダゾール成分を含む熱可塑性組成物ならびに造形品製造法 Pending JPH037732A (ja)

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