JPH0376774A - 構造物接合材料の収容袋 - Google Patents

構造物接合材料の収容袋

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JPH0376774A
JPH0376774A JP21545589A JP21545589A JPH0376774A JP H0376774 A JPH0376774 A JP H0376774A JP 21545589 A JP21545589 A JP 21545589A JP 21545589 A JP21545589 A JP 21545589A JP H0376774 A JPH0376774 A JP H0376774A
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JP
Japan
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liquids
storage bag
agent
bonding
curing agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP21545589A
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English (en)
Inventor
Motoyuki Koga
基之 古賀
Koichi Inoue
井上 公一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakko Co Ltd
Original Assignee
Hakko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種構造物を接合するのに好適な接合剤を生
成する主剤と硬化剤等の成分の異なる2つの液からなる
材料と、上記2つの液を混合した接合剤混合液を含浸さ
せるスポンジ等の含浸材とを、第1.第2仕切部によっ
て画成された合成樹脂製収容袋内に各別に収容し、上記
収容袋内における2つの液の混合と、接合剤混合液を含
浸材へ含浸させる作業を、密封された一つの収容袋内で
実施し、作業性、取扱性を向上できるようにした構造物
接合材料の収容袋に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば建造物、トンネルの各種セグメントおよび
地下埋設管、マンホール等の各種構造物を接合する接合
剤は、主剤と硬化剤との成分の異なる2液からなるもの
が一般的であり、例えば第6図(a)〜(C)に示すよ
うに、中仕切部で仕切られた合成樹脂製収容袋に、それ
ぞれ所定の混合比率に応じて計量された主剤と硬化剤等
の成分の異なる2つの液からなる材料を各別に収容する
と共に、上記中仕切部を熱融着により剥離可能に仮融着
しておき、使用時に仮融着部を引き剥して2つの液の材
料を互いに流通させながら混合するようにした2液温合
用収容袋が提案されている。
ところが、上記2液温合用収容袋内で混合した流動性接
合剤を接合部に塗布または注入する工法では、接合面が
水平の場合には比較的問題は少ないが、接合面が傾斜し
ていたり垂直の場合、あるいは接合面の間隔が広い場合
には、接合剤が硬化するまでの間に流下したり片寄りを
起して接合剤の切れが生じ、接合が確実に行われず漏洩
を引き起す等の問題があった。
そこでこれらの対策として、今日では、構造物の接合面
が傾斜していたり垂直状態の場合は勿論、接合面の間隔
が広い場合でも接合性を向上させるため、流動性接合剤
をスポンジ等の含浸材に含浸させた接合材料を構造物の
接合面に巻付けたり挿入したりして接合する含浸工法が
数多く提案されている。
そして上記含浸工法において、主剤と硬化剤等成分の異
なる2つの液からなる材料の混合比率を一定に保持して
均一な混合操作を簡素化すると共に、収容袋内で混合し
た接合剤混合液を含浸材に含浸させる作業を一層簡素化
するために、流動性の接合剤を生成する主剤と硬化剤等
の成分の異なる2つの液からなる材料と、その混合液を
含浸させるスポンジ等の含浸材とを、取外しまたは剥離
可能な第1.第2仕切部によって画成された収容袋内に
各別に収容し、使用時に第1仕切部を外すかまたは剥離
して2つの液からなる材料を混合した後、第2仕切部を
外すかまたは剥離して混合液を含浸材へ含浸させる作業
を一つの収容袋内で実施できるようにしたものが提案さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述したように主剤と硬化剤等成分の異なる
2つの液からなる材料と、その接合剤混合液を含浸させ
る′含浸材を第1.第2仕切部によって画成された収容
袋内に各別に収容したものでは、各室とも真空バック状
態に密封されているので、2つの液からなる材料を隔離
している第1仕切部を流通させて混合した接合剤混合液
を第2仕切部を外すかまたは剥離して含浸材に含浸させ
る場合、含浸材の気泡が潰れて容積が小さくなっている
ので、接合剤混合液との置換が不能となり、手揉み操作
を繰返しても十分な接合剤混合液の含浸ができないとい
う問題がある。
本発明は、上述した問題点を課題として提案されたもの
で、各種構造物を接合するのに好適な接合剤を生成する
主剤と硬化剤等の成分の異なる2つの液からなる材料と
、2つの液を混合した接合剤混合液を含浸させるスポン
ジ等の含浸材とを、取外しまたは剥離可能な仕切部によ
って画成された合成樹脂製収容袋内に各別に収容すると
共に、上記含浸材が収容される容室内に不活性ガスを封
入し、使用時に収容袋内の主剤と硬化剤との混合および
混合した接合剤混合液を含浸材へ含浸させる作業を簡素
化し、取扱性を向上できるようにした構造物接合材料の
収容袋を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明は、所定の混合比率
によって計量された主剤と硬化剤等の成分の異なる2つ
の液からなる材料と、上記2つの液からなる材料を混合
した接合剤混合液が含浸されるべきスポンジ等の含浸材
とを、取外しまたは剥離可能な第1.第2仕切部によっ
て画成された合成樹脂製収容袋内に各別に収容すると共
に、上記含浸材が収容される容室内に、含浸材の気泡が
潰れない程度の容積を有する不活性ガスを封入したこと
を特徴とするものである。
〔作   用〕
このような構成に基づいて、本発明による構造物接合材
料の収容袋では、所定の混合比率に応じて計量された主
剤と硬化剤等の成分の異なる2つの液からなる材料と、
上記2つの液を混合した接合剤混合液が含浸されるべき
スポンジ等の含浸材とを、取外しまたは剥離可能な第1
.第2仕切部によって画成された合成樹脂製収容袋内に
各別に収容すると共に1、上記含浸材が収容される容室
内に不活性ガスを封入したので、使用時に主剤と硬化剤
等の2つの液を隔離している第1仕切部を外すかまたは
剥離することにより、2つの液を流通させて混合するこ
とが可能になる。そして手揉み操作により十分混合がな
された後は、含浸材との第2仕切部を外すかまたは剥離
することにより、混合した流動性接合剤等の混合液を含
浸材に浸み込ませることが可能になる。
そこで、再び手揉み操作を繰返すことにより接合剤混合
液が含浸材の気泡内のガス体と置換されて、十分に含浸
させることができる。そして接合剤混合液を含浸した後
は、収容袋を切除して取り出し、所望の接合部に巻付け
たり挾持したりする含浸工法による構造物の接合がなさ
れる。
従って、主剤と硬化剤等の成分の異なる2つの液からな
る材料の混合が収容袋の開封前に能率よく行われると共
に、混合した接合剤等の混合液を含浸材に浸み込ませる
ことができるので、手や衣服を汚すことなく衛生的であ
り、作業能率が向上する。
また、主剤と硬化剤等の成分の異なる2つの液の混合比
率が一定であるから均一な接合性を保持できると共に、
含浸材に浸み込ませた接合剤を接合部に巻付けまたは挾
持することができるので、接合剤が硬化するまでの間に
流下したり片寄りを起したりすることがなく、確実な接
合が実施できる。
〔実 施 例〕
以下、本発明による実施例を図面に基づいて具体的に説
明する。
第1図は本発明による構造物接合材料の収容袋を示す正
面図、第2図は第1図の■−■断面図である。
図において、符号1.2は熱融着性が良好な合成樹脂製
シート、8はシート1.2の周囲を重ね合わせると共に
、一部側方に充填口4a、 4b、 4eを除いて容易
に剥離しないように熱融着したシール部、5a、 5b
は帯状剥離フィルムIOをシート1.2の間に挾み疑似
シール状に熱融着した第1.第2仕切部であり、上記シ
ード1.2によって形成された収容袋6は、第1仕切部
5aおよび第2仕切部5bによって3つの容室6a、 
8b、 6cに画成される。
上記収容袋Bの第1仕切部5aによって仕切られた容室
6a、 6bには、例えばエポキシ系接合剤を生成する
主剤7aと硬化剤7b等の成分の異なる2つの液からな
る材料を所定の混合比率に応じて計量したものを充填口
4a、 4bより各別に収容すると共に、第2仕切部5
bによって仕切られた上記容室6Cには、主剤7aと硬
化剤7bとを混合した後の接合剤混合液を含浸させるス
ポンジ等の含浸材8が充填口4Cより収容され、充填口
4a、 4b、 4eを熱融着して収容袋Bによる接合
材料の収容袋が構成される。このとき、上記含浸材8が
収容された容室6C内には、所定容積となる不活性ガス
体9が封入されるここで、上記合成樹脂製シートL、2
は、主剤7aおよび硬化剤7bが浸透することなく長期
保存性に優れ、しかも熱融着性が良好な柔らかい材質が
選定され、例えば高密度ポリエチレン、ポリプロピレン
、ナイロン、ポリ塩化ビニール、ポリエステル、エチレ
ンビニールアルコール共重合物体等が適用されるもので
あり、上記合成樹脂製シート1.2は収容する材料の成
分によって適宜選定することが可能である。
一方、上記第1.第2仕切部5a、 5bは、帯状剥離
フィルムlOをシート1.2の間に挾み疑似シール状に
熱融着したものであり、保管中や輸送中に容易に剥離す
ることなく、上記第1.第2仕切部5a、 5bの近傍
を手でつまんで引き剥すことができるようになっている
すなわち上記第1.第2仕切部5a、 5bは、シート
1と2との間に所定の幅(約5關の融着幅)を有する帯
状剥離フィルムlOを挾持して熱融着したものである。
上記帯状剥離フィルムlOは、レーヨン、ビニロン、ポ
リエチレン、ポリエステル等のフィルム状基材の内部に
非接着性を有するバルブ、短繊維11等を不連続状態に
内在させたもの、あるいは不織布等にポリエステル、ポ
リエチレン等を浸み込ませたものからなり、この帯状剥
離フィルムIOをシート1と2との間に挾持して熱融着
することによって不連続の非接着部を形成することがで
きる。
従って熱融着時に、帯状剥離フィルムIOに内在してい
る短繊維llや布部分が融着されず、ポリエステル、ビ
ニロン等の樹脂部分のみがシートl。
2との間に完全に融着されているものであるから、上記
第1.第2仕切部5a、 5bの近傍を手でつまんで引
き剥すことができるが、保管中や輸送中に剥れて容室6
a、 eb内に収容された主剤7a、硬化剤7bが、第
1仕切部5aを介して互いに浸透して混合したりするこ
となく確実に融着されている。
また、上記含浸材8が収容された容室6C内に封入され
る不活性ガス体9の量は、含浸材8の気泡が漬れない程
度の容積に保持されており、密封された収容袋B内の手
揉み操作によって押し潰された含浸材8内の気泡が元に
戻る際に、周囲の混合液を吸引することができるように
なっている。
次いで、このような実施例により主剤7aと硬化剤7b
からなる2液と、混合した流動性接合剤を含浸させる含
浸材8とを一つの収容袋6を画成して密封した各客室に
収容した2液温合接合材料を用いて、地下埋設管等の構
造物を接合する場合は、使用時に収容袋Bを取り出し、
主剤7aと硬化剤7bとを隔離している第1仕切部5a
の近傍を手でつまんで引き剥すと、客室6a、 eb内
が流通して混合が可能になる。
そこで、手揉み操作を繰返すことにより2液が混合して
所定の混合比率の流動性接合剤混合液を生成する。その
後第2仕切部5bを引き剥して含浸材8を収容した客室
6c内を連通させ、再び手揉み操作によって接合剤混合
液を含浸材8に十分に浸み込ませることができる。
そして収容袋6の開封前に、収容袋6内で十分混合した
接合剤を含浸材8に浸み込ませた後、収容袋6の一部を
切除して取り出し、第3図(a) 、(b)に示すよう
に、所望の構造物12の接合部12aに含浸材8を巻付
けまたは挾持して組付けることにより、接合作業が実施
される。
このように、主剤7aと硬化剤7bとの成分の異なる2
つの液の混合と、その接合剤混合液を含浸材8へ含浸さ
せる作業が、収容袋6の開封前に密封された一つの袋内
で能率よ〈実施されるので、手や衣服を汚すことなく作
業能率を向上することができる。
第4図および第5図は本発明による収容袋Bの仕切部を
示す他の実施例であり、プラスチック製の細長い凹状ク
リップ15と、これに嵌着される凸状クリップ16とに
より成形されており、上記凹状クリップ15と凸状クリ
ップ16とにより収容袋Bの所定の位置を両面から挾持
して、主剤7a、硬化剤7bおよび含浸材8を収容する
容室6a、 8b、 Beが画成される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による構造物接合材料の収
容袋は、所定の混合比率に応じて計量された主剤と硬化
剤等の成分の異なる2つの液からなる材料と、上記2液
を混合して生成される接合剤混合液が含浸されるべきス
ポンジ等の含浸材とを、取外しまたは剥離可能な仕切部
によって画成された合成樹脂製収容袋内に各別に収容す
ると共に、上記含浸材が収容される容室内に不活性ガス
を封入したので、使用時に主剤と硬化剤等の成分の異な
る2つの液を隔離している第1仕切部を外すかまたは剥
離することにより2つの液を流通させて混合し、手揉み
操作により十分混合がなされた後は、第2仕切部を外す
かまたは剥離して混合した流動性接合剤を開封前の収容
袋内で十分に膨らんだ状態の含浸材に浸み込ませること
が可能になる。そこで、2つの液の接合剤混合液を含浸
材に十分に浸み込ませた後、収容袋を開封して取り出し
、所望の接合部に巻付けたり挾持したりすることにより
、構造物の接合作業が簡素化される。
また、接合材料の収容袋には、予め所定の混合比率に応
じて計量された成分の異なる2つの液からなる材料が収
容されているので、混合比率が一定であり、均一な接合
性を保持することができると共に、2つの液の混合およ
び接合剤混合液を含浸材に浸み込ませる際に、手揉み操
作によって含浸材の気泡内に侵入している不活性ガスを
押し出すよう潰して元に戻るときに気泡内に接合剤混合
液が浸み込むので、含浸材への接合剤の浸み込みが良好
であり、作業能率を向上することができる。
なお、本発明の実施例による主旨を応用することにより
、成分の異なる2つ以上の材料を混合する収容袋にも適
用することが可能である。
また、3つの客室に画成した収容袋を一組の接合体とし
たとき、複数組を連続して帯状に構威し、−組ずつ切り
離して使用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による構造物接合材料の収容袋を示す正
面図、第2図は第1図の■−■断面図、第3図(a) 
、 (b)は構造物の接合状態を示す説明図、第4図お
よび第5図は他の実施例を示す要部の斜視図および断面
図、jlI6図(a) 、 (b) 、(c)は従来例
の使用状態を示す説明図である。 1.2・・・合成樹脂製シート、3・・・シール部、4
a。 4b、 4c・・・充填口、5a・・・第1仕切部、5
b・・・第2仕切部、6・・・収容袋、8a、 8b、
 [tc・・・容室、7a・・・主剤、7b・・・硬化
剤、8・・・含浸材、9・・・不活性ガス体、IO・・
・帯状剥離フィルム、12・・・構造物、12a・・・
接合部、15・・・凹状クリップ、16・・・凸状クリ
ップ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定の混合比率によって計量された主剤と硬化剤等の成
    分の異なる2つの液からなる材料と、上記2つの液から
    なる材料を混合した接合剤混合液が含浸されるべきスポ
    ンジ等の含浸材とを、取外しまたは剥離可能な第1、第
    2仕切部によって画成された合成樹脂製収容袋内に各別
    に収容すると共に、 上記含浸材が収容される容室内に、含浸材の気泡が潰れ
    ない程度の容積を有する不活性ガスを封入したことを特
    徴とする構造物接合材料の収容袋。
JP21545589A 1989-08-21 1989-08-21 構造物接合材料の収容袋 Pending JPH0376774A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS551000A (en) * 1978-06-15 1980-01-07 Ibm Data process system
JPS63200760A (ja) * 1987-02-17 1988-08-19 日本油脂株式会社 シ−ト状貼着剤の製造方法
JPS6437373A (en) * 1987-07-21 1989-02-08 Asahi Irryo Co Ltd Transport and preserving method
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