JPH0376436A

JPH0376436A - ３面アンテナスペースダイバーシチ受信装置

Info

Publication number: JPH0376436A
Application number: JP1212552A
Authority: JP
Inventors: Masami Arai; 荒井　正己
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1989-08-18
Filing date: 1989-08-18
Publication date: 1991-04-02
Anticipated expiration: 2013-12-02
Also published as: JP2830141B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はマイクロ波受信方式に関し、特に３面アンテナ
スペースダイバーシチ受信装置に関する。

〔従来の技術〕

従来使用されていたこの種の３面アンテナスペースダイ
バーシチ受信装置は、第３図に示されるような構成であ
った。同図において、第２副受信アンテナ２０３の受信
信号を増幅する可変利得増幅器２０６のＡＧＣｆ＃］Ｗ
電圧は、主受信アンテナ２０１の受信信号を増幅する可
変利得増幅器２０４および第１の副受信アンテナ２０２
の受信信号を増幅する可変利得増幅器２０５のＡＧＣ制
御電圧と共通であり、制御回路２０９から同じ制御電圧
が供給される構成であった。なお、同図において、２０
７．２０８は可変利得増幅器２０４，２０５の出力を検
波する検波器、２１０，２１１は合成器であり、合成器
２１０は可変利得増幅器２０４゜２０５の出力を合成し
、合成器２１１は、合成器２１０の出力と可変利得増幅
器２０６の出力を合成して受信出力を端子２１２に送出
する合成器である。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、このような構成では、主受信アンテナ２０１お
よび第１の副受信アンテナ２０２の受信入力レベルがと
もに低下した場合、これらのアンテナの受信信号を、各
可変利得増幅器２０４゜２０５、検波器２０７，２０８
を介して受けた制御回路２０９は、可変利得増幅器２０
４，２０５の利得を大きくするＡＧＣ制御電圧を出力す
る。

しかし、前述した通り第２副受信アンテナ２０３の受信
信号を増幅する可変利得増幅器２０６の利得が増大し、
第２副受信アンテナ２０３の受信入力レベルが上昇した
とき増幅器の線形性が保てなくなり、信号を劣化させる
危険性がある。

本発明の目的は、主受信アンテナおよび第１副受信アン
テナの受信入力がともに低下し、第２副受信アンテナの
受信入力が上昇した場合の増幅器の非直線特性による信
号劣化を防止する３面アンテナスペースダイバーシチ受
信装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の３面アンテナスペースダイバーシチ受信装置は
、主受信アンテナの受信信号を増幅する第１の可変利得
増幅器と、第１副受信アンテナの受信信号を増幅する第
２の可変利得増幅器と、第２副受信アンテナの受信信号
を増幅する第３の可変利得増幅器と、第１の可変利得増
幅器の出力レベルを検出する第１の検波器と、第２の可
変利得増幅器の出力レベルを検出する第２の検波器と、
第３の可変利得増幅器の出力レベルを検出する第３の検
波器と、第１および第２の検波器出力より第１および第
２の可変利得増幅器の利得を同時に制御するためのＡＧ
Ｃ！ｌＪ？１１電圧を発生する第１の制御回路と、この
第１の制御回路で発生するＡＧＣ制御電圧と第３の検波
器の出力より第３の可変利得増幅器の利得を制御するた
めのＡＧＣ制御電圧を発生する第２の制御回路と、第１
の可変利得増幅器の出力と第２の可変利得増幅器の出力
と第３の可変利得増幅器の出力とを合成する手段とを有
している。

〔作用〕

このような構成にすると、主受信アンテナおよび第１副
受信アンテナの人力がともに低下し、第２副受信アンテ
ナの入力が上昇しても従来のような増幅器の非直線特性
による信号劣化を防ぐことができる。

〔実施例〕

次に、本発明を図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

同図において、主受信アンテナｌｏｔ、第１副受信アン
テナ１０２および第２副受信アンテナ１０３でそれぞれ
受信された受信入力は、対応する第１．第２．第３の可
変利得増幅器１０４゜１０５．１０６でそれぞれ増幅さ
れ、第１．第２゜第３の検波器１０７，１０８，１０９
によりその出力レベルが検出される。第１の制御回路１
１０は、可変利得増幅器１０４．１０５の利得を制御す
るものであり、主受信アンテナ１０１と第１副受信アン
テナ１０２の受信入力レベルの大小を検波器１０７，１
０８の出力から判定し、受信入力レベルの大きい側に対
応するＡＧＣｆｂｌＩ御電圧を発生して可変利得増幅器
１０４，１０５の利得を同時に等しくする制御を行う、
第２の制御回路１１１は、可変利得増幅器１０６の利得
を制御するものであり、主受信アンテナ１０１と第１副
受信アンテナ１０２の両方の受信入力が第２副受信アン
テナの受信入力より低下したときは、検波器１０９の出
力に応じたＡＧＣ制御電圧を発生し、それ以外の場合、
すなわち主受信アンテナｌＯ１と第１副受信アンテナ１
０２の両方の受信入力が第２副受信アンテナの受信入力
より大きいときには、第２の制御回路１１１は、第１の
制御回路１１０のＡＧＣ制御電圧により可変利得増幅器
１０４゜１０５に等しい利得となるようにＡＧＣ制御電
圧を発生し、可変利得増幅器１０６を制御する。

第２図は、第１および第２の制御回路１１０゜１１１の
具体例であり、２人力の最大値出力回路からなる。

なお、合成器１１２，１１３は、第３図の合成器２１０
．２１１と同様に、スペースダイバーシチ受信された信
号を合成するための合成器である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は第２副受信アンテナの受
信入力レベルを検出する検波器と、第２副受信アンテナ
の受信人力を増幅する可変利得増幅器を制御する制御回
路を、主受信アンテナおよび第１副受信アンテナの受信
人力を増幅する可変利得増幅器の制御回路と独立して追
加することにより、主受信アンテナおよび第１副受信ア
ンテナ入力がともに低下し、第２副受信アンテナ人力が
上昇した場合の、増幅器の非直線による信号劣化を防止
できる効果がある。

また、本発明によれば、３面アンテナスペースダイバー
シチ用の専用制御回路が不用となり、２面アンテナスペ
ースダイバーシチ受信装置を容易かつ安価に３面アンテ
ナスペースダイバーシチ受信装置に変更することが可能
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の３面アンテナスペースダイバーシチ受
信装置の一実施例を示すブロック図、第２図は第１図に
使用される制御回路の具体例を示す回路図、第３図は従
来の受信装置のブロン゛り図である。１０１．２０１・・・主受信アンテナ、１０２．２０２
・・・第１副受信アンテナ、１０３．２０３・・・第２
副受信アンテナ、１０４．１０５，１０６，２０４，２
０５，２０６・・・可変利得増幅器、１０７．１０８，１０９，２０７，２０８・・・検波器
、１１０・・・第１の制御回路、１１１・・・第２の制
ａ１１回路、１１２，１１３，２１０，２１１・・・合
成器、１１４．２１２・・・受信出力、２０９・・・制
御回路。第１図第２図１１０　１１１

Claims

【特許請求の範囲】

１、主受信アンテナの受信信号を増幅する第１の可変利
得増幅器と、第１副受信アンテナの受信信号を増幅する
第２の可変利得増幅器と、第２副受信アンテナの受信信
号を増幅する第３の可変利得増幅器と、前記第１の可変
利得増幅器の出力レベルを検出する第１の検波器と、前
記第２の可変利得増幅器の出力レベルを検出する第２の
検波器と、前記第３の可変利得増幅器の出力レベルを検
出する第３の検波器と、前記第１および第２の検波器出
力より前記第１および第２の可変利得増幅器の利得を同
時に制御するためのＡＧＣ制御電圧を発生する第１の制
御回路と、この第１の制御回路で発生するＡＧＣ制御電
圧と前記第３の検波器の出力より前記第３の可変利得増
幅器の利得を制御するためのＡＧＣ制御電圧を発生する
第２の制御回路と、前記第１の可変利得増幅器の出力と
前記第２の可変利得増幅器の出力と前記第３の可変利得
増幅器の出力とを合成する手段とを有することを特徴と
する３面アンテナスペースダイバーシチ受信装置。