JPH0376288A - 埋め込み型半導体レーザ - Google Patents

埋め込み型半導体レーザ

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JPH0376288A
JPH0376288A JP21334689A JP21334689A JPH0376288A JP H0376288 A JPH0376288 A JP H0376288A JP 21334689 A JP21334689 A JP 21334689A JP 21334689 A JP21334689 A JP 21334689A JP H0376288 A JPH0376288 A JP H0376288A
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JP
Japan
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layer
carrier confinement
layers
interface
compositional ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP21334689A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Yagi
克己 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光情報処理等に使用する半導体レーザに関し鴇
特にDBDH(double−barrier dou
ble−heter。
5tructure)構造を有する埋め込み型半導体レ
ーザに関する。
〔従来の技術〕
活性層とクラッド層との間にミ広いバンドギャップを有
するキャリア閉じ込め層(バリア層)を介在させた構成
をなす、AlGaAs系のDBDH型半導体レーザが公
知である(Appl、Phys、Lett、、Vol、
38゜No、11.I June 1981等〉。
このような埋め込み型半導体レーザの製造技術としては
、第1回目の結晶成長後、数μm幅のマスクを付けてL
PE法(liquid phase epitaxy 
:液相成長法)にてマスク以外の部分を一旦溶かし、第
2回目の結晶成長を行うことが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
LPE法を用いた製造方法では、不要な部分を溶かした
後に再成長が可能であって便利であるが、温度変化に伴
って溶゛ける量が変化するので、埋め込まれる半導体レ
ーザの幅の制御を行うためには、溶かし込む溶液の空間
的な温度差または過飽和度を厳密に制御する必要がある
。また、LPE法では、第1回目の戒長済みウェハを約
800℃以上の高温下にさらすことになるので、第1回
目の成長時のキャリア濃度の分布状態が変化したり、量
子井戸構造のへテロ界面でのGaとAIとの相互拡散が
起こることがある。
このような理由により、第2回目の結晶時には、比較的
低温にて成長可能なMBE(molecular be
amepitaxy:分子線エピタキシ)法またはMO
CVD(+wstal−organic chemic
al vapor deposition  :有機金
属気相成長)法を用いることが考えられる。ところが、
これらの方法ではLPE法のように不要部分を溶かし込
むことはできないので、−旦メサエフチングの工程にお
いてAlGaAsからなる層を大気にさらすことになる
。この結果、AlGaAs層の酸化によって第2回目の
成長が困難であるという問題点がある。
このAlGaAs層の酸化を防止するためにはAIMi
威比を0.2以下にする必要がある。ところがAl組成
比をこのような値に設定すると、キャリア閉じ込め効果
は低下し、温度特性が悪い半導体レーザしか得られない
本発゛明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、キ
ャリア閉じ込め層を除< AlGaAs層のAl組成比
を0.2以下とし、また活性層とキャリア閉じ込め層と
の間にAl組成比の差を緩和する層を設けることにより
、MBE法またはMOCVD法を用いた低温状態での埋
め込み成長が可能であり、LPB法における難点を解消
できる埋め込み型半導体レーザを提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る埋め込み型半導体レーザは、活性層及び該
活性層を挟むキャリア閉じ込め層を含むダブルヘテロ構
造を有するAlGaAs系の埋め込み型半導体レーザに
おいて、前記キャリア閉じ込め層以外の各層のAl組成
比は0.2以下であり、前記活性層と前記キャリア閉じ
込め層との間に、その厚み方向にAl組成比が異なる層
を有することを特徴とする。
〔作用〕
本発明の埋め込み型半導体レーザでは、キャリア閉じ込
め層以外のAlGaAs層のAl組成比は0.2以下で
あるので、酸化の影響は少なく、第2回目の成長は可能
である。また活性層とキャリア閉じ込め層との間におい
て設けられた層は、活性層及びキャリア閉じ込め眉間の
Al&l1tc比(格子定数)の不調和を低減する。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に
説明する。
第1図は本発明に係る埋め込み型半導体レーザにおける
第1回目の結晶成長後の構成を示す模式的断面図、第2
図は同じく第1回目の結晶成長後におけるAl組成比の
分布状態を示す模式図である。
MBE法を用いて、基板温度を680℃にして、n−G
aAs基板1上に以下の各層を連続的に成長させる(第
1図参照)。
’l : rl−GaAsバフ71層、膜厚1μmI 
XIO”(Jl−’ (Siドープ〉3 : n−Al
o、t Gas、s Asクラフト層、11141μm
3 XIO”cm−” (Siドープ〉4:n−Al、
Gal−、Asキャリア閉じ込め層(x−0,2→0.
4) 膜厚500人+  3 XIO”am−’ (Siドー
プ)5 : n−Al、 Ga1−y As調整層(y
 −0,4−0,25)膜厚500人、3X10”備−
3(Siドープ)(i:GaAs活性層、膜厚500人
 (アンドープ)7 : p−AI、 GaI−y A
s調整層 (y −0,25→0.4)膜厚500人+
  5 XIO”Cs−” (Beドープ)8 : I
)−Alx Gal−、Asキャリア閉じ込め層(x 
= 0.4−=0.2) 膜厚500人、  5 XIO”am−” (Beドー
プ)9 ” I)−Alo、t Gas、@ Asクラ
ッド層、膜厚1μm5 XIO”cm−” (Beドー
プ)IQ : p−GaAsキャ7プ層、膜厚0.1p
mI XIO”elm−” (Beドープ)上記したよ
うに、両クラフト層3,9のAl組成比は0.2であり
、また両キャリア閉じ込め層4゜8と活性層6との間に
、両層間のAl組成比の不調和を低下させるための調整
層5.7を設けている。
第2図に示すように、キャリア閉じ込め層4(8)では
、クラッド層3(9)との界面(x =0.2)から調
整層5 (7)との界面(x =0.4)に向けて離隔
するにつれてAl組成比(x)が漸増しており、一方、
調整層5(7)では、キャリア閉じ込め層4(8)との
界面(y=0.4)から活性層6(6〉との界面(y 
=0.25)に向けて離隔するにつれてAl組成比(y
)が漸減している。
このような第1回目の結晶成長が終了した後、例えば5
μm幅のストライブ状のレジストを用いてメサエッチン
グ行う。この際のエンチング条件は、エンチング液4旧
PO# + HgO* + CH30Hにて30℃。
40秒間とした。このような条件によって約2μm深さ
のメサ形状を形成する。
メサエンチング終了後のウェハに対して、基板温度を6
00℃にして、アンドープ^lo、s Ga51As層
(膜厚1.5μm)とアンドープGaAs層(膜厚0.
1μm)を形成すべく、2回目の結晶成長を行う。
最後にメサ上部における2回目の成長層を下のレジスト
と共に、フォトエツチングにより除去する。
この際のエツチング条件は、エツチング液4H3PO。
+ n、o、 + CH30Hにて30℃、35秒間と
した。露出したキャップ層にAu/Crからなるp側電
極を蒸着し、更に基板1を100μmまでラフピシグ除
去した後、Au/Snからなるn側電極を蒸着して、レ
ーザ素子を作製する。
本発明の埋め込み型半導体レーザ素子(共振器長250
μm)における、端面コーティングしていない際のI−
L  (電流−光出力)特性を第3図に示す。発振しき
い値電流Ithは25〜30s^であって低い数値であ
り、温度特性も150〜170にと通常のDtl (d
ouble−heterostructure)レーザ
と同等であった。比較例として、第1回目の成長におい
て調整層5.7を設けない埋め込み型半導体レーザ素子
を作製し、そのI−L特性を測定すると、発振しきい値
電@【いは80〜95s^であり、調整層5.7を設け
た効果が大きいことがわかる。
本発明の半導体レーザは埋め込み構造であるので、活性
層の左右にも十分に大きな屈折率差を付けることが可能
であるので、注入電流による活性層の屈折率減少(10
4〜10−3程度)に影響を受けることなく、高電流(
つまり高出力)まで安定したモードの発振が可能である
と考えられる。このような考えに基づいて、150m−
までの遠視野像を調べた結果を第4図に示す。光出力が
増加しても遠視野像は変化せず、モードが安定している
ことが第4図から理解される。
また本発明の埋め込み型半導体レーザでは、クラッド層
のAl組成比を低く抑えている(0.2)ので、上下の
屈折率差が小さくなって光が上下に拡がり、通常の半導
体レーザに比してビームの真円率が1に近くなる。通常
の半導体レーザにおける出射ビームの水平拡がり角θ−
は8°、垂直拡がり角θ工は35°であることに比べて
、本発明例ではθりθ工が夫々12°以下、20゛以下
であり、真円率の向上が確認された。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明の埋め込み型半導体レーザでは
、キャリア閉じ込め層のみのAl組成比が高く他のAl
GaAs層ではAl組成比が低いので、MBE法または
MOCVD法を用いて低温にて埋め込み成長が可能にな
り、LPB法を用いた場合におけるキャリア濃度の分布
変化の発生を完全に解消することができる。また、埋め
込み成長が可能であるので、レーザの集積化における平
坦化が容易になり、電気配線も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る埋め込み型半導体レーザにおける
第1回目の結晶成長後の構成を示す模式的断面図、第2
図は同じく各層のAl組成比を示す模式図、第3図は本
発明の埋め込み型半導体レーザ素子のI−L特性を示す
グラフ、第4図は同じく光出力を変化させた際のビーム
の拡がり角の変化を示すグラフである。 1・・・基板 2・・・バッファ層 3・・・クラッド
層4・・・キャリア閉じ込め層 5・・・調整層 6・
・・活性層 7・・・調整層 8・・・キャリア閉じ込
め層 9・・・クラッド層 10・・・キャップ層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、活性層及び該活性層を挟むキャリア閉じ込め層を含
    むダブルヘテロ構造を有するAlGaAs系の埋め込み
    型半導体レーザにおいて、 前記キャリア閉じ込め層以外の各層のAl組成比は0.
    2以下であり、前記活性層と前記キャリア閉じ込め層と
    の間に、その厚み方向にAl組成比が異なる層を有する
    ことを特徴とする埋め込み型半導体レーザ。
JP21334689A 1989-08-18 1989-08-18 埋め込み型半導体レーザ Pending JPH0376288A (ja)

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Cited By (7)

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