JPH037582A - Dna回収方法 - Google Patents

Dna回収方法

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JPH037582A
JPH037582A JP1142002A JP14200289A JPH037582A JP H037582 A JPH037582 A JP H037582A JP 1142002 A JP1142002 A JP 1142002A JP 14200289 A JP14200289 A JP 14200289A JP H037582 A JPH037582 A JP H037582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna
glass powder
biological sample
sample liquid
solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP1142002A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Oshihara
押原 渉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Publication of JPH037582A publication Critical patent/JPH037582A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、生物学的試料中に稀薄に存在するDNAの迅
速な回収方法に関する。さらに詳しくは、研究目的ある
いは診断目的で、蛋白質・多糖類・低分子量物質などの
各種生体成分を含む生物学的サンプル中に稀薄に存在す
るDNAを、吸着剤を用いて迅速に単離・回収する方法
に関する。
[従来の技術] 従来、核酸ハイブリダイゼーションの技術は分子生物学
や遺伝子工学の研究に無くてはならない技術として頻用
されてきた(ManiatiSら、  ”MOIecu
lar Cloning −A Laboratory
 )lanual°’、Co1d Sprtng Ha
rbor Laboratory、1982) 。この
技術をさらに病気の診断に応用することは既に一部は実
用化されており、革新的な診断技術として注目されてい
る(筋原 端、ファルマシア 録、 114B−115
3,1987)。感染症やガンなどの従来の診断に、よ
り精緻なデータを提供するばかりでなく、遺伝病や個人
識別などこの技術でなければできない診断分野も多い。
また、愛玩動物や家畜の診断、植物病原ウィルスの検出
、食品中の病原菌の検出など、農業・水産・食品産業な
どへの広がりもみられる(高橋 豊三、“’DNAプロ
ーブ 技術と応用“シーエムシー、1988)。
前述したように当初は研究目的で核酸の分離・回収が行
なわれ、核酸のハイブリダイゼーションによる診、新法
に対しても多くの有用な知見が提供され、改良が加えら
れてきた。しかしながら、各種の技術の進歩にもかかわ
らず、試料から核酸を抽出する操作に限っては、依然煩
雑な作業を必要としている。例えば、核酸を蛋白質や脂
質などの他の細胞成分または生体成分から分離するため
には、原則的には次の3段階のプロセスが行われる。
(1)核酸を取り巻く構造物中の糖や蛋白質を崩壊させ
、可溶性の核酸を放出させる。
(2)放出された核酸を特に蛋白質と分離するために蛋
白質を変性させ沈殿させる。
(3)水相/有機溶媒相の二相系を利用して、沈殿の上
清に溶解している核酸と残留している蛋白質や他の生体
成分とを分離する。
この様な試料処理操作には、熟練者による数時間から1
日の多大な労力と、高速遠心分離機などの高価な設備が
必要であり、そのことが従来の臨床検査法に比べて原理
的にはより高感度で特異的な核酸のハイブリダイゼーシ
ョンによる検査診断法の普及を阻んでいる原因の一つに
なっていた。
また、上記の原則的な方法以外にも、生体由来の試料か
ら核酸を比較的迅速に分離することを目的として、ヒド
ロキシアパタイトカラムに選択的に二本鎖DNAを吸着
させる方法(F、 A、 Be1andら、 J、 C
hromatography、174 177−186
.1979)や、その改良法(公開特許公報 63−2
81051)あるいはアセトンを用いてDNAのみを沈
殿させる方法(公開特許公報 63−280093)な
どが報告されている。
また、生物学的試料を対象とするのではなく、あらかじ
め精製された核酸試料を核酸の分析を目的として分析用
支持体から抽出する方法が提案されている(B、 Vo
gelstein and D、 G11lesp+e
、 Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 
USA、 76、615−619.1979)。
この方法によれば、分析用支持体であるアガロースゲル
中に溶解した核酸をヨウ化ナトリウムの存在下において
ガラスに吸着させる。この方法は迅速・簡便であり、核
酸の分子景に関わりなく適用可能であり、核酸の崩壊も
伴なわずにアガロースが除去され、各種の酵素に対する
感受性も保持される。
しかしながら比較的簡便な手法として知られているこれ
らの方法は、主に、均一な試料から比較的大量の核酸を
取得する方法であり、核酸のハイブリダイゼーション技
術を適用するような、咽頭ぬぐい液、うがい水、結膜・
角膜ぬぐい液、皮膚ぬぐい液、水痘内容液、髄液、糞便
、直腸ぬぐい液、汗、唾液、血液、尿、精液、分泌液、
鼻汁、喀痰、組織破壊物、老廃物、組織の剖検・生検材
料、羊水、組織培養物、各種の標本などの成分・液量と
もに多様な生体試料に適用できるわけではなく、また診
断的に検出が必要とされる核酸量よりもはるかに多い核
酸量でなければ回収できないために、診断を目的とした
場合には適当な方法ではなかった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、成分・液量ともに多様な生物学的試料
中に存在するDNAを、短時間のうちに煩雑な操作を必
要とすることなく回収する方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するために本発明は以下の構成を有す
る。すなわちDNAを含む生体試料液をガラス粉末と接
触せしめ、ガラス粉末上にDNAを濃縮せしめることを
特徴とするDNA回収方法である。
本発明は、DNAを生物学的試料またはその抽出物から
分離・回収するのに適している。ここでいうDNAは、
染色体DNAまたは染色体外DNAである。染色体外D
NAの例としては、プラスミドDNA、ウィルスDNA
またはミトコンドリアDNAなどが挙げられる。
本発明で用いるDNAを含む試料液は生物学的試料また
はその抽出物の組織構造を、1)ホモジナイザーなどに
よる機械的な方法、2)界面活性剤や蛋白質変性剤によ
る化学的な方法、3)酵素による生物的な方法などによ
り破壊し、DNAを放出させて用いることが好ましい。
これらの方法は試料の性状に応じて適当な組み合わせで
用いられる。
本発明のDNA試料液は通常1pg以上のDNAを含む
ものが用いられるが、lpg以下のDNA含量の試料に
も適用される。
本発明は該DNA試料液をガラス粉末に接触させガラス
粉末上にDNAを濃縮させることを特徴とするDNA回
収方法である。
本発明で用いるガラス粉末は好ましくはフリントガラス
、ソーダ石灰ガラス、ホウケイ酸ガラスが用いられ、中
でもフリントガラスが好ましく用いられる。
また本発明のガラス粉末には、1分間当なりの水中での
沈降速度が、6cm以上の大きな粒子、1〜6cmの中
程度の大きさの粒子、0.25cm以下の小さな粒子な
どが使用できるが、好ましくは1分間当たりの水中での
沈降速度が1〜6cmの中程度の大きさの粒子、0.2
5cm以下の小さな粒子が使用され、さらに好ましくは
1分間当たりの水中での沈降速度が0.25cm以下の
小さな粒子を使用する。
使用されるガラス粉末の量は、lnngのガラス粉末光
たり0.01μgから3μgのDNAを吸着させること
ができることを考慮して、溶液中に存在する全DNA量
を予測することにより決定できる。
DNAを含む試料はガラス粉末に接触させる必要がある
が、DNAのガラス粉末への吸着を完全とするため、室
温または他の温度で1分間から1日間撹拌することが好
ましい、さらに好ましくは簡便に効率よく行なうために
、室温で約5分間撹拌して行なう。
DNA試料液中のDNAをガラス粉末に吸着するに先だ
ってDNAをガラス表面に吸着させる働きを高めるため
にカオトロピックイオンを生成する試薬を添加しておく
ことが望ましい(Hamaguchi、に、 and 
Ge1duschek、 E、 P、、 J、 Ame
r、 Chem。
Soc、84.1329頁、 1962 )。カオトロ
ピックイオンを生成する試薬としてはL i CrLO
4、N a CaO、KI、NaI、LiCf1.Na
CHO2等が用いられ、好ましくは入手容易なためヨウ
化ナトリウムが用いられる。カオトロピックイオンを生
成する試薬は、通常最終濃度で、0.05−6M添加す
るが、DNA以外の生体成分のガラス粉末への吸着を防
ぎ、効果的にDNAをガラス粉末に吸着させるためには
、好ましくは最終濃度をおよそ4Mにする。
DNAの吸着したガラス粉末は、遠心分離機によって溶
液中から分離できる。遠心分離は室温または他の温度で
、3,000 g以上で1〜60秒間、3.000 g
以下で30〜120秒間で達成されるが、好ましくは簡
便に効率良く行なうために、室温下、約10,000g
で5秒間あるいは約1,000 gで2分間行なう。
必要ならば、このようにして分離したDNAの吸着した
ガラス粉末を4℃あるいは他の温度に保温したアルコー
ル、好ましくは50%(V/V)エタノールを含む水溶
液で数回洗浄するが、さらに好ましくはDNAのガラス
への吸着を維持し、効率良く洗浄するために、4°Cに
保温した100mM塩化ナトリウム、1mMエチレンジ
アミンテトラ酢酸酢酸トナトリウム塩0%(v/v)エ
タノールを含む10mM)リス塩酸緩衝液(pH7゜2
)を用いて3回洗浄する。
吸着したDNAの脱離は熱、アルカリ処理による変性処
理によって実施することもできるが、好ましくはDNA
が吸着したガラス粉末に同容量以上の低塩濃度の水溶液
を添加して室温または他の温度で3分以上保持し吸着D
NAを溶出させる。
好ましくは簡便に効率的に溶出を行なうために、50μ
mの10mMトリス塩酸緩衝液(pH7,2)1mMエ
チレンジアミンテトラ酢酸酢酸トナトリウム塩液中で5
0℃で5分間保温して溶出させる。よりDNAの脱離を
完全にするために該溶出操作を溶出液を変えてトロ以上
繰り返す。
本発明により分離されるDNAの測定は既存の核酸のド
ツトハイブリダイゼーションによる検出方法(J、 B
randsma and G、 Miller、 Pr
oc、 Natl。
Acad、 Sci、 USA、77、6851−68
55.1980 >を利用することにより、およそ0.
5pg以上のDNAを検出できる。この方法によれば、
回収されたDNAを、必要に応じて熱処理あるいはアル
カリ処理により変性させた後に、ニトロセルロース膜あ
るいはナイロン膜に固定し、放射性同位元素あるいは他
の標識物で標識されたDNAプローブあるいはRNAプ
ローブとハイブリダイゼーションさせることにより検出
できる。
[実施例] 以下に実施例で本発明の詳細な説明するが、これらは本
発明を限定するものではない。
実施例 1 ヒトサイトメガロウィルス(以下CMV)の調製 ヒト胎児肺細胞MRC−5(継代数22代、大日本製薬
社製)を10%の牛胎児血清(カナダ、BOCKNEK
社製)を含むイーグルMEM培地(日永製薬社製)を用
いて、37℃下、集密的細胞単層を形成するまで培養し
た。25dの細胞単層に対して、未知の怒染力価を有す
る0、5mlのCMV溶液(AD 169、ATCCよ
り購入)を、800gの遠心条件下で2時間接触させた
後にCMV溶液を捨て、2%の牛胎児血清を含むイーグ
ルMEM培地を用いて2週間培養しな、細胞単層全域に
わたって細胞変性効果の現れていることを確認した後に
、トリプシン処理により細胞を剥離せしめ、さらに凍結
融解を繰り返して細胞からウィルスを放出させたものを
CMVの標準液として、70℃に保存して用いた。
このようにして調製したCMV標準液を、段階希釈して
再度MRC−5に怒染させて細胞変性効果を観察したと
ころ、本標準液は10”−1077m lの怒染力価を
有していた。
実施例 2 尿中に混入させたCMV  DNAの回収4mlの健康
尿に、上記CMV標準液をそれぞれ10.1.0.1、
Oμl混入させた後に、1mlの5%ドデシル硫酸ナト
リウム、375mMトリス塩酸緩衝液(pH7,5)、
125mMエチレンジアミンテトラ酢酸二ナトリウム塩
と100μlの10mg/mlプロテアーゼK (US
A、シグマ社製)とを添加して、37℃で60分間保温
しCMV  DNAを放出させた。尿中に存在する夾雑
物の影響を検討するために尿の代わりに蒸留水を用いた
実験も同時に行なった。
上記のDNA放出液に対して、10m1の6Mヨウ化ナ
トリウムを添加して攪拌後、20mgのガラス粉末を添
加した。ガラス粉末は、シンチレーション類(アメリカ
ンフリントガラス社製)を粉砕したものから水中での沈
降速度が0.25cm/min以下のものを分離して用
いた。ガラス粉末を均一に拡散させるために5分間容器
の反転を、繰り返しながら溶液内のDNAを吸着させた
後に、2000g、2分間の遠心分離を行なって核酸の
吸着したガラス粉末の沈殿を得た。このとき尿やプロテ
アーゼKに由来する変性した蛋白質の沈殿物は溶液表面
に浮遊するので、本発明によって開示された方法を用い
ることにより、DNA成分が蛋白質成分と容易に分離で
きることが判明しな。
DNAの吸着したガラス粉末の沈殿に、4℃に保温した
1mlの100mM塩化ナトリウム、1mMエチレンジ
アミンテトラ酢酸二ナトリウム塩、50%(v/v)エ
タノールを含む10mM)リス塩酸緩衝液(pH7,2
>を添加した後に、10000g、5秒間の遠心分離を
行なって沈殿を洗浄した。さらに同緩衝液で2回の洗浄
を行なった後に、50μmの10mM)リス塩酸tII
衝液(pH7,2> 、1mMエチレンジアミンテトラ
酢酸二ナトリウム塩を添加して50℃、5分間の熱処理
を行なってDNAを溶出させた。上記条件の遠心分離に
よりDNA溶出液を得た後に、核酸の収率を上げるため
に、再度沈殿に同ffl液を加えて核酸の溶出操作を繰
り返した。
実施例 3 回収したDNAの検出 上記の方法によって回収したDNAを、ドツトハイブリ
ダイゼーション法を用いて検出した。
(DNAの固定化) まず100μlの上記核酸溶出液に、30μlの1M水
酸化ナトリウムを加えてDNAを変性させた後に、市販
の濾過装置(ベセスダ・リサーチ社製、ハイブリスロッ
ト)を用いてナイロン膜(アマジャム社製、ハイボンド
−N)を通過させてDNAを膜上に固定化した。この膜
を1M酢酸アンモニウムを用いて中和した後に、 5X
SSC(750mM塩化ナトリウム、75mMクエン酸
ナトリウム、pH7>で中性条件下にして4℃で保存し
た。
陽性の対照としてCMV標準液10.1.0.1μlを
、陰性の対照としてMRC−5破砕液10μmをアルカ
リ処理したものを固定化した。
(RNAプローブの作成) プローブとしては放射性同位元素で標識したRNAプロ
ーブを合成して用いた。CMV  DNAをHindI
[I(宝酒造社製)処理して得られた11.8キロ塩基
対のD N A (5pectorら、J、 Vrot
、 42.558−582.1982 )を市販のプラ
スミドpT712(ベセスダ・リサーチ社製)のHin
dl11部位に結合してRNAプローブ作成用のプラス
ミドを得た。これをEcoRI処理(宝酒造社製)した
ものを鋳型として、ウリジン5°−[α−32P]三リ
ン酸(アマジャム社製)を基質の一つとしてPaire
d−promoter SP6/T7システム(アマジ
ャム社製)を用いてRNAプローブを合成した。
合成したRNAプローブは、クイックスピンカラムG−
50(RNA用)(ベーリンガー・マンハイム社製)を
用いて精製してから使用した。
(ハイブリダイゼーション) DNAを固定化した膜をハイブリダイゼーション溶液(
50%ホルムアミド、5XSSC11%ドデシル硫酸ナ
トリウム、0.1%ツイーン20.100μg/ml酵
母tRNA)に浸漬して50°Cで30分間前処理した
後、5xlO”  dpm/m1になるようにRNAプ
ローブを加えた新たな同溶液中に50℃で一夜浸漬して
ハイブリダイゼーションを行なった。この膜を、室温下
、lX5SC(0,15M塩化ナトリウム、0.015
Mクエン酸ナトリウム、pH7>、0.1%ドデシル硫
酸ナトリウムで30分間、2回、室温下、2XSSC(
0,3M塩化ナトリウム、0.03Mクエン酸ナトリウ
ム、pH7>で5分間、3回、37℃下、2×5SC1
10μg/mlリボヌクレアーゼAで15分間、1回、
70℃下、0.1xSSC(0,015M塩化ナトリウ
ム、0.0015Mクエン酸ナトリウム、pH7>、0
.1%ドデシル硫酸ナトリウムで30分間、2回洗浄し
た。洗浄後に乾燥させたこの膜を、増感スクリーン(デ
ュポン社製クロネックス1ライトニング−プラス)を使
用してX−OMAT ”A Rフィルム(コダック社製
)に対して一70℃下、6日間感光させた。
回収されたCMVのDNA1は、ハイブリダイゼーショ
ンしたRNAプローブに基づく感光量から、次のとうり
表示した。
一:回収量O15Pg以下 +:回収量0.5pg〜 51)g ++:回収量 51)g〜50pg +++:回収量50pg〜1  ng 第1表に対照実験の結果を、第2表に蒸溜水中のCMV
  DNAの回収結果を、第3表に尿中のCMV  D
NAの回収結果を示す。
表に示したように、本発明によって開示された方法を用
いて尿中のCMV  DNAを回収したところ、尿中の
夾雑物の影響を受けることなく、尿中に稀薄に存在する
CMV  DNAを損失することなく回収できることが
明らかになった。
1月[」悟遣党 [発明の効果] 本発明により成分、液量とも多様な生物学的試料中に存
在するDNAを簡便に回収することができることが明示
された。さらに本発明により研究あるいは診断目的で核
酸のハイブリダイゼーションによる検出方法を適用する
場合に、あらゆる生体試料に使用できる効果的なりNA
の回収方法が提供された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)DNAを含む生体試料液をガラス粉末と接触せし
    め、ガラス粉末上にDNAを濃縮せしめることを特徴と
    するDNA回収方法。
JP1142002A 1989-06-02 1989-06-02 Dna回収方法 Pending JPH037582A (ja)

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JP1142002A JPH037582A (ja) 1989-06-02 1989-06-02 Dna回収方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5460010A (en) * 1993-02-23 1995-10-24 Sanyo Electric Co., Ltd. Refrigerator
EP0684952A1 (en) * 1993-12-06 1995-12-06 Molecular Tool, Inc. Method for the immobilization of nucleic acid molecules

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