JPH0375728A - 電気光学装置 - Google Patents

電気光学装置

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Publication number
JPH0375728A
JPH0375728A JP1212604A JP21260489A JPH0375728A JP H0375728 A JPH0375728 A JP H0375728A JP 1212604 A JP1212604 A JP 1212604A JP 21260489 A JP21260489 A JP 21260489A JP H0375728 A JPH0375728 A JP H0375728A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color filter
substrate
thereafter
sealing part
substrates
Prior art date
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Pending
Application number
JP1212604A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Obara
浩志 小原
Naoki Makino
直樹 牧野
Kunio Wanikawa
邦雄 鰐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH0375728A publication Critical patent/JPH0375728A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気光学装置に関する。詳しくは透明電極下に
カラーフィルタを形成した電気光学装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、カラーフィルタを有した電気光学装置のシール部
の構造に関して、表示用透明電極上にカラーフィルタを
形成した場合、特開昭62−21042号公報に記載さ
れている様にカラーフィルタ部をシール下まで形成する
方法が提案されている。しかし、近年、表示用透明電極
上にカラーフィルタを形成した場合の該カラーフィルタ
部の絶縁容量による実効電圧の低下及び、表示特性の劣
化対策として特開昭61−233720号、特開昭61
−260224号公報等にある様にカラーフィルター上
に透明電極を形成する方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前述の従来技術で述べた内容を単純に組合せて
、カラーフィルタ上に透明電極を直接、もしくは少くな
くとも一層以上の無機層あるいは有機樹脂層を介して透
明電極を形成した電気光学装置を形成した場合、前記カ
ラーフィルタ自体が耐熱性が低く、例えばガラス基板上
に直接透明電極を成膜する時の温度よりも成膜温度を低
くせざるを得ない為、透明電極の膜質が脆弱であるとい
う問題点を有しており、カラーフィルタ境界部にシール
部を設置すると、該境界部の段差の為、透明電極に応力
がかかるか、もしくは、シール部内に混入させたガラス
ファイバーもしくはガラスピーズ等のスペーサ材により
容易に断線してしまうという問題点を有している。又、
シール部がカラーフィルタ境界部に設置した時、位置精
度を出すのが難しく、シール部にカラーフィルタが少し
かかる場合が発生し、前記問題点がより顕著になると共
に所定の厚みにシール部を制御する事が難しく、表示品
位の低下を招くという問題点も有している。
そこで、本発明はこの様な問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは、透明電極の剥れ、断線がなく、
シール部の厚みの均一な高信頼性、高品位の電気光学装
置を提供する事にある。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明の電気光学装置は、一対の基板間に液晶が挟持さ
れ、少くなくとも一方の基板上にカラーフィルタを有し
、該カラーフィルタ上に透明電極が直接もしくは、少く
なくとも一層以上の無機層あるいは有機樹脂層もしくは
、無機層と有機樹脂層よりなる多層膜を介して透明電極
を形威し、前記一対の基板間を接着するシール部を、前
記カラーフィルタ部の境界部より内側に設置する事を特
徴とする。
〔作 用〕
本発明の上記構成によれば、顔料もしくは色素を分散さ
せたカラーフィルタは耐熱性がなく、該カラーフィルタ
上に形威した透明電極は成膜法によらず成膜時に温度が
上げられず、膜質か弱く、下地との定着力がない。その
為、シール部を該カラーフィルタが形成された領域の境
界部に設置すると、境界部の段差に、シール部を形成す
る時の圧力が集中し、応力が働き、断線し易くなるが、
シール部が該境界部より内側に設置する為、応力集中が
防げるという作用を生じる。
〔実 施 例〕
以下、本発明を一実施例に基づき、より具体的に説明す
る。
〔実施例1〕 第1図に本実施例のカラーフィルタ付基板の断面図を示
す。ガラス基板l上に、赤、緑、青の各顔料を分散させ
たインクをオフセット法によりストライプ状に印刷して
カラーフィルタ2を2μ厚で形成した後、プレス加圧し
て平坦化を行った。
その後、低温スパッタリング法により180℃の成膜温
度で酸化インジウム(以下ITOという)よりなる層を
形威し、フォトリソ法を用いて透明電極3を形成した。
次に第2図及び第3図を用いて説明する。前記カラーフ
ィルタ付のガラス基板1上に、ポリイミドを配向剤とし
て配向層4を形成後、所定の角度になる様ラビング処理
し、しかる後節2図に示す様に熱硬化型エポキシ樹脂を
用いてシール部5をスクリーン印刷法で、カラーフィル
タ境界部より内側約1mmの位置に設置した。
この際シール部中にはグラスファイバーを混入させ所定
の厚みになる様にした。その後、第3図に示す様に、ギ
ャップ材6を介してセル厚6μになる様、対向基板7と
組合せ、160’Cに加熱し、0.40〜0.60kg
f/c−の圧力をかけてシール部を熱圧着し、液晶8を
注入して電気光学装置を作成した。この様にして作成し
た電気光学装置を調査した所、透明電極3の断線は認め
られなかった。
次に、カラーフィルタの境界部より、どの位置にシール
部を形成したら断線の発生率、液晶層の厚みがどう変化
するか調査した。その結果を表1にまとめる。
表1 透明電極100本に対する断線数(O・・・均一
、△・・・バラツキ有、×・・・不均一)表1より、本
発明の構成の様に、カラーフィルタ境界部より内側にシ
ール部を形成すると断線もなく、液晶層の厚みも均一に
なる事が分る。尚、シール部の設置位置は、作成する時
の圧力の条件等によるが、望ましくはカラーフィルタ境
界部より0.2mm以上内側に設定する事が良いと考え
られる。
〔実施例2〕 本実施例について第4図を用いて説明する。ガラス基板
1上に実施例1と同じくカラーフィルタ2を形成後、プ
レス加圧せずに、アクリレート樹脂を用いて1.5μ厚
でオーバーコート層9を形成し、ポリビニルアルコール
粒子、アルミナ粒子等を用いて研磨加工し、平坦化した
後、実施例1と同じく低温スパッタリング法によりIT
Oを成膜後、フォトリソ法を用いて透明電極3を形成し
た。その後、第5図に示す様に実施例1と同様にシール
部をカラーフィルタ境界部より内側に形成し、電気光学
装置を形成して調査した所、実施例1と同様、良好な結
果を得る事が出来た。
次に、実施例1.2で示した電気光学装置を80℃高温
放置、60℃−90RH%恒温恒湿放置による信頼性試
験を250時間行ったが品質的な変化もなく良好な結果
を得る事が出来た。
〔実施例3〕 実施例1.2で示したシール部材としての熱硬化エポキ
シ樹脂の代りに、エポキシアクリレート樹脂よりなる紫
外線硬化型樹脂を用いて250〜450nmの波長で2
50〜300 m J / cJ条件で硬化させ同様の
構成で電気光学装置を作成した所、同じく良好な結果を
得た。
以上、実施例を用いて説明して来たが、本発明の構造は
、他の染色法や電着法、ポリイミド系基質に顔料を分散
させる等のカラーフィルタ形成方法や、オーバーコート
層として熱硬化性メラミン樹脂、エポキシ樹脂、シリコ
ーン系無機材料等、各種材料においても同様の結果を得
る事が出来るのは言うまでもなく、従来提案されている
オーバーコートの選択形成により駆動用信号人力用の端
子部以外の部分にオーバーコートが設置される場合でも
、オーバーコートの設置を実施例2と同様にカラーフィ
ルタ部より大きめに設置して行うと同様の結果を得る事
が可能である。
尚、本発明の電気光学装置に、例えば本出願人が先に提
案した特開昭64−519号に示されるような液晶セル
もしくは高分子フィルム等の光学的補償体を設置し、該
電気光学装置と光学的補償体の外側に一対の偏光体を配
置して、白黒表示可能とした場合、より高品位のカラー
表示が得られる事は言うまでもなく本発明の構成を応用
出来るものである。
〔発明の効果〕
以上述べてきた様に、本発明によれば、カラーフィルタ
上透明電極付基板の、カラーフィルタ部の境界部より内
側にシール部を設置する事によりシール部による透明電
極の断線のない、液晶層の厚みの均一な高信頼性、高品
位の電気光学装置を提供出来るという従来にない優れた
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1で示すカラーフィルタ付基板
の構造を示した図。 第2図は本発明の実施例1で示すカラーフィルタ付基板
に設置するシール部の位置を示した図。 第3図は本発明の電気光学装置の断面を示した図。 第4図は本発明の実施例2で示すカラーフィルタ付基板
の構造を示した図。 第5図は本発明の実施例2で示すカラーフィルタ付基板
に設置するシール部の位置を示した図。 ・ガラス基板 ◆カラーフィルタ ・透明電極 ・配向層 ◆シール部 ・ギャップ材 ・対向基板 ・液晶 ・オーバーコート層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一対の基板間に液晶が挟持され、少くなくとも一方
    の基板上にカラーフィルタを有し、該カラーフィルタ上
    に、透明電極が形成されてなる電気光学装置において、
    前記一対の基板間を接着するシール部を、前記カラーフ
    ィルタ部の境界部より内側に設置する事を特徴とする電
    気光学装置。 2)前記カラーフィルタ付基板上に、少くなくとも一層
    以上の無機層あるいは有機樹脂層、もしくは無機層、有
    機樹脂層の多層膜を設置した後に、透明電極を形成した
    事を特徴とする請求項1記載の電気光学装置。
JP1212604A 1989-08-18 1989-08-18 電気光学装置 Pending JPH0375728A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1212604A JPH0375728A (ja) 1989-08-18 1989-08-18 電気光学装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1212604A JPH0375728A (ja) 1989-08-18 1989-08-18 電気光学装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0375728A true JPH0375728A (ja) 1991-03-29

Family

ID=16625444

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JP1212604A Pending JPH0375728A (ja) 1989-08-18 1989-08-18 電気光学装置

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