JPH037442B2 - - Google Patents
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- JPH037442B2 JPH037442B2 JP59061266A JP6126684A JPH037442B2 JP H037442 B2 JPH037442 B2 JP H037442B2 JP 59061266 A JP59061266 A JP 59061266A JP 6126684 A JP6126684 A JP 6126684A JP H037442 B2 JPH037442 B2 JP H037442B2
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- flange
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
- F16J15/3436—Pressing means
- F16J15/3456—Pressing means without external means for pressing the ring against the face, e.g. slip-ring with a resilient lip
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/54—Other sealings for rotating shafts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/06—Lubricating, cooling or heating rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B31/00—Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
- B21B31/07—Adaptation of roll neck bearings
- B21B31/078—Sealing devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
(1) 発明の分野
本発明は、圧延機の油膜軸受に使用される型の
密封装置に対する水よけの改良に関する。
密封装置に対する水よけの改良に関する。
(2) 従来技術の説明
圧延機の油膜軸受用に従来開発された密封装置
を第1図に示す。この装置では、ロール10の端
面12が、スリーブ18によつて囲まれた縮径部
分16に対して、中間のテーパ付きネツク部分1
4によつて連結されている。スリーブは、キー止
めか他の方法でロールネツクに固定されており、
ロールネツク22内に固定されたブシユ20内に
支えられている。スリーブとブシユの間の軸受界
面に油が連続的に供給され、そして密封装置24
が中間のテーパ付きネツク部分14を囲んで、油
が軸受から逃げないように、また冷却水、ミルス
ケールなどの汚染物が軸受内に入らないようにな
つている。
を第1図に示す。この装置では、ロール10の端
面12が、スリーブ18によつて囲まれた縮径部
分16に対して、中間のテーパ付きネツク部分1
4によつて連結されている。スリーブは、キー止
めか他の方法でロールネツクに固定されており、
ロールネツク22内に固定されたブシユ20内に
支えられている。スリーブとブシユの間の軸受界
面に油が連続的に供給され、そして密封装置24
が中間のテーパ付きネツク部分14を囲んで、油
が軸受から逃げないように、また冷却水、ミルス
ケールなどの汚染物が軸受内に入らないようにな
つている。
密封装置には、円形のたわみフランジ型ネツク
シール26とスリンガリング28があり、両方共
回転できるようにロールに支持されている。シー
ル端板30と冷却材シール32が全て軸受チヨツ
ク22に対して固定されている。
シール26とスリンガリング28があり、両方共
回転できるようにロールに支持されている。シー
ル端板30と冷却材シール32が全て軸受チヨツ
ク22に対して固定されている。
冷却材シール32の半径方向取り付けフランジ
34がその内側縁36でシールフランジ38に一
体に結合しており、そこからシールフランジ38
はロール端面12と密封接触するように斜めに延
びている。取り付けフランジは穴40を有し、こ
れらの穴40を通つて突出するねじ42がシール
端板30にねじ込まれてる。シール端板には一体
の円形肩部44があり、この肩部44は軸方向に
ロール端面12の方へ突出している。また、肩部
44はロールがチヨツクに対して軸方向に極端に
浮いている間にロール端面が支えるかもしれない
バンパーとして作用する。この装置の作動能力は
一般には満足できるようなものであるが、いくつ
かの欠点がある。例えば肩部44は、回転するロ
ール端面12との接触によつて破損することがあ
る。これによつて、究極的には、圧延機の所有者
にとつては著しい費用でシール端板30を交換し
なければならないことになる。また、肩部44は
シール端板フランジ46の端を越えて軸方向に突
出しているので、シール端板鋳物の軸方向全長が
不必要に増大し、これに付随する重量と価格の増
大となる。
34がその内側縁36でシールフランジ38に一
体に結合しており、そこからシールフランジ38
はロール端面12と密封接触するように斜めに延
びている。取り付けフランジは穴40を有し、こ
れらの穴40を通つて突出するねじ42がシール
端板30にねじ込まれてる。シール端板には一体
の円形肩部44があり、この肩部44は軸方向に
ロール端面12の方へ突出している。また、肩部
44はロールがチヨツクに対して軸方向に極端に
浮いている間にロール端面が支えるかもしれない
バンパーとして作用する。この装置の作動能力は
一般には満足できるようなものであるが、いくつ
かの欠点がある。例えば肩部44は、回転するロ
ール端面12との接触によつて破損することがあ
る。これによつて、究極的には、圧延機の所有者
にとつては著しい費用でシール端板30を交換し
なければならないことになる。また、肩部44は
シール端板フランジ46の端を越えて軸方向に突
出しているので、シール端板鋳物の軸方向全長が
不必要に増大し、これに付随する重量と価格の増
大となる。
更に、第2A図に最も良く示されるように、も
う1つの欠点は、取り付けフランジ34の穴40
の直径d1が、取付けフランジとねじの間の相対的
移動または「遊び」を可能とするために、ねじ4
2の直径d2よりかなり大きいことがのぞましいて
いう事実からくる。
う1つの欠点は、取り付けフランジ34の穴40
の直径d1が、取付けフランジとねじの間の相対的
移動または「遊び」を可能とするために、ねじ4
2の直径d2よりかなり大きいことがのぞましいて
いう事実からくる。
従つて、所定の半径R1のシール端板に所定寸
法の冷却材シールを取り付けた場合、ねじ42は
各々の穴40の中央に配置されるだろう。しか
し、第2B図に示すように、シール端板の半径
R2が小さいような小型の軸受装置に同寸の冷却
材シールが使われた場合、冷却材シールが曲がつ
て小さな円になる結果として、取り付けフランジ
34とその各々の穴40の相対的移動や歪みが、
ねじ42に生じるであろう。この相対的移動や歪
みのために、冷却材シールの内縁とスリンガリン
グ28の円筒形表面50の間の間隔48を正確に
制御するのに、ねじ42に信頼がおけないことも
ある。この間隔が適切でなければ、冷却材シール
やスリンガリングの摩耗が早すぎるだろう。
法の冷却材シールを取り付けた場合、ねじ42は
各々の穴40の中央に配置されるだろう。しか
し、第2B図に示すように、シール端板の半径
R2が小さいような小型の軸受装置に同寸の冷却
材シールが使われた場合、冷却材シールが曲がつ
て小さな円になる結果として、取り付けフランジ
34とその各々の穴40の相対的移動や歪みが、
ねじ42に生じるであろう。この相対的移動や歪
みのために、冷却材シールの内縁とスリンガリン
グ28の円筒形表面50の間の間隔48を正確に
制御するのに、ねじ42に信頼がおけないことも
ある。この間隔が適切でなければ、冷却材シール
やスリンガリングの摩耗が早すぎるだろう。
本発明の概要
本発明は、冷却材シール取り付けフランジに、
ロール端面の方へ軸方向に突出する一体の円形バ
ンパー肩部と軸方向反対側へシール端板の取り付
け表面の凹部内に突出する一体の円形位置決め肩
部とを設けて前述の問題を解決する。
ロール端面の方へ軸方向に突出する一体の円形バ
ンパー肩部と軸方向反対側へシール端板の取り付
け表面の凹部内に突出する一体の円形位置決め肩
部とを設けて前述の問題を解決する。
バンパー肩部は、シール端板の従来の肩部に代
わるものである。従つて、シール端板は、損傷を
生じるようなロール端面との接触から安全に保護
される。そして、更にその軸方向長さが短くな
り、それは重量や価格の低減につながる。冷却材
シールが低価格で容易に代替の効くものであるか
ら、ロール端面との接触によつて生じるバンパー
肩部の摩耗は大きな影響にはならない。
わるものである。従つて、シール端板は、損傷を
生じるようなロール端面との接触から安全に保護
される。そして、更にその軸方向長さが短くな
り、それは重量や価格の低減につながる。冷却材
シールが低価格で容易に代替の効くものであるか
ら、ロール端面との接触によつて生じるバンパー
肩部の摩耗は大きな影響にはならない。
反対方向に突出する位置決め肩部は、シール端
板の取り付け表面の凹部と協働して、取り付けフ
ランジ内の各々の穴の中の取り付けねじの相対的
位置にかかわらず冷却材シールの内縁を正確に位
置づける手段を提供する。従つて、冷却材シール
やスリンガリングの早すぎる摩耗が防止でき、し
かもいろいろな直径の多数の軸受に適用可能な1
つの冷却材シールを有する利点を犠牲にすること
がない。
板の取り付け表面の凹部と協働して、取り付けフ
ランジ内の各々の穴の中の取り付けねじの相対的
位置にかかわらず冷却材シールの内縁を正確に位
置づける手段を提供する。従つて、冷却材シール
やスリンガリングの早すぎる摩耗が防止でき、し
かもいろいろな直径の多数の軸受に適用可能な1
つの冷却材シールを有する利点を犠牲にすること
がない。
本発明のこれらの目的や利点は、添付の図面を
参照にして以下の記載を読めば明らかになろう。
参照にして以下の記載を読めば明らかになろう。
好適な実施例の詳細な説明
第3図を参照して説明すると、本発明の改良型
冷却材シール52は、ロール56の端面54と密
封装置60のシール端板58の間に設けられてい
る。第1図に示す従来型の装置におけるように、
ロールのテーパ付き中間部62が、スリーブ66
で囲まれた縮径部分64につながり、スリーブ6
6は、軸受チヨツク70に収容されたブシユ68
内で回転するように支えられている。潤滑油が、
圧延機の運転中、スリーブ66の軸受界面とブシ
ユ68の間に連続的に供給されている。シール端
板58と水よけ(冷却材シール)52の他に、密
封装置60には、スリンガリング72と円形の弾
性フランジ型ネツクシール74があり、両方共ロ
ール56と共に回転する。
冷却材シール52は、ロール56の端面54と密
封装置60のシール端板58の間に設けられてい
る。第1図に示す従来型の装置におけるように、
ロールのテーパ付き中間部62が、スリーブ66
で囲まれた縮径部分64につながり、スリーブ6
6は、軸受チヨツク70に収容されたブシユ68
内で回転するように支えられている。潤滑油が、
圧延機の運転中、スリーブ66の軸受界面とブシ
ユ68の間に連続的に供給されている。シール端
板58と水よけ(冷却材シール)52の他に、密
封装置60には、スリンガリング72と円形の弾
性フランジ型ネツクシール74があり、両方共ロ
ール56と共に回転する。
シール端板58の半径方向取り付け表面76
は、肩部80の先端78の面内で軸方向に配置さ
れている。取り付け表面は、円錐形接触面84を
有する円形の凹部82を具備している。
は、肩部80の先端78の面内で軸方向に配置さ
れている。取り付け表面は、円錐形接触面84を
有する円形の凹部82を具備している。
更に、第4〜6図を参照して説明すると、冷却
材シール52には取り付けフランジ86が半径方
向に配置され、取り付けフランジ86はその内側
縁88でシールフランジ90に一体に結合し、シ
ールフランジ90はそこから斜めに、たわみ可能
に延びている。取り付けフランジ86の一連の穴
92を介して取り付けねじ94が延びて、シール
端板58の取り付け表面76の周方向離隔穴の中
にねじ込まれている。
材シール52には取り付けフランジ86が半径方
向に配置され、取り付けフランジ86はその内側
縁88でシールフランジ90に一体に結合し、シ
ールフランジ90はそこから斜めに、たわみ可能
に延びている。取り付けフランジ86の一連の穴
92を介して取り付けねじ94が延びて、シール
端板58の取り付け表面76の周方向離隔穴の中
にねじ込まれている。
第1図〜第2B図に示す従来技術に関して説明
した理由により、穴92の直径はここでもねじ9
4の直径より大きい。
した理由により、穴92の直径はここでもねじ9
4の直径より大きい。
取り付けフランジ86の一体的円形バンパー肩
部96はそこからロール端面54の方へ軸方向に
突出している。バンパー肩部96は、シール端板
の肩部80の先端78を越えて軸方向外側に延
び、そしてバンパー肩部96は、開放凹部98を
形成する取り付けフランジ86と協働する。ロー
ル56がチヨツク70の方へ軸方向に浮いている
場合、密封装置の部品と内部の軸受部品は、バン
パー肩部96によつて、損傷に対して防護されて
いる。すなわち、バンパー肩部96はロール端面
54と係合し、従つてストツパーとして働く。こ
の係合が第4図に示されている。このような状態
で、シールフランジ90はロール端面によつて凹
部98内へたわみ可能に押圧され、この凹部98
は、フランジ90を安全に受け入れるように適当
な寸法になつている。
部96はそこからロール端面54の方へ軸方向に
突出している。バンパー肩部96は、シール端板
の肩部80の先端78を越えて軸方向外側に延
び、そしてバンパー肩部96は、開放凹部98を
形成する取り付けフランジ86と協働する。ロー
ル56がチヨツク70の方へ軸方向に浮いている
場合、密封装置の部品と内部の軸受部品は、バン
パー肩部96によつて、損傷に対して防護されて
いる。すなわち、バンパー肩部96はロール端面
54と係合し、従つてストツパーとして働く。こ
の係合が第4図に示されている。このような状態
で、シールフランジ90はロール端面によつて凹
部98内へたわみ可能に押圧され、この凹部98
は、フランジ90を安全に受け入れるように適当
な寸法になつている。
バンパー肩部96は、回転するロール端面54
と接触するから、摩耗を受ける。しかし、これ
は、シール端板のバンパー肩部の摩耗に比較して
比較的小さな問題である。なぜなら、水よけは、
容易に交換のできる比較的廉価な部品だからであ
る。好ましくは、第6図に示すように、バンパー
肩部は、離隔した位置100で二番取りされ、肩
部の摩耗の程度を容易に観察できる手段となる。
これにより、圧延機の保全担当員にとつて軸受の
軸方向位置決め問題が認識しやすくなる。
と接触するから、摩耗を受ける。しかし、これ
は、シール端板のバンパー肩部の摩耗に比較して
比較的小さな問題である。なぜなら、水よけは、
容易に交換のできる比較的廉価な部品だからであ
る。好ましくは、第6図に示すように、バンパー
肩部は、離隔した位置100で二番取りされ、肩
部の摩耗の程度を容易に観察できる手段となる。
これにより、圧延機の保全担当員にとつて軸受の
軸方向位置決め問題が認識しやすくなる。
取り付けフランジ86は、更に一対の円形位置
決め肩部102を備えており、当該肩部102は
バンパー肩部96とは反対の方向の軸方向に突出
している。位置決め肩部はシール端板の取り付け
表面76の凹部82内に受け入れられている。肩
部102の円錐形表面104は、凹部82の対応
円錐形表面84と摺動可能に接触する。取り付け
ねじ94が締めつけられて、取り付けフランジ8
6がシール端板の取り付け表面76に押しつけら
れると、円錐形表面84,104は協働して、位
置決め肩部102の外側円筒形表面106を凹部
82の内側円筒形表面108に対し半径方向に座
着させる。こうして、冷却材シールとスリンガリ
ング72の円筒形表面112の間に必要な半径方
向間隔110(第3図参照)を設けるために正確
な位置決めを行うことができる。換言すれば、位
置決め肩部102は凹部82と協働して、取り付
け表面76に取り付けフランジ86を半径方向に
配置する。そして、これは、取り付けフランジ8
6の各々の穴92における取り付けねじ94の位
置関係にかかわらず生ずる。冷却材シールとシー
ル端板表面76,84,108の間の多表面接触
は、冷却材シールの弾性的性質によつて可能であ
る。ここに開示した円形肩部96,102の代わ
りにいろいろな形の軸方向突出部を用いること
は、本発明の範囲内で考えられることである。取
り付けフランジやシールフランジの形や角度の関
係を変えることも可能である。開示の目的で選定
された本実施例を特許請求の範囲を逸脱しない
で、改良したり、改変したりすることは可能であ
り、これらも本発明の権利範囲に入るものであ
る。
決め肩部102を備えており、当該肩部102は
バンパー肩部96とは反対の方向の軸方向に突出
している。位置決め肩部はシール端板の取り付け
表面76の凹部82内に受け入れられている。肩
部102の円錐形表面104は、凹部82の対応
円錐形表面84と摺動可能に接触する。取り付け
ねじ94が締めつけられて、取り付けフランジ8
6がシール端板の取り付け表面76に押しつけら
れると、円錐形表面84,104は協働して、位
置決め肩部102の外側円筒形表面106を凹部
82の内側円筒形表面108に対し半径方向に座
着させる。こうして、冷却材シールとスリンガリ
ング72の円筒形表面112の間に必要な半径方
向間隔110(第3図参照)を設けるために正確
な位置決めを行うことができる。換言すれば、位
置決め肩部102は凹部82と協働して、取り付
け表面76に取り付けフランジ86を半径方向に
配置する。そして、これは、取り付けフランジ8
6の各々の穴92における取り付けねじ94の位
置関係にかかわらず生ずる。冷却材シールとシー
ル端板表面76,84,108の間の多表面接触
は、冷却材シールの弾性的性質によつて可能であ
る。ここに開示した円形肩部96,102の代わ
りにいろいろな形の軸方向突出部を用いること
は、本発明の範囲内で考えられることである。取
り付けフランジやシールフランジの形や角度の関
係を変えることも可能である。開示の目的で選定
された本実施例を特許請求の範囲を逸脱しない
で、改良したり、改変したりすることは可能であ
り、これらも本発明の権利範囲に入るものであ
る。
第1図は、従来技術による密封装置と冷却材シ
ールを採用する圧延機油膜軸受装置の部分断面
図。第2A図、第2B図は、第1図の線2−2に
沿う部分断面図で、同一の冷却材シールを異なる
寸法のシール端板に利用する場合を示す。第3図
は、本発明の冷却材シールを採用する圧延機油膜
軸受の部分断面図。第4図は、冷却材シールの状
態を示す拡大図で、冷却材シールのバンパー肩部
がロール端面と接触している状態を示す。第5図
は、冷却材シールとシール端板の分解断面図、第
6図は、冷却材シールの部分的な底面図である。
ールを採用する圧延機油膜軸受装置の部分断面
図。第2A図、第2B図は、第1図の線2−2に
沿う部分断面図で、同一の冷却材シールを異なる
寸法のシール端板に利用する場合を示す。第3図
は、本発明の冷却材シールを採用する圧延機油膜
軸受の部分断面図。第4図は、冷却材シールの状
態を示す拡大図で、冷却材シールのバンパー肩部
がロール端面と接触している状態を示す。第5図
は、冷却材シールとシール端板の分解断面図、第
6図は、冷却材シールの部分的な底面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 軸受チヨツクに収容されたブシユ内に回転自
在に支えられたスリーブをロールネツクに設け、
圧延機の運転の間、スリーブとブシユの間に油の
膜を維持し、軸受チヨツクから油が逃げないよう
にすると共に冷却水、ミルスケール等が軸受チヨ
ツク内に入らないようにするために、ロールの端
面と軸受チヨツクの間に密封装置を配置し、該密
封装置に円形のシール端板を設け、該シール端板
は、ロールネツクと共に回転するようにロールネ
ツクに取り付けた円形のたわみフランジ型ネツク
シールを囲む位置で軸受チヨツクに対して固定さ
れており、前記シール端板にロール端面から軸方
向に離れた円形の取り付け表面を設けてある圧延
機に使用する円形の冷却材シールであつて、該冷
却材シールは、半径方向に配置された取り付けフ
ランジを有し、該取り付けフランジはその内側縁
でシールフランジと一体に結合しており、該シー
ルフランジは前記内側縁から斜めに、たわみ自在
に延びており、前記シールフランジをロール端面
と摩擦接触させる場所で、前記取り付け表面に前
記取り付けフランジを取り外し可能に固定する取
り付け装置を設け、前記取り付けフランジには、
そこからロール端面の方へ軸方向に突出するバン
パー部材を一体に設け、該バンパー部材は前記取
り付けフランジと協働して凹部を形成し、該バン
パー部材がロール端面と係合する場合に、前記シ
ールフランジがロール端面によつてたわみ自在に
前記凹部内に押込まれるようにしたことを特徴と
する圧延機。 2 特許請求の範囲第1項に記載の冷却材シール
であつて、前記バンパー部材が円形の肩部を有し
ている、冷却材シール。 3 特許請求の範囲第2項に記載の冷却材シール
であつて、前記円形の肩部が、肩部の摩耗の程度
を示すために、周縁方向に離隔位置で二番取りさ
れている、冷却材シール。 4 特許請求の範囲第1項に記載の冷却材シール
であつて、前記取り付け装置が、周方向に離隔し
た複数のねじからなり、該ねじは前記取り付けフ
ランジの穴を通つて延び、前記取り付け表面の穴
にねじ込まれ、前記取り付けフランジの穴の直径
は、ねじがその中で横方向に相対的に動けるよう
な大きさである、冷却材シール。 5 特許請求の範囲第1項に記載の冷却材シール
において、前記取り付けフランジが、更に位置決
め部材を一体に有し、該位置決め部材が軸方向に
バンパー部材とは反対の方向に突出し、前記取り
付け表面に凹部があつて、該凹部は、前記取り付
け表面に前記取り付けフランジを半径方向に配置
するために前記位置決め部材を受け入れて、該位
置決め部材と協働するように構成されている、冷
却材シール。 6 特許請求の範囲第5項に記載の冷却材シール
であつて、前記位置決め部材が円形の肩部からな
る、冷却材シール。 7 特許請求の範囲第6項に記載の冷却材シール
において、前記円形の肩部と前記取り付け表面の
凹部に、互いに係合可能な円錐形表面があり、前
記取り付けフランジが前記取り付け装置によつて
前記取り付け表面に固定されるとき、該円錐形表
面が協働して、前記肩部の外側円筒形表面を前記
凹部の内側円筒形表面に対し半径方向に座着させ
るようにした、冷却材シール。 8 軸受チヨツクに収容されたブシユ内に回転自
在に支えられたスリーブをロールネツクに設け、
圧延機の運転の間、スリーブとブシユの間に油の
膜を維持し、軸受チヨツクから油が逃げないよう
にすると共に冷却水、ミルスケール等が軸受チヨ
ツク内に入らないようにするために、ロールの端
面と軸受チヨツクの間に密封装置を配置し、該密
封装置に円形のシール端板を設け、該シール端板
は、ロールネツクと共に回転するようにロールネ
ツクに取り付けた円形のたわみフランジ型ネツク
シールを囲む位置で軸受チヨツクに対して固定さ
れており、前記シール端板にロール端面から軸方
向に離れた円形の取り付け表面を設けてある圧延
機に使用する円形の冷却材シールであつて、該冷
却材シールは、半径方向に配置された取り付けフ
ランジを有し、該取り付けフランジは、その内側
縁でシールフランジと一体に結合しており、該シ
ールフランジは前記内側縁から斜めに、たわみ自
在に延びており、前記シールフランジをロール端
面と摩耗接触させる場所で、前記取り付け表面に
前記取り付けフランジを取り外し可能に固定する
取り付け装置を設け、前記取り付け装置は周方向
に離隔した複数のねじを有し、該ねじは前記取り
付け表面にねじ込まれており、前記穴の直径は該
穴の中で前記ねじが横方向に相対的に移動できる
大きさであり、前記取り付けフランジと一体の位
置決め部材が、取り付けフランジから前記取り付
け表面の方へ軸方向に突出し、前記取り付け表面
は凹部を有し、該凹部が、該取り付け表面に前記
取り付けフランジを半径方向に配置するために前
記位置決め部材を受け入れて該位置決め部材と協
働するようになつている、冷却材シール。 9 特許請求の範囲第8項に記載の冷却材シール
であつて、前記位置決め部材と前記取り付け表面
の凹部が円形である、冷却材シール。 10 特許請求の範囲第9項に記載の冷却材シー
ルであつて、前記位置決め部材と前記取り付け表
面の凹部に、互いに係合しあう円錐形表面が設け
られて、前記ねじが締められるとき、前記凹部の
内側円筒形表面に対して前記位置決め部材の外側
円筒形表面を半径方向に座着させるように前記円
錐形表面が協働するようになつている、冷却材シ
ール。
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