JPH0374331B2 - - Google Patents
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- JPH0374331B2 JPH0374331B2 JP58126430A JP12643083A JPH0374331B2 JP H0374331 B2 JPH0374331 B2 JP H0374331B2 JP 58126430 A JP58126430 A JP 58126430A JP 12643083 A JP12643083 A JP 12643083A JP H0374331 B2 JPH0374331 B2 JP H0374331B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01J—MEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
- G01J5/00—Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
- G01J5/10—Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors
- G01J5/34—Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors using capacitors, e.g. pyroelectric capacitors
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N15/00—Thermoelectric devices without a junction of dissimilar materials; Thermomagnetic devices, e.g. using the Nernst-Ettingshausen effect
- H10N15/10—Thermoelectric devices using thermal change of the dielectric constant, e.g. working above and below the Curie point
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は感度つまり比検出率を向上させると
ともに、耐環境特性の改善を図つた焦電型検出器
に関するものである。
ともに、耐環境特性の改善を図つた焦電型検出器
に関するものである。
良く知られているように、焦電型検出器の感度
Rvは次式(1)で表わされている。
Rvは次式(1)で表わされている。
Rv=ηλ・ω・Α・R/G(1+ω2τE2 E)-1/2
(1+ω2τ2 T)-1/2− (1)
η:放射率
λ:焦電係数(dPS/dPT)
ω:チヨツパ角周波数
A:受光面積
R:合成抵抗
G:熱拡散定数
τE:電気時定数
τT:熱時定数
C:容量
t:素子の厚み
CP:熱容量
アメリカ特許3839640、イギリス特許1447372に
示されているように、一枚の焦電体基板に2個の
受光電極部が直列にかつ逆極性に電気接続され
た、いわゆる2素子直列逆極性接続型のものは人
体移動検知として広く利用されており、したがつ
て低周波で大きな感度をもつのが好ましいとされ
ている。
示されているように、一枚の焦電体基板に2個の
受光電極部が直列にかつ逆極性に電気接続され
た、いわゆる2素子直列逆極性接続型のものは人
体移動検知として広く利用されており、したがつ
て低周波で大きな感度をもつのが好ましいとされ
ている。
第1図、第2図はこの2素子直列逆極性接続型
の焦電型検出器の概略図である。
の焦電型検出器の概略図である。
図において、1はPb(Zr,Ti)O3系磁気、
PbTiO3系磁気、SrBaNbなどの材料からなる焦
電体基板を示し、一面には受光側の電極2a,2
b,他面には電極3a,3bが電極2a,2bに
対向して形成されており、第1図に示したものは
電極2a,2bの上に赤外線吸収膜5,6が形成
され、第2図に示したものも同様に電極2a,2
bの上に赤外線吸収膜5,6が形成されている。
そして第1図に示したものは電極2aと電極2b
とは導体4で連結されており、第2図に示したも
のは電極3aと電極3とは導体4で連結されてい
る。焦電体基板1に分極軸はそれぞれ矢印方向に
ある。7はFETを示し、このFET7のゲート8
は、第1図に示したものでは、電極3aに接続さ
れ、電極3bはアース端子9に接続されている。
また第2図に示したものでは、FET7のゲート
8は電極2aに接続され、電極2bはアース端子
9に接続されている。10はドレイン、11はソ
ースを示す。
PbTiO3系磁気、SrBaNbなどの材料からなる焦
電体基板を示し、一面には受光側の電極2a,2
b,他面には電極3a,3bが電極2a,2bに
対向して形成されており、第1図に示したものは
電極2a,2bの上に赤外線吸収膜5,6が形成
され、第2図に示したものも同様に電極2a,2
bの上に赤外線吸収膜5,6が形成されている。
そして第1図に示したものは電極2aと電極2b
とは導体4で連結されており、第2図に示したも
のは電極3aと電極3とは導体4で連結されてい
る。焦電体基板1に分極軸はそれぞれ矢印方向に
ある。7はFETを示し、このFET7のゲート8
は、第1図に示したものでは、電極3aに接続さ
れ、電極3bはアース端子9に接続されている。
また第2図に示したものでは、FET7のゲート
8は電極2aに接続され、電極2bはアース端子
9に接続されている。10はドレイン、11はソ
ースを示す。
ドレイン10から直流電圧を印加しておき、電
極2a,2bに片方かあるいは各電極2a,2b
に順次放射エネルギーは入つて背景温度と焦電体
基板1との間に温度変化が生じると、焦電体基板
1に焦電効果により電荷が瞬時に発生し、電極3
と電極4の間に接続された抵抗Rg、焦電体基板
1の抵抗、およびFET7の入力抵抗の合成抵抗
に電流が流れこの合成抵抗に応じた電圧が発生す
る。この電圧はFET7のソース・フオロワ回路
によりインピーダンス変換され、抵抗Rsの両端
の電圧変化として直流バイアス電圧に重畳して交
流出力信号がソース11から出力される。
極2a,2bに片方かあるいは各電極2a,2b
に順次放射エネルギーは入つて背景温度と焦電体
基板1との間に温度変化が生じると、焦電体基板
1に焦電効果により電荷が瞬時に発生し、電極3
と電極4の間に接続された抵抗Rg、焦電体基板
1の抵抗、およびFET7の入力抵抗の合成抵抗
に電流が流れこの合成抵抗に応じた電圧が発生す
る。この電圧はFET7のソース・フオロワ回路
によりインピーダンス変換され、抵抗Rsの両端
の電圧変化として直流バイアス電圧に重畳して交
流出力信号がソース11から出力される。
第1図の例によれば、電極3aはゲート8に対
してマイナス(−)の極性になり、電極3aに対
応する電極2aはプラス(+)の極性、導体4で
電極2aと連結された電極2bはマイナス(−)
極性、電極2bに対応する電極3bはプラス
(+)の極性になつている。
してマイナス(−)の極性になり、電極3aに対
応する電極2aはプラス(+)の極性、導体4で
電極2aと連結された電極2bはマイナス(−)
極性、電極2bに対応する電極3bはプラス
(+)の極性になつている。
また第2図の例によれば、電極2aはゲート8
に対してマイナス(−)の極性になり、電極2
a,に対応する電極3aはプラス(+)の極性、
導体4で電極3aと連結された電極3bはマイナ
ス(−)の極性、電極3bに対応する電極2bは
プラス(+)の極性になつている。
に対してマイナス(−)の極性になり、電極2
a,に対応する電極3aはプラス(+)の極性、
導体4で電極3aと連結された電極3bはマイナ
ス(−)の極性、電極3bに対応する電極2bは
プラス(+)の極性になつている。
いま、上記した(1)式において、ωτE≫1,ωτT
≫1のとき、次の(2)式が成り立つ。
≫1のとき、次の(2)式が成り立つ。
Rv=ηλ/ωεpεrΑCp=ηλ/ωctCp− (2)
εp:真空の誘電率
εr:比誘電率
したがつて、焦電体基板1の材料としては比誘
電率εrの小さいものが好ましい。しかしながら焦
電体基板1の材料として示したPb(Ti,Zr)O3
系磁気、PbTiO3系磁気、SrBaNbは比誘電率εr
が200以上と大きく、材料の観点から感度Rvを向
上させることは難しい。
電率εrの小さいものが好ましい。しかしながら焦
電体基板1の材料として示したPb(Ti,Zr)O3
系磁気、PbTiO3系磁気、SrBaNbは比誘電率εr
が200以上と大きく、材料の観点から感度Rvを向
上させることは難しい。
また(2)式の右式よりCは小さいほうがよく、さ
らに焦電型検出器は熱変換タイプであるのでCp,
tを小さくしなければならない。しかしながら、
特性上εr,A,tを変えることに制約があり、容
量Cを小さくする設計を考慮する必要がある。
らに焦電型検出器は熱変換タイプであるのでCp,
tを小さくしなければならない。しかしながら、
特性上εr,A,tを変えることに制約があり、容
量Cを小さくする設計を考慮する必要がある。
第1図、第2図に示したものは、2素子直列逆
極性接続型であることから、ゲート8とアース9
間の容量Cは1素子型、つまり焦電体基板の両面
に一対の対向電極を形成したものにくらべ1/2に
なるが、容量Cが依然として大きいこと、焦電流
によるチヤージが長すぎること、すなわち電圧と
して十分な出力が取り出せないことなどの点で問
題を有している。
極性接続型であることから、ゲート8とアース9
間の容量Cは1素子型、つまり焦電体基板の両面
に一対の対向電極を形成したものにくらべ1/2に
なるが、容量Cが依然として大きいこと、焦電流
によるチヤージが長すぎること、すなわち電圧と
して十分な出力が取り出せないことなどの点で問
題を有している。
また、電極形成の過程で2素子間の容量にバラ
ツキが生じたり、あるいは赤外線吸収膜の形成工
程で厚みにバラツキが生じるなどの原因で2素子
間に感度差が生じる。そのため、 (1) 太陽光などの外乱光を2素子で十分にキヤン
セルできない。
ツキが生じたり、あるいは赤外線吸収膜の形成工
程で厚みにバラツキが生じるなどの原因で2素子
間に感度差が生じる。そのため、 (1) 太陽光などの外乱光を2素子で十分にキヤン
セルできない。
(2) 振動ノイズを2素子で十分にキヤンセルでき
ない。
ない。
(3) 周囲温度の変動により発生する電荷を2素子
で十分にキヤンセルできない。
で十分にキヤンセルできない。
など、本来直列逆極性接続型の焦電型検出器の特
徴は十分に生かされていない。
徴は十分に生かされていない。
したがつて、この発明は容量を小さくすること
によつて感度つまり比検出率を向上させた焦電型
検出器を提供することを目的とする。
によつて感度つまり比検出率を向上させた焦電型
検出器を提供することを目的とする。
また、この発明は機械的振動特性や周囲温度変
動に対する雑音特性などの耐環境特性を改善した
焦電型検出器を提供することを目的とする。
動に対する雑音特性などの耐環境特性を改善した
焦電型検出器を提供することを目的とする。
このような目的を達成するこの発明の要旨とす
るところは次のとおりである。すなわち、 焦電体基板と、 この焦電体基板の分極軸が対向電極面と垂直に
なるように焦電体基板に両面に形成された対向電
極とを含み、 前記対向電極は少なくとも4個以上でかつ偶数
個形成された各受光電極部を構成しており、 奇数番目の受光電極部を一方の受光電極部群
に、偶数番目の受光電極部を他方の受光電極部群
に2分割し、 各受光電極部群の間は一定間隔離し、各受光電
極群内の各受光電極部は近接して配設すると共
に、各受光電極群を含む領域には各受光電極群ご
とに赤外線吸収膜を形成し、 奇数番目の各受光電極部と偶数番目の各受光電
極部とを交互にかつ直列に電気接続し、 一方の受光電極部群と他方の受光電極部群とを
逆極性になるように且つ各受光電極部群における
各受光電極部は焦電体基板の同一面で同じ極性と
なるように電気接続したことを特徴とする焦電型
検出器である。
るところは次のとおりである。すなわち、 焦電体基板と、 この焦電体基板の分極軸が対向電極面と垂直に
なるように焦電体基板に両面に形成された対向電
極とを含み、 前記対向電極は少なくとも4個以上でかつ偶数
個形成された各受光電極部を構成しており、 奇数番目の受光電極部を一方の受光電極部群
に、偶数番目の受光電極部を他方の受光電極部群
に2分割し、 各受光電極部群の間は一定間隔離し、各受光電
極群内の各受光電極部は近接して配設すると共
に、各受光電極群を含む領域には各受光電極群ご
とに赤外線吸収膜を形成し、 奇数番目の各受光電極部と偶数番目の各受光電
極部とを交互にかつ直列に電気接続し、 一方の受光電極部群と他方の受光電極部群とを
逆極性になるように且つ各受光電極部群における
各受光電極部は焦電体基板の同一面で同じ極性と
なるように電気接続したことを特徴とする焦電型
検出器である。
以下、この発明を実施例にもとづいて詳細に説
明する。
明する。
第3図〜第6図はこの発明にかかる焦電型検出
器の一実施例を示したものである。第3図aは焦
電型検出器に組み込まれる焦電素子ユニツトの斜
視図、第3図bは第3図aの−線断面図、第
4図、第5図は焦電型検出器の回路例、第6図は
焦電素子ユニツトを組み込んだ状態の焦電型検出
器の断面図である。
器の一実施例を示したものである。第3図aは焦
電型検出器に組み込まれる焦電素子ユニツトの斜
視図、第3図bは第3図aの−線断面図、第
4図、第5図は焦電型検出器の回路例、第6図は
焦電素子ユニツトを組み込んだ状態の焦電型検出
器の断面図である。
図において、101は焦電体基板を示し、この
焦電体基板101の一面には対向電極111,1
14,115および118が形成され、また他面
には対向電極112,113,116および11
7が形成されている。各対向電極111〜118
はほぼ三角形状をなしている。各対向電極111
〜118のうち、対向電極111と対向電極11
2、対向電極113と対向電極114、対向電極
115と対向電極116、および対向電極117
と対向電極118がそれぞれ焦電体基板101を
介して形成されている。そして焦電体基板101
の一面、つまり図示状態では裏面についてみれ
ば、対向電極111と対向電極115はスリツト
124を介して分離されており、双方でほぼ矩形
状になつており、また対向電極114と対向電極
118はスリツト127を介して分離されてお
り、双方でほぼ矩形状になつている。一方、焦電
体基板101の他面、つまり、図示した状態では
表面についてみれば、対向電極112と対向電極
116はスリツト125を介して分離されてお
り、双方でほぼ矩形状になつており、また対向電
極113と対向電極117はスリツト126を介
して分離されており、双方でほぼ矩形状になつて
いる。さらに対向電極112と対向電極113は
導体路119で連結されており、対向電極114
と対向電極115は導体路120で連結されてお
り、対向電極116と対向電極117は導体路1
21で連結されている。図中、122,123は
それぞれ引出電極を示し、対向電極111、対向
電極118にそれぞれ接続されている。
焦電体基板101の一面には対向電極111,1
14,115および118が形成され、また他面
には対向電極112,113,116および11
7が形成されている。各対向電極111〜118
はほぼ三角形状をなしている。各対向電極111
〜118のうち、対向電極111と対向電極11
2、対向電極113と対向電極114、対向電極
115と対向電極116、および対向電極117
と対向電極118がそれぞれ焦電体基板101を
介して形成されている。そして焦電体基板101
の一面、つまり図示状態では裏面についてみれ
ば、対向電極111と対向電極115はスリツト
124を介して分離されており、双方でほぼ矩形
状になつており、また対向電極114と対向電極
118はスリツト127を介して分離されてお
り、双方でほぼ矩形状になつている。一方、焦電
体基板101の他面、つまり、図示した状態では
表面についてみれば、対向電極112と対向電極
116はスリツト125を介して分離されてお
り、双方でほぼ矩形状になつており、また対向電
極113と対向電極117はスリツト126を介
して分離されており、双方でほぼ矩形状になつて
いる。さらに対向電極112と対向電極113は
導体路119で連結されており、対向電極114
と対向電極115は導体路120で連結されてお
り、対向電極116と対向電極117は導体路1
21で連結されている。図中、122,123は
それぞれ引出電極を示し、対向電極111、対向
電極118にそれぞれ接続されている。
このような構成において、対向電極111と対
向電極112とは受光電極部aを構成し、対向電
極113と対向電極114は受光電極部bを構成
し、対向電極115と対向電極116は受光電極
部cを構成し、さらに対向電極117と対向電極
118は受光電極部dを構成している。
向電極112とは受光電極部aを構成し、対向電
極113と対向電極114は受光電極部bを構成
し、対向電極115と対向電極116は受光電極
部cを構成し、さらに対向電極117と対向電極
118は受光電極部dを構成している。
また各受光電極部a〜dをa,b,c,dの順
番で数えて奇数番目の受光電極部a,cが受光電
極部群Aとして配置され、一方偶数番目の受光電
極部b,dが受光電極部群Bとして配置され、結
果的には2分割されている。
番で数えて奇数番目の受光電極部a,cが受光電
極部群Aとして配置され、一方偶数番目の受光電
極部b,dが受光電極部群Bとして配置され、結
果的には2分割されている。
第3図a,bに示した電極配置構造から明らか
なように、受光電極部a〜dの結線は第4図に示
したようになり、受光電極部群Aの各受光電極部
a,cと受光電極部群Bの各受光電極部b,dは
受光電極部a→受光電極部b→受光電極部c→受
光電極部dのように電気接続されることになる。
各受光電極部a〜dに対応する部分をそれぞれ焦
電素子ユニツトと仮定すると、その結線は第5図
のようになる。なお、第4図、第5図において、
焦電体基板1中に示された矢印は分極軸を示し、
各対向電極111〜118と直交する配置になつ
ている。
なように、受光電極部a〜dの結線は第4図に示
したようになり、受光電極部群Aの各受光電極部
a,cと受光電極部群Bの各受光電極部b,dは
受光電極部a→受光電極部b→受光電極部c→受
光電極部dのように電気接続されることになる。
各受光電極部a〜dに対応する部分をそれぞれ焦
電素子ユニツトと仮定すると、その結線は第5図
のようになる。なお、第4図、第5図において、
焦電体基板1中に示された矢印は分極軸を示し、
各対向電極111〜118と直交する配置になつ
ている。
第3図b、第4図において、128,129は
赤外線吸収膜を示し、受光電極部群A、受光電極
部群Bの領域の表面に形成されている。詳細に
は、赤外線吸収膜128は対向電極112、対向
電極116を含む領域に形成され、赤外線吸収膜
129は対向電極113、対向電極117を含む
領域に形成されている。またこの赤外線吸収膜1
28,129の材料としては、対向電極がそれぞ
れ近接している配置になつていることから、導電
性の大きいNi−Crなどは不適当であり、たとえ
ば絶縁性の高い有機膜が好ましい。
赤外線吸収膜を示し、受光電極部群A、受光電極
部群Bの領域の表面に形成されている。詳細に
は、赤外線吸収膜128は対向電極112、対向
電極116を含む領域に形成され、赤外線吸収膜
129は対向電極113、対向電極117を含む
領域に形成されている。またこの赤外線吸収膜1
28,129の材料としては、対向電極がそれぞ
れ近接している配置になつていることから、導電
性の大きいNi−Crなどは不適当であり、たとえ
ば絶縁性の高い有機膜が好ましい。
また、第4図、第5図において、130は
FETを示し、131はゲート、132はドレイ
ン、133はソース、134はアースをそれぞれ
示す。そしてFET130のゲート131から見
れば対向電極111はマイナス(−)の極性とな
り、以下順に対向電極112はプラス(+)極、
対向電極113はマイナス(−)極、対向電極1
14はプラス(+)極、対向電極115はマイナ
ス(−)極、対向電極116はプラス(+)極、
対向電極117はマイナス(−)極、対向電極1
18はプラス(+)極となる。したがつて、受光
電極部群Aにおいて、焦電体基板101の裏面の
各対向電極111,115はマイナス(−)極と
なり、表面の各対向電極112,116はプラス
(+)極となる。一方、受光電極部群Bにおいて、
焦電体基板101の裏面の各対向電極114,1
18はプラス(+)極となり、表面の各対向電極
113,117はマイナス(−)極となる。
FETを示し、131はゲート、132はドレイ
ン、133はソース、134はアースをそれぞれ
示す。そしてFET130のゲート131から見
れば対向電極111はマイナス(−)の極性とな
り、以下順に対向電極112はプラス(+)極、
対向電極113はマイナス(−)極、対向電極1
14はプラス(+)極、対向電極115はマイナ
ス(−)極、対向電極116はプラス(+)極、
対向電極117はマイナス(−)極、対向電極1
18はプラス(+)極となる。したがつて、受光
電極部群Aにおいて、焦電体基板101の裏面の
各対向電極111,115はマイナス(−)極と
なり、表面の各対向電極112,116はプラス
(+)極となる。一方、受光電極部群Bにおいて、
焦電体基板101の裏面の各対向電極114,1
18はプラス(+)極となり、表面の各対向電極
113,117はマイナス(−)極となる。
したがつて、上記した構成から明らかなよう
に、特に第5図から明らかなように、各焦電素子
ユニツトが4個直列接続された態様になり、第1
図、第2図の従来例にくらべて容量が1/2となり、
上記(2)式より感度Rvを改善できることが理解で
きる。また各受光電極部a〜dで決まる容量のバ
ラツキを小さくすることができ、また赤外線吸収
も均一に行われるので、受光電極部群A,B間の
感度差が小さくなり、その結果機械的振動特性や
周囲温度変動に対する雑音特性などの耐環境特性
も大きく改善されることになる。さらに上記した
構造によれば、赤外線エネルギーが各分割された
受光電極部群A,Bに分散吸収されやすいため、
マルチミラー、レンズなどの焦光系と組み合せた
ときに有効なものとなる。
に、特に第5図から明らかなように、各焦電素子
ユニツトが4個直列接続された態様になり、第1
図、第2図の従来例にくらべて容量が1/2となり、
上記(2)式より感度Rvを改善できることが理解で
きる。また各受光電極部a〜dで決まる容量のバ
ラツキを小さくすることができ、また赤外線吸収
も均一に行われるので、受光電極部群A,B間の
感度差が小さくなり、その結果機械的振動特性や
周囲温度変動に対する雑音特性などの耐環境特性
も大きく改善されることになる。さらに上記した
構造によれば、赤外線エネルギーが各分割された
受光電極部群A,Bに分散吸収されやすいため、
マルチミラー、レンズなどの焦光系と組み合せた
ときに有効なものとなる。
第6図は上記した構成からなる焦電素子ユニツ
トを回路を含めて実装した焦電型検出器の断面図
である。図中、201は上記した構成からなる焦
電素子ユニツトを示し、セラミクスなどの絶縁基
板202の上に載置固定されている。203は
FETを示し、焦電素子ユニツト201とは第4
図、第5図に示した回路例を構成するように電気
接続されている。焦電素子ユニツト201、
FET203を固定した絶縁基板202はステム
204から突出しているピン端子205,20
6、207に接続されている。ピン端子205,
206、207はそれぞれ第4図、第5図におけ
るドレイン132、ソース133、アース134
に対応している。208はステム204に固定さ
れたキヤツプを示し、キヤツプ208の上部には
赤外線透過窓209が設けられている。
トを回路を含めて実装した焦電型検出器の断面図
である。図中、201は上記した構成からなる焦
電素子ユニツトを示し、セラミクスなどの絶縁基
板202の上に載置固定されている。203は
FETを示し、焦電素子ユニツト201とは第4
図、第5図に示した回路例を構成するように電気
接続されている。焦電素子ユニツト201、
FET203を固定した絶縁基板202はステム
204から突出しているピン端子205,20
6、207に接続されている。ピン端子205,
206、207はそれぞれ第4図、第5図におけ
るドレイン132、ソース133、アース134
に対応している。208はステム204に固定さ
れたキヤツプを示し、キヤツプ208の上部には
赤外線透過窓209が設けられている。
次に、具体的な実施例について説明する。いま
焦電体基板の材料として、特開昭53−20600号公
報に記載されているPb(Sn1/2Sb1/2)O3−PbZrO3
−PbTiO3系材料を用いた。そして使用した材料
の特性は、誘電率ε=380、誘電損失tanδ=1.4
%、焦電材料評価指数として、Fv=λ/εr・cp
=1.95×10-11(c・cm/J)、FD=λ/CP√・
tanδ=3.21×10-8(c・cm/J)であつた。
焦電体基板の材料として、特開昭53−20600号公
報に記載されているPb(Sn1/2Sb1/2)O3−PbZrO3
−PbTiO3系材料を用いた。そして使用した材料
の特性は、誘電率ε=380、誘電損失tanδ=1.4
%、焦電材料評価指数として、Fv=λ/εr・cp
=1.95×10-11(c・cm/J)、FD=λ/CP√・
tanδ=3.21×10-8(c・cm/J)であつた。
そして、放射源である黒体炉の温度を500°K
(=227°)、放射エネルギー0.87mW/cm2とし、チ
ヨツピング周波数を変化させたときの出力電圧を
測定したところ、第7図に示すような結果が得ら
れた。図中番号1のものはこの発明にかかるもの
であり、番号2は従来例、つまり第1図に示した
焦電型検出器のものである。出力電圧は出力波形
のピークからピークの値を読みとつたものであ
る。
(=227°)、放射エネルギー0.87mW/cm2とし、チ
ヨツピング周波数を変化させたときの出力電圧を
測定したところ、第7図に示すような結果が得ら
れた。図中番号1のものはこの発明にかかるもの
であり、番号2は従来例、つまり第1図に示した
焦電型検出器のものである。出力電圧は出力波形
のピークからピークの値を読みとつたものであ
る。
第7図から明らかなように、この発明にかかる
ものは、たとえばチヨツピング周波数1Hzにおい
て従来のものにくらべて30%出力電圧の向上が図
れており、感度の向上が見られる。
ものは、たとえばチヨツピング周波数1Hzにおい
て従来のものにくらべて30%出力電圧の向上が図
れており、感度の向上が見られる。
また耐環境特性のうち、周囲温度変動による雑
音発生を測定した。第8図がその測定結果であ
り、この発明によるものは従来例にくらべ、温度
上昇時あるいは温度下降時における雑音発生電圧
を低く抑えることが可能となつている。
音発生を測定した。第8図がその測定結果であ
り、この発明によるものは従来例にくらべ、温度
上昇時あるいは温度下降時における雑音発生電圧
を低く抑えることが可能となつている。
さらに、この発明にかかる焦電型検出器は周波
数20Hz、1.2G、1.5mmの振幅の条件で雑音を従来
例にくらべて20%低減させることができ、機械的
振動特性の点でも改善されていることが確認でき
た。
数20Hz、1.2G、1.5mmの振幅の条件で雑音を従来
例にくらべて20%低減させることができ、機械的
振動特性の点でも改善されていることが確認でき
た。
第9図、第10図はそれぞれこの発明にかかる
焦電型検出器の他の実施例を示す斜視図である。
図示したものは特に対向電極の形状、配置を変え
たものであり、したがつてこの点に重点を置いて
以下に説明する。
焦電型検出器の他の実施例を示す斜視図である。
図示したものは特に対向電極の形状、配置を変え
たものであり、したがつてこの点に重点を置いて
以下に説明する。
図中、第3図a,bに示したものと同じ構成部
分は同一番号を付している。第9図に示したもの
は対向電極111〜118を矩形状とした点に特
徴がある。したがつて、受光電極部は4個形成さ
れており、奇数番目の受光電極部は一方の受光電
極部群、偶数番目の受光電極部は他方の受光電極
部群に分割されており、さらに奇数番目の受光電
極部群の各受光電極部群と偶数番目の受光電極部
群の各受光電極部とが交互にかつ直列に電気接続
されるという構成は上記した実施例と同じであ
る。
分は同一番号を付している。第9図に示したもの
は対向電極111〜118を矩形状とした点に特
徴がある。したがつて、受光電極部は4個形成さ
れており、奇数番目の受光電極部は一方の受光電
極部群、偶数番目の受光電極部は他方の受光電極
部群に分割されており、さらに奇数番目の受光電
極部群の各受光電極部群と偶数番目の受光電極部
群の各受光電極部とが交互にかつ直列に電気接続
されるという構成は上記した実施例と同じであ
る。
また第10図に示したものは、第9図の構成に
さらに対向電極を増やし、各受光電極部群にそれ
ぞれ3個の受光電極部を含ませたものである。詳
しく説明すれば、焦電体基板101の表面に対向
電極136,137を形成し、裏面に対向電極1
35,138を形成したものである。そして、対
向電極135は導体路120で対向電極114と
連結され、対向電極136は導体路139で対向
電極117と連結され、さらに対向電極138は
導体路140で対向電極115と連結されてい
る。もちろん図示した状態から明らかなように、
対向電極135と対向電極136は焦電体基板1
01を介して対向しており、また対向電極137
と対向電極138は焦電体基板101を介して対
向している。この実施例によれば、第1図、第2
図に示したものにくらべ容量を1/3にすることが
でき、さらに感度および比検出率を向上させると
ともに、耐環境特性を改善することができる。な
お、付記しておくが、第9図の実施例においても
説明したように、この実施例においてもすでに上
記した第3図〜第6図の実施例に必要な構成を満
足している。
さらに対向電極を増やし、各受光電極部群にそれ
ぞれ3個の受光電極部を含ませたものである。詳
しく説明すれば、焦電体基板101の表面に対向
電極136,137を形成し、裏面に対向電極1
35,138を形成したものである。そして、対
向電極135は導体路120で対向電極114と
連結され、対向電極136は導体路139で対向
電極117と連結され、さらに対向電極138は
導体路140で対向電極115と連結されてい
る。もちろん図示した状態から明らかなように、
対向電極135と対向電極136は焦電体基板1
01を介して対向しており、また対向電極137
と対向電極138は焦電体基板101を介して対
向している。この実施例によれば、第1図、第2
図に示したものにくらべ容量を1/3にすることが
でき、さらに感度および比検出率を向上させると
ともに、耐環境特性を改善することができる。な
お、付記しておくが、第9図の実施例においても
説明したように、この実施例においてもすでに上
記した第3図〜第6図の実施例に必要な構成を満
足している。
以上の説明から明らかなようにこの発明によれ
ば、容量を小さくすることができるため感度の向
上、つまり比検出率の向上が可能であり、耐環境
特性にもすぐれた焦電型検出器を提出することが
できる。
ば、容量を小さくすることができるため感度の向
上、つまり比検出率の向上が可能であり、耐環境
特性にもすぐれた焦電型検出器を提出することが
できる。
第1図、第2図は従来例にかかる2素子直列逆
極性接続型の焦電検出器の概略図、第3図aは焦
電型検出器に組み込まれる焦電素子ユニツトの斜
視図、第3図bは第3図aの−線断面図、第
4図、第5図は焦電型検出器の回路例、第6図は
焦電素子ユニツトを組み込んだ状態の焦電型検出
器の断面図、第7図はチヨツピング周波数と出力
電圧の関係特性図、第8図は周囲温度変化に対す
る雑音の関係特性図、第9図、第10図はこの発
明の他の実施例を示す斜視図である。 101は焦電体基板、111,112,11
3,114,115,116,117,118は
対向電極、119,120は導体路、128,1
29は赤外線吸収膜、a,b,c,dは受光電極
部、A,Bは受光電極部群。
極性接続型の焦電検出器の概略図、第3図aは焦
電型検出器に組み込まれる焦電素子ユニツトの斜
視図、第3図bは第3図aの−線断面図、第
4図、第5図は焦電型検出器の回路例、第6図は
焦電素子ユニツトを組み込んだ状態の焦電型検出
器の断面図、第7図はチヨツピング周波数と出力
電圧の関係特性図、第8図は周囲温度変化に対す
る雑音の関係特性図、第9図、第10図はこの発
明の他の実施例を示す斜視図である。 101は焦電体基板、111,112,11
3,114,115,116,117,118は
対向電極、119,120は導体路、128,1
29は赤外線吸収膜、a,b,c,dは受光電極
部、A,Bは受光電極部群。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 焦電体基板と、 この焦電体基板の分極軸が対向電極面と垂直に
なるように焦電体基板に両面に形成された対向電
極とを含み、 前記対向電極は少なくとも4個以上でかつ偶数
個形成された各受光電極部を構成しており、 奇数番目の受光電極部を一方の受光電極部群
に、偶数番目の受光電極部を他方の受光電極部群
に2分割し、各受光電極部群の間は一定間隔離
し、各受光電極群内の各受光電極部は近接して配
設すると共に、各受光電極群を含む領域には各受
光電極群ごとに赤外線吸収膜を形成し、 奇数番目の各受光電極部と偶数番目の各受光電
極部とを交互にかつ直列に電気接続し、一方の受
光電極部材と他方の受光電極部群とを逆極性にな
るように且つ各受光電極部群における各受光電極
部は焦電体基板の同一面で同じ極性となるように
電気接続したことを特徴とする焦電型検出器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58126430A JPS6018730A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 焦電型検出器 |
US06/628,915 US4598163A (en) | 1983-07-11 | 1984-07-09 | Pyroelectric detector |
DE3425377A DE3425377C2 (de) | 1983-07-11 | 1984-07-10 | Pyroelektrischer Detektor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58126430A JPS6018730A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 焦電型検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6018730A JPS6018730A (ja) | 1985-01-30 |
JPH0374331B2 true JPH0374331B2 (ja) | 1991-11-26 |
Family
ID=14934992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58126430A Granted JPS6018730A (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | 焦電型検出器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4598163A (ja) |
JP (1) | JPS6018730A (ja) |
DE (1) | DE3425377C2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4900367A (en) * | 1986-08-01 | 1990-02-13 | Rockwell International | Method of making a reticulated temperature sensitive imaging device |
JPH01152226U (ja) * | 1988-04-13 | 1989-10-20 | ||
JPH0631387Y2 (ja) * | 1988-04-13 | 1994-08-22 | 呉羽化学工業株式会社 | 焦電型赤外線センサ |
EP0354451A3 (en) * | 1988-08-11 | 1992-01-15 | Pittway Corporation | Intrusion detection system |
US5030012A (en) * | 1989-02-02 | 1991-07-09 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Pyroelectric calorimeter |
DE4105591C1 (en) * | 1991-02-22 | 1992-04-02 | Messerschmitt-Boelkow-Blohm Gmbh, 8012 Ottobrunn, De | IR sensor in the form of pyroelectric detector - has silicon@ substrate with pyroelectric sensor film metallise to a pattern |
DE4445196A1 (de) * | 1994-12-17 | 1996-06-20 | Abb Patent Gmbh | Bewegungsmelder zur Erfassung der aus einem zu überwachenden Raumbereich kommenden Strahlung |
JP3209034B2 (ja) * | 1995-04-06 | 2001-09-17 | 株式会社村田製作所 | 赤外線検出器の製造方法 |
US6630671B2 (en) | 1997-01-31 | 2003-10-07 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Commerce | Domain engineered ferroelectric optical radiation detector having multiple domain regions for acoustic dampening |
US6114698A (en) * | 1997-01-31 | 2000-09-05 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Commerce | Domain engineered ferroelectric optical radiation detector |
FR2800470B1 (fr) * | 1999-10-28 | 2002-01-11 | Centre Nat Rech Scient | Capteur d'ondes electromagnetiques. |
JP5357430B2 (ja) * | 2008-02-04 | 2013-12-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 赤外線センサ |
DE102009017845B4 (de) * | 2009-04-17 | 2011-07-21 | Pyreos Ltd. | Infrarotlichtsensor mit hoher Signalspannung und hohem Signal-Rausch-Verhältnis, sowie Infrarotlichtdetektor mit dem Infrarotlichtsensor |
JP5533638B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2014-06-25 | セイコーエプソン株式会社 | 検出装置、センサーデバイス及び電子機器 |
US8916824B2 (en) * | 2011-10-31 | 2014-12-23 | Seiko Epson Corporation | Pyroelectric light detector, pyroelectric light detecting device, and electronic device |
CN102565059B (zh) * | 2011-12-27 | 2013-11-06 | 郑州炜盛电子科技有限公司 | 复合封装四通道热释电红外传感器 |
EP4375630A1 (en) * | 2022-11-24 | 2024-05-29 | Photona GmbH | Pyroelectric infrared detector device |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS4917400A (ja) * | 1972-06-12 | 1974-02-15 | ||
JPS5035676A (ja) * | 1973-06-15 | 1975-04-04 | ||
US4225786A (en) * | 1978-09-15 | 1980-09-30 | Detection Systems, Inc. | Infrared detection system |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3581092A (en) * | 1969-04-09 | 1971-05-25 | Barnes Eng Co | Pyroelectric detector array |
JPS5110794B1 (ja) * | 1971-03-19 | 1976-04-06 | ||
US3839640A (en) * | 1973-06-20 | 1974-10-01 | J Rossin | Differential pyroelectric sensor |
GB1447372A (en) * | 1973-06-21 | 1976-08-25 | Rank Organisation Ltd | Thermal radiation sensing conveyor particularly for a machine producing a roofing tile or the like |
US4342987A (en) * | 1979-09-10 | 1982-08-03 | Rossin Corporation | Intruder detection system |
-
1983
- 1983-07-11 JP JP58126430A patent/JPS6018730A/ja active Granted
-
1984
- 1984-07-09 US US06/628,915 patent/US4598163A/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-07-10 DE DE3425377A patent/DE3425377C2/de not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4917400A (ja) * | 1972-06-12 | 1974-02-15 | ||
JPS5035676A (ja) * | 1973-06-15 | 1975-04-04 | ||
US4225786A (en) * | 1978-09-15 | 1980-09-30 | Detection Systems, Inc. | Infrared detection system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3425377C2 (de) | 1993-11-11 |
DE3425377A1 (de) | 1985-01-24 |
US4598163A (en) | 1986-07-01 |
JPS6018730A (ja) | 1985-01-30 |
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