JPH037420Y2 - - Google Patents

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JPH037420Y2
JPH037420Y2 JP1984175805U JP17580584U JPH037420Y2 JP H037420 Y2 JPH037420 Y2 JP H037420Y2 JP 1984175805 U JP1984175805 U JP 1984175805U JP 17580584 U JP17580584 U JP 17580584U JP H037420 Y2 JPH037420 Y2 JP H037420Y2
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JP
Japan
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punch
head
eccentric cam
card
rotating member
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JP1984175805U
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JPS6190870U (ja
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は穿孔機のポンチ作動装置に係り、特
に、穿孔するためのカードを歩進的に移動可能に
支持する機枠に、前記カード面と直交する方向に
移動してそのカードに穿孔を施すためのポンチ
と、そのポンチを移動させるためのモータ等の駆
動源とを備えた穿孔機のポンチ作動装置に関する
ものである。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、装置全体をまとまりよくコンパク
トに構成することができ、駆動源とポンチとの間
の限られたスペースに容易に配置することができ
るとともに、駆動源の駆動動作に確実に追従して
ポンチを正確に往復移動させることができる穿孔
機のポンチ作動装置を提供しようとしている。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は前記のような問題点に着目してなさ
れたものであつて、穿孔するためのカードを歩進
的に移動可能に支持する機枠の上部にヘツドを設
け、そのヘツドには、前記カード面と直交する方
向に移動してそのカードに穿孔を施すためのポン
チと、そのポンチを移動させるためのモータと、
そのモータの軸歯車に減速歯車機構を介して連結
されかつ前記カード面とほぼ平行な支軸に回動可
能に支持された偏心カムと、その偏心カムから動
力を得て前記ポンチを作動させる弾板製の作動片
とを備えた穿孔機において、前記偏心カムとポン
チとの間におけるヘツド上に、前記偏心カムの支
軸と平行な支軸を設け、その支軸に1個の回動部
材を回動可能に支持し、その回動部材の一端部
に、前記偏心カムの外周面を挟持する上下一対の
カム接触片を一体に折曲形成し、その回動部材の
他端部には、前記ポンチの上部を前後から挟みか
つその頭部を支持する前後一対の解除片を一体に
折曲形成し、その回動部材の上面には、前記作動
片の基端部を固着すると共に、その作動片の自由
端部下面の当接部を前記ポンチの頭部上面に当接
させた構成としている。
(作用) 従つて、この考案のポンチ作動装置において
は、モータ33にて偏心カム31が回転される
と、カム接触片44を介して回動部材42が往復
回動され、その回動部材42の一方向回動時に作
動片45を介してポンチ7がカードC側に移動さ
れるとともに、回動部材42の他方向回動時に解
除片47を介してポンチ7がカードCから隔離す
る方向に移動されて、カードCに対し一つの穿孔
が施される。また、過負荷に対しては作動片が撓
曲しポンチは無理に押圧移動されない。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に従つて説明
する。
さて、この実施例の穿孔機においては、第2図
に示すように、ほぼ箱形の機枠1の上面全部に操
作パネル2が設けられ、その上面には各種の操作
用キー及び表示用ランプが配置されている。機枠
1の上面後部にはカード移送装置における左右一
対のカード案内体3が前後方向へ平行に延びるよ
うに配設され、その全部及び後部の二位置には左
右各一対のカード移送用スプロケツト4が露出し
ている。そして、カードCが左右両側部の送り孔
Caにスプロケツト4の歯を係合させた状態で、
カード移送装置の作動又は機枠1上の手動操作つ
まみ5の回動操作に基づくスプロケツト4の回転
により、カード案内体3に沿つて前方へ歩進的に
移送されるようになつている。
前記機枠1の上面後部にはヘツド6がカードC
の移送方向と直交する左右方向へ移動可能に支持
され、機枠1内に設けられたヘツド移動装置の作
動により左右方向の一定範囲内において所定量宛
往復移動されるようになつている。ヘツド6内の
左端部にはポンチ7がカードCのカード面と直交
する上下方向へ移動可能に支持され、ヘツド6内
に設けられたポンチ作動装置により上下動され
て、穿孔ダイとの協働によりカードCの所定位置
に穿孔を施すようになつている。
そこで、前記ヘツド6の支持構成及びヘツド移
動装置について詳細に説明すると、第1,3図に
示すようにヘツド6の左方において機枠1の内部
には補助側板8が配設されている。ヘツド6の前
後両側において機枠1の右側壁と補助側板8との
間には、前後一対の案内棒9,10が架設されて
いる。そして、第1,4図に示すように前記ヘツ
ド6は、その移動方向の一端部である右端部にお
いて複数のねじ11により介装部材12を介して
互いに固定連結された上ケース13及び下ケース
14からなり、下ケース14の前面及び後面に設
けられた複数対の案内輪15を両案内棒9,10
の上面及び下面に当接させるとともに、下ケース
14の前面に設けられた複数の案内片16を前方
案内棒9の前面及び後面に当接させた状態で、案
内棒9,10間において左右方向へ移動可能に支
持されている。
前記前方案内棒9の下側においてその案内棒9
と平行に延びるように、機枠1内にはねじ棒17
が支持板18を介して回転可能に支持され、その
左端には前記ヘツド6の下ケース14前面に設け
られた雌ねじ体19が螺合している。ねじ棒17
の右端前方に位置するように前記支持板18には
正逆回転可能なヘツド移動用のモータ20が支持
され、そのモータ軸20aの回転により歯車2
1,22を介してねじ棒17が回転されて、ヘツ
ド6が左方又は右方へ移動されるようになつてい
る。
又、第1,3,4図に示すように前記ヘツド6
の上ケース13は側面形ほぼU字状のチヤンネル
材により上面を開口するように形成され、その上
部にはカバー23が着脱可能に取付けられてい
る。さらに、ヘツド6の下ケース14は側面形ほ
ぼ四角状の筒状体により右端を開口するように形
成され、その内部には穿孔かすを溜めるためのか
す溜室24が形成されるとともに、その右端のか
す排出口25にはキヤツプ26が着脱可能に嵌合
されている。
次に、前記ポンチ7の支持構成及びポンチ作動
装置について詳述すると、前記ヘツド6の上ケー
ス13の左側内部には支持筒27が取付板28を
介して上下方向へ延びるように配設され、この支
持筒27に前記ポンチ7が上下動可能に嵌合支持
されている。又、そのポンチ7の下端には切刃7
aが形成され、上端には大径の頭部7bが設けら
れている。ポンチ7の下方において下ケース14
の左側上面には穿孔ダイ29が複数のねじ30に
より固定され、ポンチ7の上下動に伴いこの穿孔
ダイ29との協働にてカードCに穿孔が施される
際、穿孔ダイ29の孔29aを通つて穿孔かすが
下ケース14のかす溜室24内に落下収容される
ようになつている。
又、この実施例においては、前記ポンチ7を上
下動させるためのポンチ作動装置がすべてヘツド
6の上ケース13内に収容されている。すなわ
ち、上ケース13内のほぼ中央部には偏心カム3
1が前記カードC面とほぼ平行に前後方向へ延び
るほぼ水平な支軸32により回転可能に支持さ
れ、又、上ケース13内の右側部には駆動源とし
てのポンチ作動用のモータ33が支持板34を介
して配設されている。モータ33と偏心カム31
との間において上ケース13内には多数の歯車3
5〜40よりなる減速歯車機構41が設けられ、
モータ33のモータ軸33aの回転に伴いこの減
速歯車機構41を介して偏心カム31が1回転さ
れるようになつている。
前記ポンチ7と偏心カム31との間において上
ケース13内には、側面形ほぼ逆U字状をなす回
動部材42がそのほぼ中間部において前記偏心カ
ム31の支軸32と平行に延びる支軸43により
回動可能に支持されている。回動部材42の右端
部には上下一対のカム接触片44が一体に折曲形
成され、前記偏心カム31の支軸32を挟んでそ
のカム31の外周面を上下から挟持して、偏心カ
ム31の回転に伴い回動部材42を所定範囲内で
往復回動させるようになつている。
前記回動部材42の上面には作動片45が右側
の基端部にてねじ46により固着され、その左側
の自由端部下面にはポンチ7の頭部7bに上方か
ら当接する当接部45aが突設されている。又、
この作動片45はポンチ7による穿孔負荷に耐え
る弾性を有する弾板によつて構成され、ポンチ7
に対し穿孔負荷を越えるような過負荷が作用した
とき、第1図に鎖線で示すように作動片45の自
由端部が上方に撓曲するようになつている。前記
回動部材42の左端下部には前後一対の解除片4
7が一体に折曲形成され、前記ポンチ7の上端外
周を前後から挟んで状態でポンチ7の頭部7bに
下方から係合するようになつている。
そして、前記偏心カム31の回転に伴い回動部
材42が第1図の反時計方向へ回動されるときに
は、作動片45を介してポンチ7が下方へ押圧移
動されて、そのポンチ7と穿孔ダイ29との協働
によりカードCに穿孔が施され、又、回動部材4
2が第1図の時計方向へ回動されるときには、解
除片47を介してポンチ7がカードCから上方へ
離隔移動されるようになつている。
さて、前記のように構成された穿孔機におい
て、ヘツド移動用のモータ20の回転に伴いねじ
棒17が回転される毎に、雌ねじ体19を介して
ヘツド6が右方又は左方へ所定量ずつ移動され
る。又、このヘツド6の移動ごとにポンチ作動用
モータ33が所定の作動信号に基づき選択的に回
転されて、そのモータ33の回転に伴う偏心カム
31の回転により回動部材42が往復回動され、
作動片45及び解除片47を介してポンチ7がカ
ードCに対し往復移動されて、そのカードCの所
定位置に穿孔が施される。
又、この穿孔動作時において、ポンチ7に対し
穿孔負荷を越えるような過負荷が作用したときに
は、第1図に鎖線で示すように作動片45の自由
端部が上方に撓曲して、回動部材42とポンチ7
との間に相対運動が生じる。従つて、ポンチ7が
無理に押圧移動されて、ポンチ7やその周囲の関
連構成が破損するおそれを確実に防止することが
できる。
なお、この考案は前記実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で
各部の構成を任意に変更して具体化することも可
能である。
考案の効果 以上詳述したようにこの考案は、機枠の上部に
設けたヘツド上にポンチ、モータ、偏心カム及び
作動片等を備えた穿孔機において、特に、偏心カ
ムとポンチとの間におけるヘツド上に、前記偏心
カムの支軸と平行な支軸を設け、その支軸に1個
の回動部材を回動可能に支持し、その回動部材の
一端部に、前記偏心カムの外周面を挟持する上下
一対のカム接触片を一体に折曲形成し、その回動
部材の他端部には、前記ポンチの上部を前後から
挟みかつその頭部を支持する前後一対の解除片を
一体に折曲形成し、その回動部材の上面には、前
記作動片の基端部を固着すると共に、その作動片
の自由端部下面の当接部を前記ポンチの頭部上面
に当接させたものである。
従つて、前記ポンチとモータと減速歯車機構と
偏心カムと回動部材と作動片とをヘツド上の限ら
れたスペースに一括搭載したので、そのヘツド部
の小型化、軽量化を図ることができる。そして、
特に、前記回動部材には、偏心カムを挟持する上
下一対のカム接触片と、ポンチを挟みかつ支持す
る前後一対の解除片とをそれぞれ一体に折曲形成
すると共に、前記作動片をポンチの頭部上面に直
接当接させて回動部材に固着したので、それ等偏
心カムからポンチに至る連動連結並びに取付けの
ための部品の点数が極めて少なく、その構成を簡
略化してコンパクトにまとめることができる。
又、偏心カムを回動部材と一体の一対の解除片で
挟みかつ支持し、しかも作動片の当接部をポンチ
の頭部上面に直接当接させてそれ等偏心カムから
ポンチに至る連結連動がほぼ確動的に行なわれる
ようになつているので、モータの駆動動作に確実
に追従してポンチを正確に往復移動させることが
できる。さらに、過負荷に対しては作動片が撓曲
するのでポンチが無理に押圧移動されずポンチ及
びその周辺構成の破損防止をはかることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した穿孔機の要部縦
断面図、第2図は穿孔機の全体を示す斜視図、第
3図は穿孔機の部分横断面図、第4図は同じく部
分側断面図である。 図において1は機枠、6はヘツド、7はポン
チ、7bはポンチの頭部、31は偏心カム、32
は偏心カムの支軸、33はモータ、35は軸歯
車、41は減速歯車機構、42は回動部材、43
は回動部材の支軸、44はカム接触片、45は作
動片、45aは当接部、47は解除片、Cはカー
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穿孔するためのカードCを歩進的に移動可能に
    支持する機枠1の上部にヘツド6を設け、そのヘ
    ツド6には、前記カードC面と直交する方向に移
    動してそのカードCに穿孔を施すためのポンチ7
    と、そのポンチ7を移動させるためのモータ33
    と、そのモータ33の軸歯車35に減速歯車機構
    41を介して連結されかつ前記カードC面とほぼ
    平行な支軸32に回動可能に支持された偏心カム
    31と、その偏心カム31から動力を得て前記ポ
    ンチ7を作動させる弾板製の作動片45とを備え
    た穿孔機において、前記偏心カム31とポンチ7
    との間におけるヘツド6上に、前記偏心カム31
    の支軸32と平行な支軸43を設け、その支軸4
    3に1個の回動部材42を回動可能に支持し、そ
    の回動部材42の一端部に、前記偏心カム31の
    外周面を挟持する上下一対のカム接触片44を一
    体に折曲形成し、その回動部材42の他端部に
    は、前記ポンチ7の上部を前後から挟みかつその
    頭部7bを支持する前後一対の解除片47を一体
    に折曲形成し、その回動部材42の上面には、前
    記作動片45の基端部を固着すると共に、その作
    動片45の自由端部下面の当接部45aを前記ポ
    ンチ7の頭部7b上面に当接させたことを特徴と
    する穿孔機のポンチ作動装置。
JP1984175805U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH037420Y2 (ja)

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JP1984175805U JPH037420Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984175805U JPH037420Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JPS6190870U JPS6190870U (ja) 1986-06-12
JPH037420Y2 true JPH037420Y2 (ja) 1991-02-25

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ID=30733408

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JP1984175805U Expired JPH037420Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5347723A (en) * 1976-10-11 1978-04-28 Facit Ab Device for moving sharp end of information recording medium

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5347723A (en) * 1976-10-11 1978-04-28 Facit Ab Device for moving sharp end of information recording medium

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Publication number Publication date
JPS6190870U (ja) 1986-06-12

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