JPH037413A - Lcノイズフィルタ - Google Patents

Lcノイズフィルタ

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JPH037413A
JPH037413A JP2074577A JP7457790A JPH037413A JP H037413 A JPH037413 A JP H037413A JP 2074577 A JP2074577 A JP 2074577A JP 7457790 A JP7457790 A JP 7457790A JP H037413 A JPH037413 A JP H037413A
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noise filter
inductor
conductor
base
inductor conductor
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Takeshi Ikeda
毅 池田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は誘電体上に形成されたLCノイズフィルタの改
良に関する。
[従来の技術] 従来より、第17図(A)に示すように、セラミック等
の誘電体基台10の一面10aにインダクタ導体2を渦
巻状に形成し、第17図(B)に示すよう他面10bに
接地導体4を形成したノイズフィルタが知られている。
このノイズフィルタは、第18図に示すように、渦巻状
のインダクタ導体2がインダクタンス(L)を得ると共
に、この渦巻状のインダクタ導体2と接地導体4との間
で分布定数的に静電容ffi (C)を得て、LCノイ
ズフィルタとして機能する。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、この従来のLCノイズフィルタは、次のような
問題があった。
(a)第1の問題 従来のノイズフィルタは、基台10の裏面側に設けられ
た接地導体4に渦電流が発生する。このため、渦巻状に
形成されたインダクタ導体2に期待するほどのインダク
タンスが得られず、LCノイズフィルタというよりもコ
ンデンサに類似した電気的特性しか得ることができない
という問題があった。
すなわち、このLCノイズフィルタにおいては、渦巻状
のインダクタ導体2に対し、接地導体4が静電容量で容
量結合すると共に、誘導結合している。従って、渦巻状
のインダクタ導体2のam電流で発生した磁束により接
地導体4上にも起電力が生じ、この起電力によって実線
Aで示すような短絡電流が流れる。
渦巻状のインダクタ導体2を変成器における1次コイル
に例えば、接地導体4は短絡された2次コイルのように
作用し、渦巻状のインダクタ導体2には期待するほどの
インダクタンスLが得られず、LCノイズフィルタとし
て十分な機能を発揮できないという問題があった。
(b)第2の問題 このノイズフィルタは、インダクタ導体2の両端電極6
,8に信号を通電し、この信号中に含まれるノイズを除
去するものであるが、通電する信号の周波数が高くなる
と、渦巻状に巻かれたインダクタ導体2に矢印Bで示す
ような線間短絡が生じ、インダクタ導体2のインダクタ
としての機能が低下するという問題があった。
特に、このような線間短絡現象は、通電する信号の周波
数が高くなればなるほど頻繁に発生するため、従来のノ
イズフィルタは、高周波用のノイズフィルタとして用い
にくいという問題があった。
[発明の目的コ 本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、前述する問題を解決する優れた電
気的特性を備えたLCノイズフィルタを提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 前記問題を解決するため、本発明のLCノイズフィルタ
は、 誘電体と、 誘電体の少なくとも一面に、相隣接するよう形成された
複数のスパイラル溝と、 前記各溝内に形成された複数のインダクタ導体と、 を含み、前記各インダクタ導体は誘電体の壁体を介し相
隣接するインダクタ導体との間でキャパシタを形成する
ものである。
[作 用] 次に本発明の詳細な説明する。
本発明者は、例えば第17図に示すLCノイズフィルタ
において、渦巻状に形成されたインダク導体2に、なぜ
期待するほどのインダクタンスが得られないかについて
の検討を行った。
そして、その大きな原因が接地導体4に実線Aで示すよ
うに流れる短絡電流にある止いう仮定に従って、この接
地導体4を、短絡電流が流れにくい櫛歯状に形成しノイ
ズフィルタを形成した。
しかし、このようにしてもインダクタ導体2には期待す
るほどのインダクタンスが得られず、充分な電気的特性
をもったLCノイズフィルタを作成することができなか
った。
このような事実をふまえ、誘電体の一面に渦巻状に形成
されたインダクタ導体に対し、キャパシタとして機能す
る導体をどのように形成すれば、前記インダクタ導体の
機能を損なわず、良好な特性をもったLCノイズフィル
タを得ることができるかについての検討をすすめた。
そして、本発明者は、渦巻状のインダクタ導体を通電し
た際発生する磁束の磁路を妨げることがないよう、もう
一方の導体を形成すれば、インダクタ導体のインダクタ
ンスを低下させることなく、良好な電気的特性をもった
LCノイズフィルタを得れるのではないかと仮定した。
そして、誘電体の少なくとも一面に、複数のスパイラル
溝を相隣接するよう形成し、各溝内にインダクタ導体を
設け、LCノイスフィルタを形成した。
これにより、各溝内に設けられたインダクタ導体は、ス
パイラル溝間に存在する壁体を挾んで相隣接するインダ
クタ導体と対向し、両者の間にキャパシタを形成するこ
とになる。従って、誘電体の材料を適宜選択することに
より最適なキャパシタンスを得る事ができる。
これに加えて、誘電体上に各インダクタ導体の磁路を妨
げる導体が存在しないため、各インダクタ導体に充分な
インダクタンスが得られる。
これにより、本発明によれば、優れた電気的特性を有す
るLCノイズフィルタを得ることができる。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1実施例 まず、本発明にがかるLCノイズフィルタをノーマルモ
ート型のLCノイズフィルタとて形成した場合の好適な
実施例を説明する。
第1図(A)に示すよう、実施例のLCノイズフィルタ
は、セラミックス等の誘電体基台10の表面10aに、
相隣接する2本のスパイラル溝12−1.12−2が設
けられ、その裏面10bには、同図(C)に示すよう中
心から周囲に伸びる溝14−1が設けられている。そし
て、基台10の中心側において、スパイラル?a 12
−1 及び7814−1の内端部は、同図(B)に示す
ようスルーホール16−1を介し連通されている。
そして、第2図(A)に示すよう、基台10の表面10
a側に設けられた各スパイラル溝12−1.12−2に
は第1および第2のインダクタ導体20−1.20−2
が設けられ、各インダクタ導体20−1.20−2の外
端部は端子22−1゜22−2に接続されている。
また、第2図(C)に示すよう、基台10の裏面側に設
けられた溝14−1にはリード26−1が設けられ、そ
の外端部は端子28−1に接続され、その内端部は同図
(B)に示すよう、スルーホール16−1を介し、第1
のインダクタ導体28−1の内端部と電気的に接続され
ている。
前記各導体20−1.20−2.26−1は、基台10
の溝12−1.12−2.14−1以外の部分に予めレ
ジストを塗布しておき、これを液状の導電体が充填され
た導電槽内にディッピングすることにより容易に形成す
ることができる。
また、表面にレジストを塗布することなく基台10をデ
ィッピングした場合でも、その後基台表面を研磨し、溝
12−1.12−2.14−1以外に付着した導電体を
除去することによっても容易に形成することができる。
なお、ディッピング以外に、例えば導電体をメツキする
ことによっても、各溝内に導体を形成することができる
第3図(A)には、本実施例のLCノイズフィルタの等
価回路図が示されており、本実施例においては、端子2
2−1.28−1を入出力端子として用い、端子22−
2を接地端子として用いる。
ここにおいて、入出力端子22−1.28−1に接続さ
れた第1のインダクタ導体20−1は、第1のインダク
タL1として機能し、接地端子22−2に接続された第
2のインダクタ導体20−2は、第2のインダクタL2
として機能する。
さらに、前記第1および第2のインダクタ導体20−1
.20−2は、第4図に示すよう溝12−1.12−2
間に位置する壁体18を挾んで互いに相対向する。この
ため、両者は互いに静電容量で容量結合し、両者の間に
はキャパシタCが分布定数的に形成される。従って、基
台10として誘電率の高い材料を用いることにより、前
記キャパシタCの値を必要に応じ大きな値に設定するこ
とができる。
これにより、本実施例のノイズフィルタは、第3図(A
)に示すような回路構成の分布定数型LCノイズフィル
タとして機能することになる。
特に、このノイズフィルタでは、第1のインダクタ導体
20−1との間でキャパシタを形成する第2のインダク
タ導体20−2が、第1のインダクタ導体20−1の磁
路を妨げることがないよう形成されている。
すなわち、第1のインダクタ導体20−1に通電した際
発生する磁束は、溝12−1.12−2間に位置する壁
体18内を基台10の表面側から裏面側へ、またその逆
方向に向は通過する。このとき、この磁路を妨げるよう
導体20−2が設けられていると(例えば、壁体18の
表面を覆うよう導体20−2が設けられていると)、磁
路は導体20−2によって塞がれ、第1のインダクタ導
体20−1は十分インダクタとして機能できなくなって
しまう。
これに対して本発明のように、第1のインダクタ導体2
0−1と相隣接するよう第2のインダクタ導体20−2
を設けることにより、第1のインダクタ導体20−1の
磁路は第2のインダクタ導体20−2によって何等妨げ
られることがないため、渦巻状の第1のインダクタ導体
20−1のインダクタンスを低下させることなく、LC
ノイズフィルタとしての作用効果を十分発揮させること
ができる。
これに加え、実施例によれば、通電導体として使用され
る第1のインダクタ導体20−1の線間に、接地導体と
して用いられる第2のインダクタ導体20−2が渦巻状
に形成されるため、第2のインダクタ導体20−2が第
1のインダクタ導体20−1に対してシールド導体とし
て機能する。
従って、実施例のノイズフィルタは、前記第1の問題の
みならず、第2の問題をも解決し、低周波帯域から高周
波帯域にわたり優れた電気的特性を有するノーマルモー
ド型ノイズフィルタとして機能することになる。
さらに、本発明ではスパイラル溝12−1゜12−2内
に導体20−1.20−2を設けているため、各導体を
基台10の表面に被覆形成するものに比べ、各導体の断
面形状や断面積をfT:意に形成でき、例えば断面積を
太き(とることにより、a電電流の比較的大きい電源用
のLCノイズフィルタとしても極めて好適なものとなる
第2実施例 次に、本発明をコモンモード型ノイズフィルタに適用し
た場合の好適な実施例を説明する。
本実施例の特徴は、前記第1図、第2図に示す基台10
の裏面10b側に、図中1点鎖線で示すよう溝14−2
を設け、この溝14−2内に前記第2のインダクタ導体
20−2の内端部とスルーホール16−2を介して電気
的接続されるリード26−2を設けたことにある。
なお、その他の構成は前記第1実施例と同じなので、対
応する部材に同一符号を付しその説明は省略する。
第3図(B)には、本実施例のLCノイズフィルタの等
価回路図が示されている。本実施例において、第1のイ
ンダクタ導体20−1、第2のインダクタ導体22−2
の両端は、入出力端子22−1.28−1および22−
2.28−2にそれぞれ接続され、これにより実施例の
LCフィルタは、コモンモード型の4端子LCノイズフ
イルタとして機能することとなる。
第3実施例 次に、シールド導体を用いたLCノイズフィルタの好適
な実施例を説明する。
第5図には実施例のLCノイズフィルタの好適な一例が
示されている。実施例のノイズフィルタは、基台10の
表面10a側に前記第1実施例と同様に第1および第2
のインダクタ導体20−1゜20−2を設けている。ま
た、同図(C)に示すよう、基台10の裏面10b側に
第1のり−ド26−1.第2のリード26−2を設けて
いる。そして、前記第1のインダクタ導体20−1およ
び第1のリード26−1の内端部は、同図(B)に示す
ようスルーホール16−1を介し電気的に接続され、同
様に第2のインダクタ導体20−2および第2のリード
26−2の内端部もスルーホール16−2を介して電気
的に接続されている。
これにより、実施例のノイズフィルタは、コモンモード
型の4端子LCノイズフイルタとして機能することにな
る。
ところで、コモンモード型ノイズフィルタでは、前記第
1および第2のインダクタ導体20−1゜20−2の双
方が通電用の導体として用いられるため、通電周波数が
高くなると両者の間に線間短絡現象が発生するおそれが
ある。
本実施例の特徴は、前述した線間短絡現象をより効果的
に防止するため、インダクタ導体2〇−1,20−2の
間に両者を遮る第1のシールド導体30−1をスパイラ
ル状に形成するとノ(に、インダクタ導体20−2.2
0−1の間に第2のシールド導体30−2をスパイラル
状に形成したことにある。
前記シールド導体30−1.30−2は基台10の表面
10a上に被覆形成してもよいが、本実施例では、イン
ダクタ導体20−1.20−2と同様スパイラル溝12
 3.12〜4内に設けられている。そして、基台10
の裏面側には、その外端部に接地端子28−3を有する
接地リード26−3が設けられ、この接地リード26−
3の内端部は、前記第1および第2のシールド導体30
−1..30−2の内端部と図示しないスルーホールを
介し電気的に接続されている。
これにより、実施例のLCノイズフィルタは、第6図に
示すような等価回路のコモンモード型4端子LCノイズ
フイルタとして機能することになる。これにおいて、前
記各シールド導体30−1゜30−2は、各インダクタ
導体20−1.20−2間の線間短絡を有効に防止する
ことができ、前記第1の問題のみならず、第2の問題も
解決し、低周波帯域から高周波帯域にわたり優れた電気
的特性を有するノイズフィルタとして機能することにな
る。
第4実施例 また、前記各実施例では、基台10に形成された谷溝を
、必要に応じて任意の深さに形成してもよい。
第7図には、前記第1実施例のLCノイズフィルタを深
溝型に形成した場合の好適な一例が示されている。実施
例のLCノイズフィルタは、基台10を厚みのある形状
に形成し、この基台10の表面側に、相隣接する2本の
スパイラル溝12−1.12−2を深溝型に形成してい
る。そして、これら各スパイラル?M12−1.12−
2内に、前記実施例と同様にして第1および第2のイン
ダクタ導体20−1.20−2を形成する。これら各イ
ンダクタ導体20−1.20−2の外端部は端子22−
1.22−2に接続する。
また、第7図(C)に示すよう、基台1oの裏面側に設
けられた溝14−1にはり一ド26が設けられている。
このリード26の外端部は端子28−1に接続され、そ
の内端部は第7図(B)に示すようスルーホール16−
1を介し第1のインダクタ導体20−1の内端部と接続
されている。
なお、第7図(B)は、同図(A)のA−A断面である
このように、実施例のLCノイズフィルタは、各スパイ
ラル溝12−1.12−2が十分な深さを有する深溝型
に形成されている。このため、第1および第2のインダ
クタ導体20−1.20−2は、あたかも誘電体を介し
て積層された2枚の帯状導電体をスパイラル状に巻込ん
だのと同様な構成となる。従って、これら第1および第
2のインダクタ導体12−1.12−2は、第8図に示
すよう溝12−1.12−2間に位置する壁体18を挾
んで面対向するようになり、両者の間には十分なキャパ
シタンスが分布定数的に形成されることになる。
このようにして、本実施例によれば、前記第1実施例に
比べより大きなキャパシタンスをもった分布定数型のL
Cノイズフィルタを得ることができる。
なお、本実施例においては、アース用のスパイラル導体
20−2が設けられるスパイラル溝12−2を、通電用
のインダクタ導体20−1が設けられるスパイラル溝1
2−1に比べ幾分深く形成することが好ましい。これに
より、スパイラル状に巻かれた通電用のインダクタ導体
20−1は、層間を接地用のインダクタ導体20−2に
より良好にシールドされ、その線間短絡が更に確実に防
止される。
また、本実施例のLCノイズフィルタは、前記各実施例
のように板状に形成されたものではなく、いわゆるチッ
プ形状に形成されている。従って、SMD (サーフェ
ス争マウント・デイバイス)タイプのLCノイズフィル
タとして極めて好適なものとなる。
また、前記スパイラル溝12−1 12−2は、必要に
応じて第9図に示すよう外側に向って開いたテーパー形
状に形成してもよい。このようにすることにより、スパ
イラル溝12が深溝タイプに形成された場合でも、基台
10を導電層内にデイピングすることにより、各溝内に
確実にインダクタ導体20を設けることができる。
第10図、第11図には、深溝型のスパイラル溝12−
1.12−2を基台10の表面側から裏面側へ貫通する
ように設けた場合の好適な一例が示されている。
この場合には、溝が基台10の表面側から裏面側まで形
成されるため、その表面または裏面側に、補強用の押え
板を設けることが好ましい。実施例では、基台10の裏
面側に押え板11を一体的に形成し、その表面にスルー
ホール16と連続する溝J4を形成している。
また、実施例のLCノイズフィルタは、基台10に電極
端子22−1.22−2および28を取付は固定する。
この取付けは、例えば半田熱に対し充分な耐性を有する
接着剤等を用いて行えばよい。
そして、基台10の溝以外の部分に予めレジストを塗布
しておき、これを液状の導電体が充填された導電槽内に
デツピングし、スパイラル導体12−1.12−2およ
びリードを形成する。このとき、実施例のスパイラル溝
12−1.12−2は、基台10の表面側から裏面側へ
貫通しているため、溝が深くてもその中に均一に導電体
を流し込み、良好なスパイラル導体を形成することがで
きる。
その後、絶縁性の樹脂等でモールド(絶縁性のカバーを
施してもよい)することにより、SMDタイプのLC素
子を得ることができる。
なお、このような深溝型のLCノイズフィルタは、前記
第1実施例に限らず、本発明の各種LCフィルタ、例え
ば第2、第3実施例のLCフィルタに対しても幅広く適
用することができる。
第5実施例 また、本発明のLCノイズフィルタにおいて、前記イン
ダクタ導体20のターン数や配置以外に、基台10の材
料を適宜選択することにより、ノイズフィルタのインダ
クタンスしおよびキャパシタンスCを任意に設定するこ
とができる。
例えば、インダクタンスLを大きくとりたい場合には、
基台10を磁性材料等を用いて形成すればよく、またキ
ャパシタンスCを大きくとりたい場合には、基台10を
セラミックス等の誘電率の高い材料を用いて形成するか
、溝12の深さや壁“体18の厚みを調整するすればよ
い。また、これらLおよびCの双方を大きくしようとす
る場合には、基台10を誘電率の高い材料および磁性材
料の双方を用いて形成すればよい。
さらに、このノイズフィルタを複数個積層し、各ノイズ
フィルタを互いに直列もしくは並列に接続することによ
り、任意のしおよびCを持ったノイズフィルタを得るこ
とができ、とりわけ各積層ノイズフィルタを直列接続す
ることにより、1個のノイズフィルタでは得られないよ
り多きなインダクタンスを有するLCノイズフィルタ回
路として用いることができる。
また、これ以外に、インダクタンスLを大きくとる場合
には、前記第1〜第4実施例のように形成されたノイズ
フィルタを、磁気回路を形成するハウジング内に収納す
ればよい。
第12図(A)には、このように形成されたノイズフィ
ルタの一例が示されており、このノイズフィルタの特徴
は、磁性材料を用いて形成されたハウジング80内に、
前金実施例に示すノイズフィルタ210を収納したこと
にある。
これにおいて、基台10のほぼ中央部には磁心挿通孔1
0cが形成され、ハウジング80の中央部に設けられた
磁心82がこの挿通孔10c内に挿通される。そして、
このハウジング80に、上方から蓋84をすることによ
り、この磁心82とその周囲に設けられたハウジング8
0.!!84との間でノイズフィルタ専用の閉磁路を形
成している。
このようにすることにより、実施例のノイズフィルタは
、十分大きなインダクタンスを有するLCノイズフィル
タとして形成されることになる。
なお、本実施例では、ハウジングを用いて閉磁路を形成
した場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限らず
、必要に応じて、磁気回路が開磁路となるようにハウジ
ングを形成してもよい。
また、第12図(B)には、基台10の表面を磁性体を
用いて粉体塗装したノイズフィルタの一例が示されてい
る。
実施例のノイズフィルタは、基台1oのほぼ中央部に磁
心挿通孔10cを形成し、この基台1゜の表面および裏
面を磁性粉を用いて粉体塗装する。
これにより、粉体塗装層86は、ノイズフィルタ専用の
閉磁路を形成し、外部に洩れる磁束を大幅に少くなくす
ることができる。
これにより、本実施例のノイズフィルタは、例えばこれ
を複数個隣接配置し多チヤンネルノイズフィルタとして
用いる場合でも、相隣接するノイズフィルタどうしでリ
ンギング等の相互干渉を起すことが少なく、優れた電気
的特性を発揮することができる。
PCボードの実施例 前記各実施例で示すように、本発明は、絶縁性基台10
を利用して良好な電気的特性を有する分布定数型LCノ
イズフィルタを得ることができ、例えば絶縁性基台10
としてPCボード等を用いれば、PCボード自体の厚さ
を増すことなく、このPCボード上に任意の個数の分布
定数型LCノイズフィルタを設けることができる。
従って、本発明の分布定数型ノイズフィルタをPCボー
ド上に形成することにより、近年ますます小型軽量化が
求められている各種電子機器用のノイズフィルタとして
極めて好適なものとなり、例えばノイズフィルタをPC
ボード上に形成することにより、従来のチップ型ノイズ
フィルタを用いたのに比べ装置全体を大幅に薄型軽量化
することが可能となる。なお、PCボードとしては、通
常の基板以外に、必要に応じてフィルム状またはシート
状のものを用いてもよい。
従って、本発明の分布定数型LCノイズフィルタを、例
えばラップトツブ型のコンピュータに用いることにより
、ラップトツブ型コンピュータの小型軽量化をより一層
促進することができる。
また、要求される厚みの制約から従来ノイズフィルタを
実装できなかったICカード用のPCボード(フィルム
基板で構成されている)等においても、本発明のLCノ
イズフィルタを適用すれば、任意の個数のLCノイズフ
ィルタを簡単に実装することができる。
また、本発明の分布定数型LCノイズフィルタは、PC
ボード上に単にプリント配線することにより形成するこ
とができるため、各種用途に用いられるPCボードにそ
の厚さを増すことなく容易に実装することが可能となる
第13図には、PCボード上に信号ライン用の多チヤン
ネルノイズフィルタを形成した場合の好適な実施例が示
されている。
実施例において、PCボード100上には複数のICl
l0が実装されており、これらICll0には複数本の
信号ライン112かに接続されている。
前記PCボード100の下側には、多チヤンネルノイズ
フィルタが設けられたPCボード200が積層配置され
ている。このPCボード200は、各ICll0の人出
力リード112と対応する位置に、前記各実施例のいず
れかのLCノイズフィルタ210を複数個形成している
。これにより、pcボード200には、各ICll0の
リード112に対応した多チヤンネルノイズフィルタが
形成されることになる。
このような多チャンネルのノイズフィルタ210は、p
cボード200上に、例えばプリント等の手法を用いて
簡単に形成することができ、その大きさも、要求される
しおよびCに合せて小さなスペースで形成することがで
きる。
そして、このようにして形成されたPCボード200は
、前記PCボード100に対し積層配置され、その上方
に位置するIC110の各リード112と電気的に接続
される。
このように、本実施例によれば、PCボード200の厚
さを増すことなく、このボード200上に多チヤンネル
ノイズフィタルを形成することができ、電子機器自体の
小型軽量化を図ることができる。
なお、実施例では、多チヤンネルノイズフィルタ210
を、ICll0等が設けられたpcボード100とは別
なボード200に形成する場合にを例にとり説明したが
、本発明はこれに限らず、ICll0を実装したpcボ
ード100上にスペースの余裕がある場合には、このP
Cボード100上に多チャンネルのノイズフィルタ21
0を形成してもよい。
また、本実施例では、PCボード200上に信号ライン
用の多チヤンネルノイズフィルタを形成した場合を例に
とり説明したが、これ以外に必要に応じて、電源ライン
用のノイズフィルタを形成することもできる。
第14図には、ICll0が実装されたPCボード10
0上に、信号ライン用の多チャンネルのノイズフィルタ
210と、電源ライン用のノイズフィルタ230を形成
した場合の一例が示されており、このような回路構成の
PCボード100は、ICカード用のPCボードとして
極めて好適なものとなる。なお、電源ライン用ノイズフ
ィルタ230は、ICll0が複数個ある場合には、I
C110の個数に合わせて多チヤンネルノイズフィルタ
として形成してもよい。
特に、ICカードのように充分なアース筐体を備えてい
ない携帯用機器では、コモンモード型ノイズフィルタを
用いることが好ましい。
第15図には、長方形状に形成された絶縁性基台10上
に前記各実施例に示すノイズフィルタを複数個設け、多
チヤンネルノイズフィルタ300として形成された一例
が示されている。
実施例の多チヤンネルノイズフィルタ300は、通常の
電子部品と同様にPCボード100上に簡単に装着実装
でき、例えばIC用の多チヤンネルノイズフィルタおよ
びその他の用途に用いることができる。また、これ以外
に絶縁性基台10としてフィルム基板を用い、PCボー
ド100上に多チヤンネルノイズフィルタが設けられた
フィルム基板10を、図のように立てずに、溝置きに実
装することもでき、これにより厚さの制限された場所に
PCボード100が設置きれる場合でも、このPCボー
ド100の厚さを増すことなく多チヤンネルノイズフィ
ルタを実装できる。
さらに、本発明のノイズフィルタは、単に信号ライン用
のノイズフィルタとしてばかりでなく、例えばICの電
源ライン等に、電源ライン用のノイズフィルタとしても
用いることができる。また、前述したように、本発明の
ノイズフィルタに用いられる絶縁性基台としては、必要
に応じフィルム状またはシート状の絶縁性基台またはこ
れ以外のタイプの絶縁性基台を用いてもよい。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
本発明要旨の範囲内で各種の変形実施が可能である。
例えば本発明のノイズフィルタをSMDタイプの素子と
して形成する場合には、1個のノイズフィルタでは必要
とする十分なLおよびCを得ることができないことも考
えられる。この場合には、複数枚のノイズフィルタを積
層し、各ノイズフィルタを直列または並列に接続にする
ことにより、任意のCおよびLを有するLCノイズフィ
ルタを得ることもできる。
また、前記基台10としては、必要に応じて、雷サージ
等をとるためにバリスタに使用されるセラミック材を使
用することもできる。
また、前記各実施例において、インダクタ導体20の表
面に磁性体をメツキ等により接着させ磁性体とすること
により、インダクタ導体20の磁気抵抗が減少し、その
インダクタンスを大きくすることもできる。また、この
磁性体として、絶縁性のものを用いることにより、導体
20間の線間短絡をより効果的に防止できる。
また、前記第1実施例では、一端が接地された第2のイ
ンダクタ導体を、通電導体して使用される第1のインダ
クタ導体20−1のシールド用として用い、その線間短
絡を防止した。また前記第3の実施例では、第1および
第2のシールド導体30−1.30−2を用いて、通電
導体として用いられる第1および第2のインダクタ導体
2〇−1、,20−2間の線間短絡を防止した。本発明
はこれに加えて、このような導体が設けられた基台10
の表面10a1またはその表面10aおよび裏面10b
の双方に絶縁性のシールド層を被覆形成することにより
、その線間短絡現象をより効果的に防止することができ
る。
また、本実施例において前記基台10を高周波吸収発熱
体のような材料を用いて形成することにより、インダク
タ導体20内を通過する信号から発生するノイズ、特に
高周波ノイズを熱として吸収し、より効果的なノイズの
除去を行うことが可能となる。
また、前記実施例においては、基台10の片面にのみイ
ンダクタ導体を形成する場合を例にとり説明したが、本
発明はこれに限らず、必要に応じ基台10の両面に、基
台10を挾んで互いに面対向するようインダクタ導体を
スパイラル状に形成してもよい。この場合には、表面お
よび裏面側の各インダクタ導体を互いに電気的に接続す
ることにより、インダクタンスの大きなノイズフィルタ
として形成することができる。
また、前記実施例においては、誘電体を基台10として
形成した場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限
らず、例えば第16図に示すよう円筒、角筒等の筒型形
状をした誘電体を用いてもよい。この場合には筒体の内
周または外周のいずれか一方の面に、複数スパイラル溝
を設け、この溝内にインダクタ導体を形成すればよい。
また筒体の内周および外周の両面にインダクタ導体を形
成してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、誘電体の少なく
とも一面に、相隣接するよう複数のスパイラル溝を設け
、これら各溝内にインダクタ導体を設けるという新規な
構成を採用することにより、各インダクタ導体は、互い
に相手方のインダクタ導体の磁束の磁路を妨げることが
ないよう位置し、しかも各スパイラル溝間に位置する壁
体を挾んで相対向することになる。これにより、各イン
ダクタ導体のインダクタンスを低下させることなく、十
分なキャパシタンスを有し優れた電気的特性を備えた分
布定数型LCノイズフィルタを得ることができる。
さらに、請求項(2)記載の発明によれば、接地用イン
ダクタ導体が、通電用インダクタ導体の線間短絡を防止
するシールド導体として機能することになり、高周波帯
域においても線間短絡を発生させることなくノイズ成分
を除去できるノーマルモード型LCノイズフィルタを得
ることが可能となる。
さらに、請求項(3)に記載の発明によれば、通電導体
として用いられる第1および第2のインダクタ導体の間
に、その線間短絡を防止する第1および第2のシールド
導体を設けることにより、高周波帯域においても線間短
絡を発生させることなくノイズ成分を除去できるコモン
モード型LCノイズフィルタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)は、本発明のLCノイズフィルタ
に用いられる基台の一例を示す説明図、第2図(A)〜
(C)は、前記溝内に導体を設けて形成された本実施例
のノーマルモード型LCノイズフィルタ説明図、 第3図(A)、(B)は、その実施例の等価回路図、 第4図は、壁体を挾んで相対向するインダクタ導体の説
明図、 第5図(A)〜(C)は、本発明が適用されたコモンモ
ード型LCノイズフィルタの説明図、第6図は、その等
価回路図、 第7図〜第9図は、深溝タイプのLCノイズフィルタの
一例を示す説明図である、 第7図(A)は、このLCノイズフィルタの平面説明図
、同図(B)は、同図(A)のA−A断面図、同図(C
)はその裏面図、 第8図は、このLCノイズフィルタの要部説明図、 第9図は、基台上に形成されるスパイラル溝をテーパ状
にした場合の一例を示す説明図、第10図、第11図は
、深溝タイプのLCノイズフィルタの変形例を示す説明
図、 第12図は、フィルタの周囲に閉磁路を形成した場合の
実施例が示されており、同図(A)はハウジングを用い
て閉磁路を形成したLCノイズフィルタの説明図、同図
(B)は磁性体を粉体塗装して閉磁路を形成したLCノ
イズフィルタの説明図、 第13図はPCボードを積層配置し、その一つに前記い
ずれかの実施例に係るノイズフィルタを用い多チヤンネ
ルノイズフィルタを形成した場合の説明図、 第14図はICが実装されたPCボード上に、信号ライ
ン用の多チヤンネルノイズフィルタと電源ライン用のノ
イズフィルタの双方を形成する場合の説明図、 第15図は縦長の絶縁性基台上に多チヤンネルノイズフ
ィルタを形成して、これをPCボード上に実装した場合
の説明図、 第16図は、本発明を筒型フィルタに適用した場合の一
例を示す説明図、 第17図(A)、(B)は、従来のノイズフィルタの一
例を示す説明図、 第18図は、第17図に示す従来のノイズフィルタの等
価回路図である。 10・・・誘電体基台、 12−1.12−2・・・12−4・・・スパイラル溝
、20−1.20−2・・・インダクタ導体、30−1
.30−2・・・シールド導体。 第1A図 第1B図 第1C図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 誘電体と、 誘電体の少なくとも一面に、相隣接するよう形成された
    複数のスパイラル溝と、 前記各溝内に形成された複数のインダクタ導体と、 を含み、前記各インダクタ導体は誘電体の壁体を介し相
    隣接するインダクタ導体との間でキャパシタを形成する
    ことを特徴とするLCノイズフィルタ。
  2. (2) 請求項(1)において、 前記スパイラル溝は少なくとも2本設けられ、その一方
    の溝に通電用インダクタ導体を設け、他方の溝に接地用
    インダクタ導体を設け、ノーマルモード型として形成さ
    れたことを特徴とするLCノイズフィルタ。
  3. (3) 請求項(1)において、 前記スパイラル溝は少なくとも4本設けられ、相隣接し
    ない2本の溝に通電用インダクタ導体を設け、他の溝に
    シールド導体を設け、コモンモード型として形成された
    ことを特徴とするLCノイズフィルタ。
  4. (4) 請求項(1)〜(3)のいずれかにおいて、前
    記誘電体は、基台として形成され、 前記複数のスパイラル溝は、この基台の少なくとも一面
    に相隣接するよう形成され、 前記各インダクタ導体は、各溝内に形成されてなること
    を特徴とするLCノイズフィルタ。
  5. (5) 請求項(4)において、 前記ノイズフィルタは、スパイラル溝の中央に位置する
    貫通孔を基台に設け、この基台表面に磁性体を用いて磁
    路を形成してなることを特徴とするLCノイズフィルタ
  6. (6) 請求項(1)〜(5)のいずれかにおいて、前
    記誘電体は、厚みのある基台として形成され、前記複数
    のスパイラル溝は、前記基台に深溝型に形成され、 前記各インダクタ導体は、深溝型に形成された各スパイ
    ラル溝内に互いに壁面を介して面対向するよう形成され
    たことを特徴とするLCノイズフィルタ。
  7. (7) 請求項(6)において、 前記各スパイラル溝は、基台の一面から裏面側にかけて
    貫通する深溝型に形成されてなることを特徴とするLC
    ノイズフィルタ。
  8. (8) 請求項(4)または(5)のLCノイズフィル
    タを複数個隣接配置してなることを特徴とする多チャン
    ネルノイズフィルタ。
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