JPH0373854A - 細長い膜流れ抜け診断装置及び方法 - Google Patents

細長い膜流れ抜け診断装置及び方法

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JPH0373854A
JPH0373854A JP2136911A JP13691190A JPH0373854A JP H0373854 A JPH0373854 A JP H0373854A JP 2136911 A JP2136911 A JP 2136911A JP 13691190 A JP13691190 A JP 13691190A JP H0373854 A JPH0373854 A JP H0373854A
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membrane
reaction
assay
liquid
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JP2136911A
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Albert E Chu
アルバート イー チュー
Peter K Chun
ピーター ケイ チュン
Siu Chin C Yeung
シュ チン シー イュン
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EY Laboratories Inc
Original Assignee
EY Laboratories Inc
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Publication date
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    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/569Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor for microorganisms, e.g. protozoa, bacteria, viruses
    • G01N33/56983Viruses
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    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本出願はAlbert E、 Chu、 Peter 
K、 Chun及びSiu Chin CoYeung
の名において1987年10月1日に出願された係属出
願第103,845号(発明の名称二指示された流れ診
断装置及び方法)の−部継続出願である。
〔技術分野〕
本発明は液体試料中の分析物(analyte)アッセ
イのための装置及び方法に関する。さらに詳しくは、本
発明は生物検体に由来する液体試料中の分析物のための
固定化された特異的結合受容体(recep tor)
を用いる装置及び方法に関する。
〔発明の背景〕
生物検体に由来する試料中の特異物質の存在もしくは量
を決定できる′アッセイ系の開発については以前から関
心がもたれていた。過去20年に亘って、特異的標的物
質に指向した天然に存在する受容体を用いる免疫アッセ
イが臨床上重要な物質を検出するための価値ある診断用
道具を提供してきた。先行技術には多くの免疫アッセイ
があり、そこでは免疫学的一対のひとつの成分、例えば
抗原もしくは抗体が検出し得る信号を提供する標識で標
識した相補的パートナ−を用いて検出もしくは測定され
る。
競合結合技術として知られる1つのアッセイ技術におい
ては、検出される物質は限られた数の受容体部位に対し
て同じ物質の標識した試薬と競合する。例えば液体試料
中の未知量の選ばれた抗原の検出については、既知量の
標識した抗原を試料に加え、ついでその抗原に特異的な
受容体抗体と接触−させる。抗体に結合する標識した抗
原の量は試料中の未知抗原の量に逆比例する。
サンドイッチアッセイと呼ばれる別のアッセイでは、受
容体抗体を固体表面に結合させ、ついで試料中の選ばれ
た抗原がその抗体に結合する。ついで結合した抗原に結
合し得る第2の標識された抗体を抗原と反応させ固定化
反応産物を生成させる。反応産物中の標識を試料中の抗
原の存在の表示として検出する。
サンドイッチ技術を用いる抗原の検出もしくは測定につ
いては、標識抗体及び表面上の受容体抗体の両方につい
て長年に亘って抗血清が用いられてきた。より最近では
かかるアッセイにおいて抗血清の代りにモノクローナル
抗体が用いられている。Waclaら、C11n、 C
hem、、 28  (9) 、  1986−196
6  (1982)に記載されたかかる系のIつでは、
受容体抗体は特定抗原hCGの1つのサブユニットに指
向し、酵素標識モノクローナル抗体は別のサブユニット
に指向する。このアッセイでは、受容体抗体は試料を加
える試験管の内側上に固定化される。
固体表面上での反応は比較的遅い。これは固定化された
試薬と試料中の分析物の間の接触が限られているからで
ある。多孔性膜内に受容体抗体を固定化し、三次元マト
リソクス中に該抗体分子をさらすことによってアッセイ
時間が減少した。かかる系の多くにおいて、標的抗原を
含有する液体試料は膜を通して下に横たわる吸収材に引
き入れる。競合結合アッセイでの使用について記載され
たかかる系の1つは米国特許第3888629号である
競合もしくはサンドイッチアッセイで使用について記述
された他の系は米国特許第4246339及び4366
241を包含する。
膜の上に抗体を固定し、抗原を結合し、それを検出する
ことは、例えばサンドイッチアッセイにおいて知られて
いる。試料溶液及び試薬は膜を通して膜の他方の側の上
の吸収材に流れる。かかる系の1つは米国特許第463
2901号に記載されている。しかしながら、この型の
系をタンパク質ブロットの検出に利用できるという示唆
はない。
タンパク質プロッティングは電気泳動的に分離した生物
タンパク質試料の固定化マトリフクスへの移動と引き続
いての検出を記述するために用いられる用語である。生
物検体がタンパク質であるとき、このブロットはウェス
タンブロットと称せられる。
タンパク質の分離のための一般技術及び固定比相上での
プロッティングのための一般技術は周知である〔分子微
生物学の技術(Techniques  inMole
cular MicrobiologyL J、 Wa
lker及びIA、 Gaastre (&H)  ;
 G、 Bers及びり、 Garfin+Bio  
Techniques、 3巻(4) 、276−28
8頁(1985)  ; Journal of Im
munological Methods、  100
  (1987)、281  282)。
記載されている如く、ポリアクリルアミドゲル電気泳動
はこの分離のための1つの適当な技術である。ニトロセ
ルロース、DBM及びDPT紙及びイオン交換紙(例え
ばDEAE)を包含するプロソティングマトリックスが
利用できる。ニトロセルロースは特に有効なプロンティ
ング膜である。
代表的な適用においてはタンパク質は電場の影響下にゲ
ル中を移動する。移動速度はタンパク質の電荷、大きさ
及び形に依る。ゲル中のタンパク質はついで電気泳動的
にニトロセルロース膜の如き支持媒体に移される。
プロッティングプロセス後、膜上のタンパク質を上述の
技術のいずれかで検出する。通常、抗体、及び酵素複合
体、コロイド金と抗体との複合体等の種々の標識した物
質がタンパク質を検出するのに用いられてきた。膜への
非特異的結合をさけるべく、プロッティングの特異性を
コントロールすることは困難であることが知られている
。従って、試料及び標識抗体の添加に先立って、種々の
ブロッキング剤を膜に適用してきた。共通の有効なブロ
ッキング剤は界面活性剤ツイーン−20である。
このブロッキング剤は通常例えば0.05%ツイーン−
20の低い濃度で加える。
電気泳動的に分離したHIV−1ウイルスタンパク質を
含有するニトロセルロース条片がエイズ患者血清中の抗
体の検出用に市販されている。かかる技術においては、
条片を血清試料及び標識第2抗体の溶液に浸漬し、イン
キュベーション中機械的に攪拌する。通常洗浄工程がイ
ンキュベーション間に必要とされる。オーバーレイ (
overlays)と呼ばれるこのタイプの操作は代表
的な場合数時間を要する。従って、この操作は労働及び
装置集中的である。
さらに、かかるタンパク質含有ニトロセルロース条片の
連続的攪拌によるインキュベーションにより、ブロット
されたタンパク質の実質的部分が膜から溶出する。この
オーバーレイ手法の他の問題点はタンパク質ブロットが
液固体界面を横切る物質輸送における拡散を制限する溶
媒の非攪拌層(ネルンスト (Nerns t) )に
よって取り囲まれていることである。このため存在する
抗体がバルク溶液から拡散によって補給されるよりも早
く結合する。従って、観察される速度定数は予想される
より遅く、より遅い反応が起こる。
抗HIV免疫プロッティングアッセイのために種々の標
識試薬が用いられてきた。代表的には、かかるアッセイ
は抗原結合1次抗体を視覚化する2次抗体を使用する。
酵素も用いられてきたが、全標識2衣抗体も用いられて
きた。
〔発明の概要〕
本発明は液体試料、特に生物検体に由来する試料中の分
析物を検出するためのアッセイ装置及び方法を提供する
。本発明の装置は標的物質に直接的にもしくは間接的に
結合することができる固定化受容体を有する多孔性反応
膜を有する。本装置はまた多孔性反応膜に隣接して位置
した、液体試料を吸収できる吸収材体をも有する。
液体試料は膜上で検出し得る反応産物を生成してアッセ
イされる。好ましいアッセイ態様においては、液体試料
は生物から取り出され(例えば尿もしくは血清)、標的
物質として、膜上に固定化された受容体によって結合さ
れる代表的には抗原、抗体またはハプテンを含有するの
ではないかという疑いがかけられる。
サンドイッチアッセイにおける選ばれた抗原の検出にお
いては、(抗原が結合する)受容体抗体試薬を膜上に固
定化する。流体試料中の標的抗原は受容体抗体に結合す
る。2次試薬である。標的抗原に結合し得る可溶性標識
抗体がついで結合抗原と反応して膜上に検出し得る反応
産物を生成する。これらの反応は同時にもしくは逐次的
に行うことができる。
本発明においては、膜上の受容体は抗原、好ましくはタ
ンパク質ブロットであり、液体試料中の結合し得る標的
物質は抗体よりなる。さらに詳しくは、好ましい抗原は
HIVウィルスタンパク質である。
本装置は、容器壁と反応膜の間のシールを定める(de
fine) 、細長い流体出入口の周囲に配置された流
体シールを有する該流体出入口を有する。
好ましくは、反応膜は条片(strip)であり、流体
シール手段は容器壁から条片に向けて突き出た連続した
縁である。好ましい膜はニトロセルロース、特により好
ましくは紙で裏張りした (paper−backed) ニトロセルロースであ
る。
本発明の別の態様は試料の添加に先立って反応膜にプロ
ソキング溶液を適用することである。特に、好ましいブ
ロソキング溶液は約1%と約2%の間のツイーン−20
界面活性剤であり、ウシ血清アルブミンと組合せたもの
が特に有効である。
〔好ましい態様の説明〕
本発明は流体試料、特に生物検体に由来する試料中の分
析物(analyte)もしくは標的物質を検出するた
めの改良されたアッセイ装置及び方法を提供する。さら
に具体的には、ホスは患者、例えばエイズ(AIDS)
を有することが疑われる患者の血清中の抗体をウィルス
もしくは組換えHIVタンパク質、またはその部分例え
ばENV9エンベロープタンパク質(GP120及びH
IVウィルスのGP41の部分)等のその部分を用いて
検出するために有用である。
本発明の装置は液体試薬を貯蔵する、膜上でそれらの反
応をさせる、及び標的物質を検出するという組合せ機能
を発揮する。さらに具体的には、本装置は標的物質に直
接的もしくは間接的に総合できる固定化された受容体、
具体的には抗原を含有するかもしくはそれを金遣させた
多孔性反応膜を有する。本装置はまた多孔性膜の下に位
置してこれを支持する吸収材体をも有する。本装置は受
容体に隣接した流体出入口を定める頂壁を有し、また流
体出入口の周囲に配置された流体シーノベ好ましくは縁
(r im)を有する箱様容器に形態化される。
図面に沿って説明すると、第1図は使い捨てできまたは
適当な洗浄で再使用できる本発明の代表的アッセイ装置
10を示す。本装置は長方形で図示されているが、液体
を受は及び−時的に供給するための適当な出入口を有す
る限り、他の適当な形を採用できる。
第1〜4図について説明すると、本発明の装置は容易に
組立て分解可能な形態で示される。一般に数10で示さ
れる本装置は、第3及び4図でもっともよく図示され、
頂壁の頂から底へ内方に傾斜する並行な細長い側壁14
a及び14bによって定められる液体出入口14を有す
る頂壁12を有する。過剰量で出入口14に適用され、
頂壁のレベルで出入口14の部分に入れられる液体を入
れておくため、該出入口の周囲には上方へ突き出た縁1
5が設けられる。
頂壁12の底側に下方へ突き出した壁16の連続した縁
16の形態のシーリング手段が設けられる。このシーリ
ング手段は出入口14の周囲に配置され、容器頂壁12
の底と後記する反応膜18の間のシールを定める。図示
されるごとく、かかるシーリング手段は出入口14の出
口周辺に伸びる完全な連続縁16の形態を有する。望ま
れる場合には、出入口14を通って流れる液体が、シー
リング手段の周囲で洩れることなく、膜を通して吸収材
体20に流れ続ける限り、他のシーリング手段も採用し
得る。
第1及び3図に示すごとく、本装置はまた吸収材20の
囲いを定める、垂直に上方に突き出た側壁22aを有す
る底壁22を有する。頂壁12の側壁12aは、ぎりぎ
りの公差(許し代)で(in close toler
ance) 、上方に突き出た側壁22aとび、ったり
合う(fit over) o頂壁12と底壁22は組
み合わされて出入口14を通して以外液体に対してシー
ルされた箱様囲いを形成する。
頂壁12と底壁22をお互いに接触させて流体対し込め
関係に保つ安全手段として締め付は手段を用いる。図示
されるごとく、かかる締付は手段は壁12及び22を箱
様囲いに保持しながら同壁土を滑らかに移動する(sl
ide)細長いU形部材24よりなる。構成部分12.
22及び24はポリカーボネート、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル等の使い捨て可能なプラス
チック材料で形成されるか、または望ましく装置1oの
再使用を可能にする金属(例えばアルミニウム)等の耐
用材料で形成されるのが適当である。
図示されるごとく、膜手段18は外部的に視覚化し得る
上面を有する多孔性反応膜を包含する。
反応膜は試薬及び試料成分の反応産物を反応に悪影響を
与えることなく固定化できるタイプのものならいずれの
タイプのものでもよく、液体試料の残りもしくは洗浄溶
液の通過を可能にする。適当な膜は、本発明の実施にお
いて採用される受容体試薬を固定化できるいずれかの材
料、例えばナイロン、グラスファイバーまたは選ばれた
受容体に直接的にもしくは間接的にカップリングされ得
る他の天然もしくは合成材料で形成できる。膜の多孔度
は好ましくは約0.2〜約1・2μの間である。
しかしながら、今のところ好ましい態様として、膜手段
18は紙で裏張りしたニトロセルロース(paper−
backed n1trocellulose)または
同様な性質を有する他のタイプのニトロセルロース膜よ
りなる。この態様は濾紙と同様な多孔性紙で裏張りした
ニトロセルロース膜よりなる。代表例は5chleic
her及び5chuellによって商品名バッターT−
コート(BAC−T−KOTE)の下に市販されている
。この好ましい膜はニトロセルロース単独より実質上耐
用性があり、他のいずれかの支持成分なしに採用し得る
。また、このものは反応に高められた感度を与える。ま
た、Micron 5epa−ration社によって
ニトロプラス(NITROPLUS)の名の下に供給さ
れるが如きポリエステル支持ニトロセルロースも使用で
きる。
下記に示す如く、代表的系においては、まず結合試薬を
膜に固定化する。この試薬はアッセイすべき液体試料中
の予め定めた標的物質と反応し捕獲する。異形的には抗
体、抗原等の免疫タンパク質であるかかる試薬は吸着も
しくは共有結合によってニトロセルロース等の膜上に直
接もしくは間接的に固定化される。
膜の深さもしくは厚さは試料成分を捕獲するのに十分な
量の結合試薬が固定化されるように選択する。しかしな
がら、その厚さは液体試料の膜を通しての移動が不当に
遅延するほど大きいものであってはならない。
本装置の吸収材体2oは多孔性膜を通して液体を、例え
ば毛細管作用によって、引っ張ることができる既知の常
用の吸収材料のいずれであってもよい。有用な材料は酢
酸セルロース繊維、ポリエステル、ポリオレフィンまた
は他のかかる材料を包含する。市販の濾紙の層を、もし
くはトイレットペーパーの層さえも、用いることも好都
合であることが判明した。これらは本発明のアッセイ装
置いられた液体を吸収するのに十分な量を提供するよう
選ぶことができる。
本発明装置の1つの面においては、患者の血清の抗体に
ついてのウェスタンブロット分析のためにフロースルー
系(flow−through系)が提供される。この
系は常用のウェスタンブロットオーバーレイ技術に対し
いくつかの重要な利点を有している。このうち重要なも
のは1時間より短い時間で、より具体的には5〜10分
もしくはより短い時間でテストを行う能力である。さら
に、テストは実験室技術者(lab technici
ans)によって容易に行える。
図示されるごとく、縁16は容器頂1oから、吸収材体
20に支えられた反応膜18の方へ突き出ている。本ユ
ニットが第3図に示す如く、閉じられていて試料の適用
に対し用意ができている場合、縁16は膜18の頂面に
対して、縁16の壁と反応膜との間の実質的な洩れを防
ぐに十分な圧縮下に圧せられている。空間(open 
5pace)  26は縁壁16の周囲に対し、頂壁1
2の底と吸収材体20の頂きの間で定められる。これに
より、縁16の周囲の洩れを防ぐことができ、液体が、
膜18の上面に沿って流れ縁16との接触点を通って洩
れるよりも、出入口14及び膜18のさらさられた領域
を通って流れることが判明した。好ましくは、縁16は
条片の長さに沿って、膜側壁18aの内側で膜18と接
触する。図示される如く、縁壁16は膜18との接触点
で約5mmより小さい、好ましくは約3mmより小さい
最大厚さを有する縁を与える。また、図示される如く、
かかる接触点は空間26を与える接触点の外側に対し、
膜18の上面18bの実質的部分を残す。図示される如
く、かかる空間は出入口にさらされた上部膜の部分より
もより大きな領域を有する。
本発明のアッセイ装置の別の形態を第5図に示す。この
装置は機能的に第1〜4図の装置と等価であるが、多く
の繰り返し使用に役立つ構成においてより価値がある。
数30で一般に表示されるこの装置は第1〜4図の膜1
8と同様の膜32及び吸収材体20と同様の吸収材体3
4を有する。
頂壁36は長方形の形状をしており、実質的な厚みを有
し、硬質プラスチック材で形成されている。
頂壁36は第1〜4図の下方に突き出た縁16と同様な
シーリング手段として役立つ下方に突き出た縁40を有
する出入口38を定める。頂壁38は下を切り取られて
吸収材34が入れられる凹所36aを定める。
この装置はまた、これも硬質プラスチックで作られるの
が適当である平底壁42を有する。吸収材34は底壁4
2に載っている。
このユニットを一般的に防流体性の長方形の箱に形づく
るため締付は手段44が用いられる。締付は手段44は
頂壁36に、ピボット様動きのために(for piv
otal movement) 、取り付けられるU形
アーム46及び48を有する。壁46及び48は頂壁3
6及び底壁42に密着させるときユニットを箱様形態に
保つ。別のクランプ(締付具)50も任意的に頂壁36
に取り付けることができ、それより下方へ伸びている。
このものは底壁42がその中へスライドする(slid
e)角片(anglepiece)を包含する。図示さ
れた態様では、締付は手段44は金属で形成され、頂及
び底壁36及び42は耐用性プラスチック材料で形成さ
れる。
ホスは試料成分が抗原、抗体もしくはハプテンをはじめ
とする免疫ペアー(immunological pa
ir)の1つの成分である免疫アッセイに特に適用でき
る。免疫ペアーは免疫的にお互いに結合する2つの成分
を包含する。特定の免疫ペアーは抗原とその抗体(モノ
クローナル抗体もしくはポリクローナル抗体)、生物学
的に機能するハプテンとその体、酵素とその基質、ホル
モンとその受容体、ビタミンとその受容体、ビオチンと
アビジンもしくはビオチンの抗体、及びレシチンとその
特異的結合重、二もしくは三W!類または糖タンパク質
を包含する。
記載の簡明化のため、抗原−抗体免疫ペアーを用いる免
疫アッセイについて系を記述する。液体試料は生物由来
のもの(例えば尿もしくは血清)であり、1つの試薬は
標識した抗原もしくは抗体よりなる。
抗原の検出のためのサンドイッチアッセイについてまず
述べると、その1つの試薬は試料中の予め定めた抗原に
特異的な標識した抗体である。この系は本装置への液体
試料の添加に先立って膜ディスク24a上に固定化した
、これも予め定めた抗原に特異的な捕獲抗体を第2の抗
体として用いる。モノクローナルもしくはポリクローナ
ル抗体等のタンパク質を膜ディスク24a等の固体表面
に失活なしに固定化する技術は周知である(例えば5c
huurs 、米国特許第3551555号及びMen
dryら、J、 Immun、 Methods、35
. 1980.285参照)。
ナイロン等のプラスチック材料に対しては、かかるタン
パク質は共有結合によって固定化できる(例えば米国特
許第3720760号参照)。ナイロンの単位面積あた
りに固定化されるタンパク質の量はニトロセルロースの
それより大きい。
サンドイッチアッセイについて記述された標識した抗体
もしくは抗原は抗体に複合化させた(con j ug
a ted)放射性、酵素もしくは金属錯体(meta
l corPplex)標識をはじめとする常用のタイ
プのいすでもよい。かかる免疫物質(immunol。
gical 5ubstance)と標識との間の複合
体の形成は周知である:例えば(a)放射性標識−米国
特許第3646346号、Hunterら、Natur
el 42(1962)、945、(b)酵素標識−米
国特許第3654090.3791931及び3817
838号、Wilsonら、免疫蛍光法及び関連染色技
術(Immunofluorescense andR
elated Staining Techntque
s)、Knapp、+ W、ら編、L、 5evier
−North Ho1land、 Bio−Medic
al出版、ニューヨークーアムステルダム、1978.
215−224頁、(c)蛍光消滅剤標識(fluor
escentquencher 1abels)−米国
特許第3996345号、(d)放射標識−米国特許第
4062733号、fe)蛍光または酵素標識−米国特
許第4067959号、(f)化学発光標識(chem
iluminescent 1abels)−米国特許
第4104029号、(g)非酵素触媒標識−米国特許
第4160645 、(hl酵素対標識−米国特許第4
233402号、化学的に誘導した蛍光標識−米国特許
第4720450号、及び(i)酵素非イオン電荷標識
−米国特許第4287300号。さらに、米国特許第4
366241号に記載された標識も用い得る。また、コ
ロイド金標識を以下に詳細に論する。細胞化学マーカー
(cytochemical markers)等のプ
ローブのために有用なコロイド金複合体は顕微鏡検査法
について周知である。例えば走査電子顕微鏡検査法(S
canni−ng Electron Microsc
opy) 、1981、■、9−31頁、「免疫細胞化
学J  rImmunocytochemist−ry
) 、Po1ak J、 N、ら編、Br1stol 
、ロンドン、ボストン(1982)、82−112頁、
及びJournal of Neuroscience
 Methods 7 (1983)、1−18頁参照
。他の常用のマーカーに比べ、コロイド金粒子マーカー
は使用が簡単である。例えば、それらは放射性同位元素
等の他のマーカーの検出に必要とされる器具を必要とし
ない。さらに、酵素の場合と異なり、それらは基質添加
という付帯工程を必要としない。しかしながら、それら
は市販の免疫アッセイキットにあまり用いられていない
。これはおそらく反応体の混合に常用の技術を用いるそ
れらの可視性(visibility)の低レベルによ
るものと思われる。例えば、以前の膜系におけるコロイ
ド金複合体を用いるアッセイの感度は望まれる感度レベ
ルを提供するのに不十分であると思われてきた。水膜を
通しての液体試料及び試薬の流れを推進させることによ
り、感度が改善されてコロイド金粒子複合体が高価な顕
微鏡を使用することなく免疫アッセイキットの有用な試
薬となることが判明した。
水系の増加によっても金−免疫試薬(immunol。
gical reagent)複合体の感度が不十分で
ある場合には、Holgate  C,S、ら、J、 
Histochem、 Cytoc−hem、 31.
938  (1983)及びDancher G、ら、
J、Histochem、 Cytochem、31.
1394(1983)”に記述されたような全錯体の感
度を高める技術を用いることができる。この系はコロイ
ド金に吸収された免疫試薬、免疫グロブリンを用いる「
間接的」技術である。金粒子は銀沈殿反応によって顕在
化される。要するに、銀量上(silver enha
ncement)は銀イオンを銀金属に変換する写真物
理現像剤プロセスを触媒する金の触媒作用を利用する。
適当なコロイド金もしくは金ゾル粒子サイズは3〜15
01mである。この免疫金−銀染色法は銀染色なしの金
粒子の使用に比べ、200倍までの高められた感度を与
えることができる。
本発明は競合結合技術にも適用できる。液体試料中の抗
原の検出のためのかかる系においては、免疫ペアーの対
応するメンバー、すなわち抗体を膜表面に固定化する。
試料中の検出すべき抗原分析物と同じ免疫学的性質を有
する上述の方法で標識した抗原を膜上の固定化した抗体
と接触させる。
固定化抗体は限られた量供給され、その結果試料中の抗
原と標識抗原との間で競合が起こる。かくして標識から
発せられる信号は試料中の抗原の量に逆比例する。サン
ドイッチアッセイと同様、抗原と抗体の役割を逆にして
競合結合アッセイを行うことができる。この場合、免疫
ベアーの固定化メンバーは標識化した抗体と競合する試
料中の抗体の検出のための抗原である。
上述した免疫アッセイはサンドイッチアッセイ及び競合
結合アッセイである。ホスが米国特許第4366241
号に記述された如き他の免疫アッセイにも有用であるこ
とが理解されるべきである。
分析される物質は種々の生物由来物質、例えばタンパク
質を包含する。以下はこれらの物質のいくつかのリスト
である(リストされた物質はまた免疫的に反応する抗体
及びその両分を包含する):鬼皮l旦工」ヱ IgE、IgAXIgMXIgD 欺生立 アエロバクタ−・アエロバクタ 好気性胞子懲戒桿菌(Bucilli)バチルス・アン
トラシス(anthracis)バチルス・ズブチリス バチルス・セレウス 嫌気性胞子形成桿菌 クロストリジウム・ボッリヌム(Botulinum)
クロストリジウム・チタン(tetani)クロストリ
ジウム・バーフリングンス(Perfringens)
プルセラ菌(Brucel 1ae) プルセラ・メリテンシス(+r+elitensis)
プルセラ◆アボルタス(abortus)プルセラ・シ
ュイス(suis) クラミジア(chlamydia) (分類できな61
寄生細菌/ウイルス)クラミジア・エイジェンツ(ag
ents) (命名不離か〉クラミジア・トラコマティ
ス(trachomat is)コリネバクテリウム属
(corynebaiteria)コリネバクテリウム
・ジフテリエ(diphtheriae)エシェリヒア
◆コリ 菌類 クリプトコツカス・ネオフォーマシス(neoform
ans)とストプラズマ ・ カブシュラダム(His
tplasma  capsulatum)コチジオイ
デス◆イミティス(coccidioides 1mm
1tis)キャンディダ・アルビカンス ムコール・コリンビッツ −(corymbifer)
〔アブシジア ・コリン上1xう(absidia  
corymbifera)]へモフィラスーボルデテラ ()Iemophilus−Pordetella)群
ヘモフィラス・インフルエンゼ(i nf 1uanz
ae)H,デュクレイー(ducreyi) H,ヘモフィラス(hemophilus)H,エジプ
ティヵス(aegypt 1cus)H,パラインフル
エンゼ(parainfluenzae)ケンブシーラ
・二x−モニエ(keibsiella pneumo
niae)ミコバクテリア属 ミコバクテリウム・チュペキニロシス・ホミニス(tu
berculosis、hominis)ミコバクテリ
ウム・ボビス(bovis)ミコバクテリウム・アビウ
ム(avium)ミコバクテリウム・レプレ(lepr
ae)ミコバクテリウム・パラチュベキュロシスミコプ
ラズマ属 ミコプラズマ・ニューモニエ(pneumoniae)
ミコプラズマ・ホミニス ナイセリア属(Neisseriae)ナイセリア・メ
ニンギテイダイス (Neisseria  meni
ngitidis)ナイセリア・ゴル−エ(gonor
rbeae)他の病原体 リステリア ・ モノサイトゲン (histeria
  monocytogens)バスチューレラ属(P
asteurellae)バスチュートラ・ベステイス
(Pasteurella −pestis)パスチュ
ートラ・マルトシダ(multocida)ニューモコ
ソカス属(肺炎双球菌、pneumococci)ジブ
ロプフカス ・ニュモニエ(Diprococcus 
 pneumoniae)シュードモナス・エルギノー
ザ リケソチア属(細菌様寄性菌) リ ケ ソチア・プロヴアゼキー(Rickettsi
a  prowazekii)リケッチア・モーゼリ 
(mooseri)リケッチア・リケソチー(rtck
ettsii)リケッチア・コノリ(conori) リケッチア・オーストラリス(aus tra l i
s)リケッチア・ツツガムシ リケッチア・ブルネッティー(Burret i i)
サルモネラ=コレレサス(choleraesus)サ
ルモネラ・ティフィムルタム(typhimurtum
)サルモネラ・タイホーサ(typhosa)シゲラ 
・アラビノタルト−(shigella  arabi
notardo)シゲラ・ボイディー(hoydii) シゲラ・デイセンテリx (dysenteriae)
シゲラ・フレックスネリ (flexneiDシゲラ・
シュミットジー(schmitzii)シゲラ・ゾネイ
 (sonnei) スタフィロコッカス属 スタフィロコッカス・アウレウス スタフィロコッカス・アルバス(albus)ストレプ
トコツカス属 ストレプトコッカス・ピオゲネス(pyogenes)
グループB5C5D、F、G スピロヘータ トレポネー?−パリダム(Treponema pal
lidum)ボレ リ ア・リカレンチイス(Born
elia  recurrentis)レプトスピラ・
イクテロヘモラージエ (Leptospira  icterohemorr
hagiae)レプトスラ・カニコーラ(canico
la)トキソプラズマ・ボンデ4− (Toxopla
sma gondii)ペプチド びタンパク ホルモ
ン コルチコ ト 口 ビン (へCTH)(アドレノコル
チコトUピンネルモン)卵胞刺激ホルモン 黄体形成ホルモン(間質細胞刺激ホルモン)副甲状腺ホ
ルモン プロラクチン 絨毛性ゴナドトロピン インシュリン トラキシン ソマトロビン トリョードチロニン チロカルシトニン チロキシン 恩A目ソヒL乙 アンギオテンシンI及び■ ブラジキニン ガストリン ヒト胎盤ラクトゲン セクレチン ペプチドホルモン オキシトシン、バソプレシン ウィルス アデノウィルス アルボウィルス イースタンウマユーセファリテイスウイルス(East
arn Equine Eucsphalitis V
irus)ウエスタンウマユーセファリテイスウイルス
シンドビス(Sindbis)ウイルスセムリキフォレ
スト(Semliki Forest)ウィルスセント
ルイス脳炎ウィルス カリホルニア脳炎ウィルス コロラドマダニ熱病(Tick Fever)ウィルス
黄熱病ウィルス デング(Dengue)ウィルス 肝炎 A型肝炎ウィルス、B型肝炎ウイルス ヘルペスウィルス 単純ヘルペス I型及び■型 水痘 サイトメガロウィルス ミクソウィルス インフルエンザ(A、B及びC型〉 パラインフルエンザ(1−4) おたふくかぜウィルス ニューキラスル病つィルス イヌジステンパーウィルス 呼吸合胞体(Respir、atory 5yncyt
ial)ウィルス風疹ウィルス ピコルナウィルス ポリオウィルス コクサソキーウイルス ECH○ウィルス 鼻炎ウィルス属(Rhinovirus)ポックスウィ
ルス ワクシリア 伝染性軟属腫(Molluscum contagio
sum)水系は免疫アッセイに分類されない他のアッセ
イ系、例えば未知DNA配列の検出にも適用できる。例
えば、未知のDNA配列を含む液体試料を膜に通し、膜
上にすでに固定化したDNAと接触させることによって
膜上に固定化する。ついで標識DNAプローブを液体中
で膜に通する。ハイブリダイゼーションが起これば、標
識DNAプローブは検出し得る形態で膜表面に保持され
る。この系はPo1sky−Cynkin Roら、C
l1n、Chem、  31/ 9.1438  (1
985)に記述されている。
上述のごとく、1つのアッセイでは、免疫試薬は点とし
て現れる、膜上の少なくとも1つの決まった領域に濃縮
されるが、この点は実際は点とほぼ等しい直径のカラム
の形で膜中に拡がっている。
サンドイッチもしくは競合結合技術についていえば、こ
れは、捕獲免疫試薬、例えば抗原もしくは抗体を膜厚を
通して流して固定化することによって該試薬をかかる領
域にのみ固定化することによって達せられる。試料成分
との及び標識試薬との反応はこの領においてのみ起こる
点アプローチ(the dot approach)は
下記に記すごとくある種の利点、例えば単一の装置で多
重の同時アッセイが行えるという利点を有する。また、
この方法は最終物(end pesduct)が単一領
域で濃縮されるのでより明瞭な最終物信号を与える。
点アプローチは別の利点は1つの試料中の多くの成分の
同時検出を可能にすることである。例えば、1つのアッ
セイ装置で予め定めた別個の抗原に特異的な2つの異な
る抗体を膜上の別々の位置(spots)に固定化でき
る。ついで抗原のいずれ1つを含有する疑いがある試料
を膜と及び2つの異なる膜に特異的な標識抗体とに接触
させる。点の一方もしくは他方で標識によって生み出さ
れた信号は抗原の一方もしくは両方の存在もしくは不存
在を示す。点(the dots)はお互いにそれらの
位置によってもしくは各固定化された抗体点付近の同定
によって区別できる。かくして、例えば、最初の点で色
が現れるが2番目では現れない場合、最初の抗原は存在
するが2番目の抗原は存在しない。両方の点が現れる場
合には両方の抗原が存在し、何の点も現れない場合には
どちらの抗原も存在しない。別法として、各点で異なる
色を生ずるよう標識を選ぶことができる。
この系は膜上の対応する数の固定化免疫試薬によって2
つ以上の液体試料成分の同時検出を含むよう拡張できる
。ある場合には、第1の抗体はいくつかの異なる抗体の
特定のサブユニットと反応する。第2の抗体が1つの抗
原のサブユニットに対してのみ特異的である場合には、
かかる第2の抗体は固定化抗体として用いることができ
、単一標識した最初の抗体は問題の抗原に対しての普遍
的に標識した抗体として用いることができる。
本発明の装置を用いるといくつかの利点がある。
1つの利点は細長い条片膜及びそれと合わせた(in 
registry with it)細長い出入口の使
用である。これにより本装置はウェスタンブロット等の
細長い分離タンパク質の分析に適したものとなる。
また、間隔をあけ多重点ブロン) (spacedmu
ltiple lot blots)の使用により、膜
に適用される試料の濃度を単に本装置を傾け、細長い出
入口の上端に試料を適用することによって線系変化させ
ることが可能となる。下端の点は頂部の点より高い濃度
を受ける。
常用の免疫アソセイの標準的プロトコルを本発明に用い
ることができる。例えば、サンドイソチアソセイでは試
料及び標識試薬の添加の順序は同時または逐次的である
ポリクローナル抗体に比しモノクローナル抗体は既知の
利点及び純度を有するが、本発明ではどちらの型の免疫
試薬も使用可能である。
上記系はイエス−ノ一定量テスト(yes −n。
quantitative test)に関して記述し
たが、分析する成分の異なる既知濃度で生成する適当な
信号、例えば色を用いる半定量的テストとしても上記系
は適している。かくして、例えば、サンドインチ技術に
よる抗原の分析については、特定の希釈度(cl i 
lu t 1on)に対して予想される色の近似を得る
ために漸進的な(progresstve)希釈度で系
を行うことができる。未知濃度の抗原はこれらの色と比
較して、試料中の抗原の濃度の近似値を与える。
本発明の1つの面は予め膜条片上に固定化したウェスタ
ンブロットタンパク質に対する未知試料、特に血清中の
抗体の検出のためのフルースロー装置の使用である。例
えば、組換えタンパク質についてのHI V 溶解物(
Iysa te)のウェスタンブロットは商標(1)バ
イオチク/デュポン(Biotech/Dupont)
 HI Vウェスタンブロットキット〔E。
■、デュポンデネモースアンドカンパニー(E。
I 、 DuPont DeNemours & Co
、)社、Wilmington。
プラウエアー〕、(2)ノボバス(NOVOPATH”
)条片〔パイラッド(BioRad) 、Hercul
es、カリフォルニア、または(31E P Iブロッ
ト−HIVウェスタンブロット条片〔エピトープ(Ep
itope)社、Beaverton %オレゴン〕の
下に市販されている。
オーバレイに代りフロースルー装置を使用することによ
り、技術者の時間及び実験室装置の驚くべき節約が可能
になる。より具体的にいうと、フロースルーエイズテス
トは実質上1時間より早く行うことができる。より具体
的には、オーバーレイ操作で用いられる機械的攪拌の必
要なしに10分より短い時間から5分程の時間で行うこ
とができる。
本発明の別の面は紙で裏張りしたニトロセルロースの使
用がある有意な利点を示すという発見である。例えば、
HIVウェスタンブロットを用い、コロイド金複合体を
用いる抗体についてのテストでは、正の強度と背景の強
度との間の差(「正味強度」〉に実質的増加がある。
本発明の別の面は正味強度を有意に増加させる、HIV
ウェスタンブロットのためのあるブロッキング剤の使用
である。具体的には、溶液中I〜2%の濃度でのツイー
ン20界面活性剤の使用がかかる正味強度を劇的に増加
させる。かかるツイーン20の最適量は1.5%程度で
ある。その性能はブロッキング溶液にウシ血清アルブミ
ン(B S A)、ゼラチン、カゼイン等の常用の非干
渉性ブロッキングタンパク質を添加することによって増
加する。
好ましくは、ウシ血清アルブミンはブロッキング溶液の
約0.5〜約1.5%の濃度で存在させるべきである。
HIVウェスタンブロットに対する患者血清中の抗体を
検出する本発明方法を行うのに適した一般的方法は以下
の如くである。最初、HIVウェスタンブロットを含有
する条片を第1〜4図の装置の吸収剤材料上に置く。つ
いで頂壁を底壁上に軽く置<  (be 5lid o
ver) oその結果、縁16が祇裏張りニトロセルロ
ース膜18の上面に対し下方に圧することになる。底壁
の側壁と頂壁の対応する側壁とを重ねた状態で、U形部
材24を用いて系を液体が洩れないようにした箱様囲い
に保つ。
ついでブロッキング溶液を膜16に適用する。
この場合、溶液は膜の上面に適用され、吸収剤体20の
影響で膜を通して引っ張られる。上述した如く、特に有
効なブロッキング溶液は水をベースにし、1〜2%のツ
イーン20及び、約0.5〜約1.5%の濃度で非干渉
性ブロソキングタンパク質、例えばBSA、カゼインも
しくはゼラチンを含有する。
ついで、希釈されていない患者血清の形態での試料を膜
の上に適用する。試料は約15〜30秒で膜を通して流
れる。
ついで洗浄液を約15〜30秒通すことによって膜を洗
浄する°。洗浄液はプロフキング溶液と同じ溶液よりな
るか、または他の既知の洗浄液、例えば低イオン強度緩
衝液(例えば20mM以下)もしくは脱イオン水よりな
る。
ついで、患者血清中の選ばれた抗体と反応する標識複合
体を加える。好ましい態様においては、複合体は標識と
してコロイド金を有するプロティンAよりなる。別法と
しである種の適用のため酵素もしくは放射性標識等の他
の標識も用い得る。
最終工程においては別の洗浄液を膜に適用する。
本発明の実施の具体例を例示的に以下の実施例で示す。
大旌班−よ これは第1〜4図のアッセイ装置を用いるウェスタンブ
ロットアッセイである。
ウィルスタンパク質800微生物1−を含有するHIV
−1ウイルス溶解物を2%SDS、20%スクロース及
び0.01%ブロモフェノールブルートラッキング(t
rack i ng)染料を含有するpH6,8の0.
1 M )リスーH(l緩衝液の等容量と混合した。こ
のン容液40μlをレンメリ (Laemmeli )
SDS−ポリアクリルアミドゲル(10%アクリルアミ
ド)の穴に入れた。電気泳動緩衝剤系及び操作条件はレ
ンメリのそれと同じであった(レンメリ、1970  
Nature  227.680〜685)。
トラッキング染料がゲルの底に達したときに電気泳動操
作を終了させた。ゲルを取り出し、バイオラッドトラン
スブロット(Transblot)マニュアルに記述し
たようにして洗浄したくバイオランド研究所社、Her
cules+ カリフォルニア)。ついでゲル中のタン
パク質をバイオラッドトランスブロット装置を用いて紙
裏張りニトロセルロースに移した。用いたプロトコル及
び試薬はトランスブロット操作マニュアルに記述した通
りであった。電気泳動ブロッティングは30Vの一定電
圧下で一夜行った。ブロットを移した紙裏張りニトロセ
ルロースをついで2枚の吸収剤濾紙の間に置き一夜乾燥
させた。
ウィルスタンパク質が存在したレーンに相当するシート
から条片を切り出し、第1〜4図の濾過装置にセットし
た。
10mMリン酸緩衝液(pH7,4)中に2%v/vン
イーン20,0.15M塩化ナトリウム及び1%w/v
ウシ血清アルブミンを含有する緩衝液0.5−を加え、
膜を通して流して残りの反応性部位をブロフクした。漿
液陽性の(seroposi tive)ヒト血清試料
〔バイオチック・リサーチ・ラボラトリーズ(Biot
ech Re5earch Laboratories
 )、Rockville 、 MDからのコントロー
ル物質)0.3−を加え、膜を通して流れさせた。膜洗
浄のため同じ緩衝液 0.3−を加え流れ入るにまかせ
、ついで脱イオン水0.3−を加えた。ついでプロティ
ンAコロイド金の溶液0.4dを加えて膜中に流れさせ
た(粒子サイズ15nm及び波長520 nmでの光学
密度2.5のプロティンAコロイド金はE−Yラボラト
リ−社より人手し得る)。ついで、最終洗浄として脱イ
オン水0.4−を流れ込ませた。
漿液陽性を示すに必要な土寄は明瞭な赤色バンドとして
現れた。最初の緩衝液の添加から帯の展開時までの全操
作に5分要した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアッセイ装置の分解組立図である。 第2図は第1図のアッセイ装置の平面図である。 第3図は線3−3に沿って見た、第2図のアッセイ装置
の拡大横断面図である。 第4図は第3図のアッセイ装置の部分拡大図であり、膜
及びシールを詳細に示す。 第5図は本発明のアッセイ装置の別の態様である。 図面番号の説明 18・・・・・・反応膜、 20・・・・・・吸収剤体 468− 手 続 補 正 書 (方式) 1、事件の表示 平成2年特許願第136911号 2、発明の名称 細長い膜流れ抜は診断装置及び方法 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人 4、代 理 人 5、?ili正命令の日付 平成2年8月28日 469−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、結合し得る標的物質を含有する疑いがある液体試料
    中の該物質の検出及び/または測定のためのアッセイに
    使用する貯蔵及び反応装置であって、 (a)上面及び下面(少なくとも上面には該結合し得る
    物質に直接もしくは間接に結合できる受容体を固定化さ
    せている)を有する液体透過性多孔性反応部材、 (b)該反応膜の下面に隣接して位置した表面を有する
    、液体を吸収できる吸収材体、及び (c)該反応膜及び吸収材のための容器手段であって、
    該受容体に隣接した液体出入口を定める頂壁を含み、及
    び該容器頂壁と反応膜の間のシールを定める、液体出入
    口の周囲に配置された液体シール手段を含む(該頂壁及
    び膜は該シール手段の周囲に対する開かれた空間よりな
    る貯蔵及び反応装置。 2、シール手段が容器頂壁から反応膜の方へ突き出した
    連続した縁よりなり、縁と反応膜とが縁の反応膜の間の
    実質的な洩れを防ぐに十分な圧縮下に接触している請求
    項1の貯蔵及び反応装置。 3、反応膜が条片の形態にあり、流体出入口が細長い溝
    穴よりなり、及び縁がある位置で条片と接触して該開か
    れた空間にさらされた条片の部分を残す請求項1の貯蔵
    及び反応装置。 4、受容体が条片に沿って広がったウェスタンタンパク
    質ブロットよりなり、標的物質が抗体よりなる請求項3
    の貯蔵及び反応装置。 5、該抗原が多数の区切られたタンパク質点ブロットよ
    りなる請求項1の貯蔵及び反応装置。 6、縁の巾が約5mより短い請求項3の貯蔵及び反応装
    置。 7、多孔性膜がニトロセルロースよりなる請求項1の貯
    蔵及び反応装置。 8、多孔性膜が吸収材体に面した少なくとも1つの液体
    透過性支持材に結合したニトロセルロース膜よりなる請
    求項1の貯蔵及び反応装置。 9、支持材が紙、ファイバーグラスまたはポリエステル
    である請求項7の貯蔵及び反応装置。 10、反応膜が吸収材体上に載っており、容器手段から
    容易に外し得る請求項1の貯蔵及び反応装置。 11、容器頂壁が容器手段に取り外し可能に取り付けら
    れている請求項1の貯蔵及び反応装置。 12、結合し得る標的物質を含有する疑いがある液体試
    料中の該物質の検出及び/または測定のためのアッセイ
    に使用する貯蔵及び反応装置であって、 (a)上面及び下面(少なくとも上面には該結合し得る
    物質に直接もしくは間接に結合できる受容体を固定化さ
    せている)を有する液体透過性多孔性反応条片、 (b)該反応膜の下面に隣接して位置した表面を有する
    、液体を吸収できる吸収材体、及び (c)該反応膜及び吸収材のための容器手段であって、
    該受容体に隣接した細長い溝穴の液体出入口を定める頂
    壁を含み、及び該容器頂壁と反応膜の間のシールを定め
    る、液体出入口の周囲に配置された液体シール手段を含
    む (該頂壁及び膜は該シール手段の周囲に対する開かれた
    空間を定め、該シール手段が容器頂壁から反応膜の方へ
    突き出した連続した縁よりなり、縁と反応膜とが縁の反
    応膜の間の実質的な洩れを防ぐに十分な圧縮下に接触し
    ている)容器手段 よりなる貯蔵及び反応装置。 13、結合し得る標的抗体を含有する疑いがある液体サ
    ンプル中の該抗体の検出及び/または測定のためのアッ
    セイであって、アッセイ装置として、 (a)上面及び下面(少なくとも上面には該結合し得る
    物質に直接もしくは間接に結合できる、ウェスタンブロ
    ットタンパク質抗原よりなる受容体を固定化させている
    )を有する液体透過性多孔性反応部材、 (b)該反応膜の下面に隣接して位置した表面を有する
    、液体を吸収できる吸収材体、及び (c)該反応膜及び吸収材のための容器手段であって、
    該受容体に隣接した出入口を定める壁を含み、液体出入
    口の周囲に配置された液体シール手段を含み、及び該容
    器壁と反応膜の間のシールを定める容器手段 よりなる装置を用い、 該透過性反応膜の上面に試料、認識し得る標識物質及び
    他の試薬を適用して適用された液体を該流体出入口及び
    膜下面に浸透させて吸収体に至らしめ、ついで該上面上
    の結合し得る物質に結合した標的物質の存在もしくは不
    存在の表示として該上面に結合した標識物質を検出する
    ことを特徴とするアッセイ。 14、シール手段が容器頂壁から反応膜の方へ突き出し
    た連続した縁よりなり、縁と反応膜とが縁の反応膜の間
    の実質的な洩れを防ぐに十分な圧縮下に接触している請
    求項13のアッセイ。 15、多孔性反応膜がニトロセルロースよりなる請求項
    13のアッセイ。 16、多孔性膜が吸収材体に面した少なくとも1つの液
    体透過性支持体に結合したニトロセルロース膜よりなる
    請求項13のアッセイ。 17、標識がコロイド金よりなる請求項13のアッセイ
    。 18、10分より少ない時間で行われる請求項13のア
    ッセイ。 19、タンパク質ブロットがHIVタンパク質よりなる
    請求項13のアッセイ。 20、HIVタンパク質が組換えHIVタンパク質より
    なる請求項19のアッセイ。 21、HIVタンパク質がウィルス溶解物よりなる請求
    項19のアッセイ。 22、標識物質の添加に先立って、約1%と約2%の間
    のツイーン20界面活性剤よりなるブロッキング剤を反
    応膜に加える請求項13のアッセイ。 23、ブロッキング剤が界面活性剤と非干渉性ブロッキ
    ングタンパク質血清アルブミンの組合せよりなる請求項
    13のアッセイ。 24、結合し得る標的抗体を含有する疑いがある液体サ
    ンプル中の該抗体の検出及び/または測定のためのアッ
    セイであって、アッセイ装置として、上面及び下面(少
    なくとも上面には該結合し得る物質に直接もしくは間接
    に結合できる、タンパク質抗原よりなる受容体を固定さ
    せている)を有する液体透過性多孔性ニトロセルロース
    反応部材;該反応膜の下面に隣接して位置した表面を有
    する、液体を吸収できる吸収材体;及び該反応膜及び吸
    収材のための容器手段であって、該受容体に隣接した出
    入口を定める壁を含み、液体出入口の周囲に配置された
    液体シール手段を含み、及び該容器壁と反応膜の間のシ
    ールを定める容器手段よりなる装置を用い、 (a)該反応膜に約1%と約2%の間のツイーン20界
    面活性剤及び約0.5%と約1.5%の間の非干渉性タ
    ンパク質を含有するブロッキング溶液を適用し、 (b)該透過性反応膜の上面に試料、認識し得る標識物
    質及び他の試薬を適用して適用された液体を該流体出入
    口及び膜下面に浸透させて吸収体に至らしめ、ついで (c)該上面上の結合し得る物質に結合した標的物質の
    存在もしくは不存在の表示として該上面に結合した標識
    物質を検出する ことを特徴とするアッセイ。 25、非干渉性タンパク質がウシ血清アルブミンよりな
    る請求項24のアッセイ。
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