JPH0373797A - 液圧式カーリフト - Google Patents

液圧式カーリフト

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JPH0373797A
JPH0373797A JP20672489A JP20672489A JPH0373797A JP H0373797 A JPH0373797 A JP H0373797A JP 20672489 A JP20672489 A JP 20672489A JP 20672489 A JP20672489 A JP 20672489A JP H0373797 A JPH0373797 A JP H0373797A
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hydraulic
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Terumi Okano
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、2木の液圧シリンダにより自動車を昇降する
液圧式カーリフトに関するものである。
〈従来の技術〉 従来の液圧式カーリフトは、第6図に示すように、復動
シリンダlとラムシリンダ2とをほぼ平行に立設し、途
中にンレノイトハルブ3を接続した回路4を介してポン
プ5からの作動液を復動シリンダlのヘッド側室6内に
供給して復動シリンダ1のシリンダチューブ1′をアー
ム7と一体的に上昇するとともに、復動シリンダlのロ
ッド側室8から押し出される作動液を連結配管9を通し
てラムシリンダ2に供給してシリンダチューブ2′をア
ームlOと一体的に上昇させる構造である。なお、復動
シリンダlのロット側の面積と、ラムシリンダ2の面積
は回し面積に設定しであるので、両シリンダチューブ1
’ 、2’は同調して上昇する。
そして、復動シリンダlのロッド側室8とラムシリンダ
2とを接続する連結配管9内には、伸長時に作動液の圧
縮等によってラムシリンダ2のシリンダチューブ2′の
上昇が遅れることを防止するために、設置時に手動ポン
プ等を使用して残圧をかけていた。
また、長期間使用していると作動液かパツキン摺動面に
膜となって消耗したり、或はリーク等により連結配管内
の作動液が減少し、同調が崩れる。このため、従来は、
復動シリンダlのピストンに第7図に示すメカチェック
バルブ11を設けていた。このメカチェックバルブ11
は、復動シリンダlのシリンダ最伸長時にロッドカバー
12が突起13を押圧することによりメカチェックバル
ブ11を強制的に開いて、ヘッド側室6内の作動液を連
結配管9側に補充するものである。
(発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記したメカチェックバルブは、ゴミ等
がバルブシート面に付着するなどによって内部リークが
発生したり、或は作動不良が発生すると、復動シリンダ
とラムシリンダとの同調が崩れてしまい、積載した自動
車が傾斜したり、転覆落下の原因となる。また、メカチ
ェックバルブにトラブルが発生して修理するためには、
カーリフト本体からシリンダを取り外し、シリンダを分
解しなければならないし、保守点検の際にも分解しない
と作業することができない。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、第1液圧シリン
ダと第2液圧シリンダをほぼ平行に立設するとともに各
液圧シリンダに自動車を支えるアームを設け、ポンプと
第1液圧シリンダとの間を第1回路により接続し、第1
液圧シリンダと第2液圧シリンダとの間を第2回路によ
り接続し、ポンプから吐出した作動液を第1回路を介し
て第1液圧シリンダに供給することにより第1液圧シリ
ンダのアームを上昇するとともに、第1液圧シリンダか
ら押し出される作動液を第2回路を介して第2液圧シリ
ンダに供給することにより第2液圧シリンダのアームを
上昇するようにした液圧式カーリフトにおいて。
上記第1回路と第2回路とを結ぶバイパス回路を設け、
該バイパス回路の途中に、第1回路側から第2回路側へ
の流れを許容するがその逆を阻止する第1チェックバル
ブと、第2回路側から第1回路側への流れを許容するが
その逆を阻止する第2チェックバルブとを並列に設ける
とともに、該第1チェックバルブと第2チェックバルブ
とで構成されるチェックバルブ群と直列にしてストップ
バルブを設けたものである。
また、付勢手段により付勢することにより常時所定の圧
力を発生する補助シリンダと第2回路とを補充回路によ
り接続し、該補充回路の途中に補助シリンダ側から第2
回路側への流れを許容するがその逆は阻止する第3チェ
ックバルブを設けてもよい。
(作用〉 先ず、前者のカーリフトの作用について説明する。
第2回路内の作動液か不足すると、第2液圧シリンダが
最下点まで下降しても第1液圧シリンダは最下点まで下
降しきれないで途中で止ってしまう、この様な現象が生
じた場合には、自動車を載せない状態でストップバルブ
を開く。そして、ポンプを作動すると作動液か第1液圧
シリンダに流入してシリンダが上昇し、同時に第1回路
からバイパス回路の第1チェックバルブを通って作動液
が第1液圧シリンダから押し出させた作動液と共に第2
液圧シリンダに供給される。したがって、第2液圧シリ
ンダのシリンダが第1液圧シリンダのシリンダの上昇速
度よりも早い速度で上昇する。そして、第2液圧シリン
ダのシリンダが第1液圧シリンダのシリンダを追い越し
て高くなったならば、ソレノイドバルブを切り換える。
このソレノイドバルブを下降側に切り換えると、第1液
圧シリンダのシリンダと第2液圧シリンダのシリンダが
下降し、低い位置から下降し始めた第1液圧シリンダか
先に最下位置まで下降し、停止する。第1液圧シリンダ
のシリンダか最下位置で停止して第2回路内の作動液が
第1液圧シリンダ側に流入しない状態になっても、第2
回路の作動液がバイパス回路の第2チェックバルブを通
ってタンクに戻るので、第2液圧シリンダのシリンダが
最下位置まで下降して停止する。これにより第1液圧シ
リンダのシリンダと第2液圧シリンダのシリンダとが同
調できる状態で停止する。なお、第2液圧シリンダが停
止しても、第2回路には第2チェックバルブによる残圧
が存在する。したがって、第2液圧シリンダが上昇する
際に第1液圧シリンダから遅れることはない。
次に、後者のカーリフトの作用について説明する。
作動液が不足すると、第2液圧シリンダが最下点まで下
降しても第1液圧シリンダが作動液の不足により最下点
の手前に位置する。この様な現象か生じると、常時付勢
手段により加圧されている補助シリンダから補助回路を
介して作動液が第2回路に補充される。したがって、第
1液圧シリンダが下降するに際して不足していた作動液
が充足され、最下位置まで下降することができる。
これにより第1液圧シリンダのシリンダと第2液圧シリ
ンダのシリンダとか同調できる状態で停止する。なお、
第2回路には付勢手段により加圧された補助シリンダの
圧力が常に作用しているので、上昇する際に第2液圧シ
リンダが遅れることはない。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
カーリフトは、第1図に示すように、ローラ21・・・
の案内により上下動可能なスライダ22を内部に有する
支柱23.23を所定の間隔を配してほぼ平行に立設し
、一方の支柱23内に第1液圧シリンダとして復動シリ
ンダ24をロッド25の下端を固定した状態でほぼ垂直
に立設してシリンダチューブ24′をスライダ22に接
続し、他方の支柱23内には第2液圧シリンダとしてラ
ムシリンダ26をラム27の下端を固定した状態でほぼ
垂直に立設してシリンダチューブ26′をスライダ22
に接続し、各スライダ22にはアーム28.28の基端
を軸着して水平方向に回動可能とする。なお、第4図に
示すように、復動シリンダ24のシリンダチューブ24
′が当接する位置に該シリンダチューブ24′の最下位
置を設定する第1ストツパ29を、ラムシリンダ26の
シリンダチューブ26′が当接する位置に該シリンダチ
ューブ26′の最下位置を設置する第2ストツパ30を
設け、両シリンダチューブ24’ 、26’か夫々のス
トッパ29.30に当接して停止した状態で両アーム2
8.28の高さが揃うように構成されている。なお、自
動車を出し入れするには、上記した下降状態でアーム2
8.28をハ字状に大きく開いて、支柱23゜23間の
所定位置に乗り入れたり、或はこの所定位置から出した
りする。
そして、一端をポンプ31の吐出側に接続した第1回路
32の他端を復動シリンダ24のロッド25内を通して
ヘット側室33に接続し、復動シリンダ24のロッド側
室34に一端を接続した第2回路35の他端をラムシリ
ンダ26のラム27内を通してシリンダ内に接続し、第
1回路32の途中にはソレノイドバルブ36を接続する
。また、該ソレノイドバルブ36との接続部分と復動シ
リンダ24との間における第1回路32と第2回路35
とをバイパス回路37により接続し、該バイパス回路3
7の途中に、第1回路32側から第2回路35側への流
れを許容するがその逆を阻止する第1チェックバルブ3
8と、第2回路35側から第1回路32側への流れを許
容するがその逆を阻止する第2チェックバルブ39とを
並列に設けるとともに、該第1チェックバルブ38と第
2チェックバルブ39とで構成されるチェックバルブ群
と直列にしてストップバルブ40を設ける。第1チェッ
クバルブ38は、調整時にポンプ31からの作動液をラ
ムシリンダ26に供給するためのものであり、クラッキ
ング圧は適宜に設定することができる。一方、第2チェ
ックバルブ39は、調整時に、復動シリンダ24のシリ
ンダチューブ24′が最下位置まで下降した後にラムシ
リンダ26から押し出される作動液を通過させてタンク
41に戻すとともに、ラムシリンダ26のシリンダチュ
ーブ26′か最下位置まで下降してもクラッキング圧に
よって第2回路35内に所定の残圧を発生させるための
ものである。したがって、第2チェックバルブ39は、
ボール等内部の弁体な押圧するスプリング等の付勢手段
を適宜な強さに設定し、所望する残圧(例えば3〜5 
Kgf/am” )が発生するように構成されている。
上記した構成からなるカーリフトが正常な状態において
は、ストップバルブ40を閉じておく。
この状態で、使用する場合には復動シリンダ24のシリ
ンダチューブ24′とラムシリンダ26のシリンダチュ
ーブ26′が第1ストツパ29、第2ストツパ30に当
接する最下位置まで下降しておき、この状態で自動車を
所定位置まで移動させ、該自動車の下に左右のアーム2
8゜28を位置させる。そして、ポンプ31からの作動
液を第1回路32を介して復動シリンダ24のヘッド側
室33内に供給する。ヘッド側室33内に作動液が圧送
されるとシリンダチューブ24′か上昇し、このシリン
ダチューブ24′の上昇によりロット側室34内の作動
液が押し出され、この作動液は第2回路35を介してラ
ムシリンダ26内に供給される。したがって、ラムシリ
ンダ26のシリンダチューブ26′が上昇する。なお、
復動シリンダ24のロッド側の面積と、ラムシリンダ2
6の面積は同じ面積に設定しであるので、両シリンダチ
ューブ24’ 、26’は同じ高さで同じ速度で上昇す
る。そして、所望する高さまで上昇したならばポンプ3
1のモータ42を停止する。この様に、モータ42を停
止しても、ポンプ31と復動シリンダ24との間にチェ
ックバルブ43が設けてあり、またソレノイドバルブ3
6も逆流阻止状態になっているので、自動車の車重によ
り各シリンダチューブ24’ 、26’が下降しようと
しても、上記チエツクバブル43及びソレノイドバルブ
36か作動液の沫りを阻止するので1両シリンダチュー
ブ24’ 、26’は当該高さを維持し、下降すること
はない。
一方、下降する場合には、ソレノイドバルブ36を下降
側に切り換えて、第1回路32を排出回路44に連通さ
せる。この様にすると、車重により復動シリンダ24の
シリンダチューブ24′が下降してヘッド側室33内の
作動液が押し出されて第1回路32からソレノイドバル
ブ36及び排出回路44を通ってタンク41に戻る。な
お、排出回路44の途中には絞り弁45を設けであるの
で、この絞り弁45の抵抗により復動シリンダ24のシ
リンダチューブ24′がゆっくりと下降する。復動シリ
ンダ24のシリンダチューブ24′が下降すると、ロッ
ド側室34の容積が増加するが、ここにはラムシリンダ
26のシリンダチューブ26′が下降して押し出される
作動液か第2回路35を介して補給される。したがって
、復動シリンダ24のシリンダチューブ24′とラムシ
リンダ26のシリンダ226′とは同じ高さ゛C同17
速度でゆっくりと下降する。そして、復動シリンダ24
のシリンダチューブ24′か第1ストツパ29に、ラム
シリンダ26のシリンダチューブ26′か第2ストツパ
3oに当接する最下位置まで下降すると両ストッパ29
.30が各シリンダチューブ24’ 、26’の下降を
阻止して最下位置で停止させる。
次に、第2回路35中の作動液がリーク等により不足し
た場合について説明する。
第2回路35中の作動液が不足すると、ラムシリンダ2
6のシリンダチューブ26′が復動シリシタ24のシリ
ンダチューブ24′よりも低くなる。この状態でラムシ
リンダ26のシリンダチューブ26′が第2ストツパ3
oに当接する最下位置まで下降したとき、復動シリンダ
24のロット側室34にはラムシリンダ26から押し出
される作動液の供給が停止してしまうので、シリンダチ
ューブ24′は最下位置まで下降できないで途中で止っ
てしまう、この様な現象が生じた場合には、安全のため
自動車を載せない状態でストップバルブ40を開く、そ
して、ポンプ31を作動すると、ポンプ31からの作動
液が第1回路32を介して復動シリンダ24に流入して
シリンダチューブ24′か上昇し、同時に第1回路32
からバイパス回路37の第1チェックバルブ38を通っ
て作動液が復動シリンダ24から押し出された作動液と
共にラムシリンダ26に供給される。したがって、ラム
シリンダ26のシリンダチューブ26′が復動シリンダ
24のシリンダチューブ24′の上昇速度よりも速い速
度で上昇する。そして、ラムシリンダ26のシリンダチ
ューブ26′が復動シリンダ24のシリンダチューブ2
4′を追い越して高くなったならば、ソレノイドバルブ
36を下降側に切り換える。ソレノイドバルブ36が下
降側に切り換えられると、復動シリンダ24のシリンダ
チューブ24′とラムシリンダ26のシリンダチューブ
26′が下降し、復動シリンダ24のヘッド側室33内
の作動液が第1回路32からソレノイドバルブ36及び
排出回路44を介してタンク41に戻され、同時にラム
シリンダ26内の作動液が第2回路35を介して復動シ
リンダ24のロット側室34内に供給される。そして、
低い位置から下降し始めた復動シリンダ24が先に最下
位置まで下降し、停止する。復動シリンダ24のシリン
ダチューブ24′が最下位置で停止して第2回路35内
の作動液が復動シリンダ24側に流入しない状態になっ
ても、第2回路35の作動液がバイパス回路37の第2
チェックバルブ39を通ってタンク41に戻るので、ラ
ムシリンダ26のシリンダチューブ26′は最下位置ま
で下降して停止する。これにより復動シリンダ24のシ
リンダチューブ24′とラムシリンダ26のシリンダチ
ューブ26′とが同じ高さで停止し、同調して上昇でき
る状態に調整される。なお、ラムシリンダ26が最下位
置まで下降して停止しても、第2回路35には第2チェ
ックバルブ39のクラッキング圧による残圧が存在する
。したがって、ラムシリンダ26のシリンダチューブ2
6′が上昇する際に復動シリンダ24のシリンダチュー
ブ24′に遅れることがなく、正常に同調して上昇する
ことができる。
次に、第5図に示すカーリフトについて説明すると、こ
のカーリフトは、ローラ21・・・の案内により上下動
可能なスライダ22を内部に有する支柱23.23を所
定の間隔を配してほぼ平行に立設し、一方の支柱23内
に第1液圧シリンダとして復動シリンダ24をロッド2
5の下端を固定した状態でほぼ垂直に立設してシリンダ
チューブ24′をスライダ22に接続し、他方の支柱2
3内には第2液圧シリンダとしてラムシリンダ26をラ
ム27の下端を固定した状態てほぼ垂直に立設してシリ
ンダチューブ26′をスライダ22に接続し、各スライ
ダ22にはアーム28の基端を軸着してなる。なお、第
5図に示すように、復熱シリンダ24のシリンダチュー
ブ24′が当接する位置に該シリンダチューブ24′の
最下位置を設定する第1ストツパ29を、ラムシリンダ
2゛6のシリンダチューブ26′が当接する位置に該シ
リンダチューブ26′の最下位置を設置する第2ストツ
パ30を設け、両シリンダチューブ24’ 、26’か
夫々のストッパ29.30に当接して停止した状態で両
アーム28.28の高さか揃うように構成されている。
そして、一端をポンプ31の吐出側に接続した第1回路
32の他端を復動シリンダ24のロッド24内を通して
ヘット側室33に接続し、復動シリンダ24のロッド側
室34に一端を接続した第2回路35の他端をラムシリ
ンダ26のラムスフ内を通してシリンダチューブ26′
内に接続し、第1回路32の途中にはソレノイドバルブ
36を接続する。また、ウェイトやスプリング等の付勢
手段46により付勢することにより常時所定の圧力を発
生する補助シリンダ47のボートと上記した第2回路3
5とを補充回路48により接続し、該補充回路48の途
中に補助シリンダ47側から第2回路35側への流れを
許容するがその逆は阻止する第3チェックバルブ49を
設ける。なお、付勢手段46により補助シリンダ47に
付勢する強さは、空車状態でアーム28が上昇しない程
度の強さとする0例えば、ラムシリンダ26のシリンダ
チューブ26′か下降する際の圧力が約6 Kgf/c
m”であれば、補助シリンダ47のボート圧力を3〜5
 Kgf/cm”となるように付勢手段46の付勢力を
設定する。
上記した構成からなるカーリフトが正常な状態における
作動を説明すると、使用する場合には復動シリンダ24
のシリンダチューブ24′とラムシリンダ26のシリン
ダチューブ26′が第1ストツパ29、第2ストツパ3
0に当接する最下位置まで下降しておき、この状態で自
動車を所定位置まで移動させる。そして、ポンプ31を
作動して作動液を第1回路32を介して復動シリンダ2
4のヘット側室33内に供給する。ヘット側室33内に
作動液が圧送されるとシリンダチューブ24′が上昇し
、このシリンダチューブ24′の上昇によりロッド側室
34内の作動液が押し出され、この作動液は第2回路3
5を介してラムシリンダ26内に供給される。したがっ
て、ラムシリンダ26のシリンダチューブ26′が上昇
する。
なお、復動シリンダ24のロット側の面積と、ラムシリ
ンダ26の面積は同じ面積に設定しであるので、両シリ
ンダは同じ高さで同じ速度で上昇する。また、第2回路
35には補助シリンダ47による圧力が作用しているの
で、この圧力が前記実施例における残圧と同様の作用を
果たし、復動シリンダ24のロット側からの圧力が作用
した際にラムシリンダ26のシリンダチューブ26′が
遅れることなく上昇することに寄与している。更に、第
2回路35の圧力がシリンダ上昇時に高くなっても、補
充回路48の途中に第3チェックバルブ49を設けであ
るので、補助シリンダ47側に第2回路35の作動液が
流入することはない。
そして、所望する高さまで上昇したならばポンプ31の
モータを停止する。モータを停止しても、ポンプ31と
復動シリンダ24との間にチェックバルブ43が設けて
あり、自動車の車重により各シリンダチューブ24’ 
、26’が下降しようとしても、上記チエツクバブル4
3及びソレノイドバルブ36が作動液の戻りを阻止する
ので、再シリンダチューブ24’ 、26’は当該高さ
を維持し、下降することはない。
一方、下降する場合には、ソレノイドバルブ36を下降
側に切り換えて、第1回路32を排出回路44に連通さ
せる。この様にすると、車重により復動シリンダ24の
シリンダチューブ24′か下降してヘッド側室33内の
作動液が押し出されて第1回路32からソレノイドバル
ブ36及び排出回路44を介してタンク41に戻る。な
お、排出回路44の途中には絞り弁45を設けであるの
で、この絞り弁45の抵抗により復動シリンダ24のシ
リンダチューブ24′がゆっくりと下降する。復動シリ
ンダ24のシリンダチューブ24′が下降すると、ロッ
ド側室34の容積が増加するが、ここにはラムシリンダ
26のシリンダチューブ26′が下降して押し出される
作動液が第2回路35を介して補給される。したかって
、復動シリンダ24のシリンダチューブ24′とラムシ
リンダ26のシリンダチューブ26′とは同じ高さで同
じ速度でゆっくりと下降する。そして、復動シリンダ2
4のシリンダチューブ24′か第1ストツパ29に、ラ
ムシリンダ26のシリンダチューブ26′が第2ストツ
パ30に当接する最下位置まで下降すると両ストッパ2
9゜30が各シリンダチューブ24’ 、26’の下降
を阻止して最下位置で停止させる。
次に、第2回路35中の作動液がリーク等により不足し
た場合について説明する。
第2回路35中の作動液が不足すると、ラムシリンダ2
6のシリンダチューブ26′が不足した作動液の分だけ
上昇しきれず、復動シリンダ24のシリンダチューブ2
4′よりも低くなる。
この状態で両シリンダチューブ24’ 、26’を下降
させると、ラムシリンダ26のシリンダチューブ26′
が第2ストツパ3oに当接する最下位置まで下降しても
、復動シリンダ24のシリンダチューブ24′は第2ス
トツパ3oに当接することができない、この状態では、
第2回路35中の圧力は、ラムシリンダ26のシリンダ
チューブ26′か第2ストツパ3oに支持されて当該シ
リンダチューブ26′の重量による加圧力は作用しない
、一方、復動シリンダ24のシリンダチューブ24′は
未だ第1ストツパ29に支持されていないので、自重に
より下降しようとする。この状態においては、復動シリ
ンダ24のロッド側に吸引しようとする力が第2回路3
5に作用する。補助シリンダ47かない場合には、第2
回路35に作動液が供給されないので、復動シリンダ2
4のシリンダチューブ24′は下降することができずに
途中で停止してしまうが、第5図に示すカーリフトでは
、第2回路35中の圧力が低下して補助シリンダ47の
ボート圧力よりも低くなると、第3チェックバルブ49
が開いて補助シリンダ47内の作動液が補充回路48を
介して第2回路35に補給される。したがって。
復動シリンダ24のシリンダチューブ24′は補助シリ
ンダ47から補給された作動液により第1ストツパ29
まで下降することができ、この最下位置で両アーム28
.28の高さが揃えられる。このため、この後ソレノイ
ドバルブ36を上昇側に切り換えると、復動シリンダ2
4のシリンダチューブ24′とラムシリンダ26のシリ
ンダチューブ26′とが同調して上昇することができる
この様に、第5図に示すカーリフトにおいては、第2回
路35中の作動液が不足して復動シリンダ24のシリン
ダチューブ24′の下降がラムシリンダ26のシリンダ
チューブ26′の下降よりも遅れると、自動的に第3チ
ェックバルブ49が開いて作動液を第2回路35中に補
充する。したがって、復動シリンダ24とラムシリンダ
26とは自動的に同調を雑持することができる。また、
カーリフトを設置した際、第2回路35に改めて残圧を
掛けなくても補助シリンダ47の圧力が残圧と同様に作
用する。したがって、復動シリンダ24のシリンダチュ
ーブ24′が上昇した場合、ラムシリンダ26のシリン
ダチューブ26′も遅れることなく上昇することができ
、この点においても補助シリンダ47が復動シリンダ2
4とラムシリンダ26との同調を確実にしている。
なお、上記実施例ではアーム28をスライダ22に設け
てたが、直接シリンダチューブ等に接続するように構成
してもよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、手動ポンプ等を使
用して残圧を改めて加える必要がない。
したがって、設置時における作業を合理化することがで
きる。
また、作動液が漏れたり消耗して減少し、残圧が低下し
た場合に、請求項(1)に記載のものはストップバルブ
を操作するだけで所定の圧力で残圧を加えることができ
、また請求項(2)に記載のものは何らの操作をするこ
となく自動的に残圧が補充される。したがって、従来の
カーリフトに比較して安全性が著しく向上する。
更に、メカチェックバルブを使用した従来のカーリフト
の様に液圧シリンダを分解修理する必要もないので、メ
ンテナンス作業も従来に比較して大幅に簡略化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第i図はカーリフトの正面図、第2図はカーリフトの平
面図、第3図は支柱の断面図、第4図及び第5図は本願
発明の要部を表す回路図、第6図は従来のカーリフトの
回路図、第7図は従来のカーリフトに使用されていたメ
カチェックバルブの断面図である。 図中、23は支柱、24は復動シリンダ、24′は復動
シリンダのシリンダチューブ、25はロット、26はラ
ムシリンダ、26′はラムシリンダのシリンダチューブ
、29は第1ストツパ、30は第2ストツパ、31はポ
ンプ、32は第1回路、35は第2回路、36はソレノ
イドバルブ、37はバイパス回路、38は第1チェック
バルブ、39は第2チェックバルブ、40はストップバ
ルブ、41はタンク、43はチェックバルブ、44は排
出回路、46は付勢手段、47は補助シリンダ、48は
補充回路、49は第3チェックバルブである。 第6図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1液圧シリンダと第2液圧シリンダをほぼ平行
    に立設するとともに各液圧シリンダに自動車を支えるア
    ームを設け、ポンプと第1液圧シリンダとの間を第1回
    路により接続し、第1液圧シリンダと第2液圧シリンダ
    との間を第2回路により接続し、ポンプから吐出した作
    動液を第1回路を介して第1液圧シリンダに供給するこ
    とにより第1液圧シリンダのアームを上昇するとともに
    、第1液圧シリンダから押し出される作動液を第2回路
    を介して第2液圧シリンダに供給することにより第2液
    圧シリンダのアームを上昇するようにした液圧式カーリ
    フトにおいて、 上記第1回路と第2回路とを結ぶバイパス回路を設け、
    該バイパス回路の途中に、第1回路側から第2回路側へ
    の流れを許容するがその逆を阻止する第1チェックバル
    ブと、第2回路側から第1回路側への流れを許容するが
    その逆を阻止する第2チェックバルブとを並列に設ける
    とともに、該第1チェックバルブと第2チェックバルブ
    とで構成されるチェックバルブ群と直列にしてストップ
    バルブを設けたことを特徴とする液圧式カーリフト。
  2. (2)第1液圧シリンダと第2液圧シリンダをほぼ平行
    に立設するとともに各液圧シリンダに自動車を支えるア
    ームを設け、ポンプと第1液圧シリンダとの間を第1回
    路により接続し、第1液圧シリンダと第2液圧シリンダ
    との間を第2回路により接続し、ポンプから吐出した作
    動液を第1回路を介して第1液圧シリンダに供給するこ
    とにより第1液圧シリンダのアームを上昇するとともに
    、第1液圧シリンダから押し出される作動液を第2回路
    を介して第2液圧シリンダに供給することにより第2液
    圧シリンダのアームを上昇するようにした液圧式カーリ
    フトにおいて、 付勢手段により付勢することにより常時所定の圧力を発
    生する補助シリンダと第2回路とを補充回路により接続
    し、該補充回路の途中に補助シリンダ側から第2回路側
    への流れを許容するがその逆は阻止する第3チェックバ
    ルブを設けたことを特徴とする液圧式カーリフト。
JP20672489A 1989-08-11 1989-08-11 液圧式カーリフト Expired - Fee Related JPH0696438B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532397A (ja) * 1991-07-29 1993-02-09 Sugiyasu Kogyo Kk 車輛整備用リフトのシリンダ機構における同調ズレの修正方法

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