JPH0373392B2 - - Google Patents
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- JPH0373392B2 JPH0373392B2 JP60229888A JP22988885A JPH0373392B2 JP H0373392 B2 JPH0373392 B2 JP H0373392B2 JP 60229888 A JP60229888 A JP 60229888A JP 22988885 A JP22988885 A JP 22988885A JP H0373392 B2 JPH0373392 B2 JP H0373392B2
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- Japan
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- coordinate
- deflection
- axis
- workpiece
- signal
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 24
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
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- 238000011426 transformation method Methods 0.000 description 1
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- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、電子ビーム加工機、例えば金属な
どを溶接する電子ビーム溶接機に係り、特にその
偏向装置の座標軸調整に関するものである。
どを溶接する電子ビーム溶接機に係り、特にその
偏向装置の座標軸調整に関するものである。
第３図は従来の電子ビーム溶接機の偏向装置の
一例を示す構成図である。図において、１は電子
銃、２は電子銃１から投射される電子ビーム、３
は溶接を施される加工対象物であるワーク、４は
電子ビーム２に磁界偏向をかけてワーク３上にお
けるビーム照射位置を変えるための偏向コイル、
５は定電流アンプで、偏向コイル４に電流を供給
して対応する偏向磁界を発生させる。６は外部か
ら供給される信号源である。
一例を示す構成図である。図において、１は電子
銃、２は電子銃１から投射される電子ビーム、３
は溶接を施される加工対象物であるワーク、４は
電子ビーム２に磁界偏向をかけてワーク３上にお
けるビーム照射位置を変えるための偏向コイル、
５は定電流アンプで、偏向コイル４に電流を供給
して対応する偏向磁界を発生させる。６は外部か
ら供給される信号源である。
次に、上記のように構成された従来の電子ビー
ム偏向装置の動作について説明する。１組の信号
源６，６は、加工情報に基づいて、Ｘ、Ｙ軸の偏
向信号電圧を定電流アンプ５，５へ出力する。定
電流アンプ５，５は、入力信号電圧に対応する電
流をＸ軸およびＹ軸にそれぞれ対称に配設された
偏向コイル４，４に供給し、それぞれの偏向コイ
ル４対によつて偏向磁界を発生する。したがつ
て、電子銃１から投射された電子ビーム２は、偏
向コイル４によつてそれぞれ発生する偏向磁界の
合成磁界によつて進路を曲げ、加工情報に応じた
照射位置においてワーク３に投射され、所定の加
工を行う。
ム偏向装置の動作について説明する。１組の信号
源６，６は、加工情報に基づいて、Ｘ、Ｙ軸の偏
向信号電圧を定電流アンプ５，５へ出力する。定
電流アンプ５，５は、入力信号電圧に対応する電
流をＸ軸およびＹ軸にそれぞれ対称に配設された
偏向コイル４，４に供給し、それぞれの偏向コイ
ル４対によつて偏向磁界を発生する。したがつ
て、電子銃１から投射された電子ビーム２は、偏
向コイル４によつてそれぞれ発生する偏向磁界の
合成磁界によつて進路を曲げ、加工情報に応じた
照射位置においてワーク３に投射され、所定の加
工を行う。
上記のような従来の電子ビーム偏向装置では、
偏向コイルの電気的座標軸とワークの機械的座標
軸とを一致させるには、ワークを移動させる。す
なわち、機械的座標軸を移動させて電気的座標軸
に合わせなければならず、ワークを支持している
治具の微調整を行うなど、極めて煩しい操作を必
要とするなどの問題があつた。
偏向コイルの電気的座標軸とワークの機械的座標
軸とを一致させるには、ワークを移動させる。す
なわち、機械的座標軸を移動させて電気的座標軸
に合わせなければならず、ワークを支持している
治具の微調整を行うなど、極めて煩しい操作を必
要とするなどの問題があつた。
この発明は、上記のような従来のものの問題点
を解消するためになされたもので、偏向コイルの
電気的座標軸を移動させることにより、機械的座
標軸を移動させずに偏向コイルの電気的座標軸と
ワークの機械的座標軸とを容易に一致させること
ができるようにすることを目的とする。
を解消するためになされたもので、偏向コイルの
電気的座標軸を移動させることにより、機械的座
標軸を移動させずに偏向コイルの電気的座標軸と
ワークの機械的座標軸とを容易に一致させること
ができるようにすることを目的とする。
この発明に係る電子ビーム偏向装置は、電子ビ
ームに磁界偏向をかけてワーク上におけるビーム
照射位置をＸ、Ｙ軸方向に変える偏向コイルと、
偏向コイルに電流を供給して偏向磁界を発生させ
る定電流アンプと、Ｘ、Ｙ軸の偏向信号電圧を出
力する信号源と、信号源の偏向信号電圧と偏向コ
イルの電気的座標軸とワークの機械的座標軸との
Ｘ、Ｙ軸方向のずれ量に対応する座標平行移動電
圧信号を定電流アンプに出力する座標平行移動部
及び信号源の偏向電圧信号を回転させる偏向コイ
ルの電気的座標軸とワークの機械的座標軸との軸
ずれ角度に対応する回転角ずれ補正信号電圧を定
電流アンプに出力する座標回転部を有する座標変
換部とを備えてなるものである。
ームに磁界偏向をかけてワーク上におけるビーム
照射位置をＸ、Ｙ軸方向に変える偏向コイルと、
偏向コイルに電流を供給して偏向磁界を発生させ
る定電流アンプと、Ｘ、Ｙ軸の偏向信号電圧を出
力する信号源と、信号源の偏向信号電圧と偏向コ
イルの電気的座標軸とワークの機械的座標軸との
Ｘ、Ｙ軸方向のずれ量に対応する座標平行移動電
圧信号を定電流アンプに出力する座標平行移動部
及び信号源の偏向電圧信号を回転させる偏向コイ
ルの電気的座標軸とワークの機械的座標軸との軸
ずれ角度に対応する回転角ずれ補正信号電圧を定
電流アンプに出力する座標回転部を有する座標変
換部とを備えてなるものである。
［作用］
この発明による電子ビーム偏向装置では、偏向
コイルの電気的座標軸とワークの機械的座標軸と
にＸ、Ｙ軸方向のずれと軸ずれ角度が生じた場
合、かかる電気的座標軸と機械的座標軸とのＸ、
Ｙ軸方向のずれ量に対応する座標平行移動電圧信
号を座標平行移動部を介して信号源の偏向電圧信
号に加えることにより、偏向コイルの電気的座標
軸をワークの機械的座標軸に対して平行移動させ
てＸ、Ｙ軸方向のずれを電気的に補正して電子ビ
ームにより所定の加工を行う。このとき電気的座
標軸と機械的座標軸との軸ずれ角度に対応する回
転角ずれ補正信号電圧により座標回転部で偏向信
号を回転させることにより、電気的座標軸と機械
的座標軸との軸ずれ角度を０に電気的に補正す
る。
コイルの電気的座標軸とワークの機械的座標軸と
にＸ、Ｙ軸方向のずれと軸ずれ角度が生じた場
合、かかる電気的座標軸と機械的座標軸とのＸ、
Ｙ軸方向のずれ量に対応する座標平行移動電圧信
号を座標平行移動部を介して信号源の偏向電圧信
号に加えることにより、偏向コイルの電気的座標
軸をワークの機械的座標軸に対して平行移動させ
てＸ、Ｙ軸方向のずれを電気的に補正して電子ビ
ームにより所定の加工を行う。このとき電気的座
標軸と機械的座標軸との軸ずれ角度に対応する回
転角ずれ補正信号電圧により座標回転部で偏向信
号を回転させることにより、電気的座標軸と機械
的座標軸との軸ずれ角度を０に電気的に補正す
る。
第１図はこの発明の一実施例を示す電子ビーム
偏向装置のブロツク図であり、１〜６は第３図で
示した従来装置と同じものである。図において、
１は電子銃、２は電子ビーム、３はワーク、４は
偏向コイル、５は定電流アンプ、６は信号源であ
る。７は信号源６と定電流アンプ５との間に介設
された座標変換部で、８〜１１で構成されてい
る。８はＸ軸及びＹ軸の偏向コイル４，４にそれ
ぞれ対応して配置される座標平行移動部で、演算
増幅器などで構成される。９は座標平行移動入力
部で、座標平行移動信号電圧を座標平行移動部８
へ出力する。１０は座標回転部で、信号源６，６
からの偏向信号を座標回転させる。１１は回転角
入力部で、回転角ずれ補正信号を座標回転部１０
へ出力する。
偏向装置のブロツク図であり、１〜６は第３図で
示した従来装置と同じものである。図において、
１は電子銃、２は電子ビーム、３はワーク、４は
偏向コイル、５は定電流アンプ、６は信号源であ
る。７は信号源６と定電流アンプ５との間に介設
された座標変換部で、８〜１１で構成されてい
る。８はＸ軸及びＹ軸の偏向コイル４，４にそれ
ぞれ対応して配置される座標平行移動部で、演算
増幅器などで構成される。９は座標平行移動入力
部で、座標平行移動信号電圧を座標平行移動部８
へ出力する。１０は座標回転部で、信号源６，６
からの偏向信号を座標回転させる。１１は回転角
入力部で、回転角ずれ補正信号を座標回転部１０
へ出力する。
また、電気的座標軸補正動作を説明する第２図
において、この図はワーク３を電子銃１側から見
た図であり、１２はワーク３の機械的座標原点、
１３はワークの機械的座標軸、１４は偏向コイル
４の電気的座標原点、１５は偏向コイル４の電気
的座標軸、１６は軸ずれ角度である。
において、この図はワーク３を電子銃１側から見
た図であり、１２はワーク３の機械的座標原点、
１３はワークの機械的座標軸、１４は偏向コイル
４の電気的座標原点、１５は偏向コイル４の電気
的座標軸、１６は軸ずれ角度である。
上記のように構成された電子ビーム偏向装置の
動作について説明する。偏向コイル４の電気的座
標軸１５とワーク３の機械的座標軸１３との間に
ずれが生じている場合、座標平行移動入力部９を
調整して座標平行移動信号電圧を出力して座標平
行移動部８，８に入力し、信号源６，６からの偏
向信号電圧に加えることにより、偏向コイル４の
電気的座標軸１５の平行移動を行い、偏向コイル
４の電気的座標原点１４とワーク３の機械的座標
原点１２とを一致させて、電子ビーム２により加
工情報に応じた所定の加工を行う。このとき、回
転角入力部１１を調整することにより、入力に応
じた回転角ずれ補正信号電圧を座標回転部１０へ
出力し、信号源６，６からの偏向信号を座標回転
させるように補正し、偏向コイル４の電気的座標
軸１５とワーク３の機械的座標軸１３との軸ずれ
角度１６が０になるように補正する。こうして、
ワーク３を支持している治具の微調整による機械
的座標軸１３の移動を行うことなく、偏向コイル
４の電気的座標軸１５の移動のみで、両座標軸の
ずれを補正することができる。
動作について説明する。偏向コイル４の電気的座
標軸１５とワーク３の機械的座標軸１３との間に
ずれが生じている場合、座標平行移動入力部９を
調整して座標平行移動信号電圧を出力して座標平
行移動部８，８に入力し、信号源６，６からの偏
向信号電圧に加えることにより、偏向コイル４の
電気的座標軸１５の平行移動を行い、偏向コイル
４の電気的座標原点１４とワーク３の機械的座標
原点１２とを一致させて、電子ビーム２により加
工情報に応じた所定の加工を行う。このとき、回
転角入力部１１を調整することにより、入力に応
じた回転角ずれ補正信号電圧を座標回転部１０へ
出力し、信号源６，６からの偏向信号を座標回転
させるように補正し、偏向コイル４の電気的座標
軸１５とワーク３の機械的座標軸１３との軸ずれ
角度１６が０になるように補正する。こうして、
ワーク３を支持している治具の微調整による機械
的座標軸１３の移動を行うことなく、偏向コイル
４の電気的座標軸１５の移動のみで、両座標軸の
ずれを補正することができる。
なお、上記実施例では、電子ビームの加工機に
おける軸ずれ補正のための座標変換について説明
したが、この発明による座標変換方法は、その他
の座標変換にも同様に適用することができる。
おける軸ずれ補正のための座標変換について説明
したが、この発明による座標変換方法は、その他
の座標変換にも同様に適用することができる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、信号源と定電
流アンプとの間に座標平行移動部及び座標回転部
を有する座標変換部を設け、偏向コイルの電気的
座標軸とワークの機械的座標軸とにＸ、Ｙ軸方向
のずれと軸ずれ角度がある場合に、座標平行移動
部によつて偏向コイルの電気的座標軸を平行移動
させてＸ、Ｙ軸方向のずれを電気的に補正すると
共に、座標回転部によつて偏向コイルの電気的座
標軸を回転させて、軸ずれ角度を０に電気的に補
正し、偏向コイルの電気的座標軸をワークの機械
的座標軸に一致させるようにしたので、ワークを
支持する治具を機械的に微調整するなどの煩しい
操作を行うことなく、軸合わせを容易に行え、し
かも加工情報に基づく電子ビームによる加工が正
確に行えるという効果を有する。
流アンプとの間に座標平行移動部及び座標回転部
を有する座標変換部を設け、偏向コイルの電気的
座標軸とワークの機械的座標軸とにＸ、Ｙ軸方向
のずれと軸ずれ角度がある場合に、座標平行移動
部によつて偏向コイルの電気的座標軸を平行移動
させてＸ、Ｙ軸方向のずれを電気的に補正すると
共に、座標回転部によつて偏向コイルの電気的座
標軸を回転させて、軸ずれ角度を０に電気的に補
正し、偏向コイルの電気的座標軸をワークの機械
的座標軸に一致させるようにしたので、ワークを
支持する治具を機械的に微調整するなどの煩しい
操作を行うことなく、軸合わせを容易に行え、し
かも加工情報に基づく電子ビームによる加工が正
確に行えるという効果を有する。
第１図はこの発明の一実施例を示す電子ビーム
偏向装置の構成図、第２図はこの発明による軸合
せ動作の説明図、第３図は従来の電子ビーム偏向
装置を示す構成図である。 図において、１は電子銃、２は電子ビーム、３
はワーク、４は偏向コイル、５は定電流アンプ、
６は信号源、７は座標変換部、９は座標平行移動
入力部、１０は座標回転部、１１は回転角入力部
である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を
示す。
偏向装置の構成図、第２図はこの発明による軸合
せ動作の説明図、第３図は従来の電子ビーム偏向
装置を示す構成図である。 図において、１は電子銃、２は電子ビーム、３
はワーク、４は偏向コイル、５は定電流アンプ、
６は信号源、７は座標変換部、９は座標平行移動
入力部、１０は座標回転部、１１は回転角入力部
である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を
示す。
Claims (1)
- １ 電子ビームに磁界偏向をかけてワーク上にお
けるビーム照射位置をＸ、Ｙ軸方向に変える偏向
コイルと、偏向コイルに電流を供給して偏向磁界
を発生させる定電流アンプと、Ｘ、Ｙ軸の偏向信
号電圧を出力する信号源と、信号源の偏向信号電
圧と偏向コイルの電気的座標軸とワークの機械的
座標軸とのＸ、Ｙ軸方向のずれ量に対応する座標
平行移動電圧信号を定電流アンプに出力する座標
平行移動部及び信号源の偏向電圧信号を回転させ
る偏向コイルの電気的座標軸とワークの機械的座
標軸との軸ずれ角度に対応する回転角ずれ補正信
号電圧を定電流アンプに出力する座標回転部を有
する座標変換部とを備えたことを特徴とする電子
ビーム偏向装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22988885A JPS6293088A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 電子ビ−ム偏向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22988885A JPS6293088A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 電子ビ−ム偏向装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6293088A JPS6293088A (ja) | 1987-04-28 |
| JPH0373392B2 true JPH0373392B2 (ja) | 1991-11-21 |
Family
ID=16899285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22988885A Granted JPS6293088A (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 | 電子ビ−ム偏向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6293088A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5154050A (ja) * | 1974-11-07 | 1976-05-12 | Nippon Electric Co | Kyokusenjoyosetsusentsuisekisochi |
-
1985
- 1985-10-17 JP JP22988885A patent/JPS6293088A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5154050A (ja) * | 1974-11-07 | 1976-05-12 | Nippon Electric Co | Kyokusenjoyosetsusentsuisekisochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6293088A (ja) | 1987-04-28 |
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