JPH0373308A - 擬似立体模様を有する製品の製法 - Google Patents

擬似立体模様を有する製品の製法

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JPH0373308A
JPH0373308A JP17075589A JP17075589A JPH0373308A JP H0373308 A JPH0373308 A JP H0373308A JP 17075589 A JP17075589 A JP 17075589A JP 17075589 A JP17075589 A JP 17075589A JP H0373308 A JPH0373308 A JP H0373308A
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酒井 邦夫
Isuzuko Sakai
酒井 五鈴子
Shigehiro Sengoku
仙石 恵洋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は擬似立体模様を有する製品の製法に間し、詳し
くは精緻で立体感あふれる色付き模様を有する陶磁器 
プラスチック等の製品の製法に関する。
[従来の技術] 従来 立体感のある模様をもつ製品の製法として、透か
し彫りと呼ばれる手法を利用した陶磁器の製法がある。
この方法で1よ まず透明板上に、光散乱性を備えた材
料、例えばロウのほぼ均一な厚さの層を形成した後、そ
の日つの層の所望部を彫り、凹凸像を形成する。その際
 透明基板側から光を照射した状態で、モデルの品等を
観察しながらロウを彫っていく。こうすることにより、
凹凸像をロウに彫り進めるに際して、ロウの層厚に応じ
て変わる光の透過具合を、モデルの立体感の反映として
知覚することができる。その結果モデルの立体感を、ロ
ウの層上に極めて忠実に反映させることができる。
次の工程で]友 ロウの層上に水で混錬した石膏を流し
込み、固化させた後、ロウを剥し取って、凹凸像が転写
された石膏型を形成する。この石膏型を用いて、陶磁器
の原料組成物(坏土)の泥漿を、鋳込み成形し、凹凸像
に対応する凹凸面を持った肉薄の成形体を作製する。そ
の後、乾燥処理等を施した成形体を焼成し、模様を持っ
た陶磁器が作製される。その成形体の焼成時に 焼成体
の凹凸面が反映した凹凸表面を持つ透明な薄い釉を形成
する場合もある。
その陶磁器に(上 ロウの層で彫った凹凸像がほぼ忠実
に転写されているので、その陶磁器の裏面から光を通し
てみると、立体感の感じられる透かし模様が浮き出る。
これ(よ 陶磁器の厚さ変化に応じて、陶磁器裏面から
表面への光の透過量が変わり、透過量の大きい部分が浮
き上がって見え、透過量の少ない部分が影のように見え
る結果に基づくものである。
[発明が解決しようとする課題] かかる従来法で形成した陶磁器の模様部分を、後から光
を通さずに見ただけで1よ 凹凸が精緻であるがために
雑多に感じられるにすぎず、美観や立体感が感じられな
い、しかし、このような状態1:、その陶磁器がおかれ
る場合は少なくない、この問題を回避するために1友 
必ずその陶磁器に光が当たるように照明等を配置する手
間がいる。
また、周囲全体が明るいところで(よ 透かし模様がは
っきり知覚できない場合もある。更に立体感のある模様
がその陶磁器に存在すること自体が、気付かれないまま
となってしまう場合もある。
また 透かし模様を持った陶磁器は実用的に(よ蛍光灯
のかさ等に使用されてはいるが、その立体的な模様を生
かしうる用途は多くはなかった更に(よ 透かし彫りを
利用した方法で1上 陶磁器製品しか作製できなかった 本発明は上記課題を解決し、立体感あふれる精緻な透か
し彫り模様と同様な模様が、裏面から光を照射しなくで
も・表出し、種々の用途に利用できる擬似立体模様を有
する製品の製法を提供することを目的とする。
本発明の他の目的(上 擬似立体模様を有し、種々の材
質から成る製品を製造可能な製法を提供することにある
[課題を解決するための手段] 上記の目的は以下の本発明により達成できる。
即ち、本発明1上 透光性と光散乱性とを呈する盤を、
その下方側から光を照射しつつ彫って、所望の凹凸像を
もつ原型を形成する工程と、原型または該原型の凹凸像
をその転写を経て再現した型に対し、流動性原料の流入
または粉末原料もしくは塑性原料の充填を実施する工程
と、該流動性原料の固化または該粉末原料もしくは塑性
原料に対する圧縮によって、前記凹凸像に対応した凹凸
面を有する成形体を成形する工程と、着色物質が分散し
た透光性ある着色層を、その表面を実質滑らかにして、
前記凹凸面上に形成する工程と、 を有する擬似立体模様を有する製品の製法である。
[作用] かかる方法で作製された製品で1九 透かし模様と同様
に精緻で立体感あふれる模様が、光を製品の裏面から照
射しなくても、目で知覚できる。このように立体感あふ
れる模様が表出するの1友 次のように考えられる。
第1図に示すよう1:、着色層1の表面は滑らかなので
、着色層1の厚さ(よ その層1が覆っている成形体2
の厚さ変化(表面の凹凸に基づく厚さ変化)に対応して
定まる(はぼ正反対の関係に定まる)、こうして定まる
着色層1の厚さ変化は、モデルの立体感を忠実1こ反映
させた原型の層の厚さ変化と、はぼ比例している。
このような厚さ変化を呈する着色層1で(よ 薄い部分
はど着色物質の総量が少ないために透光性が大きく、そ
の下部の成形体2の表面が浮き出て見える。一方、着色
層1の厚い部分(志 着色物質の総量が多いため透光性
が少なく、成形体2の表面が透けて見えにくく、着色物
質により影のように見える。この結果、本発明の方法に
より製造された製品には立体感のある模様が表出すると
考えられる。
以下5 本発明の擬似立体模様を有する製品の製法の代
表的態様を説明する。
まず、透光性と光散乱性とを呈する盤を、その下方側か
ら光を照射しつつ彫って、所望の凹凸像をもつ原型を形
成する(工程1)。
ここで、透光性と光散乱性とを呈する盤と(上いわゆる
半透明の覧 即ち実質完全に透明なもの(例えばシリカ
ガラス)及び実質完全に不透明なもの(例えば鉄)以外
の材質から成る盤である。
この盤の材質の例として(よ ロウ、合成ワックス:塩
化ビニル等の半透明樹脂;粒径が小さく高密度なアルミ
ナ、マグネシア等からなる半透明セラミックスが挙げら
れる。この様な材質から成る盤を彫るに(よ 鉄筆など
を利用した手による手5五レーザ等の物理的手段や機械
的手段を利用した方法等が利用でき、これらの中から材
質の堅さ、彫りやすさ等に応じた方法を適宜選定すれば
良い。
この工程1で、盤の下方(NIL  即ち凹凸像を描こ
うとする盤表面の反対側から光を照射するの1上盤から
の、その厚さに応じた光の透過具合を、目あるいはセン
サ等の機械的手段で知覚しつつ、凹凸像を彫り進めるこ
とによって、モデルの立体感を半透明の盤上に極めて忠
実に反映させるためである。
次に 上記の原型に流動性原料を流入するか、または粉
末原料もしくは塑性原料を充填する(工程2)。
流動性原料(よ 原型へ流入した後に散乱 加能硬化剤
添加など適切な処置により、硬化するものであるならば
よい。その例として(上 流動性プラスチック(例え(
L 不飽和ポリエステル、メラミン樹脂、ポリアミド樹
脂、シリコン樹肥 エポキシ樹脂、アクリル樹脂)、流
動性をもった重合性低分子化合物(例え(L スチレン
、メタクリル酸エステル)、流動性ゴム(例え(ヱ ブ
チルゴムニトリルゴム)、溶融ガラス、セメント原材、
溶融金風 陶磁器用の泥漿が挙げられる。
粉末原料として1社 プラスチック粉東 木や紙の車粉
、デンプン等種々のものが挙げられる。かかる粉末原料
にはバインダ等を混合しても良い。
塑性原料として(上 粘土等が挙げられる。
次1:、上記工程で流動性原料を使用した場合(上装置
、加惣 硬化剤添加などの処理によって、その原料を硬
化させる。また粉末原料もしくは塑性原料を使用した場
合に(友 原型と対となる型等を利用してその原料を圧
縮する。こうして、原型の凹凸像に対応した凹凸面を有
する成形体を成形する(工程3)。
成形体に1.t、必要に応じて加熱処題 焼結処理等を
施しても良い。
上記工程1. 2. 3で利用しようとする原型の材質
と成形体原料との組合せによっては 両者が接触すると
原型が損傷したり、離型剤を用いたとしても原型から成
形体が離型しにくくなったりする等の理由で、成形体の
成形が困難となる場合がある。また、原型自体が破損し
やすく、繰り返して使用できない場合がある。かかる不
都合が生じる場合に1上 原型の凹凸像を、転写により
再現した型(以下、再現型という)を作製し、それを利
用して、原型の凹凸@に対応した凹凸面を有する成形体
を作製すればよい。
再現型を得る方法に関して(よ 特に制限はないが、例
え1′L  原型を利用した成形によってその凹凸像と
反転した凹凸像を持つ第1の型を作製し、次にその第1
の型を用いて成形した成形物として、容易に得ることが
できる。また 再現型(友 原型の凹凸像をコンピュー
タで解析し、その像を適宜選定した材料に機械的手段で
再現する方法などでも得ることができる。
第1の魁 再現型の原材料として(よ 前述した成形体
の原料と同じ範囲内のものが利用できるが、それらの中
から原型の材質、再現型により成形しようとする成形体
の材質等を考慮して、上記の不都合が生じないように適
宜選定すれば良い。
上記不都合発生防止に好ましい原型、第1の型、転写型
、成形体の材料の組合せの例を次に挙げる。
なお、例3で、石膏型から金属型を成形するに(よ 石
膏型の凹凸面上に砂、ロウ、砂を、その順に各々均一の
厚さに積層し、そのロウに向けて溶融金属を流せばよい
。こうすると、溶融金属がロウを溶かしてロウの代わり
に砂の間に充填する。
その充填物が金属型となる。
次に 原型または再現型により成形された成形体の凹凸
面上(:、着色物質が分散した透光性ある着色層を、そ
の表面を実質滑らかにして形成する(工程4)。本発明
にいう着色物質(友 着色分子であってもよいし、径が
0.1〜01001μm程度の着色粒子、即ちコロイド
着色粒子(例えば顔料粒子)であってもよい。着色層1
よ 上記着色粒子が透光性のある固体(ガラス質固体、
透明固形プラスチック等)や、透光性のある流動体(*
、透明流動性プラスチック等〉に分散したものである。
着色層を構成する主体が固体の場合、それがガラス質で
あると、製品に光沢が出る点で好ましく。
それがプラスチックであると、着色層が容易に形成でき
る点で好ましい。
着色層の分散系は均一であれ(ヱ 工程1で形成した原
型の立体感ある像が忠実に再現できるので、望ましい。
着色層を形成するに(よ 成形体上への着色層材料の塗
布、流入 載置等を実施し、その後必要に応じて用紙 
焼成等の処理を実施すればよい。
以上の工程により、滑らかな表面を持ち、着色物質が分
散した着色層が形成された製品が製造できる。その製品
で(友 製品本体(成形体)の厚さ変化1友 凹凸像を
形成した原型の厚さ変化とほぼ正反対に対応している。
そのため製品本体を被覆しており、表面が滑らかな着色
層(よ その厚さ変化が原型の厚さ変化とほぼ比例して
いる。このような着色層は薄い部分はど、分散している
着色物質の総量が少なく着色層の透光性があり、製品本
体の表面が透けて浮き出て見え、着色層が厚い部分はど
着色層の透光性がなく着色物質の色が濃く現れ影のよう
に見える。そのため、製品(友 光に透かさなくても、
立体感のある模様が表出する。
このような擬似立体模様を有する製品の用途(上食詠 
灰艮 在阪 置携 インテリアタイル、化粧品入札 陶
板、額等種々挙げられる。
以上の説明から明らかなように本発明の擬似立体模様を
有する製品の製法(上 従来の透かし彫りによる製法と
違って種々の材質の製品を作ることが可能であるが、特
に耐久性の良い製品である陶磁器製品の作製に 本発明
を適用した例を次により詳しく説明する。
まず、ガラス板などの透明基板上に ロウの層をほぼ均
一な厚さ(通常約2〜4mm)に積層する(工程1−1
)。
次いで、透明基板側から光を照射して、ロウからの光の
透過具合によってロウ表面の立体感を知覚しつつ、ロウ
の層にモデルに応じた凹凸を鉄筆などにより彫り進み、
精緻な凹凸像を形成する(工程1−2)、  この工程
でロウを使用しているの1上 ロウは半透明であること
の仏 精緻な像が容易に形成できるという点を考慮した
ためである。
従って、ロウの代わりに にかわ、可削性合成樹脂徴 
かかる特性を持つロウ様の物質も好ましく使用できる。
次に ロウの層の周囲を枠などで囲み、その層上に、例
えば木と混錬した石膏を流し込み、その石膏を硬化させ
、硬化後ロウを取り除き、像が転写された第1の石膏型
を形成する(工程2−1)。
なお、第1の石膏型の代わりに他の材質、例えば樹脂を
利用してもよい。
更1:、第1の石膏型上に、水と混錬した石膏を流し込
み、その石膏を固化させ、再度像が転写された第2の石
膏型(転写型の1つ)を形成する(工程2−2)。
次1.:、第2の石膏型を用いて、磁器坏土の泥漿を鋳
辿み成形する(工程3−1)。鋳込み成形により、ロウ
の層上の凹凸像に対応する凹凸面をもつ成形体が形成さ
れる。
その後、この凹凸面を持つ成形体を焼成するととも1:
、着色物質が分散した透光性のある着色層を、その表面
を実質滑らかにして、凹凸面上に形成して、焼成体を得
る(工程4−1)、  この工程での焼成と着色層の形
成とは同時であってもよいし、そうでなくてもよい。
本工程4−111.  着色層の種類に応じて幾つもの
態様を取り得る。
着色層が、ガラス質の相に着色粒子が懸濁し、なお透光
性を失わない釉の層である場合の本工程4−18の代表
的手順を説明する。
まず、工程3−1で形成した成形体に最高温度600〜
900度程度の素焼を実施する。その素焼体を施釉した
後、本焼きする。その施釉に際して(よ 本焼き後に釉
が厚くなり、その表面が陶磁器本体の凹凸を反映せず滑
らかとなるだけの量の釉薬を使用する必要がある。釉薬
の材質1社 このように、釉を厚くしても(約3 m 
m程度以上)、なおひび割れ等の欠点が生じないものを
使用する必要がある。このための釉薬材料と陶磁器坏土
の組合せの例を下記に示す。
磁器坏土 盛テ       4髪鄭 長石      20〜25 ケイ石     10 陶石      10 粘土(カオリン)40 アルミナ    O〜5 タルク     O〜5 釉薬 撲父        L1藁 長石        50 ケイ石       20 ドロマイト      5 石灰        15 亜鉛量        9 炭酸バリウム     】 酸化コバルト     0. 2 なお、本焼きの焼成条件(上 上記の組合せなどを考慮
して決定する必要があるが、例え(L 長石質の多い長
石質磁器坏土の場合、酸化雰囲気での焼成により900
℃前後まで温度を上げ、続いて還元雰囲気での焼成(せ
め)により1200度前後まで温度を上げ、その後中性
に近い雰囲気での焼成(ねらし)により、 1250〜
1300度まで温度を上昇した後、冷却に入る。
以上の工程により、滑らかな表面を持ち、透光性がある
着色釉が形成された陶磁器が製造できる。
この陶磁器で(友 釉が薄い部分はど、分散している着
色物質の総量が少なく釉の透光性があり、陶磁器本体の
表面が透けて浮き出て見え、釉が濃い部分はど釉の透光
性がなく着色物質の色が濃く現れ影のように見える。そ
のため、陶磁器製品(社先に透かさなくても、立体感の
ある模様が表出する。
着色層が、透明プラスチック中に着色分子や着色粒子が
分散した層である場合に1上 本工程4−1(L 次の
ような手順(4−1b)でなす。
まず、上記の工程4−18とほぼ同様であるが施釉をし
ないで焼成体を形成する。次に 枠などで側面を取り囲
んだ焼成体の凹凸面上に 適宜選定した着色物質(染料
、顔料等)を分散させたプラスチック流動体を流し込み
、その表面を滑らかにした状態で固化する。こうして上
記の陶磁器と同じ様な立体模様のある陶磁器製品ができ
る。
なお、プラスチックの材質(友 透光性を有し、固化に
よって、焼成体と接着性を呈するものであればよい。例
えばエポキシ樹脂等を挙げることができる。
また、工程4−1の他の態様として、水に着色性の懸濁
粒子や着色分子を分散させ、これを焼成体の入れられた
透明容器内に充填する態様などが挙げられる。
このように製造される擬似立体模様を有する陶磁器製品
;よ 前述したような種々の用途に利用される。
[実施例] 以上説明した本発明を一層明らかにするために以下本発
明の擬似立体模様を有する製品の製法の具体的な実施例
について説明する。
実施例1 まず、透明ガラス上1:、溶融したロウを流入固化し、
厚さ約3mmのロウの層を積層した 次にガラス板側か
ら光を照射しながら、船の像を鉄筆でロウに彫った 次1:、水と混錬した石膏(石膏100重量部に対し、
水100部)を、枠で囲ったロウの層上に流し込み、固
化し、像の転写された第1の石膏型を形成した なお、
第1の石膏型(上 矩形の板状で、周辺部(上 像が形
成された部分に対して盛り上がった形状とした この石膏型に上記と同じ様な水と混錬した石膏を流し込
み、固化して、第2の石膏型を形成した第2の石膏型を
利用して、下記磁器坏土の鋳込み成形を実施し氏 磁器坏土 市販品 盛上       8部 長石       23 陶石       10 ケイ石      10 粘土(カオリン)   40 アルミナ       3 タルク        3 鋳込み用の泥漿(上 磁器坏土100重量部に対し、水
30部を混合し、更に水の量の2/1000重量の水ガ
ラスを分散剤として混入し、調合した 鋳込み時間40
分間で、像に対応する凹凸面の最大厚さ約5ミリの長方
形板状の成形体が成形された この成形体を乾燥後、素焼した 素焼工程では主に水分
除去のため約4時間かけて500度まで温度を緩やかに
上昇し、更に2時間率かけて800度まで温度を上げた
後、冷却した この語気15X13cm角、凹凸面の厚
さ0.3センチ程度、重さ290グラムで、周辺部が盛
り上がった板状の素焼体が形成された 一方、次の成分の釉薬を調合した 盛芳        41部 長石        50 ケイ石      20 ドロマイト      5 石灰        15 亜鉛華        9 炭酸バリウム     1 酸化コバルト     0. 2 この100重量部に水100重量部を混入し、それを電
動ミルで約22時間擦った後、乾燥することにより調合
した この釉薬45グラムを素焼体の凹凸面の中央部に載せ、
本焼きしL この本焼きで(よ 酸化焼成により、 9
時間かけて900℃まで温度を上げ、続いて還元焼成(
せめ)により、 1200度まで7時間かけて温度を上
げ、その後中性に近い雰囲気での焼成(ねらし)により
、 1250度まで温度仁3時間かけて上昇した後、冷
却(10時間)した。
こうして、釉の眉が、陶磁器本体の凹凸面全体に広がり
、表面が滑らかな水平状で、立体感あふれる船の模様を
持った陶磁器板が作製でき瓢 釉(上 青色透明であり
、最大厚さ約3mmであり、その表面には全くひび割れ
がなかった なお、ボーンチャイナに粉末ガラスを1000度程度で
融着した製品は知られているが、本実施例により製造し
たもの1i1200度以上で焼成さ札 耐摩耗性 強度
の大きい高温焼成磁器であって、しかも釉が厚くて(今
までの高温焼成磁器での釉1t:、  1. 5mm程
度)、ひび割れもなく、加えて釉が特殊作用(立体模様
を浮かび上がらす作用)を発揮する製品(磁器と釉との
組合わせ製品と考えることができる)であり、これは今
までにない製品である。
実施例2 まず、透明ガラス上1:、溶融したロウを流入固化し、
厚さ約3mmのロウの層を積層し厄 次にガラス板側か
ら光を照射しながら、モナリザの像を鉄筆でロウに彫っ
た 次に、水と混錬した石:#(石膏100重量部に対し、
水100部)を、枠で囲ったロウの層上に流し込み、固
化し、像の転写された第1の石膏型を形成しL なお、
第1の石膏型(社 矩形の板状で、その周辺部(上 像
が形成された部分に対して盛り上がった形状とした この石膏型にシリコン樹脂(TSE350RTY(商品
名)、東芝シリコン製)を流し込み、数時間放置して固
化することにより、ロウに彫ったモナリザ像の再現され
たシリコン型を形成した なお、シリコン型1よ 石膏
から容易に離型でき14次1:、下記組成物を用意しt
4 組成物 市販品 縁上           0部 ・炭酸カルシウム       1000・不飽和ポリ
エステル樹脂    700(ニスター3115P^(
商品名)、三井東圧化学(株)製)・硬化剤     
         3.5(カヤメック(商品名)、佐
薬アクゾ(株)製)この組成物を攪拌してその約170
3.5gを、枠で囲った上記シリコン型上に流入した 
それを放置しておくと、組成物は硬化していつf−40
分間の放置後、組成物が硬化してできた長方形板状の成
形体を離型した この離型も非常に容易に実施できた 
30時間放置後、下記の組成物737.8gを混合し攪
拌したものを、成形体上に流し込ん瓜 その後、2時間
放置すると、下記組成物は硬化し、茶色透明な着色層が
成形体上に形成された 成分           重量部 ・不飽和ポリエステル樹脂    700(ニスター3
115PA(商品名)) ・水酸化アルミニウム10水溶液  25・硬化剤 (カヤメック(商品名))      12.5・着色
物質 酸化鉄              0、1酸化クロム
           0.2こうしで、着色層が、成
形体本体の凹凸面全体に広がり、表面が滑らかな水平状
で、立体感あふれるモナリザの模様を持った長方形板状
のプラスチック製品が作製でき氏 以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこう
した実施例に何隻限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得
ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明した本発明の擬似立体模様を有する製品の製法
によれl′L  製品裏面側から光を照射しなくても従
来の透かし模様と同じ様に精緻で立体感あふれる模様を
表出する製品が形成できる。その結果、いつでも誰もが
どの様なところでも手間ヲかけず1:、製品に描がれた
立体模様を知覚できることになる。また、製品材質を陶
磁器に限らず種々のものとすることが可能である。
以上の効果に伴って、立体感あふれる模様を持った製品
の用途を広範に拡大することができる。
4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一代表例により製造された製品の模式
的断面図である。
1・・・着色層   2・・・成形体 代理人 弁理士 足立 勉

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 透光性と光散乱性とを呈する盤を、その下方側から
    光を照射しつつ彫って、所望の凹凸像をもつ原型を形成
    する工程と、 原型または該原型の凹凸像をその転写を経て再現した型
    に対し、流動性原料の流入または粉末原料もしくは塑性
    原料の充填を実施する工程と、該流動性原料の固化また
    は該粉末原料もしくは塑性原料に対する圧縮によって、
    前記凹凸像に対応した凹凸面を有する成形体を成形する
    工程と、着色物質が分散した透光性ある着色層を、その
    表面を実質滑らかにして、前記凹凸面上に形成する工程
    と、 を有する擬似立体模様を有する製品の製法。 2 透明板上に、ロウを積層する工程と、 透明板下方から光を照射しつつ、該ロウの層の所望部を
    彫り、像を形成する工程と、 該ロウの層上の像を、型に転写する工程と、該型の像を
    、石膏型に転写する工程と、 該石膏型を用い、陶磁器製造用の泥漿を鋳込み成形し、
    前記像に対応した凹凸面を有する成形体を形成する工程
    と、 該成形体を焼成し、焼成体を形成すると共に、着色物質
    が分散した透光性のある着色層を、その表面を実質滑ら
    かにして、前記凹凸面上に形成して、焼成体を得る工程
    と、 を有する擬似立体模様を有する陶磁器製品の製法。
JP17075589A 1989-03-17 1989-06-30 擬似立体模様を有する製品の製法 Granted JPH0373308A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP1-66836 1989-03-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000019858A1 (fr) * 1998-10-06 2000-04-13 Mayumi Kobayashi Ongle artificiel et son procede de production

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5570375A (en) * 1978-11-20 1980-05-27 Fujikura Kasei Kk Painting method of building material

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