JPH037301A - 単板の処理装置 - Google Patents

単板の処理装置

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JPH037301A
JPH037301A JP14279689A JP14279689A JPH037301A JP H037301 A JPH037301 A JP H037301A JP 14279689 A JP14279689 A JP 14279689A JP 14279689 A JP14279689 A JP 14279689A JP H037301 A JPH037301 A JP H037301A
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Takao Minami
南 孝夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は合板の製造工程において、ベニアレースによ
って切削される不連続又は連続単板の乾燥までの処理装
置に関する。
(従来の技術) ベニアレースによって切削される主として合板の心部と
なる不連続又は連続の単板の乾燥までの処理は、一般に
クリッパーにより積算切断し、複数枚の単板の端縁が近
接した所定寸法の集合単板として一山又は二重の堆積山
に積み込み、これらの堆積山の単板をロールドライヤー
によって乾燥していた。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来法では、工程が分断され、堆積山の運搬、堆積
山からロールドライヤーへの単板の挿入及び取出しに数
名の人員を要し、また堆積山の運搬、単板のロールドラ
イヤーへの挿入取出、ロールドライヤーの搬送中に単板
が破損したり、乾燥により単板にあばれが生じたりして
、小止りや品質が低下する難点があり、またドライヤー
の充填効率及び熱効率が悪く、設備費も高価であった。
(課題を解決するための手段) 集合単板の搬送担体を、複数枚のほぼ平行に配列した長
方形の板部材と連結部材により集合単板をその繊維と直
交する方向に押え可能でその板面に沿って熱風が通過可
能な棚部材によって形成し、乾燥機を、この棚部材に集
合単板を載置したものを上昇及び下降により積み重ねて
上昇及び下降の重積棚を形成し、この重積棚中の集合単
板に、その板面に沿って熱風を通過させる棚式乾燥機に
よって構成する。
(作 用) 棚部材はほぼ平行に配列した複数枚の長方形の板部材と
連結部材によって形成するから、厚さ方向の寸法を比較
的小さく設定できて単板担体としての容積が小さく、こ
れらの棚部材を重ねて乾燥するから乾燥のための必要空
間が少なくて済み、簡単な装置で円滑、確実な集合単板
の載置、積み重ねが可能であり、また積み重ねにより集
合単板に適度の荷重を加えることができるとともに、上
下の集合単板には適度の間隔が保たれて有効に熱風を作
用させることができ、さらに集合単板の搬送、乾燥機へ
の挿入取出しは棚部材によって行うから、これらの処理
のトラブルは全く起らず、工程の分断されない連続処理
が可能となる。
(実施例) ベニアレース1によって原木りから単板切削を行う場合
に、原木りの表面からは心根用の主として不連続の単板
Vが切削され、中間からは連続した表裏板用の単板が切
削され、6部からは心根用の連続した単板又は不連続の
単板Vが切削される。この発明はこの心根用の不連続の
単板V又は連続した単板を処理する装置であって、表裏
板用の連続した単板は第13図に示すように、最上位の
ラインにおいて定尺切断して堆積するか又はリールに巻
く等の適宜の手段によって処理するものであって詳細な
説明は省略する。
ベニアレース1によって切削された心根用の不連続の単
板V又は連続した単板は、有針コンベア2、屑排除コン
ベア3、コンベア4を介して繊維と直交する方向に搬送
されて有寸クリッパー5へ給送される。なお表裏板用の
連続した単板はコンベア4の位置で仕分けられるが、第
1図、第2図においてはこれを省略する。有寸クリッパ
ー5はこの種不連続の単板V又は連続した単板の有寸切
断に常用されるものであるから詳細な説明を省略するが
、検知器によって単板の有効部分と不良部分の境界線を
検出し、その境界線において切断を行うものであり、ま
たこの実施例では、積算切断機能も合わせ備え、繊維と
直交する方向即ち搬送方向の有効部分の長さが所定の寸
法に達したときもその位置での切断が行われる。有寸ク
リッパー5によって切断された不良部分は、この種層単
板の排除に常用される検知器と有針コンベアからなる屑
排除コンベア6によって搬送路から排除され、有寸又は
積算切断された有効部分は有針コンベアによってコンベ
ア7からコンベア8へ移送される。
コンベア8に続いては集合コンベア9が配設され、集合
コンベア9は複数枚の単板■をその前後の端縁が近接し
た状態で寄せ集めて送り方向即ち単板の繊維と直交する
方向に所定寸法の集合単板Vaを形成するものである。
集合コンベア9は、例えば上下一対の挟持コンベア9a
とその駆動機構9b及び挟持コンベア9aの前端部に設
けた単板検知器9Cとによって構成し、単板検知器9C
が単板Vを検出しているとき挟持コンベア9aをコンベ
ア8と同速で走行させ、検出していないとき停止させ、
これを繰返すことによって相前後して搬送されて来る単
板Vの前後の端縁が近接した状態に寄せ集め、所定寸法
に積算切断された最後の単板Vが単板検知器9cを通過
すると駆動機構9bを高速に切り換えて形成された所定
寸法の集合単体Vaを高速で送り出すように構成するの
である。なお、集合コンベア9は挟持コンベア9aを前
後に複数組に分割し、それぞれに駆動機構9bと単板検
知器9cを備えた構成とし、集合単板Vaを高速で送り
出しているとき前部において単板Vの寄せ集めができる
ようにすることもできる。このように有寸クリッパー5
と集合コンベて9とによって、不連続の単板Vから繊維
と直交する方向に所定寸法の集合単板Vaを形成する切
断集合手段を構成する。
集合コンベア9によって形成された集合単板Vaはコン
ベア10を介して載置手段11へ給送される。載置手段
11は、例えば複数個の回転車に張設された2条の無端
帯の表面に多数の針状体を付設してコンベア10と同速
で走行する刺着コンベアllaと、無端帯の背面を押圧
して刺着コンベア11aに集合単板Vaを刺着させるロ
ーラーとその押圧手段からなる押圧機構11bと、検知
器11cによる集合単板Vaの検出信号によって昇降バ
ーを刺着コンベア11aの走路をよぎって下降させ集合
単板Vaを刺着コンベアllaの刺着から解放して下方
に落下させる離脱機構lidとによって構成し、離脱さ
せた集合単板Vaを下方に待機した棚部材12の上に載
置させるものである。なお、載置手段11は、刺着コン
ベア11aに代えて、この種単板の吸着搬送と堆積に常
用される吸着コンベア(バキュームを利用した吸着搬送
)を備えて構成しても同様に実施できるものである。
棚部材12は、例えば第10図と第11図に示すように
、はぼ平行に配列した複数枚の金属性等の長方形の板部
材12aを複数本の金属性等の棒状の連結部材12bに
よって接続して外形を板状に形成し、集合単板Vaの担
体としての機能をもち、積み重ねたとき安定しまた集合
単板Vaを均等に加圧できるように板状の上下面即ち各
板部材12aの上下面がほぼ平行な面となるように形成
するとともに、一端から流入した熱風が載置した集合単
板Vaの板面に沿って通過できるように即ち板部材12
aの長手方向に沿って通過できるように形成し、また積
み重ね等における補助として一部の板部材12aに支持
部12cを備えたものである。なお、集合単板Vaは棚
部材12上にその繊維方向が棚部材12の板部材12a
の長手方向とほぼ直交する方向に載置することが望まし
く、従って棚部材12は載置手段11の下方に板部材1
2aの長手方向が刺着コンベア11aの搬送方向とほぼ
直交するように待機させる。
載置手段11によって集合単板Vaを載置した棚部材1
2は巡回搬送手段13の一部走路を形成するチェンコン
ベア13−1によって載置手段11の位置から棚式乾燥
機14の位置へ搬送される。
棚式乾燥機14は、第3図に概略を示すように、炉壁1
5によって囲まれ、集合単板Vaを載置した棚部材12
を上昇させながら積み重ねて上昇重積槽16又は上昇重
積槽16−1を形成し、また棚部材12を下降させなが
ら積み重ねて下降重積棚17又は下降重積棚17−1を
形成し、これらの上昇重積槽16と下降重積棚17及び
上昇重積槽16−1と下降重積棚17−1をそれぞれ1
単位の乾燥棚とし、これらの単位乾燥棚毎に熱風循環手
段18.18−1を備えて、各上昇及び下降重積槽中を
昇降する各棚部材12に載置された集合単板Vaにその
板面に沿うように熱風を通過させ、集合単板Vaの乾燥
を行うものである。なお、載置手段11と棚式乾燥機1
4の間のチェンコンベア13−1の部位に、両者の能力
に応じて集合単板Vaを載置した棚部材12を走路上又
は走路外において一時重ねて貯える手段を備えることも
できる。
棚式乾燥機14を第5図から第9図に示す図によって以
下に詳細に説明する。
チェンコンベア13−1によって搬送される集合単板V
aを載置した棚部材12は、間欠駆動機構19a、棚部
材12の検知器19b等からなる搬入コンベア19によ
って上昇重積槽16の直下まで搬送される。挿入手段2
0は、搬入コンベア19によって搬送されて来た棚部材
12を上昇させて前位の棚部材12に当接させ上昇重積
槽16の形成を行うもので、挿入手段20は、例えば2
組の流体圧シリンダー20aとそれぞれのロッド20b
に受は部材20cを付設して構成し、棚部材12を上昇
重積槽16の直下に停止させる検知器19b等の信号に
よって流体圧シリンダー20aを作動させ、受は部材2
0cを搬入コンベア1つの搬送面の下方の待機位置から
上昇させて棚部材12を載せ、後述の上昇重積棚支持解
放手段21との連係動作によって、停止している上昇重
積槽16の最下位の棚部材12に集合単板Vaを介して
当接重積して上昇重積槽16の形成を行うのである。
この場合流体圧シリンダー20aの上昇距離は棚部材1
2の当接後、さらに棚部材12をそのほぼ1個分押上げ
られるように設定し、上昇重積槽16の形成が終ると受
は部材20cを下降させて待機位置で次の棚部材12に
備える。
上昇重積棚支持解放手段21は上昇重積槽16の最下位
の棚部材12の支持解放を行うもので、例えば2組によ
って構成し、それぞれ流体圧シリンダー21aとL字型
等の支持部材21bを備え、流体圧シリンダー21aの
一端を軸21cに揺動自在に接続し、それぞれのロッド
21dに付設したブラケット21eを軸21fによって
支持部材21bに接続し、流体圧シリンダー21aの作
動によって第7図に示すように、それぞれ軸21gを支
点として支持部材21bを実線と点線で示すように回動
させ、実線で示す位置のとき、支持部材21bの端部2
1hによって上昇重積槽16の最下位の棚部材12をそ
の支持部12cにおいて支持し、点線で示す位置のとき
、端部21hを支持部12cから解放するとともに次の
棚部材12の上昇に支障のない位置へ後退させるのであ
る。そして上昇重積棚支持解放手段21は挿入手段20
と連係して動作させるが、この連係動作は、例えば上昇
して来る棚部材12を検出する検出器22を棚部材12
の当接位置付近に備え、検知器22の信号及びタイマー
等の制御手段によって、上昇する棚部材12が上昇重積
槽16の最下位置の棚部材12に当接すると挿入手段2
0の上昇を一旦停止させ、同時に支持部材21bを回動
させて上昇重積棚支持解放手段21による上昇重積槽1
6の最下位の棚部材12の支持を解放し、この解放が終
ると再び挿入手段20によって棚部材12をほぼ1個分
だけ上昇させ、この上昇が終ると支持部材21bを再び
回動させて、上昇重積棚支持解放手段21によって新し
く上昇重積槽16の最下位となった棚部材12を支持し
、この支持が終ると挿入手段20を下降させる一連の連
係動作を行うのである。
棚部材12を下降により積み重ねて下降重積棚17を形
成する方法は、例えば上昇重積槽16の最上位の棚部材
12を下降重積棚17の最上位へ移載する移載手段23
、上昇重積棚支持解放手段21と同様の構成の下降重積
棚支持解放手段24及び挿入手段20と同様の構成の取
出手段25によって行う。
移載手段23は、例えば移動台23a、昇降台23b1
吊上部材23c等によって構成し、移動台23aは付設
した車輪23dによってレール23e上を移動自在とし
、定置した流体圧シリンダー23fの作動によって、第
6図に実線で示す吊上位置と点線で示す解放位置との間
を往復できるように構成する。昇降台23bは移動台2
3aに付設した流体圧シリンダー23gによって昇降し
、吊上部材23cは昇降台23bに摺動自在に付設した
吊上フック23hと吊上フック23hを進退させる流体
圧シリンダー231によって構成する。移動台23a1
昇降台23b1吊上部材23cは通常は第6図の実線で
示す状態で待機し、上昇重積棚16の最上位の棚部材1
2が図で示すように所定の位置に達すると、この所定の
位置に達したことを検出する検出器26の信号により、
吊上部材23Cの流体圧シリンダー23iを作動して吊
上フック23hを前進させ、吊上フック23hにより棚
部材12をその支持部12cにおいて保持し、続いて流
体圧シリンダー23gを作動して昇降台23bを上昇さ
せ、さらに流体圧シリンダー23fを作動させて棚部材
12を吊上げた状態で移動台23aを点線で示す解放位
置へ移動させる。移動台23aが解放位置に達すると流
体圧シリンダー23gを作動させて昇降台23bを下降
させ、棚部材12を下降重積棚17の最上位の棚部材1
2の上へ積み重ねる。この積み重ねが終ると吊上フック
23hによる棚部材12の保持を解放し、移動台23a
は実線で示す元の位置へ戻って次の棚部材12の移載に
備える。なお、これらの一連の移載動作は、検知器26
の信号とタイマー等の制御手段によって行うか又は他に
適宜に検知器と制御手段を設けて行う。
下降重積棚支持解放手段24は、第8図に示すように上
昇重積棚支持解放手段21と同様の構成の流体圧シリン
ダ−2481支持部材24b1軸24C10ッド24d
1ブラケット24e、軸24f1輪24g、端部24h
を備えて構成し、流体圧シリンダー24aの作動によっ
て支持部材24bを軸24gを支点として回動させ、そ
の端部24hを図の実線と点線で示すように進退させて
、下降重積棚17の最下位の棚部材12をその支持部1
2cにおいて支持解放できるように構成したものであり
、端部24hは点線で示すとき支持部12cを支持し、
実線で示すとき棚部材12の下降に支障のないように後
退した状態を表わす。そしてこの下降重積棚支持解放手
段24による棚部材12の支持解放の動作は後述の取出
手段25と連係して行う。
取出手段25は、例えば第6図に示すように、挿入手段
20と同様の構成の流体圧シリンダー25a1そのロッ
ド25 b s Oラド25bに付設した受は部材25
cとによって構成し、流体圧シリンダー25aの作動に
よって受は部材25cを後述の移送コンベア27の搬送
面の下方の位置と下降重積棚17の最下位の棚部材12
に当接する位置との間を昇降させ、また取出手段25は
下降重積棚支持解放手段24と連係して動作させる。流
体圧シリンダー25aの作動によって受は部材25cは
下方の待機位置から上昇し、下降重積棚17の最下位の
棚部材12に当接して停止する。この当接停止は受は部
材25cを検出する検出器28を設けて行う。この両槽
部材12の当接が終ると、検知器28の信号により下降
重積棚支持解放手段24の流体圧シリンダー24aを作
動して、第8図に示すように支持部材24bの端部24
hを点線の位置から実線の位置へ後退させて、下降重積
棚支持解放手段24による下降重積棚17の支持を解放
し、下降重積棚17を取出手段25によって支える。次
に流体圧シリンダー25aを作動して受は部材25cを
棚部材12のほぼ1個分だけ下降させて一旦停止させる
。この停止の間に流体圧シリンダー24を再び作動して
端部24hによって新しく下降重積槽17の最下位とな
った棚部材12をその支持部12cにおいて支持する。
この支持が終ると再び受は部材25Cを下降させ、この
下降の途次受は部材25cは支えた棚部材12を移送コ
ンベア27へ移乗させた後下位の待機位置に達して次の
取出しに備える。これらの取出手段25と下降重積棚支
持解放手段24の一連の連係動作は、検知器28の他支
持部材24bの回転を検知する検知器及び制御手段等を
適宜に備えて行う。なお、実施例では下降重積槽17は
形成されたものとして説明したが、この下降重積槽17
を最初に形成する場合には、取出手段25の受は部材2
5Cは移載手段23によって移送されて来た棚部材12
を受は取る位置まで上昇させ、さらに棚部材12の1個
分だけ間欠的に下降させて下降重積槽17を形成する必
要があるが、例えば取出手段25の上昇距離を増すか又
は取出手段25を別のりフタ−に乗せる等の適宜の手段
によって行う。
移送コンベア27は、取出手段25の受は部材25cの
昇降には支障なく下降して来る棚部材12のみを受は取
れるように回転車に無端帯を張設し、間欠駆動機構27
aと棚部材12を検出する検知器27bの信号により間
欠駆動機構27aを作動して、取出手段25から受は取
った棚部材12を隣接する上昇重積槽16−1の直下の
所定の位置へ移送するものである。
熱風循環手段18は、1単位の上昇重積槽16及び下降
重積槽17中の棚部材12に載置された集合単板Vaに
熱風をその板面に沿って通過循環させるもので、例えば
第7図に示すように、熱風循環用の送風機18a、ヒー
ター等からなる熱118b、熱風の吹込室18cにおい
て熱風を案内するガイド板18d1吸込室18eにおい
て熱風を案内するガイド板18f等によって構成し、ガ
イド板18dによって案内された熱風は吹込室18cか
ら上昇重積槽16及び下降重積槽17の各棚部材12に
その一端開口から吹込まれ、各棚部材12内においては
熱風はその板部材12aの長手方向に沿って流れ、即ち
集合単板Vaの板面に沿って通過して、各棚部材12の
上下の集合単板Vaに作用して乾燥を行い、各棚部材1
2を通過した熱風は吸込室18eからガイド板18fに
案内されて送風機18aの吸込側へ案内されて循環する
。熱風循環手段18−1は他の単位の上昇重積槽16−
1及び下降重積槽17−1中の棚部材12に載置された
集合単板Vaに熱風をその板面に沿って通過循環させ、
集合単板Vaの乾燥を行うもので、熱風循環手段18−
1は前記熱風循環手段18と同様の構成であるから詳細
な説明を省略する。 移送コンベア27によって上昇重
積槽16−1の直下の位置へ移送された棚部材12は、
次の単位の上昇重積槽16−1及び下降重積槽17−1
へ給送されて集合単板Vaの継続乾燥が行われる。上昇
重積槽16−1の直下に移送された棚部材12による上
昇重積槽16−1の形成は、上昇重積槽16を形成する
要領と同様であるから詳細な説明を省略するが、上昇重
積槽16の形成と同様に流体圧シリンダー20a−1、
Oラド20b−1、受は部材20cm1を備えた挿入手
段20−1と流体圧シリンダー21a−1、支持部材2
1b−1等を備えた上昇重積棚支持解放手段21−1の
連係動作によって行う。また下降重積槽17−1の形成
も、°上昇重積棚16−1の最上位の棚部材12を下降
重積槽17−1の最上位の位置へ移載する移動台23a
−1、昇降台23b−1、吊上部材23cm1等からな
る移載手段23−1及び流体圧シリンダー24a−1、
支持部材24b−1等からなる下降重積棚支持解放手段
24−1と流体圧シリンダー25a−1、ロッド25b
−1、受は部材25cm1からなる取出手段25−1の
連係動作によって同様に行われる 最終の下降重積槽17−1から取り出された棚部材12
は、第9図に示すように、前記移送コンベア27に代え
て備えた間欠駆動機構29aによって駆動される搬出コ
ンベア29によって乾燥機外へ搬出される。搬出コンベ
ア2つの末端付近には、巡回搬送手段13の一部走路を
形成する方向変換手段13−2が設けられる。
方向変換手段13−2はこの種方向変換に常用されるも
のであって、搬出コンベア29の搬送方法と直交する方
向の搬送路を形成する複数個のローラー13−2aとロ
ーラー13−2aの搬送面を搬出コンベア29の搬送面
の下方の位置と上方の位置間を昇降させる昇降機構13
−2bによって構成し、搬出コンベア29によって搬送
されて来た乾燥の終った集合単板Vaを載置した棚部材
12を次の巡回搬送手段13の一部走路を形成するロー
ラーコンベアー13−3へ送り出し、棚部材12はさら
にローラーコンベア13−3によって分離手段30へ給
送される。
分離手段30は、棚部材12から集合単板Vaを分離す
るもので、第4図に示すように、複数個の回転車に張設
した2条の無端帯の表面に多数の針状体を付設した搬送
方向がローラーコンベア13−3と同方向の有針コンベ
ア30aと有針コンベア30aの背面を押圧して針状体
を棚部材12に載置された集合単板Vaにその繊維と直
交する方向の全長に渡って刺着させる上下動可能な抑圧
機構30bと有針コンベア30aの下方の搬送面をよぎ
って下降し有針コンベア30aによって刺着搬送される
集合単板Vaを一斉に刺着から解放する離脱機構30c
とからなり、分離手段30によって棚部材12から分離
された集合単板Vaはコンベア31によって単板様はぎ
機32へ給送されて横はぎが行われる。集合単板Vaが
分離された棚部材12は、前記方向変換手段13−2と
同様の構成の複数個のローラー13−4aとその昇降機
構13−4bからなる巡回搬送手段13の一部走路を形
成する方向変換手段13−4によって次の巡回搬送手段
13の一部走路を形成するチェンコンベア13−5へ移
送される。なお、実施例では分離手段30による集合単
板Vaの分離を方向変換手段13−4の位置で行うが、
この位置に限定されるものではなく、また検知器30d
は方向変換手段13−4の位置に達した棚部材12を検
出してその信号により押圧機構30bを作動させるもの
があり、検知器30eは集合単板Vaを検出して離脱機
構30cを作動させるものである。
棚部材12はチェンコンベア13−5からそれぞれ巡回
搬送手段13の一部走路を形成する方向変換手段1B−
6、ローラーコンベア13−7、方向変換手段13−8
へ順次搬送され、方向変換手段13−8からチェンコン
ベア13−9を介して載置手段11の位置へと巡回搬送
される。
第12図と第13図に示す実施例は、米松、カラ松等の
針葉樹の原木から合板を製造する場合に主として適用さ
れるものであって、一般に針葉樹の原木は辺材部と心材
部の含水率が異なることが多く、このような場合にベニ
アレースによって辺材部から切削される単板と心材部か
ら切削される単板を別々の棚式乾燥機で乾燥することに
よってより有効な単板処理を行うことができるものであ
る。本実施例では、有寸クリッパーによって切断された
不連続の単板を含水率によって2群の集合単板に仕分け
、各群の集合単板を2系列の棚式乾燥機を含むラインで
処理するのである。両図において、ベニアレース1によ
って原木りから切削される単板のうち、連続状の単板は
仕分はコンベア33によってコンベア34へ給送し、ク
リッパー35によって定尺に切断した後、定尺単板はコ
ンベア36を介して載置手段と同様の構成の積込手段タ
フによって堆積山38として堆積する。不連続の単板V
は有寸クリッパー5によって有効部分と不良部分に切断
し、有効部分のみコンベア7がらコンベア8へ移送する
。コンベア8上には単板の含水率が所定の含水率範囲を
超えるか否かを判別する含水率計等を備えた含水率判別
手段39を設け、含水率判別手段39の信号によって仕
分はコンベア40を作動して、例えば所定の含水率範囲
を超える高含水率の単板は上方のP系列ラインへ、超え
ない低含水率の単板は下方のQ系列ラインへ給送する。
各P及びQ系列ラインにはそれぞれ不連続な単板Vを積
算して所定の寸法になったとき切断する積算定尺クリッ
パー41.41aと集合コンベア9と同様の構成の集合
コンベア9−1.9−2を備えて、高含水率の集合単板
群と低含水率の集合単板群を形成する。これらの集合単
板群はそれぞれ載置手段11と同様の構成の載置手段1
1−1.11−2へ給送されて棚部材12への載置が行
われる。
載置手段11−1によって集合単板Vaを載置した棚部
材12は、巡回搬送手段13aの一部走路を形成するチ
ェンコンベア13a−1によって和式乾燥機14−1へ
搬送される。和式乾燥機14−1は1組の上昇重積棚と
下降重積棚を備えた実施例であって、和式乾燥機14と
同様の構成の挿入手段、上昇重積棚支持解放手段、移載
手段、下降重積棚支持解放手段、取出手段及び熱風循環
手段を備えたものである。模式乾燥手段14−1によっ
て乾燥された集合単板Vaを載置した棚部材12は巡回
搬送手段13aの一部走路を形成する方向変換手段13
a−2、ローラーコンベア13a−3を介して方向変換
手段13a−4の上方に配設された分離手段30と同様
の構成の分離手段30−1の位置へ搬送される。分離手
段30−1によって棚部材12から分離された乾燥の終
った集合単板Vaはコンベア31−1によって単板横は
ぎ機32−1へ給送されて横はぎが行われる。一方分離
手段30−1によって集合単板Vaの分離された棚部材
12は巡回搬送手段13aの一部走路を形成するチェン
コンベア13a−5によって他方の載置手段11−2の
位置へ搬送され、載置手段11−2によって集合単板V
aの載置が行われる。載置手段11−2によって集合単
板Vaを載置した棚部材12は、同様に巡回搬送手段1
3bの一部走路を形成するチェンコンベア13b−1に
よって和式乾燥機14−2へ搬送される。和式乾燥機1
4−2も和式乾燥機14−1と同様に1組の上昇重積棚
と下降重積棚を備えて集合単板Vaの乾燥を行う。乾燥
の終った集合単板Vaを載置した棚部材12は、巡回搬
送手段13bの一部走路を形成するチェンコンベア13
b−2を介して方向変換手段13b−3の上方に配設さ
れた分離手段30−2の位置へ搬送され、分離手段30
−2によって集合単板Vaは棚部材12から分離されコ
ンベア31−2を介して単板横はぎ32−2へ給送され
て横はぎが行われる。分離手段3o−2によって集合単
板が分離された棚部材12は巡回搬送手段13bの一部
走路を形成するローラーコンベア13b−4、方向変換
手段13b−5、チェンコンベア13b−6を介して載
置手段11−1の位置へ搬送させる。なお、本実施例で
は棚部材12は他の載置手段の位置へ給送されるように
なっているが、これを同じ載置手段の位置へ巡回搬送す
るように構成しても同様に実施できるものである。また
実施例は集合単板Vaを含水率によって2群に分け2系
列で処理するものであるが、これを3群以上に分け、そ
れぞれの群毎に一連の載置手段、和式乾燥機、分離手段
及び巡回搬送手段を備えた構成でも同様に実施できるも
のである。
(発明の効果) 以上のように本発明は、ベニアレースによって切削され
た不連続の単板を所定寸法の集合単板に形成後、複数枚
のほぼ平行に配列した板部材と連結部材からなる棚部材
に載置し、集合単板を載置した棚部材によって、搬送、
和式乾燥機による乾燥、分離及び巡回搬送を行う構成で
あるから、集合単板の乾燥までの処理を工程が分断され
ることなくまた人手を全く要することな〈実施できて自
動化省人化が計られるとともに、人手の処理によって発
生していた単板の損傷を皆無とすることができて歩走り
が向上し、棚部材は集合単板を繊維と直交する方向に押
え可能で板面に沿って熱風が通過可能に形成され、棚部
材を積み重ねて乾燥する構成であるから、乾燥によりあ
ばれの生じ易い単板でも平らで良好な乾燥が施されて品
質の向上を計ることができ、また棚部材は担体としての
容積が小さく少ない空間で多量の集合単板の乾燥を行う
ことができて、充填効率、熱効率の良い乾燥とベニアレ
ースと直結した乾燥が可能化され、しかも上下の集合単
板間に適度の間隔が保たれて熱風を有効に作用させるこ
とができ、さらにラインに単板横はぎ機を配設すること
もできて、不連続な単板の1枚品までの処理が可能化さ
れ、また含水率によって集合単板を複数群に仕分け、各
群を複数系列の棚式乾燥機を含むラインで処理する構成
は、ベニアレースによって含水率の極端に異なる単板が
切削される場合でも、良好で効率的な乾燥がなされて不
連続単板又は連続単板の有効な処理が施され゛る等の諸
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体の流れを示
す既略の平面図、第2図は第1図のA−A線の側面図、
第3図は第1図のB−E線の側面図、第4図は第1図の
C−C線の側面図、第5図は第1図の棚式乾燥機の一部
を拡大した詳細な平面図、第6図は第5図の側面図1.
第7図は第6図のD−D線の正面図、第8図は第6図の
E−E線の正面図、第9図は棚式乾燥機の後端部の拡大
側面図、第10図は棚部材を拡大した平面図、第11図
は第10図の側面図、第12図は他の実施態様における
全体の流れを示す既略の平面図、第13図は第12図の
F−F線の側面図である。 1・・・・・・ベニアレース 5・・・・・・有寸クリ
ッパー9.9−1.9−2・・・集合コンベア11.1
1−1.11−2・・・載置手段12・・・棚部材 13 、 13 a 、  13 b −・・巡回搬送
手段14.14−1.14−2・・・棚式乾燥機16.
16−1・・・上昇重積棚 17.17−1・・・下降重積棚 18.18−1・・・熱風循環手段 30.30−1.30−2・・・分離手段32.32−
1.32−2・・・単板横はぎ機V・・・・・・不連続
の単板 Va・・・集合単板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベニアレースにより切削された不連続又は連続の
    単板をその繊維と直交する方向に搬送しながら有寸クリ
    ッパーにより不良部分を切断除去した後集合コンベアに
    より相前後する単板の端縁が近接した状態に寄せ集めて
    繊維と直交する方向に所定寸法の集合単板を形成する切
    断集合手段と、該切断集合手段により形成された集合単
    板を載置して積み重ねることによってその繊維と直交す
    る方向に部分的に押え可能にまたその板面に沿って熱風
    が通過可能に複数枚のほぼ平行に配列した長方形の板部
    材とこれらを接続する連結部材とから形成した棚部材と
    、該棚部材上に前期切断集合手段により形成された集合
    単板を刺着又は吸着コンベアによりその繊維と直交する
    方向に刺着又は吸着搬送するとともに離脱機構により刺
    着又は吸着を解除して落下載置させる載置手段と、該載
    置手段により集合単板を載置した棚部材を上昇及び下降
    により積み重ねて上昇及び下降重積棚を形成しこれらの
    上昇及び下降重積棚中の集合単板にその板面に沿うよう
    に熱風を通過させて乾燥する棚式乾燥機と、該棚式乾燥
    機により乾燥の終った集合単板を棚部材から分離する分
    離手段と、棚部材を前記載置手段、棚式乾燥機及び分離
    手段の順に巡回搬送する巡回搬送手段とから構成したこ
    とを特徴とする単板の処理装置。
  2. (2)分離手段の下手側に分離された集合単板をはぎ合
    わせる単板横はぎ機を備えてなる特許請求の範囲第(1
    )項記載の単板の処理装置。
  3. (3)ベニアレースにより切削された不連続又は連続の
    単板をその繊維と直交する方向に搬送しながら有寸クリ
    ッパーにより不良部分を切断除去した後、含水率により
    仕分けて複数群の集合単板に形成し、該複数群の集合単
    板をそれぞれ別個に処理する複数系列の棚部材に集合単
    板を載置する載置手段と棚部材に載置された集合単板を
    乾燥する棚式乾燥機と棚部材から集合単板を分離する分
    離手段及び棚部材の巡回搬送手段とから構成したことを
    特徴とする単板の処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020080081A (ko) * 2001-04-11 2002-10-23 신이소 다기능 모자
CN116423591A (zh) * 2023-03-17 2023-07-14 河北为真竹木技术有限公司 一种立式节能循环冷压机

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KR20020080081A (ko) * 2001-04-11 2002-10-23 신이소 다기능 모자
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