JPH0372896B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0372896B2 JPH0372896B2 JP62295332A JP29533287A JPH0372896B2 JP H0372896 B2 JPH0372896 B2 JP H0372896B2 JP 62295332 A JP62295332 A JP 62295332A JP 29533287 A JP29533287 A JP 29533287A JP H0372896 B2 JPH0372896 B2 JP H0372896B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crossbar
- ventilator
- net
- laid
- ventilation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 16
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 6
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、建物の屋根や屋上に設置され、自然
換気あるいは必要に応じて動力換気を行う連続式
ベンチレータに関し、さらに詳しくは左右の外板
の間を横断して架設されたクロスバーと、該クロ
スバーに支持される共に前記外板の間の上面を覆
つて敷設された網とを備えた連続式ベンチレータ
に関する。
換気あるいは必要に応じて動力換気を行う連続式
ベンチレータに関し、さらに詳しくは左右の外板
の間を横断して架設されたクロスバーと、該クロ
スバーに支持される共に前記外板の間の上面を覆
つて敷設された網とを備えた連続式ベンチレータ
に関する。
(従来の技術)
室内換気用のベンチレータには種々の形式があ
るが、建物の屋根や屋上に長く連続して配置され
た連続式ベンチレータは換気容量が大きくかつコ
スト上でも有利であるため、工場等の多くの建物
に設置されている。
るが、建物の屋根や屋上に長く連続して配置され
た連続式ベンチレータは換気容量が大きくかつコ
スト上でも有利であるため、工場等の多くの建物
に設置されている。
ベンチレータは、一方では室内の空気を外へ排
出する機能を奏するが、他方では外気中の塵埃や
風雨が侵入するおそれがある。特に、食品を取り
扱う建物などでは塵埃、虫などの侵入が製品を不
良品とするので、その防虫用などの目的のためベ
ンチレータの上面を金網で覆つた連続式ベンチレ
ータを設置することがある。
出する機能を奏するが、他方では外気中の塵埃や
風雨が侵入するおそれがある。特に、食品を取り
扱う建物などでは塵埃、虫などの侵入が製品を不
良品とするので、その防虫用などの目的のためベ
ンチレータの上面を金網で覆つた連続式ベンチレ
ータを設置することがある。
第3図に示された従来例は、ベンチレータ1の
頂部に真直状のクロスバー10が架設され、この
クロスバー10に支持されて金網11がフラツト
状に敷設されていた。また、実公昭61−15466号
公報にも、装置の上方開口部を金網で覆つて敷設
されたベンチレータが開示されている。
頂部に真直状のクロスバー10が架設され、この
クロスバー10に支持されて金網11がフラツト
状に敷設されていた。また、実公昭61−15466号
公報にも、装置の上方開口部を金網で覆つて敷設
されたベンチレータが開示されている。
一方、特開昭58−13950号公報には、左右に立
設した外板の内側に笠板を配設し、この笠板をア
ーチ状に形成したベンチレータが開示されてい
る。
設した外板の内側に笠板を配設し、この笠板をア
ーチ状に形成したベンチレータが開示されてい
る。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、上記第3図の従来例では、クロスバー
10が真直状であるから強度的に弱く、第4図に
示すように金網11の上の積雪、あるいはクロス
バー10の自重または風圧などによりクロスバー
10が変形するおそれがある。そして、その対策
のためクロスバー10を太くしなくてはならず、
材料費、加工費および取付け費が高くつく問題が
あつた。
10が真直状であるから強度的に弱く、第4図に
示すように金網11の上の積雪、あるいはクロス
バー10の自重または風圧などによりクロスバー
10が変形するおそれがある。そして、その対策
のためクロスバー10を太くしなくてはならず、
材料費、加工費および取付け費が高くつく問題が
あつた。
また、防虫網のように目の細かい金網11を設
置すると、金網11を構成する線材の面積部分だ
け空気の流通断面積(換気効率)を減少すること
になつていた。このため細い線材で金網11を構
成しなければならないが、その反面、金網11の
線材を細くすると強度が低下することになる。
置すると、金網11を構成する線材の面積部分だ
け空気の流通断面積(換気効率)を減少すること
になつていた。このため細い線材で金網11を構
成しなければならないが、その反面、金網11の
線材を細くすると強度が低下することになる。
なお、特開昭58−13950号公報のベンチレータ
は、笠板をアーチ状に形成したものであり、笠板
の上方に防虫用などの目的のため網を敷設した構
成ではない。
は、笠板をアーチ状に形成したものであり、笠板
の上方に防虫用などの目的のため網を敷設した構
成ではない。
この発明の目的は、クロスバーおよび網の変形
を防止すると共に、換気流を阻害を抑えた、網の
敷設された連続式ベンチレータを提供することに
ある。
を防止すると共に、換気流を阻害を抑えた、網の
敷設された連続式ベンチレータを提供することに
ある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明は、クロスバ
ーがアーチ状に形成され、該クロスバーに沿つて
網がアーチ状に敷設されている。
ーがアーチ状に形成され、該クロスバーに沿つて
網がアーチ状に敷設されている。
(作用)
クロスバーがアーチ状であるから細いクロスバ
ーでも強度の低減を抑えることができる。また、
網がアーチ状に敷設されているので積雪などに対
する耐荷重性が増大する。網がアーチ状であるか
ら、同一の換気幅に対して網の敷設幅を大きくと
ることができ、換気効率の低減を抑えることがで
きる。
ーでも強度の低減を抑えることができる。また、
網がアーチ状に敷設されているので積雪などに対
する耐荷重性が増大する。網がアーチ状であるか
ら、同一の換気幅に対して網の敷設幅を大きくと
ることができ、換気効率の低減を抑えることがで
きる。
(実施例)
以下、第1図および第2図を参照して本発明の
一実施例を説明する。
一実施例を説明する。
この実施例において、連続式ベンチレータ(以
下、ベンチレータと称する)1は屋根2の設置開
口部3に設置されている。ベンチレータ1は有効
開口面積を定める胴水切板4を有しており、該胴
水切板4からリブプレート5を介してリブプレー
ト5の左右に一対の外板6が設けられると共に、
リブプレート5の上側に複数のルーバー7が設け
られている。胴水切板4の上方部で左右の外板6
の内側には、笠板8が設けられている。
下、ベンチレータと称する)1は屋根2の設置開
口部3に設置されている。ベンチレータ1は有効
開口面積を定める胴水切板4を有しており、該胴
水切板4からリブプレート5を介してリブプレー
ト5の左右に一対の外板6が設けられると共に、
リブプレート5の上側に複数のルーバー7が設け
られている。胴水切板4の上方部で左右の外板6
の内側には、笠板8が設けられている。
リブプレート5の上片9はベンチレータ1の中
央に向けて上向きに傾斜して形成されている。そ
して、左右の外板6の間にはベンチレータ1を横
断してアーチ状のクロスバー10が架設されてい
る。このクロスバー10には金網などの網11が
支持され、クロスバー10に沿つて網11がアー
チ状に敷設されてベンチレータ1の上面を覆つて
いる。
央に向けて上向きに傾斜して形成されている。そ
して、左右の外板6の間にはベンチレータ1を横
断してアーチ状のクロスバー10が架設されてい
る。このクロスバー10には金網などの網11が
支持され、クロスバー10に沿つて網11がアー
チ状に敷設されてベンチレータ1の上面を覆つて
いる。
クロスバー10がアーチ状であるから、細いク
ロスバー10でも強度を大きくすることができ、
クロスバー10の変形を抑えることができる。ま
た、網11もアーチ状に敷設されるので、積雪等
に対する耐荷重性を向上できる。
ロスバー10でも強度を大きくすることができ、
クロスバー10の変形を抑えることができる。ま
た、網11もアーチ状に敷設されるので、積雪等
に対する耐荷重性を向上できる。
第4に示されているように、クロスバー10が
真直状の従来例では換気幅と網敷設幅は等しくA
となる。これに対して、第2図に示されているよ
うに、本発明のようにクロスバー10をアーチ状
にしたものでは換気幅Aに比べて網敷設幅A′を
大きくとることができる。従来、防虫網のように
目の細かい網11を使用した場合に換気効率の低
減があつたが、本発明では網敷設幅A′を大きく
とれる分だけ、換気効率の低減を抑えることがで
きる。
真直状の従来例では換気幅と網敷設幅は等しくA
となる。これに対して、第2図に示されているよ
うに、本発明のようにクロスバー10をアーチ状
にしたものでは換気幅Aに比べて網敷設幅A′を
大きくとることができる。従来、防虫網のように
目の細かい網11を使用した場合に換気効率の低
減があつたが、本発明では網敷設幅A′を大きく
とれる分だけ、換気効率の低減を抑えることがで
きる。
(発明の効果)
上記説明した本発明では、クロスバーがアーチ
状に形成され、該クロスバーに沿つて網がアーチ
状に敷設されており、次に列挙する効果を奏す
る。
状に形成され、該クロスバーに沿つて網がアーチ
状に敷設されており、次に列挙する効果を奏す
る。
クロスバーがアーチ状だから、細いクロスバ
ーでも強度の低減を抑えることがき、材料費、
加工費および取付け費を低減できる。
ーでも強度の低減を抑えることがき、材料費、
加工費および取付け費を低減できる。
網がアーチ状に敷設されるから、積雪などに
対する耐荷重性を向上できる。
対する耐荷重性を向上できる。
クロスバーがアーチ状だから、同一の換気幅
に対して網の敷設幅を大きくとることができ、
防虫網のように目の細かい網を使用した場合に
も換気効率の低減を抑えることができる。
に対して網の敷設幅を大きくとることができ、
防虫網のように目の細かい網を使用した場合に
も換気効率の低減を抑えることができる。
ベンチレータの上面がアーチ状に形成される
から、優美な外観を呈する。
から、優美な外観を呈する。
第1図は、本発明の一実施例の全体を示す斜視
図である。第2図は、第1図の概略横断面図であ
る。第3図は、従来例の斜視図である。第4図
は、第3図の概略横断面図である。 1:連続式ベンチレータ、6:外板、8:笠
板、10:クロスバー、11:網。
図である。第2図は、第1図の概略横断面図であ
る。第3図は、従来例の斜視図である。第4図
は、第3図の概略横断面図である。 1:連続式ベンチレータ、6:外板、8:笠
板、10:クロスバー、11:網。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 左右に立設された外板と、該左右の外板の内
側に配設された笠板と、前記左右の外板の上部を
横断して架設されたクロスバーと、該クロスバー
に支持される共に前記外板の間の上面を覆つて敷
設された網とを備えた連続式ベンチレータにおい
て、 前記クロスバーがアーチ状に形成され、該クロ
スバーに沿つて前記網がアーチ状に敷設されたこ
とを特徴とする連続式ベンチレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29533287A JPH01137135A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 連続式ベンチレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29533287A JPH01137135A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 連続式ベンチレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01137135A JPH01137135A (ja) | 1989-05-30 |
JPH0372896B2 true JPH0372896B2 (ja) | 1991-11-20 |
Family
ID=17819243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29533287A Granted JPH01137135A (ja) | 1987-11-25 | 1987-11-25 | 連続式ベンチレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01137135A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813950A (ja) * | 1981-06-10 | 1983-01-26 | パオロ・フイオラ−チ | 工業的建物のための空気抜き |
JPS6115466U (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-29 | 株式会社 日本メデイツクス | 熱交換器 |
-
1987
- 1987-11-25 JP JP29533287A patent/JPH01137135A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813950A (ja) * | 1981-06-10 | 1983-01-26 | パオロ・フイオラ−チ | 工業的建物のための空気抜き |
JPS6115466U (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-29 | 株式会社 日本メデイツクス | 熱交換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01137135A (ja) | 1989-05-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |