JPH0372515B2 - - Google Patents

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JPH0372515B2
JPH0372515B2 JP1018788A JP1878889A JPH0372515B2 JP H0372515 B2 JPH0372515 B2 JP H0372515B2 JP 1018788 A JP1018788 A JP 1018788A JP 1878889 A JP1878889 A JP 1878889A JP H0372515 B2 JPH0372515 B2 JP H0372515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air cleaner
air
intake
engine
head pipe
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1018788A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01289779A (ja
Inventor
Hiroshi Kimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP1018788A priority Critical patent/JPH01289779A/ja
Publication of JPH01289779A publication Critical patent/JPH01289779A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動二輪車の吸気装置におけるエアー
クリーナの吸入口配置に関する。
従来、自動二輪車において、車体の左右のメイ
ンフレームの間の空間を有効に利用するため、エ
アークリーナをその空間内に設けエアークリーナ
のエアー吸入口を車体のヘツドパイプの直後に開
口したものは知られている(特開昭51−31435号
公報参照)。
このものは自動二輪車の走行中、前方からエア
ークリーナ吸入口に侵入する塵・雨水を防ぎ、か
つ走行風による動圧を受けないようにするため、
ヘツドパイプを遮へい部材として使用するもので
ある。
しかしヘツドパイプは円柱状であるから高速走
行時や向風の場合、塵・雨水の侵入や動圧の影響
等を充分に防ぐことは困難である。
上記の問題は、エアークリーナの空気抵抗を増
大させ、走行風や横風による動圧の変動がエアー
クリーナの内部圧力を著しく変動させるので、こ
れによつてエアークリーナの下流の燃料供給手段
の空気流量を変動させ、その結果、エンジンの燃
焼室に供給される空燃比の安定制御に悪影響を及
ぼす。
本発明はこのような不具合を解決するためにな
されたものであり、ヘツドパイプに結合されこれ
から左右に間隔をおいて後方に延びるメインフレ
ームの間にあつて、かつエンジンの上部に配置し
たエアークリーナを有する自動二輪車において、 前記エアークリーナをヘツドパイプとシート間
に延在する被冠部材で覆い、エアークリーナの吸
入口を前記エアークリーナの底壁側において車体
後方に向けて開口し、上記エアー吸入口を燃料供
給手段の近傍において開口させたことを特徴とす
る。
以下添付図面に従つて本発明の実施例について
説明する。
第1図は本発明が適用される自動二輪車の概略
構造を示し、第2図は実施例の要部を示す破断図
であり、第3図は第2図の−線に沿う断面図
である。
第1図に示すように、メインフレーム1は前部
において操向軸を支承するヘツドパイプ4と、こ
のヘツドパイプ4に前端がつながりこれから車体
左右に間隔をおいて後方に延びる上部メインフレ
ーム6,6と、下部メインフレーム8,8とによ
り成り、自動二輪車の車体の前半部を構成してい
る。
下部メインフレーム8,8の内側にはV型エン
ジン2が搭載され、その上方でかつ燃料タンク1
4の下方にはサージタンク16が配設されてい
る。
サージタンク16には吸気通路22接続されこ
の内部にはエアーフローメーター46が設けられ
ている。
サージタンク16とその前方にあるエアークリ
ーナ24は吸気通路22により左右のメインフレ
ーム1の間で、車体の前後方向にお互いに連通し
て配設されている。
前記燃料タンク14は車体の上部においてヘツ
ドパイプ4とシート19の間に延在しており、吸
気装置を覆う被冠部材を形成している。
次に第2図に示すように、エンジンはV字形の
シリンダ10,12の内側が吸気側となつてお
り、ミキシングボデイ取付座26,28が設けら
れ、この取付座26,28にあけられた吸気孔は
吸気弁30,32と連通している。
ミキシングボデイ取付座26,28からは上方
に向けてミキシングボデイ18,20が延設され
ている。ミキシングボデイ18,20は互いに相
対するミキシングボデイ側にやや傾斜させて上方
に延設されており、その上部においてサージタン
ク16の底壁に接続されている。
ミキシングボデイ18,20の互いに対面する
側には混合気供給手段としてインジエクタ34,
36が装着されており、このインジエクタ34,
36はミキシングボデイ18,20内に後述する
エアーフローメータの信号に基づいて燃料を噴射
するようになつている。更にミキシングボデイ1
8,20には弁軸38,40が枢支されており、
この弁軸38,40には図示しないスロツトル弁
が取付けられて燃焼室に送られる混合気量を制御
する。
また吸気通路22はその上半分がサージタンク
16の上面44より上部に位置するよう配置され
ている。
吸気通路22内にはエアーフローメータを構成
するメジヤリングプレート48が位置している。
なお、吸気通路22内に形成されたバイパス通
路54はスロー系統の通路である。
吸気通路22の終端部はケーシング56の上部
と連通されており、更にこのケーシング56の下
部はエアークリーナ24と連通されている。
このエアークリーナ24の内部には第2図に示
すように円筒状のエレメント58が配設され、こ
のエレメント58の内部にはL字状の通路59の
出口60が開口している。通路59はエアークリ
ーナの底壁に設けられエアー吸入口61は車体の
後方に向けて開口され、第3図に示すように矩形
状に形成されている。
エアー吸入口61は車両の内部に開口している
ので雨水、塵等が吸入され難くまた走行風による
動圧の影響を防ぐことができる。
以上のように構成された本発明に係わる実施例
の作用は次の通りである。
先ず通路59から取り入れられた吸入空気は、
エアークリーナ24内のエレメント58によつて
塵等を除去され、更にエレメント58を通過した
吸入空気はケース56を通つて吸気通路22に送
られる。
吸気通路22においてはその吸気通路22内を
通過する吸入空気量によつてメジヤリングプレー
ト48が回動し、この開かれた角度によつてメジ
ヤリングプレート48と同軸に連結されている図
示しないポテンシヨンメータが吸入空気量を電圧
比に変換して検出する。このポテンシヨンメータ
からの検出値は前記インジエクタ34,36の燃
料噴射量を制御する。
吸気通路22を通つた吸入空気は接続部42か
らサージタンク16に入り脈動が沈静化された
後、ミキシングボデイ18,20に送られる。
ミキシングボデイ18,20で形成された混合
気は図示しないスロツトル弁で制御され吸気弁3
0,32の開弁によりエンジンの燃焼室に供給さ
れる。
以上のように、本発明は、ヘツドパイプに結合
されこれから左右に間隔をおいて後方に延びるメ
インフレームの間にあつて、かつエンジンの上部
に配置したエアークリーナーを有する自動二輪車
において、 前記エアークリーナをヘツドパイプとシート間
に延在する被冠部材で覆い、エアークリーナの吸
入口を前記エアークリーナの底壁側において車体
後方に向けて開口し、上記エアー吸入口を燃料供
給手段の近傍において開口させたことを特徴とす
るものである。
従つて、エアークリーナのエアー吸入口の周囲
はヘツドパイプ・メインフレーム・被冠部材・エ
ンジン等で囲まれることになり、しかもエアー吸
入口をエアークリーナの底壁側において後方に向
けたので高速走行時や向風において塵・雨水の侵
入や動圧の影響を充分に防ぐことができる。した
がつて、エアークリーナの目詰まりによるエアー
クリーナの空気抵抗の増大、走行風や横風による
動圧の変動によるエアークリーナの内部圧力の著
しい変動を防ぐことができ、これらの要因による
エンジンの燃焼室に供給される空燃比の安定制御
に対する悪影響を可及的に減少することができ。
さらに、エアークリーナの吸入口を燃料供給手段
の近傍において開口させたので、該吸入口に吸入
される空気流による燃料供給手段の冷却効果を生
じることによつてエンジン性能を向上させること
ができるという効果を生じたものである。
また、前記エアークリーナ底壁側は上方が被冠
部材で覆われたエアークリーナの上壁側に比べ熱
のこもりが少く冷たい空気をエアークリーナに吸
入することができるので、エンジン性能面からも
好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる実施例が適用される自
動二輪車の正面図、第2図は本発明に係わる実施
例の要部を示す破断図、第3図は第2図上−
線に沿う断面図である。 1……メインフレーム、2……エンジン、4…
…ヘツドパイプ、14……燃料タンク(被冠部
材)、19……シート、24……エアークリーナ、
61……エアー吸入口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヘツドパイプに結合されこれから左右に間隔
    をおいて後方に延びるメインフレームの間にあつ
    て、かつエンジンの上部に配置したエアークリー
    ナを有する自動二輪車において、 前記エアークリーナをヘツドパイプとシート間
    に延在する被冠部材で覆い、エアークリーナの吸
    入口を前記エアークリーナの底壁側において車体
    後方に向けて開口し、上記エアー吸入口を燃料供
    給手段の近傍において開口させたことを特徴とす
    る自動二輪車の吸気装置。
JP1018788A 1989-01-27 1989-01-27 自動二輪車の吸気装置 Granted JPH01289779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1018788A JPH01289779A (ja) 1989-01-27 1989-01-27 自動二輪車の吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1018788A JPH01289779A (ja) 1989-01-27 1989-01-27 自動二輪車の吸気装置

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1509680A Division JPS56113042A (en) 1980-02-08 1980-02-08 Engine for vehicle

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01289779A JPH01289779A (ja) 1989-11-21
JPH0372515B2 true JPH0372515B2 (ja) 1991-11-18

Family

ID=11981351

Family Applications (1)

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JP1018788A Granted JPH01289779A (ja) 1989-01-27 1989-01-27 自動二輪車の吸気装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6142123A (en) * 1998-12-14 2000-11-07 Cannondale Corporation Motorcycle
JP5174547B2 (ja) * 2007-07-10 2013-04-03 ヤマハ発動機株式会社 吸気システムおよびそれを備えた自動二輪車

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54118907A (en) * 1978-03-08 1979-09-14 Kawasaki Heavy Ind Ltd Motorcycle turbo-charger fitting device

Patent Citations (1)

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