JPH037063Y2 - - Google Patents

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JPH037063Y2
JPH037063Y2 JP2595889U JP2595889U JPH037063Y2 JP H037063 Y2 JPH037063 Y2 JP H037063Y2 JP 2595889 U JP2595889 U JP 2595889U JP 2595889 U JP2595889 U JP 2595889U JP H037063 Y2 JPH037063 Y2 JP H037063Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鋳造用中子製造装置等の金型内に型
砂を供給するための型砂供給装置に関する。
(従来の技術) この種装置の概略を第7図に基づいて説明す
る。型砂供給装置イの上方に型砂供給位置1を設
けると共に、型砂排出位置ロに高圧エア供給装置
2と鋳造用中子製造装置等の金型3とを上下に設
け、上記型砂供給位置イと型砂排出位置ロとの間
をガイドレール4に沿つて往復移動自在な台車5
に流体圧シリンダ6を介して砂タンクを懸吊し、
該砂タンク7の下面にブロー板8を取付け、該ブ
ロー板8の下面にシール材9を接着している。
そして第7図仮想線に示すように、型砂供給位
置イの砂タンク7内に、型砂供給装置1の開閉ゲ
ート1aを所定時間開放して、所要量の型砂10
を供給し、次に上記砂タンク7を、第7図実線に
示すように、型砂排出位置ロまで移動させ、続い
て流体圧シリンダ6により砂タンク7を降下さ
せ、該砂タンク7をブロー板8及びシール材9を
介して金型3に当接させると共に、高圧エア供給
装置2のブローフランジ2aを降下させて砂タン
ク7の上面開口部に接続し、該高圧エア供給装置
2から砂タンク7内に圧入した高圧エアにより該
砂タンク7内の型砂10をブロー板8の吹出口1
1より金型3内に供給するようになつている。
(考案が解決しようとする課題) 上記型砂供給装置によると、砂タンク7から金
型3内に型砂10を供給するときに、ブロー板8
と金型3との間から型砂10が外部へ吹き出して
作業環境を悪化させないようにするため、上記ブ
ロー板8の下面にシール材9を取付けているが、
そのシール材9は高温(200〜300℃前後)の金型
3を直接接触することからシール機能を比較的短
時間に喪失し、これがためそのシール機能を失つ
たシール材9を頻繁に取換える必要がある。
しかし従来では、上記シール材9をブロー板8
に接着剤により接着していたため、そのシール材
9をブロー板8から剥離し、新しいシール材9を
ブロー板8に接着するのに手間と時間とがかか
り、またその取換えの間、装置を停止させておか
なくてはならないので、作業効率が低いという欠
点があつた。
また前記ブロー板8の吹出口11は金型3の型
砂投入口3aに対応して形成されるため、金型3
を交換したときには、新しい金型3に対応したブ
ロー板8を砂タンク7に取付ける必要がある。
しかし従来では、ブロー板8を砂タンク7にボ
ルト等の固定具により取付けていたため、その固
定具の脱着に時間がかかり、いわゆる段取り換え
が悪いという難点があつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、シール材
をブロー板に、またブロー板を砂タンクにそれぞ
れ簡単に着脱できるようにした型砂供給装置を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、第1の考案は、内
部に型砂10が供給された砂タンク7を、その下
部に取付けたブロー板8を介して金型3に当接さ
せ、該砂タンク7内の型砂10を高圧エアにより
ブロー板8の吹出口11より金型3内に供給する
ようにしてなる型砂供給装置において、上記金型
7に当接するブロー板8の下面側に、高分子材料
中に磁性材料を含有せしめて片面に磁力吸引力を
もつように着磁された柔軟性シール材14を吸着
させてなる構成を採用するものである。
また第2の考案は、内部に型砂10が供給され
た砂タンク7を、その下部に取付けたブロー板2
1を介して金型3に当接させ、該砂タンク7内の
型砂10を高圧エアによりブロー板21の吹出口
11より金型3内に供給するようにしてなる型砂
供給装置において、上記ブロー板21は、高分子
材料中に磁性材料を含有せしめて片面に磁力吸引
力をもつように着磁され、上記砂タンク7の底部
に吸着される柔軟性シール材からなる構成を採用
するものである。
さらに第3の考案は、内部に型砂10が供給さ
れた砂タンク7を、その下部に取付けたブロー板
8を介して金型3に当接させ、該砂タンク7内の
型砂10を高圧エアによりブロー板8の吹出口1
1より金型3内に供給するようにしてなる型砂供
給装置において、上記ブロー板8は、高分子材料
中に磁性材料を含有せしめて磁力吸引力をもつよ
うに着磁された柔軟性シール材23を介して砂タ
ンク7の底部に吸着されてなる構成を採用するも
のである。
(実施例) 第1図は本考案の第1の実施例たる型砂供給装
置の要部を示すものであつて、砂タンク7の下部
にビス等の固定具13により取付けたブロー板8
の下面側に、高分子材料中に磁性材料を含有せし
めて片面に磁力吸引力をもつように着磁された柔
軟性シール材14を吸着させている。上記高分子
材料としては、合成ゴム、天然ゴム、その他の合
成樹脂エラストマー、半硬質ないし軟質合成樹脂
などが用いられ、また磁性材料としては、Baフ
エライト、Srフエライト、γ−酸化鉄の如き酸
化物系磁性粉末、Fe,Co,Niおよびこれらの合
金等からなる金属磁性粉末などが用いられる。上
記シール材14として、この実施例では第2図の
拡大図に示すように、高分子材料中に磁力吸引力
をもつ磁性材料を含有させた吸着用シール14a
と、高分子材料からなるシール用シート14bと
を溶着または接着したものを用いている。
上記構成によれば、シール材14を、その磁力
吸引力によつてブロー板8の下面に確実に吸着さ
せることができる(第2図実線状態)と共に、そ
の磁力吸引力に抗してブロー板8から若干の強制
力をかけることによつて剥離することができ(第
2図仮想線参照)、シール材14の取換えを磁力
吸引力を利用して迅速容易におこなうことがで
き、特にシール材14の磁力吸引力はブロー板8
側の片面のみに生じているだけであるから、該シ
ール材14が金型3に吸着されることがない。
また上記シール材14としては、第3図に示す
ように、ブロー板8の下面全体に吸着される平板
状タイプと、第4図に示すように、ブロー板8の
下面外周部のみに吸着される額縁状ないしOリン
グ状タイプとがあり、第3図の平板状タイプで
は、ブロー板8の吹出口11を穿設する際に、同
時にそのシール材14にも吹出口11と同径の貫
通孔15が穿設される。
なお第1図に示すように、砂タンク7は、タン
ク本体7aと、該タンク本体7aの下面にボルト
16止めされた底板7bとからなり、該底板7b
の下面に凹陥部17を形成すると共に、その底板
7bに凹陥部17とタンク本体7a内とを連通す
る長孔18を貫設し、さらに凹陥部17内には長
孔18から若干離して砂受け板19を設けてお
り、砂タンク7内の型砂10が長孔18から外部
へ自然に流出しないようにしている。そして砂タ
ンク7内に高圧エアが圧入されたときには、その
高圧エアによつて砂タンク7内の型砂10が上記
砂受け板19と凹陥部17の内面との間の間隙α
を通り、吹出口11から金型3内に供給されるよ
うになつている。また第1図の20は、前記底板
7bに貫設された冷却孔であつて、該冷却孔20
内を流通する冷却水または冷却空気によつて砂タ
ンク7内の型砂10に含まれる熱硬化性樹脂が金
型の高熱によつて硬化しないようにするものであ
る。
第5図は本考案の第2の実施例を示すものであ
つて、ブロー板21が、高分子材料中に磁性材料
を含有せしめて片面に磁力吸引力をもつように着
磁され、砂タンク7の底部に吸着される柔軟シー
ル材からなつており、この実施例では、ブロー板
21として、第1の実施例のシール材14と同質
の吸着用シート21aとシール用シート21bと
を溶着または接着したものを用いている。なお上
記ブロー板21を、必要に応じて金網、パンチン
グメタル等の補強材22により補強することが好
ましい。
上記構成によれば、ブロー板21の取換えを磁
力吸引力を利用して迅速容易におこなうことがで
き、特にそのブロー板21自体がシール材の機能
を有するから、当該ブロー板21と金型3との間
のシール性を確実に確保することができる。
第6図aは本考案の第3の実施例を示すもので
あつて、ブロー板8が、高分子材料中に磁性材料
を含有せしめて両面に磁力吸引力をもつように着
磁された柔軟性シール材23を介して砂タンク7
の底部に吸着されるようになつている。
上記構成によれば、第6図aに示すように、ブ
ロー板8をシール材23の磁力吸引力によつて砂
タンク7の底面に確実に吸着させることができる
と共に、その磁力吸引力に抗して砂タンク7から
簡単に剥離することができ(第6図b状態)、ブ
ロー板8の取換えを磁力吸引力を利用して迅速容
易におこなうことができる。特に砂タンク7の底
部にボルト等の固定具により固定されるタイプの
既存のブロー板8でも、その固定具の代わりに前
記シール材23を用いて砂タンク7に装着するこ
とができる。なおブロー板8の下面に第1の実施
例のシール材14を吸着させている。
上記各実施例では、シール材14及びブロー板
21として、磁力吸引力を有する吸着用シート1
4a,21aと磁力吸引力を有しないシール用シ
ート14b,21bとを溶着または接着したもの
を用いたが、これ以外に、例えば、高分子材料の
片面側にのみ磁性材料を含有させ、その磁性材料
に磁力吸引力をもつように着磁させたものを用い
てもよいし、高分子材料の全体に磁性材料を含有
させ、その片面側の磁性材料にのみ磁力吸引力を
もつように着磁させたものを用いてもよい。
(考案の効果) 第1の考案によれば、砂タンクの下部に取付け
られ、且つ金型に当接するブロー板の下面側に、
高分子材料中に磁性材料を含有せしめて片面に磁
力吸引力をもつように着磁された柔軟性シール材
を吸着させるようにしているから、ブロー板と金
型との間のシール性を確実に確保することができ
ると共に、シール材の磁力吸引力はブロー板側の
片面のみに生じているだけであるから、該シール
材が金型に吸着されることがなく、そのシール材
をブロー板の所定位置に確実に吸着させておくこ
とがで、更に該シール材は、その具備する磁気吸
引力に抗してこれに若干の強制剥離力をかけるこ
とによつて迅速容易に取り換えることができ、作
業性を格段に向上することができる。
第2の考案によれば、砂タンクの下部に取付け
られ、金型に当接するブロー板そのものが、高分
子材料中に磁性材料を含有せしめて片面に磁力吸
引力をもつように着磁され、上記砂タンクの底部
に吸着される柔軟性シール材からなつているか
ら、該ブロー板は、その具備する磁気吸引力に抗
してこれに若干の強制剥離力をかけることによつ
て迅速容易に取り換えることができ、特にそのブ
ロー板自体がシール材の機能を有するから、当該
ブロー板と金型との間のシール性を確実に確保す
ることができる。
第3の考案によれば、砂タンクの下部に取付け
られ、金型に当接するブロー板が、高分子材料中
に磁性材料を含有せしめて磁力吸引力をもつよう
に着磁された柔軟性シール材を介して砂タンクの
底部に吸着されるようになつているから、該ブロ
ー板は、その具備する磁気吸引力に抗してこれに
若干の強制剥離力をかけることによつて迅速容易
に取り換えることができ、特に砂タンクの底部に
ボルト等の固定具により固定されるタイプの既存
のブロー板でも、その固定具の代わりに上記シー
ル材を用いて砂タンクに装着できるから、実用性
に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例たる型砂供給装
置の要部を示す縦断面図、第2図は同要部の部分
拡大縦断面図、第3図及び第4図は同装置に用い
られるシール材の斜視図、第5図は本考案の第2
の実施例たる型砂供給装置の要部の部分拡大縦断
面図、第6図aは本考案の第3の実施例たる型砂
供給装置の要部の部分拡大縦断面図、同図bは同
装置のブロー板分離状態の縦断面図、第7図は型
砂供給装置全体の概略側面図である。 3……金型、7……砂タンク、8……ブロー
板、10……型砂、11……吹出口、14……シ
ール材、21……ブロー板、23……シール材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に型砂が供給された砂タンクを、その下
    部に取付けたブロー板を介して金型に当接さ
    せ、該砂タンク内の型砂を高圧エアによりブロ
    ー板の吹出口より金型内に供給するようにして
    なる型砂供給装置において、上記金型に当接す
    るブロー板の下面側に、高分子材料中に磁性材
    料を含有せしめて片面に磁力吸引力をもつよう
    に着磁された柔軟性シール材を吸着させてなる
    型砂供給装置。 (2) 内部に型砂が供給された砂タンクを、その下
    部に取付けたブロー板を介して金型に当接さ
    せ、該砂タンク内の型砂を高圧エアによりブロ
    ー板の吹出口より金型内に供給するようにして
    なる型砂供給装置において、上記ブロー板は、
    高分子材料中に磁性材料を含有せしめて片面に
    磁力吸引力をもつように着磁され、上記砂タン
    クの底部に吸着される柔軟性シール材からなる
    ことを特徴とする型砂供給装置。 (3) 内部に型砂が供給された砂タンクを、その下
    部に取付けたブロー板を介して金型に当接さ
    せ、該砂タンク内の型砂を高圧エアによりブロ
    ー板の吹出口より金型内に供給するようにして
    なる型砂供給装置において、上記ブロー板は、
    高分子材料中に磁性材料を含有せしめて磁力吸
    引力をもつように着磁された柔軟性シール材を
    介して砂タンクの底部に吸着されてなる型砂供
    給装置。
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