JPH03701A - ポリマーゲル製造方法、ポリマーゲル及びアクチュエータ - Google Patents

ポリマーゲル製造方法、ポリマーゲル及びアクチュエータ

Info

Publication number
JPH03701A
JPH03701A JP26023889A JP26023889A JPH03701A JP H03701 A JPH03701 A JP H03701A JP 26023889 A JP26023889 A JP 26023889A JP 26023889 A JP26023889 A JP 26023889A JP H03701 A JPH03701 A JP H03701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer gel
monomer
derivative
producing
phase transition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26023889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Tomita
佳紀 富田
Satoshi Yuasa
聡 湯浅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP26023889A priority Critical patent/JPH03701A/ja
Publication of JPH03701A publication Critical patent/JPH03701A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は熱、光、電場等の刺激によって相転移を起こす
ポリマーゲル、その製造方法及び該ポリマーゲルを使用
したアクチュエータに関するものである。
(従来の技術) 近年、ポリマーゲルが種々の刺激に対し体積変化を起こ
す現象が注目されている。この様な機能を有するポリマ
ーとしてポリアクリルアミドやポリビニルアルコール等
が知られている。
上記機能を発現するポリマーゲルは、従来は棒状物や糸
状物等の如く多分に嵩高い形態で形成されており、作成
し易いことや視覚に訴え易いという特徴を有しながらも
、相変化が系内から系外への水の拡散による体積変化に
よるという本質からすると、相変化の感度及び速度が低
く好ましい形態ではなかった。
更には、従来のポリマーゲルを球状で用いた例としては
、森「高分子J Vol、13. No、 145. 
pp。
301−305や、多々良「日本機械学会誌」76巻、
第656号、 pp、40−47等に紹介されているが
、その粒径や組成については不均一なものであった。
(発明が解決しようとしている問題点)上記ポリマーゲ
ルにおいては、体積変化の際の物質の拡散を円滑に行う
為には、表面積が大きい粒状のゲルが好ましい形態であ
ることは明白である。
しかしながら、粒状ポリマーの形成方法として、スチレ
ンの如き非水系モノマーの場合にはバール重合法がよく
使われており、又、水溶性モ、ツマ−の場合には、非水
媒体中にモノマーを乳化させて逆相ミセルを形成して重
合する方法が知られているが、水溶性モノマーについて
は逆相ミセルを形成する為に界面活性剤の選定等、困難
な点が多々存在した。
特に体積変化を呈するアクリルアミド等の重合において
は、低分子架橋剤によるポリマーの架橋を行う必要があ
る為、粒子中の組成均一性が問題であった。つまり、組
成の不均一性は体積変化の不一様性を生じ、その為相転
移がシャープでなくなり、応答速度が遅いといった問題
点が生じていた。
当然のことながら、この様なポリマーゲルを用いて、例
えば、アクチュエータを作成した場合には、刺激に対し
てシャープな応答をせず、従って正確な動作が行われな
かった。
更に固相重合によりポリマーゲルを得て、これを粉砕し
て粒状化する方法もあるが、これらの固相重合した結晶
或いは塊状のポリマーゲルを粉砕して得られる粒状物は
、その組成及び粒径が不均一であり、従ってこれらの粉
砕ポリマーゲルをアクチエエータとして用いる場合には
、迅速且つ正確な動きをさせることは不可能であるとい
う問題点も生じていた。
以上の理由により、ポリマーゲルを用いたアクチュエー
タは、メカニカルなものに比べて応答が遅い、トルクが
少ない、効率が低いという欠点があった。
(本発明の目的) 従って本発明の目的は、組成及び粒度が均一であるポリ
マーゲル及び該ポリマーゲルを用いて上記欠点を解決し
たアクチュエータを提供することである。
(問題点を解決する為の手段及び作用)上記目的を達成
する為、本発明は、例えば、温度に対して相転移点を有
するポリマーを生成させる場合、 (1)重合温度をポリマーゲルの相転移温度以下に温度
制御しながら、千ツマ−の分散及び懸濁重合を行い、膨
潤状態のポリマーゲルを得る。
分散質である生成ポリマーゲル粒子を分散媒や界面活性
剤と分離或いは大きさや組成によって分級するときには
、ポリマーゲルの相転移温度以上に制御し、収縮ゲル状
態にしてポリマーゲルを得るポリマーゲルの製造方法を
提供する。又、(2)重合温度をポリマーゲルの相転移
温度以上に温度制御しながら、モノマーの分散及び懸濁
重合を行い、重合と同時に分散媒や界面活性剤と分離し
た収縮状態のポリマーゲルを得る。
分散質であるポリマーゲル粒子を大きさや組成によって
分級するときには、ポリマーゲルに対していわゆる良溶
媒としての低分子化合物を供給し、膨潤速度の違いによ
ってポリマーゲルを得るポリマーゲルの製造方法を提供
する。更に、(3)上記(1)の操作によって、既にあ
る程度分離又は分級している収縮ポリマーゲルに更に上
記(2)の操作を行い、より粒径と組成の均一なポリマ
ーゲルの製造方法を提供する。
その他に、相転移温度を常温付近に有さないポリマーゲ
ルを生成させる場合にも上記(2)の方法は応用出来、
懸濁重合により収縮状態のポリマーゲルを得て、ポリマ
ーゲルに対していわゆる良溶媒である低分子化合物を供
給し、膨潤速度の違いによって大きや組成の違いによる
分級を行うことによりポリマーゲルを得ることも出来る
要約すれば、本発明では、相転移温度以上ではポリマー
ゲルが収縮し、相転移温度以下では溶媒を一部取り込ん
で膨潤している。
つまり、相転移温度以上では、ポリマーゲルはポリマー
銀量の相互作用が強くなり、収縮して溶媒を架橋網目の
系外に放出することを利用して効果的に分離及び/又は
分級な行うポリマーゲルの製造方法を提供する。
それにより、上記製造方法で得られたポリマーゲルは粒
径のみならず、組成の均一なポリマーゲル粒子とするこ
とが出来る。
上記製造方法でポリマーゲルを形成させると、得られる
ポリマーゲルの平均粒径はO,lから1100uの範囲
内で、粒径分布の標準偏差は平均粒径の前後25%以内
好ましくは20%以内、更には10%以内(例えば、平
均粒径が10μmの時には、標準偏差は2μm以内、更
にはILLm以内を示すということである)とすること
が出来る。
或いは昇温速度毎分1℃で測定したDSC(セイコー電
子(株)製、DSClO)による相転移ピークの幅が1
0℃以内、更には5℃以内のポリマーゲルを得ることが
出来る様になる。
そしてこの様なポリマーゲルをアクチュエータに使用す
ると、シャープに動き且つ高速応答性を有するアクチュ
エータが得られる様になる。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳しく説明
する。
本発明の重合方法が適用し得るポリマーとしては、例え
ば、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニル
アルコール、ポリスチレン等及びそれらの誘導体又はそ
れらの共重合体であり、従って用いられるモノマーとし
ては、例えば1、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル
アミド、メタクリルアミド、酢酸ビニル、スチレン或い
はそれらの誘導体であり、特に好ましいものは(メタ)
アクリルアミド又はそのN−置換誘導体である。その他
のモノマー群としては公知の不飽和カルボン酸及びそれ
らの誘導体も好適に用いられろ。
又、本発明では上記モノマーの単独重合では、水溶性の
ポリマーとなり、ゲルを形成出来ない場合には、上記モ
ノマーに架橋剤を併用して重合するのが好ましい。
架橋剤は分子内に複数の反応基を有する化合物が好適に
用いられる0例えば、分子架橋剤として%N、N’−メ
チレンビスアクリルアミドやジビニルベンゼン等が代表
的である。他には金属イオンによるイオン架橋も用いる
ことが出来る。その使用量は得られるポリマーゲルの相
転移温度等にもよるが、モノマーに対し10モル%から
0.1モル%、より好ましくは1モル%前後である。又
、ガンマ線等の電磁波による架橋も可能である。
本発明では上記の如き架橋剤を含んでもよいモノマーを
分散させる分散媒は、モノマーと相溶しない媒体であり
、モノマーが水溶性モノマーである場合には、n−ヘキ
サン等の如き非水系炭化水素系溶媒が好ましく使用され
る。一方、七ツマ−が水不溶性である場合には、分散媒
として水を用いることが出来る。又、モノマーの分散に
際しては適当な界面活性剤、例えば、モノマーが水溶性
である場合には、例えば、5pan系(Atlas P
owderCo、製)や5p−o系(花王製)等のソル
ビタン系が好ましく使用される。添加量はそのHLB等
にもよるが、分散媒100重量部に対してl乃至10重
量部の範囲である。
モノマーの分散方法としては撹拌、超音波処理等従来公
知の分散方法がいずれもそのまま使用出来るが、分散に
際してモノマーが固化状態では均一粒径の分散が困難で
あるので、モノマーを液状状態とするか、適当な溶剤に
よって溶解して溶液として分散処理するのが好ましい。
又、上記分散液中の七ツマ−の濃度は、70重量%以下
、更には50重量%以下とするのが好ましい。
上記モノマー分散液の重合は従来公知の方法で容易に実
施出来る0例えば、七ツマ−の種類に応じてラジカル重
合、イオン重合、紫外線、電子線、エックス線等の電磁
波或いは熱等が選択して使用される。
重合温度は主にモノマーの種類や重合開始剤によって異
なり、生成ポリマーの相転移温度が低い場合には、前記
の電磁波を用いて重合開始することは一向に差しつかえ
ない。
重合を、前述の様に生成するポリマーゲルの相転移温度
以下の温度で行う場合に、相転移温度以下の温度で重合
を十分に開始し得る重合開始剤としては、イオン重合や
レドックス重合を起こすものが好ましく、例えば、有機
金属化合物、金属アルコララード、アルカリ、アミン等
の求核試薬或いは塩基(以上イオン重合)やアミン−過
硫酸アンモニウムやクメンヒドロペルオキシド−鉄(I
F)等(以上レドックス重合)が代表的に挙げられる。
勿論相転移温度以下の温度で重合が進行する限り上記重
合開始剤に限定されるものではない。
一方、重合を、前述の様に生成するポリマーゲルの相転
移温度以上の温度で行う場合には、重合開始剤は比較的
自由に選択出来、上記の開始剤の外に、例えば、過酸化
ベンゾイル、アゾビスイソブチロニトリル等の熱重合開
始剤や光重合開始剤も用いることが出来る。
更にポリマーゲルの相転移は、前述の如(ポリマーを溶
解及び/又は膨潤させる溶媒をポリマーの系内から系外
へ排除することが相転移の要因となる。
従って得られるポリマーゲルは同−形状且つ同一形態の
もので構成されることが好ましいので、得られたポリマ
ーゲルの分離(単離精製)及び大きさによる分級操作が
重要となる。
ポリマーゲルの分離及び/又は分級の方法としては、自
然沈降や遠心分離等の方法もあるが、沈降分離の原理か
ら溶媒との比重差が太き方が分離能(分級能)が高く、
よって本発明の第一の方法としては、分離・分級の時に
は相転移温度以上の温度にてポリマーを収縮させた状態
で行う方法が挙げられる。これによりポリマーゲル内か
ら溶媒が抽出されポリマーゲル粒子と、溶媒或いは分散
媒との比重差が大きくなり、短時間で高純度のポリマー
ゲルを大きさによって分級した状態で得ることが出来る
。更にこの操作を複数回繰り返すことによって同一形状
のポリマーゲル粒子が得られる。
分離・分級の方法としては、前記の如く自然沈降や遠心
分離等の外に、組成による膨潤速度や膨潤度の違いを使
用する方法がある。
本発明ではポリマーゲルを収縮状態で再分散させ、この
ポリマーゲルを溶媒や溶液等の低分子化合物で溶解・膨
潤させる時の時間的差異や、膨潤比・膨潤度の差異を使
用して大きさのみならず組成による分級も可能となる。
この第二の分離・分級の方法を以下に詳しく説明する。
前記の如きポリマーゲルの分離・分級の方法としては、
自然沈降や遠心分離の方法もあるが、大きさや比重の違
いによる分級の外に、更に組成や物性による分級な可能
なものにする操作としてこの第二の方法が有効である。
先ず、前記膨潤ポリマーゲルを相転移させ、収縮状態と
する。相転移は熱、pH1塩、電場、溶媒組成等なんで
も起こさせることが出来るが、可逆性を考慮すると加熱
が最も好ましいので、以下熱による相転移について例示
する。
相転移温度以上に温度を上げることによりポリマーゲル
が相転移して収縮状態になり、ポリマーゲル系内に包含
されている低分子化合物、一般には溶媒を系外に排除す
る。この時ポリマーゲル密度が上がり凝集沈澱してくる
が、本発明においてはポリマーゲルは微粒子として分散
しているので沈降速度が違い、前記した第一の方法で自
然沈降してくる様な沈降速度が速い場合には1分散媒に
適当な溶媒を添加し、ポリマーゲル粒子と比重(密度)
を適合させ、沈降な週(して実質的に安定に分散させる
この状態においてポリマーゲルを溶解・膨潤し得る低分
子化合物を添加すると、その大きさ及び組成の違いによ
り、膨潤状態或いは膨潤速度が異なって(る、よって沈
降速度にも差が出来、大きさのみならず組成による分級
も可能となる。ここで低分子化合物はポリマーゲルによ
って異なるが、例えば、ポリマーゲルとしてポリアクリ
ルアミドを用いた場合には、低分子化合物は水、メチル
アルコール、エチレングリコール等の純溶媒或いは塩化
ナトリウム水溶液やアセトン−水混合溶液等の溶液が用
いられる。
これらの低分子化合物はポリマーゲルを溶解又は膨潤さ
せるが、その速度或いは限度はポリマーゲルの大きさや
組成によって異なる。ポリマーゲルの粒径が大きいとき
には浸透に要する時間がかかる。又、例えば、架橋密度
が高い程、浸透速度が遅(なり且つその膨潤の限界であ
る膨潤度が小さくなる。或いは、例えば、共重合におい
ては共重合比等によっても膨潤度や溶解の限界である溶
解度が異なる 本来、組成は全てポリマーゲル粒子について均一である
ことが理想的であるが、現実には製造上の理由により粒
子間で組成のばらつきが出ることは避けられない。よっ
て本発明では膨潤或いは溶解に要する時間的或いは限界
の差異を利用してポリマーゲルを分別することを可能と
した。
又、前記の第−及び第二の方法は夫々単独に行っても両
方を組合せて行ってもよい。組合せて行う場合には、第
一の方法が大きさの分級に特に効果的に働き、更に第二
の方法が組成の分級に特に効果的に働くので、より均一
な大きさ且つ均一な組成のポリマーゲル粒子が得られる
以上の様にして分別したポリマーゲルは、動的光散乱法
による粒径測定及びDSC測定等からシャープな相転移
を起こすことが分かった。
ところで、本発明は前記のポリマーゲルの重合並びに分
離及び/又は分級の方法を提供するのみならず、ポリマ
ーゲルの重合時に特徴を持たせることにより、該重合段
階で出来るだけ組成及び粒度が均一となるポリマーゲル
が得られる重合方法、即ち、ポリマーゲルを形成し得る
モノマー又はモノマー溶液を分散媒中に分散させ、上記
モノマー又はモノマー溶液の凝固点以下の温度で重合さ
せることを特徴とするポリマーゲルの製造方法を提供す
るものである。
そして上記重合方法で得られたポリマーゲルは、前記の
第一の方法或いは第二の方法を用いて更に分離及び/又
は分級出来ることはいう迄もない。
以上の如くして提供される本発明のポリマーゲルは、相
転移による膨潤収縮といった変化を利用したアクチュエ
ータ等に応用可能である。該アクチュエータは相転移温
度のばらつきのない本発明のポリマーゲルを用いること
により、応答が速く且つ正確な働きをするアクチュエー
タとなる。
次に前記本発明のポリマーゲルを用いたアクチュエータ
の1例を第1図を参照して説明する。
第1図は本発明において作成したポリマーゲルを用いた
アクチュエータの1例であり、ポリマーゲルの体積変化
に伴なってピストンが横方向に移動し、外界に対して仕
事を為す。
1はピストンのシリンダー、2は溶媒や溶液は透過する
が、ポリマーゲルは透過させない半透膜、3は半透膜2
に固定されているピストン、4は本発明のポリマーゲル
、5はポリマーゲルを溶解・膨潤可能な溶媒や溶液、6
−1及び6−2は電極で、ゲルの膨潤或いは収縮に応じ
て正極又は負極になる。7は電源で必要に応じて正負が
入れ替わる。
第1図においてポリマーゲル4が収縮すると、半透膜2
を介してポリマーゲル内から溶媒が移動し、それに伴な
って半透膜2及びピストン3も移動する。逆にポリマー
ゲルが膨潤するときにはピストンの動きも逆になる。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。
実施例1 分散媒として100mAの流動パラフィンに界面活性剤
5P−010(花王製)を5mQ添加し、窒素ガスでバ
ブリングしながら水冷を1時間行った。
一方、N−イソプロピルアクリルアミド0. 5g、N
、N’−メチレンビスアクリルアミド13.3mg、ア
クリル酸ナトリウム7.5mg及びN、N、N′、N′
−テトラメチルエチレンジアミン6μlを純水9mj2
に溶解し水冷した(A液)。
レドックス重合を行う為に、過硫酸アンモニウム1mg
を純水1mI2に溶解した水溶液(B液)を上記A液に
混合し、この混合液を80Orpmで回転する撹拌子で
撹拌されているフラスコ中の前記分散媒の中に注入し1
時間重合した。重合の間型合液を20±1℃に制御した
この反応溶液を40±1℃に加温し、n−ヘキサン10
0mnを加え、十分撹拌振盪した後、24時間以内に生
じた沈澱を回収した。エバボレークにより残留している
n−ヘキサンを除煤した後、純水300mI2を添加し
24時間撹拌によりゲルを膨潤させた。
更にこの粒状ゲルをミリポア製の加圧式濾過器を用いて
10μmのポアサイズの濾紙で塵や10μm以上の粒径
のゲルを除去した。
この粒状ゲルの粒径を動的光散乱法により測定したとこ
ろ、25℃において平均粒径0.45μmであった(標
準偏差0.1μm)e更にこの状態で2日おいても粒状
ポリマーゲルの体積変化は殆ど起こらず、平均粒径の数
値は一定しており、該状態を膨潤状態とみなせることを
確認した。
これを25℃から40℃の環境下に移し、体積が100
%膨潤から50%膨潤まで収縮するのに要する時間を測
定したところ凡そ1分間であった。40℃における粒径
を測定した結果、平均粒径は0.20μmであった。
40℃において5分間以内に沈降してきたゲルを回収し
て再度25℃の純水中で膨潤させたところ、標準偏差0
.05μmと粒度分布がシャープになり、繰り返し操作
による効果が見られた。
尚、DSC測定では相転移温度は33℃であり、重合温
度20℃は相転移温度以下、単離回収時の温度40℃は
相転移温度以上の温度であることを確認した。
比較例1 実施例1において重合温度を40±1℃に温度制御して
重合したところ、得られた粒子は平均粒径2μm以下で
あったが、粒径の分布が大きく、標準偏差は1μmであ
った。
更にこのゲルは温度変化によって体積変化を起こさない
ものであったので、目的とするアクチュエータには不適
当であった。
比較例2 実施例1において20±1℃で重合したものを、20℃
で実施例1と同様24時間以内に沈澱してくるものを回
収しようとしたが、ゲルは安定に分散していて沈澱して
(るものは少なかった。
これをDSCの測定を行ったところ、凡そ35℃あたり
にブロードなピークを持った相転移が認められた。
実施例2 実施例1において界面活性剤を添加しないで重合反応を
行ったところ、1mm前後のゲル粒子を得た。粒子が大
きいので分散媒から自然沈降してきたゲル粒子を回収し
、DSC測定をしたところブロードなピークであった。
水中で40℃にて収縮させ精製したゲル粒子を再度DS
C測定をしたところ、シャープな相転移を示し、相転移
温度は33℃であった。
実施例3 分散媒として100mJ2のヘキサンに界面活性剤S 
p a n 40 (Atlas Powder Co
、 )を15ml添加し、窒素ガスでバブリングしなが
ら食塩を入れた水中で1時間冷却した。
一方、N−アクリルピペリジン0.5g、N。
N′−メチレンビスアクリルアミド13.3mg及びN
、N、N’、N′−テトラメチルエチレンジアミン6u
lを純水9mf2に溶解し氷冷した(Al液)、このA
l液に過硫酸アンモニウム1mgを純水Imβに溶解し
た水溶液(B液)を混合し、前記分散媒に投入した。ブ
ランソン■製の超音波ホモジナイザーにて1時間攪拌分
散した。
重合反応の間、反応溶液の温度を3℃以下に制御した。
反応後室温に戻したところ、生成したポリマーゲルが沈
澱析出してきた。これを回収し、n−ヘキサン100m
J2を加えて洗浄し、再度沈澱させてポリマーを回収し
た。
5℃に相転移温度を持ち、相転移温度以下における平均
粒径0.2μm及び標準偏差0.05μmのポリマー粒
子を得た。
実施例4 N−イソプロピルメタクリルアミド0.5g、N、N”
−メチレンビスアクリルアミド13.3mg及びN、N
、N′、N’−テトラメチルエチレンジアミン6μlを
純水100mj2に溶解し、窒素ガスで十分にバブリン
グ後、2枚の白金板(幅1cm、長さ5cm、厚さ0.
5mm)を液中に平行に投雪し、1ボルト(vs 5C
E)を40分間印加して、電場によって重合させた。
重合反応の間、反応溶液の温度が30℃を越えない様に
制御した。重合後金体を60℃とし析出したポリマーゲ
ルを回収した。DSC測定から、相転移温度は43℃で
あった。
この収縮状態のポリマーゲルをヘキサン溶媒中で超音波
ホモジナイザーで粉砕・分散し、純水10mβを添加し
た0粒径は小さな、或いは膨潤し易い組成のポリマーゲ
ルが速く沈降して来た。
1時間以内に沈降してきたポリマーゲルを回収して再度
DSC測定をしたところ、相転移ピークの幅が8℃とな
った。
実施例5 分散媒として100rrlのn−ヘキサンに界面活性剤
5P−010(花王製)を5mj2添加し、窒素ガスで
バブリングしながら水冷を1時間行った。
一方、N−イソプロピルアクリルアミド0.5g%N、
N’−メチレンビスアクリルアミド13.3mg及びN
、N、N’、N’−テトラメチルエチレンジアミン6μ
lを純水9m12に溶解し氷冷した(A2液)。
過硫酸アンモニウム1mgを純水1mflに溶解した水
溶液(B液)を上記A2液に混合し、この混合液を80
0rpmで回転する撹拌子で撹拌されているフラスコ中
の前記分散媒の中に注入し1時間重合した0重合の間反
応液の温度を20±1℃に制御した。
この反応溶液を40±1℃に加温し、ポリマーゲルを収
縮させ、ポリプロピレン製の遠心管に入れ3.00Or
pmで遠心分離した。その結果、遠心管の底部から側壁
にかけて白色の沈澱が堆積し、上澄み液をデカンテーシ
目ンにより廃棄した。
続いてポリマーゲルの表面に残留する界面活性剤を洗浄
する為に、n−ヘキサン100mJ2を沈澱に加え十分
に攪拌振盪した後、40±1℃で3、OOOrpmで4
0分間遠心してポリマーゲルを回収した。この操作を2
回繰り返しポリマーゲル(ポリマーゲル1)を得た。n
−ヘキサン300mI2を添加し超音波ホモジナイザー
によりポリマーゲル1を再分散させた。これに低分子化
合物として純水100mβを添加し、1時間攪拌して膨
潤させ、ヘキサン中に分散したポリマーゲルを得た。こ
れをカラム管に詰め、静置し、沈降時間によって分別し
た。
最初の1時間に沈降してきたフラクションについて、粒
状ポリマーゲルの粒径な動的光散乱法により測定したと
ころ、平均粒径0.45μmであった(標準偏差0.0
5μm)s これを第1図示のアクチエエータとして構成し、25℃
から40℃の環境下に移し、体積が100%膨潤から5
0%まで収縮するのに要した時間を測定したところ、約
30秒間かかった。
又、図中の電極を用いて収縮させてもほぼ同様の変化が
見られた。
昇温速度1”c/min、の条件下でのDSC測定では
、相転移温度は33℃で半値幅3℃であり、ポリマーゲ
ルlの半値幅5℃よりもシャープな相転移であることを
確認した。尚、次の1時間のフラクションは平均粒径0
.3μmであった。
実施例6 分散媒として100mj2の流動パラフィンに界面活性
剤S p a n 40 (Atlas Powder
 Co、 )を15mA!添加し、窒素ガスでバブリン
グしながら食塩を入れた水中で1時間冷却した。
一方、N−アクリルピペリジン0.5g、N。
N′−メチレンビスアクリルアミド13.3mg及びN
、N、N’ 、N’ −テトラメチルエチレンジアミン
6μmを純水9m℃に溶解し氷冷した(At液)。
このAt液に過硫酸アンモニウム1mgを純水1mgに
溶解した水溶液(B液)を混合し、前記分散媒に投入し
た。ブランソン■製の超音波ホモジナイザーにて1時間
撹拌分散した。重合反応の間、反応溶液の温度を3℃以
下に制御した。反応後室源に戻したところ、生成したポ
リマーが沈澱析出してきた。これを回収し、エーテル1
00m12を加えて洗浄し、再度沈澱させてポリマーを
回収した。
10℃にてヘキサン100m12に分散懸濁し、純水1
00mβを加え膨潤させた。これを分別し、その中から
5℃に相転移ピークを持ち、相転移温度以下における平
均粒径0.2μm、標準偏差0.05μmのポリマーゲ
ル粒子を得た。
実施例7 実施例5のA2液にアクリル酸?、emgを添加して共
重合した。実施例5と同様の手法にて分別した。初めの
1時間に沈降してきたフラクションにN−イソプロピル
アクリルアミド0.1g当りOmgから1mgのアクリ
ル酸ナトリウムを含むことが分った0次の1時間のフラ
クションは1mgから2.0mgを、残りは2.0mg
以上のアクリル酸ナトリウムを含む組成であることが分
った。
アクリル酸ナトリウムの添加量により膨潤度が異なるこ
とは、塊状重合の結果から分っていたが、従来は粒状に
したポリマーゲルを分別することは不可能であったが、
本発明によれば組成に関して、つまりはポリマーゲルの
膨潤度に関して分別することが出来た。
実施例8 分散媒として100mI2のn−ヘキサンに界面活性剤
5P−010(花王製)を5m12添加し、窒素ガスで
バブリングしながら20℃±1に温度制御した。
一方、N−イソプロピルアクリルアミド0.5g、N、
N’−メチレンビスアクリルアミド13.3mg、アク
リル酸ナトリウム7.5mg及びN、N、N′、N’−
テトラメチルエチレンジアミン6μlを純水9m12に
溶解し氷冷した(A液)。
過硫酸アンモニウム1mgを純水1mβに溶解した水溶
液(B液)を上記A液に混合し、この混合液を80Or
pmで回転する撹拌子で撹拌されているフラスコ中の前
記分散媒の中に注入し分散させた。この反応フラスコを
素早くドライアイス−アセトンの寒剤中に入れ、−5±
1℃に温度制御して1時間重合させた。
上記操作においてN−イソプロピルアクリルアミドやN
、N′−メチレンビスアクリルアミド等を溶解した水溶
液の凝固点は凡そ一1℃であり、この水溶液をn−ヘキ
サン中に分散する時の温度20℃は上記水溶液の凝固点
以上であり、重合時の温度−5℃は凝固点以下であり、
本発明の要件を満足するものである。−5℃において分
散媒であるn−ヘキサンは凝固せず、適度な粘性を持ち
氷結凝固したモノマー水溶液を均一に分散させている。
以下生成ポリマーを分散媒、界面活性剤及び未反応モノ
マー等から分離し、必要に応じて大きさや組成によって
分級する方法も述べる。
上記重合反応溶液なポリプロピレン製の遠心管に入れて
40±1℃に加温し、3.OOOrpmで30分間遠心
分離した。その結果遠心管の底部から側壁にかけて白色
の沈澱が堆積した。上澄み液をデカンテーションにより
廃棄した。
続いて残留する界面活性剤を除去する目的でn−ヘキサ
ン100mρを沈澱に加え、十分撹拌振盪した後、40
±1℃に加温し3,000rpmで40分間遠心分離し
た。沈澱を回収し、n−ヘキサンで洗浄し、遠心分離に
より回収することを2回繰り返した。
エバポレータにより残留しているn−ヘキサンを除去し
た後、純水300m1を添加し24時間撹拌してゲルを
吸水膨潤させた。この状態ではまだ残留上ツマ−や架橋
しなかったポリマー溶液等の不純物が混入している。
これらの不純物を除去する目的で、ポリカーボネイト製
の遠心管に入れ、40±1℃に加温し10、OOOrp
mで40分間遠心分離し、ゲルを沈殿させた。
この時用いた遠心機はトミー精工(株)製R5−20I
Vで、遠心ロータは底部から回転軸迄の半径96mmの
9Nタイプであり、io、oo。
rpmでは約12,0OOGが掛かっている。これより
強い遠心力を掛けるとゲルが潰れて糊状になってしまう
し、これより弱いと粒状ゲルが沈殿しない(密度差が殆
どない為)。
更にこの粒状ゲルをミリポア製の加圧式濾過器を用いて
10μmのポアサイズの濾紙で塵や10μm以上の粒径
のゲルを除去した。
この粒状ゲルの粒径を動的光散乱法により測定したとこ
ろ、平均粒径0.45μmであった(標準偏差0.1μ
m)。これを第1図示のアクチュエータに使用し、25
℃から50℃の環境下に移し、体積が100%膨潤から
50%膨潤迄収縮するのに要する時間を測定したところ
凡そ1分間であった。
実施例9 分散媒として100rrlのヘキサンに界面活性前II
s p  a n 4 0  (Atlas  Pow
der  Co、)  を 1 5m#添加し、窒素ガ
スでバブリングしながら食塩を入れた水中で1時間冷却
した。
一方、N−アクリルとベリジン0.5g、N。
N−メチレンビスアクリルアミド13.3mg及びN、
N、N′、N′−テトラメチルエチレンジアミン6μm
を純粋9+nJ2に溶解し氷冷した(A1)夜)。
過硫酸アンモニウム1mgを純粋1mJ2に溶解した水
溶1ffl(B液)を上記Al液に混合し、この混合液
を前記分散媒に投入し、ブランソン株製の超音波ホモジ
ナイザーにて5℃で1分間攪拌分散した。分散後直ちに
反応溶液の温度を一5℃以下に制御した0重合反発後室
温に戻したところ、生成したポリマーゲルが沈澱析出し
てきた。これを回収しn−ヘキサン100mJ2を加え
て洗浄し再度沈殿させてポリマーゲル粒子を回収した。
上記のポリマーゲル粒子は5℃に相転移温度を持ち、相
転移温度以下の温度における平均粒径0.2μm1標準
偏差0.05μmのポリマーゲル粒子であった。
実施例10 アクリルアミド(融点84.5℃)5gを100mI2
のn−へブタン中で90℃に加熱し溶融した。超音波ホ
モジナイザーで5分間撹拌振盪して分散させた。これを
25℃迄5℃/min、の速度で冷却し、分散状態のま
ま固化させた。これにガンマ−線を照射して重合させ、
生成したポリマーを遠心分離により回収し、100m1
2の純水を加えて吸水膨潤させた。その結果粒径0.5
μmの均一なポリマーゲル粒子を得た。
実施例11 N−メチロールアクリルアミド(融点65℃)5gを過
酸化ベンゾイル0.1gと共にキシレン中で70℃にて
超音波で撹拌振盪して分散せしめた。分散後直ちに60
℃に冷却してN−メチロールアクリルアミド粒子を固化
した。このまま60℃に1時間制御して重合を完結させ
た。ポリマー粒子を回収して純水100mj2加えて膨
潤させポリマーゲル粒子を得た。
(発明の効果) 以上の如(本発明によれば、ポリマーゲルを大きさだけ
ではなく、組成による膨潤状態の違いに関して分別する
ことが出来た。これによりシャープな相転移を起こすポ
リマーゲルを得たので、アクチュエータとしたときに迅
速且つ正確な動きをさせることが出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のアクチ二二一タの1例の構成を説明す
る図である。 1;シリンダー 2;半透膜 3;ピストン 4;本発明のポリマーゲル 5;溶媒又は溶液 6;電極 7;電源 特許出願人   キャノン株式会社 覧と冷1′

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリマーゲルを形成し得るモノマーを、得られる
    ポリマーゲルの相転移温度以下の温度で重合させ、生成
    したポリマーゲルを相転移温度以上の温度で分離及び/
    又は分級することを特徴とするポリマーゲルの製造方法
  2. (2)モノマーが(メタ)アクリルアミド又はその誘導
    体である請求項1に記載のポリマーゲルの製造方法。
  3. (3)モノマーが不飽和カルボン酸又はその誘導体であ
    る請求項1に記載のポリマーゲルの製造方法。
  4. (4)(メタ)アクリルアミド又はその誘導体からなる
    モノマーと不飽和カルボン酸又はその誘導体からなるモ
    ノマーとを共重合させる請求項1に記載のポリマーゲル
    の製造方法。
  5. (5)ポリマーゲルを形成するモノマーを重合させてポ
    リマーゲルを形成した後、該ポリマーゲルを溶解・膨潤
    させる低分子化合物を添加することによりポリマーゲル
    の分離及び/又は分級を行うことを特徴とするポリマー
    ゲルの製造方法。
  6. (6)ポリマーゲルを形成し得るモノマーを、得られる
    ポリマーゲルの相転移温度以上の温度で重合させる請求
    項5に記載のポリマーゲルの製造方法。
  7. (7)モノマーが(メタ)アクリルアミド又はその誘導
    体である請求項5又は6に記載のポリマーゲルの製造方
    法。
  8. (8)モノマーが不飽和カルボン酸又はその誘導体であ
    る請求項5又は6に記載のポリマーゲルの製造方法。
  9. (9)(メタ)アクリルアミド又はその誘導体からなる
    モノマーと不飽和カルボン酸又はその誘導体からなるモ
    ノマーとを共重合させる請求項5又は6に記載のポリマ
    ーゲルの製造方法。
  10. (10)ポリマーゲルを形成するモノマーを、得られる
    ポリマーゲルの相転移温度以下の温度で重合させ、生成
    したポリマーゲルを相転移温度以上の温度で分離及び/
    又は分級し、更に該ポリマーゲルに溶解・膨潤させる低
    分子化合物を添加し、ポリマーゲルの分離及び/又は分
    級を行うことを特徴とするポリマーゲルの製造方法。
  11. (11)モノマーが(メタ)アクリルアミド又はその誘
    導体である請求項10に記載のポリマーゲルの製造方法
  12. (12)モノマーが不飽和カルボン酸又はその誘導体で
    ある請求項10に記載のポリマーゲルの製造方法。
  13. (13)(メタ)アクリルアミド又はその誘導体からな
    るモノマーと不飽和カルボン酸又はその誘導体からなる
    モノマーとを共重合させる請求項10に記載のポリマー
    ゲルの製造方法。
  14. (14)ポリマーゲルを形成し得るモノマー又はモノマ
    ー溶液を分散媒中に分散させ、上記モノマー又はモノマ
    ー溶液の凝固点以下の温度で重合させることを特徴とす
    るポリマーゲルの製造方法。
  15. (15)モノマーが(メタ)アクリルアミド又はその誘
    導体である請求項14に記載のポリマーゲルの製造方法
  16. (16)モノマーが不飽和カルボン酸又はその誘導体で
    ある請求項14に記載のポリマーゲルの製造方法。
  17. (17)(メタ)アクリルアミド又はその誘導体からな
    るモノマーと不飽和カルボン酸又はその誘導体からなる
    モノマーとを共重合させる請求項14に記載のポリマー
    ゲルの製造方法。
  18. (18)平均粒径が0.1乃至100μmの間であり、
    粒径分布の標準偏差が平均粒径の25%以内であること
    を特徴とするポリマーゲル。
  19. (19)昇温速度毎分1℃で測定したDSCによる相転
    移ピークの幅が10℃以内であることを特徴とするポリ
    マーゲル。
  20. (20)ポリマーゲルが(メタ)アクリルアミド又はそ
    の誘導体からなる請求項18又は19に記載のポリマー
    ゲル。
  21. (21)ポリマーゲルが不飽和カルボン酸又はその誘導
    体からなる請求項18又は19に記載のポリマーゲル。
  22. (22)ポリマーゲルが(メタ)アクリルアミド又はそ
    の誘導体からなるモノマーと不飽和カルボン酸又はその
    誘導体からなるモノマーとの共重合体である請求項18
    又は19に記載のポリマーゲル。
  23. (23)請求項18又は19項に記載のポリマーゲルか
    らなるアクチュエータ。
JP26023889A 1988-10-21 1989-10-06 ポリマーゲル製造方法、ポリマーゲル及びアクチュエータ Pending JPH03701A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26023889A JPH03701A (ja) 1988-10-21 1989-10-06 ポリマーゲル製造方法、ポリマーゲル及びアクチュエータ

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-264027 1988-10-21
JP26402788 1988-10-21
JP63-270886 1988-10-28
JP1-36320 1989-02-17
JP26023889A JPH03701A (ja) 1988-10-21 1989-10-06 ポリマーゲル製造方法、ポリマーゲル及びアクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03701A true JPH03701A (ja) 1991-01-07

Family

ID=26544514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26023889A Pending JPH03701A (ja) 1988-10-21 1989-10-06 ポリマーゲル製造方法、ポリマーゲル及びアクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03701A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5976648A (en) * 1995-12-14 1999-11-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Synthesis and use of heterogeneous polymer gels
JP2003039371A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Sharp Corp アクチュエータ、それを用いた駆動体、ロボット、および羽ばたき移動装置
JP2007530765A (ja) * 2004-04-02 2007-11-01 アグロシールド リミテッド ライアビリティー カンパニー 物質を損害から防護するための組成物および方法
JP2020002250A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 学校法人東京理科大学 分散物及びその製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5976648A (en) * 1995-12-14 1999-11-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Synthesis and use of heterogeneous polymer gels
US6194073B1 (en) 1995-12-14 2001-02-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc Synthesis and use of heterogeneous polymer gels
JP2003039371A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Sharp Corp アクチュエータ、それを用いた駆動体、ロボット、および羽ばたき移動装置
JP4601217B2 (ja) * 2001-07-30 2010-12-22 シャープ株式会社 アクチュエータ、それを用いた駆動体、ロボット、および羽ばたき移動装置
JP2007530765A (ja) * 2004-04-02 2007-11-01 アグロシールド リミテッド ライアビリティー カンパニー 物質を損害から防護するための組成物および方法
US7786194B2 (en) 2004-04-02 2010-08-31 Agroshield, Llc Compositions and methods for protecting materials from damage
JP2020002250A (ja) * 2018-06-27 2020-01-09 学校法人東京理科大学 分散物及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0365011B1 (en) A polymer gel manufacturing method, a polymer gel and an actuator employing the same
CN107868161B (zh) 一种聚合物空心微胶囊的制备方法和其应用
Zehm et al. Synthesis of diblock copolymer nanoparticles via RAFT alcoholic dispersion polymerization: Effect of block copolymer composition, molecular weight, copolymer concentration, and solvent type on the final particle morphology
JP6733900B2 (ja) 分離用担体、分離用担体の製造方法、カラム、及び、液体クロマトグラフィー用装置又は固相抽出用装置
JP4190239B2 (ja) コロイド結晶体及びその製造方法
Rymaruk et al. Raft dispersion polymerization of benzyl methacrylate in silicone oil using a silicone-based methacrylic stabilizer provides convenient access to spheres, worms, and vesicles
JP7049021B1 (ja) 多孔質微細構造の製造方法
Hoffmann et al. Dumbbell-shaped polyelectrolyte brushes studied by depolarized dynamic light scattering
JP2000191818A (ja) 多孔質微粒子の製造方法
Itoh et al. Nonspherical uniaxial azobenzene polymer particles and their shape changes under UV-or white-light irradiation for stimuli-response applications
Hentze et al. Templating vesicles, microemulsions, and lyotropic mesophases by organic polymerization processes
JPH03701A (ja) ポリマーゲル製造方法、ポリマーゲル及びアクチュエータ
EP1242490A1 (en) Single stage seed polymerisation for the production of large polymer particles with a narrow size distribution
JPH04132705A (ja) 水溶性ポリマー微粒子の製造方法
JP3861162B2 (ja) 表面凹部を多数有する高分子微粒子の製造方法
JP4286448B2 (ja) 重合方法および生成物ならびに生成物の使用
CN108129599B (zh) 一种表面具有微孔道中空聚合物塑性微球及其制备方法和应用
JPH06107709A (ja) 多孔性重合体粒子の製造方法
Blondeau et al. Ultrasound suspension polymerization method for preparation of 2-hydroxyethylmethacrylate macroporous copolymers
JP2849146B2 (ja) 板状ポリマー微粒子及びその製造法
JPH0737499B2 (ja) 空孔を有する疎水性重合体粒子及びその製造方法
KR100429470B1 (ko) 팽윤/상분리법을 이용한 고분자-액정 마이크로캡슐의 제조
JPS61225254A (ja) 均一粒径微粒子及びその製造方法
CN108129602B (zh) 一种表面具有微孔道中空聚合物弹性微球及其制备方法和应用
JPH0410886B2 (ja)